JP4536156B1 - Webサイトの管理用サーバ、管理方法及び管理プログラム - Google Patents

Webサイトの管理用サーバ、管理方法及び管理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4536156B1
JP4536156B1 JP2010022335A JP2010022335A JP4536156B1 JP 4536156 B1 JP4536156 B1 JP 4536156B1 JP 2010022335 A JP2010022335 A JP 2010022335A JP 2010022335 A JP2010022335 A JP 2010022335A JP 4536156 B1 JP4536156 B1 JP 4536156B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
activity
user
unit
value
management server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010022335A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011170394A (ja
Inventor
隆照 今泉
毅彦 今泉
誠 山科
Original Assignee
隆照 今泉
毅彦 今泉
誠 山科
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 隆照 今泉, 毅彦 今泉, 誠 山科 filed Critical 隆照 今泉
Priority to JP2010022335A priority Critical patent/JP4536156B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4536156B1 publication Critical patent/JP4536156B1/ja
Priority to PCT/JP2010/066771 priority patent/WO2011089757A1/ja
Publication of JP2011170394A publication Critical patent/JP2011170394A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】ブログ等をまとめたWEBサイトの価値を向上する活動を遅滞なく適切に反映して、ユーザへの利益の配分を実行し、さらに分配された当該利益の効用を当該ユーザが享受する場を適切に提供するWEBサイトの管理用サーバ、管理方法及び管理プログラムを提供すること。
【解決手段】管理用サーバ6は、WEBサイトに設けられた広告の実施を示す情報を受け付けたことに応じて、当該実施した広告の広告料の少なくとも一部を実現価値として記憶し、ユーザの活動を示す情報を受信したことに応じて活動単位を付与し、実現価値の残高による分配価値総額の残高を、活動単位の総数に応じて分配し、当該ユーザの所有する現金相当物について、当該活動単位との、連動開始基準レートを算出してユーザ識別情報に関連付けて記憶する。
【選択図】図8

Description

本発明は、WEBサイトの管理用サーバ、管理方法及び管理プログラムに関する。
従来、アフィリエイトと呼ばれるユーザ参加型の広告活動が知られている。ここでアフィリエイトは、WEBサイト上のブログ等を用いた広告活動である。この場合、アフィリエイトでは、ユーザが自らブログを執筆し、当該ブログの一部をバナー広告等の広告エリアとして広告主に提供する。アフィリエイトでは、当該広告エリアの広告に対してブログの閲覧者が事前に取り決めた一定の行動を取ると、広告主からユーザに広告料が支払われる。なおこのユーザはアフィリエイターと呼ばれる。またこの一定の行動は、例えば広告の表示、広告のクリックによる広告主のホームページの閲覧、この広告による商品の購入等である。
このような広告活動に関して、特開2009−294776号公報には利益の配分方法が提案されている。
特開2009−294776号公報
しかしながら従来のアフィリエイトでは、この種のブログ等をまとめたWEBサイトの価値の向上に応じて、広告による利益の配分が適切に実行されていない問題がある。
すなわち従来のアフィリエイトでは、ブログを執筆して当該WEBサイトの価値向上に係る行為を行ってから、このブログの執筆による広告料の支払いを受けるまで、数十日以上の期間を要することが多い。より具体的に、従来のアフィリエイトでは、ブログをWEBサイトにアップロードした後、少なくとも閲覧者がブログを訪問して上述した一定の行動を行うまで、広告料の支払いを待つ必要がある。なお商品の購入により広告料の支払いを受ける場合には、クーリングオフ期間が経過して売り上げが確定するまで待つ場合もある。
ユーザがこのようなWEBサイトの価値を向上する行為を行っても、広告料が得られるまでに長期の期間を要する場合には、ユーザの活動意欲を停滞させ、結局、WEBサイトの価値を低下させることもある。
またさらに特定のブロガーが積極的にブログを更新してWEBサイト全体のページビューが大きく伸びたとしても、従来のアフィリエイトでは、あくまで広告が掲載されたページを提供したブロガーが広告料を得ることになるので、この特定ブロガーの積極的な活動が必ずしもこのブロガーに対する広告料の支払いに反映されないことになる。従ってこの場合も、ユーザの活動意欲を停滞させ、結局、WEBサイトの価値を低下させることになる。
このような状況において、特許文献1には、特定の一次コンテンツから作成された副次的なコンテンツにかかる収益を一次コンテンツのクリエイターに配分する方法が記載されているが、WEBサイトの価値を向上する行為を行ったブロガー等を含むユーザへの利益配分については何ら記載されていない。さらに、仮に広告による利益の配分が適切に実行できるようなWEBサイトが実現したとしても、分配された当該利益の効用を当該ユーザが享受する場の提供にも改善の余地がある。
そこで本発明は、ブログ等をまとめたWEBサイトの価値を向上する活動を遅滞なく適切に反映して、ユーザへの利益の配分を実行し、さらに分配された当該利益の効用を当該ユーザが享受する場を適切に提供するWEBサイトの管理用サーバ、管理方法及び管理プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、具体的には次のようなものを提供する。
(1) 通信ネットワークを介して公衆からアクセス可能なユーザのWEBページをまとめたWEBサイトを管理するWEBサイトの管理用サーバにおいて、
前記ユーザを識別するユーザ識別情報を記憶するユーザ識別情報記憶部と、
前記WEBサイトに設けられた広告の実施を示す情報を受け付けたことに応じて、前記実施をした広告の広告料の少なくとも一部を実現価値として記憶する実現価値記憶部と、
前記WEBサイトに係る前記ユーザの活動を示す情報を、前記通信ネットワークを介して受信したことに応じて、前記の活動の内容に対応する活動単位を付与し、当該活動単位を前記の活動をしたユーザの前記ユーザ識別情報に関連付けて記憶する活動単位付与部と、
前記活動単位付与部が前記活動単位を付与する直前の前記実現価値の残高を分配価値総額として算出する分配価値総額算出部と、
前記活動単位付与部が前記活動単位を付与する直前の前記活動単位の残高に前記活動単位付与部が付与する前記活動単位を加えて分配活動単位総数として算出する分配活動単位総数算出部と、
前記分配価値総額算出部が算出した前記分配価値総額を、前記分配活動単位総数算出部が算出した前記分配活動単位総数に基づいて分配することにより、前記活動単位の評価額を算出して記憶する活動単位評価額算出部と、
前記ユーザの所有する現金として使用可能又は現金に換金可能な現金相当物について、前記活動単位との、価値連動開始要求を受け付けたことに応じて、前記価値連動開始要求を受け付ける直前の前記活動単位の評価額に基づいて、前記活動単位と前記現金相当物との関係を示す連動開始基準レートを算出して、前記ユーザの前記ユーザ識別情報に関連付けて記憶する連動開始基準レート記憶部と、
前記連動開始基準レート記憶部が記憶した連動開始基準レート及び活動単位評価額算出部が算出した前記活動単位の評価額に基づいて前記現金相当物の評価額を算出する現金相当物評価額算出部とを備えるWEBサイトの管理用サーバ。
本発明のこのような構成を備えることにより、当該管理用サーバは、WEBサイトに係るユーザの活動に応じて、対応する活動単位を付与し、当該付与する際に算出した評価値に基づいて当該WEBサイトの広告料を確実にユーザに分配することができると共に、当該ユーザの所有する現金相当物の価値を、当該活動単位の価値に連動させて管理することができる。従って、当該ユーザは迅速に自らの活動に基づいて利益の配分を得て、以ってWEBサイトの価値を向上する活動に対してインセンティブを得ることができると共に、当該ユーザの所有する現金相当物の価値を当該活動単位の価値に連動させて向上させることが可能となり、以って当該ユーザにとってより身近で使い勝手の良い当該現金相当物の使用を通じて、当該WEBサイトで得られた価値の効用を享受する場を得ることができる。
(2) 前記価値連動開始要求を受け付けた前記現金相当物について、価値連動終了要求を受け付けたことに応じて、前記価値連動終了要求を受け付ける直前の前記活動単位の評価額に基づいて、前記活動単位と前記現金相当物との関係を示す連動終了基準レートを算出して、前記ユーザの前記ユーザ識別情報に関連付けて記憶する連動終了基準レート記憶部をさらに備える(1)に記載のWEBサイトの管理用サーバ。
本発明のこのような構成を備えることより、当該管理用サーバは、当該ユーザが価値連動の終了を希望した場合や、当該WEBサイトの運営を中止するような場合において、その際の活動単位の評価額に応じて、当該ユーザと当該WEBサイトの運営側との間で当該ユーザの所有する現金相当物の精算をするための指標を提供することができる。すなわち、当該ユーザは、当該連動終了基準レートに応じて当該WEBサイトの運営側との債権債務関係を精算したり、当該現金相当物の発行・管理側も加えて3者間での精算契約を取り交わしたりすることが可能となる。
(3) 前記活動単位評価額算出部が算出した前記活動単位の評価額を示す情報を公衆が閲覧可能な状態で記憶する情報公開部をさらに備える(1)又は(2)に記載のWEBサイトの管理用サーバ。
本発明のこのような構成を備えることにより、当該管理用サーバは、当該活動単位の評価額を公開する。このことにより、ユーザは、自らが所有する当該活動単位の価値を、随時知ることができる。そして、当該ユーザは、自らの活動により当該WEBサイトの分配価値総額を高めると共に、さらに活動単位の付与を受けるインセンティブを得ることができる。
(4) 前記現金相当物評価額算出部が算出した前記現金相当物の評価額を前記ユーザが閲覧可能な状態で記憶する現金相当物評価額情報記憶部をさらに備える(1)から(3)のいずれかに記載のWEBサイトの管理用サーバ。
本発明のこのような構成を備えることにより、当該管理用サーバは、当該現金相当物の評価額を当該ユーザが閲覧可能とする。このことにより、ユーザは、自らが所有する当該現金相当物の価値を、随時知ることができる。そして、当該ユーザは、自らの活動により当該WEBサイトの分配価値総額を高めると共に、さらに活動単位の付与を受けるインセンティブを当該ユーザにとってより身近な当該現金相当物の評価額の変動を認知することを通じて得ることができる。
(5) 前記ユーザから、前記ユーザ識別情報に関連付けて記憶した前記活動単位の一部又は全部について、現金として使用可能又は現金に換金可能な現金相当物への、交換希望を受け付けたことに応じて、前記交換希望を受け付ける直前の前記活動単位の評価額に基づいて算出した金額を前記実現価値の残高から減じると共に前記活動単位の数を前記分配活動単位総数から控除する活動単位減少交換部をさらに備える(1)から(4)のいずれかに記載のWEBサイトの管理用サーバ。
本発明のこのような構成を備えることにより、当該管理用サーバは、ユーザの希望に応じて、当該ユーザが所有する当該活動単位を現金相当物と交換する。このことにより、当該ユーザは、いつでも当該活動単位を現金相当物に交換できる安心感のもと、当該活動単位を増やし、あるいは価値を高める活動に専念することができる。さらに、当該ユーザは、現金相当物に交換するよりも、当該WEBサイトにおける自らの活動に応じて利得の期待できる当該活動単位のまま価値を増やすインセンティブを得ることができる。
(6) 前記ユーザから、現金として使用可能又は現金に換金可能な現金相当物について、前記活動単位への、交換希望を受け付けたことに応じて、交換を希望する金額を前記実現価値の残高に加えると共に、前記交換希望を受け付ける直前の前記活動単位の評価額に基づいて算出した前記活動単位の数を前記分配活動単位総数に追加する活動単位増加交換部をさらに備える(1)から(5)のいずれかに記載のWEBサイトの管理用サーバ。
本発明のこのような構成を備えることにより、当該管理用サーバは、ユーザの希望に応じて、当該ユーザが交換を希望する現金相当物の金額を実現価値の残高に加えると共に、前記交換希望を受け付ける直前の前記活動単位の評価額に基づいて算出した活動単位を分配活動単位総数に加える。このことにより、当該ユーザは、過去に取得して死蔵させているポイント等の現金相当物を当該活動単位に交換して増やすことができる。
(7) 前記実現価値記憶部は、前記WEBサイトにおける前記ユーザの活動履歴に基づいて作成される分析レポートの販売を示す情報を、前記販売の販売価格を示す情報と共に受け付けたことに応じて、前記分析レポートの前記販売価格の少なくとも一部を前記実現価値に加えて記憶する(1)から(6)のいずれかに記載のWEBサイトの管理用サーバ。
本発明のこのような構成を備えることにより、当該管理用サーバは、当該分析レポートの販売価格の少なくとも一部を当該実現価値に加える。このことにより、ユーザは、より適切な活動履歴を当該サーバに提供し、当該WEBサイトの分配価値総額を高め、以って自らが受け取る分配価値を高めるインセンティブを得ることができる。当該分析レポートの販売により、当該実現価値が確実に増加するのに対して分配活動単位総数は不変であるため、当該ユーザにとってはより大きなインセンティブとなる。
(8) 前記ユーザが所有する前記現金相当物の残高を記憶する現金相当物記憶部と、
前記ユーザの所有する前記現金相当物の残高の変化に関する情報を受け付けたことに応じて、前記ユーザの所有する現金相当物の残高を更新する現金相当物残高更新部と、をさらに備え、
前記現金相当物評価額算出部は、前記現金相当物残高更新部が更新した、現金相当物を所有するユーザ及び当該現金相当物について、前記連動開始基準レート記憶部が前記連動開始基準レートを記憶している場合に、前記現金相当物残高更新部が更新した残高に基づいて、前記現金相当物の評価額を算出する(1)から(7)のいずれかに記載のWEBサイトの管理用サーバ。
本発明のこのような構成を備えることにより、当該管理用サーバは、価値連動を開始した後、ユーザの所有する現金相当物に変化が生じた場合に、当該変化した後の現金相当物の評価額を記憶する。従って、ユーザは、価値連動を開始した後にさらに現金相当物を取得した場合等において、当該現金相当物の評価額をその都度知ることができる。
(9) 前記広告の実施に伴う前記広告料のうち、前記広告を閲覧又は選択したユーザに対して支払う現金相当物を計算する広告協力料金算出部をさらに備え、
前記現金相当物評価額算出部は、前記広告協力料金算出部が算出した、現金相当物を支払うユーザ及び当該現金相当物について、前記連動開始基準レート記憶部が前記連動開始基準レートを記憶している場合に、前記ユーザについて、前記広告協力料金算出部が算出した現金相当物の評価額を、当該ユーザの保持する前記現金相当物の評価額から控除する(1)から(8)のいずれかに記載のWEBサイトの管理用サーバ。
本発明のこのような構成を備えることにより、当該管理用サーバは、広告料のうち広告を閲覧等したユーザに直接支払われる現金相当物の評価額を当該ユーザの現金相当物の評価額から控除して、当該ユーザに対する価値連動をキャンセルすることができる。このことにより、当該ユーザは、自分で用意した広告枠の広告を自分でクリックして利益を得るインセンティブを失い、当該WEBサイトにおいて活動することにより活動単位の付与を通じて利益の分配を得ようとするインセンティブを得ることができる。
(10) 前記連動開始基準レート記憶部は、前記現金相当物の種類毎に、前記連動開始基準レートを記憶し、
前記現金相当物評価額算出部は、前記現金相当物の種類毎に、対応する前記現金相当物の評価額を算出する(1)から(9)いずれかに記載のWEBサイトの管理用サーバ。
本発明はこのような構成を備えることにより、複数種類の現金物相当物に対応することができる。
(11) 管理用サーバが、通信ネットワークを介して公衆からアクセス可能なユーザのWEBページをまとめたWEBサイトを管理する管理方法において、
前記管理用サーバが、前記ユーザを識別するユーザ識別情報を記憶するユーザ識別情報記憶ステップと、
前記WEBサイトに設けられた広告の実施を示す情報を受け付けたことに応じて、前記実施をした広告の広告料の少なくとも一部を実現価値として記憶する実現価値記憶ステップと、
前記WEBサイトに係る前記ユーザの活動を示す情報を、前記通信ネットワークを介して受信したことに応じて、前記活動の内容に対応する活動単位を付与し、当該活動単位を前記活動をしたユーザの前記ユーザ識別情報に関連付けて記憶する活動単位付与ステップと、
前記活動単位付与ステップにおいて、前記管理用サーバが前記活動単位を付与する直前の前記実現価値の残高を分配価値総額として算出する分配価値総額算出ステップと、
前記活動単位付与ステップにおいて、前記管理用サーバが前記活動単位を付与する直前の前記活動単位の残高に前記管理用サーバが付与する前記活動単位を加えて分配活動単位総数として算出する分配活動単位総数算出ステップと、
前記分配価値総額算出ステップにおいて、前記管理用サーバが算出した前記分配価値総額を、前記分配活動単位総数算出ステップにおいて、前記管理用サーバが算出した前記分配活動単位総数に基づいて分配することにより、前記活動単位の評価額を算出して記憶する活動単位評価額算出ステップと、
前記ユーザの所有する現金として使用可能又は現金に換金可能な現金相当物について、前記活動単位との、価値連動開始要求を受け付けたことに応じて、前記価値連動開始要求を受け付ける直前の前記活動単位の評価額に基づいて、前記活動単位と前記現金相当物との関係を示す連動開始基準レートを算出して、前記ユーザの前記ユーザ識別情報に関連付けて記憶する連動開始基準レート記憶ステップと、
前記連動開始基準レート記憶ステップにおいて、前記管理用サーバが記憶した連動開始基準レート及び活動単位評価額算出ステップにおいて算出した前記活動単位の評価額に基づいて前記現金相当物の評価額を算出する現金相当物評価額算出ステップとを含む管理方法。
本発明のこのような方法を当該管理用サーバに実施させることにより(1)と同様の効果が期待できる。
(12) 通信ネットワークを介して公衆からアクセス可能なユーザのWEBページをまとめたWEBサイトの管理を管理用サーバに実行させる管理プログラムにおいて、
前記管理用サーバに、前記ユーザを識別するユーザ識別情報を記憶させるユーザ識別情報記憶ステップと、
前記WEBサイトに設けられた広告の実施を示す情報を受け付けたことに応じて、前記実施をした広告の広告料の少なくとも一部を実現価値として記憶させる実現価値記憶ステップと、
前記WEBサイトに係る前記ユーザの活動を示す情報を、前記通信ネットワークを介して受信したことに応じて、前記活動の内容に対応する活動単位を付与し、当該活動単位を前記活動をしたユーザの前記ユーザ識別情報に関連付けて記憶させる活動単位付与ステップと、
前記活動単位付与ステップにおいて、前記管理用サーバが前記活動単位を付与する直前の前記実現価値の残高を分配価値総額として算出させる分配価値総額算出ステップと、
前記活動単位付与ステップにおいて、前記管理用サーバが前記活動単位を付与する直前の前記活動単位の残高に前記管理用サーバが付与する前記活動単位を加えて分配活動単位総数として算出させる分配活動単位総数算出ステップと、
前記分配価値総額算出ステップにおいて、前記管理用サーバが算出した前記分配価値総額を、前記分配活動単位総数算出ステップにおいて、前記管理用サーバが算出した前記分配活動単位総数に基づいて分配することにより、前記活動単位の評価額を算出して記憶させる活動単位評価額算出ステップと、
前記ユーザの所有する現金として使用可能又は現金に換金可能な現金相当物について、前記活動単位との、価値連動開始要求を受け付けたことに応じて、前記価値連動開始要求を受け付ける直前の前記活動単位の評価額に基づいて、前記活動単位と前記現金相当物との関係を示す連動開始基準レートを算出して、前記ユーザの前記ユーザ識別情報に関連付けて記憶する連動開始基準レート記憶ステップと、
前記連動開始基準レート記憶ステップにおいて、前記管理用サーバが記憶した連動開始基準レート及び活動単位評価額算出ステップにおいて、前記管理用サーバが算出した前記活動単位の評価額に基づいて前記現金相当物の評価額を算出する現金相当物評価額算出ステップとを実行させる管理プログラム。
本発明のこのような各ステップを当該管理用サーバに実行させることにより(1)と同様の効果が期待できる。
本発明によれば、管理用サーバは、ユーザによるWEBサイト上での活動を、迅速に価値分配のための活動単位で表現して当該活動をしたユーザに付与し、当該WEBサイトにおいて実施された広告に基づく実現価値を迅速に当該活動単位の価値に反映することができると共に、当該ユーザの所有する現金相当物の価値を、当該活動単位の価値に連動させて管理することができる。従って、ブログ等をまとめたWEBサイトの価値の向上を遅滞なく適切に反映し、当該価値のユーザへの配分を適切に実行すると共に、当該ユーザの所有する現金相当物の価値を、当該活動単位の価値に連動させて管理することができるWEBサイトの管理用サーバ、管理方法及び管理プログラムを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るシステムを示すブロック図である。 図1のシステムにおける広告料テーブルを示す図表である。 図1のシステムにおける実現価値ログを示す図表である。 図1のシステムにおけるマイルテーブルを示す図表である。 図1のシステムにおける付与マイルログを示す図表である。 図1のシステムにおけるポイント価値連動開始基準レートテーブルを示す図表である。 図1のシステムにおけるポイント価値連動終了基準レートテーブルを示す図表である。 図1のシステムにおける管理用サーバの機能ブロック図である。 図1のシステムにおける管理用サーバの処理手順を示すフローチャートである。 図1のシステムにおける管理用サーバの処理手順を示すフローチャートである。 図1のシステムにおける管理用サーバの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るシステムを示すブロック図である。 図12のシステムにおける管理用サーバの機能ブロック図である。 図13のシステムにおける管理用サーバの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係るシステムを示すブロック図である。 図15のシステムにおける管理用サーバの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態に係るシステムを示すブロック図である。 図17のシステムにおける管理用サーバの機能ブロック図である。 図18のシステムにおける管理用サーバの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態に係るシステムを示すブロック図である。 図20のシステムにおける管理用サーバの機能ブロック図である。 図20のシステムにおける管理用サーバの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第6の実施の形態に係るシステムを示すブロック図である。 図23のシステムにおける管理用サーバの機能ブロック図である。 本発明の第7の実施の形態に係るシステムを示すブロック図である。 図25のシステムにおける管理用サーバの機能ブロック図である。 本発明の第8の実施の形態に係るシステムを示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について詳述する。
(1)第1の実施の形態
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るシステム1を示すブロック図である。このシステム1は、ブログ、コンテンツ等の商品販売のページを含むWEBサイトにおいて実現した広告料に基づく実現価値を、当該WEBサイトで活動をしたユーザに配分する。
すなわちこのシステム1において、WEBサーバ2は、複数のWEBページによるWEBサイトを運営するサーバである。この実施の形態において、このWEBページは、ブログを含む。WEBサーバ2は、登録されたユーザのユーザ端末3によるアクセスにより、ブログの執筆、更新を受け付け、さらにはユーザ端末3で購読可能なメールマガジンを発行する。WEBサーバ2は、ユーザ端末3からのアクセスを管理用サーバ6に通知することにより、WEBサイトに係る当該ユーザの活動を通知する。このように、WEBサーバ2は、ブログ、商品販売等に係る一般的なWEBサーバの構成を備えてもよい。
またWEBサーバ2は、上記のユーザを含む閲覧者の端末である閲覧者端末4からのアクセスにより、対応するWEBページを当該閲覧者端末4で表示する。閲覧者端末4は、WEBページに設定された広告スペースに、対応する広告を表示すると共に、WEBサーバ2に表示した旨を通知する。さらに閲覧者端末4は、WEBページの広告の閲覧者のクリック操作を受け付けると、当該広告に設定されたリンクにより、WEBサーバ2にクリックした旨を通知すると共に、広告主サーバ5にページ要求を送信し、広告主サーバ5から受信した商品購入等に係るWEBページを表示する。なおこの通知の方法は、WEBビーコンによるもの等の様々な方法が採用可能である。
またWEBサーバ2は、閲覧者端末4からのアクセスによりメールマガジンの購読要求を受け付ける。WEBサーバ2は、当該購読要求を受け付けたことに応じて、閲覧者端末4から送信された指定メールアドレスに対して定期的に、あるいは不定期にメールマガジンを生成して送信するために当該指定メールアドレスを記憶する。
WEBサーバ2は、このWEBページの閲覧に係る閲覧者端末4のアクセス、広告のクリックを管理用サーバ6に通知することにより、広告の実施を示す情報を管理用サーバ6に通知する。なお、この通知の方法はこれに限られず、WEBビーコンを各WEBページに埋め込んでおき、各ページが閲覧者端末4で表示される際に、閲覧者端末4から直接、管理用サーバ6に通知してもよい。またこの場合の広告の実施を示す情報は、例えば広告の表示及び広告のクリック等を示す情報である。
広告主サーバ5は、WEBページで広告を行う広告主のサーバであり、WEBページに設定されたリンクを辿った閲覧者端末4のアクセスにより、商品やサービスの購入に係るホームページを閲覧者端末4で表示する。またこの商品購入に係るホームページの表示により、商品やサービスの購入を受け付ける。広告主サーバ5は、この商品やサービスの購入により商品発送やサービスへの申し込み等の一連の処理を指示する。広告主サーバ5は、リンク元のWEBページを特定する情報を記録して保持し、商品やサービスの販売が確定すると、対応するWEBページを特定する情報を管理用サーバ6に通知する。これにより広告主サーバ5は、商品の販売を広告料の支払い条件としている場合について、広告の実施を示す情報を管理用サーバ6に通知する。なお、この通知の方法はこれに限られず、WEBビーコンを各WEBページに埋め込んでおき、各ページが閲覧者端末4で表示される際に、閲覧者端末4から直接管理用サーバ6に通知してもよい。さらに、これらの手法に限らず、アフィリエイトシステム等において使用されている各種の手法を広く適用することができる。
広告主端末8は、WEBページで表示する広告に関する各種の情報を設定する広告主の端末装置である。広告主端末8は、WEBページで表示する広告の情報(画像情報、テキスト情報等)、この広告に係る広告料、この広告料の支払い条件、この広告による広告主サーバ5のホームページのURL、広告に係る商品の属性情報等を管理用サーバ6に通知する。なおここでこの広告料の支払い条件は、例えば広告の表示により広告料を支払う、広告のクリックにより広告料を支払う、商品やサービスの販売の確定により広告料を支払等の条件である。
管理用サーバ6は、WEBサイトの管理プログラムの実行により、このWEBサイトを管理するサーバである。管理用サーバ6は、ユーザ端末3がユーザからユーザ登録を要求する操作を受け付けたことに応じて、ユーザ端末3から当該ユーザ登録の要求を受け付け、当該ユーザを識別する識別情報、対応するWEBページを特定するWEBページの識別情報等によりユーザデータベース(ユーザDB6E)を構築する。
また管理用サーバ6は、広告主端末8から指定された属性情報、広告料等により、各WEBページで表示する広告を選択する。また管理用サーバ6は、この選択に基づいてWEBページに設定されるリンクに対応付けて広告の情報、広告主サーバ5によるホームページのURLをWEBサーバ2に記録することにより、WEBページに広告主の広告を表示可能に設定し、さらには閲覧者端末4で広告主サーバ5のホームページを表示可能に設定する。なお、これらの広告の選択や設定の処理は管理用サーバ6に限られず、WEBサーバ2やその他のサーバが行ってもよい。この場合、これらのサーバは広告の実施を示す情報を管理用サーバ6に送信する。
なおこの実施の形態において、管理用サーバ6は、入札により広告を受け付ける。従って管理用サーバ6は、広告主端末8から入札の条件を受け付け、各広告スペースの属性に対応する入札の中から、最も高い入札額(広告料)を示した広告を選択し、WEBページで表示する広告を決定する。従ってこのシステム1では、同一のWEBページを閲覧して同種の広告を表示する場合であっても、閲覧の日時等によって広告料が種々に変動することになる。なお、これらの入札等による広告の受け付けは管理用サーバ6に限られず、WEBサーバ2が直接受け付けて、広告の設定内容を管理用サーバ6に通知してもよい。
また管理用サーバ6は、広告主端末8から受け付けた広告料、この広告料の支払い条件をテーブルの形式により記録することにより、図2に示すように、広告料テーブル6Aを作成して保持する。なおこの図2の例では、広告主ID「001」の広告ID「XYZ」の広告については、広告の実施内容に応じて、表示、クリック、商品の購入によりそれぞれ20円、40円、800円の広告料が支払われることが示されている。
管理用サーバ6は、WEBサーバ2、広告主サーバ5からの通知によりこの広告料テーブル6Aを参照し、これによりWEBサーバ2、広告主サーバ5からの広告の実施を示す情報の通知によって対応する広告料を算出する。なお、これに限られず、管理用サーバ6は、広告の実施を示す情報の中に広告料に関する情報を含んで通知を受けてもよい。この他、広告を実施して当該WEBサイトの収入として確定した広告料を特定する様々な方法が採用可能である。さらに、管理用サーバ6は、算出あるいは特定した広告料の少なくとも一部、例えば所定割合を、実現価値として算出する。ここで実現価値は、得られた広告料のうち、ユーザに配分する金額である。なお、この所定割合は適宜決定することができる。管理用サーバ6は、図3に示すように、この算出実現価値を関連する情報と共に時系列により記録して実現価値ログ6Cを作成する。なおこの図3の例では、広告主ID「001」、広告ID「XYZ」により特定される広告について、この広告の表示により20円の広告料収入が得られ、その半分(3分の1や30%等その他の割合や、様々な計算式によるものも可能である)の10円の実現価値が算出されている。また続いてこの広告がクリックされることにより40円の広告料収入が得られ、20円の実現価値が算出されていることが示されている。また続いて広告主ID「003」、広告ID「AAA」により特定される広告の商品の販売により900円の広告料収入が得られ、450円の実現価値が算出されていることが示されている。なお、これらの一連の実現価値の算出の処理については管理用サーバ6に限られず、WEBサーバ2が広告料の算出あるいは特定を行い、図2に示す実現価値ログ6Cの一部を作成、更新してもよい。そして、管理用サーバ6は、WEBサーバ2から実現価値ログ6Cの内容の通知を受けて、実現価値を算出してもよい。あるいは、管理用サーバ6及びWEBサーバ2を一体とするサーバとして実現してもよい。
また管理用サーバ6は、事前の設定により、ユーザのWEBサイトに係る活動の内容に応じて付与する活動単位(マイル)を示すテーブルとしてマイルテーブル6Bを備える。ここでマイルテーブル6Bは、図4に示すように、WEBサーバ2あるいはユーザ端末3から通知されるWEBページに係るユーザの活動の内容に応じて付与するマイルを記録したテーブルである。ここでマイルは、当該WEBサイトの価値の向上に対するユーザの活動を評価する活動単位である。以下、本実施形態においては、活動単位としてマイルを付与する例で説明する。この実施の形態において、このマイルの付与対象となるWEBページに関するユーザの活動は、ブログの作成、更新、閲覧、メールマガジンの発行である。なおこの実施の形態では、これらの活動の他に、閲覧者がメールマガジンの購読を申し込む活動や単に閲覧する活動も、広い意味でWEBサイトの価値向上に資する活動としてマイルを付与するべく、マイルテーブル6Bに記録される。
この図4に示す例では、活動ID「A」及び「B」により特定される活動にそれぞれ15マイル、20マイルが付与されることが示されている。なお活動ID「A」及び「B」の活動は、例えばブログの更新、新規作成である。なおこのマイルは、WEBサイトの価値の向上に役立てるとの観点より、当該WEBページがブログであることを考慮して付与される。従ってWEBサイトの種類によって、さらには観点の相違によりマイルの付与の多寡は種々に異なる。
管理用サーバ6は、WEBサーバ2又はユーザ端末3からの当該ユーザの各種活動を示す通知によりこのマイルテーブル6Bを参照して各活動に対応して当該ユーザに付与するマイルを算出する。また図5に示すように、算出したマイルを関連する情報と共に時系列により記録して付与マイルログ6Dを作成する。なおこの図5の例では、WEBページID「abc」によるWEBページについて、ユーザID「111」にユーザが活動ID「A」により特定される活動をし、これにより値15のマイルが付与されたことが示されている。また続いて、WEBページID「XYZ」によるWEBページについて、ユーザID「222」のユーザが活動ID「B」により特定される活動をし、これにより値20のマイルが付与されていることが示されている。
管理用サーバ6は、ユーザの所有する現金として使用可能又は現金に換金可能な現金相当物(例えば、ポイント)について、マイルとの、価値連動開始要求を受け付けたことに応じて、当該価値連動開始要求を受け付ける直前のマイルの評価額に基づいて、マイルと現金相当物(ポイント)との関係を示す連動開始基準レートを算出して、当該ユーザのユーザIDに関連付けて記憶し、ポイント価値連動開始基準レートテーブル6Nを構築する。なお、この連動開始基準レートは、当該直前のマイルの評価額よりも高い価値のレートにより算出したものであってもよい。さらに、この現金相当物は、企業が顧客の囲い込み等の目的で配布するいわゆるポイントやスタンプ、金券等が含まれるが、本実施形態においては、「ポイント」を例に挙げて説明する。ここで、価値連動開始要求とは、ユーザの保持するポイントの価値を、当該WEBページ上におけるマイルの価値変動に連動させる、という旨の要求である。また、ユーザ又はマイル若しくはポイントシステムの運営主体等のいずれもがその要求主体となり得る。そして、管理用サーバ6は、例えば当該WEBサイトへのユーザ登録の際に当該要求を受け付けてもよい。
図6に示す例では、ユーザID「111」のユーザの、ポイントID「P001」の連動開始基準レートが「1マイル=1ポイント」である旨等が記憶されている。このように管理用サーバ6は、ユーザ毎、ポイント毎にマイルとの連動開始基準レートをそれぞれ記憶・管理する。
同様に、管理用サーバ6は、当該ポイントについて、マイルとの、価値連動終了要求を受け付けたことに応じて、前記価値連動終了要求を受け付ける直前の前記マイルの評価額に基づいて、マイルとポイントとの関係を示す連動終了基準レートを算出して、当該ユーザのユーザIDに関連付けて記憶し、ポイント価値連動終了基準レートテーブル6Qを構築する。ここで、価値連動終了要求とは、ユーザの保持するポイントの価値について、当該WEBページ上におけるマイルの価値変動に連動を終了させる、という旨の要求である。また、ユーザ又はマイル若しくはポイントシステムの運営主体等のいずれもがその要求主体となり得る。そして、管理用サーバ6は、例えば当該WEBサイトからユーザ登録を抹消する際や当該WEBサイト自体を閉鎖する際に当該要求を受け付けてもよい。
図7に示す例では、ユーザID「111」のユーザの、ポイントID「P001」の連動終了基準レートが「1マイル=3ポイント」である旨等が記憶されている。このように管理用サーバ6は、ユーザ毎、ポイント毎にマイルとの連動終了基準レートをそれぞれ記憶・管理する。
管理用サーバ6は、これら実現価値ログ、付与マイルログ6Dの記録を処理して広告料による利益を各ユーザに配分すると共に、当該ユーザの所有するポイントの価値を、当該マイルの価値に連動させて管理する。
図8は、これら実現価値ログ6C、付与マイルログ6Dの処理に係る管理用サーバ6の構成を示す機能ブロック図である。従って管理用サーバ6においては、この図8の機能ブロックに対応する処理ステップを適宜実行することになる。
この図8の構成において、ユーザ識別情報記憶部6Fは、ユーザ端末3からのアクセスによりユーザ登録が指示されると、当該ユーザを識別するユーザ識別情報を記憶してユーザデータベース(ユーザDB6E)を構築する。
活動単位付与部としてのマイル付与部6Gは、WEBサイトに係るユーザの活動を示す情報を通信ネットワークを介して受信すると、当該活動の内容に対応する活動単位としてマイルを付与し、このマイルをユーザ識別情報に関連付けて記憶する。より具体的に、マイル付与部6Gは、上述したように、WEBサーバ2あるいは広告主サーバ5からの通知を受信したことに応じて、マイルテーブル6Bを参照して各活動に対して付与するマイルを算出し、付与マイルログ6Dに記憶する。
分配活動単位総数算出部としての分配マイル総数算出部6Hは、マイル付与部6Gがマイルを付与する直前のマイルの残高にマイル付与部6Gが付与するマイルを加えて分配マイル総数(分配活動単位総数)を算出する。さらに、各ユーザから、各ユーザのユーザ識別情報に関連付けて記憶したマイルの一部又は全部について、現金として使用可能又は現金に換金可能な現金相当物(例えば、ポイント)への、交換希望を受け付けたことに応じて、管理用サーバ6は、当該現金相当物(ポイント)への交換処理を実行しこの交換処理に対応して各ユーザのマイルを減少させる。さらに、各ユーザから、現金として使用可能又は現金に換金可能な現金相当物(ポイント)について、マイルへの、交換希望を受け付けたことに応じて、管理用サーバ6は、当該現金相当物(ポイント)からマイルへの交換処理を実行し、対応して各ユーザのマイルを増加させる。従って管理用サーバ6において、各ユーザのマイル、WEBサイトにおけるマイルの総数は種々に変化することになる。
そこで分配マイル総数算出部6Hは、マイル付与部6Gがマイルを付与する毎に付与マイルログ6Dの記録を参照し、マイル付与部6Gで今回付与したマイルをそれまでの全ユーザのマイルの集計値に加算し、マイル総数(分配活動単位総数)を算出する。
実現価値記憶部6Iは、上述したように、WEBサイトに設けられた広告の実施を示す情報を受け付けると、当該WEBサイトへの支払いが確定した広告料の少なくとも一部、例えば所定割合を、実現価値として記憶して実現価値ログ6Cを構築する。
分配価値総額算出部6Jは、その時点での実現価値の残高を分配価値総額として算出する。さらに、各ユーザから、各ユーザのユーザ識別情報に関連付けて記憶したマイルの一部又は全部について、現金として使用可能又は現金に換金可能な現金相当物(ポイント)への、交換希望を受け付けたことに応じて、管理用サーバ6は、当該現金相当物(ポイント)への交換処理を実行しこの交換処理に対応して各ユーザのマイルを減少させる。さらに、各ユーザから、現金として使用可能又は現金に換金可能な現金相当物(ポイント)について、マイルへの、交換希望を受け付けたことに応じて、管理用サーバ6は、当該現金相当物(ポイント)からマイルへの交換処理を実行し、対応して各ユーザのマイルを増加させる。さらに、当該WEBサイトにおける当該ユーザの活動履歴に基づいて作成される分析レポートの販売を示す情報を、当該販売の販売価格を示す情報と共に受け付けたことに応じて、管理用サーバ6は、当該分析レポートの当該販売価格の少なくとも一部、例えば所定割合を実現価値に加えて記憶する。従って管理用サーバ6では、分配可能な利益(実現価値)の総額もこれらの処理により種々に変化することになる。
そこで分配価値総額算出部6Jは、分配マイル総数算出部6Hで算出する分配マイル総数(分配活動単位総数)に対応するその時点での実現価値の残高を実現価値の総額として算出する。
活動単位評価額算出部としてのマイル評価額算出部6Kは、分配価値総額算出部6Jで算出した分配価値総額を、分配活動単位総数算出部としての分配マイル総数算出部6Hが算出した分配マイル総数(分配活動単位総数)に基づいて分配することにより、マイル(活動単位)の評価額を算出して記憶する。より具体的に、この実施の形態において、活動単位評価額算出部としてのマイル評価額算出部6Kは、分配価値総額算出部6Jで算出した分配価値総額を、分配マイル総数算出部6Hが算出した分配マイル総数(分配活動単位総数)で割り算して活動単位の評価額を算出する。
なおこれによりこの実施の形態では、ユーザに付与されたマイルに単純比例するように利益を分配することになる。しかしながら例えばユーザに付与されたマイルが増大するに従って分配率が低下する場合等、それぞれのユーザに付与されたマイルの集計値を基準にした利益の分配にあっては、種々の手法を適用することができる。なおこのようにユーザに付与されたマイルが増大するに従って分配率が低下するように設定した場合には、付与されたマイルの少ないユーザに対して積極的にブログの更新を働きかけるように、付与されたマイルの少ないユーザに対してインセンティブを増大させることができる。
情報公開部6Lは、マイル評価額算出部6Kが算出したマイル(活動単位)の評価額を示す情報を公衆が閲覧可能な状態で記憶する。管理用サーバ6は、この情報をユーザ端末3、閲覧者端末4のアクセスによりこれらのユーザ端末3、閲覧者端末4に提供する。すなわちこの実施の形態において、各WEBページにマイル(活動単位)確認のメニューが設けられており、WEBサーバ2は、このメニューのクリックにより対応するユーザ端末3にマイル(活動単位)の確認画面を表示し、この確認画面でマイル(活動単位)の評価額を表示する。またユーザ端末3によりアクセスにおいては、併せて現在のマイル(活動単位)の集計値を表示する。
管理用サーバ6は、この変換処理のメニューに設定されたリンクにより、変換処理のメニューがクリックされると、変換処理用の画面をユーザ端末3で表示する。管理用サーバ6は、この変換処理用の画面で、当該ユーザのマイル(活動単位)の残高に評価額を乗算し、現在のマイル(活動単位)に対応する分配価値の額を表示する。また現金として使用可能又は現金に換金可能な現金相当物(ポイント)に変換するマイル数(活動単位数)の入力を受け付ける。なおここでこの交換対象の現金相当物は、例えばポイントや電子マネーである。
活動単位減少交換部としてのマイル減少交換部6Mは、この交換処理用の画面におけるユーザの操作により、現金相当物(ポイント)への交換が指示されると、交換指示を受け付ける直前のマイル(活動単位)の評価額よりも低い価値の交換レートにより算出した金額を実現価値の残高から減じると共に、対応するマイル(活動単位)の数を分配マイル総数(分配活動単位総数)から減算する。なおここで低い価値の交換レートとしたのは、交換の際に手数料を徴収するためと、ユーザに対し、マイル(活動単位)をより多く保持し、WEBサイトの価値の増大という共通の目的に資する活動を積極的に行うインセンティブを与えるためである。
図3の例により具体的に説明すると、ある時点で実現価値の残高が10000円であった場合、その時点でさらに図3に示すような各実現価値が確定する度に、実現価値の残高は、それぞれ10010円、10030円、10480円に増加する。また図5の例の場合、マイルを付与する直前のマイルの総数が10000マイルである場合、ユーザが各活動をする度に、マイルの総計は、それぞれ10015マイル、10035マイルに増加する。従って活動ID「A」の活動の時間が12時12分であることから、活動ID「A」の活動に係る12時12分の時点では、その直前の実現価値の残高は10010円となり、マイルの評価額は、10010円を10015マイルで割った0.999500748円となる。また続く活動ID「B」の活動に係る12時14分の時点では、その直前の実現価値の残高は10030円となり、マイルの評価額は、10030円を10035マイルで割った0.999501743円となる。また続く12時15分の時点では、10480円を10035マイルで割った1.044344793円がマイルの評価額となる。この12時15分の実現価値の増加後の時点で20マイルがポイントや電子マネー等の現金相当物に変換されると、マイルの総計から20マイルが減算され、さらに20マイル×1.099310308円(その時点の評価額よりも5%低いレート)の分だけ実現価値の残高から減額されることになる。
連動開始基準レート記憶部6Rは、ユーザの所有するポイントについて、マイルとの、価値連動開始要求を受け付けたことに応じて、当該価値連動開始要求を受け付ける直前のマイルの評価額に基づいて、マイルとポイントとの関係を示す連動開始基準レートを算出して、当該ユーザのユーザIDに関連付けて、ポイント価値連動開始基準レートテーブル6Nに記憶する。
同様に、連動終了基準レート記憶部6Tは、当該ポイントについて、マイルとの、価値連動終了要求を受け付けたことに応じて、前記価値連動終了要求を受け付ける直前のマイルの評価額に基づいて、マイルとポイントとの関係を示す連動終了基準レートを算出して、前記ユーザの前記ユーザIDに関連付けて、ポイント価値連動終了基準レートテーブル6Qに記憶する。
現金相当物評価額算出部としてのポイント評価額算出部6Sは、連動開始基準レート記憶部6Rが記憶した連動開始基準レート及びマイル評価額算出部6Kが算出したマイルの評価額に基づいてポイントの評価額を算出する。
現金相当物評価額情報記憶部としてのポイント評価情報記憶部6Uは、ポイント評価額算出部6Sが算出したポイントの評価額をユーザが閲覧可能な状態で記憶する。
図9は、図8の機能ブロック図の各構成に対応する管理用サーバ6の処理手順を示すフローチャートである。管理用サーバ6は、インターネット等の通信ネットワークを介したアクセスによりユーザ登録の要求を受け付けると、ユーザ識別情報記憶部6Fに係る処理を実行し、当該ユーザをユーザデータベース(ユーザDB6E)に登録する(SP1−SP2−SP3)。また広告の実施に係る情報を受け付けると、実現価値記憶部6Iに係る処理を実行し、実現価値を算出する(SP4−SP5)。
またユーザの活動により、マイル付与部6G、分配マイル総数算出部6H、マイル評価額算出部6Kに対応する処理を順次実行し、マイル(活動単位)の評価額を計算する(SP6−SP7−SP8−SP9)。またユーザ端末3、閲覧者端末4からのアクセスにより情報公開部6Lに係る処理を実行し、マイル(活動単位)の評価額を表示する(SP10−SP11)。またユーザによりマイルの変換要求を受け付けると、マイル減少交換部6Mに対応する処理を実行し、ユーザの指示したマイル数をポイント(現金相当物)に交換する(SP12、SP13)。
図10は、図8の機能ブロック図の連動開始基準レート記憶部6R及び連動終了基準レート記憶部6Tに対応する管理用サーバ6の処理手順を示すフローチャートである。
連動開始基準レート記憶部6Rは、ユーザの所有するポイントについて、マイルとの、価値連動開始要求を受け付けたことに応じて、当該価値連動開始要求を受け付ける直前のマイルの評価額に基づいて、マイルとポイントとの関係を示す連動開始基準レートを算出して、当該ユーザのユーザIDに関連付けて記憶する(SP41−SP42)。
同様に、連動終了基準レート記憶部6Tは、ユーザの所有するポイントについて、マイルとの、価値連動終了要求を受け付けたことに応じて、当該価値連動終了要求を受け付ける直前のマイルの評価額に基づいて、マイルとポイントとの関係を示す連動終了基準レートを算出して、当該ユーザのユーザIDに関連付けて記憶する(SP43−SP44)。
図11は、図8の機能ブロック図のポイント評価額算出部6S及びポイント評価情報記憶部6Uに対応する管理用サーバ6の処理手順を示すフローチャートである。
ポイント評価額算出部6Sは、連動開始基準レート記憶部6Rが記憶した連動開始基準レート及びマイル評価額算出部6Kが算出したマイルの評価額に基づいてポイントの評価額を算出する(SP51)。
さらに、ポイント評価情報記憶部6Uは、ポイント評価額算出部6Sが算出したポイントの評価額をユーザが閲覧可能な状態で記憶する(SP52)。
(2)実施の形態の動作
以上の構成において、このシステム1では(図1)、ユーザ端末3によりWEBサーバ2にアクセスしてブログの更新等が実行され、閲覧者端末4によるアクセスによりこのブログが閲覧される。このブログには、広告が掲載されており、ユーザを含む閲覧者によるこの広告のクリック操作を受け付けると、閲覧者端末4は、広告に設定されたリンクを辿って広告主サーバ5にアクセスし、この広告に係るホームページを表示する。システム1は、この広告の表示、この広告のクリック、この広告を辿ったホームページにおける商品の購入に応じて、広告主からの広告料の支払を確定させ、その一部を実現価値として記憶する。
従来のアフィリエイトにおいて、この広告主が支払った広告料は、対応する広告を表示したWEBページのユーザに配分される。これにより従来のシステムでは、頻繁にブログを更新し、当該WEBサイトの集客に大きく寄与しているユーザにあっても、直には高い収益が保障されないことになる。特にブログにあっては、頻繁に書き込みしてページが長くなると、その分、広告が見つかり難くなる。従ってこの場合には、積極的にサイトの価値向上に活動しているにも拘わらず、却って収益は減収することになる。また広告料の収入にあっては、数十日程度待つ必要がある。これらによりWEBサイトの価値向上に積極的に活動するユーザに対して、従来のシステムでは、その活動に見合う対価が支払われていないことになる。
そこでこの実施の形態では、広告料が支払われたブログのユーザが誰かに関わらず、WEBサイトの価値向上に寄与するユーザの活動について、それぞれマイルが付与される。またこのマイルがユーザ毎に集計され、集計値に基づいて実現価値が分配される。
これにより積極的にブログを更新し、当該WEBサイトの人気を高めるユーザに対しても、適切に実現価値を配分することができる。また同様に積極的にメールマガジンを発行して当該WEBサイトの評判を高めるユーザに対しても、同様に、適切に実現価値を配分することができる。さらに、ブログの執筆もメールマガジンの発行も行わない、単にこれらを閲覧するだけのユーザに対しても、ページビューの増加等に応じて当該WEBサイトの価値を高めるその閲覧という活動に対してマイルが付与される。その結果、このようなユーザにあっては、当該WEBサイトの人気、評価を高める行為が評価されて利益を得ることができることにより、益々、当該WEBサイトの人気、評価を高める行為に励むことが予測され、その結果、当該WEBサイトの価値を向上することができる。
またブログを開設した直後にあっても、そのブログの開設という活動に対してすぐにマイルが付与される。さらに、閲覧者の来訪により当該ブログが表示されると、マイルが付与される。このように、WEBサイトの価値向上につながる活動であればどのような活動であっても活動の内容に応じてマイルの付与を受け、その評価額により実現価値の分配を受けることができる。これにより新規にブログを開設したユーザ等に対して、やる気を起こさせ、ブログに対するモチベーションを向上させることができ、その結果、このようなユーザの積極的な活動を促して当該WEBサイトの価値を向上することができる。
より具体的に、この実施の形態では、ユーザの活動に対応してその時点でのマイルの評価額を求め、この評価額を基準にして実現価値を分配する。この場合、例えばWEBサイトの価値を向上する活動を実行すればする程、自己マイルを増大させてその時点での実現価値の分配を受けることができ、その結果、WEBサイトの価値を向上する活動に対して大きなインセンティブを与えることができる。
(3)実施の形態の効果
以上の構成によれば、WEBサイトに係るユーザの活動に対応して、対応するマイルを付与して実現価値を分配することにより、WEBサイトの価値を向上する活動をしたユーザに対しても迅速に利益を分配することができる。
またマイルの評価額を公開することにより、ユーザは、自らが所有するマイルの価値を随時知ることができる。その結果、一段とWEBサイトの価値を高める活動に対してインセンティブを与えることができる。
またさらにユーザの指示により現金相当物と交換する処理を実行することにより、ユーザは、いつでも当該マイルを現金相当物に交換できる安心感のもと、当該マイルを増やし、あるいは価値を高める活動に専念することができる。これによっても一段とWEBサイトの価値を高める活動に対してインセンティブを与えることができる。またユーザに対して、現金相当物に交換するよりも、マイルのまま保持して、マイルの評価値を増大させる活動に専念させる動機付けを与えることができ、これによっても一段とWEBサイトの価値を高める活動に対してインセンティブを与えることができる。
さらに、ユーザID「111」のユーザAが、入会した際(価値連動を開始した際1マイル=1円(マイル単価)のとき)に100円の動画を買う際には、100ポイントを使用する。計算の根拠は、100円(商品価格)/1円(マイル単価)*(ユーザAのポイントの連動開始基準レート:1マイル=1ポイント)=100ポイントである。
その後、WEBサイトの価値が上がり、1マイル=2円となった場合、同じ100円のコンテンツを50ポイントで買えるようになる。計算の根拠は、100円(商品価格)/2円(マイル単価)*(ユーザAのポイントの連動開始基準レート:1マイル=1ポイント)=50ポイントである。
ところが、1マイル=2円に上がった状態で新たにWEBサイトに入会して価値連動を開始したユーザID「222」のユーザBがポイントを使う場合、ユーザBの連動開始基準レートは1マイル=2ポイントであるから、同じ100円のコンテンツを100ポイントで買うことになる。計算の根拠は、100円(商品価格)/2円(マイル単価)*(ユーザBのポイントの連動開始基準レート:1マイル=2ポイント)=100ポイントである。
WEBサイトにおいて、100円と表示された商品にマウスオーバーすればユーザAには「50ポイントです」と表示し、ユーザBには「100ポイントです」と表示してもよい。
さらに、ユーザがWEBサイトで貢献して新たにマイルを獲得した場合には、マイルを付与したうえでさらにポイントの価値計算が行われる。このように、ポイントの「時価」をそれぞれのユーザに対して個々に計算することになる。その結果、当該ユーザは、実質的にポイントの付与を受けたのと同様の利益を受けることになる。
上記の例では、1マイル=2円の相場のときにユーザAが10マイル相当の貢献をしたときに、ユーザAには20円相当のポイントが付与される。計算根拠は、10マイル(付与マイル数)*2円(マイル単価)/(ユーザAのポイントの連動開始基準レート:1マイル=1ポイント)=20円である。
一方、ユーザBが同じ10マイル相当の貢献をしたときに、ユーザBには10円相当のポイントが付与される。計算根拠は、10マイル(付与マイル数)*2円(マイル単価)/(ユーザBのポイントの連動開始基準レート:1マイル=2ポイント)=10円である。
さらに、価値連動終了要求は、WEBサイトそのものを閉鎖等して精算する場合及びユーザ意思に基づく退会の双方のケースを含む。WEBサイト運営中にユーザに付与したマイルに連動するポイントの精算をする際に、この連動終了基準レートを使用する。
WEBサイトの価値がさらに上がり、1マイル=3円がマイル単価となっている場合、1マイル=3ポイントが、ポイントの精算に使う連動終了基準レートとなる。1マイル=1ポイントで連動を開始したユーザAについては、1ポイントあたり3円をWEBサイト運営側がポイント発行・管理側に払い出して精算することになる。計算根拠は、1ポイント*(ユーザAの連動終了基準レート:1マイル=3ポイント)/(ユーザAのポイントの連動開始基準レート:1マイル=1ポイント)=3円である。
一方、同時期にユーザBが連動終了した場合、1ポイントあたり1.5円をWEBサイト運営側がポイント発行・管理側に払い出して精算することになる。計算根拠は、1ポイント*(ユーザBの連動終了基準レート:1マイル=3ポイント)/(ユーザBのポイントの連動開始基準レート:1マイル=2ポイント)=1.5円である。
逆に、1マイル=0.5円相当の相場で退会/WEBサイトを閉鎖した場合は、1マイル=0.5ポイントが、連動終了基準レートとなる。
1マイル=1ポイントで連動を開始したユーザAについては、1ポイントあたり0.5円をWEBサイト運営側がポイント発行・管理側に払い出して精算することになる。計算根拠は、1ポイント*(ユーザAの連動終了基準レート:1マイル=0.5ポイント)/(ユーザAのポイントの連動開始基準レート:1マイル=1ポイント)=0.5円である。
一方、同時期にユーザBが連動終了した場合、1ポイントあたり0.25円をWEBサイト運営側がポイント発行・運営側に払い出して精算することになる。計算根拠は、1ポイント*(ユーザBの連動終了基準レート:1マイル=0.5ポイント)/(ユーザBのポイントの連動開始基準レート:1マイル=2ポイント)=0.25円である。
これにより積極的にポイントを所有しているユーザを当該WEBサイトに勧誘し、さらに当該WEBサイトの価値を増大させることができる。またさらに他のサイト等で付与されたいわゆる死蔵されたポイントの積極的な使用を図ることもできる。なお、実際の運用においては、1ポイント=1円相当で運用しているポイントシステムの場合、当該レートに悪影響がないように、上記の例では1ポイントあたり3円支払うケースにおいては、3ポイントをユーザに付与したり、1ポイントあたり1.5円支払うケースにおいては、1.5ポイントをユーザに付与したり、1ポイントあたり0.25円支払うケースにおいては、0.25ポイントをユーザに付与して精算してもよい。
(4)第2の実施の形態
図12は、本発明の第2の実施の形態に係るシステム11を示すブロック図である。このシステム11は、ユーザの操作に応動して当該ユーザが保有するポイントを、第1の実施の形態について上述したマイルに交換する。このシステム11は、このユーザが保有するポイントをマイルに交換するための構成が追加されている点を除いて、第1の実施の形態のシステム1と同一に構成される。なおこのポイントは、現金として使用可能又は現金に換金可能な現金相当物である。
このシステム11において、管理用サーバ12は、ユーザが保有するポイントに係るサーバである。この管理用サーバ12は、当該ユーザが保有するポイントを管理する。
管理用サーバ16は、このユーザが保有するポイントの交換に係る処理を実行する点を除いて、第1の実施の形態で上述した管理用サーバ6と同一に構成される。ここで管理用サーバ16は、ユーザ端末3からのアクセスによりマイルへの交換処理画面をユーザ端末3に表示させる。ユーザ端末3は、ユーザからユーザID等の入力を受け付けたことにより、管理用サーバ12にアクセスして当該ユーザが保有するポイント数を取得し、このポイント数を表示する。この状態で、ユーザ端末3がユーザから、そのうちマイルに交換するポイント数の入力を受け付けて交換の要求を管理用サーバ16に送信すると、管理用サーバ16は、当該交換を受け付けたポイント数に対応する金額を実現価値の残高に加えると共に、当該交換の要求の直前のマイルの評価額に基づいて算出したマイルの数を分配マイル総数(分配活動単位総数)に追加する。管理用サーバ16は、この一連の処理に連動して管理用サーバ12との間で対応する決済の処理を実行することは言うまでもない。ここで、当該交換の際の交換レートは直前のマイルの評価額よりも高くてもよい。これは、交換の際に手数料を徴収するためと、実現価値の残高に比べてマイルの数の増加を抑えてマイルの評価額を上昇させるためである。
この管理用サーバ16は、図8との対比により図13に示すように、さらにこれらポイントの処理に係る活動単位増加交換部としてのマイル増加交換部6Pを備えることになる。また図14に示すように、管理用サーバ16は、当該マイル増加交換部6Pに対応する処理を実行することになる。すなわちこの処理において、管理用サーバ16は、交換するポイントの入力を受け(SP21−SP22)、当該ポイントに対応する金額を実現価値の残高に加算する(SP23)。また当該交換の要求の直前のマイルの評価額に基づいて算出したマイルの数を分配マイル総数(分配活動単位総数)に加算し(SP24)、ポイントに係る管理用サーバ12との間で決済の処理を実行して元の処理に戻る(SP25−SP26)。
この実施の形態では、ユーザの指示により、ユーザの保有するポイントをマイルに換算して更新すると共に、このポイントに対応する金額を増額することにより、他の管理用サーバ12に管理されているユーザのポイント等を取り込むことができ、いわゆる死蔵したポイント等の有効利用を図れるようにして、一層、WEBサイトの価値を向上することができる。
(5)第3の実施の形態
図15は、本発明の第3の実施の形態に係るシステム21を示すブロック図である。このシステム21は、管理用サーバ26の構成が異なる点を除いて、第1又は第2の実施の形態について上述したシステムと同一に構成される。また管理用サーバ26は、顧客分析に関する処理を備えている点を除いて、第1又は第2の実施の形態について上述した管理用サーバと同一に構成される。
すなわち管理用サーバ26は、ユーザ及び閲覧者を登録した顧客データベースを備え、ユーザ端末3及び閲覧者端末4によるアクセス等によりこの顧客データベースを更新する。なおこの顧客データベースへの登録は、例えばユーザ登録等により実行される。
管理用サーバ26において、顧客分析部26Aは、この顧客データベースを元に、例えばCRM(Customer Relationship Management)の手法を適用して当該WEBサイトのユーザ、閲覧者の活動を分析し、分析レポートを作成する。管理用サーバ26において、実現価値記憶部6I(図8参照)は、この分析レポートの販売が実施されたことを示す情報を販売価格を示す情報共に受信したことに応じて、当該分析レポートの販売価格の少なくとも一部、例えば所定割合を、実現価値に加えて記憶する。
これにより図16に示すように、この実施の形態に係り管理用サーバ26は、分析レポートの販売により、実現価値の残高に分析レポートの販売に係る実現価値を加算して元の処理手順に戻る(SP31−SP32−SP33)。
この実施の形態では、顧客の活動履歴を分析した分析レポートの販売により、対応する販売価格の少なくとも一部、例えば所定割合を、を実現価値の総額に加算することにより、WEBサイトの隠れた財産を、広告による利益と共に適切に配分し、自らが受け取る分配価値を高めるインセンティブを得ることができ、その結果、WEBサイトの価値を一段と向上することができる。またユーザは、より適切な活動履歴をサーバに提供し、当該WEBサイトの分配価値総額を高め、以って自らが受け取る分配価値を高めるインセンティブを得ることができる。
(6)第4の実施の形態
図17は、本発明の第4の実施の形態に係るシステム31を示すブロック図である。上述の実施の形態では、このシステム31は、見かけ上、マイルの存在を表示せず、ポイントのみを使ってWEBサイトの評価額や各ユーザへ付与されたマイルの評価額を表示する。このシステム31における管理用サーバ36は、このポイントによる表示処理に係る構成を除いて、第1〜第3の実施の形態について上述したシステムの管理用サーバと同一に構成される。
図18は、図13との対比により管理用サーバ36の構成を示す機能ブロック図である。管理用サーバ36は、情報公開部6Lに代えて情報公開部6L−1を備える。情報公開部6L−1は、ユーザ毎に、各ユーザに付与されたマイルの評価額を表示する際に、ポイント評価額算出部6Sから、表示するユーザのユーザIDに対応するポイントの評価額を取得し、当該ユーザにとってのマイルの評価額をユーザが所有するポイントの評価額に読み替えて当該ユーザのユーザ端末3に表示する。具体的には、例えば、ユーザ端末3が、ユーザIDが「111」のユーザAから、マイルの評価額の表示要求操作を受け付けると、管理用サーバ36は、当該要求をユーザ端末3から受信して受け付ける。そして、ユーザ端末3は、当該ユーザの連動開始基準レートである「1マイル=1ポイント」及びその際のマイル評価額「1マイル=3円」に基づいて、「ただいま1ポイント=3円です。」と表示する。同じく、連動開始基準レートが「1マイル=2ポイント」であるユーザID「222」のユーザに対しては、同様に計算して「ただいま1ポイント=1.5円です。」と表示する。このように、本実施形態においては、マイルの表示は一切行われず、各ユーザが慣れ親しんでいるポイントの評価額を表示するので、各ユーザは、ポイントの評価額の上昇をより親近感を持って感じ取ることができる。もちろん、ユーザ毎、さらにポイント毎に、それぞれの評価額が表示されるため、ユーザは価値連動の開始を要求するだけで手持ちのポイントの価値変動を、マイルを介することなくすぐに実感することができる。
図19は、図9との対比により管理用サーバ36の処理手順を示すフローチャートである。情報公開処理SP11に代わり、情報公開処理SP11−1が行われる。具体的な処理は、上述のように、情報公開部6L−1が、ユーザ毎、ポイント種類毎にそれぞれ計算したポイントの評価額をユーザ端末3に表示させるためにデータを送信する。
(7)第5の実施の形態
図20は、本発明の第5の実施の形態に係るシステム41を示すブロック図である。このシステム41は、管理用サーバ46が、現金相当物記憶部としてのポイント残高ログ6Wを備え、さらにポイントを管理する管理用サーバ12がポイント残高更新通知部12Aを備えている点を除いて、第1〜第4の実施の形態について上述したシステムの管理用サーバと同一に構成される。ポイント残高ログ6Wは、ユーザ毎、ポイント毎に、各ユーザの所有するポイントの残高を記憶している。さらにポイントを管理する管理用サーバ12が備えるポイント残高更新通知部12Aからユーザのポイントの残高が更新された旨の通知を受け付けたことに応じて、後述するポイント残高更新部6WAがこのポイント残高ログ6Wに最新のポイント残高を記憶する。
図21は、図13との対比により管理用サーバ46の構成を示す機能ブロック図である。管理用サーバ46は、現金相当物残高更新部としてのポイント残高更新部6WAをさらに備える。また、管理用サーバ46は、ポイント評価額算出部6Sに代えて、ポイント評価額算出部6SAを備える。
ここでポイント残高ログ6Wは、ユーザが所有するポイントの残高を記憶する。ポイント残高更新部6WAは、管理用サーバ12のポイント残高更新通知部12Aから、ユーザの所有するポイントの残高の変化に関する情報を受け付けたことに応じて、ポイント残高ログ6Wに記憶した、ユーザの所有するポイントの残高を更新する。
ポイント評価額算出部6SAは、ポイント残高更新部6WAが更新した、ポイントを所有するユーザ及び当該ポイントについて、連動開始基準レート記憶部6Rが当該ユーザの連動開始基準レートを記憶している場合に、ポイント残高更新部6WAが更新した残高に基づいて、ポイントの評価額を算出する。
図22は、これらの処理に関する管理用サーバ46の処理手順を示すフローチャートである。管理用サーバ46は、ユーザによるポイントの使用やポイントの取得等によりユーザの所有するポイントの残高を更新し、さらにポイントの評価額を計算する。このポイントの評価額の計算では、連動開始基準レート記憶部6Rが当該ユーザの連動開始基準レートを記憶している場合に、ポイント残高更新部6WAが更新した残高に基づいて、ポイントの評価額を算出する(SP51−SP53)。
より具体的には、例えば、あるユーザがあるポイントについて価値連動要求を行った後、買い物等を行って新たに1000ポイントの付与を受けた場合、管理用サーバ46は、付与を受けた当該1000ポイントについて、当該WEBサイトにおけるマイルの価値連動に応じて評価額を計算する。したがって、価値連動要求を行った際にマイル単価が1マイル=1円、連動開始基準レートが1マイル=1ポイントで、1000ポイントの付与を受けた際にマイル単価が1マイル=3円となっていた場合、当該ユーザは1000ポイントを3000円の価値として実感することになる。このように、本実施形態に係る管理用サーバ46は、ユーザが一旦価値連動を開始したポイントについて、後からポイントが増えた場合においても、その都度当該増えたポイントの評価額をマイルの評価額に連動させることができる。
(8)第6の実施の形態
ところでこの種の広告方法では、広告主の指示により、広告を設置したWEBサイトやブログの執筆者のみならず、当該広告主に関係するユーザが広告を閲覧し、あるいは広告をクリックした場合に、当該ユーザに対しても広告料が支払われることがある。しかしながら、このような行為は、当該ユーザのみを利することになり適当ではない。そこで、本実施の形態においては、そのような行為のインセンティブをキャンセルするための構成を備える。
すなわち、本実施の形態では、広告料をWEBサイトの全ユーザで配分することにより、この種の不正行為による広告料の突出した収益も希釈化することができる。そこでこの実施の形態では、ブロガーに配分する広告料についても、マイルを介してポイントにより付与する。
すなわち図23は、図1との対比により本発明の第6の実施の形態に係るシステム51を示すブロック図である。このシステム51では、管理用サーバ6に代えて、管理用サーバ56が設けられる。
また図24は、図8との対比により管理用サーバ56の構成を示す機能ブロック図である。管理用サーバ56においては、広告料算出部6Xが設けられ、広告の実施によりブロガーに付与する広告料が計算される。なおこの実施の形態では、広告料の計算に供するように、広告料テーブル6Aが設定される。
マイル換算部6Yは、この広告料算出部6Xで算出した広告料をマイルに換算する。なおこのマイルへの換算は、ブロガーへの広告料の支払い決済時にまとめて実行してもよく、広告が実行される毎に実行してもよい。
この実施の形態では、ブロガー等に配分する広告料をマイルにより実行することにより、ブロガー等の不正行為を低減することができる。
(9)第7の実施の形態
図25は、本発明の第7の実施の形態に係るシステム61を示すブロック図である。このシステム61では、管理用サーバ66が設けられる。図26は、管理用サーバ66を示す機能ブロック図である。管理用サーバ66は、上述した各実施の形態の構成に加えて、広告協力料金算出部6Zをさらに備え、さらにポイント評価額算出部6Sに代えて、ポイント評価額算出部6SAを備える。さらに、管理用サーバ66は、広告料テーブル6Aに代わり、広告料テーブル6AAを備える。
ここで管理用サーバ66は、公知のトラッキング手法により、WEBページで提供される広告について、広告を閲覧、クリックしたユーザを把握する構成が設けられる。広告協力料金算出部6Zは、このトラッキングの構成により把握される広告を閲覧、クリックしたユーザに対して、広告料テーブル6AAに基づいて、広告の実施による広告料をポイントにより支払うべく計算する。
ポイント評価額算出部6SAは、これを受けて、上述の各実施の形態に係る対応する構成と同様に一連の処理を実行する。さらにこの実施の形態に、ポイント評価額算出部6SAは、連動開始基準レート記憶部6Rのアクセスにより、広告協力料金算出部6Zが算出した、ポイントを付与するユーザ及び当該ポイントについて、連動開始基準レート記憶部6Rが連動開始基準レートを記憶している場合、広告協力料金算出部6Zが算出したポイントの評価額を、当該ユーザの保持するポイントの評価額から控除する。これによりこの実施の形態では、当該ユーザが広告の閲覧やクリックにより得た価値と同額が控除されることになり、このような行為のインセンティブをキャンセルすることができる。
具体的に、例えば、あるユーザが、広告料テーブル6AAに基づき、広告閲覧で10ポイントを獲得した場合、当該ユーザの連動開始基準レートが1マイル=1ポイントであり、広告協力時のマイル単価が1マイル=2円であった場合、ユーザは、10ポイント=20円の価値を得ることになる。
しかしながらこの実施の形態によれば、ポイント評価額算出部6SAは、この10ポイント=20円を当該ユーザのポイントから控除する。すなわち、上記のケースでは10ポイント=20円相当分が控除されるので、広告協力で得た付加価値はポイントの評価額計算においてちょうどキャンセルすることになる。
したがって、当該ユーザにとって、無駄に広告を閲覧したりクリックしたりする行為に対するインセンティブはゼロとなり、WEBサイトへの貢献を通じて自らの所有するポイントの評価額を上げようとするインセンティブを得ることができる。
(10)第8の実施の形態
図27は、本発明の第8の実施の形態に係るシステム71を示す図である。このシステム71では、複数の管理用サーバ12でそれぞれ管理される複数のポイントについて、管理用サーバ76により価値連動開始要求を受け付ける。また管理用サーバ76では、複数のWEBサイトをそれぞれ管理し、WEBサイト毎にマイルの評価額を計算する。なおこの場合、この複数のWEBサイトの全部又は一部でまとめてマイルの評価を計算してもよい。この実施の形態では、これらポイント、マイルの処理が複数に係る点を除いて、上述の実施の形態と同一に構成される。
このためこの実施の形態において、管理用サーバ76において、連動開始基準レート記憶部6Rは、ポイントの種類毎に、連動開始基準レートを設定して記憶し、ポイント評価額算出部6Sは、ポイントの種類毎に、対応するポイントの評価額を算出する。
この実施の形態によれば、複数のポイントについて価値連動要求を処理するようにしても、さらには複数のWEBサイトについてマイルを管理するようにしても、上述の実施の形態と同一の効果を得ることができる。
(11)他の実施の形態
なお上述の実施の形態では、本発明の実施に好適な具体的な構成を詳述したが、本発明にあっては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述の実施の形態の構成を種々に変更等することができる。
すなわち上述の実施の形態では、広告主サーバからの販売の確定による通知を受けて広告料等を計算することにより、商品の販売に関しては実際の広告料の収入に対応して計算する場合ついて述べたが、本発明はこれに限らず、商品の購入の通知により確定した広告料を推定して実現価値を計算してもよい。
また上述の実施の形態では、ブログに係るWEBサイトに本発明を適用して、ブログの執筆、更新、メールマガジンの発行、申し込みに対してマイルを付与する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、メールマガジンの受信、ユーザ登録等によってもマイルを付与してもよい。
また上述の実施の形態では、他のサイトで付与される固定の経済価値を有するポイントを前提に、このポイントとの関連によりマイルの評価額を処理する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、上述の実施の形態に係るWEBサイトと同様の、他のサイトで提供されるマイルとの間で、同様の処理を実行する場合にも広く適用することができる。
また上述の実施の形態では、ブログに係るWEBサイトに本発明を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、各種のコミュニティによるサイト、メーリングリスト等を利用するサイト、ニュース、天気予報、音楽等の各種コンテンツを提供するサイト、プログラム等の各種ツールを提供するサイト等に広く適用することができ、またこれら各種のサイトにおける各種のユーザの活動に広く適用することができる。
1、11、21 システム
2 WEBサーバ
3 ユーザ端末
4 閲覧者端末
5 広告主サーバ
6、12、16、26 管理用サーバ
8 広告主端末

Claims (12)

  1. 通信ネットワークを介して公衆からアクセス可能なユーザのWEBページをまとめたWEBサイトを管理するWEBサイトの管理用サーバにおいて、
    前記ユーザを識別するユーザ識別情報を記憶するユーザ識別情報記憶部と、
    前記WEBサイトに設けられた広告の実施を示す情報を受け付けたことに応じて、前記実施をした広告の広告料の少なくとも一部を実現価値として記憶する実現価値記憶部と、
    前記WEBサイトに係る前記ユーザの活動を示す情報を、前記通信ネットワークを介して受信したことに応じて、前記の活動の内容に対応する活動単位を付与し、当該活動単位を前記の活動をしたユーザの前記ユーザ識別情報に関連付けて記憶する活動単位付与部と、
    前記活動単位付与部が前記活動単位を付与する直前の前記実現価値の残高を分配価値総額として算出する分配価値総額算出部と、
    前記活動単位付与部が前記活動単位を付与する直前の前記活動単位の残高に前記活動単位付与部が付与する前記活動単位を加えて分配活動単位総数として算出する分配活動単位総数算出部と、
    前記分配価値総額算出部が算出した前記分配価値総額を、前記分配活動単位総数算出部が算出した前記分配活動単位総数に基づいて分配することにより、前記活動単位の評価額を算出して記憶する活動単位評価額算出部と、
    前記ユーザの所有する現金として使用可能又は現金に換金可能な現金相当物について、前記活動単位との、価値連動開始要求を受け付けたことに応じて、前記価値連動開始要求を受け付ける直前の前記活動単位の評価額に基づいて、前記活動単位と前記現金相当物との関係を示す連動開始基準レートを算出して、前記ユーザの前記ユーザ識別情報に関連付けて記憶する連動開始基準レート記憶部と、
    前記連動開始基準レート記憶部が記憶した連動開始基準レート及び活動単位評価額算出部が算出した前記活動単位の評価額に基づいて前記現金相当物の評価額を算出する現金相当物評価額算出部とを備えるWEBサイトの管理用サーバ。
  2. 前記価値連動開始要求を受け付けた前記現金相当物について、価値連動終了要求を受け付けたことに応じて、前記価値連動終了要求を受け付ける直前の前記活動単位の評価額に基づいて、前記活動単位と前記現金相当物との関係を示す連動終了基準レートを算出して、前記ユーザの前記ユーザ識別情報に関連付けて記憶する連動終了基準レート記憶部をさらに備える請求項1に記載のWEBサイトの管理用サーバ。
  3. 前記活動単位評価額算出部が算出した前記活動単位の評価額を示す情報を公衆が閲覧可能な状態で記憶する情報公開部をさらに備える請求項1又は請求項2に記載のWEBサイトの管理用サーバ。
  4. 前記現金相当物評価額算出部が算出した前記現金相当物の評価額を前記ユーザが閲覧可能な状態で記憶する現金相当物評価額情報記憶部をさらに備える請求項1から請求項3のいずれかに記載のWEBサイトの管理用サーバ。
  5. 前記ユーザから、前記ユーザ識別情報に関連付けて記憶した前記活動単位の一部又は全部について、現金として使用可能又は現金に換金可能な現金相当物への、交換希望を受け付けたことに応じて、前記交換希望を受け付ける直前の前記活動単位の評価額に基づいて算出した金額を前記実現価値の残高から減じると共に前記活動単位の数を前記分配活動単位総数から控除する活動単位減少交換部をさらに備える請求項1から請求項4のいずれかに記載のWEBサイトの管理用サーバ。
  6. 前記ユーザから、現金として使用可能又は現金に換金可能な現金相当物について、前記活動単位への、交換希望を受け付けたことに応じて、交換を希望する金額を前記実現価値の残高に加えると共に、前記交換希望を受け付ける直前の前記活動単位の評価額に基づいて算出した前記活動単位の数を前記分配活動単位総数に追加する活動単位増加交換部をさらに備える請求項1から請求項5のいずれかに記載のWEBサイトの管理用サーバ。
  7. 前記実現価値記憶部は、前記WEBサイトにおける前記ユーザの活動履歴に基づいて作成される分析レポートの販売を示す情報を、前記販売の販売価格を示す情報と共に受け付けたことに応じて、前記分析レポートの前記販売価格の少なくとも一部を前記実現価値に加えて記憶する請求項1から請求項6のいずれかに記載のWEBサイトの管理用サーバ。
  8. 前記ユーザが所有する前記現金相当物の残高を記憶する現金相当物記憶部と、
    前記ユーザの所有する前記現金相当物の残高の変化に関する情報を受け付けたことに応じて、前記ユーザの所有する現金相当物の残高を更新する現金相当物残高更新部と、をさらに備え、
    前記現金相当物評価額算出部は、前記現金相当物残高更新部が更新した、現金相当物を所有するユーザ及び当該現金相当物について、前記連動開始基準レート記憶部が前記連動開始基準レートを記憶している場合に、前記現金相当物残高更新部が更新した残高に基づいて、前記現金相当物の評価額を算出する請求項1から請求項7のいずれかに記載のWEBサイトの管理用サーバ。
  9. 前記広告の実施に伴う前記広告料のうち、前記広告を閲覧又は選択したユーザに対して支払う現金相当物を計算する広告協力料金算出部をさらに備え、
    前記現金相当物評価額算出部は、前記広告協力料金算出部が算出した、現金相当物を支払うユーザ及び当該現金相当物について、前記連動開始基準レート記憶部が前記連動開始基準レートを記憶している場合に、前記ユーザについて、前記広告協力料金算出部が算出した現金相当物の評価額を、当該ユーザの保持する前記現金相当物の評価額から控除する請求項1から請求項8のいずれかに記載のWEBサイトの管理用サーバ。
  10. 前記連動開始基準レート記憶部は、前記現金相当物の種類毎に、前記連動開始基準レートを記憶し、
    前記現金相当物評価額算出部は、前記現金相当物の種類毎に、対応する前記現金相当物の評価額を算出する請求項1から請求項9のいずれかに記載のWEBサイトの管理用サーバ。
  11. 管理用サーバが、通信ネットワークを介して公衆からアクセス可能なユーザのWEBページをまとめたWEBサイトを管理する管理方法において、
    前記管理用サーバが、前記ユーザを識別するユーザ識別情報を記憶するユーザ識別情報記憶ステップと、
    前記WEBサイトに設けられた広告の実施を示す情報を受け付けたことに応じて、前記実施をした広告の広告料の少なくとも一部を実現価値として記憶する実現価値記憶ステップと、
    前記WEBサイトに係る前記ユーザの活動を示す情報を、前記通信ネットワークを介して受信したことに応じて、前記活動の内容に対応する活動単位を付与し、当該活動単位を前記活動をしたユーザの前記ユーザ識別情報に関連付けて記憶する活動単位付与ステップと、
    前記活動単位付与ステップにおいて、前記管理用サーバが前記活動単位を付与する直前の前記実現価値の残高を分配価値総額として算出する分配価値総額算出ステップと、
    前記活動単位付与ステップにおいて、前記管理用サーバが前記活動単位を付与する直前の前記活動単位の残高に前記管理用サーバが付与する前記活動単位を加えて分配活動単位総数として算出する分配活動単位総数算出ステップと、
    前記分配価値総額算出ステップにおいて、前記管理用サーバが算出した前記分配価値総額を、前記分配活動単位総数算出ステップにおいて、前記管理用サーバが算出した前記分配活動単位総数に基づいて分配することにより、前記活動単位の評価額を算出して記憶する活動単位評価額算出ステップと、
    前記ユーザの所有する現金として使用可能又は現金に換金可能な現金相当物について、前記活動単位との、価値連動開始要求を受け付けたことに応じて、前記価値連動開始要求を受け付ける直前の前記活動単位の評価額に基づいて、前記活動単位と前記現金相当物との関係を示す連動開始基準レートを算出して、前記ユーザの前記ユーザ識別情報に関連付けて記憶する連動開始基準レート記憶ステップと、
    前記連動開始基準レート記憶ステップにおいて、前記管理用サーバが記憶した連動開始基準レート及び活動単位評価額算出ステップにおいて算出した前記活動単位の評価額に基づいて前記現金相当物の評価額を算出する現金相当物評価額算出ステップとを含む管理方法。
  12. 通信ネットワークを介して公衆からアクセス可能なユーザのWEBページをまとめたWEBサイトの管理を管理用サーバに実行させる管理プログラムにおいて、
    前記管理用サーバに、前記ユーザを識別するユーザ識別情報を記憶させるユーザ識別情報記憶ステップと、
    前記WEBサイトに設けられた広告の実施を示す情報を受け付けたことに応じて、前記実施をした広告の広告料の少なくとも一部を実現価値として記憶させる実現価値記憶ステップと、
    前記WEBサイトに係る前記ユーザの活動を示す情報を、前記通信ネットワークを介して受信したことに応じて、前記活動の内容に対応する活動単位を付与し、当該活動単位を前記活動をしたユーザの前記ユーザ識別情報に関連付けて記憶させる活動単位付与ステップと、
    前記活動単位付与ステップにおいて、前記管理用サーバが前記活動単位を付与する直前の前記実現価値の残高を分配価値総額として算出させる分配価値総額算出ステップと、
    前記活動単位付与ステップにおいて、前記管理用サーバが前記活動単位を付与する直前の前記活動単位の残高に前記管理用サーバが付与する前記活動単位を加えて分配活動単位総数として算出させる分配活動単位総数算出ステップと、
    前記分配価値総額算出ステップにおいて、前記管理用サーバが算出した前記分配価値総額を、前記分配活動単位総数算出ステップにおいて、前記管理用サーバが算出した前記分配活動単位総数に基づいて分配することにより、前記活動単位の評価額を算出して記憶させる活動単位評価額算出ステップと、
    前記ユーザの所有する現金として使用可能又は現金に換金可能な現金相当物について、前記活動単位との、価値連動開始要求を受け付けたことに応じて、前記価値連動開始要求を受け付ける直前の前記活動単位の評価額に基づいて、前記活動単位と前記現金相当物との関係を示す連動開始基準レートを算出して、前記ユーザの前記ユーザ識別情報に関連付けて記憶する連動開始基準レート記憶ステップと、
    前記連動開始基準レート記憶ステップにおいて、前記管理用サーバが記憶した連動開始基準レート及び活動単位評価額算出ステップにおいて、前記管理用サーバが算出した前記活動単位の評価額に基づいて前記現金相当物の評価額を算出する現金相当物評価額算出ステップとを実行させる管理プログラム。
JP2010022335A 2010-01-25 2010-02-03 Webサイトの管理用サーバ、管理方法及び管理プログラム Active JP4536156B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010022335A JP4536156B1 (ja) 2010-01-25 2010-02-03 Webサイトの管理用サーバ、管理方法及び管理プログラム
PCT/JP2010/066771 WO2011089757A1 (ja) 2010-01-25 2010-09-28 Webサイトの管理用サーバ、管理方法及び管理プログラム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010013689 2010-01-25
JP2010013689 2010-01-25
JP2010022335A JP4536156B1 (ja) 2010-01-25 2010-02-03 Webサイトの管理用サーバ、管理方法及び管理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4536156B1 true JP4536156B1 (ja) 2010-09-01
JP2011170394A JP2011170394A (ja) 2011-09-01

Family

ID=42824728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010022335A Active JP4536156B1 (ja) 2010-01-25 2010-02-03 Webサイトの管理用サーバ、管理方法及び管理プログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4536156B1 (ja)
WO (1) WO2011089757A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012079308A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Nhn Business Platform Corp コンテンツアクセス経路に応じて動的に広告を選択して提供するための方法、システム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007018200A (ja) * 2005-07-07 2007-01-25 Flatz:Kk アフィリエイトシステム
JP2008225968A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Bitwallet Inc 広告ウェブサイト接続プログラム、記憶媒体、情報処理装置、及びサーバ装置
JP2009116865A (ja) * 2007-10-18 2009-05-28 Hitachi Ltd 情報提供方法及び広告提供方法
JP2009271661A (ja) * 2008-05-02 2009-11-19 Kenji Sudo クリエイティブ最適化サーバ、クリエイティブ最適化システム、クリエイティブ最適化方法、並びにプログラム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006155569A (ja) * 2004-10-29 2006-06-15 Oura Kosoku Kk 情報管理装置、情報管理方法、および当該情報管理装置を実現するためのプログラム
JPWO2009151134A1 (ja) * 2008-06-13 2011-11-17 Kddi株式会社 リソース情報のリソース・ポイント算出、およびポイント流通方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007018200A (ja) * 2005-07-07 2007-01-25 Flatz:Kk アフィリエイトシステム
JP2008225968A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Bitwallet Inc 広告ウェブサイト接続プログラム、記憶媒体、情報処理装置、及びサーバ装置
JP2009116865A (ja) * 2007-10-18 2009-05-28 Hitachi Ltd 情報提供方法及び広告提供方法
JP2009271661A (ja) * 2008-05-02 2009-11-19 Kenji Sudo クリエイティブ最適化サーバ、クリエイティブ最適化システム、クリエイティブ最適化方法、並びにプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012079308A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Nhn Business Platform Corp コンテンツアクセス経路に応じて動的に広告を選択して提供するための方法、システム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011170394A (ja) 2011-09-01
WO2011089757A1 (ja) 2011-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3440040B2 (ja) ネットワーク広告配信管理・ポイント還元システム、ネットワーク広告配信管理・ポイント還元システムの管理サーバ及びコンピュータ読取り可能な記録媒体。
KR101116326B1 (ko) 어필리에이트 판매 시스템
JPWO2019035459A1 (ja) 情報流通方法、情報流通サーバ装置、端末装置、及びコンピュータプログラム
WO2008120836A1 (en) Service method and apparatus for unified online shopping mall
CA2341819A1 (en) System and method for providing e-commerce based on a reward currency
US20110270670A1 (en) Method and system for facilitating online advertising
JP6818096B1 (ja) サービス管理装置及びサービス管理方法
JP2002083202A (ja) 顧客紹介方法、顧客紹介システム、及び紹介報酬管理サーバ
KR101099841B1 (ko) 가상 상점의 지분 공유를 이용한 온라인 상거래 시스템 및 온라인 상거래 방법
KR101765415B1 (ko) 판매자와 판매대행자 간의 연결 및 수익공유를 제공하는 판매대행 서비스 제공방법 및 제공장치
JP5255728B2 (ja) 広告システム、広告システムの制御方法、広告制御装置、プログラム、及び情報記憶媒体
JP6302149B1 (ja) 特典管理装置、特典管理システム及び特典管理方法
KR20120087345A (ko) 온라인 쇼핑에서의 보상과 할인 제공 방법 및 그 시스템
KR101582244B1 (ko) 구매자의 소개를 이용한 소셜 쇼핑 시스템 및 방법
JP2019036283A (ja) 特典管理装置、特典管理システム及び特典管理方法
US20140214507A1 (en) Referral affiliate buyout system and method
JP2010039916A (ja) 販売告知能力別アフィリエイト契約を実現するアフィリエイトシステム
KR101103966B1 (ko) 지불 게이트웨이와 연동한 상품광고 중개 시스템
JP6351885B1 (ja) 特典管理システム、特典管理装置及び特典管理方法
KR20150025848A (ko) 온라인상의 안심 광고 서비스 제공 시스템 및 그 방법
JP4536156B1 (ja) Webサイトの管理用サーバ、管理方法及び管理プログラム
JP4575991B1 (ja) Webサイトの管理用サーバ、管理方法及び管理プログラム
JP4343935B2 (ja) サービス提供順序変更方法、サービス提供装置及びサービス提供プログラム
JP2007140812A (ja) 商品宣伝システム、商品販売促進システム
JP2001256394A (ja) インターネットのホームページを利用した広告方法及び広告システム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100615

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4536156

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250