JP2002005396A - スチームトラップの消湯気器 - Google Patents
スチームトラップの消湯気器Info
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- JP2002005396A JP2002005396A JP2000182411A JP2000182411A JP2002005396A JP 2002005396 A JP2002005396 A JP 2002005396A JP 2000182411 A JP2000182411 A JP 2000182411A JP 2000182411 A JP2000182411 A JP 2000182411A JP 2002005396 A JP2002005396 A JP 2002005396A
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- JP
- Japan
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- steam
- condensate
- heat
- steam trap
- outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D15/00—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
- F28D15/02—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
- F28D15/0266—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes with separate evaporating and condensing chambers connected by at least one conduit; Loop-type heat pipes; with multiple or common evaporating or condensing chambers
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 モヤモヤと立ち上がる湯気を確実に防止する
ことのできるスチームトラップの消湯気器を得ること。 【解決手段】 復水溜り室5の外周に薄板状のループ型
細管ヒートパイプ６、７の吸熱部１５を配置し、他端側
の放熱部１６を大気中に配置する。復水溜り室5に溜っ
た復水の熱は、ヒートパイプ３により大気中に放熱さ
れ、下流のスチームトラップから排出される場合にモヤ
モヤとした湯気の発生を防止する。
ことのできるスチームトラップの消湯気器を得ること。 【解決手段】 復水溜り室5の外周に薄板状のループ型
細管ヒートパイプ６、７の吸熱部１５を配置し、他端側
の放熱部１６を大気中に配置する。復水溜り室5に溜っ
た復水の熱は、ヒートパイプ３により大気中に放熱さ
れ、下流のスチームトラップから排出される場合にモヤ
モヤとした湯気の発生を防止する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スチームトラップ
から排出される復水の再蒸発によるモヤモヤとした湯気
を消すスチームトラップの消湯気器に関する。
から排出される復水の再蒸発によるモヤモヤとした湯気
を消すスチームトラップの消湯気器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のスチームトラップの消湯気器とし
ては、例えば、特開平１０−２４９４号公報に示された
ものがある。これは、ケーシングで入口と復水溜り室と
出口連結部を形成して、当該復水溜り室内にサイフォン
管を取り付け、当該サイフォン管の下端部を出口連結部
と連通すると共に、当該出口連結部とスチームトラップ
の入口とを連結したもので、スチームトラップの排出流
量が低下することなく、復水を間欠的に排出することに
よって、モヤモヤとした湯気を消すことができるもので
ある。
ては、例えば、特開平１０−２４９４号公報に示された
ものがある。これは、ケーシングで入口と復水溜り室と
出口連結部を形成して、当該復水溜り室内にサイフォン
管を取り付け、当該サイフォン管の下端部を出口連結部
と連通すると共に、当該出口連結部とスチームトラップ
の入口とを連結したもので、スチームトラップの排出流
量が低下することなく、復水を間欠的に排出することに
よって、モヤモヤとした湯気を消すことができるもので
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のスチームト
ラップの消湯気器では、モヤモヤとした湯気を確実に消
すことができない問題があった。即ち、上記従来のもの
は、復水を一旦溜めて間欠的に排出するものであるが、
復水の温度が十分に低下することができずに、スチーム
トラップから排出される復水の温度が高いままであり、
間欠的な排出ながらモヤモヤとした湯気を確実に消すこ
とができないのである。
ラップの消湯気器では、モヤモヤとした湯気を確実に消
すことができない問題があった。即ち、上記従来のもの
は、復水を一旦溜めて間欠的に排出するものであるが、
復水の温度が十分に低下することができずに、スチーム
トラップから排出される復水の温度が高いままであり、
間欠的な排出ながらモヤモヤとした湯気を確実に消すこ
とができないのである。
【０００４】従って本発明の課題は、復水の再蒸発に伴
うモヤモヤとした湯気を確実に消すことができる、スチ
ームトラップの消湯気器を得ることである。
うモヤモヤとした湯気を確実に消すことができる、スチ
ームトラップの消湯気器を得ることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに講じた本発明の手段は、ケーシングで入口と復水溜
り室と出口連結部を形成して、当該復水溜り室内にサイ
フォン管を取り付け、当該サイフォン管の下端部を出口
連結部と連通すると共に、当該出口連結部とスチームト
ラップの入口とを連結したものにおいて、復水溜り室の
外周又は内部に復水の有する熱を吸熱する薄板状のルー
プ型細管ヒートパイプを取り付けたものである。
めに講じた本発明の手段は、ケーシングで入口と復水溜
り室と出口連結部を形成して、当該復水溜り室内にサイ
フォン管を取り付け、当該サイフォン管の下端部を出口
連結部と連通すると共に、当該出口連結部とスチームト
ラップの入口とを連結したものにおいて、復水溜り室の
外周又は内部に復水の有する熱を吸熱する薄板状のルー
プ型細管ヒートパイプを取り付けたものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】ループ型細管ヒートパイプは、ル
ープ状に形成したループ型細管内に熱輸送用の作動流体
を収容して、このループ型細管の一部を吸熱部とすると
共に、吸熱部以外を放熱部として用いることによって、
薄型形状で優れた熱伝達能力を有するものである。
ープ状に形成したループ型細管内に熱輸送用の作動流体
を収容して、このループ型細管の一部を吸熱部とすると
共に、吸熱部以外を放熱部として用いることによって、
薄型形状で優れた熱伝達能力を有するものである。
【０００７】ループ型細管ヒートパイプで復水溜り室に
溜った復水の熱を吸熱することによって、多量の熱が速
やかに吸熱され、復水の再蒸発を抑えてモヤモヤとした
湯気の発生を確実に防止することができる。
溜った復水の熱を吸熱することによって、多量の熱が速
やかに吸熱され、復水の再蒸発を抑えてモヤモヤとした
湯気の発生を確実に防止することができる。
【０００８】
【実施例】図１において、ケーシング１と入口2と出口
3、ケーシング１内に設けた復水溜り室5とサイフォン管
4、及び、復水溜り室5の外周に取り付けたループ型細管
ヒートパイプ６、７とで消湯気器を構成する。入口2を
図示しない蒸気使用機器と接続し、出口3を同じく図示
しないスチームトラップの入口側と接続して、スチーム
トラップに流下する復水の温度を低下させることによ
り、スチームトラップから排出される復水の再蒸発によ
るモヤモヤとした湯気の発生を防止するものである。
3、ケーシング１内に設けた復水溜り室5とサイフォン管
4、及び、復水溜り室5の外周に取り付けたループ型細管
ヒートパイプ６、７とで消湯気器を構成する。入口2を
図示しない蒸気使用機器と接続し、出口3を同じく図示
しないスチームトラップの入口側と接続して、スチーム
トラップに流下する復水の温度を低下させることによ
り、スチームトラップから排出される復水の再蒸発によ
るモヤモヤとした湯気の発生を防止するものである。
【０００９】円筒状のケーシング1の上部の入口2の端部
開口8を、復水溜り室5の上方に位置させて、入口2から
流下する復水が復水溜り室5内に流入しやすくする。復
水溜り室5内には逆Ｕ字状のサイフォン管4を取り付け
る。サイフォン管4の一端開口9を復水溜り室5の下方で
開口する。サイフォン管4の上端部12は復水溜り室5の上
端１３よりもやや低い位置とする。
開口8を、復水溜り室5の上方に位置させて、入口2から
流下する復水が復水溜り室5内に流入しやすくする。復
水溜り室5内には逆Ｕ字状のサイフォン管4を取り付け
る。サイフォン管4の一端開口9を復水溜り室5の下方で
開口する。サイフォン管4の上端部12は復水溜り室5の上
端１３よりもやや低い位置とする。
【００１０】薄板長方形のループ型細管ヒートパイプ
６、７は、復水溜り室5の外周に一端の吸熱部１５を配
置して取り付け、他端部側１６は放熱部であり、復水溜
り室5から離れた大気中に配置する。ループ型細管ヒー
トパイプ６、７の内部は図示しないが、多数の細管をル
ープ状に且つ並列に形成して全体を一本の連続した細管
として、その内部を真空状態にして作動液を封入したも
のである。
６、７は、復水溜り室5の外周に一端の吸熱部１５を配
置して取り付け、他端部側１６は放熱部であり、復水溜
り室5から離れた大気中に配置する。ループ型細管ヒー
トパイプ６、７の内部は図示しないが、多数の細管をル
ープ状に且つ並列に形成して全体を一本の連続した細管
として、その内部を真空状態にして作動液を封入したも
のである。
【００１１】図１においては薄板長方形のヒートパイプ
６、７を2枚だけ記したが、復水溜り室5の全周に複数枚
取り付けるものである。また本実施例においては、ヒー
トパイプ６、７の吸熱部１５を復水溜り室5の外周に配
置した例を示したが、吸熱部１５は復水溜り室5の内部
に配置することもできるものである。
６、７を2枚だけ記したが、復水溜り室5の全周に複数枚
取り付けるものである。また本実施例においては、ヒー
トパイプ６、７の吸熱部１５を復水溜り室5の外周に配
置した例を示したが、吸熱部１５は復水溜り室5の内部
に配置することもできるものである。
【００１２】復水溜り室5の側方及び下方に出口連結部
１０を設ける。出口連結部１０の端部を出口３と接続す
ると共に、サイフォン管4の他端開口１１を出口連結部
１０内に開口する。出口3は図示しないスチームトラッ
プの入口側と管等で接続する。
１０を設ける。出口連結部１０の端部を出口３と接続す
ると共に、サイフォン管4の他端開口１１を出口連結部
１０内に開口する。出口3は図示しないスチームトラッ
プの入口側と管等で接続する。
【００１３】入口２から高温の復水が流入してくると復
水溜り室５に一旦溜り、その液位がサイフォン管4の上
端１２越えるとサイフォン作用によって液位が下端開口
９に達するまで復水は連続的に出口3から図示しないス
チームトラップに流下して、このスチームトラップから
系外に排出される。
水溜り室５に一旦溜り、その液位がサイフォン管4の上
端１２越えるとサイフォン作用によって液位が下端開口
９に達するまで復水は連続的に出口3から図示しないス
チームトラップに流下して、このスチームトラップから
系外に排出される。
【００１４】そして、復水溜り室5に一旦溜っている復
水は、ループ型細管ヒートパイプ６、７の吸熱部１５に
吸熱され、ヒートパイプ６、７内を熱移動して放熱部１
６から大気中に放熱される。ループ型細管ヒートパイプ
６、７で復水の熱を速やかに且つ効率良く大気中に放熱
することによって、復水の温度を低下させて、下流のス
チームトラップから排出される場合にモヤモヤと立ち上
がる湯気の発生を確実に防止することができる。
水は、ループ型細管ヒートパイプ６、７の吸熱部１５に
吸熱され、ヒートパイプ６、７内を熱移動して放熱部１
６から大気中に放熱される。ループ型細管ヒートパイプ
６、７で復水の熱を速やかに且つ効率良く大気中に放熱
することによって、復水の温度を低下させて、下流のス
チームトラップから排出される場合にモヤモヤと立ち上
がる湯気の発生を確実に防止することができる。
【００１５】
【発明の効果】上記のように本発明では、ループ型細管
ヒートパイプで復水溜り室に一旦溜った復水の熱を効率
良く吸熱することにより、モヤモヤとした湯気の発生を
確実に防止することができる。
ヒートパイプで復水溜り室に一旦溜った復水の熱を効率
良く吸熱することにより、モヤモヤとした湯気の発生を
確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のスチームトラップの消湯気器の実施例
を示す一部断面構成図。
を示す一部断面構成図。
１ ケーシング ２ 入口 3 出口 4 サイフォン管 5 復水溜り室 ６、７ ループ型細管ヒートパイプ １５ 吸熱部 １６ 放熱部
Claims (1)
- 【請求項１】 ケーシングで入口と復水溜り室と出口連
結部を形成して、当該復水溜り室内にサイフォン管を取
り付け、当該サイフォン管の下端部を出口連結部と連通
すると共に、当該出口連結部とスチームトラップの入口
とを連結したものにおいて、復水溜り室の外周又は内部
に復水の有する熱を吸熱する薄板状のループ型細管ヒー
トパイプを取り付けたことを特徴とするスチームトラッ
プの消湯気器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000182411A JP2002005396A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | スチームトラップの消湯気器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000182411A JP2002005396A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | スチームトラップの消湯気器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002005396A true JP2002005396A (ja) | 2002-01-09 |
Family
ID=18683173
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000182411A Pending JP2002005396A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | スチームトラップの消湯気器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002005396A (ja) |
-
2000
- 2000-06-19 JP JP2000182411A patent/JP2002005396A/ja active Pending
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