JP4527851B2 - ドキュメント改訂・配布管理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、工業製品に添付されるドキュメントの改訂・配布の管理に関するものであり、ハードウェアの単位構成要素を組み合わせた最終製品をそれぞれの納入先に収めた後の、ハードウェアの変更、ドキュメントのバージョンアップ等によるドキュメントの改訂配布に際して、配布が必要な納入先を調べて必要部分を配布するシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
検索機能付きの電子化ドキュメントは、CD−ROMやインターネットなどの媒体によりドキュメント提供側が予めドキュメントに含める情報を選別して編集した結果を利用者に提供する方法をとっている。またその後の改訂などによりドキュメントが変更・更新されると、その都度顧客に対して再編集した結果を再配布する。従って、利用者はそれまで利用していたドキュメントをそのまま続けて利用する事は考えられていなかった。
【0003】
幾分かでも再配布量を減らす目的で、特開平8−212202号公報では、作業フェーズに応じて適切なメディアに分割してそれらを組み合わせて提供することが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来工業製品に付属するドキュメントに関し、紙媒体やCD−ROMやネットワークなどを利用した1冊単位のドキュメント配布では、最新配布した版は顧客が書込みなど自分が利用する際の独自メモが残せないという課題があり、更にメーカで改訂がなされてもメーカ側の管理が不適切で改訂の通知が顧客に送られないことが生じたり、一部の改訂でも新しい編集による配布が発生し、ある顧客には不必要な改訂版が送付されることもある。こうして必要な顧客に必要な部分のみを適切に改訂配布することが困難であるという課題があった。
また、ドキュメント及びそれに付属するインデックスが静的に媒体に格納された状態で配布されるため、検索対象となるドキュメントデータの改訂や組替え、変更、アップデートが困難であるという課題もある。
【0005】
本発明は、顧客毎に異なる製品要素を組み合わせてできた最終製品に対応して顧客に提供したドキュメントを統合して管理し、製品要素の組み替え、ドキュメントのバージョンアップがあると、どの顧客には改訂ドキュメントを再配布すべきかを調べて最新版を送付するようにした。その際に、ドキュメント提供側は全てを編集するのではなく、必要部分のみを抜き出して送付するようにした。
顧客側ではメーカ側から部分要素の改訂に関連する部分ドキュメントの送付を受けると、それをバージョン管理することで従来ドキュメントの独自利用も併用できるようにした。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るドキュメント改訂・配布管理システムは、製品に添付するドキュメントを改訂して対応配布、差し替え管理するシステムにおいて、
製品を構成する製品要素と、全体ドキュメントを構成する部分ドキュメントとをバージョン対応で管理する製品要素/部分ドキュメント・バージョン対応テーブルと、
製品を構成する製品要素を適宜用いて最終製品として納入した納入先を最終製品対応で管理する最終製品/納入先管理テーブル、または最終製品に対応する全体ドキュメントを納入先別に管理する全体ドキュメント/納入先管理テーブルを備えた配布サーバを備えて、
ドキュメントの改訂配布を行う場合は、配布サーバは製品要素/部分ドキュメント・バージョン対応テーブルと、最終製品/納入先管理テーブルまたは全体ドキュメント/納入先管理テーブルを参照して、必要な納入先に改訂した部分ドキュメントを送付するようにした。
【0007】
また更に、最終製品を構成する製品要素群を最終製品/納入先管理テーブルに含めるか、または全体ドキュメントを構成する部分ドキュメント群を全体ドキュメント/納入先管理テーブルに含めて管理するようにした。
【0008】
また更に、最終製品/納入先管理テーブル、または全体ドキュメント/納入先管理テーブルは、納入先と、最終製品または全体ドキュメントの対応をマトリックス形式で管理するようにした。
【0009】
また更に、配布サーバにはオンライン送信手段を設け、納入先側にはクライアントとしてオンライン受信手段を備えて、
配布サーバは部分ドキュメントが改訂されると、全体ドキュメント/納入先管理テーブルを参照して対応する部分ドキュメントの配布が必要な納入先を確定してオンライン送信し、
クライアントはオンライン送信を受信して、全体ドキュメントを構成する部分ドキュメントをバージョン対応で管理するようにした。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
この実施の形態におけるシステムは、ハードウェア等に付属するドキュメント商品など、顧客と保守契約やサポート契約を締結することなどにより、後にネットワークを含むコンピュータシステム上で製品に関連する電子化ドキュメントを定時的に顧客に配信するサービス事業などにおけるドキュメントの改訂・配布システムの改良を目的とする。即ち、顧客が購入した工業製品に対応して顧客に提供したドキュメントを統合して管理し、顧客側は購入した製品に対応したドキュメントの受信機能とドキュメント構成テーブルを備えて、電子化ドキュメントを1冊の電子化ドキュメントとして管理する。
【0011】
以下、具体的に構成と動作を説明する。図1は本実施の形態におけるドキュメント改訂・配布管理システムの構成例を示す図である。図において、製品製造側のドキュメント登録端末22はドキュメント配布サーバ23と接続され、ドキュメント配布サーバ23は顧客側である複数のクライアント側コンピュータ21と通信回線24を介して接続されている。
ドキュメント配布サーバ23には、各顧客に納めたハードウェア最終製品に対応したドキュメントを管理する記憶部があり、図2に詳細を示す全体ドキュメント/納入先・管理テーブル231と、図3に詳細を示す最終製品/納入先・管理テーブルと、図4に詳細を示す製品要素/部分ドキュメント・バージョン対応テーブルを持っている。この図は、ハードウェア最終製品がそれを構成する部品または部分製品としての製品要素の組合せでできており、部分ドキュメントはこれらの個々の製品要素毎に分解して章、節単位で記述されているので、最終製品のシーケンサAがハードウェアのQCPU製品要素を含んでいれば、そのQCPUのみを解説した部分ドキュメントも含んでいることを表している。一方、顧客側のクライアント側コンピュータ21には、図5に詳細を示すドキュメント属性情報管理テーブル211がある。
【0012】
図6ないし図10は、図1に示す各装置が行う動作を示すフローチャートである。これらの図と、構成及び各テーブルの図によって動作を説明する。
図6は全体ドキュメントを構成する部分ドキュメントを、ドキュメント登録端末22からドキュメント配布サーバ23へ登録する際の、主としてドキュメント配布サーバ23が行う登録動作を示している。
ハードウェアの最終製品に付属するドキュメントが完成すると、例えば図4の製品要素/部分ドキュメント・バージョン対応テーブル233に対して登録を行う。例としてシーケンサAの新しいバージョン3を登録する場合には、対応して横軸に全体ドキュメントを構成する部分ドキュメント(ドキュメント基本単位)を含む場合は○で展開していく。図4の階層情報2333とは、ドキュメントの章、節、項と順に細分化された単位を表す。例えばQCPUユーザーズマニュアル(ハードウェア編)階層1.0.0(第1章)がバージョン4にはある。説明が前後するが、図6におけるステップS39の登録はこの動作をする。
【0013】
図6のステップ(以後、Sと略記する)31で、ドキュメント登録端末22からこうした図4の最終製品対応の部分ドキュメント構成を細分化して登録入力されると、S32でドキュメント配布サーバ23は、最終製品、例えばシーケンサAは、ある顧客に納入されるのであるから、まずその最終製品を納める納入先に展開して、図2に示す全体ドキュメント/納入先・管理テーブル231に納入する全体ドキュメントを部分ドキュメントの集合として登録していく。このとき全体ドキュメント/納入先・管理テーブル231に、既に同一の製品名、バージョンが登録されていないことをS33で確認してS36で追記して行く。
S37で、それまでの図4の製品要素/部分ドキュメント・バージョン対応テーブル233を検索し、既に同一の最終製品、バージョンが登録されていないことをS38で確認して、製品要素/部分ドキュメント・バージョン対応テーブル233にS39で追加登録をする。
図3はハードウェア最終製品を顧客毎に展開した、最終製品/納入先・管理テーブル232である。図2と図3は、どちらかを定めると、他方のテーブルは、図4の製品要素/部分ドキュメント・バージョン対応テーブル233をキーとして参照して展開できる。
【0014】
基本的には図6の登録動作につきるのであるが、既に出来ている製品を新しく顧客が購入した場合のドキュメント配布管理を説明する。
図7はその動作を説明する動作フロー図である。即ち新しい顧客があるハードウェアを購入すると、図7のS41でそれをドキュメント登録端末22から入力する。その後の動作、S41ないしS44は、図6のS31ないしS34に対応している。S45では、図6のS35とS36の動作を行っている。
追加要請等で顧客がドキュメントを購入したり、配布した場合にも、図6相当の配布管理を行う。図8はその場合の動作を示すフローであり、S51ないしS55は、図6のSS31ないしS34及びS35とS36と同様の動作を行っている。
重ねて述べるが、図7と図8の動作フローは図6で表現しても同じであり、その特殊なケースを示している。
【0015】
ドキュメントまたはハードウェアが改訂されて、それに伴ってドキュメントを再配布する動作を図9によって説明する。
ドキュメントが改訂されると、S61でどの階層が改訂されたかを登録する。ドキュメント配布サーバ23はS62でこれを受け付けて、図2の全体ドキュメント/納入先・管理テーブル231に新しいバージョンとして追加登録する。その際、S63で前のバージョンを配布した顧客を検索し、S65でそのユーザを記憶する。これはS66でハードウェアを基にした図3の最終製品/納入先・管理テーブル232で確認が出来る。S68では、確認がとれた顧客を記憶する。S69でこれらの顧客に改訂した部分ドキュメントを通知し、配布する。
なお、一般的にはハードウェアが改訂されて、対応してドキュメントを再配布する。もちろん、ドキュメントのみをバージョンアップする場合もある。
【0016】
ドキュメントの改訂配布を図2ないし図4を用いて具体例で説明する。
図2において、QCPU(Qモード)ユーザーズマニュアル(ハードウェア編)の第1章第1節題1項が改訂されたところから説明を始める。
図2において、ドキュメント名2312のQCPU(Qモード)ユーザーズマニュアル(ハードウェア編)の第1章第1節第1項はバージョン2313が1 2311Aであったが、改訂により最新バージョンは2 2311Bになったとする。
図9のS62でこの入力があると、ドキュメント配布サーバは、図2の2311Aの列を調べて従来のバージョンであるバージョン1を配布した顧客を検索する(S63)。この場合、顧客2と顧客3が該当するので、これを記憶領域に記憶する。
【0017】
次に、最終製品/納入先・管理テーブル232を参照し、あればS65で顧客が保有している製品のバージョンを特定する。この場合、顧客2は図3のシーケンサAバージョン2 2322Bを保有し、顧客3はシーケンサAのバージョン1 2322Aを有していることが検索して特定されるので、これを記憶領域に記憶する。
次に、製品要素/部品ドキュメント・バージョン対応テーブル233を参照し、S67で求めた顧客名と顧客が保有する製品のバージョンを検索キーに検索し、改訂されたドキュメント基本単位が、顧客が保有するハードウェアが適用可能であるかどうか特定する。
図4によれば、この場合、顧客2はシーケンサAのバージョン2 2322Bを保有しているので、改訂されたドキュメント基本単位を配布する対象である。一方、顧客3はシーケンサAのバージョン1 2332Aを保有しているので、改訂されたドキュメント基本単位の配布の対象にならない。よって、S68で顧客2が配布の対象として特定される。
【0018】
なお、本実施の形態では、図2〜4の各テーブルはマトリックス形式のテーブルである。この形式は縦横欄の交点に丸印を記入することで該当することが判り、検索に非常に便利な形式となっている。しかしテーブルはこれに限定されて逐次記述形式でも良い。
配布の対象を特定すると、改訂された通知を配布対象顧客に送付する。顧客を通知を受けると、必要に応じて改訂されたドキュメント基本単位のバージョンアップを行うかどうか決定する。
【0019】
ドキュメント配布サーバ23から改訂通知が送られてきた場合に、顧客側が行うバージョンアップ管理を図10により説明する。
図9のS69で改訂通知を受信した顧客は、該ドキュメント基本単位のバージョンアップの必要性を判断し、必要である場合には、図10のS71でクライアント側コンピュータ21を通じてドキュメント配布サーバに対しバージョンアップを行う要求を行う。
S72でバージョンアップの要求を受け付けたドキュメント配布サーバ23は、要求した顧客名を該レコードに追加する。
顧客2からクライアント側コンピュータ21によってバージョンアップ要求を行った場合、ドキュメント配布サーバ23は図2の全体ドキュメント/納入先・管理テーブル231の顧客2カラム 2311Aに顧客2が改訂を行ったことをS72で記憶する。
顧客2が改訂通知を受信したが改訂の要求を行わなかった場合、何も処理は行わない。
【0020】
全体ドキュメント/納入先・管理テーブル231への顧客メモの登録を行った後、ドキュメント配布サーバ23はS73で、クライアント側コンピュータ21に対して改訂されたバージョンのドキュメント基本単位を送信し、S74でクライアント側コンピュータ21はドキュメント基本単位を受信しダウンロードする。
【0021】
クライアント側コンピュータにおいて顧客がダウンロードした部分ドキュメント群から、1冊の全体ドキュメントとして閲覧及び必要部分の検索が可能なように構成管理するドキュメント再構成を図5を用いて説明する。
クライアント側コンピュータ21は、部分ドキュメントをダウンロードすると同時に、ドキュメント配布サーバ23から該ドキュメントの部分ドキュメントとしてのドキュメント基本単位部分名、バージョン情報、階層情報を得て、この情報を基に既に記憶領域に記憶している従来のバージョンのドキュメント基本単位を特定し、そのドキュメント基本単位を記憶領域の退避領域にコピーし、ダウンロードしたドキュメント基本単位で上書きする。
即ち具体的には、図5のドキュメント属性情報管理テーブル211に、ダウンロードしたドキュメント基本単位のドキュメント基本単位部分名と階層情報とバージョンと選択フラグを横軸に展開して1つレコードとして記憶する。選択フラグは顧客が該部分ドキュメントとしてのドキュメント基本単位を検索対象として使用するかどうか指定するフラグである。
【0022】
次に、階層情報を基にドキュメント基本単位群をソートし直し、1冊のドキュメントとして再構成する。このとき、新しいバージョン2 2117として登録、記憶すると共に、ドキュメント基本単位群の構成旧いバージョン2116とは代わっているが、旧いバージョン1 2116も図5(b)に示すように併せて保存して、後に参照ができるよう構成することもできる。
これは例えば、図5(c)のように、旧いバージョンも含めて顧客が利用に便利なように部分ドキュメント単位または頁毎に、メモを電子的に記入し、必要に応じて参照するためである。電子的に追記されたメモも、図5(a)のメモ欄にインデックスを付加してドキュメント基本単位部分名とメモ内容を1つのレコードとし、メモ情報管理データベースに記憶、登録する。
なお、本実施の形態では、インターネットを介しており、SMTPプロトコルで通知するため、連絡先情報として少なくともメールアドレスを記憶する。また、指定されたドキュメント基本単位はインターネットを介して、HTTPプロトコルにより、ドキュメント配布サーバ23からクライアント側コンピュータに送られる。
こうして、ドキュメント改訂・管理の確度が向上し、かつ更新の時間が短縮できる。
【0023】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ハードウェアやソフトウェアに付属するドキュメント商品など、顧客と保守契約やサポート契約を締結した後、コンピュータシステム上で電子化ドキュメントを定期的に顧客に配信するサービスが可能で、確度が高く、配布時間も短縮できる効果がある。
即ち、ドキュメント提供側は利用者である顧客毎のニーズにマッチした部分をピックアップしてドキュメントを構成することが可能である。
また、電子化ドキュメントの検索機能の検索対象は、予め利用者毎に編集されており、不要な部分を含まないので、全文検索時の検索制度の低さ、つまり、本来検索にヒットして欲しくない事項までヒットすることを回避することができ、効果的な検索ができる効果もある。
【0024】
利用者にとっても、バージョンアップ等でドキュメントを組み替える場合にも、必要な部分ドキュメントをダウンロードし、ドキュメントを組み直し再度、動的に旧バージョンも含めた生成をすることにより、電子メモを有効利用できるドキュメントを再構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態1におけるドキュメント改訂・配布管理システムの構成を示す図である。
【図2】 実施の形態1における全体ドキュメント/納入先・管理テーブルの例を示す図である。
【図3】 実施の形態1における最終製品/納入先・管理テーブルの例を示す図である。
【図4】 実施の形態1における製品要素/部分ドキュメント・バージョン対応テーブルの例を示す図である。
【図5】 実施の形態1におけるドキュメント属性情報管理テーブルの例を示す図である。
【図6】 実施の形態1における主としてドキュメント配布サーバが行うドキュメント登録動作のフロー図である。
【図7】 製品を顧客が新規購入した際のドキュメント配布動作のフロー図である。
【図8】 ドキュメントを顧客に納品した場合の配布動作フロー図である。
【図9】 実施の形態1におけるドキュメント改訂時の再配布を行うまでの動作を説明するフロー図である。
【図10】 クライアント側コンピュータでドキュメント属性情報管理テーブルを作成するまでのフローを示す図である。
【符号の説明】
21 クライアント側コンピュータ、22 ドキュメント登録端末、23 ドキュメント配布サーバ、211 ドキュメント属性情報管理テーブル、231 全体ドキュメント/納入先・管理テーブル、232 最終製品/納入先・管理テーブル、233 製入要素/部分ドキュメント・バージョン対応テーブル。
Claims (1)
- 製品のドキュメントを構成する複数の部分ドキュメントのうち改訂された部分ドキュメントがあることを上記製品を納入した納入先のクライアント装置にネットワークを介して通知する配布サーバを備えたドキュメント改訂・配布管理システムにおいて、
上記配布サーバは、
製品の製品名と当該製品のバージョンと当該バージョンの製品のドキュメントの部分ドキュメントの部分ドキュメント名と改訂後の部分ドキュメントバージョンとを対応させて複数記憶する製品要素/部分ドキュメント・バージョン対応テーブルと、
製品の製品名と当該製品のバージョンと当該バージョンの製品が納入された納入先の顧客名とを対応させて複数記憶する最終製品/納入先管理テーブルと、
部分ドキュメントの部分ドキュメント名と部分ドキュメントバージョンと当該部分ドキュメントバージョンの部分ドキュメントを配布した顧客名とを対応させて複数記憶する全体ドキュメント/納入先管理テーブルと
を有する記憶部を備え、
上記配布サーバは、
改訂された部分ドキュメントの部分ドキュメント名と改訂された後の部分ドキュメントバージョンとを入力し、
入力した部分ドキュメント名を用いて上記全体ドキュメント/納入先管理テーブルを検索して、検索に用いた部分ドキュメント名と一致する部分ドキュメントであって、かつ、入力した部分ドキュメントバージョンよりも前のバージョンの部分ドキュメントを配布した顧客名と当該顧客名と対応する部分ドキュメント名と部分ドキュメントバージョンとを取得し、
上記全体ドキュメント/納入先管理テーブルから取得した顧客名を用いて上記最終製品/納入先管理テーブルを検索して、検索に用いた顧客名と一致する顧客名と対応する製品の製品名と製品のバージョンとを取得し、
上記最終製品/納入先管理テーブルから取得した製品の製品名と製品のバージョンとを用いて上記製品要素/部分ドキュメント・バージョン対応テーブルを検索して、当該製品の製品名と当該製品のバージョンとに対応する部分ドキュメントの部分ドキュメント名と改訂後の部分ドキュメントバージョンとを取得し、
上記製品要素/部分ドキュメント・バージョン対応テーブルから取得した部分ドキュメントの部分ドキュメント名と改訂後の部分ドキュメントバージョンと、上記全体ドキュメント/納入先管理テーブルから取得した顧客名と部分ドキュメント名と部分ドキュメントバージョンとを照合して、顧客に納入された製品の部分ドキュメントのうち顧客に配布されていないバージョンの部分ドキュメントがある顧客名を特定して、特定した顧客名の納入先のクライアント装置へネットワークを介して部分ドキュメントが改訂されたことを通知する
ことを特徴とするドキュメント改訂・配布管理システム。
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