JP4533568B2 - 石炭燃焼発電システム - Google Patents
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Description
<発明の分野>
本発明は、耐熱性・耐腐食性フィルタを備える高温ガス濾過システムに関する。
【0002】
<発明の背景>
高温ガス濾過は、例えば、化石燃料の燃焼によって生じる炉内ガスの排気に使用される。これらの燃料は多くの不純物を含んでいる。炉内排ガス中の不純物を減少または除去するために、多くのフィルタが用いられてきた。しかし、高温燃焼ガスから粉塵を取り除くための、高温および高圧に対する耐性の改良されたフィルタがなお必要とされている。特に石炭燃焼発電システム、さらに具体的に複合サイクル発電技術においては、耐熱性・耐腐食性フィルタが渇望されている。これらの技術によれば、石炭を燃焼させてガス化させ、その派生したガスによってガスタービンを駆動する。代表的な複合サイクル発電システムとして、加圧流動床燃焼装置(PFBC)系システム、集中ガス化複合サイクル(IGCC)系システム、および混成サイクル系システムが挙げられる。これらのシステムのうち、いくつかはすでに稼動し、残りは開発中かまたは実地実験の段階にある。これらのシステムはいずれも、粉塵および不純物を取り除くために高温ガスを濾過する工程によって決定的に左右される。すなわち、これらの技術において、高温ガスを効果的にかつ確実に濾過することが、環境上の排気規制を満たすためにも、ガスタービン部品を汚損や侵食から防ぐためにも、最重要事項となる。このような発電システムにおいて、良好な耐腐食性を備えかつ高温(200〜900℃)で稼動できる高性能かつ高信頼性の高温ガス濾過システムが必要とされている。粉塵、および硫黄、アルカリ金属、および重金属のような不純物はフィルタを用いて除去する必要がある。またタービン部品を保護するためにHClやHFのようなハロゲン化水素の濃度は低い方が好ましい。このようなハロゲン化水素の低減は、多量の塩素を含む石炭をガス化させた場合に、特に重要である。現在にいたるまで、上記の要件を満足させるフィルタが存在しないため、ガスの濾過が石炭燃焼システムの制約因子になっている。
【0003】
現在入手できる高温ガスの濾過用フィルタとして、例えば、セラミックフィルタが挙げられる。しかし、この種のフィルタは、使用可能な温度範囲(250〜450℃)が限定される、という大きな欠点がある。また、セラミックフィルタは、熱疲労、および特に高温の酸化環境における高温腐食を被りやすいという欠点も有している。セラミックフィルタは、そのフィルタの非晶質結合相とガス相が反応することがあり、また非酸化物系セラミックスの酸化が生じるので、寿命は限られている。また、セラミックの相転移によっても、セラミックフィルタの寿命は制限される。セラミックフィルタはさらに、機械的衝撃または熱衝撃に対する耐性が劣る、という欠点も有している。このように衝撃に対する耐性が劣るので、例えば、パルスクリーニング中に問題が生じる可能性がある。
【0004】
セラミックフィルタに替えて、金属フィルタが使用されることもある。しかし、公知の金属フィルタは低温または中間温度(350〜600℃)での還元環境下でしか用いることができない、という欠点がある。これらのフィルタは、酸化環境下に晒されると、著しく腐食する。このような金属フィルタの腐食を避けるには、硫黄、硫黄含有化合物、またはハロゲン化水素のような不純物の濃度を低く押さえる必要がある。
【0005】
WO9532048号公報は、FeAlまたはFeAl3粉末からなるフィルタについて述べている。一定量のCrの添加によって、フィルタの耐腐食性が改善させている。
【0006】
<発明の要約>
本発明の目的は、従来技術の欠点を解消することにある。本発明の他の目的は、多数の耐熱性・耐腐食性フィルタからなる石炭燃焼発電システムを提供することにある。本発明のさらに他の目的は、酸化または還元雰囲気のいずれにおいても使用でき、繰り返し温度サイクルに耐え、熱衝撃および機械衝撃に対して高い耐性を有する、上記の石炭燃焼発電システムに用いられるフィルタを提供することにある。本発明のさらに他の目的は、高フィルタ性能、高信頼性、および長期耐久性を有するシステムを提供することにある。
【0007】
本発明の第一態様によれば、石炭から派生するガスを生成する手段および石炭から派生したガスを濾過するフィルタシステムを備える石炭燃焼発電システムが提供される。フィルタシステムは少なくとも一つの耐熱性・耐腐食性フィルタを備えている。このフィルタはフィルタ媒体とフィルタキャップからなる。フィルタ媒体は焼結された金属ファイバからなる少なくとも一層を含む。フィルタキャップおよび金属ファイバはいずれも鉄−クロム−アルミ(Fe−Cr−Al)基合金から形成される。金属ファイバの直径は、好ましくは4〜30μm、さらに好ましくは8〜22μmである。フィルタ媒体の重量は、好ましくは600〜1500g/m2、さらに好ましくは750〜1200g/m2である。フィルタ媒体の多孔率は60〜85%、さらに好ましくは65〜80%である。フィルタの耐性を向上させるために、アルミナ(Al2O3)保護層をフィルタ媒体の表面およびフィルタの一部をなす他の構成部品の上に形成させることができる。この保護層はフィルタを予備酸化させることによって得ることができる。
【0008】
一実施態様において、フィルタ媒体は金属ファイバの不織布層によって構成される。この不織布層(ウェブ)は焼結され、好ましくは加圧によって固められる。次いで、焼結された媒体は溶接されてフィルタを形成する。他の実施態様において、少なくとも第1層と第2層からなるフィルタ媒体が提供される。各層は金属ファイバのウェブによって構成される。フィルタ媒体の流入側の第1層は、直径4〜12μmの金属ファイバからなる。流出側の第2層のファイバの直径は12〜30μmである。好ましくは、第1層の重量はフィルタ媒体の全重量の20〜60%であるとよい。さらに好ましくは、第1層の重量は全重量の40〜60%であるとよい。第1層と第2層は互いに接触して層構造を形成する。この層構造は焼結され、さらに加圧される。次いで、焼結および加圧されたフィルタ媒体は溶接されて、フィルタを形成する。
【0009】
好適な一実施態様において、メッシュが支持層としてフィルタ媒体に固着される。このメッシュは流出側の層に固着されるとよい。あるいは、このメッシュは金属ファイバの第1層と第2層の間に挟まれてもよい。金属ファイバの単一または複数の層およびメッシュからなる層構造は、後工程で焼結される。
【0010】
上述したように、フィルタの一部をなす構成部材、例えば、金属ファイバ、フィルタキャップ、および必要に応じてメッシュなどはすべて、Fe−Cr−Al基合金から製造される。
【0011】
Fe−Cr−Al基合金の第1グループは15〜25%のCrおよび4〜6%のAlを含む。好ましくは、Alの含有量は4.8〜5.7%である。好ましい合金組成として、Y(イットリウム)をさらに含むFe−Cr−Al基合金が挙げられる。この合金はFecralloy(登録商標)として知られている。Yの含有量は0.03〜0.5%であり、好ましくは0.08〜0.35%である。さらに好ましくは、Yの含有量は0.25〜0.35%である。この第1グループの他の一例として、Sc、Y、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、および例えばLaまたはCeなどのランタニドからなる群から選択される少なくとも一種の付加的元素をさらに含むFe−Cr−Al基合金が挙げられる。単一または複数の付加的元素の全含有量は0.01〜1%である。
【0012】
Fe−Cr−Al基合金の第2グループは15%以下のCrおよび20〜60%のAlを含む。これらの合金はすくなくともSc、Y、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、およびランタニドからなる群から選択される少なくとも1つの付加的元素をさらに含む。
【0013】
Fe−Cr−Al基合金は耐腐食性および耐熱性に優れている。この耐性は酸化層の存在、さらに具体的には、表面上のAl2O3の存在によってさらに向上する。酸素はAl2O3層を通って拡散することができないので、このような酸化保護層によって、金属の酸化を抑制することができる。良好な保護機能を得るためには、十分な厚みを有する高密度Al2O3層が好ましい。
【0014】
合金の使用中、AlのAl2O3への酸化により酸化層が自然に合金の外側に形成される。あるいは、制御された条件下において合金を予備酸化させることのよって、Al2O3保護層を形成してもよい。この予備酸化は、好ましくは1000℃〜1200℃の温度、さらに好ましくは1100℃〜1200℃の温度で炉内において行われるとよい。
【0015】
自然酸化あるいは制御条件下における予備酸化のいずれにおいても、Al2O3保護層はフィルタ媒体の表面に形成される。しかし、これら二つの状況下において形成されるAl2O3層の構造は異なっている。自然に形成されるAlの酸化物はθ構造を有するが、上記の条件下で予備酸化される工程において形成されるAlの酸化物は大部分はα構造である。「大部分」という用語は、α構造以外に瑕疵が含まれる場合があることを意味する。しかし、酸化層が1100℃から1200℃の温度で形成される場合、酸化層はほとんど瑕疵がない。この1100℃から1200℃の温度で形成される酸化層は、例えば1000℃の低温で形成される酸化層と対照的である。この低温で形成された酸化層は少なくともある程度のθ−Al2O3と多くの瑕疵を含んでいる。酸化がさらに低い温度で行なわれるとAl2O3層の質はさらに低下する。
【0016】
自然に形成されるAl2O3(θ構造)はかなり明瞭な多孔質構造を有する。このような酸化保護層は、特に還元雰囲気または熱サイクルの状況下において、被覆される材料を十分に保護することができない。これに対し、α−Al2O3はより緻密な構造を有する。従って、α構造は多孔質のθ構造よりも保護力が強い。このα−Al2O3層は高温の還元雰囲気下においても優れた保護力を有する。
【0017】
この合金は、酸化物が剥落する傾向がある。この剥落は、合金が繰り返し熱サイクルを受けるときに、重大な問題になる。しかし、この保護片の剥落は、ある量のYを合金に添加することにより抑制または防止することができる。望ましいYの濃度は0.03〜0.5%である。さらに好ましくは、Yの濃度は0.25〜0.35%である。
【0018】
また、Sc、Y、Ti、Zr、Hf、Nb、またはランタニドのような元素を微量添加することによって、高温における機能特性が向上する。
【0019】
フィルタは、キャンドルフィルタおよび管状フィルタが好ましいが、平型フィルタでもよい。フィルタキャンドルは有孔壁を備え、一端が閉じた円筒形の管である。管状フィルタは両端が開いた円筒型管である。代表的なキャンドルフィルタまたは管状フィルタは、1〜2m、例えば1.50mの全長と、0.2〜0.8mmの壁厚みと、例えば60mmの外径を有している。
【0020】
通常、フィルタシステムは多数のフィルタ要素から構成され、大部分は多重に配列されている。代表的なフィルタ要素の数は800、1500、または9600である。必要なフィルタ要素の数は、濾過されるガス量および目標とする濾過速度に依存して決定される。フィルタ要素の数は、異なる発電技術、例えば、集中ガス化複合サイクル(IGCC)系システムまたは加圧流動床燃焼装置(PFBC)系システムによっても異なる。
【0021】
金属ファイバからなるフィルタは、さらに熱衝撃および機械衝撃に対して高い耐性を有するという利点がある。本発明によるフィルタは問題なく頻繁な熱サイクルに耐えることができる。金属フィルタのクリーニングは例えばセラミックフィルタや金属粉末からなるフィルタのクリーニングよりも容易である。金属ファイバからなるフィルタは、パルスクリーニングのような繰り返しクリーニングに十分に耐えることができ、その結果、長期耐久性および長い寿命期間を保つことができる。
【0022】
上記のFe−Cr−Al基合金によって形成されるフィルタは1100℃までの温度に耐えられる。十分に厚くかつ緻密なAl2O3保護層によって被覆されているので、著しい腐食は生じない。Yが添加されることによって、酸化物の剥落が防止される。このフィルタは例えば900℃の高温の酸化環境において良好な耐性を呈する。また、このような高温の還元環境においても、望ましい耐性を呈する。
【0023】
このフィルタは、石炭の燃焼温度に耐えることができるので、石炭燃焼発電システムにも好ましく組み込むことができる。特に、このフィルタは加圧流動床燃焼装置(PFBC)系システム、集中ガス化複合サイクル(IGCC)系システム、および混成サイクル系システムにおける高温ガスの濾過に好適である。
【0024】
本発明のさらに他の態様によれば、石炭燃焼発電システムの歩留まりを向上させる方法が提供される。この方法の第1の工程において、石炭から派生するガスが生成される。次いで、第2の工程において、石炭から派生されたガスは多数の上述のフィルタからなるフィルタシステムにより濾過される。このフィルタは耐熱性にすぐれているので、石炭から派生されたガスの濾過を、850℃以下の温度、およびさらに高温、例えば900℃で行なうことができる。
【0025】
石炭の燃焼温度に近い温度で濾過を行なうことができるので、濾過前のガスは冷却される必要がない。従って、設備を簡素化し、製造工程のコストを低減させることができる。さらに、製造の歩留まりを向上させることができる。タービンの入口温度を高く設定することができるので、40%を上回る効率、例えば、45%を超える効率で、IGCCシステムおよびPFBCシステムを可動させることができる。
【0026】
本発明によるフィルタ媒体の圧力効果は小さいので、装置の必要とされる全フィルタ表面は少ない。従って、フィルタ要素の数は従来のセラミックフィルタが使用される場合よりも著しく少なくなり、フィルタシステムのコストを削減することができる。金属ファイバからなるフィルタは頻繁な熱サイクルに耐えることができ、また、例えば、パルスクリーニングで容易に洗浄できるので、フィルタの寿命は長くなる。このため、例えば、セラミックフィルタや金属粉末を使用するフィルタに比べて交換の頻度をかなり減少させることができる。このことは交換工程や生産の操業費に直接的な影響を与える。すなわち、フィルタ媒体の交換には労働集約だけでなく、工程の中断や装置の冷却も要求されるからである。
【0027】
耐熱性・耐腐食性フィルタは、第1金属ファイバ層を形成する工程と、フィルタ媒体が第2層を含む場合は、第2金属ファイバ層を形成し、第1層と第2層を重ね合わせて層構造を形成する工程と、層が1つの場合は第1金属ファイバ層を焼結し、層が2つ以上の場合は層構造を焼結して、焼結フィルタ媒体を形成する工程と、焼結されたフィルタ媒体を加圧する工程と、焼結及び加圧されたフィルタ媒体を溶接してフィルタを形成する工程と、フィルタを予備酸化させる工程とからなる方法により製造されるとよい。
【0028】
好ましくは、加圧する工程は冷間静水圧成形によって行なわれるとよい。
【0029】
変形例として、各ウェブをあらかじめ焼結・加圧し、次いで、異なる層を重ねて層構造を形成してもよい。得られた層構造は次工程において焼結される。
【0030】
得られた層構造を焼結する前に、メッシュをフィルタ媒体に固着してもよい。メッシュは金属ファイバ層の流出側に固着されるか、異なる金属ファイバ層からなる層構造の流出側に固着されてもよい。他の実施態様において、メッシュは金属ファイバからなる第1層および第2層の間に配置されてもよい。
【0031】
フィルタの耐性を向上させるため、フィルタを予備酸化させるとよい。好ましくは、予備酸化工程は、清浄な空気中において、1000℃から1200℃の間の温度、さらに好ましくは、1100℃から1200℃の間の温度で行なわれるとよい。予備酸化の継続時間は15分から3時間の範囲から選択されるとよい。好ましい予備酸化時間は2〜3時間である。Al2O3層の形成を促進させ、またAl2O3層の質を向上させるため、酸化が行なわれる炉内に酸素富化空気を導入するとよい。
【0032】
以下、添付の図面に基づいて、本発明をさらに詳細に説明する。
【0033】
【発明の好適な実施例の説明】
図1に、耐腐食性・耐熱性フィルタキャンドル10が示されている。前記フィルタキャンドルの一部をなす全ての構成部材、例えば、フィルタ媒体12およびフィルタキャップ14は、「Fecralloy」から形成される。この合金は0.30%のYを含む。フィルタ媒体は2つの層からなる層構造を有している。フィルタ媒体は、例えば、孔付き管18によって支持される。第1層は12μmの直径を有するファイバのウェブである。第1層の重量は600g/m2である。第2層は22μmの直径を有するファイバのウェブである。第2層の重量は450g/m2である。第1層および第2層は互いに接して、焼結されている。焼結されたフィルタ媒体は冷間静水圧成形によって加圧される。このようにして得られた媒体は、1050g/m2の重量、0.58mmの厚み、および77.26%の多孔率を有している。焼結されたフィルタ媒体は溶接され、フィルタキャンドルを形成する。フィルタキャンドルは、1.50mの全長と60mmの外径を有している。次工程において、フィルタを1100℃の炉内に2時間放置し、予備酸化させて表面にAl2O3層を形成させる。使用中、不浄ガスはフィルタ媒体内をキャンドルの外側から内側に向かって流れる。一方、清浄なガスは開口から抜ける。ガスの流れの方向は図1に矢印で示されている。
【0034】
上述のフィルタ媒体を、空気透過性を測定するための通常のテックス(繊度)試験および気泡点圧力試験に供した。結果を表1に示す。表1において、上述のフィルタ媒体の試験結果は、77.1%および62.1%の多孔率を有する2つの同様のフィルタ媒体の試験結果と比較されている。試験に供されたフィルタ媒体は、すべて、金属ファイバからなる2つの層から構成されている。第1層は12μmの直径と600g/m2の重量を有するファイバからなる。第2層は22μmの直径と450g/m2の重量を有するファイバからなる。
【0035】
【表1】
【0036】
熱サイクルが施された時の「Fecralloy」の温度耐性およびその反応を評価するために、エージング試験を行った。「Fecralloy」ファイバからなる媒体をエージング試験に供した。媒体をまず炉内において1100℃の温度で2時間予備酸化した。この予備酸化により、Al2O3層が媒体の表面に形成された。XRD(X線回折)により,この形成されたAl2O3層はα−Al2O3であることが確認された。走査型顕微鏡による観察により、ファイバ表面上のAlがかなり増加していることが判明した。次いで、この媒体を1ヶ月間のエージング試験に供した。この試験において、媒体は加熱および冷却サイクルに交互に晒される。加熱期間は8分、冷却期間は2分に設定した。加熱時に、温度は1080℃まで上昇した。試験の後、サンプルを目視検査および走査型顕微鏡による観察によって評価した。走査型顕微鏡による観察によって、ファイバ表面上のAlの増加が確認された。1ヶ月の試験期間の後においても、媒体に損傷は観察されなかった。
【0037】
耐腐食性を評価するために、12μmおよび22μmの直径を有する「Fecralloy」焼結ファイバのサンプルを腐食試験に供した。「Fecralloy」の組成は、15.8%のCr、4.8%のAl、0.3%のY、0.03%のC、残りはFeである。また、予備酸化された「Fecralloy」のサンプルと予備酸化されていない「Fecralloy」のサンプルをこの腐食試験に供した。予備酸化は1100℃で15分間行った。腐食試験において、サンプルは、1%のSを含む燃料の燃焼雰囲気、さらに具体的には、SO2を280ppm含む燃焼雰囲気に1000時間晒された。ガスの温度は約600℃とした。1回目の試験はHClを含まない雰囲気において行われ、2回目の試験は100ppmのHClが添加された雰囲気において行われた。24時間毎に、室温から600℃までの熱サイクルがサンプルに施された。これらのサンプルの試験結果は、「Fecralloy」ファイバのサンプルと同じ直径、12μmおよび22μmを有するALSI310、Inconel(登録商標)、Hastelloy(登録商標)などの焼結金属ファイバからなるサンプルと比較された。腐食試験の終了後、サンプルの目視検査、試験前後のサンプルの重量の比較、および光学顕微鏡による観察結果の検討によって、サンプルの腐食の程度を評価した。「Fecralloy」からなるサンプルは、その他のステンレス鋼からなるサンプルと比較した場合、より優れた耐腐食性および耐熱性を示した。予備酸化されていない「Fecralloy」のサンプルと予備酸化された「Fecralloy」のサンプルを比較した場合、予備酸化されたサンプルはHClを含む環境においてもHClを含まない環境においてもより優れた耐性を示した。XRD(X線回折)により、予備酸化されたサンプルの表面に形成された酸化保護層はα−Al2O3であることが確認された。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明によるフィルタキャンドルを示す図である。
Claims (12)
- 石炭から派生するガスを生成する手段と前記石炭から派生するガスを濾過するフィルタシステムからなり、
前記フィルタシステムは少なくとも1つの耐熱性・耐腐食性フィルタ(10)を備え、
前記フィルタはフィルタ媒体(12)およびフィルタキャップ(14)を有し、
前記フィルタ媒体は少なくとも一つの層を備え、前記層は焼結された金属ファイバのウェブであり、
前記フィルタキャップおよび前記金属ファイバはFe−Cr−Al基合金からなり、
前記合金は、
15〜25%のCrと、4〜6%のAlと、Sc、Y、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Taおよびランタニドの群から選択される少なくとも1種の付加的元素とを含み、残りがFeからなる組成、
または15%以下のCrと、20〜60%のAlと、Sc、Y、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、およびランタニドの群から選択される少なくとも1種の付加的元素とを含み、残りがFeからなる組成を有する、石炭燃焼発電システムにおいて、
Al 2 O 3 層が前記フィルタの表面に形成され、前記Al 2 O 3 層は主としてα−Al 2 O 3 であることを特徴とする石炭燃焼発電システム。 - 前記金属ファイバは4〜30μmの直径を有することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 前記フィルタ媒体は少なくとも第1層および第2層を備え、前記第1層は4〜12μmの直径を有する金属ファイバのウェブを有し、前記第2層は12〜30μmの直径を有する金属ファイバのウェブを有し、前記第1層および前記第2層は互いに接触して層構造を形成し、前記層構造は焼結されていることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 前記フィルタ媒体は60〜85%の多孔率を有することを特徴とする請求項1又は3に記載のシステム。
- 前記フィルタ媒体の流出側にメッシュが固着され、前記メッシュはFe−Cr−Al基合金から形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のシステム。
- 前記媒体が焼結される前にメッシュが金属ファイバの前記第1層および前記第2層の間に挟まれ、前記メッシュはFe−Cr−Al基合金から形成されることを特徴とする請求項3に記載のシステム。
- 前記付加的元素は0.03〜0.5%の濃度のYであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載のシステム。
- Yの含有量は0.25〜0.35%であることを特徴とする請求項7に記載のシステム。
- 付加的元素の合計は0.01〜1%であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載のシステム。
- 前記フィルタはキャンドルフィルタまたは管状フィルタであることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載のシステム。
- 前記システムは多重に配列された多数のフィルタを備えることを特徴とする請求項10に記載のシステム。
- 請求項1ないし11のいずれか1つに記載のシステムを用いる濾過方法において、850℃より高い温度において高温ガスを濾過することを特徴とする濾過方法。
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