JP4527517B2 - 電子機器、電子機器システムおよび燃料電池パックの出力電力制御方法 - Google Patents

電子機器、電子機器システムおよび燃料電池パックの出力電力制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、燃料電池パックを電源として用いる電子機器、電子機器システムおよび燃料電池パックの出力電力制御方法に関する。
従来、燃料電池パックを電源として動作する電子機器が提案されている。
燃料電池パックは、リチウムイオン電池と異なり、瞬間的な大電流出力に対応できない。このため、予め電池容量に余裕をもたせた燃料電池パックを電子機器の電源として使用する方法が考えられる。
しかしながら、燃料電池パックの電池容量を大きくするためには、電池セルのスタッキングが必要になり、燃料電池パックが大型化してしまう。また、電池容量に余裕をもたせた燃料電池パックは、電子機器の負荷が最大とならないときは、必要以上の電力を出力してしまう。このため、電力消費の効率が悪くなる。
特許文献1(特開2002−169629号公報)、特許文献2(特開2004−192172号公報)および特許文献3(特開2004−213959号公報)には、予め電池容量に余裕をもたせた燃料電池パックを使用しなくてもよい電子機器が記載されている。
特許文献1および特許文献2には、燃料電池パックが電源として使用される場合に、電子機器の消費電力を抑制する技術が記載されている。具体的には、燃料電池パックが電源として使用される場合に、省電力モードとなる電子機器が記載されている。
また、特許文献3には、消費電力の異なる複数のモードを有し、モード変更時に燃料電池パックの出力電力を変更する電子機器が記載されている。
特開2002−169629号公報 特開2004−192172号公報 特開2004−213959号公報
しかしながら、特許文献1、特許文献2および特許文献3に記載の電子機器では、省電力モード等の所定モード下では、燃料電池パックの出力は一定である。このため、その所定モード下で電子機器の負荷の動作状態が変動した場合、燃料電池パックは、必要以上に電力を供給してしまう可能性があり、この場合、電力消費の効率が悪くなる。
本発明の目的は、燃料電池パックが無駄な電力を出力することを抑制可能な電子機器、電子機器システムおよび燃料電池パックの出力電力制御方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、出力電力を変更可能な燃料電池パックが供給する電力により動作可能な電子機器であって、複数の負荷と、前記複数の負荷のいずれかの動作状態の変更を要求する要求情報を受け付ける入力部と、前記入力部が受け付けた要求情報に基づいて前記燃料電池パックの出力電力を制御する制御部とを含み、前記制御部は、前記複数の負荷ごとに、前記負荷とその負荷の消費電力とを関連づけて格納する格納部と、前記入力部が受け付けた要求情報により動作状態の変更を要求された負荷と関連づけて前記格納部に格納されている消費電力を読み取り、その読み取られた消費電力に基づいて前記燃料電池パックの出力電力を制御する電源制御部と、を含む。
また、本発明の燃料電池パックの出力電力制御方法は、出力電力を変更可能な燃料電池パックが供給する電力により動作可能であり、複数の負荷と、前記複数の負荷ごとに前記負荷とその負荷の消費電力とを関連づけて格納する格納部と、を含む電子機器が行う燃料電池パックの出力電力制御方法であって、前記複数の負荷のいずれかの負荷の動作状態の変更を要求する要求情報を受け付ける入力ステップと、前記要求情報に基づいて前記燃料電池パックの出力電力を制御する制御ステップと、を含み、前記制御ステップでは、前記要求情報により動作状態の変更を要求された負荷と関連づけて前記格納部に格納されている消費電力を読み取り、その読み取られた消費電力に基づいて前記燃料電池パックの出力電力を制御する
上記の発明によれば、燃料電池パックの出力電力は、入力部が受け付けた要求情報に基づいて制御される。この要求情報は、複数の負荷のいずれかの動作状態の変更を要求する情報である。このため、燃料電池パックの出力電力は、負荷の状況に応じて制御される。したがって、燃料電池パックが無駄な電力を出力することを抑制可能となる。
なお、前記複数の負荷のいずれかの起動を要求する起動要求情報が受け付けられると、前記燃料電池パックの出力電力をあげることが望ましい。
上記の発明によれば、燃料電池パックの出力電力を負荷の増加に応じて制御することが可能になる。
また、前記複数の負荷のいずれかの動作停止を要求する停止要求情報が受け付けられると、前記燃料電池パックの出力電力を下げることが望ましい。
上記の発明によれば、燃料電池パックの出力電力を負荷の減少に応じて制御することが可能になる。
上記の発明によれば、燃料電池パックの出力電力は、電子機器の消費電力に基づいて制御される。このため、燃料電池パックが無駄な電力を出力することを抑制可能となる。
また、前記動作状態の変更を要求された負荷が動作状態を変更した際に前記電子機器が必要とする電力を前記読み取られた消費電力に基づいて算出し、前記燃料電池パックがその算出された電力を出力するように、前記燃料電池パックの出力電力を制御することが望ましい。
上記の発明によれば、燃料電池パックが無駄な電力を出力することを高い確率で抑制可能となる。
また、前記起動要求情報にて起動を要求された負荷が起動可能か否かを前記読み取られた消費電力に基づいて判断し、前記負荷の起動が可能であると判断された場合に、前記読み取られた消費電力に基づいて前記燃料電池パックの出力電力をあげ、その後、前記負荷を動作させることが望ましい。
上記の発明によれば、起動することが可能な負荷のみを起動させることが可能になる。
また、前記燃料電子パックは、補助電池を含み、前記燃料電池パックの出力電力が変更されている間、補助電池の出力電力も電源として受け付けることが望ましい。
上記の発明によれば、燃料電池パックの出力電力が変更している間も電子機器に供給される電力を安定させることが可能となり、起動要求情報を受け付けてから負荷が起動するまでのタイムラグを短くすることが可能となる。
また、前記格納部が格納する各消費電力に基づいて前記複数の負荷のそれぞれが稼動可能か否かを判定し、その判定結果を表示することが望ましい。
上記の発明によれば、電子機器のユーザに稼動できない負荷を事前に知らせることが可能になる。このため、ユーザは、稼動可能な負荷の中から稼動する負荷を選択できる。
また、前記負荷は、前記電子機器に搭載されたアプリケーションプログラムまたはデバイスであることが望ましい。
また、本発明の電子機器システムは、上記電子機器と、出力電力を変更可能な燃料電池パックとを含む電子機器システムであって、前記制御部は、前記入力部が受け付けた要求情報に基づいて出力制御信号を生成し、その出力制御信号を前記燃料電池パックに出力し、前記燃料電池パックは、燃料を格納する燃料格納部と、前記燃料を用いて発電する発電部と、前記燃料格納部に格納されている燃料の前記発電部への供給量を前記出力制御信号に基づいて制御する発電量制御部とを含む。
また、本発明の燃料電池パックの出力電力制御方法は、上記電子機器と、出力電力を変更可能な燃料電池パックとを含む電子機器システムが行う燃料電池パックの出力電力制御方法であって、前記電子機器が前記複数の負荷のいずれかの動作状態の変更を要求する要求情報を受け付ける入力ステップと、前記電子機器が前記要求情報に基づいて出力制御信号を生成し、その出力制御信号を前記燃料電池パックに出力する出力ステップと、前記燃料電池パックが前記出力制御信号に基づいて出力電力を制御する制御ステップとを含む。
上記の発明によれば、燃料電池パックの出力電力は、入力部が受け付けた要求情報に基づいて制御される。このため、燃料電池パックの出力電力は、負荷の状況に応じて制御される。したがって、燃料電池パックが無駄な電力を出力することを抑制可能となる。
本発明によれば、負荷の状況に応じて燃料電池パックの出力電力が制御される。このため、燃料電池パックが無駄な電力を出力することを抑制可能となる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例の電子機器システムを示したブロック図である。
図1において、電子機器システムは、電子機器1と、燃料電池パック2とを含む。
電子機器1は、燃料電池パック2が供給する電力により動作する。電子機器1は、例えば、パーソナルコンピュータである。なお、電子機器1は、パーソナルコンピュータに限らず適宜変更可能である。
燃料電池パック2は、出力電力を変更することができる。燃料電池パック2は、例えば、ダイレクト・メタノール型燃料電池(DMFC:Direct Methanol Fuel Cell)である。なお、燃料電池パック2は、DMFCに限らず適宜変更可能である。
電子機器1は、メモリ11と、デバイス12と、表示部13と、入力部14と、制御部15とを含む。制御部15は、消費電力テーブル格納部15aと、電源制御部15bとを含む。
燃料電池パック2は、燃料電池21と、電池制御部22と、補助電池23とを含む。燃料電池21は、燃料タンク21aと、発電部21bと、ポンプ21cとを含む。
メモリ11は、コンピュータが読み取り可能な記録媒体である。メモリ11は、種々のプログラムを格納する。メモリ11は、例えば、複数のアプリケーションプログラムを格納する。なお、各アプリケーションプログラムは、電子機器1の負荷となる。
本実施例では、メモリ11は、負荷名が負荷1のアプリケーションプログラムと、負荷名が負荷2のアプリケーションプログラムと、負荷名が負荷3のアプリケーションプログラムを格納する。
デバイス12は、電子機器1の負荷(負荷名は負荷n)であり、例えば、CDドライブである。表示部13は、電子機器1の負荷である。
入力部14は、例えば、キーボードであり、複数の負荷のいずれか負荷の動作状態の変更を要求する要求情報を受け付ける。
入力部14は、要求情報として、複数の負荷のいずれかの負荷の起動を要求する起動要求情報と、複数の負荷のいずれかの負荷の動作停止を要求する停止要求情報とを受け付ける。
また、入力部14は、電子機器1の動作の終了を要求する終了要求を受け付ける。なお、終了要求は各負荷の停止要求情報を含む。
制御部15は、入力部14が受け付けた要求情報に基づいて、燃料電池パック2の出力電力を制御する。
消費電力テーブル格納部15aは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体であり、例えば、記録(格納)内容を書き換え可能なメモリ(例えば、EEPROM)である。なお、消費電力テーブル格納部15aは、例えばHDDファイルなどのように、電源制御部15bと別構成の記録媒体でもよい。消費電力テーブル格納部15aは、複数の負荷ごとに、負荷とその負荷の消費電力とを関連づけて格納する。
図2は、消費電力テーブル格納部15aの一例を示した説明図である。
図2において、消費電力テーブル格納部15aは、複数の負荷ごとに、負荷名101とその負荷の消費電力102とを関連づけて格納する。
図1に戻って、電源制御部15bは、CPU等のコンピュータであり、メモリ11に記録されたプログラムを読み取り、その読み取られたプログラムを実行して以下に示す種々の機能を実現する。なお、消費電力テーブル格納部15aと電源制御部15bとは、共通のパッケージに内蔵されてもよいし、別々であってもよい。
電源制御部15bは、例えば、入力部14が受け付けた要求情報を受け付け、その要求情報に基づいて燃料電池パック2の出力電力を制御する。
具体的には、電源制御部15bは、その要求情報によって動作状態の変更が要求された負荷と関連づけて消費電力テーブル格納部15aに格納されている消費電力を読み取る。電源制御部15bは、その読み取られた消費電力に基づいて燃料電池パック2の出力電力を制御する。
例えば、電源制御部15bは、その読み取られた消費電力に基づいて、燃料電池21の出力電力を制御するための出力制御信号を生成し、その出力制御信号を電池制御部22に出力する。
また、電源制御部15bは、燃料電池パック2の出力電力(Pfc)および電子機器1の消費電力(Po)を検出する。
電源制御部15bは、要求情報にて動作状態の変更を要求された負荷が動作状態を変更した際に電子機器1が必要とする電力を、消費電力テーブル格納部15aから読み取られた消費電力および検出された燃料電池パック2の出力電力(Pfc)に基づいて算出する。電源制御部15bは、燃料電池パック2が、その算出された電力を出力するように、燃料電池パック2の出力電力を制御する。
また、電源制御部15bは、起動要求情報にて起動を要求された負荷が起動可能か否かを、検出された燃料電池パック2の出力電力(Pfc)、消費電力テーブル格納部15aから読み取られた消費電力および予め設定されている燃料電池パックの出力制限電力(Pmax)に基づいて判断する。なお、予め設定されている燃料電池パックの出力制限電力(Pmax)は、例えば、メモリ11に格納されており、電源制御部15bは、メモリ11からその予め設定されている燃料電池パックの出力制限電力(Pmax)を読み取る。
電源制御部15bは、起動を要求された負荷が起動可能である判断した場合に、消費電力テーブル格納部15aから読み取られた消費電力に基づいて燃料電池パック2の出力電力を制御する。
また、電源制御部15bは、燃料電池パック2の出力電力を変更している間、補助電池23の出力電力も電源として受け付ける。
また、電源制御部15bは、検出された燃料電池パック2の出力電力(Pfc)、消費電力テーブル格納部15aが格納する各消費電力および予め設定されている燃料電池パックの出力制限電力(Pmax)に基づいて、複数の負荷のそれぞれが稼動可能か否かを判定する。電源制御部15bは、その判定結果を表示部13に表示する。
燃料タンク(燃料格納部)21aは、燃料(メタノール)を格納する。
発電部21bは、燃料タンク21aに格納された燃料が空気と化学反応する場所であり、その化学反応で発生する電子を取得するための電極を備える。
ポンプ21cは、発電量制御部の一例であり、燃料タンク21aに格納されている燃料を発電部21bに供給する量を制御して、発電部21bの発電量、すなわち、燃料電池1の出力電力を制御する。
電池制御部22は、電源制御部15bから出力制御信号を受け付け、その出力制御信号に基づいて、ポンプ21cの動作を制御して、換言すると、燃料タンク21aに格納されている燃料を発電部21bに供給する量を制御して、燃料電池21の出力電力を制御する。
補助電池23は、例えば、リチウムイオン電池であり、燃料電池21の出力電力が変更されている間、電源制御部15bに電力を供給する。
次に、動作を説明する。
図3は、電子機器システムの動作を説明するためのフローチャートである。さらに言えば、図3は、入力部14が起動要求情報を受け付けた際に、その起動要求情報にて起動を要求された負荷が起動可能か否かを電源制御部15が確認する動作を説明するためのフローチャートである。
以下、図3を参照して電子機器システムの動作を説明する。
燃料電池パック2が電子機器1と接続されると、電池制御部22は、燃料電池パック2が補助電池23を有しているか否かを示す補助電池有無情報を電源制御部15bに出力する。電源制御部15bは、その補助電池有無情報を格納する。
その後、ステップS301では、電源制御部15bは、電子機器1全体の消費電力(Po)をモニタリングする。電源制御部15bは、ステップS301を終了すると、ステップS302を実行する。
一方、ステップS303では、電池制御部22は、燃料電池(FC:Fuel Cell)21の電力出力量を電源制御部15bに通知する。
ステップS302では、電源制御部15bは、電池制御部22から通知された燃料電池21の電力出力(Pfc)をモニタリングする。電源制御部15bは、ステップS302を終了すると、ステップS304を実行する。
ステップS304では、電源制御部15bは、入力部14が新規の起動要求情報を受け付けたか否か確認する。電源制御部15bは、入力部14が新規の起動要求情報を受け付けていないとステップS301を実行し、一方、入力部14が新規の起動要求情報を受け付けているとステップS305を実行する。
ステップS305では、電源制御部15bは、その新規の起動要求情報にて起動を要求された負荷(要求負荷)と関連づけて消費電力テーブル格納部15aに格納されている消費電力を読み取る。電源制御部15bは、ステップS305を終了すると、ステップS306を実行する。
ステップS306では、電源制御部15bは、その起動要求情報によって起動を要求された負荷(要求負荷)が起動可能か否かを、その燃料電池21の電力出力(Pfc)と、消費電力テーブル格納部15aから読み取られた消費電力および予め設定されている燃料電池パックの出力制限電力(Pmax)に基づいて判断する。
電源制御部15bは、例えば、燃料電池パックの出力制限電力(Pmax)が、燃料電池21の電力出力(Pfc)と消費電力テーブル格納部15aから読み取られた消費電力との和より大きい場合、その起動を要求された負荷は起動可能であると判断する。
一方、電源制御部15bは、燃料電池パックの出力制限電力(Pmax)が、燃料電池21の電力出力(Pfc)と消費電力テーブル格納部15aから読み取られた消費電力との和以下の場合、その起動を要求された負荷は起動不可であると判断する。
電源制御部15bは、起動不可と判断するとステップS307を実行し、起動可能と判断するとステップS308を実行する。
ステップS307では、電源制御部15bは、起動を要求された負荷は起動不可である旨を表示部13に表示する。電源制御部15bは、ステップS307を終了すると、ステップS301を実行する。
一方、ステップS308では、電源制御部15bは、燃料電池パック2が補助電池23を有しているか否か判断する。具体的には、電源制御部15bは、接続時に電池制御部22から受け付けた補助電池有無情報に基づいて、補助電池23の有無を判断する。
電源制御部15bは、燃料電池パック2が補助電池23を有している場合にはステップS309を実行し、燃料電池パック2が補助電池23を有していない場合にはステップS310を実行する。
ステップS309では、電源制御部15bは、補助電池23の出力電力を受け付ける。したがって、電源制御部15bは、ステップS309を実行することにより、燃料電池21の出力電力と補助電池23の出力電力とを受け付ける。
電源制御部15bは、ステップS309を終了すると、ステップS311を実行する。
ステップS311では、電源制御部15bは、起動を要求された負荷(要求負荷)を起動する。電源制御部15bは、ステップS311を終了すると、ステップS310を実行する。
ステップS310では、電源制御部15bは、起動を要求された負荷が起動した際に電子機器1が必要とする電力を、消費電力テーブル格納部15aから読み取られた消費電力に基づいて算出する。
例えば、電源制御部15bは、その読み取られた消費電力に現在の燃料電池21の出力電力(Pfc)を加算した値を、起動が要求された負荷が起動した際に電子機器1が必要とする電力とする。
電源制御部15bは、その算出された電力を示す出力制御信号(変更通知)を生成し、その出力制御信号を電池制御部22に出力する。
電源制御部15bが出力制御信号を出力すると、電池制御部22はステップS312を実行する。
ステップS312では、電池制御部22は出力制御信号を受信する。電池制御部22は、ステップS312を終了すると、ステップS313を実行する。
ステップS313では、電池制御部22は、その出力制御信号に基づいてポンプ21cの動作(燃料タンク21a内の燃料を発電部21bに供給する量)を制御する。具体的には、電池制御部22は、燃料電池21がその出力制御信号によって示された電力量を出力するように、ポンプ21cの動作を制御する。
電池制御部22は、ステップS313を終了すると、ステップS314を実行する。
ステップS314では、電池制御部22は、燃料電池21の出力電力の変更が完了したことを示す変更完了通知を電源制御部15bに出力する。電池制御部22が変更完了通知を出力すると、電源制御部15bは、ステップS315を実行する。
ステップS315では、電源制御部15bは、変更完了通知を受信する。電源制御部15bは、ステップS315を終了すると、ステップS316を実行する。
ステップS316では、電源制御部15bは、ステップS304にて起動を要求された負荷(要求負荷)が動作中であるか否か確認する。電源制御部15bは、その起動を要求された負荷が動作中であるとステップS317を実行し、一方、その起動を要求された負荷が動作中でないとステップS318を実行する。
ステップS317では、電源制御部15bは、補助電池23の出力電力の受け付けを中止する。電源制御部15bは、ステップS317を終了すると、ステップS301を実行する。
一方、ステップS318では、電源制御部15bは、ステップS304にて新規に起動を要求された負荷を起動する。電源制御部15bは、ステップS318を終了すると、ステップS301を実行する。
本実施例によれば、制御部15は、燃料電池パック2の出力電力を、入力部14が受け付けた要求情報に基づいて制御する。このため、燃料電池パック2の出力電力は、負荷の状況に応じて制御される。したがって、燃料電池パック2が無駄な電力を出力することを抑制可能になる。
また、本実施例では、制御部15は、入力部14が起動要求情報を受け付けると、燃料電池パック2(燃料電池21)の出力電力をあげる。このため、燃料電池パック2(燃料電池21)の出力電力を負荷の増加に応じて制御することが可能になる。
また、本実施例では、消費電力テーブル格納部15aは、複数の負荷ごとに、負荷とその負荷の消費電力とを関連づけて格納し、電源制御部15bは、要求情報により動作状態の変更を要求された負荷と関連づけて格納されている消費電力を読み取り、その読み取られた消費電力に基づいて燃料電池パック2の出力電力を制御する。この場合、燃料電池パック2の出力電力は、電子機器1の消費電力に基づいて制御される。このため、燃料電池パック2が無駄な電力を出力することを抑制可能となる。
また、本実施例では、電源制御部15bは、動作状態の変更を要求された負荷が動作状態を変更した際に電子機器1が必要とする電力を消費電力テーブル格納部15aから読み取られた消費電力に基づいて算出し、燃料電池パック2がその算出された電力を出力するように、燃料電池パック2の出力電力を制御する。このため、燃料電池パック2が無駄な電力を出力することを高い確率で抑制可能となる。
また、本実施例では、電源制御部15bは、起動を要求された負荷が起動可能か否かを、消費電力テーブル格納部15aから読み取られた消費電力に基づいて判断し、負荷の起動が可能である判断した場合に、その読み取られた消費電力に基づいて燃料電池パック2の出力電力を制御し、その後、起動を要求された負荷を動作させる。この場合、起動することが可能な負荷のみを起動させることが可能になる。
また、本実施例では、電源制御部15bは、燃料電池パック2の出力電力が変更されている間、補助電池23の出力電力も電源として受け付ける。このため、燃料電池パック2の出力電力が変更している間も電子機器1に供給される電力を安定させることが可能となる。したがって、燃料電池パック2の出力電力が変更されている間に、起動を要求された負荷を起動させることが可能となり、起動要求情報を受け付けてから負荷が起動するまでのタイムラグを短くすることが可能となる。
なお、制御部15(具体的には、電源制御部15b)は、入力部14が停止要求情報を受け付けると、その停止要求情報に基づいて燃料電池パック2の出力電力を減少させる。このため、燃料電池パック2(燃料電池21)の出力電力を負荷の減少に応じて制御することが可能になる。
図4は、入力部14が停止要求情報を受け付けた際に、電源制御部15bが、その停止要求情報にて停止が要求された負荷(負荷の消費電力)に応じて、燃料電池パック2の出力電力を減少させる動作を説明するためのフローチャートである。なお、図4において、図3に示した処理と同一の処理には同一符号を付してある。
以下、図4を参照して電子機器システムの動作を説明する。以下では、図3と異なる動作を中心に説明する。
電源制御部15bは、ステップS302を終了すると、ステップS401を実行する。
ステップS401では、電源制御部15bは、入力部14が新規の停止要求情報を受け付けたか否かを確認する。電源制御部15bは、入力部14が新規の停止要求情報を受け付けていないとステップS301を実行し、一方、入力部14が新規の停止要求情報を受け付けているとステップS402を実行する。
ステップS402では、電源制御部15bは、入力部14が受け付けた停止要求情報が電子機器1の動作の終了を要求する終了要求であるか否かを確認する。電源制御部15bは、入力部14が受け付けた停止要求情報が終了要求であるとステップS403を実行し、入力部14が受け付けた停止要求情報が終了要求でないとステップS404を実行する。
ステップS403では、電源制御部15bは、電子機器1の動作を終了する終了処理を実行する。
一方、ステップS404では、電源制御部15bは、停止要求情報にて動作停止を要求された負荷(要求負荷)の動作を停止する。電源制御部15bは、ステップS404を終了すると、ステップS405を実行する。
ステップS405では、電源制御部15bは、その停止要求情報にて動作停止を要求された負荷(要求負荷)と関連づけて消費電力テーブル格納部15aに格納されている消費電力を読み取る。電源制御部15bは、ステップS405を終了すると、ステップS406を実行する。
ステップS406では、電源制御部15bは、動作停止を要求された負荷が動作停止した際に電子機器1が必要とする電力を、消費電力テーブル格納部15aから読み取られた消費電力に基づいて算出する。
例えば、電源制御部15bは、現在の燃料電池21の出力電力(Pfc)から、その読み取られた消費電力を差し引いた値を、動作停止を要求された負荷が動作停止した際に電子機器1が必要とする電力とする。
電源制御部15bは、ステップS406を終了すると、ステップS407を実行する。
ステップS407では、電源制御部15bは、その算出された電力を示す出力制御信号を生成し、その出力制御信号を電池制御部22に出力する。以下、ステップS312からS315が実行される。
電源制御部15bは、ステップS315を実行すると、ステップS301を実行する。
電子機器ユニットが図4に示すように動作しても、燃料電池パック2の出力電力は負荷の状況に応じて制御される。したがって、燃料電池パック2が無駄な電力を出力することを抑制可能になる。
また、電源制御部15は、燃料電池パック2の出力電力、消費電力テーブル格納部15aが格納する各消費電力および予め設定されている燃料電池パックの出力制限電力(Pmax)に基づいて、複数の負荷のそれぞれが稼動可能か否かを判定する。電源制御部15bは、その判定結果を表示部13に表示する。
図5は、電源制御部15が、複数の負荷のそれぞれが稼動可能か否かを判定し、その判定結果を表示部13の表示する動作を説明するためのフローチャートである。なお、図5において、図3に示した処理と同一の処理には同一符号を付してある。
以下、図5を参照して電子機器システムの動作を説明する。以下では、図3と異なる動作を中心に説明する。
なお、この場合、消費電力テーブル格納部15aは、複数の負荷ごとに、負荷名と、その負荷の消費電力と、その負荷のステータス(現況)を関連づけて格納する。図6は、消費電力テーブル格納部15a1の一例を示した説明図である。図6において、消費電力テーブル格納部15a1は、複数の負荷ごとに、負荷名101と、その負荷の消費電力102と、その負荷のステータス(現況)103を関連づけて格納する。
図5において、ステップS501では、電源制御部15bは、稼動可能な負荷の監視処理を実行する。
図7は、ステップS501の一例を説明するためのフローチャートである。以下、図7を参照してステップS501を説明する。なお、図7において、図3に示した処理と同一の処理には同一符号を付してある。
電源制御部15bは、ステップS302を終了すると、ステップS701を実行する。
ステップS701では、電源制御部15bは、複数の負荷のそれぞれについて、負荷が稼動可能か否かを判定する。
具体的には、まず、電源制御部15bは、図6に示した消費電力テーブル格納部15a1に格納されている消費電力102の中からステータス103が稼動中でないものを読み取る。
電源制御部15bは、その読み取られた消費電力のそれぞれを、現在の燃料電池パック2の出力電力(Pfc))に加算する。
電源制御部15bは、その加算結果ごとに、その加算結果が予め設定されている燃料電池パックの出力制限電力(Pmax)未満となるか否か判断する。
電源制御部15bは、その加算結果が燃料電池パックの出力制限電力(Pmax)未満となる場合、その加算された消費電力と関連づけられている負荷は稼動可能であると判定する。
また、電源制御部15bは、その加算結果が燃料電池パックの出力制限電力(Pmax)以上となる場合には、その読み取られた消費電力と関連づけられている負荷は稼動不能であると判定する。
電源制御部15bは、ステップS701が終了すると、ステップS702を実行する。
ステップS702では、電源制御部15bは、消費電力テーブル格納部15a1のステータス103をステップS701の判定結果に書き換える。以上で、稼動可能負荷の監視処理(ステップS501)が終了する。
図7に戻って、電源制御部15bは、ステップS501が終了すると、ステップS502を実行する。
ステップS502では、電源制御部15bは、稼動可能な負荷の表示処理を行う。例えば、電源制御部15bは、消費電力テーブル格納部15a1に格納されている情報(図6参照)を表示部13に表示する。電源制御部15bは、ステップS502を終了すると、ステップS503を実行する。
ステップS503では、電源制御部15bは、入力部14が新規の起動要求情報を受け付けたか否か確認する。電源制御部15bは、入力部14が新規の起動要求情報を受け付けていないとステップS501を実行し、一方、入力部14が新規の起動要求情報を受け付けているとステップS308を実行する。以下、ステップS308からステップS318が実行される。
本実施例では、電源制御部15bは、消費電力テーブル格納部15a1が格納する各消費電力に基づいて複数の負荷のそれぞれが稼動可能か否かを判定し、その判定結果を表示部13に表示する。よって、電子機器1のユーザに対して、稼動できない負荷を事前に知らせることが可能になる。このため、ユーザは、稼動可能な負荷の中から稼動する負荷を選択できる。したがって、電子機器1がユーザの起動要求を拒否する可能性が少なくなるため、ユーザにストレスを生じさせる可能性を低くできる。
以上説明した実施例において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
本発明の一実施例の電子機器システムを示したブロック図である。 消費電力テーブル格納部の一例を示した説明図である。 電子機器システムの動作の一例を説明するためのフローチャートである。 電子機器システムの他の動作例を説明するためのフローチャートである。 電子機器システムの他の動作例を説明するためのフローチャートである。 消費電力テーブル格納部の一例を示した説明図である。 電子機器システムの他の動作例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 電子機器
11 メモリ
12 デバイス
13 表示部
14 入力部
15 制御部
15a 消費電力テーブル格納部
15a1 消費電力テーブル格納部
15b 電源制御部
2 燃料電池パック
21 燃料電池
21a 燃料タンク
21b 発電部
21c ポンプ
22 電池制御部
23 補助電池

Claims (18)

  1. 出力電力を変更可能な燃料電池パックが供給する電力により動作可能な電子機器であって、
    複数の負荷と、
    前記複数の負荷のいずれかの起動を要求する要求情報である起動要求情報と、前記複数の負荷のいずれかの動作停止を要求する要求情報である停止要求情報と、を受け付ける入力部と、
    前記入力部が受け付けた要求情報に基づいて前記燃料電池パックの出力電力を制御する制御部と、を含み、
    前記制御部は、
    前記複数の負荷ごとに、前記負荷とその負荷の消費電力とを関連づけて格納する格納部と、
    前記入力部が受け付けた要求情報により起動または動作停止を要求された負荷と関連づけて前記格納部に格納されている消費電力を読み取り、その読み取られた消費電力に基づいて前記燃料電池パックの出力電力を制御する電源制御部と、を含む、電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    記制御部は、前記入力部が前記起動要求情報を受け付けると、前記燃料電池パックの出力電力をあげる、電子機器。
  3. 請求項1または2に記載の電子機器において、
    記制御部は、前記入力部が前記停止要求情報を受け付けると、前記燃料電池パックの出力電力を下げる、電子機器。
  4. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記電源制御部は、前記起動要求情報にて起動を要求された負荷が起動する際に、または、前記停止要求情報にて動作停止を要求された負荷が動作を停止する際に前記電子機器が必要とする電力を前記読み取られた消費電力に基づいて算出し、前記燃料電池パックがその算出された電力を出力するように、前記燃料電池パックの出力電力を制御する、電子機器。
  5. 請求項4に記載の電子機器において、
    記電源制御部は、前記起動要求情報にて起動を要求された負荷が起動可能か否かを前記読み取られた消費電力に基づいて判断し、前記負荷の起動が可能であると判断した場合に、前記読み取られた消費電力に基づいて前記燃料電池パックの出力電力をあげ、その後、前記負荷を動作させる、電子機器。
  6. 請求項5に記載の電子機器において、
    前記燃料電池パックは、補助電池を含み、
    前記電源制御部は、前記燃料電池パックの出力電力を変更している間、前記補助電池の出力電力を電源として受け付ける、電子機器。
  7. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記電源制御部は、前記燃料電池パックの出力電力を検出し、検出された前記燃料電池パックの出力電力、前記格納部が格納する各消費電力および予め設定されている前記燃料電池パックの出力制限電力に基づいて、前記複数の負荷のそれぞれが稼動可能か否かを判定し、
    前記電源制御部の判定結果を表示する表示部をさらに含む、電子機器。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の電子機器において、
    前記負荷は、前記電子機器に搭載されたデバイスである、電子機器。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の電子機器と、出力電力を変更可能な燃料電池パックとを含む電子機器システムであって、
    前記制御部は、前記入力部が受け付けた要求情報に基づいて出力制御信号を生成し、その出力制御信号を前記燃料電池パックに出力し、
    前記燃料電池パックは、燃料を格納する燃料格納部と、前記燃料を用いて発電する発電部と、前記燃料格納部に格納されている燃料の前記発電部への供給量を前記出力制御信号に基づいて制御する発電量制御部とを含む、電子機器システム。
  10. 出力電力を変更可能な燃料電池パックが供給する電力により動作可能であり、複数の負荷と、前記複数の負荷ごとに前記負荷とその負荷の消費電力とを関連づけて格納する格納部と、を含む電子機器が行う燃料電池パックの出力電力制御方法であって、
    前記複数の負荷のいずれかの起動を要求する要求情報である起動要求情報と、前記複数の負荷のいずれかの動作停止を要求する要求情報である停止要求情報と、を受け付ける入力ステップと、
    前記要求情報に基づいて前記燃料電池パックの出力電力を制御する制御ステップと、を含み、
    前記制御ステップでは、前記要求情報により起動または動作停止を要求された負荷と関連づけて前記格納部に格納されている消費電力を読み取り、その読み取られた消費電力に基づいて前記燃料電池パックの出力電力を制御する、燃料電池パックの出力電力制御方法。
  11. 請求項10に記載の燃料電池パックの出力電力制御方法において、
    記制御ステップでは、前記起動要求情報が受け付けられると、前記燃料電池パックの出力電力をあげる、燃料電池パックの出力電力制御方法。
  12. 請求項10または11に記載の燃料電池パックの出力電力制御方法において、
    記制御ステップでは、前記停止要求情報が受け付けられると、前記燃料電池パックの出力電力を下げる、燃料電池パックの出力電力制御方法。
  13. 請求項10に記載の燃料電池パックの出力電力制御方法において、
    前記制御ステップでは、前記起動要求情報にて起動を要求された負荷が起動する際に、または、前記停止要求情報にて動作停止を要求された負荷が動作を停止する際に前記電子機器が必要とする電力を前記読み取られた消費電力に基づいて算出し、前記燃料電池パックがその算出された電力を出力するように、前記燃料電池パックの出力電力を制御する、燃料電池パックの出力電力制御方法。
  14. 請求項13に記載の燃料電池パックの出力電力制御方法において、
    記制御ステップでは、前記起動要求情報にて起動を要求された負荷が起動可能か否かを前記読み取られた消費電力に基づいて判断し、前記負荷の起動が可能であると判断された場合に、前記読み取られた消費電力に基づいて前記燃料電池パックの出力電力をあげ、その後、前記負荷を動作させる、燃料電池パックの出力電力制御方法。
  15. 請求項14に記載の燃料電池パックの出力電力制御方法において、
    前記燃料電池パックは、補助電池を含み、
    前記燃料電池パックの出力電力が変更されている間、前記補助電池の出力電力を電源として受け付ける電源受け付けステップをさらに含む、燃料電池パックの出力電力制御方法。
  16. 請求項10に記載の燃料電池パックの出力電力制御方法において、
    前記燃料電池パックの出力電力を検出し、検出された前記燃料電池パックの出力電力、前記格納部が格納する各消費電力および予め設定されている前記燃料電池パックの出力制限電力に基づいて、前記複数の負荷のそれぞれが稼動可能か否かを判定する判定ステップと、
    前記判定結果を表示する表示ステップをさらに含む、燃料電池パックの出力電力制御方法。
  17. 請求項10ないし16のいずれか1項に記載の燃料電池パックの出力電力制御方法において、
    前記負荷は、前記電子機器に搭載されたデバイスである、燃料電池パックの出力電力制御方法。
  18. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の電子機器と、出力電力を変更可能な燃料電池パックとを含む電子機器システムが行う燃料電池パックの出力電力制御方法であって、
    前記電子機器が前記複数の負荷のいずれかの起動を要求する要求情報である起動要求情報と、前記複数の負荷のいずれかの動作停止を要求する要求情報である停止要求情報と、を受け付ける入力ステップと、
    前記電子機器が前記要求情報に基づいて出力制御信号を生成し、その出力制御信号を前記燃料電池パックに出力する出力ステップと、
    前記燃料電池パックが前記出力制御信号に基づいて出力電力を制御する制御ステップと、を含む、燃料電池パックの出力電力制御方法。
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