JP4530295B2 - キーコード変換式シリンダ錠 - Google Patents

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Description

本発明は、ピンタンブラ錠機構といった内部錠機構の配置組合せを変更することなしに、複数の鍵違いを簡単に得ることができるキーコード変換式シリンダ錠に関する。
従来のキーコード変換式シリンダ錠としては、一直線上に錠止ピンと駆動ピンを整列させ、前記錠止ピンと駆動ピンの複数組を内筒の軸心周りに環状に配置し、所定の錠止ピンと駆動ピンの間に球体を介在させ、前記球体の介在位置を第1補助鍵と第2補助鍵により移動させることによって、キーコードを変換するようにしたものがある(特許文献1参照)。
このキーコード変換式シリンダ錠は、部屋の賃借人が変わったとき、あるいは賃借人が部屋のキーを紛失したとき、元のキーによる不正解錠を確実に阻止することができ、またシリンダ錠全体を交換する必要がないため、賃貸マンション経営者の経済的負担を軽減させるものである。
しかしながら、前記したキーコード変換式シリンダ錠では、先ず第1補助鍵を使って内筒を所定角度回転させ、外筒の各ピン受孔に対する内筒の各ピン通孔の位置を変え、次に第2補助鍵で内筒を所定角度逆回転させて元の位置に戻し、球体を他の特定のピン受孔に対応するピン通孔内に移動させる操作が必要であり、キーコードの変換操作には煩雑性があった。
別のキーコード変換式シリンダ錠は、前面に鍵孔が開口されている内筒と、前記鍵孔に挿し込み方向が同一に規制されて挿し込まれる複数の棒形のキーと、前記鍵孔に挿し込まれるキーコード変換用の棒形のチェンジキーとを備えており、前記鍵孔の奥には、前記チェンジキーの先端部と係合する孔を前記内筒の軸心位置に有して前記チェンジキーの回転操作で軸心を中心に一定角度ずつ断続回転するリング状のプレートが設けられており、前記プレートの前記孔は軸心を中心に一定角度ずつ等間隔にあけて凸片部が内方に突き出されて凹凸状に形成され、前記凸片部に係合する溝が、前記チェンジキー及び前記棒形キーの先端部に各キー軸心を中心に一定角度ずつ等間隔にあけて長手方向に延びて形成されており、前記棒形キーの前記溝の形成位置が、各棒形キーについて、断続回転する前記プレートの一定角度だけずらされて形成されている(特許文献2参照)。
この別のキーコード変換式シリンダ錠では、前記チェンジキーの挿入回転によって複数の鍵違いを簡便に作り出すことができるものであるが、キーコード変換に関与する前記プレートが内筒の前記鍵孔の奥に配備されているため、前記プレートがいかなる回転位置にあるのか、すなわち現在どの棒形キーが使用可能であるのかを容易に認識することができなかった。
特開平7−75688号公報 特許第3975404号公報
本発明の課題は、内部錠機構の配置組合せを変更しないで複数の鍵違いを簡単に得られるとともに、現在どのキーが使用可能であるのか、また、別のキーを使用するには変換リングをどこまで回転させればよいのかを容易に認識できる、キーコード変換式シリンダ錠を提供することである。
請求項1の発明のキーコード変換シリンダ錠の主たる特徴は、前面に鍵孔が開口されている内筒と、前記内筒を回転可能に収容する外筒と、前記内筒と前記外筒の各前端部間に回転可能に収容される変換リングと、内筒の前記鍵孔に挿し込まれるN本の板形キーと、前記内筒及び外筒に対して回転可能であり、前記変換リングを360/N度ずつ回転操作する1本の変換回転操作具とを備えており、
前記内筒の前端部に外端が内筒外周面に開口する一方、内端が前記鍵孔に開口するN個のピン受孔を360/N度の等間隔で半径方向に設けてあり、
前記変換リングの内周面に360/N度の等間隔で設けたN個のピン当接部には、変換リング内周面と同じ面位置に形成した第1のピン当接部と、変換リング内周面より凹ませて形成した第2のピン当接部があり、
前記N個の各ピン受孔に移動可能に収容したN本の変換ピンの内端を前記鍵孔内に突出させてあり、
前記N本の板形キーには、前記変換ピンの内端に当接して当該変換ピンの外端を前記変換リングの第1のピン当接部に対面させる第1のピン操作部と、前記変換ピンの内端に当接して当該変換ピンの外端を前記変換リングの第2のピン当接部に入り込ませる第2のピン操作部を形成してあり、
前記第1のピン操作部と前記第2のピン操作部の形成位置を前記N本の板形キーごとに変えてあり、
前記変換リングを配備した前端部よりも後方部分に内部錠機構を配備し、前記内部錠機構を操作して前記外筒に対する前記内筒の錠止を解除する鍵山部を、前記N本の板形のキーに設けてなることである。
上記したNは2以上の整数であり、Nの上限は、内筒の半径、変換リングの半径、変換ピンの直径といった部品の外形寸法によって定められる。
請求項2の発明のキーコード変換式シリンダ錠の主たる特徴は、請求項1の発明の前記構成に加えて、前記変換リングがいかなる回転位置にあるのかを示すN個の回転位置標識を変換リングの前面部に設け、前記N本の板形のキーに前記回転位置標識に対応した識別標識を付したことである。
請求項3の発明のキーコード変換式シリンダ錠の主たる特徴は、請求項2の発明の前記構成に加えて、変換リングの前記回転位置標識と板形キーの前記識別標識を色彩により行なったことである。
本発明のキーコード変換式シリンダ錠では、キーコードの変換に当っては、変換回転操作具を変換リングの前面部に係合させ、360/N度を1単位として1単位ないしN−1単位選択して、変換リングを回転させる。この変換リングの回転によって、変換リング内周面の第1のピン当接部と第2のピン当接部は、選択された前記単位分だけ内筒の鍵孔に対して占める位置を変更させられる。
これらピン当接部の位置変更によって、特定の変換ピンの外端が第1のピン当接部に当接し、当該特定の変換ピンの内端が鍵孔内に突出したままの位置に保持されるため、それまで使用することができた板形キーは、もはや使用不可となり、別の一つの板形キーが使用可能となる。
板形キーを鍵孔に必要十分な深さに挿入できるか否かは、変換リングの第1のピン当接部に対面した変換ピンに当接する板形キーの部分、すなわち第1のピン操作部が、鍵孔内に突出保持されている当該変換ピンの内端を通り抜けられるように形成されているか否かによって決定されるのである。キーコードの変換はN通りに行なわれる。
以上のように請求項1の発明では、内筒の前端部に外端が内筒外周面に開口する一方、内端が鍵孔に開口するN個のピン受孔を360/N度の等間隔に設け、変換リングの内周面に360/N度の等間隔にてN個のピン当接部を設け、少なくとも一つのピン当接部は変換リング内周面と同じ面位置に形成し(第1のピン当接部)、残りのピン当接部は、変換リング内周面より凹ませて形成し(第2のピン当接部)、N本の板形キーには、変換ピンの内端に当接して当該変換ピンの外端を変換リングの第1のピン当接部に対面させる第1のピン操作部と、変換リングの第2のピン当接部に入り込ませる第2のピン操作部をそれぞれ別の位置に形成してあるため、キーコードの変換は内部錠機構の配置組合せを変更せずに簡単に行なえるとともに、現在どの板形キーが使用可能であるのか、また、別の板形キーを使用するには変換リングをどこまで回転させればよいのかを容易に認識できる。
請求項2の発明では、変換リングがいかなる回転位置にあるのかを示すN個の回転位置標識を変換リングの前面部に設け、N本の板形のキーに前記回転位置標識に対応した識別標識を付してあるため、現在どの板形キーが使用可能であるのか、また、別の板形キーを使用するには内筒をどこまで回転させればよいのかをより容易に認識できる。
請求項3の発明では、変換リングの前記回転位置標識と板形キーの前記識別標識を色彩により行なうため、現在どの板形キーが使用可能であるのか、また、別の板形キーを使用するには内筒をどこまで回転させればよいのかを更に容易に認識できる。
図1から図17に示した本発明の一実施例では、図2と図3に示したように外筒2に回転可能に嵌合された内筒1は、変換リング3の前面に当接する前端鍔部4と後部の環状溝5に嵌めたストッパ6によって外筒2からの抜脱を阻止されている。鍵孔7は内筒1の中心部にストッパ6に近い所まで形成されている。
図1から図3に示したように内筒1の前端部には、90度の等間隔にて4個のピン受孔8が半径方向に形成されている。内筒1の後端軸部19には内筒2の回転角度規制プレート9が嵌められている。
図4に示したように変換リング3の正面部には90度間隔で受動凹部10が形成されており、4個の受動凹部10の前面には、丸印の中をそれぞれ赤色、緑色、黄色、青色で塗り潰し、中央に1,2,3,4の数字、A,B,C,Dのアルファベット文字といった記号や符号を表してなる回転位置標識11A,11B,11C、11Dが付されている。
回転位置標識11A,11B,11C、11Dとしては、記号や符号を省略したもの、受動凹部10の前面全体を各色彩で塗布したものでも良く、また、受動凹部10以外の前面部に設けることもできる。
これら回転位置標識の位置判断に当っては、鍵孔の左上、鍵孔の左下、鍵孔の右上、鍵孔の右下というように、鍵孔7を基準点として活用することもできるが、外筒2の前面部または内筒1の前面部に別に基準点を付することもできる。
図6と図7に示したように変換操作具12は、内筒1と外筒2の各前端部間の環状空間に嵌合される筒部13と、筒部13に連結された摘み部14とで構成されている。筒部13の先端には90度間隔で4個の駆動突起15が形成されており、駆動突起15は変換リング3の受動凹部10に嵌め込まれ、摘み部14からの回転操作力を変換リング3に伝達する。
図10から図13に示したように板形キーとしては、1番目の板形キー16A、2番目の板形キー16B、3番目の板形キー16C、4番目の板形キー16Dの合計4本構成になっている。図10から図13の各(X)に示したように、1番目の板形キー16Aの摘み部17A、2番目の板形キー16Bの摘み部17B、3番目の板形キー16Cの摘み部17C、4番目の板形キー16Dの摘み部17Dには、丸印の中をそれぞれ赤色、緑色、黄色、青色で塗り潰し、中央に1,2,3,4の数字、A,B,C,Dのアルファベット文字といった記号や符号を表してなる識別標識18A、18B、18C、18Dが付されている。
これら板形キー16A〜Bの識別標識としては、摘み部17A〜Bの全体をそれぞれの色彩の着色プラスチックで作成することもできる。前記記号や符号の表示を省略することもできる。
図4に示したように変換リング3には、1個の第1のピン当接部20と3個の第2のピン当接部21が90度の等間隔に形成されており、ピン当接部20,21と受動凹部10との間には45度の間隔が置かれている。変換リング内周面より凹ませて形成された第2のピン当接部21は、横断面において円弧状に形成されており、深さは変換リング3の長さ寸法の約半分になっている。第2のピン当接部21は変換リング3の前面に開口しているが、図2と図3に示したように組立て完了状態では内筒1の前端鍔部4によって隠されている。
4個のピン受孔8に収容された4本の変換ピン22のうち、内筒横断面の上半分に配置された2本に比較して、下半分に配置された2本の方が長くなっている。このように長さ寸法差があるのは、内筒1の中心より見たときにおける、板形キーと変換ピン内端との接触点の位置が、上半分の2本の方が下半分の2本よりも短くなっていることによる。図8は長い方の変換ピンを示し、図9は短い方の変換ピンを示している。
各変換ピン22は大径部と小径部よりなる段付きピンであり、各ピン受孔8も大径部と小径部よりなる段付き孔であり、板形キー16Aから16Dを鍵孔7から抜き取った状態において、各変換ピン22の内端が必要以上に鍵孔7内に突出しないようになっている。
図9の短い方の変換ピン22は、図8の長い方の変換ピン22と比べて前記小径部が短くなっている。
図10の(Y)に示したように1番目の板形キー16Aでは第1のピン操作部23Aは、鍵孔7内に突出保持されている変換ピン22の内端を通り抜けられるように、キー横断面の上辺右肩部の斜面として形成されている。
図11の(Y)に示したように2番目の板形キー16Bでは第1のピン操作部23Bは、鍵孔7内に突出保持されている変換ピン22の内端を通り抜けられるように、キー横断面の上辺左肩部の斜面として形成されている。
図12の(Y)に示したように3番目の板形キー16Cでは第1のピン操作部23Cは、鍵孔7内に突出保持されている変換ピン22の内端を通り抜けられるように、キー断面の左側腹面のV字溝として形成されている。
図13の(Y)に示したように4番目の板形キー16Dでは第1のピン操作部23Dは、鍵孔7内に突出保持されている変換ピン22の内端を通り抜けられるように、キー断面の右側腹面のV字溝として形成されている。
各板形キーの左右腹面の先端部にはガイド斜面が形成されている。
内筒1と変換リング3の間には、変換リングを90度ずつ断続回転した位置において停止保持するデテント機構を介在させてある。このデテント機構は、図4と図5に示したように変換リング3の後端部に90度の等間隔で半径方向に形成されたデテント孔24と、図3に示したように、ロータ1の前端部であってピン受孔19よりも後方位置に90度の等間隔で半径方向に形成されたボール受孔25と、デテント孔24に係脱するようにボール受孔25に挿入されたデテントボール26と、デテントボール26を突出方向に付勢する圧縮コイルバネ27とからなる。
外筒2に対して内筒1を錠止する内部錠機構28は、図2と図3に示したように変換リング3を配備した前端部よりも後方部分に配備され、内部錠機構28を操作して内筒1の回転拘束を解除する鍵山部29は、板形キー16A〜Dの腹面に形成されている。内部錠機構29としては、公知のピンタンブラ錠機構やディスクタンブラ錠機構等を使用することができる。図示の実施例では、内部錠機構29の詳細な図示と説明を省略してある。
1番目の板形キー16Aが使用可能にコード設定されているときには、図14に示したように変換リング3は第1のピン当接部20が右上に来る位置に回転させられており、板形キー16Aを鍵孔7に挿入したとき、板形キー16Aの上辺左稜線部、左下側腹面及び右下側腹面にある第2のピン操作部30Aが、左上、左下及び右下の3本の変換ピン22の内端を押して、当該各変換ピン22の外端を変換リング3の第2のピン当接部21に押し込むことになる。
他方、板形キー16Aの第1のピン操作部20は、右上の変換ピン22の内端に邪魔されずに鍵孔7に挿入され、当該右上の変換ピン22を押し上げる。押し上げられた右上の変換ピン22の外端は、変換リング3の第1の当接部20に対面する位置に来る。板形キー16Aを鍵孔7に必要十分な深さまで挿入したとき、内部錠機構28による錠止が解除され、内筒1は板形キー16Aを回すことによって解錠方向に回転されられる。
2番目の板形キー16Bが使用可能にコード設定されているときには、図15に示したように変換リング3は第1のピン当接部20が左上に来る位置に回転させられており(図14の位置より反時計回りに90度回転した位置)、板形キー16Bを鍵孔7に挿入したとき、板形キー16Bの上辺右稜線部、左下側腹面及び右下側腹面にある第2のピン操作部30Bが、右上、左下及び右下の3本の変換ピン22の内端を押して、当該各変換ピン22の外端を変換リング3の第2のピン当接部21に押し込むことになる。
他方、板形キー16Bの第1のピン操作部20は、左上の変換ピン22の内端に邪魔されずに鍵孔7に挿入され、当該左上の変換ピン22を押し上げる。押し上げられた左上の変換ピン22の外端は、変換リング3の第1の当接部20に対面する位置に来る。板形キー16Bを鍵孔7に必要十分な深さまで挿入したとき、内部錠機構28による錠止が解除され、内筒1は板形キー16Bを回すことによって解錠方向に回転されられる。
3番目の板形キー16Cが使用可能にコード設定されているときには、図16に示したように変換リング3は第1のピン当接部20が左下に来る位置に回転させられており(図15の位置より反時計回りに90度回転した位置)、板形キー16Cを鍵孔7に挿入したとき、板形キー16Cの上辺左稜線部、上辺右稜線部及び右下側腹面にある第2のピン操作部30Cが、左上、右上及び右下の3本の変換ピン22の内端を押して、当該各変換ピン22の外端を変換リング3の第2のピン当接部21に押し込むことになる。
他方、板形キー16Cの第1のピン操作部20は、左下の変換ピン22の内端に邪魔されずに鍵孔7に挿入され、当該左下の変換ピン22を押し下げる。押し下げられた左下の変換ピン22の外端は、変換リング3の第1の当接部20に対面する位置に来る。板形キー16Cを鍵孔7に必要十分な深さまで挿入したとき、内部錠機構28による錠止が解除され、内筒1は板形キー16Cを回すことによって解錠方向に回転されられる。
4番目の板形キー16Dが使用可能にコード設定されているときには、図17に示したように変換リング3は第1のピン当接部20が右下に来る位置に回転させられており(図16の位置より反時計回りに90度回転した位置)、板形キー16Dを鍵孔7に挿入したとき、板形キー16Dの上辺左稜線部、上辺右稜線部及び左下側腹面にある第2のピン操作部30Dが、左上、右上及び左下の3本の変換ピン22の内端を押して、当該各変換ピン22の外端を変換リング3の第2のピン当接部21に押し込むことになる。
他方、板形キー16Dの第1のピン操作部20は、右下の変換ピン22の内端に邪魔されずに鍵孔7に挿入され、当該右下の変換ピン22を押し下げる。押し下げられた右下の変換ピン22の外端は、変換リング3の第1の当接部20に対面する位置に来る。板形キー16Dを鍵孔7に必要十分な深さまで挿入したとき、内部錠機構28による錠止が解除され、内筒1は板形キー16Dを回すことによって解錠方向に回転されられる。
キーコード変換のために行なう変換リング3の回転方向は、反時計回り方向には限定されず、時計回り方向にも行なうことができ、その都度自由に選択できる。
本発明の一実施例に係るキーコード変換式シリンダ錠の正面図である。 図1のA−A線断面図であり、変換リング以外の部品については断面表示の平行斜線を省略してある。 図1のB−B栓断面図であり、全ての部品について断面表示の平行斜線を省略してある。 図1のシリンダ錠に組み込んだ変換リングの正面図である。 図4のC−C線断面図である。 図1のシリンダ錠に使用する変換回転操作具の左側面図である。 図6の変換回転操作具の正面からの端面図である。 図1のシリンダ錠に組み込んである変換ピンの右側面図である。 図1のシリンダ錠に組み込んである別の変換ピンの右側面図である。 図1のシリンダ錠に使用する1番目の板形キーを示し、(X)は左側面図、(Y)は正面からの端面図である。 図1のシリンダ錠に使用する2番目の板形キーを示し、(X)は左側面図、(Y)は正面からの端面図である。 図1のシリンダ錠に使用する3番目の板形キーを示し、(X)は左側面図、(Y)は正面からの端面図である。 図1のシリンダ錠に使用する4番目の板形キーを示し、(X)は左側面図、(Y)は正面からの端面図である。 1番目の板形キーを鍵孔に挿入したときの断面図である。 2番目の板形キーを鍵孔に挿入したときの断面図である。 3番目の板形キーを鍵孔に挿入したときの断面図である。 4番目の板形キーを鍵孔に挿入したときの断面図である。
符号の説明
1 内筒
2 外筒
3 変換リング
4 内筒の前端鍔部
5 内筒の環状溝
6 ストッパ
7 鍵孔
8 内筒のピン受孔
9 内筒の回転角度規制プレート
10 受動凹部
11A 回転位置標識
11B 回転位置標識
11C 回転位置標識
11D 回転位置標識
12 変換操作具
13 変換操作具の筒部
14 変換操作具の摘み部
15 変換操作具の駆動突起
16A 1番目の板形キー
16B 2番目の板形キー
16C 3番目の板形キー
16D 4番目の板形キー
17A 1番目の板形キーの摘み部
17B 2番目の板形キーの摘み部
17C 3番目の板形キーの摘み部
17D 4番目の板形キーの摘み部
18A 1番目の板形キーの識別標識
18B 2番目の板形キーの識別標識
18C 3番目の板形キーの識別標識
18D 4番目の板形キーの識別標識
19 内筒の後端軸部
20 変換リングの第1のピン当接部
21 変換リングの第2のピン当接部
22 変換ピン
23A 1番目の板形キーの第1のピン操作部
23B 2番目の板形キーの第1のピン操作部
23C 3番目の板形キーの第1のピン操作部
23D 4番目の板形キーの第1のピン操作部
24 変換リングのデテント孔
25 内筒のボール受孔
26 デテントボール
27 デテントボールの付勢用圧縮コイルバネ
28 内部錠機構
29 内部錠機構操作用の鍵山部
30A 1番目の板形キーの第2のピン操作部
30B 2番目の板形キーの第2のピン操作部
30C 3番目の板形キーの第2のピン操作部
30D 4番目の板形キーの第2のピン操作部

Claims (3)

  1. 前面に鍵孔が開口されている内筒と、前記内筒を回転可能に収容する外筒と、前記内筒と前記外筒の各前端部間に回転可能に収容される変換リングと、内筒の前記鍵孔に挿し込まれるN本の板形キーと、前記内筒及び外筒に対して回転可能であり、前記変換リングを360/N度ずつ回転操作する1本の変換回転操作具とを備え、
    前記内筒の前端部に外端が内筒外周面に開口する一方、内端が前記鍵孔に開口するN個のピン受孔を360/N度の等間隔で半径方向に設けてあり、
    前記変換リングの内周面に360/N度の等間隔で設けたN個のピン当接部には、変換リング内周面と同じ面位置に形成した第1のピン当接部と、変換リング内周面より凹ませて形成した第2のピン当接部があり、
    前記N個の各ピン受孔に移動可能に収容したN本の変換ピンの内端を前記鍵孔内に突出させてあり、
    前記N本の板形キーには、前記変換ピンの内端に当接して当該変換ピンの外端を前記変換リングの第1のピン当接部に対面させる第1のピン操作部と、前記変換ピンの内端に当接して当該変換ピンの外端を前記変換リングの第2のピン当接部に入り込ませる第2のピン操作部を形成してあり、
    前記第1のピン操作部と前記第2のピン操作部の形成位置を前記N本の板形キーごとに変えてあり、
    前記変換リングを配備した前端部よりも後方部分に内部錠機構を配備し、前記内部錠機構を操作して前記外筒に対する前記内筒の錠止を解除する鍵山部を、前記N本の板形のキーに設けてなるキーコード変換式シリンダ錠。
  2. 前記変換リングがいかなる回転位置にあるのかを示すN個の回転位置標識を変換リングの前面部に設け、前記N本の板形のキーに前記回転位置標識に対応した識別標識を付したことを特徴とする請求項1に記載のキーコード変換式シリンダ錠。
  3. 変換リングの前記回転位置標識と板形キーの前記識別標識を色彩により行なったことを特徴とする請求項2に記載のキーコード変換式シリンダ錠。
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