JP4529042B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の遊技機は、請求項1に記載の遊技機において、前記第二抽選手段は、前記第一抽選手段による前記第一抽選の結果が前記所定結果であるときに、前記第一ステップから第nステップまでのうち最後のステップに対して前記操作手段の操作があった場合には、操作対象となりうる前記第一ステップから第nステップまでのうち最も高い確率で前記第二抽選を行いうるものである。
請求項3に記載の遊技機は、請求項1または2に記載の遊技機において、前記操作手段の操作を予め定められた期間に限り受け付ける受付時間制限手段をさらに備え、前記受付時間制限手段は、前記操作手段の操作を受け付け可能な受付期間が前記第一ステップから第nステップまでのステップのうちステップ毎に異なるように、該操作手段の操作の受け付けを制限するものである。
ここで、「表示手段」としては、液晶表示装置、EL表示装置、プラズマ表示装置、またはCRT等を例示することができる。また、「遊技状態検出手段」とは、遊技者の操作に応じて変化する遊技状態を検出するものであり、例えば遊技媒体として遊技球を用いた遊技機においては、入賞口や始動口への入球状態を検出するスイッチ、入賞口に入球する遊技球の数をカウントするカウント手段、及び入賞に基づく抽選結果を認識する認識手段を例示することができる。また、「演出要求指示手段」とは、遊技者が演出の表示要求を指示する際に操作する操作手段であり、例えば押しボタン式のスイッチを挙げることができる。
前記演出表示制御手段は、前記画像の表示を、「前記複数の装飾図柄列のうち最後に停止される最終停止図柄が停止する前の段階で、既に停止している装飾図柄列の組合せが、特定の装飾図柄の組合せを充足する状態」(所謂「リーチ状態」)になる前の段階で実行可能とする」ことを特徴とする。
特別図柄を表示するための特別図柄表示器と、
前記遊技状態検出手段によって検出された遊技状態に基づいて抽選を行う第一抽選手段、前記特別図柄表示器において前記特別図柄を変動させるとともに、前記第一抽選手段の抽選結果に基づいて前記特別図柄を所定の図柄で停止させる特別図柄変動制御手段、及び該第一抽選手段の抽選結果が所定結果である場合、遊技者に有利な有利遊技状態を発生させる有利遊技状態発生手段を有する主基板と、
遊技に伴う演出が表示される演出表示手段と、
互いに異なる複数の画像を、予め順序付けられた複数のステップに対応させて記憶した画像記憶手段と、
遊技者の操作によって演出の表示要求を指示するための演出要求指示手段と、
該演出要求指示手段における操作の有無を前記ステップ単位で判断し、何れかのステップに対して操作があった場合、そのステップに対して所定の抽選を行う第二抽選手段、前記主基板から発信される制御コマンドを基に前記第一抽選手段の抽選結果を受信し、該抽選結果と前記第二抽選手段の抽選結果とに基づいて、前記ステップに対応する画像を表示させるか否かを決定する表示有無決定手段、前記演出表示手段において複数の装飾図柄列を変動させるとともに、前記主基板から発信される制御コマンドを基に前記装飾図柄列を所定の図柄で順に停止させる装飾図柄変動制御手段、及び前記表示有無決定手段によって前記画像を表示させることが決定された場合、該画像を前記画像記憶手段から読出し、前記有利遊技状態に先立って前記演出表示手段に導出する演出表示制御手段
を有する周辺基板とを具備する」ことを特徴とする。
特別図柄を表示するための特別図柄表示器と、
前記遊技状態検出手段によって検出された前記遊技状態に基づいて、ランダムカウンタから大当り判定用乱数を抽出する大当り判定用乱数抽出手段、
前記遊技状態検出手段によって検出された前記遊技状態に基づいて、ランダムカウンタから大当り図柄用乱数を抽出する大当り図柄用乱数抽出手段、
前記大当り判定用乱数及び前記大当り図柄用乱数を基に、ランダムカウンタから変動用乱数を抽出する変動時間用乱数抽出手段、
抽出される前記大当り判定用乱数と大当りの当否との関係を示す大当り判定用テーブル、
抽出される前記大当り図柄用乱数と前記特別図柄表示器において抽選結果として変動停止される変動停止図柄との関係を示す大当り図柄用テーブル、
抽選結果が大当りの場合に用いられ、抽出される前記変動用乱数と前記特別図柄表示器における前記特別図柄の変動時間との関係を示す当り時変動時間可変用テーブル、
抽選結果が外れの場合に用いられ、抽出される前記変動用乱数と前記特別図柄表示器における前記特別図柄の変動時間との関係を示す外れ時変動時間可変用テーブル、
前記大当り判定用乱数が抽出されると、該大当り判定用乱数と前記大当り判定用テーブルとから大当りの当否を決定する当否決定手段、
前記大当り図柄用乱数が抽出されると、該大当り図柄用乱数と前記大当り図柄用テーブルとから前記特別図柄表示器における変動停止図柄を決定する停止図柄決定手段、
前記変動用乱数が抽出され、且つ前記当否決定手段によって大当りであることが決定されると、前記変動用乱数と前記当り時変動時間可変用テーブルとから前記特別図柄の変動時間を決定し、一方、前記変動用乱数が抽出され、且つ前記当否決定手段によって外れであることが決定されると、前記変動用乱数と前記外れ時変動時間可変用テーブルとから前記特別図柄の変動時間を決定する変動時間決定手段、
前記特別図柄表示器において前記特別図柄の変動を開始させるとともに、前記変動時間決定手段によって決定された前記変動時間の経過後、前記停止図柄決定手段によって決定された前記変動停止図柄で変動停止させる特別図柄変動制御手段、
前記当否決定手段によって大当りであることが決定されると、前記特別図柄の変動停止後、遊技者に有利な有利遊技状態を発生させる有利遊技状態発生手段、
及び前記特別図柄の変動開始の際に、少なくとも大当りの有無に関する当否コマンド、前記特別図柄の変動態様(時間)に対応する変動表示コマンドを含む制御コマンドを発信するコマンド発信手段
を有する主制御手段と、
遊技に伴う演出が表示される演出表示手段と、
互いに異なる複数の画像を、予め順序付けられた複数のステップに対応させて記憶した画像記憶手段と、
遊技者の操作によって演出の表示要求を指示するための演出要求指示手段と、
該演出要求指示手段の操作に基づいてランダムカウンタから表示有無決定用乱数を抽出する表示用乱数抽出手段、
前記大当りの場合に用いられ、前記主制御手段から送られてきた前記変動表示コマンドと、前記複数のステップとの関係を、抽出される前記表示有無決定用乱数によって関連付けている当り時演出テーブル、
前記外れの場合に用いられ、前記主制御手段から送られてきた前記変動表示コマンドと、前記複数のステップとの関係を、抽出される前記表示有無決定用乱数によって関連付けている外れ時演出テーブル、
前記主制御手段の前記コマンド発信手段から前記制御コマンドが発信されると、該制御コマンドを受信し、その後、何れかのステップに対し演出要求指示手段が操作されると、前記表示用乱数抽出手段によって前記表示有無決定用乱数を抽出し、前記制御コマンドに含まれる前記当否コマンドが大当りを示すものである場合には、受信した変動表示コマンドと、抽出された前記表示有無決定用乱数と、前記当り時演出テーブルとから、前記ステップに対応する画像を表示させるか否かを決定し、一方、前記当否コマンドが外れを示すものである場合には、受信した変動表示コマンドと、抽出された前記表示有無決定用乱数と、前記外れ時演出テーブルとから、前記ステップに対応する画像を表示させるか否かを決定する表示有無決定手段、
及び該表示有無決定手段によって前記画像を表示させることが決定された場合、該画像を前記画像記憶手段から読出し、前記有利遊技状態に先立って前記演出表示手段に導出する演出表示制御手段
を有する副制御手段と
を具備する」ことを特徴とする。
なお、言うまでもないが、「変動用乱数」等における「用」は専用の意味ではなく、用いられることを意味しているに過ぎない。すなわち、例えば一つの乱数を複数の種類の乱数として兼用するようにしてもよい。
[パチンコ機の全体構成について] 図1に基づき説明する。
図1はパチンコ機の外枠の一側に本体枠が開かれその本体枠の一側に前面枠が開かれた状態を示す斜視図である。なお、図1においては遊技領域における装飾部材が省略された図を示している。
パチンコ機1は、外枠2、本体枠3、前面枠4、及び遊技盤5等を備えて構成されている。外枠2は、上下左右の木製の枠材によって縦長四角形の枠状に形成され、同外枠2の前側下部には、本体枠3の下面を受ける下受板6を有している。外枠2の前面の片側には、ヒンジ機構7によって本体枠3が前方に開閉可能に装着されている。なお、外枠2は、樹脂やアルミニウム等の軽金属によって形成されていてもよい。
図2はパチンコ機1の前側全体を示す正面図であり、図4はパチンコ機1の本体枠3と遊技盤5とを分離して斜め右上前方から示す斜視図である。
本体枠3は、前枠体11、遊技盤装着枠12及び機構装着体13を合成樹脂材によって一体成形することで構成されている。本体枠3の前枠体11は、外枠2(図1参照)の前側の下受板6を除く外郭形状に対応する大きさの矩形枠状に形成されている。そして、前枠体11の片側の上下部には、本体枠側ヒンジ具15が固定されており、外枠2の片側の上下部に固定された外枠側ヒンジ具14に対してヒンジピン及びヒンジ孔によって開閉回動可能に装着されている。すなわち、外枠側ヒンジ具14、本体枠側ヒンジ具15、ヒンジピン及びヒンジ孔によってヒンジ機構7が構成されている。
前枠体11の前面の片側には、その前枠体11の上端から下部前面板30の上縁にわたる部分を覆うようにして、前面枠4がヒンジ機構36によって前方に開閉可能に装着されている。また、前面枠4の略中央部には、遊技盤5の遊技領域37を前方から透視可能な略円形の開口窓38が形成されている。また、前面枠4の後側には開口窓38よりも大きな矩形枠状をなす窓枠39が設けられ、その窓枠39にはガラス板、透明樹脂板等の透明板50が装着されている。また、前面枠4の前面の略全体は、ランプ等が内設された前面装飾部材によって装飾され、同前面枠4の前面の下部には上皿51が形成されている。詳しくは、開口窓38の周囲において、左右両側部にサイド装飾装置52が、下部に上皿51が、上部に音響電飾装置53が装着されている。サイド装飾装置52は、ランプ基板が内部に配置され且つ合成樹脂材によって形成されたサイド装飾体54を主体として構成されている。サイド装飾体54には、横方向に長いスリット状の開口孔が上下方向に複数配列されており、該開口孔には、ランプ基板に配置された光源に対応するレンズ55が組み込まれている。音響電飾装置53は、透明カバー体56、スピーカ57、スピーカカバー58、及びリフレクタ体(図示しない)等を備え、これらの構成部材が相互に組み付けられてユニット化されている。また、前面枠4における上皿51の左側には、押しボタン式のスイッチから構成された演出要求指示手段60が設けられており、後述するチャンスアップ演出に関して画像の表示要求を指示させることを可能にしている。
前枠体11のヒンジ機構36に対して反対側となる自由端側の後側には、外枠2に対し本体枠3を施錠する機能と、本体枠3に対し前面枠4を施錠する機能とを兼ね備えた施錠装置70が装着されている。すなわち、この実施形態において、施錠装置70は、外枠2に設けられた閉止具71に係脱可能に係合して本体枠3を閉じ状態に施錠する上下複数の本体枠施錠フック72と、前面枠4の自由端側の後側に設けられた閉止具73に係脱可能に係合して前面枠4を閉じ状態に施錠する上下複数の扉施錠フック74と、パチンコ機1の前方から鍵が挿入されて解錠操作可能に、前枠体11及び下部前面板30を貫通して露出されたシリンダー錠75と、を備えている。そして、シリンダー錠75の鍵穴に鍵が挿入されて一方向に回動操作されることで本体枠施錠フック72と外枠2の閉止具71との係合が外れて本体枠3が解錠され、これとは逆方向に回動操作されることで、扉施錠フック74と前面枠4の閉止具73との係合が外れて前面枠4が解錠されるようになっている。
図3は遊技領域37の構成を示す拡大正面図であり、図5はパチンコ機1の後側全体を示す背面図である。
図1及び図4に示すように、本体枠3の遊技盤装着枠12は、前枠体11の後側に設けられかつ遊技盤5が前方から着脱交換可能に装着されるようになっている。遊技盤5は、遊技盤装着枠12の前方から嵌込まれる大きさの略四角板状に形成されている(図11参照)。遊技盤5の盤面(前面)には、外レール76と内レール77とを備えた案内レール78が設けられ、その案内レール78の内側に遊技領域37が区画形成されている。なお、発射レール19と案内レール78との間には、所定の隙間が設けられており、発射された遊技球が案内レール78を逆戻りした場合には、その遊技球は、その隙間から排出され下皿31に案内されるように構成されている。また、遊技盤5の前面には、その案内レール78の外側領域において、合成樹脂製の前構成部材79が装着されている。
図8はパチンコ機1の本体枠3に各種部材が組み付けられた状態を斜め右上後方から示す斜視図であり、図9は本体枠3単体を斜め右上後方から示す斜視図である。
本体枠3の機構装着体13には、タンク装着部133、レール装着部134、及び払出装置装着部135等がそれぞれ形成され、タンク装着部133には球タンク136が装着されている。球タンク136は、透明な合成樹脂材よりなり、島設備から供給される多数の遊技球が貯留可能な上方に開口する箱形状に形成されている。そして、球タンク136の遊技球の貯留状態が球タンク136の後側壁を透して視認可能となっている。また、球タンク136の底板部137の後側隅部には遊技球を放出する放出口138が形成されるとともに、底板部137は放出口138に向けて下傾する傾斜面に形成されている。
本体枠3の機構装着体13の片側寄りの上下方向には、次に述べる球払出装置(球払出ユニット)170に対応する縦長の払出装置装着部135が形成されている。払出装置装着部135は、後方に開口部をもつ凹状に形成されている。また、払出装置装着部135の段差状をなす奥壁部(図示しない)の所定位置には、球払出装置170の払出用モータ172(図4参照)が突出可能な開口部173が形成されている。
本体枠3の前枠体11の後側において、遊技盤装着枠12よりも下方に位置する前枠体11の後下部領域の片側(図5に向かって左側)には、発射レール19の下傾端部の発射位置に送られた遊技球を発射するための発射ハンマー(図示しない)、その発射ハンマーを作動する発射モータ192等が取付基板193に組み付けられてユニット化された発射装置ユニット194が装着されている。また、前枠体11の後下部領域の略中央部には、電源基板195を収容する電源基板ボックス196が装着され、その電源基板ボックス196の後側に重ね合わされた状態で払出制御基板197を収容する払出制御基板ボックス198が装着されている。払出制御基板197は、遊技球を払い出す数を記憶するRAMを備え、主制御基板131から送信される払出用信号に従って遊技球を払い出す制御信号を中継用回路基板(図示しない)に伝達して払出用モータ172を作動制御するようになっている。
図6はパチンコ機1の後側全体を右上後方から示す斜視図である。
遊技盤5後面に配置された表示装置制御基板ボックス117(図11参照)及び主制御基板ボックス132の後端部は機構装着体13の中央部に開口された窓開口部に向けて突出している。そして、機構装着体13の窓開口部の一側壁を構成する側壁部と他側壁を構成する払出装置装着部135の片側壁との間には、不透明な合成樹脂材によって略方形の箱形状に形成された後カバー体210がカバーヒンジ機構211によって開閉並びに着脱可能に装着されている。
図7は、図6に示すパチンコ機1の斜視図から後ろカバー210及び各種制御基板等を取り外した状態を示す斜視図である。
本体枠3の後下部領域の他側寄り部分(ヒンジ寄り部分)には、そのスピーカボックス部16の後段差部の凹み部分において下皿用球誘導体253が装着されている。この下皿用球誘導体253は、球払出装置170の賞球及び貸球用球通路から上皿連絡路(図示しない)を経て上皿51に払い出された遊技球が満杯になったときに、上皿連絡路の遊技球を下皿31に導くためのものである。
本実施形態では、センター役物91の下縁部のうち、左側に4つのLED110が配列されており、これらLED110の配列が特別図柄表示器として機能している。また、その右側にある4つのLED111の配列は、保留球ランプとなっている。
(1)「通常(非確変)大当り」は、例えば最大30秒間にわたってアタッカ装置98を一定パターンで開閉させるラウンド動作を15ラウンドまで繰り返すものであり、このようなラウンド動作の繰り返しは「大当り遊技」と称されている。遊技者は、大当り遊技の間に遊技球を大入賞口に入賞させることで、多くの賞球を獲得することができる。なお、各ラウンド動作は30秒間が経過するか、10個の入賞球がカウントされるかのいずれかの条件を満たすと終了する。また大当り遊技は、ラウンド動作が15回終わると終了となる。
図12は制御構成を概略的に示すブロック図である。
パチンコ機1の制御は、大きく分けて主基板310のグループと周辺基板311のグループとで分担されており、このうち主基板310のグループが遊技動作(入賞検出や当り判定、特別図柄表示、賞球払出等)を制御しており、周辺基板311のグループが演出動作(発光装飾や音響出力、液晶表示等)を制御している。
図13は始動入賞処理のルーチンを示している。
この始動入賞処理では、遊技中に始動入賞が有るか否かが判断される(ステップS101)。具体的には、上記の入球装置96に対応する始動口センサ318から検出信号が入力されると、始動入賞有りと判断され、一方検出信号の入力がなければ、始動入賞は無いものと判断される。
図14は始動入賞に伴う遊技作動処理のルーチンを示している。
この遊技作動処理では、最初に始動保留が有るか否かが判断される(ステップS201)。具体的には、保留数カウンタの数値が0でない場合、始動保留が有ると判断され(YES)、次に特別図柄表示器332における特別図柄(点灯状態)が未変動状態か否かが判断される(ステップS202)。このとき特別図柄表示器332にて未だ変動表示が開始されていなければ(YES)、次に保留シフト処理が実行される(ステップS203)。
図15は、上記の特図変動設定処理に含まれる特図変動設定処理Aの内容を示し、図16は特図変動設定処理Bの内容を示している。
この特図変動設定処理Aでは主に、抽選結果によって特別図柄表示器332による変動時間の設定や停止時の表示パターンの選択が行われる。具体的には、既に取得されている大当り判定用乱数に基づいて抽選の結果が判断され(ステップS301)、当選(大当り)であった場合(YES)は当り時変動設定処理(ステップS302)が実行される。なお、ここでいう「当選」は、上記(1)通常大当り、または(2)確変大当りのいずれかに該当していることを意味する。
図17は大当り処理の内容を示している。
内部的に条件装置が作動して大当り処理が実行されると、先ず所定のラウンドカウンタが初期化される(ステップS501)。このラウンドカウンタは例えばRAM内に確保されており、この初期化に伴ってラウンドカウンタの値はリセットされる。なお、ラウンドカウンタは大当り遊技中のラウンド数をカウントするためのものであり、その値が設定最大回数に達すると大当り処理が終了となる。
図18は、サブ統合基板336における制御処理の内容を示しており、図19は、電飾制御基板338における制御処理の内容を示している。また、図20及び図21は演出表示制御における機能的な構成を示し、図22及び図23は各種テーブルの構成を示している。また、図24は、チャンスアップ演出における演出制御処理の内容を示し、図25はチャンスアップ演出の具体的な演出例を示している。
なお、図18及び図19に示すフローチャートでは、サブ統合基板336及び電飾制御基板338におけるコマンド受信処理のうち、特に演出の制御に関する変動開始コマンドの受信処理のみを説明している。すなわち、ここでは、電源投入時のコマンドや異常時のコマンドに対する処理は省略している。
本例では、装飾図柄として、例えば、左・中・右の3つの装飾図柄列が設定されており、装飾図柄列毎に変動表示されるようになっている。一連の装飾図柄は、「0」〜「9」の数字を各々付した主装飾図柄と、絵図柄からなる副装飾図柄とにより構成されており、数字の昇順又は降順に主装飾図柄が表示されると共に各主装飾図柄の間に副装飾図柄が配されて一連の装飾図柄列が構成されている。そして、主装飾図柄と副装飾図柄とが周期性を持って上から下へと変動表示されるようになっており、左装飾図柄列→右装飾図柄列→中装飾図柄列の順に変動表示が停止し、その停止時に三つの装飾図柄が大当り装飾図柄の組合せ(例えば「7」,「7」,「7」)で揃えば大当りとして特別遊技動画が表示されるようになっている。
チャンスアップ演出では、第一〜第四のステップが予め順序付けられるとともに、各ステップに対して互いに異なる画像が対応付けられている。つまり、予め順序付けられた四段階のステップに対応する四つの画像が画像記憶手段455(図21参照)に記憶されており、これらの画像を順次表示させることが可能となっている。なお、各画像は、互いに連続性のない絵柄から構成されている。具体的な演出例を示すと、図25に示すように、「浴衣を着て下駄を履いた男性(キャラクタ)がホウキで掃除している絵柄」については共通しているが、各ステップにおいて浴衣の色が互いに異なるように設定されている。つまり、第一ステップに対しては、(a)に示すように青色の浴衣を着用しているキャラクタC1、第二ステップに対しては、(b)に示すように黄色の浴衣を着用しているキャラクタC2、第三ステップに対しては、(c)に示すように赤色の浴衣を着用しているキャラクタC3、第四ステップに対しては、(d)に示すように虹色の浴衣を着用しているキャラクタC4が予め記憶されている。なお、図25では、各図柄C1〜C4のみを示しているが、演出表示装置115には、各図柄の上方に三つの装飾図柄列が変動状態で表示される。
60 演出要求指示手段
115 演出表示装置(表示手段)
318 始動口センサ(遊技状態検出手段)
310 主基板(主制御手段)
311 周辺基板
338 電飾制御基板(副制御手段)
411 大当り判定用テーブル
412 大当り図柄用テーブル
413 当り時変動時間可変用テーブル
414 外れ時変動時間可変用テーブル
416 大当り判定用乱数抽出手段(第一抽選手段)
417 大当り図柄用乱数抽出手段
418 変動時間用乱数抽出手段(第一抽選手段)
430 当否決定手段
431 停止図柄決定手段
432 変動時間決定手段
433 有利遊技状態発生手段
434 特別図柄変動制御手段
435 コマンド発信手段
452 当り時チャンスアップ演出テーブル(当り時演出テーブル)
453 外れ時チャンスアップ演出テーブル(外れ時演出テーブル)
455 画像記憶手段
459 表示有無決定用乱数抽出手段(表示用乱数抽出手段,第二抽選手段)
470 表示有無決定手段
473 受付期間示唆手段
475 演出表示制御手段
476 装飾図柄変動制御手段
Claims (3)
- 遊技に伴う演出画像が表示される表示手段と、
遊技状態を検出する遊技状態検出手段と、
互いに異なる複数の演出画像を、予め順序付けられた第一ステップから第nステップ(nは自然数)のそれぞれに対応させて記憶した画像記憶手段と、
前記第一ステップから第nステップまでの段階的な演出態様を、前記表示手段に表示しうる演出表示制御手段と、
前記遊技状態検出手段によって検出された遊技状態に基づいて第一抽選を行う第一抽選手段と、
前記第一抽選手段による前記第一抽選の結果が所定結果である場合、遊技者に有利な有利遊技状態を発生させる有利遊技状態発生手段と、
遊技者により操作可能な操作手段と、
前記操作手段の操作の有無を、前記第一ステップから第nステップのうちステップ単位で判断する操作検出手段と、
前記第一ステップから第nステップのうち何れかのステップに対して操作があった場合に限り、そのステップに対応する演出画像を導出するか否かの第二抽選を、ステップ毎に互いに異なる確率で行う第二抽選手段と、
を備え、
前記段階的な演出態様は、
前記第一ステップから第nステップまでのステップの順序付けにしたがって前記有利遊技状態が発生する信頼度が高くなるものでありながらも、これらのステップのうちいずれのステップに対応する演出画像が前記表示手段に表示されたとしても、前記有利遊技状態が発生する可能性があるとともに、
前記第二抽選手段は、
前記操作手段の操作があった場合に限り行われる前記第二抽選を、前記有利遊技状態が発生する信頼度が低い演出画像であるほど導出されやすい確率で行い、
前記演出表示制御手段は、
前記操作手段が操作されたステップに対応する演出画像を表示させることが前記第二抽選において決定された場合に限り、該ステップに対応する演出画像を前記画像記憶手段から読出し、前記有利遊技状態に先立って前記表示手段に導出する
ことで、前記第一ステップから第nステップのうち遊技者の所望するステップにおいて前記有利遊技状態が発生する信頼度を把握しうるようにしつつ、最後のステップにいたるまでの所定のステップに対して前記操作手段が操作された結果として前記有利遊技状態が発生する信頼度を把握しうる前記演出画像が導出されなかったとしても、最後のステップに対する前記操作手段の操作が終了するまで、前記有利遊技状態への期待感の低下を抑制しうるようにした
ことを特徴とする遊技機。 - 前記第二抽選手段は、
前記第一抽選手段による前記第一抽選の結果が前記所定結果であるときに、前記第一ステップから第nステップまでのうち最後のステップに対して前記操作手段の操作があった場合には、操作対象となりうる前記第一ステップから第nステップまでのうち最も高い確率で前記第二抽選を行いうる
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記操作手段の操作を予め定められた期間に限り受け付ける受付時間制限手段をさらに備え、
前記受付時間制限手段は、
前記操作手段の操作を受け付け可能な受付期間が前記第一ステップから第nステップまでのステップのうちステップ毎に異なるように、該操作手段の操作の受け付けを制限する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
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