JP4533478B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検体の断面を超音波で走査して得られる受信信号に含まれる位相情報と振幅情報との少なくとも一方に基づいて超音波画像を生成する超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から知られている超音波診断装置は、信号処理や画像処理の内容に応じて分割された複数のユニットから構成されているのが一般的である。これらのユニットは、信号処理や画像処理の流れに沿った順序で接続されている。
【0003】
ユニット間のインターフェースは、ユニットの接続順序に応じた固定的なものが装備されており、あるユニットは、インターフェースを介してリアルタイムで入力される画像信号等を所定のタイミング信号に従って処理し、その処理結果を次段のユニットに出力する。このようにして従来の超音波診断装置では、一連の処理がパイプライン的に行われる。
【0004】
図6は、従来の超音波診断装置の概略構成を示すブロック図である。
【0005】
同図に示すように、この超音波診断装置は、超音波プローブ100,レートパルス発生回路101,送信制御回路102,受信制御回路103,レシーバ104,DSC(デジタルスキャンコンバータ)105,エンコーダ106,モニタ107,血流解析ユニット108,CPU109の複数のユニットにより構成されている。
【0006】
図示しない操作パネル等によりオペレータが超音波スキャンのための所定の操作入力を行うと、CPU109はこの操作入力を処理し、超音波スキャンに必要なパラメータを各ユニットに設定する。この設定に従って、まずレートパルス発生回路101は、超音波送受信のための基本信号(レートパルス)を生成する。送信制御回路102は、この基本信号に基づく超音波パルスを発生するように超音波プローブ100を駆動する。これにより超音波プローブ100から超音波パルスが被検体に向けて送信される。
【0007】
超音波プローブ100は、送信した超音波パルスの反射波を受信する。受信制御回路103は、超音波プローブ100が受信した信号をレシーバ104及び血流解析ユニット108に出力する。図7に示すように、ビームフォーマーと呼ばれる受信制御回路103は、超音波プローブ100からの受波信号を増幅するプリアンプ110と、該増幅された電気信号をアナログからデジタルに変換するA/Dコンバータ(ADC)111と、ADC111から得られたデジタル信号を遅延処理する遅延回路112と、各遅延回路112からの出力を加算する加算器113と、により構成されており、超音波プローブ100の各超音波振動素子に対応して所定の遅延量が与えられた受信信号から所定の指向特性が与えられた超音波受信信号が得られる。
【0008】
レシーバ104は受信信号に対し直交検波,包絡線検波,フィルタ処理,およびエッジ強調などの所要の信号処理を施し、その信号処理結果、例えばBモード画像信号を次段のDSC105に出力する。
【0009】
血流解析ユニット108は、MTIフィルタ処理や自己相関処理等の信号処理によって流速,パワー,又は分散などの2次元の血流信号を生成する。また、血流解析ユニット108内に設けられているFFTユニットは流速分布を算出する。これら血流解析ユニット108による信号処理結果は、DSC105に送られるとともに同DSC105においてレシーバ104から出力されるBモード画像信号に重畳され、2次元画像に展開される。この2次元画像はエンコーダ106によりTVモニタ等で表示可能なビデオ信号に変換されたのち、モニタ107によって表示される。
【0010】
上述した従来の超音波診断装置には、以下のような問題点がある。
【0011】
(1)超音波スキャン,信号処理,表示処理といった一連の処理が密に結合しており、上述したようにパイプライン的に行われる。このため、新たな機能を追加して性能の向上を図ることが困難である。
【0012】
(2)インターフェース規約に制限されてユニット構成が固定的であり、装置のサイズ縮小やコスト低減が行いにくい。
【0013】
(3)ユニット間のデータフローも固定的であり、各ユニットから任意にデータを取り出すことが困難である。超音波スキャンによって得られた信号や画像を表すデータは、その処理過程において各々のユニット内のメモリに分散的に蓄えられる。通常の画像表示ではない特別の処理のためにユニットから所望のデータを取り出すには、通常の画像表示のための信号線とは別に、例えばCPUからの読み出しのための信号線を別途設けることが必要となる。なお、各ユニットのメモリに信号や画像が分散することは、装置コスト低減の観点からも好ましくない。
【0014】
(4)特定のユニットに例えば故障などが発生した場合、ユニット自体を交換しない限り、そのユニットによる機能(例えば血流解析ユニットによる血流表示)を提供できない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述した事情を考慮してなされたものであり、その目的は、汎用的なデータ伝送路を介して相互に接続された複数のユニット間において自由度の高いデータフローを実現できる超音波診断装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し目的を達成するために、本発明の超音波診断装置は以下のように構成されている。
【0024】
(1)本発明の超音波診断装置は、被検体に超音波を送信するとともにその反射波を受波し、該反射波の受波信号を出力する複数の超音波振動子を備えた超音波プローブと、前記超音波プローブから出力された信号に遅延加算処理をする遅延加算回路を備えた受信制御手段と、前記受信制御手段の出力に基づいてBモード画像信号を生成するレシーバ回路と、前記受信制御手段の出力に基づいてCFMデータを生成するCFM処理回路と、各種の演算処理を行う演算処理回路であって、且つ、前記CFM処理回路が故障した際に前記受信制御手段の出力に基づいてCFMデータを生成する演算処理回路と、前記受信制御手段、レシーバ回路、CFM処理回路、および演算処理回路に接続され、前記受信制御手段の出力、Bモード画像信号、CFMデータを前記受信制御手段、レシーバ回路、CFM処理回路、演算処理回路の間で転送するバスと、前記前記受信制御手段、レシーバ回路、CFM処理回路、演算処理回路の間のデータフローを制御する制御手段と、を具備し、前記演算処理回路は、フラッシュエコー処理、カラードプラにおける加速度パラメータの算出処理、パラメータ画像処理、弾性イメージング処理、近距離固定ノイズ除去処理、周波数依存性減衰イメージング処理のうちの少なくとも一つの処理を行い、前記パラメータ画像処理において、前記演算処理回路は、前記受信制御手段からの出力に関心領域を設定して信号帯域の積分値を求め、前記レシーバ回路に前記積分値のフィルタ処理を行わせるために、該積分値を前記演算処理回路から前記バスを通じて前記レシーバ回路に送ることを特徴とする。
【0026】
(2)本発明の超音波診断装置は、被検体に超音波を送信するとともにその反射波を受波し、該反射波の受波信号を出力する複数の超音波振動子を備えた超音波プローブと、前記超音波プローブから出力された信号に遅延加算処理をする遅延加算回路を備えた受信制御手段と、前記受信制御手段の出力に基づいてBモード画像信号を生成するレシーバ回路と、前記受信制御手段の出力に基づいてCFMデータを生成するCFM処理回路と、各種の演算処理を行う演算処理回路であって、且つ、前記レシーバ回路が故障した際に前記受信制御手段の出力に基づいてBモード画像信号を生成する演算処理回路と、前記受信制御手段、レシーバ回路、CFM処理回路、および演算処理回路に接続され、前記受信制御手段の出力、Bモード画像信号、CFMデータを前記受信制御手段、レシーバ回路、CFM処理回路、演算処理回路の間で転送するバスと、前記前記受信制御手段、レシーバ回路、CFM処理回路、演算処理回路の間のデータフローを制御する制御手段と、を具備し、前記演算処理回路は、フラッシュエコー処理、カラードプラにおける加速度パラメータの算出処理、パラメータ画像処理、弾性イメージング処理、近距離固定ノイズ除去処理、周波数依存性減衰イメージング処理のうちの少なくとも一つの処理を行い、前記パラメータ画像処理において、前記演算処理回路は、前記受信制御手段からの出力に関心領域を設定して信号帯域の積分値を求め、前記レシーバ回路に前記積分値のフィルタ処理を行わせるために、該積分値を前記演算処理回路から前記バスを通じて前記レシーバ回路に送ることを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
【0032】
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係る超音波診断装置の概略構成を示すブロック図である。同図に示すように、この超音波診断装置は、超音波プローブ1,レートパルス発生ユニット2,送信制御ユニット3,受信制御ユニット4,DSC(デジタルスキャンコンバータ)ユニット5,エンコーダ6,モニタ7,レシーバユニット8,血流解析ユニット9,CPUユニット10の複数のユニットにより構成されている。個々のユニット自体の基本機能は従来技術のものと同様である。
【0033】
超音波プローブ1は、被検体に超音波を送波するとともにその反射波を受波し、該反射波の電気信号を出力する。
【0034】
受信制御ユニット4は、超音波プローブ1が受波した反射波の電気信号に基づくRFデータを生成するビームフォーマユニットとして設けられており、超音波振動子の各チャネルに対応するプリアンプ、A/Dコンバータ、及び遅延回路と、各遅延回路から出力された信号を加算する加算器とからなる。RFデータは、超音波送信周波数による変調を受けた信号、あるいは、超音波受信参照周波数で直交検波を行った後の出力信号である。RFデータのビット幅は16〜18ビットである。帯域幅は、使用される超音波プローブや超音波送信周波数に応じて異なるが、通常、2〜10MHz程度である。
【0035】
レシーバユニット8は、受信制御ユニット4から出力されたRFデータに包絡線検波を行い、組織形態情報画像(Bモード画像)用の信号を生成するユニットである。レシーバユニット8は、包絡線検波を行う包絡線検波回路を備えている。包絡線検波処理では、ビームフォーマから出力されたRF信号を包絡線検波し、この検波信号に対数圧縮処理した8〜12ビットのデータを出力する。
【0036】
血流解析ユニット9は、直交検波回路、FFT回路、CFM回路を備えている。直交検波回路は、ミキサ、フェーズシフタ、及びローパスフィルタ等を備えており、RFデータに直交検波処理を施し、複素表現の検波信号としてそれぞれ16ビットのI(In phase)信号及びQ(Quadrature phase)信号を求めて出力する。
【0037】
FFT回路は、I信号、Q信号を周波数解析(FFT)処理することによりFFTデータを生成する。このFFTデータは血流信号のパワーと方向を表す信号であって、そのビット幅は16ビットである。所定のFFT条件に応じて、周波数分解能を規定する32〜512サンプルが用いられる。
【0038】
CFM回路は、I信号、Q信号に対し自己相関演算法を適用し、血流等の移動物体の速度、パワー、または分散を示すCFMデータを生成する。ここで、パワーデータは、速度/分散と同時に演算されるものと、パワードプラ法により演算されるものとに大別される。パワードプラ法は、通常、血流方向を識別できないが、自己相関演算後の、符号を用いた方向付きパワードプラ法も知られている。
【0039】
カラーデータのビット幅は通常8ビットであるが、パワーデータでは16ビットとする場合もある。速度などの方向を示すデータには、符号の1ビットが割り当てられるのが一般的である。
【0040】
DSCユニット5は、画像データを生成するスキャンコンバータユニットである。画像データは、検波データ、FFTデータ、又はCFMデータがスキャンコンバータにより画像変換処理されて得られるデータである。これらのデータは、通常、512×512ピクセルの画像データに変換される。データ幅は8〜12ビットである。
【0041】
上述したビームフォーマユニット、レシーバユニット、血流解析ユニット、およびスキャンコンバータユニットがバス1に接続されており、上記RFデータ、検波データ、ドプラデータ及び画像データが各ユニット間で転送されるものとなっている。そして、各ユニット間におけるデータフローがCPUユニット10により制御される。
【0042】
データ伝送路としてのバス1は、特定のシステム(CPU)に依存しない汎用的なバス、例えばPCI(Peripheral Component Interconnect)規格のバスである。なお、本発明がこのPCIバスのみに限定されないことは言うまでも無い。
【0043】
超音波スキャンによって得られたデータは、全てバス1を経由してユニット間を転送される。このため、バス上における異種のデータ転送が同時に起こりコンフリクトが発生することの無いよう、バス1にはアービトレーションを行う調停回路(アービター;不図示)が設けられる。また、バス1は所要のデータ転送を賄うことができる程度の高いデータ転送レートを有しており、データ幅よりも広いバス幅を有する。あるいは、バス1はデータ収集レートよりも高速なクロックで動作する。
【0044】
ここで、バス1とローカルバスとの具体的な接続に関する実施形態について説明する。
【0045】
図2は、図1に示した回路構成における、バス1とローカルバスとの接続構成を示すブロック図である。同図に示すように、バス1は、ブリッジ20を介してローカルバス30と接続されている。このローカルバス30には、信号処理ユニットとしてDSP(デジタルシグナルプロセッサ)ユニット22と、処理データを一時的に記憶するメモリユニット21と、ローカルバス30のアクセス権の調停を行うコントローラユニット23が接続されている。ブリッジ20は、バス1(ここではPCIバス)とローカルバス30とのプロトコル変換を行う。
【0046】
さて、バス1に接続された各ユニットは、バス1上におけるユニット間のデータフロー情報及びデータ処理情報が記述されたヘッダ情報を付加して他のユニットにデータを転送するデータ転送手段を備えている。
【0047】
データフロー情報は、バス1上におけるユニット間のデータの流れを表す情報である。具体的には、あるユニット(例えばCPU)が所定のユニットに対し処理を指示し、その結果をさらに別のユニットに送るような場合に利用される、ユニットのアドレス情報やバッファサイズ情報である。尚、バッファサイズ情報とは、転送される制御データと実データのサイズを示す情報である。このデータフロー情報のフォーマット(データ構造)は任意であるが、バス1に接続されるユニット間で統一されていることが望ましい。
【0048】
データ処理情報は、そのユニットがデータをどのように処理すれば良いかを表す情報である。データ処理情報のフォーマットも任意であり、また、バス1に接続されるユニット間で統一されていることが望ましい。
【0049】
各ユニットは、このようなデータ転送手段に加え、他のユニットから転送されて来たデータに付加されたヘッダ情報を参照し、そのデータ処理情報に基づいて当該データを処理するデータ処理手段を備える。
【0050】
以上のように構成された本実施形態の動作を説明する。
【0051】
まず、バス1におけるデータ転送制御のための初期設定が行われる。この初期設定は本実施形態の超音波診断装置の電源投入時、又は装置のシステム再設定時において行われる。この初期設定において、CPUユニット10は、バス1に接続されている全てのユニットに対し、データ転送先のアドレス情報及びバッファサイズ情報を設定する。各ユニットは、バス1上の任意のアドレスにマッピングされ、自ユニットからの出力データの転送先アドレスが与えられることになる。
【0052】
そして、CPUユニット10からの制御により、レートパルス発生ユニット2は、超音波送受信のための基本信号(レートパルス)を生成する。送信制御ユニット3は、この基本信号に基づく超音波パルスを発生するように超音波プローブ1を駆動する。これにより超音波プローブ1から超音波パルスが被検体に向けて送信される。
【0053】
また超音波プローブ1は、先に送信された超音波パルスの反射波を受信する。ここで、受信制御ユニット4は、超音波プローブ1が受波した反射波の電気信号に基づくRFデータを生成し、該RFデータをバス1を介してレシーバユニット8に転送する。すなわち、受信制御ユニット4は、データフロー情報にレシーバユニット8のアドレスを指定し、このヘッダ情報をRFデータに付加してレシーバユニット8に転送する。これにより、レシーバユニット8はBモード表示のために必要なRFデータを取得する。また、受信制御ユニット4は、データフロー情報に血流解析ユニット9のアドレスを指定し、このヘッダ情報をRFデータに付加して血流解析ユニット9に転送する。これにより、血流解析ユニット9は、血流解析のためのデータを取得する。
【0054】
レシーバユニット8は、送られてきたRFデータに対し、包絡線検波,フィルタ処理,およびエッジ強調など、Bモード表示のための所要の信号処理を施して検波データを得、これをバス1を介してDSCユニット5に転送する。
【0055】
一方、血流解析ユニット9は、2次元の血流信号の生成のための流速,パワー,又は分散などのCFMデータを、MTIフィルタ処理や自己相関処理等の信号処理によって生成する。また、FFTユニットは流速分布を算出する。CFMデータ及びFFTデータは、バス1を介してDSCユニット5に転送され、ここでレシーバユニット8から転送されたBモード画像信号に重畳され、2次元画像に展開される。この2次元画像はエンコーダ6によりTVモニタ等で表示可能なSVGAやNTSCなどの規格に準拠した信号に変換されたのち、モニタ7によって表示される。なお、LCDなどのディジタル信号インターフェースが設けられていても良い。
【0056】
このような本実施形態の超音波診断装置によれば、次のような機能が実現可能となる。
【0057】
(1)システムメモリを利用したイメージメモリ機能
超音波スキャン時に収集された、例えばレシーバユニット8からの出力信号等のデータや、このデータに基づいてDSCユニット5により生成された超音波画像の画像データ等を、バス1を介してCPUユニット10が管理するシステムメモリ(不図示)に転送することで以下に述べるような種々の機能が実現可能となる。
【0058】
[再処理]
超音波データ又は画像データを記憶するシステムメモリから特定の記憶データを読み出してユニットに転送し、前回とは異なるパラメータを与えて画像処理等を再度行なわせるといったことが可能になる。なお、前回と同一のパラメータを与えて再処理(単なる再生)を行わせても良いことは勿論である。
【0059】
より具体的には、カラーデータ演算のためのRFデータをCPUユニット10に取り込みながらパワードプラモードの演算を行って血流画像を表示させる。例えばフリーズ後に、パワーではなく速度/分散モードで再演算を行わせることで、異なるパラメータによる血流画像を表示させることができる。あるいは、カラー演算としてFFT法を適用することも考えられる。
【0060】
[演算処理ユニット共有]
共通する処理は、バス上に接続される演算処理ユニット又はCPUにより一括して行わせることができるようになる。
【0061】
例えば、以下(A)と(B)の両者は、同一の演算処理ユニット又はCPUにより処理させることが可能となる。
【0062】
(A)フラッシュエコーイメージング(Flash Echo Imaging)法
超音波造影剤は、生体内にて高強度の超音波パルスにより破壊される。フラッシュエコーイメージング法では、弱強度の超音波パルスを用いた場合の超音波スキャンにより得られた画像信号と、高強度の超音波パルスを用いた場合の超音波スキャンにより得られた画像信号との差分を求め、超音波造影剤が蓄積された部位のみを画像化する。
【0063】
具体的には、DSCユニット5のメモリに記憶された造影剤の泡破壊前の超音波画像と泡破壊後の超音波画像とをバス1を介して読み出し、これらの画像間で減算処理をし、その結果をDSCユニット5に送る。
【0064】
(B)カラードプラ法における加速度パラメータ算出
カラー演算結果により得られた現在の速度データと1フレーム前の速度データとの差分を求め、加速度パラメータを算出する。
【0065】
具体的には、血流解析ユニット9からバス1を介して送られてきた時相の異なるCFMデータについて差分処理をし、加速度パラメータを求めてDSCユニット5に送る。
【0066】
[血流解析ユニットをCPUで代替]
超音波スキャン時において、得られたデータをシステムメモリに転送し、このデータを参照して血流解析ユニット9が担うCFM(カラーフローマッピング)演算及びFFT演算(周波数解析演算)をCPUユニット10が行い、その演算結果をバス1を介して次段のユニット(例えばDSCユニット5)に転送するといった処理が可能になる。これにより血流解析ユニット9をCPUユニット10で代替して血流データを表示させることが可能となる。
【0067】
また、超音波スキャン時においては血流データを表示せず(あるいは低フレームレートで表示)、例えば表示フリーズをオペレータが指示した時点で初めてCPUユニット10がシステムメモリからデータを参照して上記CFM演算を行い、血流データを高速に表示する(又は高フレームレートで表示)といった処理も実現可能になる。これにより、CPUユニット10に対する負荷を適切に分散させることができ、装置を安定して動作させることができる。なお、上記CFM演算のみならず、FFT演算についても同様である。
【0068】
CPUユニット10により代替可能であるのは血流解析ユニット9のみではない。例えば、システムメモリに転送されたデータをCPUユニット10が参照し、表示処理のための演算を行うことで、DSCユニット5の機能をCPUユニット10に代替させても良い。
【0069】
[データ間引き]
上述したようなイメージメモリ機能を実施するにあたっては、所要の画質が得られることを条件に、超音波ラスタ1ライン分のデータ量が常に一定あるいはそれ以下となるようデータの「間引き」を行うことで、バス1への負荷を軽減することが好ましい。
【0070】
(2)ハードウェア構成を容易に変更する機能
[ユニットの追加及びアップグレード(刷新)]
システムの機能追加に伴うユニットの追加やアップグレードは、インターフェースが統一であるため容易である。
【0071】
受信制御ユニット4(ビームフォーマユニット)から出力されるRFデータを、レシーバユニット8(検波ユニット)により処理される前にバス1を介して取り出し、追加的な演算ユニットに供給して処理することが有用である。
【0072】
[パラメータ画像表示]
バス1に追加される演算ユニット(CPUユニット10により代替しても良い)により、RFデータに対して所定のROI(Region Of Interest)を設定し、このROI内に含まれる信号帯域の積分値(Integrated backscatter)を算出する。ROIを移動し、ビームの各深さにおいて求めた積分値をDSCユニット5に転送し画像化する。ノイズ低減のためにフィルタ処理が必要とされる場合は、求めた積分値を検波ユニットであるレシーバユニット8に転送し、このレシーバユニット8によってフィルタ処理を行わせる事が可能である。この場合は包絡線検波、対数圧縮演算等は不要であるからヘッダ情報にこれらの処理を行わない旨の設定を行う必要がある。レシーバユニット8によりフィルタ処理が施された積分値は、DSCユニット5に転送し、画像化する。
【0073】
[弾性イメージング]
組織を押圧した前後のデータの相互補間を計算することにより組織の弾性(弾性パラメータ)を求め、これをDSCユニット5に転送して画像化することで弾性パラメータ画像を得ることもできる。フィルタ処理によるノイズ低減が必要とされる場合は上記と同様である。
【0074】
この処理はRFデータに基づいて行われ、CPUユニット10で弾性イメージング処理を行った後、その処理結果をDSCユニット5に送る。
【0075】
[周波数依存性減衰イメージング]
生体組織内において、超音波信号の強度は信号周波数が高くなるにつれて減衰量が大きくなる。また、疾患により軟部組織が硬化した場合についても減衰量は大きくなる。例えばゼロクロス法を適用し、RFデータがゼロを通過する回数を深さ毎に計測する。これにより超音波信号の平均周波数を推定して2次元画像化する。得られた画像は周波数依存性の減衰を視覚的に表す。ゼロクロス法以外にも、FFTによりスペクトラムの傾きを算出する方法も適用可能である。
【0076】
この処理はRFデータに基づいて行われ、CPUユニット10で周波数依存性減衰イメージング処理を行った後、その処理結果をDSCユニット5に送る。
【0077】
[近距離固定ノイズ除去]
セクタ電子走査型の超音波プローブを用いて例えば心臓をイメージングする場合、肋骨やプローブハウジングなどで多重反射が起こり、プローブ近傍に固定ノイズが発生する場合がある。このノイズはDC成分に近いため、RFデータをフレーム方向に低域除去フィルタ処理することでこれを除去できる。このノイズ除去処理を前処理として行ったのち、通常のイメージング処理を行わせることにより、高画質の画像を提供できる。なお、このノイズ除去処理は腹部のイメージングには不要である。
【0078】
この処理はRFデータに基づいて行われ、CPUユニット10で低域除去フィルタ処理を行った後、その処理結果をレシーバユニット8に送る。レシーバユニット8は、その低域除去後の信号に包絡線検波処理をしてDSCユニット5に送る。
【0079】
なお、従来の装置はユニットの接続順序は固定であることについては既に述べたが、本発明の超音波診断装置では、複数のユニットがバス1に接続され、データフロー情報に基づくデータ転送が行われるので、ユニットの接続順序は任意であり、個々のユニットによる処理の順序等を容易に変更できる。
【0080】
[故障時]
電源投入時やユーザからの指示によって行われる故障診断処理の結果に応じて、ハードウェア構成(ここではユニットの接続構成)を動的に変更することができるようになる。例えば、従来の装置であれば、特定のユニットが故障した場合、超音波診断装置が全く使用不能になってしまうが、本発明の超音波診断装置では、バス1に接続されている所定のユニットを切り離すことでハードウェア構成を動的に変更できる。これにより、装置が提供する一部の機能が制限されるものの装置全体が使用不能とはなることを回避できる。また、故障したユニットを上述したように他のユニット(例えばCPUユニット10)に代替させても良い。この場合、故障したユニットのデータ転送先のアドレスを動的に変更すれば良い。
【0081】
以上説明したように、第1実施形態によれば、汎用的なPCIバスを介して相互に接続された複数のユニット間において自由度の高いデータフローを実現できる。
【0082】
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
【0083】
上述した第1実施形態の超音波診断装置は、単一のバスに対してユニットがバス接続されたものであった。第2実施形態の超音波診断装置は、2つのバスに対してユニットがバス接続されており、この点において第1実施形態とは構成が異なっている。
【0084】
図3は、第2実施形態に係る超音波診断装置の概略構成を示すブロック図である。同図に示すように、この超音波診断装置は、第1実施形態と同様のユニットを有しているが、受信制御ユニット4,DSCユニット5,レシーバユニット8,血流解析ユニット9,及びCPUユニット10がバス1に接続され、且つ受信制御ユニット4を除くDSCユニット5,レシーバユニット8,血流解析ユニット9,及びCPUユニット10はバス2に接続されている。
【0085】
データ転送路としてのバス1及びバス2は、同一のバス規格に準拠したものでも良いし、あるいは両者のバス規格が異なっていても良い。
【0086】
本実施形態の超音波診断装置によれば、バス1とバス2との間で、バス負荷を動的に分散するようなデータフローを実現可能となる。あるいは、バス1とバス2の用途を限定するような固定的なバス構成としても良い。この場合、例えばバス1を種々のユニット間のデータ転送に用い、バス2をDSCユニット5からエンコーダ6へのデータ転送のみに用いるようにする。
【0087】
バス1とバス2との間で、バス負荷を動的に分散するようなデータフローは、例えば次のようなものである。
【0088】
まずBモード表示のみを行う場合の超音波スキャン時において、血流解析ユニット9はアイドル状態である。CPUユニット10は、受信制御ユニット4からの出力をバス1を介してレシーバユニット8に転送させ、さらにレシーバユニット8からの出力をバス1を介してDSCユニット5に転送させる。DSCユニット5からの出力はバス2を介してエンコーダ6に転送させる。
【0089】
Bモード表示において、超音波画像表示のフレームレートは高いので、DSCユニット5からエンコーダ6へのデータ転送量は大きくなる。そこで、バス2への負荷をバス1に分散させる。
【0090】
一方、血流解析表示(カラースキャン)時には、フレームレートが小となり、血流解析ユニット9のデータ転送が頻繁となる。そこで、レシーバユニット8からの出力を血流解析ユニット9に転送する場合はバス1を介して行い、レシーバユニット8からDSCユニット5へのデータ転送にはバス2を介して行うようにし、バス1への負荷をバス2に分散させる。数回同じ位置をスキャンすることで血流データを得る血流解析ユニット9からの出力は入力に比してデータ量が小さくなるため、血流解析ユニット9からDSCユニット5へのデータ転送にはバス1を用いても良い。DSCユニット5からの出力はバス2を介してエンコーダ6に転送される。
【0091】
ここで、バス1,2とローカルバス30との具体的な接続に関する実施形態について説明する。
【0092】
図4は、図3に示した回路構成における、バス1,2とローカルバス30との接続構成を示すブロック図である。同図に示すように、ブリッジ20を介してバス1がローカルバス30と接続されており、ブリッジ24を介してバス2がローカルバス30と接続されている。
【0093】
ローカルバス30には、信号処理ユニットとしてDSP(デジタルシグナルプロセッサ)22と、処理データを一時的に記憶するメモリ21と、ローカルバス30のアクセス権の調停を行うコントローラ23とが接続されている。ブリッジ20は、バス1(ここではPCIバス)とローカルバス30とのプロトコル変換を行う。
【0094】
図5は第2実施形態の変形例に係る超音波診断装置の概略構成を示すブロック図である。
【0095】
同図に示すように、ブリッジユニット40を介してバス1とバス2を接続することで、論理的に単一のバス(論理バス)を構成しても良い。この場合、物理バスであるバス1,バス2の各々は、データ転送を独立して行える。
【0096】
以上説明したような第2実施形態の超音波診断装置によれば、第1実施形態と同等の機能を実現可能である上、バス負荷を適切に分散させることでバス上のデータ転送の安定化を図ることができる。
【0097】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず種々変形して実施可能である。例えば、上述した超音波診断装置のユニット構成はあくまで一例であり、例えば、上述した以外のユニットが付加されているもの、あるいは上述したいずれかのユニットを具備しないもの、など、上述のユニット構成とは異なる超音波診断装置としても本発明は実施可能である。
【0098】
上述の実施形態では、受信制御ユニット4から各ユニットにRFデータを送る構成となっていたが、受信制御ユニット4に直交検波回路を設けて、受信制御ユニット4から各ユニットにI信号及びQ信号を送る構成としても良い。この場合、レシーバユニット8はI信号及びQ信号から包絡線検波信号を求めて出力し、血流解析ユニット9のFFT回路及びCFM回路はこのI信号及びQ信号に基づいてそれぞれの処理を行う。これにより、レシーバユニット8の検波処理を簡略にでき、また、血流解析ユニット9の検波回路を無くすことができるので、装置全体としての構成を簡略化できる。また、受信制御ユニット4にて所定のデータ間引き処理を行うことで、RFデータよりもデータ量が少ないI信号及びQ信号を得ることも可能である。この場合、転送データ量が少なくなるのでバス1の負荷を軽減できる。
【0099】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず種々変形して実施可能である。
【0100】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、汎用的なデータ伝送路を介して相互に接続された複数のユニット間において自由度の高いデータフローを実現する超音波診断装置を提供できる。このような本発明の超音波診断装置は、装置コストの低減や装置サイズの縮小などの改良性に優れ、また拡張性にも優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る超音波診断装置の概略構成を示すブロック図、
【図2】バス1とローカルバスとの接続構成を示すブロック図、
【図3】本発明の第2実施形態に係る超音波診断装置の概略構成を示すブロック図、
【図4】バス1,2とローカルバスとの接続構成を示すブロック図、
【図5】本発明の第2実施形態の変形例に係る超音波診断装置の概略構成を示すブロック図、
【図6】従来の超音波診断装置の概略構成を示すブロック図。
【図7】従来の超音波診断装置の受信制御回路の概略構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…超音波プローブ
2…レートパルス発生ユニット
3…送信制御ユニット
4…受信制御ユニット
5…デジタルスキャンコンバータ(DSC)ユニット
6…エンコーダ
7…モニタ
8…レシーバユニット
9…血流解析ユニット
10…CPUユニット

Claims (2)

  1. 被検体に超音波を送信するとともにその反射波を受波し、該反射波の受波信号を出力する複数の超音波振動子を備えた超音波プローブと、
    前記超音波プローブから出力された信号に遅延加算処理をする遅延加算回路を備えた受信制御手段と、
    前記受信制御手段の出力に基づいてBモード画像信号を生成するレシーバ回路と、
    前記受信制御手段の出力に基づいてCFMデータを生成するCFM処理回路と、
    各種の演算処理を行う演算処理回路であって、且つ、前記CFM処理回路が故障した際に前記受信制御手段の出力に基づいてCFMデータを生成する演算処理回路と、
    前記受信制御手段、レシーバ回路、CFM処理回路、および演算処理回路に接続され、前記受信制御手段の出力、Bモード画像信号、CFMデータを前記受信制御手段、レシーバ回路、CFM処理回路、演算処理回路の間で転送するバスと、
    前記前記受信制御手段、レシーバ回路、CFM処理回路、演算処理回路の間のデータフローを制御する制御手段と、
    を具備し、
    前記演算処理回路は、フラッシュエコー処理、カラードプラにおける加速度パラメータの算出処理、パラメータ画像処理、弾性イメージング処理、近距離固定ノイズ除去処理、周波数依存性減衰イメージング処理のうちの少なくとも一つの処理を行い、
    前記パラメータ画像処理において、前記演算処理回路は、前記受信制御手段からの出力に関心領域を設定して信号帯域の積分値を求め、前記レシーバ回路に前記積分値のフィルタ処理を行わせるために、該積分値を前記演算処理回路から前記バスを通じて前記レシーバ回路に送ることを特徴とする超音波診断装置。
  2. 被検体に超音波を送信するとともにその反射波を受波し、該反射波の受波信号を出力する複数の超音波振動子を備えた超音波プローブと、
    前記超音波プローブから出力された信号に遅延加算処理をする遅延加算回路を備えた受信制御手段と、
    前記受信制御手段の出力に基づいてBモード画像信号を生成するレシーバ回路と、
    前記受信制御手段の出力に基づいてCFMデータを生成するCFM処理回路と、
    各種の演算処理を行う演算処理回路であって、且つ、前記レシーバ回路が故障した際に前記受信制御手段の出力に基づいてBモード画像信号を生成する演算処理回路と、
    前記受信制御手段、レシーバ回路、CFM処理回路、および演算処理回路に接続され、前記受信制御手段の出力、Bモード画像信号、CFMデータを前記受信制御手段、レシーバ回路、CFM処理回路、演算処理回路の間で転送するバスと、
    前記前記受信制御手段、レシーバ回路、CFM処理回路、演算処理回路の間のデータフローを制御する制御手段と、
    を具備し、
    前記演算処理回路は、フラッシュエコー処理、カラードプラにおける加速度パラメータの算出処理、パラメータ画像処理、弾性イメージング処理、近距離固定ノイズ除去処理、周波数依存性減衰イメージング処理のうちの少なくとも一つの処理を行い、
    前記パラメータ画像処理において、前記演算処理回路は、前記受信制御手段からの出力に関心領域を設定して信号帯域の積分値を求め、前記レシーバ回路に前記積分値のフィルタ処理を行わせるために、該積分値を前記演算処理回路から前記バスを通じて前記レシーバ回路に送ることを特徴とする超音波診断装置。
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