JP4535492B2 - 昇降圧チョッパ回路 - Google Patents

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Description

本発明は昇降圧チョッパ回路に関し、軽負荷領域以外ではスイッチング損失を低減するソフトスイッチングを行い、軽負荷時にはハードスイッチングを行う昇降圧チョッパ回路に関する。
この種の昇降圧チョッパ回路としては部分共振降圧チョッパ回路が実用化されている。一方、共振形回路の場合、オン区間またはオフ区間が一定でパルス周波数制御を行うが、制御率の低い低周波動作では効率が悪化するという欠点がある。また、共振動作を行う為に、ゼロ電流スイッチング方式では負荷電流に対し共振電流を大きくしなければならず、ゼロ電圧スイッチング方式では直流入力電圧に対し共振電圧を高くする必要がある。したがって、回路定格に比べ主回路デバイスの定格が大きくなるという欠点が生ずる。
この欠点を解消させるための回路として、主回路デバイスのターンオン時とターンオフ時の端部にのみ共振動作を利用する部分共振(Edge Resonant)方式が提案されている。例えば、非特許文献1参照。
「パワーエレクトロニクス学会誌」 Vol.29、No.1(2004.2)(第69〜71頁、図6)
図4にはこの種の部分共振降圧チョッパ回路が、図5にその動作タイムチャートが示されている。
図4に示す部分共振回路では、主トランジスタQsと並列に共振コンデンサCrが接続され、共振を行う為の補助トランジスタQaと補助ダイオードDaから成る補助アームと主トランジスタQsの間に共振リアクトルLrが接続される。
図5では、図4における補助トランジスタQaのベース信号IBa、共振リアクトル電流ILr、共振コンデンサ電圧VCr、主トランジスタQsベース信号IBs、主トランジスタQsコレクタ電流IQ
S C、フライホイルダイオードDfの電流IDf、フィルタリアクトル電流ILf、補助トランジスタQaのコレクタ電流IQaが示されている。
主トランジスタQsがオフしている時、共振コンデンサCrは直流入力電圧Eiに充電される。主トランジスタQsをオンする前にIBaを供給して、補助トランジスタQaをオンし、共振コンデンサCrの電荷を共振リアクトルLrを介して放電させる。共振コンデンサCrの電圧VCrがゼロになると、主トランジスタQsに逆並列接続された逆導通用ダイオードDsを介して共振電流は流れ続ける。この時、主トランジスタQsをオンさせるとゼロ電圧スイッチング動作となる。この方式はゼロ電圧転調(ZVT:Zero
Voltage Transition)と称される。
主トランジスタQsがオンした後に、補助トランジスタQaをオフさせると共振リアクトル電流ILrは、補助ダイオードDaと逆導通用ダイオードDsを通して直流入力電圧へ流れる。この時の補助トランジスタQaの動作はハードスイッチングとなる。
主トランジスタQsがオフすると、主トランジスタQsの両端に接続されている共振コンデンサCrはゼロ電圧から充電される為、主トランジスタQsはゼロ電圧スイッチングとなる。
図6にはパルス幅制御範囲と端部共振の関係を説明するため、補助トランジスタベース信号IB a、主トランジスタベース信号IB S、共振電流、共振コンデンサ電圧VCrが示されている。部分共振回路では、主トランジスタQsのターンオンとターンオフ時に共振現象を利用している。この為、共振動作時間中は主トランジスタQsのパルス幅制御動作を行うことはできない。
一般に、パルス幅制御範囲をT、ターンオン時の制限をTon、ターンオフ時の制限をToffとすれば、パルス幅制御可能範囲Tcは次式で表される。
Tc = T -(Ton + Toff)
以上のような部分共振方式の欠点としては次のことが挙げられる。
(1)回路構成部品が多い。
(2)制御回路が複雑となる。
(3)補助トランジスタのターンオフ動作はハードスイッチングとなる。
(4)パルス幅制御の動作可能範囲は共振回路の周波数で制約される。(制御範囲が狭い)
また、部分共振昇圧チョッパ回路は、部分共振降圧チョッパ回路と同様な基本構成部品から構成される。主トランジスタQsと並列に共振コンデンサCrを接続し、共振を行う為の補助トランジスタQaと補助ダイオードDaから成る補助アームと主トランジスタQsの間に共振リアクトルLrを接続する。
図7には部分共振昇圧チョッパ回路の一例が、図8にはその動作タイムチャートが示されている。
図7に示す部分共振回路では、主トランジスタQsと並列に共振コンデンサCrが接続され、共振を行う為の補助トランジスタQaと補助ダイオードDaから成る補助アームと主トランジスタQsの間に共振リアクトルLrが接続される。図7と図8の詳細な説明は、上述と同様であるから省略する。
上述した部分共振回路によるスイッチングは、PWM制御時の制御幅に制約が発生する。PWM制御では理論的には0から100%のデュテイ動作が可能であるが、部分共振動作を行うと、方形波のスイッチング波形において、その端部は補助回路による共振を行っており、その共振時間はPWM制御を行うことができない。
実際の回路動作では、ハードスイッチングのPWM制御でも同様に、端部はスイッチングに使用するデバイスのオンまたはオフ特性による使用できない期間が存在する。しかしながら、部分共振の場合、ハードスイッチングに比べ3から10倍程度のPWM制御に使用できない部分共振区間が存在する。
また、部分共振回路では、そのPWM制御範囲の低い領域では、部分共振による共振回路損失と部分共振用スイッチングデバイスによるハードスイッチング損失の発生により、部分共振による回路損失が大きく効率が悪くなるという欠点があった。
そこで、本発明の目的は、PWM制御範囲を大きくとり、PWM制御範囲の低い領域でも高効率の昇降圧チョッパ回路を提供することにある。
前述の課題を解決するため、本発明による昇降圧チョッパ回路は、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)第1の主トランジスタと第1の主ダイオードの直列回路の接続点と、前記第1の補助トランジスタと第1の補助ダイオードの直列回路の接続点との間に第1の共振リアクトルが接続され、前記第1の主トランジスタのコレクタとエミッタ間には第1の共振コンデンサと第1の逆導通ダイオードが接続され、
負荷に並列接続されているフィルタコンデンサには、第2の主ダイオードと第2の主トランジスタの直列回路及び第2の補助ダイオードと第2の補助トランジスタの直列回路が並列接続され、前記第2の主ダイオードと第2の主トランジスタの直列回路の接続点と、前記第2の補助ダイオードと第2の補助トランジスタの直列回路の接続点との間に第2の共振リアクトルが接続され、前記第2の主トランジスタのコレクタとエミッタ間には第2の共振コンデンサと第2の逆導通ダイオードが接続され、
前記第1の主トランジスタと第1の主ダイオードの直列回路の接続点と前記第2の主ダイオードと第2の主トランジスタの直列回路の接続点との間にフィルタリアクトルが接続され、
軽負荷電流領域以外では、前記第1の主トランジスタと第2の主トランジスタのオフ動作時に前記第1の共振コンデンサと前記第2の共振コンデンサにそれぞれのトランジスタのコレクタ電流を流してソフトスイッチングを行わせ、
軽負荷電流領域では、降圧動作時には、前記第1の主トランジスタの動作を停止し、前記第1の補助トランジスタによるオン、オフによるハードスイッチングで降圧動作させ、昇圧動作時には、前記第2の主トランジスタの動作を停止し、前記第2の補助トランジスタによるオン、オフによるハードスイッチングで昇圧動作させる
ことを特徴とする昇降圧チョッパ回路。
(2)軽負荷電流領域以外では、降圧動作時には、前記第1の共振コンデンサに蓄えられた電荷を、前記第1の補助トランジスタをオンさせて放出し、前記第1の共振コンデンサの電荷が零になった時点で前記第1の主トランジスタをオンさせることにより零電圧スイッチングを行うことを特徴とする前記(1)に記載の昇降圧チョッパ回路。
(3)軽負荷電流領域以外では、昇圧動作時の前記フィルタコンデンサへ流れている電流を前記第1の主トランジスタで一旦零電圧スイッチングでオフさせ、前記第1の主トランジスタと前記第2の主トランジスタをオン動作させる直前に、前記第1の補助トランジスタと前記第2の補助トランジスタをオンさせて前記第1の共振コンデンサと前記第2の共振コンデンサの電荷を零にして、前記第1の主トランジスタと前記第2の主トランジスタをオン動作させて零電圧、零電流スイッチングとすることを特徴とする前記(1)に記載の昇降圧チョッパ回路。
本発明の昇降圧チョッパ回路によれば、軽負荷領域から定格負荷領域までの制御範囲を広く使用することが可能で、全領域で変換損失を低減させることができる。
以下、本発明による昇降圧チョッパ回路の好適実施例の構成及び動作を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例による昇降圧チョッパ回路の回路図である。また、図2は図1に示す昇降圧チョッパ回路の動作を説明するための各部の信号波形図であり、図3は、その補助回路動作時の各部信号のタイミングチャートである。
る。
先ず、図1の昇降圧チョッパ回路の通常動作を、降圧動作と昇圧動作に分けて説明する。
降圧動作時には第1の主トランジスタ4によるオン、オフ動作で制御を行っており、降圧動作時には第1の主トランジスタ4が単独で動作している。動作内容は通常の部分共振降圧チョッパ動作と同じとなる。
具体的に動作を説明すると、ソフトスイッチングを行うために、第1の補助トランジスタ2が第1の主トランジスタ4のコレクタとエミッタ間に接続されている第1の共振コンデンサ5による部分共振でソフトスイッチングを行っている。第1の主トランジスタ4をオンする時、共振コンデンサに蓄えられた電荷を第1の補助トランジスタ2をオンさせ第1の共振リアクトル3と第1共振コンデンサ5による共振を行い、共振コンデンサの電荷が零になった時点で第1の主トランジスタ4をオンさせて零電圧スイッチングを行う。
第1の主トランジスタ4がオフする時には、第1の共振コンデンサ5の電荷が零のため、第1の主トランジスタ4に流れるコレクタ電流は第1の共振コンデンサ5へ流れ、零電圧スイッチングとなる。
昇圧動作時には、第2の主トランジスタ8によるオン、オフ動作で制御を行っている。しかし、昇圧動作時には第2の主トランジスタ8単独ではなく、第1の主トランジスタ4も動作している。つまり、第2の主トランジスタ8がオンする時、フィルタリアクトル7へは第1の主トランジスタ4はオンで、第2の主ダイオード12を通して電流は流れている。このとき、第2の主トランジスタ8がオンするとスイッチング損失が発生する。ソフトスイッチングを行うために、第2の主トランジスタ8がオンする直前に、この第1の主トランジスタ4をオフさせる。第1の共振コンデンサ5の電荷が零のため、第1の主トランジスタ4に流れるコレクタ電流は第1の共振コンデンサ5へ流れ、零電圧スイッチングとなる。
この時、フィルタリアクトル7の電流が一旦、零となる。その後、第1の補助トランジスタ2と第2の補助トランジスタ11がオンし、第1の主トランジスタ4と第2の主トランジスタ8の各々に接続されている第1の共振コンデンサ5と第2の共振コンデンサ9に蓄えられた電荷を第1の共振リアクトル3と第2の共振リアクトル10が各々に共振動作を行い、第1の共振コンデンサ5と第2の共振コンデンサ9の電荷が零になった時点で第1の主トランジスタ4と第2の主トランジスタ8をオンさせて零電圧スイッチングを行う。第1と第2の逆導通ダイオード17と18は、第1と第2の主トランジスタ4と8にそれぞれ並列に接続されている。
さて、本実施例による昇降圧チョッパ回路では、部分共振方式昇降圧チョッパ回路の動作を次のように変化させている。
軽負荷電流領域以外では、昇降圧チョッパ回路は部分共振を利用したソフトスイッチング動作を行っている。軽負荷電流領域になると、昇降圧チョッパ回路はPWM制御のハードスイッチング動作を行うことにより、PWM制御範囲の拡大と軽負荷電流領域の効率低下を防止している。さらに、ハードスイッチング動作は主トランジスタによるオン、オフ動作ではなく、補助トランジスタによるオン、オフ動作で行っている。このとき、共振リアクトルはフィルタリアクトルと直列に接続された状態で使用されるので、軽負荷時には等価的にフィルタリアクトル値が増えたのと同じ動作となる。
軽負荷電流領域以外では、部分共振用の補助回路は従来回路の動作を行う。しかし、昇降圧が少ない領域、例えば、入力電圧と出力電圧比が少ない時にはPWM制御によるパルス幅は狭くなる。この時、負荷電流が少ない軽負荷状態ではパルス幅はより狭い値となる。部分共振回路方式では、前述のとおり、共振部分は制御を行うことができない。
本発明では、パルス幅が狭くなり部分共振動作を行う為に必要とする最小限のパルス幅を検出し、その限界値よりも狭いパルス幅で動作させるには、従来のハードスイッチングを補助スイッチを用いて行う。
降圧動作時には、通常の動作範囲の場合、第1の主トランジスタ4によるオン、オフ動作で制御を行っている。降圧動作時には第1の主トランジスタ4が単独で動作している。動作内容は通常の部分共振降圧チョッパ動作と同じとなる。具体的な動作としては、ソフトスイッチングを行うために、第1の補助トランジスタ2が第1の主トランジスタ4のコレクタとエミッタ間に接続されている第1の共振コンデンサ5による部分共振を行いソフトスイッチングを行っている。第1の主トランジスタ4をオンする時、共振コンデンサ5に蓄えられた電荷を第1の補助トランジスタ2をオンさせ第1の共振リアクトル3と第1共振コンデンサ5による共振を行い、共振コンデンサの電荷が零になった時点で前記第1の主トランジスタ4をオンさせて零電圧スイッチングを行う。
第1の主トランジスタ4がオフする時には第1の共振コンデンサ5の電荷が零のため、第1の主トランジスタ4に流れるコレクタ電流は第1の共振コンデンサ5へ流れ、零電圧スイッチングとなる。
パルス幅が狭くなり部分共振動作を行う為に必要とする最小限のパルス幅に達すると第1のトランジスタ4は動作を停止し、その限界値よりも狭いパルス幅で動作させる時は、第1の補助トランジスタ2によるハードスイッチング動作とする。この時、第一の共振リアクトル3とフィルタリアクトル7の直列動作となり、各リアクトルに蓄えられたエネルギーはフィルタコンデンサ13に流れる動作となる。
昇圧動作時には第2の主トランジスタ8によるオン、オフ動作で制御を行っている。しかし、昇圧動作時には第2の主トランジスタ8単独ではなく、第1の主トランジスタ4も動作している。つまり、第2の主トランジスタ8がオンする時、フィルタリアクトル7へは第1の主トランジスタ4がオンで、第2の主ダイオード12を通して電流は流れている。このとき、第2の主トランジスタ8がオンするとスイッチング損失が発生する。
ソフトスイッチングを行うために、第2の主トランジスタ8がオンする直前に、この第1の主トランジスタ4をオフさせる。第1の共振コンデンサ5の電荷が零のため、第1の主トランジスタ4に流れるコレクタ電流は第1の共振コンデンサ5へ流れ、第1の主トランジスタ4は零電圧スイッチングとなる。その時、フィルタリアクトル7の電流が一旦、零となる。その後、第1の補助トランジスタ2と第2の補助トランジスタ11がオンし、第1の主トランジスタ4と第2の主トランジスタ8の各々に接続されている第1の共振コンデンサ5と第2の共振コンデンサ9に蓄えられた電荷は第1の共振リアクトル3と第2共振リアクトル10による共振をおのおのが行い、第1の共振コンデンサ3と第2の共振コンデンサ9の電荷が零になった時点で、前記第1の主トランジスタ4と第2の主トランジスタ8をオンさせて零電圧スイッチングを行う。
昇圧動作時に、パルス幅が狭くなり部分共振動作を行う為に必要とする最小限のパルス幅に達すると、第2のトランジスタ8は動作を停止し、その限界値よりも狭いパルス幅で動作させる時は、第2の補助トランジスタ11によるハードスイッチング動作とする。この時、第2の共振リアクトル10とフィルタリアクトル7の直列動作となり、各リアクトルに蓄えられたエネルギーはフィルタコンデンサ13ヘ流れる動作となる。このように、軽負荷電流領域では、昇降圧チョッパ回路は補助スイッチを利用したハードスッチング動作を行っている。
以上の動作説明で明らかなように、本発明では、パルス幅が狭くなる軽負荷領域では共振動作が無くなる。また、補助のトランジスタはハードスイッチング動作を行っており、負荷電流が少なくなっている状態でのスイッチングの為、部分共振で行う場合よりも、電流が小さくすることが可能でスイッチング損失を低減することが可能となる。
以上、本発明による昇降圧チョッパ回路の好適実施例の構成及び動作を詳述した。しかし、斯かる実施例は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であること、当業者には容易に理解できよう。
本発明による昇降圧チョッパ回路の一実施例を示す回路図である。 図1に示す昇降圧チョッパ回路の動作を説明するための各部信号のタイミングチャートである。 図1に示す昇降圧チョッパ回路の動作を説明するための各部信号のタイミングチャートである。 従来の部分共振降圧チョッパ回路図である。 図4に示す部分共振降圧チョッパ回路の動作タイムチャートが示されている。 図4に示す部分共振降圧チョッパ回路のパルス幅制御範囲と端部共振の関係を示す図である。 従来の部分共振降圧チョッパ回路の一例を示す図である。 図7に示す部分共振降圧チョッパ回路の動作タイムチャートである。
符号の説明
1 直流入力電圧
2 第1の補助トランジスタ
4 第1の主トランジスタ
8 第2の主トランジスタ
11 第2の補助トランジスタ
3、10 共振リアクトル
5、9 共振コンデンサ
6 第1の主ダイオード
12 第2の主ダイオード
7 フィルタリアクトル
13 フィルタコンデンサ
14 負荷(抵抗)
15 第1の補助ダイオード
16 第2の補助ダイオード
17 第1の逆導通ダイオード
18 第2の逆導通ダイオード

Claims (3)

  1. 直流入力電圧に第1の主トランジスタと第1の主ダイオードの直列回路及び第1の補助トランジスタと第1の補助ダイオードの直列回路が並列接続され、前記第1の主トランジスタと第1の主ダイオードの直列回路の接続点と、前記第1の補助トランジスタと第1の補助ダイオードの直列回路の接続点との間に第1の共振リアクトルが接続され、前記第1の主トランジスタのコレクタとエミッタ間には第1の共振コンデンサと第1の逆導通ダイオードが接続され、
    負荷に並列接続されているフィルタコンデンサには、第2の主ダイオードと第2の主トランジスタの直列回路及び第2の補助ダイオードと第2の補助トランジスタの直列回路が並列接続され、前記第2の主ダイオードと第2の主トランジスタの直列回路の接続点と、前記第2の補助ダイオードと第2の補助トランジスタの直列回路の接続点との間に第2の共振リアクトルが接続され、前記第2の主トランジスタのコレクタとエミッタ間には第2の共振コンデンサと第2の逆導通ダイオードが接続され、
    前記第1の主トランジスタと第1の主ダイオードの直列回路の接続点と前記第2の主ダイオードと第2の主トランジスタの直列回路の接続点との間にフィルタリアクトルが接続され、
    軽負荷電流領域以外では、前記第1の主トランジスタと第2の主トランジスタのオフ動作時に前記第1の共振コンデンサと前記第2の共振コンデンサにそれぞれのトランジスタのコレクタ電流を流してソフトスイッチングを行わせ、
    軽負荷電流領域では、降圧動作時には、前記第1の主トランジスタの動作を停止し、前記第1の補助トランジスタによるオン、オフによるハードスイッチングで降圧動作させ、昇圧動作時には、前記第2の主トランジスタの動作を停止し、前記第2の補助トランジスタによるオン、オフによるハードスイッチングで昇圧動作させる
    ことを特徴とする昇降圧チョッパ回路。
  2. 軽負荷電流領域以外では、降圧動作時には、前記第1の共振コンデンサに蓄えられた電荷を、前記第1の補助トランジスタをオンさせて放出し、前記第1の共振コンデンサの電荷が零になった時点で前記第1の主トランジスタをオンさせることにより零電圧スイッチングを行うことを特徴とする請求項1に記載の昇降圧チョッパ回路。
  3. 軽負荷電流領域以外では、昇圧動作時の前記フィルタコンデンサへ流れている電流を前記第1の主トランジスタで一旦零電圧スイッチングでオフさせ、前記第1の主トランジスタと前記第2の主トランジスタをオン動作させる直前に、前記第1の補助トランジスタと前記第2の補助トランジスタをオンさせて前記第1の共振コンデンサと前記第2の共振コンデンサの電荷を零にして、前記第1の主トランジスタと前記第2の主トランジスタをオン動作させて零電圧、零電流スイッチングとすることを特徴とする請求項1に記載の昇降圧チョッパ回路。
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