JP4531228B2 - スチームトラップの消湯気器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スチームトラップから排出される復水の再蒸発によるモヤモヤとした湯気を消すスチームトラップの消湯気器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスチームトラップの消湯気器としては、例えば、特公平4−67080号公報に示されたものがある。これは、スチームトラップの出口に排出管と上下の水溜部を設けて、再蒸発した蒸気を上部の水溜部を通過させて冷却することによって、モヤモヤとした湯気を消すことができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のスチームトラップの消湯気器では、モヤモヤとした湯気を長期間にわたり確実に消すことができない問題があった。即ち、上記従来のものは、湯気を水溜部の水の中に通すことによって冷却し、凝縮させて消すものであるが、溜っている水の温度が上昇すると蒸発してしまい、水溜部の水が減少してなくなってしまうことにより、モヤモヤとした湯気を長期間にわたり確実に消すことができないのである。
【0004】
従って本発明の課題は、復水の再蒸発に伴うモヤモヤとした湯気を確実に消すことができる、スチームトラップの消湯気器を得ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために講じた手段は、スチームトラップの出口から排出される復水が再蒸発した湯気を消すものにおいて、消湯気器ケーシングをスチームトラップの出口と連通して、スチームトラップから排出される復水が、消湯気器ケーシングの入口部からケーシング内部に至り、当該消湯気器ケーシングと平板状のヒートパイプの吸熱部とで復水室を形成し、当該吸熱部をケーシングの内部に位置し、当該復水室を大気雰囲気と連通する連通孔を、ヒートパイプに形成すると共に、平板状ヒートパイプの放熱部を消湯気器ケーシングの外部に配置して、復水室下部の連通孔を大気雰囲気中に開孔したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
ヒートパイプは熱移送手段として幅広い用途に数多くの種類のものが使用されている。熱伝達能力の優れたヒートパイプであればどのようなものでも用いることができるが、所謂ループ型細管ヒートパイプが適する。ループ型細管ヒートパイプは、ループ状に形成したループ型細管内に熱輸送用の作動流体を収容して、このループ型細管の一部を吸熱部とすると共に、吸熱部以外を放熱部として用いることによって、薄型形状で優れた熱伝達能力を有するものである。
【0007】
スチームトラップの出口と連通した消湯気器ケーシングと、平板状のヒートパイプの吸熱部とで、復水室を形成したことにより、スチームトラップの出口から排出される高温の復水は、この復水室に流入して、連通孔から大気雰囲気中に排出される間に吸熱部で吸熱されて、冷却される。吸熱された熱量は、ヒートパイプ内を速やかに伝達して、消湯気器ケーシングの外部に配置した放熱部から大気中に放熱される。
【0008】
ヒートパイプにより排出される高温復水の熱を吸熱することによって、多量の熱が速やかに吸熱され、復水の再蒸発を抑えてモヤモヤとした湯気の発生を確実に防止することができる。
【0009】
【実施例】
図1に示すように、中空円筒状の消湯気器ケーシング1と、薄板状のループ型細管ヒートパイプ2,3,4とでスチームトラップの消湯気器を構成する。ケーシング1の入口部5を、図示しないスチームトラップの出口と連通する。
【0010】
本実施例においては、円板状のループ型細管ヒートパイプ2,3,4を用いた例を示す。それぞれの径を異ならせて、入口部5から下方に行くに従って順次径を大きくしたヒートパイプ2,3,4とする。ループ型細管ヒートパイプ2,3,4は、消湯気器ケーシング1の内部を3個の復水室6,7,8に区画すると共に、連通孔9,10,11によってそれぞれの復水室6,7,8が連通される。
【0011】
復水室8下部の連通孔11は大気雰囲気中に開孔する。ヒートパイプ2,3,4に設けた連通孔9,10,11の位置は、ケーシング1の内部でそれぞれ偏芯させることによって、入口部5から流入する復水が連通孔9,10,11を通って直線的に且つ連続的に流下しないようにして、ループ型細管ヒートパイプ2,3,4に吸熱され易くする。
【0012】
本実施例においては、連通孔9,10,11をそれぞれヒートパイプ2,3,4に設けた例を示した。
【0013】
また、本実施例においては、3枚のループ型細管ヒートパイプ2,3,4を取り付けた例を示したが、ケーシング1に流入してくる復水の量や熱量に応じて、薄板状ヒートパイプは1枚だけでも、あるいは、更に多数の複数枚を用いることができるものである。
【0014】
ループ型細管ヒートパイプ2,3,4の内、ケーシング1の内部に位置する部分が吸熱部であり、ケーシング1の外部に位置する部分が放熱部である。ループ型細管ヒートパイプ2,3,4の内部は図示しないが、多数の細管をループ状に且つ並列に形成して全体を一本の連続した細管として、その内部を真空状態にして作動液体を封入したものである。
【0015】
スチームトラップから排出される高温の復水は、ケーシング1の入口部5からまず復水室6に至り、復水の保有する熱量はヒートパイプ2の吸熱部で吸熱される。復水室6の復水は連通孔9から下部の復水室7に流下して、ヒートパイプ3で吸熱され、更に、連通孔10から復水室8に流下してヒートパイプ4で吸熱され、温度の低下した復水は連通孔11から大気中に排出される。
【0016】
ループ型細管ヒートパイプ2,3,4の吸熱部に吸熱された復水の熱量は、ヒートパイプ2,3,4内を熱移動してケーシング1外部の放熱部側から大気中に放熱される。ループ型細管ヒートパイプ2,3,4で復水の保有する熱量を速やかに且つ効率良く大気中に放熱することによって、復水が再蒸発してモヤモヤと立ち昇る湯気の発生を確実に防止することができる。
【0017】
【発明の効果】
上記のように本発明では、ヒートパイプで復水の保有する熱を効率良く吸熱することにより、復水の再蒸発を抑えてモヤモヤとした湯気の発生を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスチームトラップの消湯気器の実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1 消湯気器ケーシング
2,3,4 平板状ヒートパイプ
5 入口部
6,7,8 復水室
9,10,11 連通孔
Claims (1)
- スチームトラップの出口から排出される復水が再蒸発した湯気を消すものにおいて、消湯気器ケーシングをスチームトラップの出口と連通して、スチームトラップから排出される復水が、消湯気器ケーシングの入口部からケーシング内部に至り、当該消湯気器ケーシングと平板状のヒートパイプの吸熱部とで復水室を形成し、当該吸熱部をケーシングの内部に位置し、当該復水室を大気雰囲気と連通する連通孔を、ヒートパイプに形成すると共に、平板状ヒートパイプの放熱部を消湯気器ケーシングの外部に配置して、復水室下部の連通孔を大気雰囲気中に開孔したことを特徴とするスチームトラップの消湯気器。
Priority Applications (1)
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| JP2000279132A JP4531228B2 (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | スチームトラップの消湯気器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000279132A JP4531228B2 (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | スチームトラップの消湯気器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| JP4531228B2 true JP4531228B2 (ja) | 2010-08-25 |
Family
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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Country Status (1)
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- 2000-09-14 JP JP2000279132A patent/JP4531228B2/ja not_active Expired - Fee Related
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