JP4536505B2 - 予測画像生成方法および画像符号化方法 - Google Patents

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本発明は、画像信号を符号化または復号化する際に用いる予測画像生成方法、画像符号化方法および画像復号化方法に関するものである。
MPEGビデオ方式においては、他のピクチャを参照することなく、独立して符号化を行うブロックをイントラブロックと呼ぶ。イントラブロックの符号化においては、符号化処理対象ブロック(以下、単に処理対象ブロックと呼ぶ)に対して、同一画面(ピクチャ)内の周辺ブロックの情報を用いて、処理対象ブロックを予測する方式(面内予測方式)が用いられる。例えば、MPEG−4 AVC(非特許文献1)においては、周波数変換を施す前に、画素空間上で周辺ブロックの画素から予測画像を生成し、その予測画像と原画像との差分画像を符号化する。MPEG−4 AVCにおいては、予測画像は4画素×4画素のブロック毎に、処理対象ブロックの周辺画素を用い、9つの方法のうちのいずれかを選択して生成する。
しかしながら、上記の方法では、処理対象ブロックの周辺画素値またその平均値等を単純に処理対象ブロック内に延長することにより、予測画像を生成する。また、予測画像を生成においては、処理対象ブロックの周辺に位置する所定の画素のみを用いる。そのため、予測の効率は高いとは言えず、例えば、テクスチャ画像等に対しては適した予測画像が生成できず、符号化効率が高くならない、という課題を有している。
そこで、この課題を解決するために、予測画像生成時に上記従来の予測画像生成方法(以下では「画素型の予測画像生成方法」と呼ぶ)と処理対象ブロックの周辺以外の画素をブロック単位で取得して予測画像として用いる方法(以下では「ブロック型の予測画像生成方法」と呼ぶ)の両者を用いて最適な予測画像を選択する方法を提案している(特許文献1)。この方法を用いることにより、従来のイントラブロックに対する予測画像よりも、符号化効率が高くなる予測画像生成方法、およびその予測画像生成方法を用いた画像符号化方法および画像復号化方法を実現することができる。
Draft ITU−T Recommendation and Final Draft International Standard of Joint Video Specification (ITU−T Rec. H.264 | ISO/IEC 14496−10 AVC), 2003.5 特開平2003−398613公報
しかしながら、上記従来の方法におけるブロック型の予測画像生成方法では、予測画像を生成する際にインター符号化で採用されている動き検出処理とほぼ同等の処理を行うため、処理量が大きくなるという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、上記従来の方法とほぼ同等の符号化効率を有しながらも、処理量を大幅に削減することができる予測画像生成方法、およびその予測画像生成方法を用いた画像符号化方法を提供することを目的とする。
本発明の予測画像生成方法は、第1の面内予測ステップと、第2の面内予測ステップと、面内予測制御ステップと、予測画像選択ステップと、符号化ステップとを含む。第1の面内予測ステップは、処理対象画像に含まれる第1の画像群に対し、前記処理済みの画像データ中の所定の位置の画素を用いて、所定の複数の予測方法のうちから選択した予測方法を用いて、前記第1の画素群に対する第1の予測画像を生成する。第2の面内予測ステップは、前記第1の画素群に対し、前記処理対象画像内の既に処理済みの画像データ中、または前記処理済みの画像データと前記処理済みの画像データ以外の画像データを所定の補填方法で補填した画像データ中、を探索し、所定の評価基準に基づいて、前記第1の画素群に対する第2の予測画像として第2の画素群を選択する。面内予測制御ステップは、前記第2の面内予測ステップよりも先に実行され、前記第1の面内予測ステップで選択された予測方法に基づいて、前記第2の面内予測ステップをスキップするか否かを決定する。予測画像選択ステップは、前記第1の予測画像と前記第2の予測画像とから、前記面内予測制御ステップの決定内容または所定の評価基準に基づいて、予測画像を選択する。符号化ステップは、前記第1の画素群と前記予測画像選択ステップにより選択された前記予測画像とを用い、前記第1の画素群を符号化する。なお、前記面内予測制御ステップは、前記第2の面内予測ステップよりも先に実行され、前記第1の面内予測ステップで選択された予測方法に基づいて、前記第2の面内予測ステップにおいて探索を行う領域を決定してもよい。
本発明の画像符号化方法は、画面分割ステップと、第1の面内予測ステップと、第2の面内予測ステップと、面内予測制御ステップと、予測画像選択ステップと、減算ステップと、変換ステップと、逆変換ステップと、加算ステップと、符号列生成ステップとを含む。画面分割ステップは、処理対象画像を処理対象である第1の画像群に分割する。第1の面内予測ステップは、前記第1の画像群に対し、前記処理済みの画像データ中の所定の位置の画素を用いて、所定の複数の方法のうちから選択した方法を用いて、前記第1の画素群に対する第1の予測画像を生成する。第2の面内予測ステップは、前記第1の画像群に対し、前記処理対象画像内の既に処理済みの画像データ中、または前記処理済みの画像データと前記処理済みの画像データ以外の画像データを所定の補填方法で補填した画像データ中、の任意の位置から、所定の評価基準に基づいて、前記第1の画素群に対する第2の予測画像として第2の画素群を選択する。面内予測制御ステップは、前記第2の面内予測ステップよりも先に実行され、前記第1の面内予測ステップで選択された予測方法に基づいて、前記第2の面内予測ステップをスキップするか否か決定する。予測画像選択ステップは、前記第1の予測画像と前記第2の予測画像とから、前記面内予測制御ステップの決定内容または所定の評価基準に基づいて、予測画像を選択する。減算ステップは、前記第1の画素群と前記予測画像選択ステップにより選択された前記予測画像との差分画素群を生成する。変換ステップは、前記差分画素群に対して、変換処理を行い変換係数群に変換する。逆変換ステップは、前記変換係数群に対して、逆変換処理を行い逆変換係数群に変換する。加算ステップは、前記逆変換係数群と前記予測画像との加算画素群を生成し、前記加算画素群を処理済みの画像データとして導出する。符号列生成ステップは、前記変換係数群と、前記予測画像選択ステップで前記第1の予測画像と前記第2の予測画像とのいずれを前記予測画像として選択したかを示す選択情報と、前記予測画像選択ステップで前記第1の予測画像を前記予測画像として選択した場合には、前記予測画像を生成した方法を示す情報とを、前記予測画像選択ステップで前記第2の予測画像を前記予測画像として選択した場合には、前記第1の画素群と前記第2の画素群の画像上での位置ずれ量とを符号列に変換する。なお、前記面内予測制御ステップは、前記第2の面内予測ステップよりも先に実行され、前記第1の面内予測ステップで選択された予測方法に基づいて、前記第2の面内予測ステップにおいて探索を行う領域を決定してもよい。
以上の様に、本発明の予測画像生成方法、または予測画像生成方法を用いた画像符号化方法では、処理対象画像内の処理対象ブロックを符号化する際に、処理対象ブロックの周辺に位置する所定の画素のみを用いて面内予測画像ブロックを生成する画素型の面内予測方法と、処理対象画像内の既に処理済み(符号化済み)の領域の画像データを用いて、または処理対象画像内の既に処理済みの領域の画像データと、未処理部の領域の画素値を補填した画像データとを用いて、処理対象ブロックの参照ブロックを検出し、その参照ブロックを面内予測画像ブロックとして用いるブロック型の面内予測方法の2つの面内予測方法を有し、処理対象ブロックと面内予測画像ブロックとの差分値を符号化することにより、符号量の削減を図る。この際には、画素型の面内予測方法の処理結果に基づいて、ブロック型の面内予測方法の処理方法を変更し(処理をステップしたり、探索範囲を小さくしたりする)、それにより処理量を削減する。それにより符号量の削減を図りつつも処理量を大幅に削減することが可能となる。また、処理対象画像を他の画像を参照することなく符号化することができる。そのため、その実用的価値が高い。
以下、本発明の実施の形態について、図1から図5を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の予測画像生成方法を行う面内予測制御部102、面内予測画像選択部106、面内予測部A109、面内予測部B110を備えた画像符号化装置100の構成を示すブロック図である。画像符号化装置100は、画面分割部101、面内予測制御部102、メモリ部103、変換部104、逆変換部105、面内予測画像選択部106、減算部107、加算部108、面内予測部A109、面内予測部B110、符号列生成部111から構成される。
画面分割部101に入力された入力画像は、所定の単位に分割される。ここでは、入力画像を水平16画素×垂直16画素の大ブロックに分割するものとする。処理対象の大ブロックBcは面内予測部A109、面内予測部B110に入力され、以降、大ブロックを単位として処理を行う。
面内予測部A109、面内予測部B110では、メモリ部103に保持された、処理中の画像中の既に符号化済みの画像データを用いて、面内予測画像を生成する。図2(a)は、現在処理中の画像201を示す。図2(b)に示される大ブロック203が現在処理中の大ブロックBcであるとする。大ブロックは画面の左上から右下に向けて順に処理されるものとし、領域202に属する大ブロックが、既に処理済みの大ブロックとなる。
面内予測部B110では、画素型の面内予測方法により、面内予測ブロックBpbを生成する。面内予測部B110では、図2(c)に示すような大ブロック203に含まれる4×4画素の小ブロック毎に面内予測画像を生成するものとする。その方法を図3を用いて説明する。図3(a)は、処理対象ブロック301の画素(破線の白丸)と処理対象ブロック301に対する予測画像を生成する際に用いる画素(実線の白丸)の位置関係を示した模式図である。そして実線白丸の画素を用いて、図3(b)に示す方向で予測画像を生成する。ここで図3(b)の番号は、予測方法を示す番号を示しており、予測方法2では周辺画素a〜iの平均画素値をブロック301の予測画像とするため、図中には示していない。よって予測方法は合計9種類となる。例えば、予測方法0においては、図3(c)に示すように、画素fの画素値をブロック301内の左端の列の4画素に対する予測値とする。同様にして、画素g〜iを各列の8画素に対する予測値とする。小ブロック毎に9種類の中から予測方法を選択するが、これには様々な方法で決定することができる。例えば、予め定めた評価基準により求めた評価値が、最大または最小となる予測方法を選択する方法がある。評価基準としては、例えば小ブロックと予測画像との、対応する画素の画素値の差分値のブロック内での絶対値和または2乗値和を用いることができる。この場合、評価値が最小となる予測方法を選択する。面内予測部B110は、小ブロック毎に、面内予測ブロックBpbと面内予測の予測方法を示す番号Nを面内予測画像選択部106に対して出力する。また、面内予測の予測方法を示す番号Nは面内予測制御部102に対しても出力する。
面内予測部A109では、ブロック型の面内予測方法により、面内予測ブロックBpaを生成する機能を有しているが、この処理方法は面内予測制御部102により適応的に制御される。
面内予測制御部102による第1の制御方法について説明する。第1の制御方法では、面内予測部B110で処理した面内予測の結果に基づいて、面内予測部A109での処理をスキップする。例えば、面内予測部A109において、ブロック301の左上の8×8画素ブロックに対する面内予測画像を求める場合、面内予測制御部102では、その8×8画素ブロックに含まれる4つの4×4画素ブロックに対する、面内予測部B110での面内予測方法(4×4画素ブロック毎に平均値予測および図3(b)に示す8方向からの予測のいずれかが選択されている)を調べる。そしてそれらの面内予測方法が所定の条件を満たしている場合に、面内予測部A109における面内予測処理をスキップさせる。所定の条件としては、4つのブロックのうちの所定数(例えば3つ)以上のブロックでの面内予測方法が同一または同じような方向(例えば予測方法1と予測方法8は同じような方向を向いていると判断できる)である、といった条件を使用することができる。
次に面内予測制御部102による第2の制御方法について説明する。第2の制御方法で面内予測制御部102によりは、面内予測部B110で処理した面内予測の結果に基づいて、面内予測部A109での探索範囲を決定する。例えば、面内予測部A109において、ブロック301の左上の8×8画素ブロックに対する面内予測画像を求める場合を考える。この場合、面内予測制御部102では、その8×8画素ブロックに含まれる4つの4×4画素ブロックに対する、面内予測部B110での面内予測方法(4×4画素ブロック毎に平均値予測および図3(b)に示す8方向からの予測のいずれかが選択されている)を調べる。そしてそれらの面内予測方法のそれぞれにより決定される探索範囲に基づいて、最終的な探索範囲を決定する。各面内予測方法により決定される探索範囲は、基本的にはその予測方法により示される方向の画素を含む領域を探索範囲とするように決定する。例えば、予測方法0が選択されている場合には、図4(a)に示す範囲401が探索範囲となる。また、予測方法1が選択されている場合には、図4(b)に示す範囲402が探索範囲となる。なお、最大探索範囲(探索中心からの最大探索範囲)は別に設定されているものとする。各ブロックの予測方法が異なる場合には、各予測方法により決定される探索範囲の和を取れば良い。また、予測方法が示す方向が近い場合には、それを統合して探索範囲を決定しても良い。例えば、予測方法1と予測方法8は同じ方向と見なすことができる。面内予測制御部102により決定された探索範囲は、面内予測部A109に通知される。
面内予測部A109では、まず、画像201の領域202以外の画像データを補填する。補填の方法については、所定の画素値(例えば黒レベル、白レベル、グレイレベル)で補填する方法、領域202の境界画素値を延長することにより補填する方法、等がある。補填した画像を図5の画像201aとする。
面内予測部A109では、補填後の画像201aを用いて、大ブロック203に含まれる8×8画素ブロック(例えば、図2(d)に示されるブロック210)に最も近いブロックを探索する。ここでの探索範囲は、面内予測制御部102により決定されたものが用いられる。図5では、ブロック210に含まれる4×4画素小ブロックに対する画素型の面内予測で予測方法0と1とが選択されたとし、図4(a)、(b)のルールを用いて探索範囲を決定した場合の例を示している。またここで、最も近いブロックとは、予め定めた評価基準により求めた評価値が、最大または最小となるブロックである。評価基準としては、例えば8×8画素ブロックとあるブロックとの、対応する画素の画素値の差分値のブロック内での絶対値和または2乗値和を用いることができる。この場合、評価値が最小となるブロックが最も近いブロックとなる。また、そのブロックは、必ずしも整数画素位置にある画素から構成される必要はない。例えば、整数画素位置にあるブロックよりも水平方向、垂直方向共に0.5画素だけずれた位置にある画素値を補間生成し、0.5画素だけずれた位置にある画素値からブロックを構成してもよい。ここでは、8×8画素ブロック205が、8×8画素ブロック(例えばブロック210)に最も近いブロックであると判定されたものとする。処理対象ブロックに最も近いブロックであると判定したブロックを以降では参照ブロックと呼ぶ。
面内予測部A109は、参照ブロック205の画素値を面内予測画像ブロックBpaとして出力する。また、処理対象ブロックから、参照ブロック205までの位置ずれ量(2次元平面上での水平および垂直の変位)Mを符号列生成部111に対して出力する。
また、面内予測制御部102では、上記の第1と第2の制御方法の両方を用いて制御を行っても良い。この場合には例えば、まず第1の制御方法で面内予測部A109による処理をスキップするか否かを決定する。そしてスキップしない場合には、第2の制御方法により面内予測部A109の処理における探索範囲を決定する。
面内予測画像選択部106では、面内予測画像ブロックBpaと面内予測画像ブロックBpbとのいずれを面内予測画像として用いるかを選択する。
ただし、面内予測制御部102において第1の制御方法を用いることにより、面内予測部A109での処理をスキップすると判断した場合には、面内予測画像選択部106では、予測画像ブロックBpbを面内予測画像として用いる。
選択された面内予測画像ブロックは、面内予測画像ブロックBpとして減算部107に出力される。また、面内予測ブロックとして、面内予測画像ブロックBpaと面内予測画像ブロックBpbのいずれを選択したかを示す情報Sが符号列生成部404に対して出力される。さらに、面内予測画像ブロックBpaが選択された場合には、位置ずれ量Mが、面内予測画像ブロックBpbが選択された場合には、面内予測の予測方法を示す番号Nが符号列生成部111に対して出力される。
減算部107では、処理対象ブロックBcと面内予測画像ブロックBpとを用いて、両ブロックの位置的に対応する画素間の画素値の差を計算し(処理対象大ブロックBcの画素値から面内予測画像ブロックBpの画素値を減算する)、それを差分ブロックBrとして出力する。
変換部104では、差分ブロックBrに対して変換符号化を施し、変換係数ブロックに変換する。変換符号化の方法としては、例えば離散コサイン変換や離散ウェーブレット変換等がある。変換係数ブロックは、逆変換部105と符号列生成部404とに対して出力される。
逆変換部105では、変換係数ブロックに対して逆変換符号化を施し、逆変換係数ブロックBr'を出力する。逆変換符号化は、変換部104で用いた変換符号化方法に対応する逆変換符号化方法であり、例えば逆離散コサイン変換や逆離散ウェーブレット変換等を用いる。
加算部108では、面内予測画像選択部403から出力された面内予測画像ブロックBpと、逆変換係数ブロックBr'とを用いて、両ブロックの位置的に対応する画素間の画素値の和を計算し、それを局所復号化ブロックBc'として出力する。
局所復号化ブロックBc'は、メモリ部103に保持され、処理対象画像内の以降のブロックの符号化の際に参照画像として用いられる。
符号列生成部111は、変換部104から出力された変換係数ブロック、および面内予測画像選択部106から出力された、面内予測画像ブロックBpaと面内予測画像ブロックBpbのいずれを選択したかを示す情報Sに対して可変長符号化を施す。
また、面内予測画像選択部106において、面内予測画像ブロックBpaが選択された場合には、位置ずれ量Mに対して、面内予測画像ブロックBpbが選択された場合には、面内予測の予測方法を示す番号Nに対して、可変長符号化を施し、符号列として出力する。
以上のように、本発明の予測画像生成方法、または予測画像生成方法を用いた画像符号化方法においては、2つの方法により処理対象ブロックに対する面内予測画像ブロックを生成する。1つの方法は、処理対象ブロックの周辺の所定の画素値を処理対象ブロック内に延長することにより、面内予測画像ブロックを生成する画素型の予測画像生成方法である。もう1つの方法は、処理対象画像中の既に処理済み(符号化済み)の画像データを補填し、補填後の画像を用いて、処理対象画像中の処理対象ブロックに最も近いブロックを探索して参照ブロックを検出し、面内予測画像ブロックを生成するブロック型の予測画像生成方法である。そして、画素型の面内予測生成方法において決定した予測方法を用いて、ブロック型の面内予測画像生成方法の処理に対して制御をかける。制御の方法としては、ブロック型の面内予測画像生成処理をスキップする方法、ブロック型の面内予測画像生成処理における探索領域を一部に制限する方法がある。そして、2つの方法により生成した面内予測画像ブロックと、処理対象ブロックとの差分ブロックのエネルギー値や補助情報(位置ずれ量や予測方法番号)の符号長を用いて、いずれの面内予測画像ブロックを用いるかを選択する。そして、処理対象ブロックと面内予測画像ブロックとの差分ブロックを生成し、差分ブロックに対して変換符号化を施して変換係数ブロックを生成する。変換係数ブロックと、処理対象ブロックから参照ブロックまでの位置ずれ量とに対して可変長符号化を施し、符号列を生成する。
したがって、本発明の予測画像生成方法、または予測画像生成方法を用いた画像符号化方法を用いることにより、2つの方法で生成した面内予測画像ブロックのうち、符号化効率が高くなる方を面内予測画像ブロックとして選択することができ、符号化効率の向上を図ることができる。かつこの際には、ブロック型の面内予測方法の処理をスキップまたは少ない処理量で実行するため、低処理量で実現することができる。
なお、本発明の本実施の形態においては、処理対象画像を矩形ブロックで分割する場合について説明したが、これは任意の形状であっても、本発明は適用できる。
また、本発明の本実施の形態においては、処理対象画像を矩形ブロックに分割し、画像を左上のブロックから順に符号化する場合について説明したが、処理順は他の順序であってもよい。例えば、画面の中央から処理しても良いし、画面の周辺部から処理しても良いし、画面の右下から順に符号化しても良い。ただしその際には、画素型の面内予測において参照に用いる画素の位置や、ブロック型の面内予測において補填する方法等が、実施の形態で説明した処理方法とは異なる。
また、本発明の本実施の形態においては、処理対象画像を16画素×16画素の大ブロックに分割し、画素型の面内予測は4画素×4画素の小ブロックを単位として処理する場合について説明したが、ブロックサイズは他の大きさであっても良い。例えば、16画素×8画素、8画素×16画素、8画素×4画素、4画素×8画素等のブロックサイズがある。また、大ブロックを均一な大きさのブロックに分割する必要はなく、異なる大きさのブロックに分割しても良い。例えば、図2(e)のように分割する方法もある。この場合、分割数が大きくなるほど、面内予測の予測方法を示す番号の符号量が増加するが、逆に差分ブロックのエネルギーを小さくすることができる。よって、予測方法を示す番号の符号量と、変換係数の符号量との合計値と、局所復号化画像の画質のバランスで分割方法を決定すれば良い。
また、本発明の本実施の形態においては、処理対象画像を16画素×16画素の大ブロックに分割し、ブロック型の面内予測においては、大ブロックに含まれる8画素×8画素の小ブロックを単位として処理する場合について説明したが、ブロックサイズは他の大きさであっても良い。例えば、16画素×8画素、8画素×16画素、8画素×4画素、4画素×8画素、4画素×4画素等のブロックサイズがある。また、大ブロックを均一な大きさのブロックに分割する必要はなく、異なる大きさのブロックに分割しても良い。例えば、図2(e)のように分割する方法もある。この場合、分割数が大きくなるほど、処理対象ブロックから参照ブロックまでの位置ずれ量を示す符号量が増加するが、逆に差分ブロックのエネルギーを小さくすることができる。よって、位置ずれ量を示す符号量と、変換係数の符号量との合計値と、局所復号化画像の画質のバランスで分割方法を決定すれば良い。
また、本発明の実施の形態においては、面内予測制御部102において、ブロック型の面内予測を行うブロックに含まれる画素型の面内予測を行ったブロックの予測方法を用いて、ブロック型の面内予測の方法を制御する方法について説明したが、これはブロック型の面内予測を行うブロックに含まれていなくても、その周辺に位置するブロックの予測方法を用いても良い。
また、本発明はかかる上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形または修正が可能である。
本発明にかかる予測画像生成方法および画像符号化方法により、低処理量で符号化効率を高めることのできる予測画像生成方法、およびその予測画像生成方法を利用した画像符号化方法を提供することができるという効果を有し、蓄積、伝送、通信等における予測画像生成方法、画像符号化方法および画像復号化方法として有用である。
本発明の予測画像生成方法を用いた画像符号化装置のブロック図(実施の形態1) 本発明の画像符号化装置の動作を説明するための模式図(実施の形態1) 本発明の画像符号化装置の動作を説明するための模式図(実施の形態1) 本発明の画像符号化装置の動作を説明するための模式図(実施の形態1) 本発明の画像符号化装置の動作を説明するための模式図(実施の形態1)
符号の説明
100 画像符号化装置
101 画面分割部
102 面内予測制御部
103 メモリ部
104 変換部
105 逆変換部
106 面内予測画像選択部
107 減算部
108 加算部
109 面内予測部A
110 面内予測部A
111 符号列生成部
109 面内予測部A

Claims (8)

  1. 処理対象画像に含まれる第1の画像群に対し、前記処理済みの画像データ中の所定の位置の画素を用いて、所定の複数の予測方法のうちから選択した予測方法を用いて、前記第1の画素群に対する第1の予測画像を生成する第1の面内予測ステップと、
    前記第1の画素群に対し、前記処理対象画像内の既に処理済みの画像データ中、または前記処理済みの画像データと前記処理済みの画像データ以外の画像データを所定の補填方法で補填した画像データ中、を探索し、所定の評価基準に基づいて、前記第1の画素群に対する第2の予測画像として第2の画素群を選択する第2の面内予測ステップと、
    前記第2の面内予測ステップよりも先に実行され、前記第1の面内予測ステップで選択された予測方法に基づいて、前記第2の面内予測ステップをスキップするか否かを決定する面内予測制御ステップと、
    前記第1の予測画像と前記第2の予測画像とから、前記面内予測制御ステップでの決定内容または所定の評価基準に基づいて、予測画像を選択する予測画像選択ステップと、
    前記第1の画素群と前記予測画像選択ステップにより選択された前記予測画像とを用い、前記第1の画素群を符号化する符号化ステップと、
    を含む予測画像生成方法。
  2. 処理対象画像に含まれる第1の画像群に対し、前記処理済みの画像データ中の所定の位置の画素を用いて、所定の複数の予測方法のうちから選択した予測方法を用いて、前記第1の画素群に対する第1の予測画像を生成する第1の面内予測ステップと、
    前記第1の画素群に対し、前記処理対象画像内の既に処理済みの画像データ中、または前記処理済みの画像データと前記処理済みの画像データ以外の画像データを所定の補填方法で補填した画像データ中、を探索し、所定の評価基準に基づいて、前記第1の画素群に対する第2の予測画像として第2の画素群を選択する第2の面内予測ステップと、
    前記第2の面内予測ステップよりも先に実行され、前記第1の面内予測ステップで選択された予測方法に基づいて、前記第2の面内予測ステップにおいて探索を行う領域を決定する面内予測制御ステップと、
    前記第1の予測画像と前記第2の予測画像とから、前記面内予測制御ステップでの決定内容または所定の評価基準に基づいて、予測画像を選択する予測画像選択ステップと、
    前記第1の画素群と前記予測画像選択ステップにより選択された前記予測画像とを用い、前記第1の画素群を符号化する符号化ステップと、
    を含む予測画像生成方法。
  3. 前記面内予測制御ステップ
    前記第1の面内予測ステップで選択された予測方法が所定の条件を満たした場合に、前記第2の面内予測ステップをスキップすると決定し、
    前記選択された予測方法が所定の条件を満たさなかった場合に、前記第2の面内予測ステップをスキップしないと決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の予測画像生成方法。
  4. 前記面内予測制御ステップ、前記第2の面内予測ステップをスキップしないと決定した場合には、前記第1の面内予測ステップで選択された予測方法に基づいて、前記第2の面内予測ステップにおいて探索を行う領域を設定す
    ことを特徴とする請求項記載の予測画像生成方法。
  5. 処理対象画像を処理対象である第1の画像群に分割する画面分割ステップと、
    前記第1の画像群に対し、前記処理済みの画像データ中の所定の位置の画素を用いて、所定の複数の方法のうちから選択した方法を用いて、前記第1の画素群に対する第1の予測画像を生成する第1の面内予測ステップと、
    前記第1の画像群に対し、前記処理対象画像内の既に処理済みの画像データ中、または前記処理済みの画像データと前記処理済みの画像データ以外の画像データを所定の補填方法で補填した画像データ中、の任意の位置から、所定の評価基準に基づいて、前記第1の画素群に対する第2の予測画像として第2の画素群を選択する第2の面内予測ステップと、
    前記第2の面内予測ステップよりも先に実行され、前記第1の面内予測ステップで選択された予測方法に基づいて、前記第2の面内予測ステップをスキップするか否かを決定する面内予測制御ステップと、
    前記第1の予測画像と前記第2の予測画像とから、前記面内予測制御ステップの決定内容または所定の評価基準に基づいて、予測画像を選択する予測画像選択ステップと、
    前記第1の画素群と前記予測画像選択ステップにより選択された前記予測画像との差分画素群を生成する減算ステップと、
    前記差分画素群に対して、変換処理を行い変換係数群に変換する変換ステップと、
    前記変換係数群に対して、逆変換処理を行い逆変換係数群に変換する逆変換ステップと、
    前記逆変換係数群と前記予測画像との加算画素群を生成し、前記加算画素群を処理済みの画像データとして導出する加算ステップと、
    前記変換係数群と、前記予測画像選択ステップで前記第1の予測画像と前記第2の予測画像とのいずれを前記予測画像として選択したかを示す選択情報と、前記予測画像選択ステップで前記第1の予測画像を前記予測画像として選択した場合には、前記予測画像を生成した方法を示す情報とを、前記予測画像選択ステップで前記第2の予測画像を前記予測画像として選択した場合には、前記第1の画素群と前記第2の画素群の画像上での位置ずれ量とを符号列に変換する符号列生成ステップと、
    を含む画像符号化方法。
  6. 処理対象画像を処理対象である第1の画像群に分割する画面分割ステップと、
    前記第1の画像群に対し、前記処理済みの画像データ中の所定の位置の画素を用いて、所定の複数の方法のうちから選択した方法を用いて、前記第1の画素群に対する第1の予測画像を生成する第1の面内予測ステップと、
    前記第1の画像群に対し、前記処理対象画像内の既に処理済みの画像データ中、または前記処理済みの画像データと前記処理済みの画像データ以外の画像データを所定の補填方法で補填した画像データ中、の任意の位置から、所定の評価基準に基づいて、前記第1の画素群に対する第2の予測画像として第2の画素群を選択する第2の面内予測ステップと、
    前記第2の面内予測ステップよりも先に実行され、前記第1の面内予測ステップで選択された予測方法に基づいて、前記第2の面内予測ステップにおいて探索を行う領域を決定する面内予測制御ステップと、
    前記第1の予測画像と前記第2の予測画像とから、前記面内予測制御ステップの決定内容または所定の評価基準に基づいて、予測画像を選択する予測画像選択ステップと、
    前記第1の画素群と前記予測画像選択ステップにより選択された前記予測画像との差分画素群を生成する減算ステップと、
    前記差分画素群に対して、変換処理を行い変換係数群に変換する変換ステップと、
    前記変換係数群に対して、逆変換処理を行い逆変換係数群に変換する逆変換ステップと、
    前記逆変換係数群と前記予測画像との加算画素群を生成し、前記加算画素群を処理済みの画像データとして導出する加算ステップと、
    前記変換係数群と、前記予測画像選択ステップで前記第1の予測画像と前記第2の予測画像とのいずれを前記予測画像として選択したかを示す選択情報と、前記予測画像選択ステップで前記第1の予測画像を前記予測画像として選択した場合には、前記予測画像を生成した方法を示す情報とを、前記予測画像選択ステップで前記第2の予測画像を前記予測画像として選択した場合には、前記第1の画素群と前記第2の画素群の画像上での位置ずれ量とを符号列に変換する符号列生成ステップと、
    を含む画像符号化方法。
  7. 前記面内予測制御ステップ
    前記第1の面内予測ステップで選択された予測方法が所定の条件を満たした場合に、前記第2の面内予測ステップをスキップすると決定し、
    前記選択された予測方法が所定の条件を満たさなかった場合に、前記第2の面内予測ステップをスキップしないと決定する
    ことを特徴とする請求項記載の画像符号化方法。
  8. 前記面内予測制御ステップ、前記第2の面内予測ステップをスキップしないと決定した場合には、前記第1の面内予測ステップで選択された予測方法に基づいて、前記第2の面内予測ステップにおいて探索を行う領域を設定す
    ことを特徴とする請求項記載の画像符号化方法。
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