JP4536633B2 - 記録装置、並びにプログラムおよびその記録媒体 - Google Patents

記録装置、並びにプログラムおよびその記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP4536633B2
JP4536633B2 JP2005302367A JP2005302367A JP4536633B2 JP 4536633 B2 JP4536633 B2 JP 4536633B2 JP 2005302367 A JP2005302367 A JP 2005302367A JP 2005302367 A JP2005302367 A JP 2005302367A JP 4536633 B2 JP4536633 B2 JP 4536633B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
stream
unit
operation command
command
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005302367A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007116214A (ja
Inventor
靖人 宮家
達也 及川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2005302367A priority Critical patent/JP4536633B2/ja
Publication of JP2007116214A publication Critical patent/JP2007116214A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4536633B2 publication Critical patent/JP4536633B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

本発明は、デジタル符号化されたAVストリーム(動画像、静止画像、音声などをデジタル化したストリーム)の記録装置、再生装置、記録再生装置に関するものである。
近年、デジタル方式によるテレビ放送で送出されるAVストリームをデジタル方式で記録する記録再生装置が登場している。また、アナログ方式によるテレビ放送のデジタル符号化手段が安価かつ容易に実現できるようになっており、アナログ放送によるテレビ放送をデジタル方式で記録する記録再生装置が増加している。
さらに、放送系以外のパッケージメディアにおいても、ビデオCDやDVDに続き、次世代ディスクメディアの登場が近年中に予定されており、今後ますますデジタル方式によるAVストリーム記録再生装置の普及が加速することが予想される。
ところで、デジタル方式による記録再生装置では、従来テープメディアが主にコスト的な理由で多用されてきたが、符号化技術と記録密度の向上にしたがってディスクメディアの利用が主流となりつつある。
ディスクメディアは、記録ヘッドのシークが非常に高速であるため、ランダムアクセス性に優れている。また、ディスクメディアは、テープメディアでは実現困難であった記録と再生の同時実行、あるいは複数のAVストリームの同時記録や同時再生、AVストリームと他のデータ放送等のデータの同時記録などを実現可能であるという利点がある。特に、HDD(ハードディスクドライブ)は、現在利用されている他のディスクメディアよりも大容量であり、記録・再生時のデータ転送速度にも優れている。このため、デジタル放送の受信機に内蔵したり、DVDなど他の記録メディアと組み合わせた構成にしたりするなどして、複数のAVストリーム、データを見かけ上同時に扱うことでユーザーの利便性を向上させた記録再生装置が登場している。なお、特許文献1には、デジタル符号化されたAVストリームとデータ放送を同時処理可能な記録再生装置が開示されている。
図7は、AVストリームの記録・再生を行う従来の記録再生装置の一例を示すブロック図である。この図に示すように、記録再生装置100は、アンテナ101、チューナ102、復調部103、AVストリーム選択部104、AVストリーム記録用バッファ105、記録部106、AVストリーム再生用バッファ107、復号部108、映像出力装置109を備えている。
アンテナ101は、デジタル放送局から送信された高調波信号を受信し、チューナ102に出力する。チューナ102は、アンテナ101の受信した高周波信号から所定の帯域を選択的に増幅し、周波数変換を行って復調部103に出力する。復調部103は、チューナ102から入力された信号(変調信号)を復調してデジタルデータに変換し、AVストリーム選択部104に出力する。AVストリーム選択部104は、復調部103から入力されたデジタルデータを、パケットIDごとに仕分けをすることで、AVストリームとして再構成し、AVストリーム記録用バッファ105に出力する。AVストリーム選択部104からの出力はAVストリーム記録用バッファ105を経由して記録部106に記録される。
記録部106に記録されたAVストリームを再生するときには、記録部106から読み出されたAVストリームがAVストリーム再生用バッファ107を経由して復号部108に入力される。復号部108は、AVストリーム再生用バッファ107から入力されたAVストリームを復号して映像出力可能な信号に変換し、映像出力装置109に出力する。映像出力装置109は、復号部108から入力された信号を表示する。
なお、AVストリームの記録再生装置では、等時性(isochronous性)が要求される。すなわち、AVストリームの記録再生装置では、機器ごとの処理速度の違いは許容されず、連続的かつ周期的なデータであるAVストリームをデータのアンダーランを発生することなく記録・再生することが要求される。このため、アンダーランを防ぐために、AVストリームの記録再生装置では、十分な容量のバッファ(AVストリーム記録用バッファ,AVストリーム再生用バッファ)を装備し、このバッファを管理することが重要である。
特に、デジタル放送の技術向上による送出AVストリームのビットレート(単位時間あたりのデータ容量)の増大、ディスクメディアの性能向上による複数AVストリームの同時記録、ユーザー利便性の向上のためのAVストリームの記録および再生の同時実行などに対応するためには、記録メディア駆動装置(ドライブ)に内蔵されたキャッシュに加えて、処理装置にバッファが必要である。なお、バッファはディスクメディアのアクセスタイミングと処理装置側のタイミングの整合を取る目的で使用され、半導体の記憶装置が使用されることが多い。
通常、バッファを各処理系ごとに設け、各処理系で要求される性能と容量の最大値を確保する必要がある。一方で、記録再生装置を低廉化するためには、バッファの容量を小さくすることが望まれる。
なお、特許文献2には、AVストリームの記録再生装置とは技術分野が異なるが、ハードディスクを備えた画像形成装置において、消去処理よりも優先順位の高い処理がある場合に、消去処理を保留する技術が開示されている。また、特許文献2には、1回の消去にかける時間である1消去時間をハードディスクの転送能力に基づいて設定することが記載されている。
特開2004−159231号公報(公開日:2002年11月8日) 特開2005−203066号公報(公開日:2005年7月28日)
しかしながら、上記従来のAVストリームの記録再生装置では、特に、AVストリームの記録・再生処理中に、AVストリームの記録・再生以外の記録部に対する操作処理を行う場合、大容量のバッファ(AVストリーム記録用バッファ・AVストリーム再生用バッファ)が必要であるという問題がある。
この点について、より詳細に説明する。近年のAVストリームの記録再生装置の中には、ユーザーの利便性向上のために、AVストリームの記録・再生以外の記録部に対する操作処理(例えば、既に記録部に記録済みのAVストリームのファイル削除や編集、移動、新たなファイルの作成などのファイル操作処理)を行える機能を備えたものがある。
図8は、記録部にAVストリームの記録命令およびファイル操作命令が入力されるタイミング、および、各処理のために記録部へのアクセス(AVストリームを記録する記録媒体へのアクセス)が占有される期間の一例を示した説明図である。横軸は時間tの経過を示している。なお、図8の下段はファイル操作命令がない状態(定常状態)でAVストリームを記録部に記録する場合を示しており、上段はAVストリームを記録部に記録している期間中にファイル操作処理が発生した場合を示している。
下段の図に示すように、定常状態でAVストリームを記録する場合、時刻t0,t1,t2,・・・で記録部にAVストリーム記録命令が入力されると、即時に記録処理が実行され、trecの期間だけ記録処理が行われる。つまり、記録処理はそれぞれ時刻(t0+trec)、(t1+trec)、(t2+trec)に終了する。
ところが、上段の図に示すように、AVストリームの記録命令が入力される時刻t1の直前の時刻txに処理時間tfを必要とするファイル処理命令が記録部に入力された場合、ファイル操作処理が終了する時刻tx+tfが時刻t1より遅い時刻であると、ファイル操作処理命令が入力されない場合よりも2回目のAVストリーム記録処理命令の実行が時間((tx+tf)−t1)だけ遅延する。なお、ファイル操作処理命令の入力タイミングが時刻t1に近いほど、AVストリーム記録処理命令の遅延は大きくなり、その時間は最大でtfとなる。
このように、AVストリームの記録部への記録・再生を行っている期間中に、AVストリームの記録・再生以外の記録部に対するファイル操作処理を行う場合には、ファイル操作のためのアクセス中にはAVストリームの記録・再生処理を行うことができないので、ファイル操作のためのアクセスが終了するまで記録・再生処理の実行を待つ必要がある。したがって、AVストリーム記録中にファイル操作が発生しない場合に必要なバッファ容量に加えて、上記のように記録・再生処理の実行を待っている間にも受信し続けるAVストリームデータを保存しておくためのバッファが必要となっていた。
なお、上記特許文献2は、画像形成装置に関する技術であり、AVストリームの記録再生装置のように、等時性を維持するためのバッファを備えていない。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、AVストリームの記録および/または再生処理中に、記録部へのアクセスを要する他の操作処理を行える記録装置、再生装置、記録再生装置において、AVストリームの等時性を維持するために必要なバッファ容量を低減することにある。
本発明の記録装置は、上記の課題を解決するために、デジタル符号化されたAVストリームを記録する記録手段と、上記記録手段に記録するAVストリームを一時的に記憶する記録用バッファとを備えた記録装置であって、上記記録手段に対するAVストリームの記録操作命令以外の操作命令を複数回の命令に分割する操作分割部を備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、記録操作命令(記録命令)以外の操作命令を複数回の命令に分割することで、当該操作命令を実行するための一回あたりの処理時間を短縮できる。したがって、AVストリームの記録操作命令が実行されるまでの待ち時間を短縮できる。これにより、AVストリームの等時性を維持するために必要な記録用バッファの容量を削減することができる。
本発明の再生装置は、上記の課題を解決するために、デジタル符号化されたAVストリームを記録する記録手段と、上記記録手段から読み出されたAVストリームを一時的に記憶する再生用バッファとを備えた再生装置であって、上記記録手段に対するAVストリームの読み出し命令以外の操作命令を複数回の命令に分割する操作分割部を備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、再生操作命令(再生命令)以外の操作命令を複数回の命令に分割することで、当該操作命令を実行するための一回あたりの処理時間を短縮できる。したがって、AVストリームの再生操作命令が実行されるまでの待ち時間を短縮できる。これにより、AVストリームの等時性を維持するために必要な再生用バッファの容量を削減することができる。
本発明の記録再生装置は、上記の課題を解決するために、デジタル符号化されたAVストリームを記録する記録手段と、上記記録手段に記録するAVストリームを一時的に記憶する記録用バッファと、上記記録手段から読み出されたAVストリームを一時的に記憶する再生用バッファとを備えた記録再生装置であって、上記記録手段に対するAVストリームの記録操作命令または再生操作命令以外の操作命令を複数回の命令に分割する操作分割部を備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、記録操作命令または再生操作命令以外の操作命令を複数回の命令に分割することで、当該操作命令を実行するための一回あたりの処理時間を短縮できる。したがって、AVストリームの記録操作命令または再生操作命令が実行されるまでの待ち時間を短縮できる。これにより、AVストリームの等時性を維持するために必要な記録用バッファおよび再生用バッファの容量を削減することができる。
また、上記の記録装置または再生装置または記録再生装置において、上記記録手段は、入力された各操作命令を、入力された順に実行する構成としてもよい。
上記の構成によれば、記録操作命令または再生操作命令以外の操作命令が複数回の命令に分割されて記録手段に入力される。また、記録手段は入力された各操作命令を入力された順に実行する。したがって、記録操作命令または再生操作命令以外の操作命令が実行されている期間中に記録操作命令または再生操作命令が入力されたとしても、上記記録操作命令または再生操作命令以外の操作命令の1回あたりの処理時間が短いので、AVストリームの記録操作命令または再生操作命令が実行されるまでの待ち時間を短縮できる。これにより、AVストリームの等時性を維持するために必要な記録用バッファおよび再生用バッファの容量を削減することができる。
また、上記の記録装置または再生装置または記録再生装置において、上記記録手段に入力される各操作命令を、予め設定された優先度に応じた順序に並び替えるスケジューリング部を備え、上記記録手段は、各操作命令を上記並び替えられた順序で実行する構成としてもよい。
上記の構成によれば、記録手段に入力される各操作命令を予め設定した優先度に応じた順序で実行させることができる。したがって、例えば記録操作命令および/または再生操作命令の優先度を他の操作命令の優先度よりも高く設定しておくことで、AVストリームの記録処理および/または再生処理を優先的に実行させることができる。これにより、AVストリームの記録操作命令および/または再生操作命令が実行されるまでの待ち時間をさらに短縮できるので、AVストリームの等時性を維持するために必要な記録用バッファおよび/または再生用バッファの容量をさらに削減することができる。
なお、上記記録装置、再生装置、記録再生装置は、コンピュータによって動作させられるものであってもよく、その場合には、コンピュータを上記操作分割部として機能させるプログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に含まれる。
以上のように、本発明の記録装置は、記録手段に対するAVストリームの記録操作命令以外の操作命令を複数回の命令に分割する操作分割部を備えている。また、本発明の再生装置は、記録手段に対するAVストリームの再生操作命令以外の操作命令を複数回の命令に分割する操作分割部を備えている。また、本発明の記録再生装置は、記録手段に対するAVストリームの記録操作命令および再生操作命令以外の操作命令を複数回の命令に分割する操作分割部を備えている。
それゆえ、したがって、AVストリームの記録操作命令が実行されるまでの待ち時間を短縮できるので、AVストリームの等時性を維持するために必要な記録用バッファの容量を削減することができる。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態について説明する。図1は、本実施形態にかかる記録再生装置1の概略構成を示すブロック図である。
この図に示すように、記録再生装置1は、制御部10、アンテナ11、チューナ12、復調部13、AVストリーム選択部14、記録用バッファ15、記録部16、再生用バッファ17、復号部18、映像出力装置19、操作入力部20、ファイル操作分割部21を備えている。
アンテナ11は、デジタル放送局から送信された高調波信号を受信し、チューナ12に出力する。チューナ12は、アンテナ11の受信した高周波信号から所定の帯域を選択的に増幅し、周波数変換を行って復調部13に出力する。復調部13は、チューナ12から入力された信号(変調信号)を復調してデジタルデータに変換し、AVストリーム選択部14に出力する。AVストリーム選択部14は、復調部103から入力されたデジタルデータを、パケットIDごとに仕分けをすることで、AVストリームとして再構成し、記録用バッファ15に出力する。
記録用バッファ(AVストリーム記録用バッファ)15は、AVストリーム選択部14から入力されたAVストリームを一時的に記憶(保存)するとともに、記憶したAVストリームを所定のタイミングで所定量ずつ記録部16に出力するものである。つまり、AVストリーム選択部14からの出力は記録用バッファ15を経由して記録部16に記録される。これにより、記録用バッファ15に入力されるAVストリームのデータ転送速度と、記録部16における記録処理速度との差を補うようになっている。なお、制御部10が記録用バッファ15に記憶されたAVストリームを読み出し、それを記録部16に出力して記憶させるようにしてもよい。
記録部(記録手段)16は、AVストリームを記録するものであり、記録部16は、AVストリームのファイルを含むデータを書き込まれる記録媒体と、上記記録媒体にデータを書き込む書込手段と、上記記録媒体に書き込まれたデータを読み出す読出手段とを備えている(いずれも図示せず)。なお、記録部16に備えられる記録媒体は特に限定されるものではないが、例えば、CD(compact disc)やDVD(digital versatile disc)等の光ディスク、ハードディスク、MD(mini disc)等の磁気ディスク、MO(magnetic optical disc)等の光磁気ディスク、ICカード,光カード等のメモリカード、マスクROM,EPROM,EEPROM,フラッシュROM等の半導体メモリーなどを用いることができる。
再生用バッファ(AVストリーム再生用バッファ)17は、記録部16から読み出されたAVストリームを一時的に記憶するとともに、記憶したAVストリームを所定のタイミングで所定量ずつ復号部18に出力するものである。つまり、記録部16から読み出されたAVストリームは、再生用バッファ17を経由して復号部18に出力される。これにより、記録部16における読み出し速度と復号部17以降の処理におけるデータ転送速度との差を補うようになっている。なお、制御部10が再生用バッファ17に記憶されたAVストリームを読み出し、それを復号部18に出力するようにしてもよい。
復号部18は、再生用バッファ17から入力されたAVストリームを復号して映像出力可能な信号に変換し、映像出力装置19に出力する。映像出力装置19は、復号部18から入力された信号を表示する。
操作入力部20は、ユーザーからの指示を受け付けて制御部10に伝達するインターフェースである。ユーザーは、この操作入力部20を介して、受信する周波数の指示、受信したAVストリームを記録部16に記録させるための指示、記録部16に記録されたAVストリームを再生させるための指示、AVストリームの記録・再生以外の記録部16に対する操作処理(例えば、既に記録部16に記録済みの各種ファイルの削除や編集など)の指示、などを入力し、制御部10に伝達させることができる。
制御部10は、記録再生装置1における各部の動作を制御するものである。つまり、制御部10は、操作入力部20を介して入力されるユーザーからの指示等に基づいて、記録再生装置1における各部の動作を制御する。
ファイル操作分割部21は、AVストリームの記録・再生処理中に、AVストリームの記録・再生以外の記録部16に対する操作処理(例えば、既に記録部16に記録済みの各種ファイルの削除や編集、新たなファイルの作成など)を行う場合に、当該操作処理を記録部16に実行させるためのファイル操作命令を複数の命令に分割して記録部16に入力し、実行させるものである。なお、ファイル操作分割部21は、制御部10の一部として備えられてもよい。
ここで、AVストリームの記録・再生以外の記録部16に対する操作処理を複数の処理に分割して実行する場合の一例について説明する。図2は、操作入力部20を介して記録部16に対するファイル操作指示があった場合の、制御部10の処理の流れを示すフローズである。
この図に示すように、制御部10は、操作入力部20を介してユーザーから入力された記録部16に対するファイル操作指示(例えば、記録部16に記録されているAVストリームの削除命令など)を受け付けると(S1)、AVストリームの記録および/または再生中であるかどうかを判断する(S2)。
そして、AVストリームの記録および/または再生中ではないと判断した場合、制御部10は、操作入力部20を介して入力されたファイル操作指示に基づくファイル操作命令を記録部16に入力し、記録部16にそのファイル操作を実行させ(S3)、処理を終了する。
一方、AVストリームの記録および/または再生中ではあると判断した場合、制御部10は、操作入力部20を介して入力されたファイル操作指示に基づくファイル操作命令をファイル操作分割部21に入力し、当該ファイル操作命令を複数の命令(N回の操作命令(Nは2以上の自然数))に分割させ、分割したファイル操作命令を記録部16に順次入力させる(S4)。なお、記録部16へのファイル操作命令の入力は、分割した全てのファイル操作命令の入力が完了するまで順次行われる。
ここで、ファイル操作命令の分割数は、分割後の各操作命令についての処理時間が、AVストリームの等時性を確保するために許容されるAVストリームの記録命令および再生命令の遅延時間(記録命令および再生命令以外の操作命令がない場合に、記録命令または再生命令が実行開始される時刻から、記録命令および再生命令以外の操作命令がある場合に、記録命令または再生命令が実行開始される時刻までの遅延時間)の最大値以下になるように設定する。
なお、上記の遅延時間の最大値は、記録用バッファ15および再生用バッファ17の容量と、記録部16における書き込み速度,読み出し速度によって決まる。したがって、容量の小さい記録用バッファ15および再生用バッファ17を用いてもAVストリームの等時性を確保できるように、ファイル操作命令の分割数を決めればよい。また、再生時には、等時性を確保するとともに、AVストリーム(例えば動画像,音声等)の連続性を損なうことなく再生できるように、ファイル操作命令の分割数を決めることが好ましい。
ファイル操作命令の分割数は、例えば、分割後のファイル操作命令についての1回のファイル操作時間が0.1秒未満になるように設定することが好ましく、0.01秒以下になることがより好ましい。
また、1回のファイル操作量(例えば削除するファイルのサイズ)が所定のサイズ以下になるように設定することで、分割後の各操作命令についての処理時間が、等時性を確保するための最大許容時間以下になるようにしてもよい。例えば、記録済みの10GB(10,000,000,000バイト)のAVストリームの削除処理命令を分割する場合に、2GB(2,000,000,000バイト)ずつ5回の削除を行うよう削除処理命令を分割してもよい。
また、制御部10は、S4の処理と並行して、AVストリームおよびそのデータ記録命令を記録用バッファ15から記録部16に入力する(S5)。なお、データ記録命令は、制御部10の指示に応じて記録用バッファ15が記録部16に出力してもよく、制御部10が記録部16に直接入力してもよい。また、AVストリームについても、記録用バッファ15から記録部16に出力するようにしてもよく、制御部10が記録用バッファ15から読み出して記録部16に出力するようにしてもよい。データ記録命令の入力は、AVストリームの記録が終了するまで継続して行われる。
また、ここではAVストリームの記録処理を行う場合について説明したが、再生処理についても略同様である。つまり、再生処理を行う場合、制御部10は、S4の処理と並行して、AVストリームのデータ読み出し命令を記録部16に入力する(S5)。なお、データ読み出し命令は、制御部10の指示に応じて再生用バッファ17が記録部16に出力してもよく、制御部10が記録部16に直接入力してもよい。また、AVストリームについても、記録部16から再生用バッファ17に出力するようにしてもよく、制御部10が記録部16から読み出して再生用バッファ17に出力するようにしてもよい。
さらに、制御部10は、記録部16に、入力された命令を到着順(記録部16に入力された順)で実行させ(S6)、処理を終了する。より詳細には、記録部16は、入力された命令を記憶する命令バンク(命令記憶部、図示せず)を備えており、入力された命令を順次蓄積し、蓄積された命令を順次実行するようになっている。なお、この命令バンクは、AVストリームを記録する記録媒体とは異なる記録媒体を用いている。したがって、入力された命令を命令バンクに記憶させる際には、AVストリームを記録する記録媒体へのアクセス(本明細書では記録部16へのアクセスと称する)は伴わない。
図3は、処理時間tfを必要とするファイル処理命令をN回の処理に分割する場合の、記録部にAVストリームの記録命令とファイル操作命令とが入力されるタイミング、および、各処理のために記録部へのアクセスが占有される期間の一例を示した説明図である。
この図に示すように、処理時間tfを必要とするファイル操作処理がN回の処理に分割され、各ファイル操作処理の所要時間は(tf/N)に短縮される。本実施形態では、記録部16が入力された命令を到着順に実行するように設定しているので、AVストリーム記録処理の実行の遅延時間は最大でも(tf/N)に短縮される。つまり、従来の記録再生装置における遅延時間は最大でtfであったのに対して、本実施形態ではファイル操作分割部21によってファイル操作処理を任意の回数(N回)に分割することにより、1回のファイル操作処理(分割された各ファイル操作処理)を実行するために必要な時間を短くし、AVストリーム記録処理命令が実行されるまでの待ち時間を1/N倍に短縮できる。
したがって、AVストリームの等時性を維持するために必要な記録用バッファ15の容量を削減することができる。また、AVストリームの再生処理中に記録部へのアクセスを要する他の操作処理を行う場合にも同様の処理を行うことで、AVストリームの等時性を維持するために必要な再生用バッファ17の容量を記録用バッファ15と同様に削減できる。
つまり、従来の記録再生装置では、記録済みのAVストリームに対する削除や編集などのファイル操作を一度に行うので、記録部16へのアクセスが当該ファイル操作のために占有される時間が長かった。これに対して、本実施形態にかかる記録再生装置1では、ファイル操作を分割して処理し、分割されたファイル操作の合間にAVストリームの記録・再生処理を行えるので、AVストリームの等時性を維持するために必要な記録用バッファおよび再生用バッファの容量を増大させることなく、AVストリームの記録・再生処理と、削除や編集などのファイル操作とを同時処理することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1で説明した各部材と同様の機能を有する部材については、同じ符号を用い、その説明を省略する。
実施形態1で説明した記録再生装置1では、ファイル操作分割部21によってファイル操作処理を分割して実行することが可能となるが、分割された各ファイル操作命令が一度に記録部16へ出力され、その直後にAVストリーム記録命令が記録部16に入力された場合には、ファイル操作命令がすべて実行されるまでAVストリーム記録命令が実行されないという状態が起こりうる。
そこで、本実施形態では、記録部16に対する各処理命令に予め優先度を設定しておき、この優先度に基づいて記録部16に実行させる処理の順序を決定する構成としている。
図4は、本実施形態にかかる記録再生装置1aの概略構成を示すブロック図である。この図に示すように、記録再生装置1aは、実施形態1に示した記録再生装置1の構成に加えて、アクセススケジューリング部22を備えている。また、記録部16に対する処理命令(記録命令、再生命令、ファイル操作指示命令)は、アクセススケジューリング部22を介して記録部16に入力されるようになっている。また、記録部16に記録するAVストリームは、アクセススケジューリング部22を介して記録部16に入力され、記録部16から読み出されるAVストリームは、アクセススケジューリング部22を介して再生用バッファ17に入力されるようになっている。
アクセススケジューリング部22は、記録部16への処理命令を受け付けると、設計者が任意に設定した各処理命令の優先度に基づいて、各処理命令の記録部16への入力順序を並び替え、並び替えた順序に基づいて記録部16に入力する。なお、アクセススケジューリング部22は、制御部10の一部として備えられてもよい。
本実施形態では、記録命令および再生命令の優先度を、ファイル操作指示命令の優先度よりも高くしている。なお、記録命令および再生命令の優先度については互いに同じ優先度とし、アクセススケジューリング部22に到着した順(入力された順)に記録部16へ入力するように設定している。ただし、これに限らず、例えば、記録命令と再生命令についても優先度を設定してもよい。記録命令の優先度と再生命令の優先度とを異ならせる場合、特に限定されるものではないが、一般に記録時よりも再生時の方が等時性を要求されることから、再生命令の優先度を高くすることが好ましい。
次に、アクセススケジューリング部22の行う処理について説明する。図5は、アクセススケジューリング部22の処理の流れを示すフロー図である。
まず、アクセススケジューリング部22は、AVストリームの記録命令および/または再生命令があるかどうかを判断する(S11)。つまり、アクセススケジューリング部22は、記録用バッファ15および/または再生用バッファ17から記録命令および/または再生命令が入力されたかどうかを判断する。
そして、AVストリームの記録命令および/または再生命令がある場合には、その命令を記録部16に入力して実行させ(S12)、再びS11の処理を行う。
一方、AVストリームの記録命令および/または再生命令がない場合、アクセススケジューリング部22は、ファイル操作の要求(制御部10またはファイル操作分割部21からのファイル操作命令の入力)があるかどうかを判断する(S13)。そして、ファイル操作の要求がない場合には処理を終了する。
一方、ファイル操作の要求(ファイル操作命令)がある場合、アクセススケジューリング部22は、そのファイル操作命令が分割されたものであるかどうかを判断する(S14)。例えば、各ファイル操作命令の実行に要する時間が所定時間以下であるか、あるいは、各ファイル操作命令によって操作するファイルが所定サイズ以下であるか、に基づいて分割されたものであるかどうかを判断するようにすればよい。
そして、ファイル操作命令が未分割の場合には、アクセススケジューリング部22は、当該命令をファイル操作分割部21に分割させる(S15)。また、アクセススケジューリング部22は、S16において分割したファイル操作命令あるいはS14においてファイル操作命令が既に分割されている場合には当該分割されたファイル操作命令のうち一回のファイル操作命令を、記録部16に入力して実行させる(S16)。
次に、アクセススケジューリング部22は、入力されたファイル操作命令を全て実行したかどうかを判断する(S17)。そして、実行していないファイル操作命令がある場合には、S11からの処理を再び実行する。一方、入力されたファイル操作命令を全て実行した場合には、処理を一端終了し、初期状態に戻る。なお、初期状態に戻ってから次のフローが開始されるまで(S11の処理を再実行するまで)の間に、任意の待ち時間を設定することにより、ファイル操作命令の直後に入力されたAVストリームの記録命令・再生命令の実行を、次のフローでのファイル操作命令の実行を待たずに実行できる。
図6は、上記のような処理を行う場合の、記録部16への記録命令およびファイル操作命令の入力タイミングおよび各命令を実行するために記録部16へのアクセスが占有される期間の一例を示した説明図である。
この図に示すように、本実施形態では、分割されたファイル操作処理よりもAVストリームの記録処理が優先的に実行される。これにより、実施形態1の記録再生装置1よりも、AVストリームの記録処理の遅延時間をより低減できる。したがって、AVストリームの等時性を維持するために必要な記録用バッファ15の容量をさらに削減することができる。また、AVストリームの再生時にも同様の処理を行うことで、AVストリームの再生理の遅延時間をより低減でき、再生用バッファ17の容量をより削減できる。
なお、上記各実施形態では、AVストリームの記録および再生を行うことができる記録再生装置1,1aについて説明したが、これに限るものではない。本発明は、例えば、再生機能を有さない記録装置にも適用でき、記録機能を有さない再生装置にも適用できる。
また、記録再生装置1,1aは、受信したAVストリームを記録部16に記録させるか、あるいは記録部16に記録させずに映像出力装置19から出力するかを選択可能な構成にしてもよい。なお、受信したAVストリームを記録部16に記録させずに映像出力装置19から出力する場合、例えば、制御部10が、AVストリーム選択部14から出力されるAVストリームを復号部18に入力させるようにすればよい。また、受信したAVストリームの記録部16への記録と、映像出力装置19からの出力とを並行して行える構成としてもよい。この場合、制御部10が、AVストリーム選択部14から出力されるAVストリームを復号部18および記録用バッファ15に入力させるようにすればよい。
また、上記各実施形態では、アンテナ11およびチューナ12によってAVストリームを受信する構成について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、例えば、記録再生装置1,1aは、HDD,DVDなどのディスクメディア(蓄積型メディア)、あるいは、デジタル信号を伝達可能な信号線を介して記録再生装置1に接続される他のAVストリーム記録再生装置等からAVストリームを取得する構成であってもよい。
また、上記各実施形態における制御部10、ファイル操作分割部21、アクセススケジューリング部22は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよいし、ハードウェアロジックとソフトウェアとの組み合わせによって実現してもよい。
すなわち、制御部10、ファイル操作分割部21、アクセススケジューリング部22は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリー等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである制御部10、ファイル操作分割部21、アクセススケジューリング部22の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記制御部10に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリー系などを用いることができる。
また、制御部10、ファイル操作分割部21、アクセススケジューリング部22を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを、通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
また、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、デジタル符号化されたAVストリームの記録装置、再生装置、記録再生装置に適用できる。典型的には、DVDやHDDなどのディスクメディアを用いたAVストリームの記録装置、再生装置、記録再生装置に適用できる。
本発明の一実施形態にかかる記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態にかかる記録再生装置に備えられる制御部の処理の流れを示すフローズである。 本発明の一実施形態にかかる記録再生装置における、記録部への各命令の入力タイミングおよび各命令を実行するために記録部へのアクセスが占有される期間を示した説明図である。 本発明の他の実施形態にかかる記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の他の実施形態にかかる記録再生装置に備えられるアクセススケジューリング部の処理の流れを示すフロー図である。 本発明の一実施形態にかかる記録再生装置における、記録部への各命令の入力タイミングおよび各命令を実行するために記録部へのアクセスが占有される期間を示した説明図である。 従来のAVストリームの記録再生装置の一例を示すブロック図である。 従来のAVストリームの記録再生装置における、記録部への各命令の入力タイミングおよび各命令を実行するために記録部へのアクセスが占有される期間を示した説明図である。
符号の説明
1,1a 記録再生装置(記録装置、再生装置)
10 制御部
11 アンテナ
12 チューナ
13 復調部
14 AVストリーム選択部
15 記録用バッファ
16 記録部
17 再生用バッファ
18 復号部
19 映像出力装置
20 操作入力部
21 ファイル操作分割部
22 アクセススケジューリング部

Claims (4)

  1. デジタル符号化されたAVストリームを記録する記録媒体と上記記録媒体に上記AVストリームを書き込む書込手段とを有する記録手段と、上記記録媒体に記録するAVストリームを一時的に記憶し、記憶した上記AVストリームを所定のタイミングで所定量ずつ上記記録手段に出力する記録用バッファとを備え、上記記録手段が上記記録媒体に記録済みのAVストリームのファイルの削除、編集、および移動を行う機能を有している記録装置であって、
    上記記録用バッファから上記記録手段に所定のタイミングで所定量ずつ出力される上記AVストリームを上記記録媒体に記憶させるための上記各タイミング毎の記録操作命令を上記記録用バッファを介して上記記録手段に出力するか、あるいは上記各記録操作命令を上記記録用バッファを介さずに上記記録手段に直接出力する制御部と、
    上記記録媒体に記録済みのAVストリームのファイルの削除、編集、あるいは移動を上記記録手段に実行させるためのファイル操作命令を複数回の命令に分割して上記記録手段に出力する操作分割部とを備えており、
    上記操作分割部は、上記ファイル操作命令については分割後の各ファイル操作命令についての上記記録手段の処理時間が、上記記録媒体に記録する上記AVストリームの等時性を確保するために許容される上記記録操作命令の遅延時間の最大値以下になるように上記記録用バッファの容量および上記記録手段の書き込み速度に応じて設定される分割数に分割し、かつ上記記録媒体に上記AVストリームを記録させる処理を上記記録手段に実行させるための上記各記録操作命令については分割を行わず、
    上記遅延時間は、上記ファイル操作命令が存在しない場合に上記記録操作命令が実行開始される時刻から、上記ファイル操作命令が存在する場合に上記記録操作命令が実行開始される時刻までの時間であり、
    上記記録手段は、上記各記録操作命令、および分割された上記各ファイル操作命令を、当該記録手段に入力された順に実行することを特徴とする記録装置。
  2. 上記記録手段は、上記記録媒体からAVストリームを読み出す読出手段と、
    上記記録媒体から読み出されたAVストリームを一時的に記憶する再生用バッファとを備え、
    上記制御部は、上記記録媒体からのAVストリームの読み出しを上記記録手段に実行させるための再生操作命令を上記再生用バッファを介して上記記録手段に出力するか、あるいは上記再生操作命令を上記再生用バッファを介さずに上記記録手段に直接出力し、
    上記操作分割部は、上記ファイル操作命令については分割後の各ファイル操作命令についての上記記録手段の処理時間が、上記記録媒体に記録する上記AVストリームおよび上記記録媒体から読み出す上記AVストリームの等時性を確保するために許容される上記記録操作命令および上記再生操作命令の遅延時間の最大値以下になるように分割し、かつ上記記録媒体からのAVストリームの読み出しを上記記録手段に実行させるための上記再生操作命令については分割を行わず、
    上記遅延時間は、上記ファイル操作命令が存在しない場合に上記記録操作命令または上記再生操作命令が実行開始される時刻から、上記ファイル操作命令が存在する場合に上記記録操作命令または上記再生操作命令が実行開始される時刻までの時間であり、
    上記記録手段は、上記記録操作命令、上記再生操作命令、および分割された上記各ファイル操作命令を、当該記録手段に入力された順に実行することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 請求項1または2に記載の記録装置を動作させるためのプログラムであって、コンピュータを上記の操作分割部として機能させるためのプログラム。
  4. 請求項3に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なプログラム記録媒体。
JP2005302367A 2005-10-17 2005-10-17 記録装置、並びにプログラムおよびその記録媒体 Expired - Fee Related JP4536633B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005302367A JP4536633B2 (ja) 2005-10-17 2005-10-17 記録装置、並びにプログラムおよびその記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005302367A JP4536633B2 (ja) 2005-10-17 2005-10-17 記録装置、並びにプログラムおよびその記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007116214A JP2007116214A (ja) 2007-05-10
JP4536633B2 true JP4536633B2 (ja) 2010-09-01

Family

ID=38098040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005302367A Expired - Fee Related JP4536633B2 (ja) 2005-10-17 2005-10-17 記録装置、並びにプログラムおよびその記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4536633B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4602449B2 (ja) * 2008-11-28 2010-12-22 株式会社東芝 コンテンツ処理装置およびコンテンツ処理方法
JP2010211880A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Sharp Corp ディスクドライブ装置、その制御方法、プログラム、及び、記録媒体

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003208398A (ja) * 2002-01-16 2003-07-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ入出力装置、データ入出力方法、プログラム、および媒体
WO2004093446A1 (ja) * 2003-04-17 2004-10-28 Fujitsu Limited 圧縮データと非圧縮データを同時転送する場合のタスクスケジューリング方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003208398A (ja) * 2002-01-16 2003-07-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ入出力装置、データ入出力方法、プログラム、および媒体
WO2004093446A1 (ja) * 2003-04-17 2004-10-28 Fujitsu Limited 圧縮データと非圧縮データを同時転送する場合のタスクスケジューリング方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007116214A (ja) 2007-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4019604B2 (ja) ディジタル放送の録画再生方法及び装置
CN1257646C (zh) 视频记录/再现装置及其存储设备的控制方法
US7957247B2 (en) Apparatus and method for processing information and program therefor
JP3438694B2 (ja) データ復号記録装置
JP3860428B2 (ja) 画像記録装置
JP4536633B2 (ja) 記録装置、並びにプログラムおよびその記録媒体
EP1592012A2 (en) Recording and reproducing apparatus
US7783171B2 (en) Data recording/reproducing system, storage device, and file access method
US20040073649A1 (en) Stream data processing apparatus
JP5336579B2 (ja) コンテンツ記録再生装置、同期方法、プログラムおよび記録媒体
US20090109810A1 (en) Recording/reproduction apparatus
JP3846449B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法
JP2002063762A (ja) データ転送記録装置
WO2014006940A1 (ja) 多チャンネル記録再生装置、その制御方法および制御プログラム、記録媒体、並びにテレビジョン受像機
JP2001043115A (ja) ファイル管理システム及びファイル管理方法
JP2010211880A (ja) ディスクドライブ装置、その制御方法、プログラム、及び、記録媒体
JP2010238336A (ja) 記録装置、記録方法、プログラム、及び、記録媒体
JP4318720B2 (ja) 情報記録制御装置、情報記録制御方法、情報再生制御装置、情報再生制御方法、情報記録媒体、情報記録制御用プログラム、及び情報再生制御用プログラム
JP2001043622A (ja) 情報処理装置
JP2003100014A (ja) 記録再生管理・制御装置及び記録再生管理・制御方法
WO2011040121A1 (ja) ドライブ装置、データ記録再生装置、プログラムおよび記録媒体
JP2004326922A (ja) 情報処理装置、情報処理方法
JP2007179658A (ja) 記録媒体再生装置
JP5161852B2 (ja) ドライブ装置、コンテンツ記録再生装置、データ書き込み方法、プログラムおよび記録媒体
JP2010244644A (ja) データ読取り装置、データ読取り装置の制御方法、および記録データ再生システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100420

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100518

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100615

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100616

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees