JP4528168B2 - 復号器及び復号方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信の技術分野に関し、特に無線受信機に使用される復号器及び復号方法に関する。
無線伝搬路におけるフェージングその他の通信環境は、通信される信号の品質に大きく影響する。通信品質を改善する技術の1つは、符号化(エンコード)及び復号化(デコード)を行うことである。送信機が信号を符号化して送信し、信号中の誤りの有無を受信機が判別し及び/又は誤りの訂正を行うことで、伝送品質が改善される。中でも、ターボ符号化及びターボ復号化は、データの処理効率に優れ、大きな誤り訂正能力を有する等の点で、現在及び将来的に有望な技術である。
ターボ符号化及び復号化では、情報系列(データ)S(組織ビット)と、その情報系列から導出された冗長的な情報系列(冗長データ)P(パリティビット)とが作成され、送信される。冗長データは、データに対して畳み込み符号化して得られた符号化データと、データに対してインタリーブ処理を施してから同様に畳み込み符号化して得れた符号化データから形成される。受信機は、データS及び冗長データPを受信し、それらの最上位ビット(MSB)の組み合わせに関する尤度を算出し、その尤度に基づいて所定の演算を実行し、データSの硬判定結果を出力し、復号を行う。一般に、データのMSBは、データの正負の符号を表現し、MSB以降のビット列が尤度を表す。
ターボ復号器では、データS及び冗長データPのMSBの組み合わせに関する尤度Lij(i,j=0又は1)は、次のようにして算出される:
データSのMSBが「0」であり(正であり)、冗長データPのMSBも「0」である(正である)尤度L00は、SのMSBを反転したものと、PのMSBを反転したものとの和で表され;
データSのMSBが「0」であり、冗長データPのMSBが「1」である(負である)尤度L01は、SのMSBを反転したものと、PのMSB以外のビット総てを反転したものとの和で表され;
データSのMSBが「1」であり、冗長データPのMSBが「0」である尤度L01は、SのMSB以外のビット総てを反転したものと、PのMSBを反転したものとの和で表され;及び
データSのMSBが「1」であり、冗長データPのMSBも「1」である尤度L11は、SのMSB以外のビット総てを反転したものと、PのMSB以外のビット総てを反転したものとの和で表される。
例えば、S=0111,P=0111(2進数)であるとすると、尤度Lijは次のようになる。
00111+111=1111+1111=11110
01111+0111=1111+0000=01111
10=0111111=0000+1111=01111
11=0111+0111=0000+0000=00000。
但し、アンダーラインの付されたビットは反転されることを表す。尤度の各値を比較すると、L00が最大であることが分かる。これは、データSと冗長データPの符号の組み合わせのうち、双方ともプラスである(双方のMSBが0である)ことが最も確からしいことを示す。実際、S=P=0111はプラスの値であり、10進法では+7に相当する。従って、データSと冗長データPの符号の可能な組み合わせのうち、双方ともプラスであるのが最も確からしい旨の判定は当を得ており、以後の復号計算の基礎を正確に与えることができる。
このように尤度を算出して復号を行う従来のターボ復号器については、例えば特許文献1に記載されている。
特開2002−164795号公報
ところで、上記の演算では、表現可能な数値範囲を増やすため、2の補数表現が採用される。このため、データ及び/又は冗長データの値がゼロである場合に、不都合が生じる。例えば、データS=0111,P=0000 とすると、上記の計算規則によれば、尤度Lijは次のように計算される。
00111+000=1111+1000=10111
01111+0000=1111+0111=10110
10=0111000=0000+1000=01000
11=0111+0000=0000+0111=00111。
この計算結果によれば、L00=10111 が最大なので、データSと冗長データPの符号の可能な組み合わせのうち、双方ともプラスであるのが最も確からしいことになる。しかしながら、実際には、データSはプラスであり、冗長データPはゼロなので、このような尤度は当を得ていない。従って、この場合は、以後の復号計算に不正確な基礎を与えてしまう。この例では、データSはプラスであるので、算出された尤度は、冗長データPについては不正確であるが、データSについては不適切ではないと言えるかもしれない。しかしながら、例えば、データS=0000,P=0000 とすると、尤度Lijは次のように計算され、更に不合理な結果を招いてしまう。
00000+000=1000+1000=10000
01000+0000=1000+0111=01111
10=0000000=0111+1000=01111
11=0000+0000=0111+0111=01110。
この計算結果によれば、L00=10000 が最大なので、データSと冗長データPの符号の可能な組み合わせのうち、双方ともプラスであるのが最も確からしいことになる。しかしながら、実際には、データSも冗長データPもゼロなので、尤度はL00〜L11の間で等しい値となるべきであるが、このように、L00が相対的に高い尤度となってしまう結果は望ましくない。
尚、データS、冗長データPがゼロとなるのは、例えば、送信側において、パンクチャ処理を施してビットを削除した部分について、受信側で補完する際に、ゼロを設定する場合である。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その課題は、データと該データに付随する冗長データに基づいて該データに関する硬判定結果を出力する復号器又は復号方法において、データ及び冗長データの符号の組み合わせに対する尤度を従来よりも高精度に求めることである。
開示される発明の一形態による復号器は、
データ及び該データに付随する冗長データの符号の組み合わせに対する尤度に基づいて、データの硬判定結果を出力する復号器であって、
入力されたデータの一部のビットを反転して出力するデータ変換手段と、
入力された冗長データの一部のビットを反転して出力する冗長データ変換手段と、
入力されたデータがゼロであるか否かを判定するか、又は入力された冗長データがゼロであるか否かを判定する判定手段と、
前記データ変換手段の出力又は第1の固定値のうち、前記入力されたデータがゼロであるか否かに応じて選択されたいずれか一方と、前記冗長データ変換手段の出力又は第2の固定値のうち、前記入力された冗長データがゼロであるか否かに応じて選択されたいずれか一方とを加算することで、尤度を算出する尤度算出手段
を備えることを特徴とする復号器である。
本発明によれば、データと該データに付随する冗長データに基づいて該データに関する硬判定結果を出力する復号器又は復号方法において、データ及び冗長データの符号の組み合わせに対する尤度を従来よりも高精度に求めることができる。
本発明の一態様によれば、データ及び該データに付随する冗長データの符号の組み合わせに対する尤度に基づいて、データの硬判定結果を出力する復号器に、受信したデータがゼロであるか否か及び受信した冗長データがゼロであるか否かを判定する判定手段が備えられ、受信したデータがゼロならば前記第1の固定値を加算し、受信した冗長データがゼロならば前記第2の固定値を加算することで、尤度が算出される。これにより、ゼロの値が不適切に信号変換され、偏った尤度を導出することを効果的に防ぐことができる。
データ変換手段は、受信したデータの最上位ビットを反転して出力する第1変換手段と、受信したデータの最上位ビット以外のビットを反転して出力する第2変換手段を有するデータ変換手段とを備えてもよい。冗長データ変換手段は、受信した冗長データの最上位ビットを反転して出力する第1変換手段と、受信した冗長データの最上位ビット以外のビットを反転して出力する第2変換手段とを備えてもよい。
本発明の一態様によれば、当該符号器は、ターボ復号器を構成してもよい。ターボ符号器でのD演算部又はγ演算部では、データ及び冗長データの符号の組み合わせに関する尤度が計算される。従って、本発明は、ターボ復号器に特に有利である。
本発明の一態様によれば、第1の固定値は、第2の固定値に等しい。
本発明の一態様によれば、データ又は冗長データがゼロであるか否かを判定する判定手段は、パンクチャリングフラグに基づいて判定を行ってもよい。データ等がパンクチャリングされている場合は、受信するビット列中のどこにゼロが挿入されているかは既知であるため、パンクチャリングフラグを利用することで、固定値を選択するタイミングを簡易に得ることができる。
以下、本発明の一実施例によるターボ復号器及び復号方法が説明される。先ず、送信機は、情報系列(データ)を符号化し、冗長的な情報系列(冗長データ)を作成し、データ及び冗長データを無線送信する。適切ないかなる数の符号化率が採用されてもよいが、簡単のため、本実施例では、図1に示されるように、符号化率が1/3である場合の符号化が行われる。図示の例では、情報系列(データ)Sと、データSを符号器11で符号化することによって得られる第1の冗長データPと、インターリーバ(π)13でインターリーブした後のデータSを符号器12で符号化することによって得られる第2の冗長データPとが用意され、これら3系統の信号が無線送信される。符号器は、例えば図2に示されるような再帰的組織畳込み符号器から構成されてもよい。インターリーブ及び符号化は、情報系列の1フレーム毎に行われてもよい。
図3は、受信機内に設けられるターボ復号器の例示的なブロック図を示す。ターボ復号器は、入力バッファ302と、D演算部304と、A演算部306と、B演算部308と、B演算用メモリ310と、L演算部312と、尤度出力部314と、外部尤度演算部316と、インターリーブ用メモリ318と、尤度メモリ320とを有する。
入力バッファ302は、受信機で受信した信号を格納する。送信された3系統の信号(データS,第1の冗長データP,第2の冗長データP)に応じて、3系統の信号が格納される。信号系統数は、ターボ符号化に使用される符号化率に応じて適宜変更可能である。図中「FP」は、フレームの先頭を表すパルスを示す。「DTEN」は、イネーブル及びディセーブルの状態を示す信号であり、イネーブル状態で各種の信号が格納される。
D演算部304は、受信した3系統の信号S,P,P及び外部尤度情報Lに基づいて、データS及び冗長データPの符号の組み合わせに関する尤度と、データS及び冗長データPの符号の組み合わせに関する尤度とを算出する。この尤度は、ブランチメトリックとしての意義を有する。D演算部304の詳細については後述される。
A演算部306は、D演算部304で算出された尤度に基づいて、信号の入力された順に、累積的にパスメトリックを算出する。
B演算部308も、D演算部304で算出された尤度に基づいて、累積的にパスメトリックを算出するが、B演算部308は、信号の入力された順序と逆の順序にパスメトリックを算出する点でA演算部306と異なる。
B演算用メモリ310は、B演算結果を記憶する。
L演算部312は、A演算部306及びB演算部308のパスメトリックに基づいて、尤度の高いパスを判別する。
尤度出力部314は、尤度の高いパスが何であるかに基づいて、データの硬判定を行い、復号結果として出力する。
外部尤度演算部316は、データS、尤度出力部314の出力L及び以前の外部尤度Lに基づいて、次の演算に使用する外部尤度Lを算出する。
インターリーブ用メモリ318は、ビット列の並べ換えを行うためのメモリである。
尤度メモリ320は、過去の外部尤度を格納する。
概して、受信された信号は入力バッファ302に格納され、D演算部304に与えられ、データS及び冗長データP,Pの符号の組み合わせに関する尤度が算出され、ブランチメトリックがA,B演算部306,308に与えられ、パスメトリックが算出され、尤度の高いパスが判別される。この計算結果に基づいて、外部尤度が計算され、D演算部304にフィードバックされ、以後同様な演算が反復され、復号精度を高めることができる。
図4は、本発明の一実施例によるD演算部304の機能ブロック図を示す。図4では、簡単のため、データS、第1の冗長データP及び外部尤度Lに関する信号処理の様子しか描かれていないが、D演算部304には、データS、第2の冗長データP及び外部尤度Lに関する同様な信号処理の機能も備わっている。図4には、データS、第1の冗長データP及び外部尤度Lの信号経路の各々に、第1の信号変換部401及び第2の信号変換部402が描かれている。また、データS及び第1の冗長データPの信号経路の各々に、第1のセレクタ411及び第2のセレクタ412が描かれている。更に、図4には、第1の判定部404、第2の判定部406、加算部421,422,423,424、正規化部426、加算部431,432,433,434が描かれている。
第1の信号変換部401は、そこに入力された1まとまりのnビット列の最上位ビット(MSB)を反転し、それ以外のn−1ビットをそのまま維持して出力する。例えば、第1の信号変換部に、1011が入力されたとすると、0011が出力される。
第2の信号変換部402は、そこに入力された1まとまりのnビット列の最上位ビット以外のn−1ビット総てを反転し、MSBをそのまま維持して出力する。例えば、第2の信号変換部に、1011が入力されたとすると、1100が出力される。
第1,第2のセレクタ411,412は、判定部404又は406からの制御信号に応じて、第1,第2の信号変換部401,402からの出力又は所定の固定値の何れかを選択して出力する。後述するように、第1のセレクタ411は、第1の信号変換部401に入力される信号がゼロでないならば、第1の信号変換部401の出力を選択し、それがゼロならば所定の固定値を選択する。第2のセレクタ412は、第2の信号変換部402に入力される信号がゼロでないならば、第2の信号変換部402の出力を選択し、それがゼロならば所定の固定値を選択する。固定値は、いかなる値でもよいが、反復的に行われる尤度計算の少なくとも1回の間で不変な一定値であることを要する。データSに関する演算に使用される固定値Xと、冗長データPに関する演算に使用される固定値Yは、同じ値でもよいし、異なっていてもよい。
第1,第2の判定部404,406は、第1,第2の信号変換部401,402に入力される信号がゼロ(n=4ならば、0000)であるか否かを判別する。
加算部421,422,423,424は、各セレクタ411,412からの出力を加算し、尤度Lijをそれぞれ算出する(i,j=0又は1)。
正規化部426は、各加算部で算出された尤度Lijを正規化し、それらの大きさを適切な尺度で調整し、出力する。
加算部431,432,433,434は、正規化後の尤度と、信号変換後の外部尤度とをそれぞれ加算し、D演算部304の出力として、尤度γ00,γ01,γ10,γ11 を出力する。これにより、過去の尤度Lが累積的に加味された尤度γijを出力することができる。
図5は、本発明の一実施例による復号器のD演算部での手順の一例を示す。ステップ502では、受信機で信号が受信される。信号には、データS、第1の冗長データP及び第2の冗長データPが含まれており、それらが図3の入力バッファ302に入力される。
ステップ504では、D演算部内の第1,第2の信号変換部401,402で、それらに入力された信号が変換され、セレクタ411,412の一方の入力に与えられる。セレクタの他方の入力には所定の固定値が与えられる。
ステップ506では、第1,第2の信号変換部401,402に入力された信号が、ゼロであるか否かを判定部404,406が判定する。判定方法は、適切ないかなる手法が採用されてもよい。例えば、nビットの信号と、00・・・0とが直接的に比較されてもよい。
ステップ508では、第1,第2の信号変換部401,402の出力、又は固定値が、セレクタ411,412により選択され、加算部421,422,423,424の各々に与えられる。各加算部は、入力された値を加算し、尤度Lijをそれぞれ出力する。この尤度に外部尤度を加味することで、D演算部304から尤度γijが出力される。上述したように、D演算部304では、データS、第2の冗長データP及び外部尤度Lを用いた同様な処理も行われる。説明の便宜上、図5では、ステップ504で信号の変換が行われた後に、ステップ506の判定がなされるように描かれているが、そのような順序は本発明に必須ではなく、それらのステップの全部又は一部は同時に行われてもよいし、逆の順序で行われてもよい。
次に、具体的な数値例を用いて、D演算部での尤度計算例を説明する。
(1)データS及び第1の冗長データPが、S=0111,P=0111 で与えられるとする。データSに関する第1の信号変換部401は、111=1111を出力し(下線は、そのビットを反転することを意味する。)、セレクタ411の一方の入力にそれを与える。セレクタの他方に入力される固定値Xは、X=1000 とする。判定部404は、データSがゼロであるか否かを判別し、制御信号をセレクタ411に与える。目下の例では、S=0111≠0000 なので、セレクタ411が、第1の信号変換部401からの出力を選択するように、制御信号が生成される。その結果、加算部421,422に、1111がそれぞれ与えられる。データSに関する第2の信号変換部402は、0111=0000を出力し、セレクタ412の一方の入力にそれを与える。セレクタの他方には、固定値X=1000が入力されている。セレクタ412は、判定部404からの制御信号に従って、0000を選択し、それを加算部423,424に与える。
同様に、第1の冗長データPに関する第1の信号変換部401は、111=1111を出力し、セレクタ411の一方の入力にそれを与える。セレクタの他方には、固定値Y=1000が入力されている。判定部406は、データPがゼロであるか否かを判別し、制御信号をセレクタ411に与える。目下の例では、P=0111≠0000 なので、セレクタ411が、第1の信号変換部401からの出力を選択するように、制御信号が生成される。その結果、加算部421,423に、1111がそれぞれ与えられる。データPに関する第2の信号変換部402は、0111=0000を出力し、セレクタ412の一方の入力にそれを与える。セレクタの他方には、固定値Y=1000が入力されている。セレクタ412は、判定部406からの制御信号に従って、0000を選択し、それを加算部422,424に与える。
加算部は、各セレクタから与えられた値を加算し、尤度をそれぞれ算出する。目下の例では、次のような尤度Lijが得られる。
00111+111=1111+1111=11110
01111+0111=1111+0000=01111
10=0111111=0000+1111=01111
11=0111+0111=0000+0000=00000。
尤度の各値を比較すると、L00が最大であることが分かる。これは、データSと冗長データPの符号の組み合わせのうち、双方ともプラスであることが最も確からしいことを示す。実際、S=P=0111はプラスの値であり、10進法では+7に相当する。従って、データSと冗長データPの符号の可能な組み合わせのうち、双方ともプラスであるのが最も確からしい旨の判定は当を得ており、以後の復号計算の基礎を正確に与えることができる。
(2)データS及び第1の冗長データPが、S=0111,P=0000 で与えられるとする。データSに関する第1の信号変換部401は、111=1111を出力し、セレクタ411の一方の入力にそれを与える。セレクタの他方に入力される固定値Xは、X=1000 とする。判定部404は、データSがゼロであるか否かを判別し、制御信号をセレクタ411に与える。目下の例では、S=0111≠0000 なので、セレクタ411が、第1の信号変換部401からの出力を選択するように、制御信号が生成される。その結果、加算部421,422に、1111がそれぞれ与えられる。データSに関する第2の信号変換部402は、0111=0000を出力し、セレクタ412の一方の入力にそれを与える。セレクタの他方には、固定値X=1000が入力されている。セレクタ412は、判定部404からの制御信号に従って、0000を選択し、それを加算部423,424に与える。
第1の冗長データPに関する第1の信号変換部401は、000=1000を出力し、セレクタ411の一方の入力にそれを与える。セレクタの他方には、固定値Y=1000が入力されている。判定部406は、データPがゼロであるか否かを判別し、制御信号をセレクタ411に与える。目下の例では、P=0000 なので、セレクタ411が、固定値Yを選択するように、制御信号が生成される。その結果、加算部421,423に、Y=1000がそれぞれ与えられる。データPに関する第2の信号変換部402は、0000=0111を出力し、セレクタ412の一方の入力にそれを与える。セレクタの他方には、固定値Y=1000が入力されている。セレクタ412は、判定部406からの制御信号に従って、固定値Y=1000を選択し、それを加算部422,424に与える。
加算部は、各セレクタから与えられた値を加算し、尤度をそれぞれ算出する。目下の例では、次のような尤度Lijが得られる。
00111+Y=1111+1000=10111
01111+Y=1111+1000=10111
10=0111+Y=0000+1000=01000
11=0111+Y=0000+1000=01000。
尤度の各値を比較すると、L00とL01が最大であることが分かる。これは、データSと冗長データPの符号の組み合わせのうち、Sはプラスであることが、より確からしいが、Pは、プラスであることとマイナスであることが同程度に確からしいことを示す。実際、S=0111はプラスの値であり、10進法では+7に相当する。Pはゼロであるので、その符号はプラスでもマイナスでもない。従って、L00とL01が同値であって且つそれらがL10,L11よりも大きな値を有することは当を得ており、以後の復号計算の基礎を正確に与えることができる。
(3)データS及び第1の冗長データPが、S=0000,P=0000 で与えられるとする。データSに関する第1の信号変換部401は、000=1000を出力し、セレクタ411の一方の入力にそれを与える。セレクタの他方に入力される固定値Xは、X=1000 とする。判定部404は、データSがゼロであるか否かを判別し、制御信号をセレクタ411に与える。目下の例では、S=0000 なので、セレクタ411が、固定値X=1000を選択するように、制御信号が生成される。その結果、加算部421,422に、X=1000がそれぞれ与えられる。データSに関する第2の信号変換部402は、0000=0111を出力し、セレクタ412の一方の入力にそれを与える。セレクタの他方には、固定値X=1000が入力されている。セレクタ412は、判定部404からの制御信号に従って、X=1000を選択し、それを加算部423,424に与える。
第1の冗長データPに関する第1の信号変換部401は、000=1000を出力し、セレクタ411の一方の入力にそれを与える。セレクタの他方には、固定値Y=1000が入力されている。判定部406は、データPがゼロであるか否かを判別し、制御信号をセレクタ411に与える。目下の例では、P=0000 なので、セレクタ411が、固定値Yを選択するように、制御信号が生成される。その結果、加算部421,423に、Y=1000がそれぞれ与えられる。データPに関する第2の信号変換部402は、0000=0111を出力し、セレクタ412の一方の入力にそれを与える。セレクタの他方には、固定値Y=1000が入力されている。セレクタ412は、判定部406からの制御信号に従って、固定値Y=1000を選択し、それを加算部422,424に与える。
加算部は、各セレクタから与えられた値を加算し、尤度をそれぞれ算出する。目下の例では、次のような尤度Lijが得られる。
00=X+Y=1000+1000=10000
01=X+Y=1000+1000=10000
10=X+Y=1000+1000=10000
11=X+Y=1000+1000=10000。
尤度の各値を比較すると、何れも同値であり、確からしさが同程度であることが分かる。これは、データSと冗長データPの符号の組み合わせのうち、Sはプラスであることとマイナスであること同程度に確からしく、且つPもプラスであることとマイナスであることが同程度に確からしいことを示す。実際、S=P=0000の符号はプラスでもマイナスでもない。従って、総ての尤度Lijが総て同じ値を有することは当を得ており、以後の復号計算の基礎を正確に与えることができる。
簡単のため、上記の例では、データSに関するセレクタの固定値と、冗長データPに関するセレクタの固定値が共にX=Y=1000であったが、それらは異なる固定値でもよい。例えば、データSに関するセレクタの固定値がX=1000であり、冗長データPに関するセレクタの固定値がY=0100でもよい。更に、固定値はいかなる値でもよく、ゼロ(0000)でさえ許容される。どのような固定値が採用されるにせよ、データSがゼロである場合に何らかの同じ固定値Xが総ての加算部に与えられ、冗長データSがゼロである場合に何らかの同じ固定値Yが総ての加算部に与えらればよいからである。
送受信される情報系列がパンクチャド符号である場合(パンクチャリングされている場合)には、情報系列のどの部分がゼロであるかを示す信号(パンクチャリングフラグ)も、受信機に通知される。従って、そのような場合には、図4の破線矢印に示されるように、判定部404,406でパンクチャリングフラグを利用することで、第1,第2の信号変換部401,402に入力される信号がゼロであるか否かを簡易に判別することができる。
以下、本発明により教示される手段を例示的に列挙する。
(付記1)
データ及び該データに付随する冗長データの符号の組み合わせに対する尤度に基づいて、データの硬判定結果を出力する復号器であって、
入力されたデータの一部のビットを反転して出力するデータ変換手段と、
入力された冗長データの一部のビットを反転して出力する冗長データ変換手段と、
入力されたデータがゼロであるか否かを判定するか、又は入力された冗長データがゼロであるか否かを判定する判定手段と、
前記データ変換手段の出力又は第1の固定値のうちの少なくともいずれか一方と、前記冗長データ変換手段の出力又は第2の固定値のうちの少なくともいずれか一方とを加算して尤度を出力する尤度算出手段と、
を備え、前記尤度算出手段は、前記判定手段がゼロであると判定した場合に、前記加算において固定値の方を選択する
ことを特徴とする復号器。
(付記2)
前記データ変換手段が、受信したデータの最上位ビットを反転して出力する第1変換手段と、受信したデータの最上位ビット以外のビットを反転して出力する第2変換手段を有するデータ変換手段とを備え、
前記冗長データ変換手段が、受信した冗長データの最上位ビットを反転して出力する第1変換手段と、受信した冗長データの最上位ビット以外のビットを反転して出力する第2変換手段とを備える
ことを特徴とする付記1記載の復号器。
(付記3)
当該符号器が、ターボ復号器である
ことを特徴とする付記1記載の復号器。
(付記4)
前記第1の固定値が、前記第2の固定値に等しい
ことを特徴とする付記1記載の復号器。
(付記5)
前記判定手段が、パンクチャリングフラグに基づいて判定を行う
ことを特徴とする付記1記載の復号器。
(付記6)
データ及び該データに付随する冗長データの符号の組み合わせに対する尤度に基づいて、データの硬判定結果を出力する復号方法であって、
受信したデータの一部が反転された変換データ又は第1の固定値の一方を選択し、受信した冗長データの一部が反転された変換冗長データ又は第2の固定値の一方を選択し、選択した値を加算して前記尤度を算出し、
受信したデータがゼロの場合は第1の固定値が、受信したデータがゼロでない場合は変換データが選択され、
受信した冗長データがゼロの場合は第1の固定値が、受信したデータがゼロでない場合は変換データが選択される
ことを特徴とする復号方法。
(付記7)
データ及び該データに付随する冗長データの符号の組み合わせに対する尤度に基づいて、データの硬判定結果を出力するターボ復号器であって、
入力されたデータの特定の一部のビットを反転したものと、他の部分のビットを反転したものとを出力するデータ変換手段と、
入力された冗長データの特定の一部のビットを反転したものと、他の部分のビットを反転したものとを出力する冗長データ変換手段と、
入力されたデータ又は入力された冗長データが、パンクチャされた部分に対応しない場合は、前記データ変換手段の2つの出力と、前記冗長データ変換手段の2つの出力とについて取り得る各組み合わせについて加算結果を出力し、入力されたデータが、パンクチャされた部分に対応する場合は、同じ値の2つの固定値と、前記冗長データ変換手段の2つの出力とについて取り得る各組み合わせについて加算結果を出力する尤度算出手段と、
を備えたことを特徴とするターボ復号器。
ターボ符号器の一例を示す図である。 符号器の一例を示す図である。 本発明の一実施例によるターボ復号器を示す図である。 本発明の一実施例によるD演算部の機能ブロック図を示す。 本発明の一実施例によるD演算部での手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
11,12 符号器
13 インターリーバ
302 入力バッファ
304 D演算部
306 A演算部
308 B演算部
310 B演算用メモリ
312 L演算部
314 尤度出力部
316 外部尤度演算部
318,320 メモリ
401,402 信号変換部
404,406 判定部
411,412 セレクタ
421,422,423,424 加算部
426 正規化部
431,432,433,434 加算部

Claims (5)

  1. データ及び該データに付随する冗長データの符号の組み合わせに対する尤度に基づいて、データの硬判定結果を出力する復号器であって、
    入力されたデータの一部のビットを反転して出力するデータ変換手段と、
    入力された冗長データの一部のビットを反転して出力する冗長データ変換手段と、
    入力されたデータがゼロであるか否かを判定するか、又は入力された冗長データがゼロであるか否かを判定する判定手段と、
    前記データ変換手段の出力又は第1の固定値のうち、前記入力されたデータがゼロであるか否かに応じて選択されたいずれか一方と、前記冗長データ変換手段の出力又は第2の固定値のうち、前記入力された冗長データがゼロであるか否かに応じて選択されたいずれか一方とを加算することで、尤度を算出する尤度算出手段
    を備えることを特徴とする復号器。
  2. 前記データ変換手段が、受信したデータの最上位ビットを反転して出力する第1変換手段と、受信したデータの最上位ビット以外のビットを反転して出力する第2変換手段を有するデータ変換手段とを備え、
    前記冗長データ変換手段が、受信した冗長データの最上位ビットを反転して出力する第1変換手段と、受信した冗長データの最上位ビット以外のビットを反転して出力する第2変換手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載の復号器。
  3. 当該符号器が、ターボ復号器である
    ことを特徴とする請求項1記載の復号器。
  4. データ及び該データに付随する冗長データの符号の組み合わせに対する尤度に基づいて、データの硬判定結果を出力する復号方法であって、
    受信したデータの一部が反転された変換データ又は第1の固定値の一方を選択し、受信した冗長データの一部が反転された変換冗長データ又は第2の固定値の一方を選択し、選択した値を加算して前記尤度を算出し、
    受信したデータがゼロの場合は第1の固定値が、受信したデータがゼロでない場合は変換データが選択され、
    受信した冗長データがゼロの場合は第1の固定値が、受信したデータがゼロでない場合は変換データが選択される
    ことを特徴とする復号方法。
  5. データ及び該データに付随する冗長データの符号の組み合わせに対する尤度に基づいて、データの硬判定結果を出力するターボ復号器であって、
    入力されたデータの特定の一部のビットを反転したものと、他の部分のビットを反転したものとを出力するデータ変換手段と、
    入力された冗長データの特定の一部のビットを反転したものと、他の部分のビットを反転したものとを出力する冗長データ変換手段と、
    入力されたデータ又は入力された冗長データが、パンクチャされた部分に対応しない場合は、前記データ変換手段の2つの出力と、前記冗長データ変換手段の2つの出力とについて取り得る各組み合わせについて加算結果を出力し、入力されたデータが、パンクチャされた部分に対応する場合は、同じ値の2つの固定値と、前記冗長データ変換手段の2つの出力とについて取り得る各組み合わせについて加算結果を出力する尤度算出手段と、
    を備えたことを特徴とするターボ復号器。
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