JP4535416B2 - ハニカム触媒充填パレットを有する排ガス処理装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術の分野】
本発明は、有害ガス成分を含有し、ハニカム触媒充填パレットを有する排ガスの処理装置に関わる。更に詳しくはディーゼルエンジン排ガス、各種焼却炉、焼成炉、反応炉から排出ガスの有害ガス成分を触媒により分解若しくは酸化して無害化処理をする排ガスの処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
人の健康を守り、地球の環境を良好に保つために、産業活動で排出する有害物質を極力削減することは、重要且つ必須の技術である。そこで、ディーゼルエンジン排ガス、各種焼却炉、焼成炉、反応炉など大型の設備から排出するガスを据え置き型の触媒反応器に通すことにより、有害ガス成分を分解若しくは酸化除去してから排出する手段が取られている。
【0003】
そのような排ガス処理装置は排出ガス量が大きいので、膨大な触媒面積を必要とするため、装置規模が大きくなる。従って触媒の装填の方法若しくは装填構造によっては、例えば大きな圧力損失を生じたり、触媒層流通パスを大きく取っても、反応率に限界を生じたり、被処理ガスの流通が均質・有効に行なわれなかったり、触媒の反応器への装填や劣化触媒の交換に莫大な時間と労力が必要であったりする問題が生じていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような従来の問題点に鑑みなされたもので、有害ガス成分を処理する定置型の排ガス処理装置において、排ガスの処理装置通過圧力損失の低い、被処理ガスの流通が筒抜け短絡することがなく触媒層中への流通が均質・有効に行なわれ、総合触媒層流通長が同一であっても従来より反応率が高く、触媒の反応器への充填や劣化触媒の交換に極めて至便性の高い、ハニカム触媒充填パレットを有する排ガス処理装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のハニカム触媒充填パレットを有する排ガス処理装置は、ガス流通方向に平行な複数の隔壁によって仕切られることにより、断面多角形でガス流通方向に長い複数のセルを有するハニカム形触媒エレメントをマトリックス状に集積して、上下が貫通したケースに収めたパレットを水平方向に複数配置して、パレット単位層となし、更に該パレット単位層を離隔して垂直方向に多層配置した、排ガス処理触媒パレット群と、垂直方向に被処理ガスが流入し、該排ガス処理触媒パレット群の各ハニカム形触媒エレメントを通過して処理されたガスが流出可能な出入り口を有する排ガス処理触媒パレット群のハウジングを含む構造体とからなる、排ガス処理装置であって、排ガス処理触媒パレット群のハウジングを含む構造体は該パレットを移動可能に支持するガイド手段を備え、該パレットには該ガイド手段と滑動可能な、パレット左右に備えられた橇部を有し、更にハウジングとその縁を当接しているパレット前後に備えられたフランジ部を有することを特徴とする。
【0006】
触媒充填塔型の反応器の触媒充填構造としては、例えばペレット状、粒状触媒を適切な密度で充填したり、触媒自体を連通気泡型多孔質構造のブロックとしたり、繊維状もしくは織布状触媒を適切な密度で充填したりされているが、ガス流通速度の大きい装置の場合や、触媒表面での反応物質で触媒が膨脹・膨潤したりする条件の場合、圧力損失の高い充填塔となり好ましくないので、ガス流通にとって抵抗となるようなガス流通方向に垂直な面成分を極力少なくし、且つ反応表面積を大きく取れる構造であるところの、ガス流通方向に平行な複数の隔壁によって仕切られることにより、断面多角形でガス流通方向に長い複数のセルを有するハニカム形触媒エレメントを用いるのが好ましい。
【0007】
図2はこのハニカム形触媒エレメントの一例を説明したもので、角柱状の触媒エレメント101及び隔壁201は触媒機能のある材質で構成されており、図示のような例では、互いに直交する垂直な多数の隔壁によって、複数のセル202が形成されている。被処理ガスはこのエレメントを上下方向に通過する間に、セル壁面の触媒により反応する。
【0008】
しかも、充填の構造としてはこの単位エレメントをマトリックス状に集積したものを触媒ユニットとして一旦ケースに収めモジュール化して扱えば装置の組み立て、補修に簡便である。図1(B)はこれを説明したもので、触媒エレメント101をマトリックス状に集積し隣接するエレメント間には、図示していない耐熱性のパッキングでシールし、エレメント間を被処理ガスが抜けて短絡しない様にして、触媒ユニット102としている。触媒ユニットは102本図には図示していない上下貫通したケースに納められ、パレット103を形成する。
【0009】
上下貫通したケースに納めた例を図3(A)(B)に示す。図3(A)において、側板は耐熱性の板材(通常金属板)で構成し、底は触媒エレメント支持手段301を備える。図3(A)(B)に示すように該支持手段の交差点にエレメント101の中心をのせ、隣接エレメント間には耐熱性パッキング302でシールしエレメント間を被処理ガスが筒抜けないように構成する。
【0010】
図1(A)は本発明の装置全体を説明したもので、前記パレット103を水平方向に複数配置して、パレット単位層104とし、該単位層を垂直方向に多層配置して排ガス処理パレット群105としている。排ガス処理パレット群105はこれを覆って排ガス処理パレット群にのみ排ガスを導入させるべきハウジング構造体のハウジング106によって囲繞されており、ハウジング106は排ガスの上下の流通出入り口107、108を有する。なおハウジング構造体はハウジングの覆い板の他、ここには図示していないが覆い板を支えたり、排ガス処理パレット群を支える骨組みとなる構造も含む。
【0011】
一方、前記ハウジングを含む構造体は前記パレットを移動可能に支持するガイド手段を備え、該パレットには該ガイド手段と滑動可能な橇部を有するところの例を図5に示している。即ち、図7でハウジング106若しくはハウジング構造体に前記ガイド手段401を備え複数(3個)のパレット103にはそれぞれ該ガイド手段と滑動可能な橇部402を備えている。これによって、重量物であるパレットの装置への出し入れをパレット単位で簡便に行うことができ、組み立てやメインテナンスに時間や労力がかからない。
【0012】
更に本発明のハニカム触媒充填パレットを有する排ガス処理装置は、前記橇部が前記ガイド手段との接触摺動部でガスシール機能を有し、前記フランジ部がその縁を当接しているハウジングのシール部とでガスシール機能を有することを特徴とする。
【0013】
これを図7の例で説明すると、ハウジング106の中を通過するガスがパレット内部の触媒層を通過せず、パレット103の間を筒抜けして短絡しないためにはガイド手段401と橇部402との接触摺動部で気密である必要がある。これによりパレット左右の気密は保たれるわけである。これを達成する手段としては特に限定しないが、必ずしも耐熱性パッキングを介在させる必要もなく、接触摺動部のメタルタッチの仕上げ精度を適切なものとすることにより達成可能である。そして、パレット前後の気密の保持を図5及び図6で説明すると、パレットに設けられた前後のフランジ部404−1、405−1をハウジングのシール部410、409に当接させて達成することができる。
【0014】
図4は前記パレットの詳細な例であって、パレット103はケース測板406と、ケース前板404と、ケース後板405をそれぞれボルト締めし、図示していない底部分に取りつけた触媒エレメント支持手段とでケース303が構成されている。該ケース303には触媒エレメント101の複数がマトリックス状に充填されており、隣接する触媒エレメント間は耐熱性パッキング302などでシールされている。底部にはパレットの橇部402を備えおり、ハウジング構造体の方に取りつけられたガイド手段401に当接し、移動可能に支持されている。
【0015】
図5は図4に示すパレットの組立図の一例である。図5(A)に示す、前述したケース303の下面から図5(B)部に図示の橇部402、前後のフランジ部404−1、405−1からなる枠をボルト締めしてパレットが完成し、ハウジング構造に設けられたガイド手段401にはめ込まれる。
【0016】
図6はハウジング構造にパレットを設置した一例の横面断面図であって、パレット前後面のシール状態を説明するものである。ハウジング106に設けられたパレット取り出し口扉の断熱材兼シール部にパレット前フランジ404−1が、ハウジング106に設けられたシール部410にパレット後フランジ405−1が当接されて、シールを完成している。これにより、ガス流れの左右前後がシールされ、すべての流れは触媒層を通過することになる。
【0017】
更に本発明のハニカム触媒充填パレットを有する排ガス処理装置は前記パレットに集積したハニカム形触媒エレメントが、長手方向で複数に分断されて触媒ユニットを形成し、該触媒ユニットが一定間隔を保有して上下方向に配置されていることを特徴とする。
【0018】
有害ガス成分が触媒セル中を通過して、通過方向に平行な触媒壁と反応する過程を考慮すると、見かけの反応の速さは本質的な触媒関与の反応速度の他に触媒壁垂直方向の有害成分その他物質の物質移動速度、換言すれば拡散速度に依存する。この拡散速度は一定ではなく条件によって変動するので、あたかも仮想的な厚みを有する境膜が存在して、その境膜を通過しなければ反応点に到達せず、条件によってその厚みが換わる如き考え方をすると工学的な扱いに便利な場合がある。本発明の関係するこの種の触媒反応では、セル内を触媒壁に沿ってガスが通過する距離が長くなればなるほど増加的にその境膜厚さ(又は境膜抵抗)が増大することが発見されている。換言すれば、ガスが通過する距離が長くなればなるほど見かけの反応速度は低くなり、有効通過距離あたりの反応率は低下し、効率が悪くなる。この原理に基づいて、本発明者等はハニカム触媒の壁に平行なガス通過長を限定して、断続しているハニカム型触媒の発明を特願平11−223906で出願した。本発明はこの未公開先願技術の更に具体的な装置構造を含むものである。
【0019】
即ち、断続の方法として例えば前記パレットの寸法に於ける高さを低い(適切な高さの)ものとして極めて多段の構造の装置とすることも可能であるが、かえって構造としても取り扱いとしても複雑なものになる。そこで本発明ではパレット内で長手方向の短いハニカム形触媒エレメントを集積して触媒ユニットとし、該触媒ユニットを一定間隔を保有して上下方向に配置することでパレット内でエレメントが縦方向複数に分断された状態となり、取り扱いに適当なサイズのパレットでありながら、1つ1つのエレメント、延いてはセルのガス通過長は限定されたものとなる。
【0020】
更に詳しくは、本発明のハニカム触媒充填パレットを有する排ガス処理装置は前記パレットが、集積したハニカム形触媒エレメントを上下が貫通したケースに収納した積み重ねることが出きる複数の触媒ユニットと、触媒エレメントを支えるための触媒ユニット底部に設けられた触媒エレメント支持手段と、触媒ユニット間隔を保つためのスペーサと、触媒ユニットを定位置に固定して積み重ねるための案内固定手段とを有することを特徴とする。
【0021】
更に本発明のハニカム触媒充填パレットを有する排ガス処理装置は前記スペーサは触媒ユニットのケースを形成する縦方向の壁の上部が延在してなることを特徴とする。即ちケース器壁の一部をスペーサに兼ねることも可能である。
【0022】
更に本発明のハニカム触媒充填パレットを有する排ガス処理装置は前記スペーサは触媒ユニット間隔を可変に設定するための可変ストッパーを有することを特徴とする。これにより、間隔を自在に変更して最適な条件に設定できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
前記解決手段の説明において、例示もしながら説明したが、以下に図面を参照しつつ、本発明における更に細部の実施形態を例示的に説明する。但し本実施の形態に記載される構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は特に特定的な記載が無い限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
【0024】
(実施例1)図8、図9本発明の第1の実施例を示す図である。図8において、所望の長さのハニカム形触媒エレメント101を集積して上下が貫通し、上部にスペーサ603を備えたケース303に収納した触媒ユニット601の複数個を多段に積み上げて1つのパレットを構成することにより、一パレット内で上下方向に分割した触媒エレメントを有するモジュールとすることができる。各々の触媒ユニット601は案内固定手段604で多段階に積み上げ固定されるようになっている。更に上下貫通した状態でケースに触媒エレメント101を収納するには、ケースの底を例えば図9(A)、(B)に示し触媒支持手段にすればよい。図9(A)ではフラットバー702が横方向に、必要本数その両端を左右のケースの側板に図示の溶接個所704で溶接され、棒材703が前後方向に、必要本数前後の測板に図示の溶接個所704で溶接され、フラットバーと棒材の交点は図示のように棒材がフラットバーに埋め込まれている。
【0025】
また図9(B)では触媒支持手段が単純なメッシュで構成されている例を示す。また、案内固定手段は図9(A)の604のほか、701の構造のものでもよい。
【0026】
(実施例2)触媒間隔はケースの向かい合う二つの壁が上方に延在して上段のケースと間隔を保って設置する方法に加えて、図10(A)に示す本実施例のように案内固定手段604の反対位置にボルト締め803した板材との間に所望の高さの板材を挟みこんだ形のスペーサ801にすれば、ボルト位置や挟みこむ板材の高さを変更することにより、容易に間隔の調整することが可能である。
【0027】
(実施例3)前例のように挟みこまず、図10(B)のように単一の板材からなるスペーサ802を案内固定手段604にボルト締め(803)し、孔位置若しくは板材高さで調節することも可能である。
【0028】
(実施例4)更に前実施例2において、図11に示すようにボルト締めを溶接に置換えたスペーサ901も可能である。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように本発明により、有害ガス成分を処理する定置型の排ガス処理装置において、排ガスの処理装置通過圧力損失の低い、被処理ガスの流通が筒抜け短絡することがなく触媒層中への流通が均質・有効に行なわれ、総合触媒層流通長が同一であっても従来より反応率が高く、触媒の反応器への充填や劣化触媒の交換に極めて至便性の高い、ハニカム触媒充填パレットを有する排ガス処理装置の提供を可能にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ハニカム触媒充填パレットを有する排ガス処理装置の概要図
【図2】 触媒エレメントの概要図
【図3】 触媒エレメントをケースに収納してパレットを構成したところを説明した概要図
【図4】 パレットの詳細構造を説明した概要図
【図5】 パレットの組み立てを説明した概要図
【図6】 パレットをハウジングに設置した横面断面図
【図7】 パレット単位層をハウジングに設置した正面断面図
【図8】 分断した触媒エレメントをケースに収納してパレットを構成したところを説明した概要図
【図9】 ケースの触媒支持手段等を説明する概要図
【図10】 可変ストッパーの二つの例を示す概要図
【図11】 可変ストッパーの他の一つの例を示す概要図
【符号の説明】
101 触媒エレメント
102 触媒ユニット
103 パレット
104 パレット単位層
105 排ガス処理パレット群
106 ハウジング構造体のハウジング
107 排ガス入口
108 処理ガス出口
109 排ガス
201 隔壁
202 セル
301 触媒エレメント支持手段
302 パッキング
303 ケース
401 ハウジング構造体のガイド手段
402 パレットの橇部
404 ケース前板
404−1パレット前フランジ
405 ケース後板
405−1パレット後フランジ
406 ケース測板
409 断熱材兼シール部
410 シール部
411 取り出し口扉
600 ガス流れ
601 上下方向に分断された触媒ユニット
602 分断間隔
603 スペーサ
604 案内固定手段
701 案内固定手段の他の例
702 フラットバー
703 棒材
704 溶接個所
705 メッシュ
801 スペーサ
802 スペーサ
803 ボルト締め
901 スペーサ

Claims (6)

  1. ガス流通方向に平行な複数の隔壁によって仕切られることにより、ガス流通方向に長い複数のセルを有するハニカム形触媒エレメントをマトリックス状に集積して、上下が貫通したケースに収めたパレットを水平方向に複数配置して、パレット単位層となし、更に該パレット単位層を離隔して垂直方向に多層配置した、排ガス処理触媒パレット群と、垂直方向に被処理ガスが流入し、該排ガス処理触媒パレット群の各ハニカム形触媒エレメントを通過して処理されたガスが流出可能な出入り口を有する排ガス処理触媒パレット群のハウジングを含む構造体とからなる、排ガス処理装置であって、排ガス処理触媒パレット群のハウジングを含む構造体は該パレットを移動可能に支持するガイド手段を備え、該パレットには該ガイド手段と滑動可能な、パレット左右に備えられた橇部を有し、更にハウジングとその縁を当接しているパレット前後に備えられたフランジ部を有することを特徴とするハニカム触媒充填パレットを有する排ガス処理装置。
  2. 前記橇部は前記ガイド手段との接触摺動部でガスシール機能を有し、前記フランジ部はその縁を当接しているハウジングのシール部とでガスシール機能を有することを特徴とする請求項1記載のハニカム触媒充填パレットを有する排ガス処理装置。
  3. 前記パレットに集積したハニカム形触媒エレメントが、長手方向で複数に分断されて触媒ユニットを形成し、該触媒ユニットが一定間隔を保有して上下方向に配置されていることを特徴とする請求項1若しくは2記載のハニカム触媒充填パレットを有する排ガス処理装置。
  4. 前記パレットは、集積したハニカム形触媒エレメントを上下が貫通したケースに収納した積み重ねることが出きる複数の触媒ユニットと、触媒エレメントを支えるための触媒ユニット底部に設けられた触媒エレメント支持手段と、触媒ユニット間隔を保つためのスペーサと、触媒ユニットを定位置に固定して積み重ねるための案内固定手段とを有することを特徴とする請求項1乃至3何れかの項記載のハニカム触媒充填パレットを有する排ガス処理装置。
  5. 前記スペーサは触媒ユニットのケースを形成する縦方向の壁の上部が延在してなることを特徴とする請求項4記載のハニカム触媒充填パレットを有する排ガス処理装置。
  6. 前記スペーサは触媒ユニット間隔を可変に設定するための可変ストッパーを有することを特徴とする請求項4若しくは5記載のハニカム触媒充填パレットを有する排ガス処理装置。
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