JP4524571B2 - 振動型角速度センサ - Google Patents

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Description

この発明は、振動型角速度センサに関し、特に、角速度出力の異常検出機能を有した振動型角速度センサに関する。
特開2003−21517号公報
角速度センサ(ジャイロセンサ)の方式には、回転体の歳差運動を利用する機械式、筐体内で周回するレーザー光の筐体回転に伴う受光タイミング変化を利用する光学式、筐体内でセンシング用のガスを熱線に噴射し、その噴射量が筐体の回転により変化するのを熱線温度で検知する流体式などが知られている。他方、カーナビゲーションシステム等における車両方向検知用の角速度センサの需要が近年急速に高まっており、上記各方式と比較してより安価で軽量な振動式角速度センサが主流となりつつある。振動式角速度センサは、予め定められた基準方向に振動する振動子に角速度が作用したとき、基準方向と直交する検出方向へのコリオリ力に基づく新たな振動成分(以下、角速度振動成分という)を検出し、該振動成分に基づいて角速度情報を出力するものである。
従来、角速度センサを用いて車両制御を行なうシステムとして、車両の横滑りを検出し、各車輪のブレーキやトルクを最適に制御することにより、車両を正常状態に保つ車両安定制御システムや、車両の後輪あるいは前輪の舵角を制御する4輪舵角制御システム等が周知である。この種のシステムは、車両の横滑りといった車両の異常状態を角速度センサにて検出しており、この角速度信号の信頼性を高めることが求められている。
振動型角速度センサにおいては、角速度検出中に車両に並進的な加速度が加わった場合、コリオリ力に基づく角速度検出波形にノイズとして重畳することになる。特許文献1には、逆相駆動される2組の振動型センサユニットを組み合わせ、逆相出力される各センサユニットの出力を差動増幅することで、加速度成分をキャンセルする方式が採用されている。また、特許文献1には、車両制御に使用する場合の常套的な手段として、角速度センサの出力系統をメインとサブとに分割し、サブ出力をメイン出力のバックアップ用として使用することが行われている。サブ出力系統とメイン出力系統との出力比較を行なうことで、いずれかの出力系統に異常を生じた場合にこれを検出することができる。
上記特許文献1に開示の技術では、加速度キャンセルのために2つのセンサユニットの出力は予め合成され、その合成後の出力がサブ出力とメイン出力とに分岐させる方式を採用している。しかし、この方法では、センサ出力の根幹をなす第一及び第二のセンサユニットの内部(例えば振動子や、振動検知用の電極)に不具合が生じた場合は、出力系統に異常を生じていない限り、サブ出力とメイン出力との間には特段の差異は生じず、その検知を行なうことができない問題がある。
本発明の課題は、個々のセンサユニットの内部に異常が発生した場合も、その検出を容易にかつ確実に行なうことができる振動型角速度センサを提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記の課題を解決するために、本発明の振動型角速度センサは、
予め定められた基準方向に振動する振動子と、該振動子を一定の振幅で駆動する振動駆動部と、振動子に角速度が加わるに伴い、基準方向と交差するように定められた角速度検出方向への被検出振動成分を検出し、該被検出振動成分に基づいて角速度検出波形を生成する検出波形生成部とをそれぞれ有する第一の角速度センサユニット及び第二の角速度センサユニットと、
それら第一の角速度センサユニット及び第二の角速度センサユニットとを同期振動駆動する振動駆動部と、
第一の角速度センサユニットからの第一の角速度検出波形と、第二の角速度センサユニットからの第二の角速度検出波形とを、互いに同相となる位相関係にて合成する同相波形合成部を有し、その同相合成波形を、第一及び第二の角速度検出波形にそれぞれ重畳する加速度波形成分が相殺された角速度信号として出力する角速度信号出力部と、
第一の角速度センサユニットからの第一の角速度検出波形と、第二の角速度センサユニットからの第二の角速度検出波形とを、互いに逆相となる位相関係にて合成する逆相波形合成部を有し、その逆相合成波形に基づいてセンサ出力の異常監視信号を生成・出力する異常監視信号生成出力部と、を備えたことを特徴とする。
上記本発明の構成によると、2つの角速度センサユニットの異常検出を行なうために、第一の角速度検出波形及び角速度検出波形を互いに逆相となる位相関係にて合成し、その逆相合成波形に基づく異常監視信号を出力するようにした。2つのセンサユニットは、ハードウェア的に等価に構成されていれば、同じ角速度が与えられたとき、原理上はほぼ同じ振幅で角速度検出波形を出力する。従って、それら角速度検出波形を逆相合成すると、両センサユニットに異常が生じていなければ、波形が互いにキャンセルしあい、逆相合成波形の振幅は非常に小さくなる。しかし、センサユニットの一方に異常が生じると、異常が生じたほうの角速度検出波形に変化が生じ、両波形のキャンセルバランスが崩れて逆相合成波形の出力が大きくなる。そこで、該逆相合成波形に基づいてセンサ出力の異常監視信号を生成・出力するようにすれば、両センサユニットの出力系統のみならず、振動子や振動検出用の電極などの内部的な異常が発生した場合でも、その検知を確実に行なうことができる。
本発明の振動型角速度センサは、第一の角速度センサユニット及び第二の角速度センサユニットにおいて、各振動子を基準方向において互いに逆位相にて同期振動させることにより、角速度検出波形が、互いに位相反転した第一及び第二の角速度検出波形として生成するものとして構成できる。この場合、角速度信号出力部の同相波形合成部を、第一の角速度検出波形と第二の角速度波形との差分波形を演算する差分波形演算手段にて構成し、異常監視信号生成出力部の逆相波形合成部を、第一の角速度検出波形と第二の角速度波形との加算波形を演算する加算波形演算手段にて構成することができる。このように構成すると、振動型の角速度センサ部の角速度出力から並進的な加速度成分を、互いに逆相となる2つの角速度波形の差分波形を取ることで、両波形において同相に重畳する角速度成分を効果的に相殺でき、かつ、2つの角速度波形は結果的に互いに加算されて振幅を増すので、最終的に得られる角速度信号に残留する加速度成分の影響を大幅に縮小することができる。他方、差分波形演算手段とは別に設けられた逆相合成部としての加算波形演算手段により、2つのセンサユニットの異常検知も確実に行なうことができる。
なお、上記の構成においては、角速度信号として用いられる同相合成波形のレベル検知によっても異常検知を行なうことができる場合がある。しかし、この方式では、センサユニットの振動子や電極等に軽微な異常が生じただけでは、正常時と比較したときの同相合成波形の変化が小さく、どちらかのユニットの角速度検出波形の振幅によほど大きな変化が生じない限り、確実な異常検知が難しい難点がある。また、異常非発生の状態でも同相合成波形は角速度検知状態によって大きく変化し、非異常時の波形を異常検知のベースとして使用できないことも欠点の一つである。しかし、本発明で異常検知用に採用する逆相合成波形の出力は、正常時はほとんどゼロに近い振幅レベルを示すために、角速度の検知状態によらず非異常時の波形はほぼフラットであり、これを異常検知のベースとして利用できる。その結果、わずかな異常発生でも該逆相合成波形の出力変化を容易に読み取ることができ、異常検知を確実に行なうことができる。
次に、本発明の振動型角速度センサにおいては、第一の角速度センサユニットと第二の角速度センサユニットの検出波形生成部は、検出すべき波形振動に合わせて電極間隔を変化させる振動検出用コンデンサであり、該振動検出用コンデンサの信号出力側となる電極を複数個の部分電極に分割し、角速度波形を与える振動検出用コンデンサの電荷変化出力を、各部分電極から分割出力の形で取り出し、異常監視信号生成出力部は、該分割出力に基づいて異常監視信号を生成するものとすることができる。振動検出用コンデンサを用いた角速度波形の検知出力においては、あるいは電極の欠損やゆがみといった部分的不具合により、その出力状態にも影響が及び、誤差や動作不良の原因となりうる。しかし、電極の正常な部分からの出力の寄与が大きければ、電極全体としての出力変化は小さなものにとどまるので精密な異常検出は不可能となり、将来の大きな不具合につながる前兆異常検出などといったようなことも概して難しくなる。しかし、1つの電極を部分電極に分け、各部分電極から分割出力の形で個別に取り出すようにすれば、部分電極形成に対応して振動検出用コンデンサの容量変化は並列分割されるので、個々の部分電極にとどまるような小さなん異常が生じた場合でも、その部分電極の分割出力内では異常の影響が大きく現れるので、より精密な異常検出が可能となる。
振動検出用コンデンサの電極は、振動子の側に設けられ櫛歯状の検出側可動電極と、振動子を収容するフレーム側に設けられ、可動電極とかみ合う櫛歯状の検出側固定電極とを有するものとして構成できる。この場合、振動駆動される可動電極よりも、該検出側固定電極を部分電極に分割するほうが、分割に際しての電極間のアイソレーションも容易であり、構造的に単純化できる利点がある。また、検出容量増大のために櫛歯化された電極は、電極形成時あるいはアセンブリ時に製造上の要因により櫛歯をなす単位電極の欠損やゆがみなどの不具合を生じやすく、部分電極に分割することによる前述の効果を特に顕著に発揮させることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態である振動型角速度センサ1の回路図である。該回路は、振動ユニット4、振動駆動部6及び角速度検出部7とを有する。図2に示すように、振動ユニット4は第一のセンサユニット100及び第二のセンサユニット200を備える。各センサユニットは、予め定められたX方向(基準方向)に振動する振動子41a,41bを備え、それら振動子41a,41bに角速度が加わるに伴い、X方向と直交するように定められたY方向(角速度検出方向)への被検出振動成分を検出するものである。図1において、この被検出振動成分の波形検出を行なう検出波形生成部は、検出すべき波形振動に合わせて電極間隔を変化させる振動検出用コンデンサ45S1,45S2であり、各振動検出用コンデンサ47の電荷変化出力を電荷電圧変換部(例えば周知のチャージアンプで構成できる)CA1〜CA4にて電圧波形とすることにより角速度検出波形を生成する。なお、被検出振動波形は、並進的な加速度が加わっている場合は角速度波形成分に加速度波形成分が重畳したものとなる。第一のセンサユニット100と第二のセンサユニット200とは、振動子41a,41bの逆相振動駆動により、それらの被検出振動波形が、角速度波形成分とこれに重畳する加速度波形成分との一方において互いに同相となり、他方において互いに逆相となるように(すなわち、加算又は差分により、加速度波形成分又は角速度波形成分の一方をキャンセルできるように)、上記の基準方向と角速度検出方向とが定められている。本実施形態においては、第一のセンサユニット100と第二のセンサユニット200とはX方向に互いに隣接して配置され、該X方向において振動子41a,41bとが鏡映的な対称関係にて振動駆動されるようになっているが、これに限られるものではない。
該振動ユニット4は、例えばSi等の半導体マイクロマシニングの技術を用いて形成される。図2に例示した構成では、第一のセンサユニット100の振動子41aは梁42aにより、第二のセンサユニット200の振動子41bは梁42bにより、一体のフレーム40に対し、それぞれ互いに直交するX方向とY方向とに独立に振動可能に結合されている。
両センサユニット100,200の各フレーム40には、X方向(つまり振動駆動方向)の端部内面に、X方向の単位電極がY方向に一定間隔で配列した櫛歯状の駆動側固定電極56a,56bが取り付けられている。また、振動子41a,41bのX方向側端面には、X方向の単位電極がY方向に一定間隔で配列した櫛歯状の駆動側可動電極66a,66bが、駆動側固定電極56a,56bとの間に隙間をもって交互に配列する形で取り付けられている。
一方、両センサユニット100,200の、Y方向(つまり角速度検出方向)の各端部には振動検出用コンデンサ45S1,45S2が設けられている。具体的には、フレーム40のY方向の各端部内面に、Y方向の単位電極がX方向に一定間隔で配列した櫛歯状の検出側固定電極55a,55bが取り付けられている。また、振動子41a,41bの対応するY方向側端面には、Y方向の単位電極がX方向に一定間隔で配列した櫛歯状の検出側可動電極65a,65bが検出側固定電極55a,55bとの間に隙間をもって交互に配列する形で取り付けられている。これら検出側可動電極65a,65bと検出側固定電極55a,55bとが、上記振動検出用コンデンサ45S1,45S2を形成している。
さらに、両センサユニット100,200のX方向の互いに近い側の端部には、駆動振動数をフィードバック制御するための振幅モニタ用コンデンサ47a,47bが設けられている。具体的には、フレーム40の対応する端部(隣接するセンサユニット100,200を仕切る隔壁部となっている)内面に、X方向の単位電極がY方向に一定間隔で配列した櫛歯状のモニタ側固定電極57a,57bが取り付けられている。また、振動子41a,41bの対応するX方向側端面には、X方向の単位電極Y方向に一定間隔で配列した櫛歯状のモニタ側可動電極67a,67bが、モニタ側固定電極57a,57bとの間に隙間をもって交互に配列する形で取り付けられている。これらモニタ側可動電極67a,67bとモニタ側固定電極57a,57bとが、上記振幅モニタ用コンデンサ47a,47bを形成している。
図2において、第一の角速度センサユニット100及び第二の角速度センサユニット200は、各振動子41a、41bがX方向において、一定振幅で互いに逆位相にて同期振動駆動される。この状態で、X,Y両方向のいずれとも直交するZ方向(例えば自動車搭載の場合は、路面と直交する向き)周りに角速度が入力されると、振動子41a,41bにはコリオリ力により、その角速度の大きさに応じた振幅でY方向(角速度検出方向)の角速度振動成分が互いに逆位相にて発生する。この振動は、振動検出用コンデンサ45S1,45S2の容量変化として検知され、端子S1〜S8から取り出された後、電荷電圧変換器にて電圧変換され、角速度検出波形として出力される。
なお、コリオリ力はそれぞれの振動子41a,41bに対し互いに逆方向に作用するため、第一のセンサユニット100側の第一の振動検出用コンデンサ45S1と、第二のセンサユニット200側の第二の振動検出用コンデンサ45S2とは、Y方向における互いに反対側に位置するもの同士(端子S1,S4と端子S5,S8及び端子S2,S3と端子S6,S7)が、互いに同相の角速度検出波形を生ずる。それら角速度検出波形は、図1に示すように、同じユニット内で互いに逆相となるもの同士を対にして、差動増幅機能を有する電荷/電圧変換部CA1〜CA4にて合成され、互いに同相の4つの合成波形Σ1〜Σ4として取りまとめられた後、角速度検出部7において全体が加算され、角速度信号SGとされる。
図2において、逆相振動駆動される両ユニット100,200においては、Z方向周りに角速度が加わった時にY方向に発生するコリオリ力は互いに逆方向に検知されるが、回転遠心力や突発振動などによるY方向への並進的な加速度に対しては同一方向に検知され、角速度波形成分から見れば一種のノイズ成分となる。しかし、両ユニット100,200間において、重畳加速度波形成分が互いに同相であり、角速度波形成分が逆相となる波形同士を差分演算すれば(あるいは、重畳加速度波形成分が互いに逆相であり、角速度波形成分が同相となる波形同士を加算演算すれば)、この加速度成分はキャンセルされ、角速度波形のみを取り出すことができる。
次に、振動駆動部6は、振幅モニタ用コンデンサ47a,47bの蓄積電荷を電圧変換する電荷電圧変換器10、その振動交流電圧出力を直流変換するAC/DC変換器(整流部)11、AC/DC変換器11の出力電圧を振幅モニタ値として、その基準電圧Vrefを与える基準電圧発生部12、振幅モニタ値と基準電圧Vref1との差分を増幅する差動増幅器13、電荷電圧変換器10からの振動電圧出力を90°移相する移相器14、差動増幅器13と移相器14との各出力を乗算する乗算器15とを有する。乗算器15の出力が振動駆動電圧波形として、第一のセンサユニット100及び第二のセンサユニット200の各駆動端子D1,D2に入力される。
振動駆動部6においては、振動子41a,41bのX方向の振動が、振幅モニタ用コンデンサ47a,47bの容量変化により、振動モニタ信号としてモニタ端子Mから取り出される。図2では、両センサユニット100,200にて振幅モニタ用コンデンサ47a,47bの可動側電極67a,67bは、固定側電極57a,57bに対し、振動方向(つまりX方向)においてどちらも同じ側(図2では左側)に配置されている。従って、振動子41a,41bがX方向に互いに逆相で同期振動すれば、振幅モニタ用コンデンサ47a,47bからの振動モニタ波形も互いに逆相となる。振動モニタ信号波形は、電荷電圧変換器CA5にて電圧信号に変換され、これを移相器14及び乗算器15を介して駆動端子D1,D2に帰還させることにより自励式振動駆動機構が構成される。
移相器14は、梁60を介した振動子41a,41bの共振点付近での機械的振動を持続させる役割を果たす。また、差動増幅器10からの合成後の振動モニタ信号は、別途AC/DC変換器11で平滑化されて振幅レベル信号とされ、制御振幅レベルに対応した基準電圧発生部12からの基準電圧信号との差分が差動増幅器13にて演算される。この差動増幅器13の出力を振幅補正信号として、乗算器15にて振動モニタ信号と乗ずることにより、駆動振幅が一定に制御されることとなる。なお、第一のセンサユニット100と第二のセンサユニット200との駆動端子D1,D2は、フレーム40に対し、X方向にて互いに異なる端部側に形成されており、乗算器15からの駆動出力が同相入力される。これにより、両ユニット100,200の振動子41a,41bは、X方向において、その共振周波数で互いに逆位相で振動駆動される。
次に、角速度検出部7において上記角速度信号SGは、同期検波部22にて振幅変調された角速度波形が復調された後、ローパスフィルタ23でリップルが除去され、入力角速度に比例した直流の加速度信号Vyとして出力される。同期検波部22の参照周波数信号は、本実施形態では移相器14からの振動モニタ信号力が流用される。コリオリ力は、振動子の速度と加わる角速度とのベクトル積に比例して発生するので、駆動振動波形に対し、コリオリ力の検出波形は必ず90°進角して検知される。従って、移相器14にて90°進角した駆動振動波形はコリオリ力の検出波形(つまり、角速度波形)と位相が一致し、同期検波用の参照周波数信号として好適に採用できる。
図1において、第一の角速度センサユニット100からの第一の角速度検出波形Σ1,Σ2と、第二の角速度センサユニット200からの第二の角速度検出波形Σ3,Σ4とは、異常監視信号生成出力部8に入力される。上記の第一の角速度検出波形Σ1,Σ2と第二の角速度検出波形Σ3,Σ4とは、すでに全て互いに同相となるように合成済みであり、これらを互いに逆相となる位相関係にて合成するために、逆相波形合成部をなす差動増幅器121に入力される。そして、その逆相合成波形信号Skは同期検波部122と経て、電圧検出部をなすウィンドコンパレータ123を経て異常監視信号VJとして出力される。
図2において、2つのセンサユニット100,200は、ハードウェア的に等価に構成されているので、同じ角速度が与えられたとき、原理上はほぼ同じ振幅で角速度検出波形を出力する(図1:Σ1+Σ2、Σ3+Σ4)。従って、図4に示すように、それら角速度検出波形(Σ1+Σ2とΣ3+Σ4)を差動増幅器121にて逆相合成すると、両センサユニット100,200に異常が生じていなければ、波形が互いにキャンセルしあい、差動増幅器121の出力Skは中立点に近い位置でフラットな波形を示すことになる。しかし、どちらかのセンサユニット100,200の駆動振幅に異常を生じていれば、角速度検出波形Σ1+Σ2とΣ3+Σ4とに異常要因による差αが生じ、キャンセルのバランスが崩れる結果、差動増幅器121の出力Skの振幅値は中立点からシフトする。従って、上記中立点を包含した基準電圧範囲[Vref2,Vref3]を有するウィンドコンパレータ123に同期検波後の信号出力Skを入力することで、該信号出力Skが規定範囲内か否か、つまり異常かどうかを異常監視信号VJとして該ウィンドコンパレータ123から出力することができる。
次に、本実施形態においては図2に示すように、振動検出用コンデンサ45S1,45S2の信号出力側となる電極、つまり検出側固定電極が複数個の部分電極に分割されている。具体的には、第一のセンサユニット100側では、部分電極55S1と部分電極55S4及び部分電極55S2と部分電極55S4、第二のセンサユニット200側では、部分電極55S6と部分電極55S7及び部分電極55S5と部分電極55S8にそれぞれ分割されている。各振動検出用コンデンサ45S1,45S2の電荷変化出力は、各部分電極55S1〜55S8から分割出力(端子S1〜S8)の形で取り出される。振動検出用コンデンサ45S1,45S2の固定側電極を部分電極に分け、その電荷変化を各部分電極から分割出力の形で個別に取り出すようにすれば、櫛歯電極を構成する単位電極の欠損やゆがみなど、個々の部分電極にとどまるような小さな異常が生じた場合でも、その部分電極の分割出力内では異常の影響が大きく現れるので、より精密な異常検出が可能となる。
本実施形態では、振動検出用コンデンサ45S1,45S2は、角速度検出方向における振動子41a,41bの第一端部側に設けられる第一の振動検出用コンデンサ45S1A,45S2Aと、同じく第二端部側に設けられる第二の振動検出用コンデンサ45S1B,45S2Bとを有する。それら第一の振動検出用コンデンサ45S1A,45S2A及び第二の振動検出用コンデンサ45S1B,45S2Bは角速度検出波形を互いに逆位相にて発生するものであり、各々信号出力側となる電極が第一の部分電極55S1,55S2,55S6,55S5と及び第二の部分電極55S4,55S3,55S7,55S8に分割されている。振動子41a,41bの第一端部側と第二端部側とを両方利用することで、振動検出用コンデンサの数を増やすことができ、角速度信号の出力を高めることができる。また、それらの信号出力側となる電極を部分電極に分割することで、異常検知の感度を向上できる。なお、同じセンサユニット内で、第一の振動検出用コンデンサ45S1A,45S2Aと第二の振動検出用コンデンサ45S1B,45S2Bとは、角速度波形成分も加速度波形成分も互いに逆相となって表れる。
なお、振動子41a,41bは、その表面に形成された各電極65a,66a,67a,65b,66b,67bとともに、梁42b及びフレーム40を介してGND端子G1,G2に接続され、外部でGNDに接続されるようになっている。また、フレーム40の表面には、駆動側固定電極56a,56bに接続される駆動端子D1,D2、検出側固定電極55a,55b(部分電極55S1〜55S8)に接続され角速度波形検出端子S1〜S8、及びモニタ側固定電極57a,57bに接続される振動モニタ端子Mが形成されており、アイソレーション部60で互いに電気的に分離されている。
図3に示すように、第一の角速度センサユニット100と第二の角速度センサユニット200のそれぞれにおいて、第一の振動検出用コンデンサ45S1及び第二の振動検出用コンデンサ45S2の、第一の部分電極からの分割出力同士(S1,S2及びS3,S4)及び第二の部分電極からの分割出力同士(S5,S6及びS7,S8)がそれぞれ差分演算部(本実施形態では電荷電圧変換部に兼用されている)CA1〜CA4により合成される。互いに同相の第一の異常監視準備信号Σ1,Σ2及び第二の異常監視準備信号Σ3,Σ4とされる。図5に示すように、このように形成される異常監視準備信号Σ1,Σ2,Σ3,Σ4は、いずれも逆相の分割出力同士が差動増幅される形で振幅加算されるので、各部分電極に異常を生ずると、振動検出用コンデンサ毎に設けられた差分演算部CA1〜CA4は、いずれもその出力に異常発生した部分電極の影響が大きく現れるので、これに基づく異常監視準備信号Σ1,Σ2,Σ3,Σ4により、振動検出用コンデンサの電極の異常検知を精密に行なうことができる。
図3の回路構成では、第一の異常監視準備信号Σ1,Σ2と第二の異常監視準備信号Σ3,Σ4とを、第一の角速度センサユニット100と第二の角速度センサユニット200とのそれぞれにおいて予め加算演算した後、両ユニット100,200からの各加算演算後の信号を差分演算する差分演算部(差動増幅器)121が設けられ、該差分演算後の信号を異常監視信号として用いている。第一の異常監視準備信号Σ1,Σ2と第二の異常監視準備信号Σ3,Σ4とを加算演算と差分演算との組み合わせにより統合し、一系統の異常監視信号として出力することで、異常監視信号発生に係るハードウェア構成を簡略化することができる。
他方、図6に示す構成では、第一の角速度センサユニット100と第二の角速度センサユニット100とに、両ユニット100,200間での第一の異常監視準備信号同士、及び第二の異常監視準備信号同士を個別に差分演算する差分演算部121A,121Bが設けられ、各ユニット100,200にて差分演算部121A,121Bの出力電圧ΔΣ1,ΔΣ2に対し異常判定を個別に行い、それら2つの異常判定信号に基づいて最終的な異常判定を行なうようにしている。この構成によると、異常判定信号は2系統発生することになるが、各系統に統合される部分出力(部分電極)の数が図3の8つから4つへと減少する。その結果、部分電極のどれかに異常や故障を生じた場合、個々の異常判定信号は、部分出力の統合数が少ない分だけ異常発生時の相対的な出力変化も大きくなるので、より高感度な異常検知が可能となる。本実施形態では、各差分演算部121A,121Bの出力毎に同期検波部122A,122Bとウィンドコンパレータ(電圧検出部)123A,123Bを設け、各ウィンドコンパレータ123A,123Bからの二値の判定出力の論理和をゲート124にて演算し、その出力を最終的な異常監視信号VJとして用いるようにしている。
さらに、図7の構成では、第一の角速度センサユニット100と第二の角速度センサユニット200との間で、図1の第一の振動検出用コンデンサ45S1A,45S2Aの第一部分電極55S1,55S6からの分割出力同士(S1,S5)及び第二部分電極55S4,55S7からの分割出力同士(S4,S7)、ならびに第二の振動検出用コンデンサ45S1B,45S2Bの第一部分電極55S2,55S5からの分割出力同士(S2,S5)及び第二部分電極55S3,55S8からの分割出力同士(S3,S8)を個別に差分演算する、4つの差分演算部121A1,121A2,121B1,121B2が設けられ、それら差分演算部121A1,121A2,121B1,121B2の出力電圧に対する異常判定を個別に行い、それら4つの異常判定信号に基づいて最終的な異常判定を行なうようにしている。この構成によると、異常判定信号は4系統発生することになるが、各系統に統合される部分出力(部分電極)の数が図6の4つから2つへと減少する。その結果、部分電極のどれかに異常や故障を生じた場合の、個々の異常判定信号は、異常発生時の相対的な出力変化がさらに大きくなり、異常検知の感度がさらに高められる。本実施形態では、各差分演算部121A1,121A2,121B1,121B2の出力毎に同期検波部122A1,122A2,122B1,122B2とウィンドコンパレータ(電圧検出部)123A1,123A2,123B1,123B2を設け、各ウィンドコンパレータ123A1,123A2,123B1,123B2からの二値の判定出力の論理和をゲート124にて演算し、その出力を最終的な異常監視信号VJとして用いるようにしている。
本発明の振動型角速度センサの一実施形態を示す回路図。 第一及び第二のセンサユニットの構造を模式的に示す図。 異常監視信号を発生させる回路の第一例を示す図。 本発明の作用・効果の説明図。 異常監視準備信号の生成概念図。 異常監視信号を発生させる回路の第二例を示す図。 異常監視信号を発生させる回路の第三例を示す図。
符号の説明
1 振動型角速度センサ
41a,41b 振動子
6 振動駆動部
7 角速度検出部
CA1〜CA4 電荷電圧変換部(同相波形合成部)
8 異常監視信号生成出力部
10 差動増幅器(同相波形合成部)
45S1A,45S2A 第一の振動検出用コンデンサ
45S1B,45S2B 第二の振動検出用コンデンサ
55S1〜55S8 部分電極
100 第一のセンサユニット
200 第二のセンサユニット
121,121A,121B,121A1,121A2,121B1,121B2 差分演算部

Claims (7)

  1. 予め定められた基準方向に振動する振動子と、該振動子を一定の振幅で駆動する振動駆動部と、前記振動子に角速度が加わるに伴い、前記基準方向と交差するように定められた角速度検出方向への被検出振動成分を検出し、該被検出振動成分に基づいて角速度検出波形を生成する検出波形生成部とをそれぞれ有する第一の角速度センサユニット及び第二の角速度センサユニットと、
    それら第一の角速度センサユニット及び第二の角速度センサユニットとを同期振動駆動する振動駆動部と、
    前記第一の角速度センサユニットからの第一の角速度検出波形と、前記第二の角速度センサユニットからの第二の角速度検出波形とを、互いに同相となる位相関係にて合成する同相波形合成部を有し、その同相合成波形を、前記第一及び第二の角速度検出波形にそれぞれ重畳する加速度波形成分が相殺された角速度信号として出力する角速度信号出力部と、
    前記第一の角速度センサユニットからの第一の角速度検出波形と、前記第二の角速度センサユニットからの第二の角速度検出波形とを、互いに逆相となる位相関係にて合成する逆相波形合成部を有し、その逆相合成波形に基づいてセンサ出力の異常監視信号を生成・出力する異常監視信号生成出力部と、を備え、
    前記第一の角速度センサユニットと前記第二の角速度センサユニットの前記検出波形生成部は、検出すべき波形振動に合わせて電極間隔を変化させる振動検出用コンデンサであり、該振動検出用コンデンサの信号出力側となる電極を複数個の部分電極に分割し、前記角速度波形を与える前記振動検出用コンデンサの電荷変化出力を、各前記部分電極から分割出力の形で取り出し、前記異常監視信号生成出力部は、該分割出力に基づいて前記異常監視信号を生成するものであり、
    前記第一の角速度センサユニットと前記第二の角速度センサユニットのそれぞれにおいて、前記振動検出用コンデンサは、前記角速度検出方向における前記振動子の第一端部側に設けられる第一の振動検出用コンデンサと、同じく第二端部側に設けられる第二の振動検出用コンデンサとを有し、それら第一及び第二の振動検出用コンデンサは、前記角速度検出波形を互いに逆位相にて発生するものであり、かつ、各々信号出力側となる電極が第一及び第二の部分電極に分割されていることを特徴とする振動型角速度センサ。
  2. 前記第一の角速度センサユニット及び前記第二の角速度センサユニットにおいて、各前記振動子を前記基準方向において互いに逆位相にて同期振動させることにより、前記角速度検出波形が、互いに位相反転した第一及び第二の角速度検出波形として生成され、
    前記角速度信号出力部の前記同相波形合成部は、前記第一の角速度検出波形と前記第二の角速度波形との差分波形を演算する差分波形演算手段にて構成され、
    前記異常監視信号生成出力部の前記逆相波形合成部は、前記第一の角速度検出波形と前記第二の角速度波形との加算波形を演算する加算波形演算手段にて構成されている請求項1記載の振動型角速度センサ。
  3. 前記振動検出用コンデンサの電極は、前記振動子の側に設けられ櫛歯状の検出側可動電極と、前記振動子を収容するフレーム側に設けられ、前記可動電極とかみ合う櫛歯状の検出側固定電極とを有し、該検出側固定電極が前記部分電極に分割されている請求項1又は請求項2に記載の振動型角速度センサ。
  4. 前記第一の角速度センサユニットと前記第二の角速度センサユニットのそれぞれにおいて、前記第一の振動検出用コンデンサ及び前記第二の振動検出用コンデンサの、第一の部分電極からの分割出力同士及び第二の部分電極からの分割出力同士がそれぞれ差分演算部により合成されて、互いに同相の第一及び第二の異常監視準備信号とされる請求項1〜3のいずれか1項に記載の振動型角速度センサ。
  5. 前記第一の異常監視準備信号と前記第二の異常監視準備信号とを、前記第一の角速度センサユニットと前記第二の角速度センサユニットとのそれぞれにおいて予め加算演算した後、両ユニットからの各加算演算後の信号を差分演算する差分演算部が設けられ、該差分演算後の信号を前記異常監視信号として用いる請求項4記載の振動型角速度センサ。
  6. 前記第一の角速度センサユニットと前記第二の角速度センサユニットとに、両ユニット間での前記第一の異常監視準備信号同士、及び前記第二の異常監視準備信号同士を個別に差分演算する差分演算部が設けられ、各ユニットにて前記差分演算部の出力電圧に対し異常判定を個別に行い、それら2つの異常判定信号に基づいて最終的な異常判定を行なうようにした請求項4記載の振動型角速度センサ。
  7. 前記第一の角速度センサユニットと前記第二の角速度センサユニットとの間で、前記第一の振動検出用コンデンサの前記第一部分電極からの分割出力同士及び第二部分電極からの分割出力同士、ならびに前記第二の振動検出用コンデンサの前記第一部分電極からの分割出力同士及び第二部分電極からの分割出力同士を個別に差分演算する4つの差分演算部が設けられ、それら前記差分演算部の出力電圧に対し異常判定を個別に行い、それら4つの異常判定信号に基づいて最終的な異常判定を行なうようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載の振動型角速度センサ。
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