JP4527864B2 - デジタルオーディオ放送(dab)システムにおけるデジタル信号の送受信方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル通信システムの、デジタルオーディオ放送(digital audio broadcasting:DAB)、および他の種類の技術に関し、特に、このようなデジタルオーディオ放送(DAB)に用いられる、シンボルインターリーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
FM無線バンド内に、デジタルオーディオ放送(DAB)を提供するシステムは、CDの品質に近いオーディオと、データサービスを提供でき、かつ、既存のアナログFM送信よりも、より強いカバレッジを提供できる。しかし、全部がデジタル化されたDABへの移行が完了するまでの間、多くの放送業者は、アナログ信号とデジタル信号が同一の認可されたバンド内で、同時に送信できるような中間的な解決方法を必要としている。このようなシステムは、通常、ハイブリッドのバンド内オンチャネル(hybrid in-band on-channel:HIBOC)のDABシステムと称し、FM無線バンドとAM無線バンドの両方に対し開発されている。
【0003】
従来のアナログFM受信器で、大きな歪みが入らないようにするために、通常のFM HIBOC DABシステムのデータ信号は、例えば、直交周波数分割多重化(orthogonal frequency division multiplexing:OFDM)のサブキャリアを用いて、アナログFMホスト信号のいずれかの側の一方の2つの再度バンドで送信される。OFDM通信システムにおいては、デジタル信号は、複数の小さなサブキャリア周波数の変調され、これがその後平行して送信される。
【0004】
米国内においては、現行のFCC規制により確立された周波数計画は、地理的な領域内で、各送信局を800KHzで分離している。しかし、隣り合う地理的領域内の送信局は、地方送信局からわずか200KHzしか分離されていない。かくして、このようなシステムにおける干渉の主な源(ソース)は、第1隣接アナログFM干渉として知られている。このような干渉は、隣接する地理的領域内のFMホストキャリアの一部が、デジタル信号サイドバンドの位置部と周波数が重なり合う場合に発生する。第1隣接アナログFM干渉は、通常、2つのデジタルサイドバンドの一方にのみ影響を与えるが、DABシステムの性能に対しては、制限的な要素となる。強力な第1隣接干渉信号が存在すると、2つのサイドバンドの一方が干渉とは関係しない場合でも、デジタル信号送信の性能を大幅に劣化させる。
【0005】
シンボルインターリーバは、多くの通信システムで採用されている。インターリービングすることは、ある時間間隔にわたって、信号をスクランブルすることである。通常、ブロックインターリーバが採用されるが、これにおいては信号は、シンボルを2つのロウ(行)に書き込み、それらをカラム(列)から読み出すことによりスクランブルされる。インターリーバは、配置したデータの順番を、ブロックごとのベースで並べ替えているために、インターリーバの同期化技術を用いて、受信器は最初の順番に記録できるようになる。
【0006】
ブロックインターリーバは、実現が簡単なため、およびデータの追跡が容易であるために、OFDMベースのシステムで用いられている。ブロックで符号化されたシンボルを、送信する前に、多くのブロックの送信期間の間にインターリーブすると、失われたパケットに関連するシンボルが、受信器により脱インターリーブされ、多くの異なった符号化ブロックの中に見つけられる。かくして、各符号化されたブロック内で発生する、シンボルエラーの数を減らすことができ、選択されたブロック符号が、送信された信号内のすべてのシンボルエラーを修正する確立が、それに応じて増加することになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
かくして、OFDMシステムの通信システムにおいては、特に、IBOCの場合においては、受信器側のディインターリーバは、送信器側のインターリーバに同期しなければならない。しかし、必要とされるインターリーバの同期化メカニズムは、遅延を発生させ、オーバーヘッド情報と、さらに余分の処理を必要とすることになる。かくして、送信器と受信器との間で、インターリーバの同期化を必要としないような、OFDMベースの通信システムで用いられる、インターリービングする方法、およびインターリービングする装置の必要性が存在する。さらに、OFDMベースの通信システムにおいて、オーバーヘッド情報の必要性を無くし、かつシンボルインターリービングの複雑さ、および処理を低減するようなインターリービングする方法、およびインターリービング装置の必要性が存在する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、直交周波数分割多重化(orthogonal frequency division multiplexing:OFDM)を用いた、インバンドオンチャネル(in-band on-channel:IBOC)のDABシステムのような、デジタルオーディオ放送、DABシステム用のインターリービングする方法と装置を提供する。本発明の一態様によれば、本発明のインターリービングする方法と装置は、特定の時間間隔の間、信号をインターリーブするたたみ込みインターリーバを用いる。本発明のたたみ込みインターリーバは、1個のOFDMシンボル(または、IBOCシステムの適用可能なサブバンド内の活性(アクティブな)サブキャリアの数)の行(ロウ)サイズと、任意のサイズのタイムスパンとを有する。
【0009】
本発明のインターリービング方法は、フレームを受信した時間に、受信器に与えられるフレームを復号化するのに必要な情報を提供する。かくして、受信器は、新たなインターリーバブロックのスタートを待つことなく、直ちに受信したシンボルをソーティングし、復号化することが出来る。かくして本発明の自己同期化特徴により、DABシステム内の受信器は、それ自身のフレームのカウントにしたがって(送信器のフレームのカウントとは無関係に)、スクランブルされたブロックのソーティング(分類)を開始し、受信したシンボルの脱スクランブル(並べ替え)を開始する。かくして、本発明のインターリービング方法と装置は、送信機と受信器との間でインターリーバの同期化を必要とせず、かつ、送信機と受信器の間の遅延を低減させ、そして同期化したブロックインターリーバを実行する際に、メモリの必要性を50%低減できる。
【0010】
本発明の他の態様によれば、ここのたたみ込み符号化装置と、たたみ込みインターリーバをマルチシステム構造内の各サブバンドに適用可能である。かくして本発明は、各サブバンドに対し、独立したエラー拡散(error spreading)を提供できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明のインターリービング方法と装置は、たたみ込みインターリーバを用いる。本発明のたたみ込みインターリーバは、1つの特徴によれば、たたみ込みインターリーバに通常関連する可変の遅延は、1個のOFDMシンボルの行サイズを有する構造化されたメモリOFDMシンボルのサイズであり、任意のサイズのタイムスパンを有する。本発明の特徴を用いて、解決される。言い換えると、行長さは、IBOCシステムの適用可能なサブバンド内の活性(アクティブな)サブキャリアの数に対応する。
【0012】
たたみ込みインターリーバは、フレームを受信した時間に受信器に与えられたフレームを、復号化するのに必要な情報を提供する。かくして、ブロックインターリーバとは異なり、本発明のDABシステムの受信器は、インターリーバブロックのスタートを待つことなく、直ちに受信したシンボルのソーティングと復号化を開始することができる。本発明の自己同期化特徴により、OFDMベースのIBOCシステム内の受信器は、自分自身のフレームのカウントにしたがって(送信器のフレームのカウントとは別個に)、スクランブルされたブロックをソーティングし、受信したシンボルのディスクランブリングを開始することができる。OFDMベースの通信システム用のインターリービング方法と装置は、送信機と受信器とも間のインターリーバの同期化を必要とせず、かつ、送信機と受信器との間の遅延を低減し、同期化したブロックインターリーバで必要とされるメモリ容量を、約50%低減できる。
【0013】
図1は、FM HIBOC DABシステムの周波数スペクトラムの一部を表し、パワーPと周波数Fとの関係を表す。本発明は、AM HIBOC DABシステムにも適用されるが、これは当業者に明らかである。図1に示すスペクトラムの一部は、低デジタルサイドバンド102と、高デジタルサイドバンド104に関連する、アナログホストFM信号100を有する。サイドバンドは、HIBOC DABシステムで、デジタルオーディオ情報を送信するのに用いられる、周波数スペクトラムの一部を表す。
【0014】
図1に示したFM HIBOC DABシステムにおいては、オーディオ信号が、まずマルチ多重記述符号化技術(multi-descriptive coding technique)を用いて符号化されて、2つのストリームS1、S2を生成する。このストリームS1、S2は、ホストFM信号上をそれぞれサイドバンド102、104として送信される。多重記述符号化技術S1、S2を別々の周波数バンドで送信することにより、情報ダイバシティと周波数ダイバシティの両方を与えることができる。
【0015】
その後2つのストリームS1、S2は、2つのクラス、すなわちクラスI(コア)と、クラスII(強化)に、ビットストリームクラスファイア(分類器)を用いて分割される。クラスIのビットは、より重要なオーディオ情報を表し、より高いレベルのエラー保護、例えば、最も内側のサブバンドB、Cをビットに関連づけることにより、すなわち第1の隣接チャネル干渉にあまり影響を受けないサブバンドに関連づけることにより、より高いレベルの保護が与えられる。クラスIIのビットは、クラスIのビットよりもオーディオ品質に対しては、重要性は低いと決定されたものであり、これは、最も内側のサブバンドA、D(すなわち第1隣接チャネル干渉に対し、より影響を受けやすいサブバンド)をそれに関連づけることにより、より低いレベルのエラー保護を与えられる。性能のゲインは、サイドバンドに対し干渉の変動を導入することにより、この種のエラー保護から得ることができる。他の干渉保護技術、例えば、サブバンドAとよりも、サブバンドBとCに対し、より高い伝送パワーを提供する技術も用いることができる。
【0016】
以下に説明する実施例のシステムは、外部(outer)の周期冗長性符号(cyclic redundancy code:CRC)と、差分直交位相シフトキーイング(differential quadrature phase shift keyed:DQPSK)/OFDM変調を用いて、サブバンドA、B、C、Dを符号化している。この構成により、4個の異なるビットストリーム105−1、ないし105−4の全部が得られる。図2、4で説明するように、本発明は、別個のインターリーバ/ディインターリーバをマルチストリーム構造の4個のサブバンドのそれぞれに適用する。かくして本発明は、各サブバンドに対し独立したエラー拡散(error spread)を提供できる。
【0017】
送信されたシンボルのDQPSK変調は、周波数選択性フェージングと発振器の位相ドリフィットに対し、耐性を有する。差分符号化は、OFDMトーン間の周波数に対し実行される。送信すべきデジタル信号と、外部(outer)巡回冗長性符号CRCは、サイドバンド102、104のそれぞれに対し繰り返される。各サイドバンドは、例えばOFDMサブキャリアの組を表す、N個の成分(図示せず)を含む。
【0018】
図2は、本発明が適用されるFM HIBOC DABシステムの送信器200を表す。このFM HIBOC DABシステムは、送信器200と受信器300を有し、これらに関しては図3で説明する。図2、3は、このシステムのデジタル部分、すなわちデジタル信号の生成と処理に関連する部分にのみを示す。従来の処理装置を付加することにより、アナログ信号も処理できる。従来のOFDMシステムの詳細な議論は、例えば、W. Y. Zou and Y. Wu, 著の“COFDM-An Overview,”IEEE Trans. Broadcasting, Vol. 41, No. 1, 1-8 (March 1995) あるいは、J. A. C. Bingham, “Multicarrier Modulation for Date Transmission: An Idea Whose Time Has Come,”IEEE Comm. , 5-14(May 1990) を参照のこと。
【0019】
通常PACオーディオ符号化器202は、オーディオ圧縮技術を用いて、最大128kbpsまで変化するビットレートでもって符号化されたオーディオ信号を生成する。これに関しては例えば、D. Sinha, J. D. Johnston, S. Dorward and S. R. Quackenbush, 著の“The Perceptual Audio Coder,”in Digital Audio, Section 42, pp. 42-1 to 42-18, CRC Press, 1998, を参照のこと。この符号化されたオーディオビットストリームが、CRC符号化器204に加えられ、このCRC符号化器204がCRCエラー検出ブロック符号を用いて、従来方法でCRCビットを生成する。CRCは、送信器200で用いられる外部符号(outer code)の一種である。他の外部符号、例えば、Reed-Solomon(RS)符号と、Bose-Chadhuri-Hocquenghem(BCH)符号も含む。
【0020】
図2に示すように、FM HIBOC DABの送信器200は、たたみ込み符号化器220を有し、公知のチャネル符号化に従って、オーディオビットストリームを符号化する。さらに送信器200は、たたみ込みインターリーバ222とDQPSK変調器224とOFDM変調器226を含む。たたみ込み符号化器220における、たたみ込み符号化は、送信器200で用いられる内部符号(inner code)の一種である。他の種類の内部コード、例えばブロック、あるいはたたみ込み符号、いわゆるターボ符号、およびトレリス符号化変調の符号化技術も含む。OFDM変調器226からの変調された出力は、デジタルサイドバンド102と104に対応し、FM放送チャネル230を介して受信器(図示せず)に送信される。DQPSK変調器224は、インターリーブされたビットストリームを処理して、各QPSKシンボルに対し2個のビットを生成し、さらにこれはその後、OFDM変調器226により適宜のサブキャリアにマッピングされる。
【0021】
前述したように、本発明は、別々のたたみ込み符号化器220とたたみ込みインターリーバ222をマルチストリーム構造の4個のサブバンドA、B、C、Dのそれぞれに適用する。かくして本発明は、各サブバンドに対し独立したエラー拡散を提供できる。たたみ込みインターリーバ222は、公知の方法に従って、周波数領域からの情報を用いて、時間領域でオーディオ情報をインターリーブする。
【0022】
図3は、本発明が適用されるFM HIBOC DABシステムの受信器300を示す。この受信器300は、OFDM復調器302、DQPSK復調器304、たたみ込みディインターリーバ310、たたみ込み復号化器320、CRC復号化器330、340を有し、送信器200の対応する素子の逆の機能を実行する。本発明によれば、この別々のたたみ込みディインターリーバ310とたたみ込み復号化器320が、マルチストリーム構造の4個のサブバンドA、B、C、Dのそれぞれに適用される。かくして本発明は、各サブバンドに対して独立したエラー拡散を提供できる。
【0023】
図4は、受信器300が受信した4個のサブバンドA、B、C、Dに対し、パワーPと周波数fを時間tにわたってプロットした図である。本発明のたたみ込みインターリーバは、自己同期化信号を生成するために、受信器300は、それ自身のフレームカウントにしたがって(送信器のフレームカウントとは無関係に)、スクランブルされたブロックをソーティングと、受信したシンボルのディスクランブリングを開始する。受信器300が時間tにわたって受信したデジタルオーディオデータの4個のフレーム410、420、430、440を図4に示す。受信器300が各フレームを受信すると、十分な情報が受信器300に対し与えられ、現在のフレームのオーディオ情報のソーティングとデコーディングを開始する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるHIBOC DABシステムの周波数スペクトラムの一部を表す図。
【図2】本発明が適用される、HIBOC DABシステムの送信器のブロック図。
【図3】本発明によるシグネチャーOFDMフレームのフォーマットを表す図。
【図4】本発明が適用される、HIBOC DABシステムの受信器のブロック図。
【符号の説明】
100 アナログホストFM信号
102 低デジタルサイドバンド
104 高デジタルサイドバンド
105 ビットストリーム
200 送信器
202 PACオーディオ符号化器
204 CRC符号化器
220 たたみ込み符号化器
222 たたみ込みインターリーバ
224 DQPSK変調器
226 OFDM変調器
230 FM放送チャネル
300 受信器
302 OFDM復調器
304 DQPSK復調器
310 たたみ込みディインターリーバ
320 たたみ込み復号化器
330 CRC復号化器
340 PACオーディオ復号化器
410、420、430、440 フレーム
Claims (20)
- デジタルオーディオ放送(DAB)システムにおいてデジタル信号を送信する方法であって、
(A)インバンドオンチャネルシステムのサブバンド内のアクティブなサブキャリアの数に等しい行サイズを有するたたみ込みインターリーバを用いて、デジタル信号内のビットをインターリーブするステップ、
(B)前記インターリーブされたビットをシンボルにマッピングするステップ、及び
(C)前記シンボルを受信器に送信するステップ
を備える方法。 - 前記たたみ込みインターリーバが1つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルに等しい行サイズを有することを特徴とする請求項1記載の方法。
- (D)前記DABシステム内の各サブバンドに、別のたたみ込みインターリーバを適用するステップさらに備える請求項1記載の方法。
- (E)前記DABシステム内の各サブバンドに、別のたたみ込み符号化器を提供するステップを備える請求項1記載の方法。
- デジタルオーディオ放送(DAB)システムにおいてデジタル信号を受信する方法であって、
(A)送信器から送信されたシンボルを受信するステップ、
(B)インターリーブされたビットを生成するために、前記シンボルを復調するステップ、及び
(C)インバンドオンチャネルシステムのサブバンド内のアクティブなサブキャリアの数に等しい行サイズを有するたたみ込みディインターリーバを用いて、前記インターリーブされたビットを、脱(ディ)インターリーブするステップ
を備える方法。 - 前記たたみ込みディインターリーバが1つのOFDMシンボルに等しい行サイズを有することを特徴とする請求項5記載の方法。
- 前記ディインターリーバは、前記送信器のフレームカウントとは関係なく、スクランブルブロックをソートし、前記受信したシンボルを脱(ディ)スクランブルすることを特徴とする請求項5記載の方法。
- (D)前記DABシステム内の各サブバンドに、別のたたみ込みディインターリーバを適用するステップをさらに備える請求項5記載の方法。
- (E)前記DABシステム内の各サブバンドに、別のたたみ込み復号化器を提供するステップを備える請求項5記載の方法。
- (F)前記送信器のフレームカウントとは無関係に、時間にわたって周波数領域で、前記受信したシンボルをソーティングし、復号化するステップをさらに備える請求項5記載の方法。
- デジタルオーディオ放送DABシステムの送信器であって、
インバンドオンチャネルシステムのサブバンド内のアクティブなサブキャリアの数に等しい行サイズを有し、デジタル信号内のビットをインターリーブするたたみ込みインターリーバ、
前記インターリーブされたビットを、シンボルにマッピングする、ビットからシンボルへのマッパー、及び
前記シンボルを受信器に送信するOFDM変調器
を備えた送信器。 - 前記たたみ込みインターリーバが1つのOFDMシンボルに等しい行サイズを有することを特徴とする請求項11記載の送信器。
- (D)前記DABシステム内の各サブバンド用の、別のたたみ込みインターリーバをさらに備えた請求項11記載の送信器。
- (E)前記DABシステム内の各サブバンドに、別のたたみ込み符号化器をさらに備えた請求項11記載の送信器。
- デジタルオーディオ放送DABシステムの受信器であって、
送信器から送信されたシンボルを受信するOFDM復調器、
インターリーブされたビットを生成するために、前記シンボルを復調するシンボルからビットへのマッパー、及び
前記インターリーブされたビットを脱インターリーブするたたみ込みディインターリーバであって、インバンドオンチャネルシステムのサブバンド内のアクティブなサブキャリアの数に等しい行サイズを有するたたみ込みディインターリーバ
を備えた受信器。 - 前記たたみ込みディインターリーバは1つのOFDMシンボルに等しい行サイズを有することを特徴とする請求項15載の受信器。
- 前記たたみ込みディインターリーバは、前記送信器のフレームカウントとは関係なく、スクランブルブロックをソートし、前記受信したシンボルを脱スクランブルすることを特徴とする請求項15記載の受信器。
- (D)前記DABシステム内の各サブバンドに別のたたみ込みディインターリーバをさらに備えた請求項15記載の受信器。
- (E)前記DABシステム内の各サブバンドに別のたたみ込み復号化器をさらに備えた請求項15記載の受信器。
- 前記受信器が、前記送信器のフレームカウントとは無関係に、時間にわたって周波数領域で、前記受信したシンボルをソーティングし、復号化することを特徴とする請求項15記載の受信器。
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