JP4525081B2 - リニアエンコーダを用いたタンデム装置 - Google Patents

リニアエンコーダを用いたタンデム装置 Download PDF

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Description

本発明は、アブソリュート(絶対)型のリニアエンコーダを用いたタンデム装置の改良に関するものである。
リニアエンコーダを用いた駆動装置は、テーブルの移動ストロークが長くなると主スケールもその移動ストロークに合わせて長くする必要がある。しかしながら、長い主スケールを一本物で高精度に製作するには非常に大規模な製造装置を必要とすると共に、該製造装置の大きさには限界があるため製造可能な主スケールの長さにも限界がある
そこで、下記のように特許文献1に示すリニアエンコーダを用いた駆動装置が提案されている。
かかる従来のリニアエンコーダを用いた駆動装置は、長手方向に並設された複数の主スケールと、前記主スケールの長手方向に沿って相対移動し前記主スケールの位置情報を2箇所で読み取るスライダと、前記スライダの各位置情報から求めた位置データを合成して直線的に移動する移動体の位置データを求めて出力する信号処理部とを有するリニアエンコーダにおいて、前記主スケールに前記スライダの重み情報が記録されたスライダ重みトラックを備え、前記信号処理部に前記スライダの各位置情報から求めた位置データを、前記重み情報を用いて合成演算する重み付け演算部を備えるようにしたものである。
かかるリニアエンコーダを用いた駆動装置によれば、スライダによって得られる位置情報を、主スケールのスライダ重みトラックから読み取ったスライダの重み情報を基に合成演算して移動体の位置データを求めるようにしているので、移動ストロークが長い為に複数の主スケールをつなぎ合わせたような場合でも、精度の良い測定が、容易にかつ低コストで行なうことができるものである。
特開平6−194186号公報
しかしながら、上記リニアエンコーダを用いた駆動装置はインクリメンタル(相対)型で、テーブルを一つの駆動軸を用いて駆動する駆動対象を主眼とした改良である。したがって、アブソリュート(絶対)型のリニアエンコーダにより二つの駆動軸で駆動対象を駆動する用途には、適用が困難であった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、移動ストロークが長いアブソリュート型のリニアエンコーダを用いたタンデム装置を提供することを目的とするものである。
第1の発明に係るタンデム装置は、直線状の第1の固定子と,該第1の固定子との関係で移動する第1の移動子とを有する第1のリニアモータと、前記第1の固定子に対向して所定の距離を隔てて配置されると共に、直線状の第2の固定子と,該第2の固定子との関係で移動する第2の移動子とを有する第2のリニアモータと、直線状で第1端部及び第2端部を有し、前記第1端部が前記第1の移動子に連結され、前記第2端部が前記第2の移動子に連結され、前記第1及び第2の固定子に直交すると共に、前記第1及び第2の移動子の移動により移動する移動部材と、前記第1の移動子の絶対位置を検出して第1の絶対位置検出信号を発生する第1の絶対位置検出部と,前記第1の移動子の相対位置を検出して第1の相対位置検出信号を発生すると共に、前記第1の絶対位置検出部と連通した第1の相対位置検出部とを有する第1のリニアエンコーダと、前記第1の絶対位置検出部に対向して所定の距離を隔てて配置されると共に、前記第2の移動子の相対位置を検出して第2の相対位置検出信号を発生する第2の相対位置検出部と、前記第1の相対位置検出部に対向して配置され、前記第2の絶対位置検出部と連通した前記第2の移動子の絶対位置を検出して第2の絶対位置検出信号を発生する第2の絶対位置検出部とを有する第2のリニアエンコーダと、前記第2の絶対位置検出信号と前記第1の相対位置検出信号とに基づいて前記第1の位置検出合成信号として発生する第1の位置検出生成手段と、前記第1の絶対位置検出信号と前記第2の相対位置検出信号とに基づいて前記第2の位置検出合成信号として発生する第2の位置検出生成手段と、位置指令信号と前記第1の絶対位置検出信号又は前記第1の位置検出合成信号との偏差に基いて前記第1の可動子を駆動する第1の制御手段と、前記位置指令信号と前記第2の絶対位置検出信号又は前記第2の位置検出合成信号との偏差に基いて前記第2の可動子を駆動する第2の制御手段と、を備えたことを特徴とするものである。
第2の発明に係るタンデム装置は、前記第2の絶対位置検出部は、前記第1の絶対位置検出部に対向して配置される部分を有し、前記第1の絶対位置検出信号が発生している状態で、前記第2の絶対位置検出信号が発生する重複部を有しており、同時に、前記第1及び第2の絶対位置検出信号を発生している際に、前記第1の絶対位置検出信号と前記第2の絶対位置検出信号とに基づいて前記移動部材のねじれの異常を判定する異常判定手段と、該異常判定手段により異常と判定された場合には、前記第1、第2のリニアモータを停止させる停止手段と、を備えたことを特徴とするものである。
第3の発明に係るタンデム装置は、第1の移動子が第1の絶対位置検出部と第1の相対位置検出部との第1境界または、第2の移動子が第2の絶対位置検出部と前記第2の相対位置検出部との第2境界に移動したことを検出する境界検出手段と、前記境界検出手段の検出に基いて前記第1の絶対位置検出信号と前記第2の絶対位置検出信号との差ΔPeを求めて、この差ΔPeが予め定められた値を越えているか否かを判定する差判定手段と、前記差が超えている場合には、前記第1又は第2の位置検出合成信号に前記差を補正した補正位置検出信号を発生する補正手段とを備えたことを特徴とするものである。
第4の発明に係るタンデム装置は、第1の移動子が第1の絶対位置検出部と第1の相対位置検出部との第1境界または、第2の移動子が第2の絶対位置検出部と前記第2の相対位置検出部との第2境界に移動したことを検出する境界検出手段と、前記境界検出手段の検出に基いて前記第1の絶対位置検出信号と前記第2の絶対位置検出信号との差△Peを求めて、この差△Peが予め定められた値を越えているか否かを判定する差判定手段と、前記差が越えている場合には、第1又は第2の絶対位置検出信号或いは第1又は第2の位置検出合成信号に差△Peを加えた境界信号を遅延させた遅延位置検出信号を発生する遅延手段と、を備えたことを特徴とするものである。
第5の発明に係るタンデム装置における補正位置検出信号は、差ΔPeをN分割して、時間の経過と共に、ΔPe/Nから除々にΔPeにする、ことを特徴とするものである。
以上のように、第1の発明によれば、移動ストロークが長いアブソリュート型のリニアエンコーダを用いたタンデム装置を得るという効果がある。
第2の発明によれば、移動部材が重複部の位置にある場合の第1の絶対位置検出信号と第2の位置検出信号とに基づいて移動部材のねじれの異常を判定する異常判定手段と、該異常判定手段により異常と判定された場合には、第1、第2のリニアモータを停止させる停止手段とを備えたので、移動部材がねじれたことを検出して速やかに第1及び第2のリニアモータを停止できるという効果がある。
第3の発明によれば、差判定手段が第1の絶対位置検出信号と第2の絶対位置検出信号との差ΔPeを求めて、この差ΔPeが予め定められた値を越えているか否かを判定し、この差が予め定められた値を越えている場合には、補正位置手段が前記第1又は第2の位置検出合成信号に前記差を補正した補正位置検出信号を発生したので、相対位置検出部から絶対位置検出部に切り換わる際にリニアモータが急激に動作することを防止できるという効果がある。
第4の発明によれば、判定手段が位置検出合成信号から絶対位置検出信号に切り換わる際に、前記絶対位置検出信号と前記位置検出合成信号との差を求めて、この差が予め定められた値を越えているか否かを判定し、越えている場合には、遅延手段が第1又は第2の絶対位置検出信号或いは第1又は第2の位置検出合成信号に差ΔPeを加えた境界信号を遅延させた遅延位置検出信号を発生したので、相対位置検出部から絶対位置検出部に切り換わる際にリニアモータが急激に動作することを防止できるという効果がある。
第5の発明によれば、差ΔPeをN分割して、時間の経過と共に、ΔPe/Nから除々にΔPeしたので、相対位置検出部から絶対位置検出部に切り換わる際にリニアモータが急激に動作することを防止できるという効果がある。
実施の形態1.
本発明の一実施の形態を図1によって説明する。図1において、タンデム装置は、四角柱状で、対向して両側に配置された主軸ベース部27、27'と、主軸ベース部27の上面に取付けられた第1の固定子28と第1の固定子28に沿って第1の移動子31を移動させる第1のリニアモータMaと、主軸ベース部27'の上面に取付けられると共に、第1の固定子28に並行しながら対向して所定距離隔てられた第2の固定子28'と第2の固定子28'に沿って第2の移動子32を移動させる第2のリニアモータMbと、直線状で、第1の固定子28及び第2の固定子28'に直交すると共に、第1端部と第2端部とを有し、第1端部に第1の移動子31が連結され、第2端部に第2の移動子32が連結された移動部材22と、移動部材22の上を移動すると共に、チップ部品(図示なし)を吸引して基板(図示なし)上に装着する吸引装着ヘッド20を駆動するヘッド駆動機構とを備えている。
ヘッド駆動機構は、移動部材22上に取付けられた直動軸受レール(図示なし)上に吸引装着ヘッド20を摺動自在に取付けられており、移動部材22の一端部には副軸駆動モータ24が載置されている。副軸駆動モータ24によって駆動されるベルト駆動プーリ26には副ベルト25がかけてあり、副ベルト25は移動部材22の他側に取付けた別のベルト駆動プーリ26との間を運動している。ベルト25にはヘッド20が固定されており、モータ24の回転によってヘッド20がX方向に迅速に移動できるようになっている。
主軸ベース部27,27'の内側側部には、第1の固定子28に並行して配設された第1スケール35と第1の移動子31に連結されると共に、第1スケール35に付された位置情報を読み取る第1検知体(図示せず)とを有する第1のリニアエンコーダLa、第2の固定子28'に並行して配設された第2スケール37と第2の移動子32に連結されると共に、第2スケール37に付された位置情報を読み取る第2検知体(図示せず)とを有する第2のリニアエンコーダLbがそれぞれ取付けられている。
第1のリニアエンコーダLaは、移動部材22の第1端部22aの第1絶対位置を上記第1検知体を介して検出すると共に、第1の絶対位置検出信号P1aを発生する直線状の第1の絶対位置検出部35aと、移動部材22の第1端部22aの第1相対位置を上記第1検知体を介して検出すると共に、第1の相対位置検出信号P1iを発生する直線状の第1の相対位置検出部35iとを有している。すなわち、第1スケール35には、第1の絶対位置検出部35aと、第1の相対位置検出部35iとを有している。
第2のリニアエンコーダLbは、第1の絶対位置検出部35aに対向して所定距離隔てて配置されると共に、移動部材22の第2端部22bの第2相対位置を上記第2検知体を介して検出すると共に、第2の相対位置検出信号P2iを発生する直線状の第2の相対位置検出部37iと、第1の相対位置検出部35a及び第1の絶対位置検出部35aの一部に対向して所定距離隔てて配置されると共に、移動部材22の第2端部22bの第2絶対位置を上記第2検知体を介して検出すると共に、第2の絶対位置検出信号P2aを発生する直線状の第2の絶対位置検出部37aと、を有している。すなわち、第2スケール37には、第1の絶対位置検出部37aと、第1の相対位置検出部37iとを有している。
ここで、移動部材22の第1端部22aが第1の絶対値検出部35aに位置した状態で、移動部材22の第2端部22bが第2の絶対位置検出部37aに位置している場合、第1のリニアエンコーダLaが第1の絶対位置検出信号P1aを発生し、第2のリニアエンコーダLbが第2の絶対位置検出信号P2aを発生する。すなわち、移動部材22の位置により絶対位置検出信号P1a,P2aを同時に発生する重複部35c,37cを形成している。
リニアモータMa,Mbが同期式であれば、リニアエンコーダLa,Lbは移動子31,32の位置、すなわち、移動部材22の第1端部22a,第2端部22bの位置を正確に検出しなければならない。リニアモータMa,Mbを同期運転できないからである。
タンデム装置は、第1のリニアエンコーダLaから発生した第1の絶対位置信号P1a、第1の相対位置信号P1iを取り込むと共に、サーボコントローラ100に伝送する通信部A40と、第2のリニアエンコーダLbから発生した第2の絶対位置信号P2a、第2の相対位置信号P2iを取り込み、サーボコントローラ100に伝送する通信部B42とを備えている。
サーボコントローラ100には、リニアエンコーダLaからの相対位置検出信号P1iと、リニアエンコーダLbからの絶対位置検出信号P2aとに基いて移動部材22の第1端部22aの位置検出合成信号P10を生成する第1の位置検出生成部A105と、同様に、リニアエンコーダLaからの絶対位置検出信号P1a、リニアエンコーダLbからの相対位置検出信号P2iに基いて移動部材22の第2端部22bの位置検出合成信号P20を生成する位置検出生成部B114を有している。
位置検出生成部A105は、第1に移動部材22の第1端部22aが第1の相対位置検出部35iの領域(A領域という)に停止している場合には、通信部A40からの第1の相対位置検出信号P1iと通信部B42からの第2の絶対位置検出信号P2aにより位置検出合成信号P10を生成し、第2に、移動部材22の一端22aが第1の絶対位置検出部35aの領域に停止している場合には、通信部A40からの第1の絶対位置検出信号P1aをそのまま出力するように形成されている。
位置検出生成部B114は、第1に移動部材22の第2端部22bが第2の相対位置検出部37iの領域(B領域という)に停止している場合には、通信部B42からの第2の相対位置P2iと通信部A40からの第1の絶対位置検出信号P1aにより位置検出合成信号P20を生成し、第2に、移動部材22の第2端部22bが第2の絶対位置検出部37aの領域に停止している場合には、通信部B42からの第2の絶対位置検出信号P2aをそのまま出力するように形成されている。
ここで、リニアエンコーダLaから第1の絶対位置検出信号P1aを発生し、リニアエンコーダLbから第2の絶対位置検出信号P2aを発生する領域をC領域という。
サーボコントローラ100には、位置検出生成部A105及び位置検出生成部B114の出力信号に基いてP1a−P2a=ΔPeを求め、予め定めたΔPfと比較してΔPe>ΔPfを判定して異常であれば、異常信号を出力する判定部115と、位置指令信号θrと位置検出合成信号P10との差となる位置偏差信号Pε1を求めて制御部A103に入力する減算器101と、同様に、位置指令信号θrと位置検出合成信号P20との差となる位置偏差信号Pε2を求めて制御部B116に入力する減算器114とを備えている。
上記のように構成されたタンデム装置の動作を図1乃至図4によって説明する。タンデム装置に電源が投入されると(ステップS101)、通信部A40はリニアエンコーダLaから絶対位置検出信号P1a又は相対位置検出信号P1iとして位置検出生成部A105に入力し、同時に、通信部B42はリニアエンコーダLbから相対位置検出信号P2i又は絶対位置検出信号P2aを位置検出生成部B114に入力する(ステップS103)。
判定部115は、位置検出生成部A105,B107から絶対位置検出信号P1a,P2a、相対位置検出信号P1i,P2iに基いて領域A,B,Cのいずれかに移動部材22の第1端部22a及び第2端部22bが停止しているか否かを判断する。すなわち、判定部115が相対位置検出信号P1i と絶対位置検出信号P2aとを読み込めばA領域と判断し、絶対位置検出信号P1a,P2aを読み込めばC領域と判断し、相対位置検出信号P2i と絶対位置検出信号P1aとを読み込めばB領域と判断する(ステップS105)。
A領域であれば、位置検出生成部A105は、第1の相対位置検出信号P1iと第2の絶対位置検出信号P2aとから位置検出合成信号P10を発生して減算器101に入力し、位置検出生成部B114は第2の絶対位置検出信号P2aを発生して減算器112に入力する(ステップS111)。
減算器101,112が位置指令信号と位置検出合成信号又は絶対位置検出信号との差となる位置偏差信号P1e,P2eを制御部A103,B116に入力してサーボアンプA202,B204を介してリニアモータMa,Mbを駆動することにより移動部材22を移動する。この際、移動部材22の第1端部22a及び第2端部22bの位置をリニアエンコーダLa、Lbが検出して、図4に示すようにフルクローズループとすることによりサーボアンプA202,B204へ信号を繰り返しフィードバックしながらリニアモータMa,Mbを駆動する(ステップS113)。サーボコントローラ100の位置指令信号Prがゼロに達したことにより目標位置に達したか否かを判断する(ステップS115)。目標位置に達していなければ、判定部(境界検出手段)115は、リニアエンコーダLa,通信部A40から発生した第1の相対位置検出信号P1iから第1の絶対位置検出信号P1aに変わったことからA領域からC領域の第1境界か否かを判断し(ステップS117)、C領域になれば、判定部(異常判定手段)115は、第1の絶対位置検出信号P1a、第2の絶対位置検出信号P2aを取り込み、P1a−P2a=|ΔPe|を求め(ステップS211)、予め定めたΔPfと比較して|ΔPe|>ΔPfあれば異常信号を発生して(ステップS213)、該異常信号をサーボアンプA,B202,204に入力してリニアモータMa,Mbを停止し(停止手段、ステップS215)、終了する。
一方、ステップS213において|ΔPe|>ΔPfでなければ、第1、第2の絶対位置検出信号P1a,P2aに基いてリニアモータMa,Mbを駆動する(ステップS215)。
ステップS105において、B領域と判断すると、位置検出生成部A105は第1の絶対位置検出信号P1aを発生して減算器101に入力し、位置検出生成部B114は、第2の相対位置検出信号P2iと第1の絶対位置検出信号P1aとから位置検出合成信号P20を発生して減算器112に入力する(ステップS311)。
減算器101,112が位置指令信号と絶対位置検出信号又は位置検出合成信号との差となる位置偏差信号を制御部A103,B105に入力してサーボアンプA202,B204を介してリニアモータMa,Mbを駆動する(ステップS313)。サーボコントローラ100の位置指令信号がゼロに達したことにより目標位置に達したか否かを判断する(ステップS315)。目標位置に達していなければ、判定部115は、リニアエンコーダLb,通信部B42からの位置検出信号が第1の相対位置信号P2iから第2の絶対位置信号P2aに変わったことからB領域からC領域の境界か否かを判断し(ステップS217)、C領域になれば、上記ステップS211〜S217を実行する。
実施の形態2.
上記実施の形態1では判定部115が|ΔPe|>ΔPfあれば、異常と判断して終了したが、本実施の形態では、移動部材22のねじれが許容されるΔPfよりも小さいΔPfsを予め定め、|ΔPe|>ΔPfsでも、リニアモータMa,Mbの運転を継続するものである。
しかしながら、A領域とC領域との第1境界において、位置検出合成信号P10と位置検出信号P1aとの差が大きいと、急激に位置偏差信号が増大し、制御部A103が発生する電流指令信号も増大してリニアモータMaも敏感に動作することにより移動部材22の第1端部22aが急速に移動してショックを生じる。同様に、B領域とC領域との第2境界において、位置検出合成信号P20と位置検出信号P2aとの差が大きいと、移動部材22の第2端部22bが急速に移動してショックを生じる。
そこで、移動部材22が第1境界又は第2境界に移動した際に、|ΔPe|>ΔPfsの場合、位置検出合成信号から絶対位置検出信号に切換えて動作させるのではなく、位置検出合成信号と絶対位置検出信号との差を徐々に変化させることにより、移動部材22が第1境界、第2境界を移動する際のショックを低減するものである。
本発明の他の実施の形態を図1及び図5によって説明する。図5中、図3と同一符号は同一又は相当分を示し、説明を省略する。
図5において、補正部A301は、判定部115が予め定めたΔPfと比較してΔPe>ΔPfsであると、判定部115からの動作信号に基いてP10+ΔPe /5の位置検出信号を所定時間t出力した後に、P10+ΔPe /4の位置検出信号を所定時間t出力した後に、P10+ΔPe /3の位置検出信号を所定時間t出力した後に、P10+ΔPe /2の位置検出信号を所定時間t出力した後に、P10+ΔPeの位置検出信号を所定時間t出力することにより、滑らかに位置検出信号を変化させるものである。
補正部B303は、判定部115が予め定めたΔPfs比較してΔPe>ΔPfsあると、判定部115からの動作信号に基いてP20+ΔPe /5の位置検出信号を所定時間t出力した後に、P20+ΔPe /4の位置検出信号を所定時間t出力した後に、P20+ΔPe /3の位置検出信号を所定時間t出力した後に、P20+ΔPe /2の位置検出信号を所定時間t出力した後に、P20+ΔPeを所定時間t出力して位置検出信号を変化させるものである。
本実施形態に係るタンデム装置の動作を図1、図2、図5、図6によって説明する。タンデム装置に電源が投入されると(ステップS101)、上記ステップS103を実行し、判定部115は、領域A,B,Cのいずれかに移動部材22の第1端部22a及び第2端部22bが停止しているか否かを判断する(ステップS105)。A領域であれば、上記ステップS111を実行し、B領域であれば、上記ステップS311を実行する(ステップS411)。
減算器101,112が位置指令信号と補正部A301,B303の出力となる位置検出信号との差となる位置偏差信号P1e,P2eを制御部A103,B116に入力してサーボアンプA202,B204を介してリニアモータMa,Mbを駆動して移動部材22の第1端部22a及び第2端部22bを同時に移動し始める。この際、移動部材22の第1端部22a及び第2端部22bの位置をリニアエンコーダLa,Lbが検出して、図6に示すようにフルクローズループとすることによりサーボアンプA202,B204へ信号を繰り返しフィードバックする(ステップS413)。サーボコントローラ100の位置指令信号がゼロに達したことにより目標位置に達したか否かを判断する(ステップS415)。
目標位置に達していなければ、境界検出手段としての判定部115は、リニアエンコーダLaから通信部A40から発生した第1の相対位置検出信号P1iから第1の絶対位置検出信号P1aに変わったことからA領域からC領域の境界か否かを判断し(ステップS417)、C領域になれば、判定部(差判定手段)115は、第1の絶対位置検出信号P1a、第2の絶対位置検出信号P2aを取り込み、P1a−P2a=|ΔPe|を求め(ステップS211)、予め定めたΔPfs比較して|ΔPe|>ΔPfsであれば(ステップS421)、動作信号を補正部A301に入力すると、補正手段としての補正部A301にはN=6が設定されており、N−1→Nとする(ステップS425)、補正位置検出信号をP10+ΔPe /5とし、リニアモータMaを所定時間t駆動する(ステップS425)。判定部115は、Nが0になったか判断し(ステップS427)、Nが0になるまで、ステップS423〜S429を繰り返し、補正位置検出信号をP10+ΔPe /5としてリニアモータMaを所定時間t駆動し、次に、補正位置検出信号をP10+ΔPe /4と順に大きくすることにより、最終的にP10+ΔPeにし、絶対位置信号P1aに基いてリニアモータMaを駆動すると共に、絶対位置検出信号P2aに基いてリニアモータMbを駆動する(ステップS431、S433)。位置指令信号に基いて目標位置に達したか否かを判断する(ステップS435)。
上記のように位置検出合成信号から絶対位置検出信号に切り換わる際に、絶対位置検出信号P1aと絶対位置検出信号P2aとの差ΔPeが所定値を越えたことにより、絶対位置検出信号P1a(P2a)にΔPeを時間の経過と共に、除々に加えるようにしたので、第1又は第2の境界を移動部材22が通過する際のショックを低減できるものである。
なお、ステップS405において、C領域と判断されると、通常の処理が成される((ステップS501)。
実施の形態3.
本実施の形態は、上記実施の形態2と同様な趣旨で、実施の形態2の変形例を図7によって説明する。図7は他の実施形態によるリニアエンコーダ及びリニアモータ駆動部のブロック図である。図7中、図5と同一符号は、同一又は相当分を示し、説明を省略する。
図7において、位置検出生成部A105の出力端子cに接続された切換えスイッチ351と、位置検出生成部B114の出力端子cに接続された切換えスイッチ353と、切換えスイッチ351のb端子に入力が接続され、出力がa端子に接続されると共に、出力信号を遅延させる第1の遅延手段としての一次遅れ回路401と、切換えスイッチ353のb端子に入力が接続され、出力がa端子に接続されると共に、入力信号を遅延させる第2の遅延手段としての一次遅れ回路403とを備え、判定部115の判定結果に基いて切換えスイッチ351,353をa端子又はb端子に切換えるように形成されている。
上記のように構成されたタンデム装置によれば、判定部115は上記ステップS421において、|ΔPe|<Pfsと判定すると、切換えスイッチ351(353)をa端子からc端子に切換えることにより位置検出生成部A105(353)からの位置検出合成信号P10(P20)+ΔPe又は絶対位置検出信号P1a(P2a)を滑らかに変化させることによりリニアモータMa(Mb)の急激な動作を防止するものである。
上記のように長いストロークを有するアブソリュート型のリニアエンコーダを用いたタンデム装置に適用できる。
本発明の一実施形態によるリニアエンコーダを用いたタンデム装置の斜視図である。 図1に示すリニアエンコーダ及びリニアモータ駆動部のブロック図である。 図2に示すモータ制御系を示すブロック図である。 図1のリニアエンコーダを用いたタンデム装置の動作を示すフローチャートである。 他の実施形態によるリニアエンコーダ及びリニアモータ駆動部のブロック図である。 図5のリニアエンコーダを用いたタンデム装置の他の動作を示すフローチャートである。 他の実施形態によるリニアエンコーダ及びリニアモータ駆動部のブロック図である。
符号の説明
22 移動部材、22a 第1端部、22b 第2端部、28 第1の固定子、28' 第2の固定子、31 第1の移動子、32 第2の移動子、35 第1スケール、35a 第1の絶対位置検出部、35i 第1の相対位置検出部、37 第2スケール、37a 第2の絶対位置検出部、37i 第2の相対位置検出部、103 制御部A(第1の制御手段)、105 位置検出生成部A(第1の位置検出生成手段)、114 位置検出生成部B(第2の位置検出生成手段)、115 判定部(異常判定手段)、116制御部B(第2の制御手段)。

Claims (5)

  1. 直線状の第1の固定子と,該第1の固定子との関係で移動する第1の移動子とを有する第1のリニアモータと、
    前記第1の固定子に対向して所定の距離を隔てて配置されると共に、直線状の第2の固定子と,該第2の固定子との関係で移動する第2の移動子とを有する第2のリニアモータと、
    直線状で第1端部及び第2端部を有し、前記第1端部が前記第1の移動子に連結され、前記第2端部が前記第2の移動子に連結され、前記第1及び第2の固定子に直交すると共に、前記第1及び第2の移動子の移動により移動する移動部材と、
    前記第1の移動子の絶対位置を検出して第1の絶対位置検出信号を発生する第1の絶対位置検出部と,前記第1の移動子の相対位置を検出して第1の相対位置検出信号を発生すると共に、前記第1の絶対位置検出部と連通した第1の相対位置検出部とを有する第1のリニアエンコーダと、
    前記第1の絶対位置検出部に対向して所定の距離を隔てて配置されると共に、前記第2の移動子の相対位置を検出して第2の相対位置検出信号を発生する第2の相対位置検出部と、前記第1の相対位置検出部に対向して配置され、前記第2の絶対位置検出部と連通した前記第2の移動子の絶対位置を検出して第2の絶対位置検出信号を発生する第2の絶対位置検出部とを有する第2のリニアエンコーダと、
    前記第2の絶対位置検出信号と前記第1の相対位置検出信号とに基づいて前記第1の位置検出合成信号として発生する第1の位置検出生成手段と、
    前記第1の絶対位置検出信号と前記第2の相対位置検出信号とに基づいて前記第2の位置検出合成信号として発生する第2の位置検出生成手段と、
    位置指令信号と前記第1の絶対位置検出信号又は前記第1の位置検出合成信号との偏差に基いて前記第1の可動子を駆動する第1の制御手段と、
    前記位置指令信号と前記第2の絶対位置検出信号又は前記第2の位置検出合成信号との偏差に基いて前記第2の可動子を駆動する第2の制御手段と、
    を備えたことを特徴とするリニアエンコーダを用いたタンデム装置。
  2. 前記第2の絶対位置検出部は、前記第1の絶対位置検出部に対向して配置される部分を有し、前記第1の絶対位置検出信号が発生している状態で、前記第2の絶対位置検出信号が発生する重複部を有しており、
    同時に、前記第1及び第2の絶対位置検出信号を発生している際に、前記第1の絶対位置検出信号と前記第2の絶対位置検出信号とに基づいて前記移動部材のねじれの異常を判定する異常判定手段と、
    該異常判定手段により異常と判定された場合には、前記第1、第2のリニアモータを停止させる停止手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のリニアエンコーダを用いたタンデム装置。
  3. 前記第1の移動子が前記第1の絶対位置検出部と前記第1の相対位置検出部との第1境界または、前記第2の移動子が前記第2の絶対位置検出部と前記第2の相対位置検出部との第2境界に移動したことを検出する境界検出手段と、
    前記境界検出手段の検出に基いて前記第1の絶対位置検出信号と前記第2の絶対位置検出信号との差ΔPeを求めて、この差ΔPeが予め定められた値を越えているか否かを判定する差判定手段と、
    前記差が超えている場合には、前記第1又は第2の位置検出合成信号に前記差を補正した補正位置検出信号を発生する補正手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のリニアエンコーダを用いたタンデム装置。
  4. 前記第1の移動子が前記第1の絶対位置検出部と前記第1の相対位置検出部との第1境界または、前記第2の移動子が前記第2の絶対位置検出部と前記第2の相対位置検出部との第2境界に移動したことを検出する境界検出手段と、
    前記境界検出手段の検出に基づいて前記第1の絶対位置検出信号と前記第2の絶対位置検出信号との差△Peを求めて、この差△Peが予め定められた値を越えているか否かを判定する差判定手段と、
    前記差が越えている場合には、前記第1又は第2の絶対位置検出信号或いは前記第1又は第2の位置検出合成信号に前記差△Peを加えた境界信号を遅延させた遅延位置検出信号を発生する遅延手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のリニアエンコーダを用いたタンデム装置。
  5. 前記補正位置検出信号は、前記差ΔPeをN分割して、時間の経過と共に、ΔPe/Nから除々にΔPeにすることを、
    特徴とする請求項3に記載のリニアエンコーダを用いたタンデム装置。
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