JP4523948B2 - 有効エネルギーへの熱変換方法およびその装置 - Google Patents

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Description

本発明は、熱エネルギー(例えば都市廃棄物などの毒性/または腐食性燃料の燃焼によって生成される熱、または地熱)を有効エネルギー(例えば、機械的または電気的エネルギー)に変換する事に関するものである。
毒性および/または腐食性煙道ガスを発生する燃料の燃焼工程においては、ボイラー管の急速な腐食を防止するため、これらのボイラー管を一定温度水準以下の温度に保持する必要がある。これは通常、これらのボイラー管の中に沸騰水を循環させその結果として飽和水蒸気または少し過熱された水蒸気を形成する事によって達成される。
従来この水蒸気は次に有効な動力を発生するため水蒸気タービンの中で膨張させられる。しかしこの水蒸気は飽和されまたは軽度に過熱されているにすぎないので、その膨張はタービンを湿潤区域で作動させるが、これは水蒸気タービンの効率と寿命を大幅に低下させる。従って水蒸気タービンは水蒸気湿潤度が12−13%を超える条件で作動する事ができないので、しばしば膨張の途中で膨張を停止し液体を分離除去し次に再び膨張を継続する事が必要である。
また米国特許第5,440,882号に記載のように水蒸気と塩水とを含有する地熱流体から有効なエネルギーが得られる。
1つの観点において、本発明の特徴は一次流体(例えば水蒸気)を多段膨張させて前記一次流体中の熱を有効エネルギーに変換し、別個の閉鎖ループ中において一次流体の熱を使用して多成分作動流体を加熱し、前記多成分作動流体を膨張させるにある。蒸気状態の一次流体が第1段階膨張器の中で膨張させられて有効エネルギーを生産しまた部分的に膨張された一次流体流を形成する。次にこの部分的に膨張させられた一次流体が液体成分と蒸気成分とに分離され、また(第2段階膨張器において膨張される)蒸気流と(多成分作動流体の加熱に使用される)第2の一次流とに分割される。
好ましい実施態様において、(膨張させられた)消費済み多成分作動流体が凝縮器において凝縮されまた回収型熱交換器を通され、この熱交換器の中において前記消費済み多成分作動流体の熱を使用して凝縮された多成分作動流体を熱回収的に加熱する。一次流体はボイラーの中で加熱される事ができ、または一次流体は地熱流体から得られる水蒸気とする事ができる。
他の観点において、本発明の特徴は一般に2つの閉鎖ループを使用して熱を有効エネルギーに変換するにある。一方の閉鎖ループが一次作動流体を収容し、この一次作動流体が外部熱源によって(例えば、腐食性または毒性燃料を燃焼させるボイラーの中で)加熱され次に2つの流れに分割される。その第1流が(例えばタービンの中で)膨張させられて有効エネルギーを生産し、第2流が第1熱交換器中において第2閉鎖ループ中の多成分作動流体を加熱するために使用される。加熱された多成分作動流体は(例えば第2タービン中において)膨張させられてさらに有効エネルギーを生産する。
好ましい実施態様において第1流が2つの流れに分割され、これらの2流の一方が蒸気流であって膨張させられて有効エネルギーを生産し、またこれらの追加的2流がいずれも他の2つの熱交換器の中で多成分作動流体を加熱するために使用される。
他の観点において、本発明の特徴は一般に水蒸気と塩水とを含有する地熱流体の熱を有効エネルギーに変換する動力システムである。塩水から水蒸気が分離され、この水蒸気の熱が別個の閉鎖ループ中において第1熱交換器の中で多成分作動流体を加熱するために使用される。前記の分離された塩水は第2熱交換器の中において多成分作動流体をさらに加熱するために使用され、次にシステムから排出される。次に多成分作動流体が膨張させられて追加的有効エネルギーを生産する。
好ましい実施態様において、消費済み多成分作動流体が凝縮器において凝縮され、回収型熱交換器を通され、この熱交換器中において消費済み多成分作動流体の熱を使用して、凝縮器の中で凝縮された多成分作動流体を熱回収的に加熱する。第1熱交換器の中で多成分作動流体を加熱するために使用される熱は、膨張させられて2流に分割された水蒸気から得られる。一方の流は有効エネルギーを得るために膨張させられる蒸気であり、他方の流は第1熱交換器を通って次に絞られ、膨張流と結合させられる。
以下、本発明を図面に示す実施の形態について詳細に説明するが本発明はこれに限定されない。
図1について述べれば、熱を機械的エネルギーに変換する装置が図示されている。装置110は第1および第2閉鎖ループ112、114を含む。ループ112は一次作動流体として水を含む。第2ループ114は多成分作動流体として水/アンモニア混合物を含む。多成分作動流体を使用するシステムはアレキサンダー I.カリーナの米国特許第4、346、561号、第4,489,563号、第4,548,043号、第5,596,340号、第4,604,867号、第4,732,005号、第4,763,480号、第4,899,545号、第4,982,568号、第5,029,444号、第5,095,708号、第5,440,882号、第5,450,821号および特願第08/283,091号、第08/546,419号に記載され、これらの特許および特願を引例とする。
閉鎖ループ112の中において、点56のようなパラメータを有する凝縮液状水が管を通してボイラー116の中に送られ、このボイラーが腐食性および/または毒性燃料を燃焼する。ボイラー116の管の中で、水が沸騰し、点51のパラメータを有する乾燥した飽和水蒸気を生成する。点51のパラメータを有する水蒸気がそれぞれ点41および52のパラメータを有する第1および第2の一次流に分割される。点41のパラメータを有する水蒸気流が水蒸気タービンの第1段ST−1の中に転送される。この第1段は第1膨張器であってその中で水蒸気が中圧まで膨張し、出力を生じ、点42のパラメータをもってST−1をでる。この水蒸気はすでに湿潤しており、セパレータ/スプリッター118中のセパレータSの中に転送され、そこで膨張した第1の一次流中の液体が水蒸気から分離される。点43のパラメータを有する分離された水蒸気部分が水蒸気タービンの第2段、ST−2(第2膨張器)の中に転送される。水蒸気の残分とセパレータSを出る液体全部が結合されて、点45のパラメータを有する第4の一次流を成す。点43(前記)のパラメータを有する水蒸気の第3の一次流が水蒸気タービンの第2段、ST−2中で膨張され、出力を生じまた点44のパラメータを得る。このようにして、それぞれ点52、44および45のパラメータを有する飽和または湿潤水蒸気の第2、第3および第4の一次流が形成される。点52のパラメータを有する第2の一次流が最高の圧力と温度を有する。点45のパラメータを有する第4の一次流と、点44のパラメータを有する第3の一次流とがそれぞれ中圧および中温度と最低圧および最低温度を有する。点52のパラメータを有する第2の一次流中の水蒸気が熱交換器HE−1の中に転送され、そこでこの水蒸気が凝縮されサブクーリングされて、放熱し、点54のパラメータをもって熱交換器HE−1を出る。点45のパラメータを有する第4の一次流中の水蒸気が第2熱交換器HE−2の中に転送され、そこでこの水蒸気が凝縮されサブクーリングされて、放熱し、点46のパラメータをもって熱交換器HE−2を出る。次にこの第4の一次流が点54のパラメータを有する前記の第2の一次流中の水蒸気の圧力に等しい圧力までポンプP−2によって加圧されて点50のパラメータを得る。点44のパラメータを有する第3の一次流中の水蒸気が第3熱交換器HE−3の中に転送され、そこでこの水蒸気が凝縮されサブクーリングされて、放熱し、点48のパラメータをもって熱交換器HE−3を出る。次にこの第3の一次流がそれぞれ前記の点54と50のパラメータを有する第2および第4の一次流の圧力に等しい圧力までポンプP−3によって加圧される。次に、それぞれ点54、49および50のパラメータを有する第2、第3および第4の一次流が結合されて点55のパラメータを有する流を生じる。次にこの流が前記の点56のパラメータを得るのに必要な圧力までポンプP−4によって加圧され、ボイラー116の中に転送される。
第2閉鎖ループ114の中において、点14のパラメータを有する完全に凝縮された多成分作動流体がポンプP−1によって所要圧まで加圧され点21のパラメータを得る。その後、点21のパラメータを有する多成分作動流体流が第4熱交換器HE−4を通過し、そこで流体は加熱されて点60のパラメータを得る。好ましくは点60における作動流体の状態は飽和液である。その後、点60のパラメータを有する多成分作動流体が回収型第5熱交換器HE−5を通り、そこで部分的に蒸発されて点62のパラメータを得る。その後、点62のパラメータを有する流体流が前記の第3熱交換器HE−3の中に転送され、そこでこの熱交換器中において放出される熱によってさらに加熱され、点66のパラメータを得る。その後、点66のパラメータを有する多成分作動流体流が前記の第2熱交換器HE−2の中に転送され、そこでこの熱交換器中において放出される熱によってさらに加熱され完全に蒸発される。熱交換器HE−2を出て点68のパラメータを有する多成分作動流体流(好ましくは飽和蒸気の状態)が前記の第1熱交換器HE−1の中に入り、そこでこの熱交換器中において放出される熱によって過熱され点30のパラメータをもってこの第1熱交換器から出る。点30のパラメータを有する多成分作動流体流が作動流体タービンWFT(第2膨張器)を通り、この中で膨張させられて出力を生じ、点36のパラメータを有する消費済み多成分作動流体としてWFTを出る。点36のパラメータを有する消費済み多成分作動流体が回収型熱交換器HE−5を通り、そこで冷却され部分的に凝縮され、放熱し(前述)、点38のパラメータをもってHE−5を出る。その後、点38のパラメータを有する多成分作動流体流が回収熱交換器HE−4に入り、そこでさらに冷却され凝縮し、放熱(前述)して点29のパラメータをもってHE−4を出る。点29のパラメータを有する部分的に凝縮された多成分作動流体流は凝縮器HE−6を通り、そこで冷却水または冷却空気流23−24によって完全に凝縮されて、点14のパラメータを得る。
前記工程のすべてのキーポイントのパラメータを表1に示す。
装置110は毒性および腐食性燃料の燃焼によって生じた熱の効率的変換を成す。本発明による図1のシステムの性能一覧を表2に示し、この表は28.14%の正味熱効率を示す。従来の流体流の直接膨張に基づくシステムにおいては、点51の同一パラメータをもってボイラーを出る流体流は21%の正味熱効率を示す。従って図1のシステムは熱変換/出力発生効率を33%増大させる。
図2において、水蒸気と塩水から成る地熱流体からの熱を利用するように設計された動力システム210を示す。塩水の高度の無機質含有量は塩水の冷却される限度を制限し、その結果、二、三の点において腐食性毒性燃料を利用するための図1のシステムに類似した条件を生じる。このような条件の類似性の故に、地熱動力システム210においても一部の同一原理を利用する事ができる。
地熱動力システム210においては、点151のパラメータを有する水蒸気と無機質含有塩水とから成る地熱流体がセパレータS−1に入り、そこで点141のパラメータを有する飽和水蒸気流と点152のパラメータを有する無機質塩水流とに分離される。点141のパラメータを有する水蒸気流が高圧蒸気タービンST−1の中に入り、そこで中圧まで膨張させられて点142のパラメータを得る。点142のパラメータを有する水蒸気は湿潤水蒸気であって、セパレータ/スプリッター212中のセパレータS−2の中に入り、そこで膨張水蒸気中の液体が水蒸気から分離され、点143のパラメータを有する第1流と点146のパラメータを有する第2流とに分割される。セパレータS−2から出る水蒸気は、それぞれ点143と点145のパラメータを有する2つの支流に分割され。その後、第1流(点143のパラメータを有する水蒸気)が低圧蒸気タービンST−2の中に転送され、そこで低圧まで膨張させられて有用エネルギーを発生する。高圧蒸気タービンST−1と低圧蒸気タービンST−2は水蒸気のそれぞれ第1および第2段階膨張器である。低圧タービンST−2における膨張後に、第1流は点144のパラメータを得る。点145のパラメータを有する水蒸気流がセパレータS−2から除去された液体と混合され、パラメータ146を有する第2流を生じる。この第2流が第1熱交換器HE−1を通り、そこで凝縮されサブクーリングされ、この第1熱交換器から点148のパラメータをもって出る。その後、点148のパラメータを有する凝縮物流は絞り弁TVにおいて、点144のパラメータを有するST−2からの流れと同等圧まで絞られ、この流と混合される。この混合の結果、点149のパラメータを有する部分的に凝縮された水蒸気流が形成される。点149のパラメータを有する流が水蒸気凝縮器HE−6を通り、そこで冷却水または冷却空気によって冷却されて、点150のパラメータを得る。この凝縮流がシステム210から排出される。
セパレータS−1から除去され点152のパラメータを有する塩水(前述)が第2熱交換器HE−2を通り、そこで冷却されて点154のパラメータを得る。熱交換器HE−2中の塩水から放出された熱が下記に説明する二元サイクルの作動流体に転送される。冷却された塩水はシステム210から適度の温度で排出される。
完全に凝縮され点114のパラメータを有する二元サイクルの作動流体がポンプP−1によってポンプ輸送されて点121のパラメータを得る。点121のパラメータを有する作動流体流が回収型熱交換器HE−3を通過し、そこで加熱されて160のパラメータを得る。この点160のパラメータを有する作動流体の状態は飽和液である。その後、点160のパラメータを有する作動流体流は熱交換器HE−4を通り、そこで部分的に沸騰させられ点166のパラメータを得る。その後、点166のパラメータを有する作動流体流は第1熱交換器HE−1を通り、そこで前記セパレータ/スプリッター212から出る第2流の熱によって加熱されて完全に蒸発させられ、点168のパラメータをもって熱交換器HE−1から出る。点168のパラメータを有する多成分作動流体が第2熱交換器HE−2を通り、そこで液状地熱塩水の冷却工程に際して放出された熱によって過熱される。熱交換器HE−2中の加熱の結果、作動流体は点130のパラメータを得て作動流体タービンWFTの中に入る。タービンWFT中で作動流体が膨張させられて仕事を生じ点136のパラメータを得る。その後、点136のパラメータを有する消費済み多成分作動流体が回収型熱交換器HE−4を通り、そこで部分的に凝縮されてこの熱交換器を点138のパラメータをもって出る。熱交換器HE−4の中に放出された熱は作動流体を点160と166との間において初期蒸発させるのに使用される。その後、点138のパラメータを有する作動流体が熱交換器HE−3を通り、そこでさらに凝縮されて点129のパラメータを得る。熱交換器HE−3の中に放出された熱が作動流体を前述のように点121と点160との間において予熱するために利用される。さらに点129のパラメータを有する作動流体流が凝縮器HE−5の中に転送され、そこで冷却水または空気によって完全に凝縮されて、点114のパラメータを得る。そこで作動流体のサイクルが閉じる。
動力システム210において、タービン第2段(ST−2)後の水蒸気の凝縮熱は図1のシステム110のように二元サイクル中の作動流体の加熱と蒸発には使用されない。これは、この種の熱が非常に低温であって、動力を発生するポテンシャルを有しないからである。
地熱エネルギーの利用に応用される図2の動力システムは、蒸気が最低可能圧まで全部膨張させられ、液体が追加水蒸気を発生するように絞られ、この追加水蒸気も最低可能圧まで膨張させられるように成された従来システムと比較して、約30%の効率増大をもたらす。
動力システム210のすべてのキーポイントの水蒸気パラメータを表3に示し、またこのシステムの性能一覧を表4に示す。
前記のシステム110と210は、熱源として使用される水蒸気の多段膨張を使用し、また凝縮熱を閉鎖二元サイクルにおいて多成分作動流体を加熱し蒸発させるために利用される。またいずれの場合にも、二元サイクル中の多成分作動流体は少なくとも2種の成分の混合物である。多成分作動流体中の成分組成は、作動流体の膨張後の初凝縮温度が膨張前の同一作動流体の初沸騰温度より高くなるように選定される。その結果、流入作動流体の回収型初沸騰を可能とする。
本発明は前記の説明のみに限定されるものでなく、その主旨の範囲内において任意に変更実施できる。例えば図1のシステムにおいて、熱源として水蒸気でなく水蒸気と液体との混合物を使用し、またこの液体の冷却によって放出された熱を二元サイクルの作動流体の過熱のために使用する事ができる。
Figure 0004523948
Figure 0004523948
Figure 0004523948
Figure 0004523948
燃料燃焼から熱を生産する本発明の第1の実施の形態のフローシート。 水蒸気と塩水とを含む地熱流体から熱を生産する本発明の第2の実施の形態のフローシート。
符号の説明
110 燃料燃焼から熱が得られる装置
23 冷却水/エア
41 第1の一次流
52 第2の一次流
44 第3の一次流
45 第4の一次流
112、114 ループ
116 ボイラー
118 セパレータ/スプリッター
S セパレータ
ST−1 第1段階タービン(膨張器)
ST−2 第2段階タービン(膨張器)
WFT 多成分作動流体タービン
HE−1、2、3、4、5 熱交換器
HE−6 凝縮器
P1、2、3、4 ポンプ
210 地熱から熱が得られる装置
S−1 セパレータ
S−2 セパレータ
TV 絞り弁
151 蒸気導入
152 塩水導入
154 塩水排出
212 スプリッター

Claims (8)

  1. 蒸気と塩水とを含有する地熱流体の熱を動力システムの中において有効エネルギーに変換する方法において、
    前記地熱流体中の前記水蒸気を前記塩水から分離する工程と、
    前記水蒸気を第1膨張器中で膨張させて膨張水蒸気流を生じる工程と、
    別個の閉鎖ループの中において第1熱交換器中で前記水蒸気の熱を使用して多成分作動流体を加熱する工程と、
    第2熱交換器の中において、前記塩水を使用して前記第1熱交換器から来る前記多成分作動流体をさらに加熱する工程と、
    前記塩水を前記第2熱交換器から動力システム外に排出する工程と、
    前記多成分作動流体を前記別個の閉鎖ループ中の第2膨張器の中において膨張させて、有効エネルギーを生産し消費済み多成分作動流体を生じる工程とを備え
    前記第1熱交換器の中で前記多成分作動流体を加熱するために使用される前記の熱は、前記第1膨張器の中で膨張された水蒸気から得られ、
    前記第1膨張器中の膨張後に前記膨張水蒸気流が液体成分と水蒸気成分とに分離されまた第1流と第2流とに分割され、前記第1流は水蒸気であってこの水蒸気が第3膨張器の中で膨張させられて有効エネルギーを生じさせ、前記第2流が前記第1熱交換器の中を通る事を特徴とする方法。
  2. 前記消費済み多成分作動流体を凝縮器の中で凝縮しこの多成分作動流体を回収型熱交換器の中を通し、この回収型熱交換器の中で前記消費済み多成分作動流体の熱を使用して、前記凝縮器で凝縮された後の前記多成分作動流体を熱回収的に加熱する事を特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2流が前記第1熱交換器通過後に絞られて、前記第3膨張器中の膨張後の前記第1流と結合される事を特徴とする請求項に記載の方法。
  4. 前記第1流と第2流との結合流が凝縮されシステムから排出される事を特徴とする請求項に記載の方法。
  5. 動力システムにおいて水蒸気と塩水を含有する地熱流体の熱を有効エネルギーに変換する装置において、
    前記地熱流体中の前記水蒸気を前記塩水から分離するセパレータと、
    前記水蒸気を膨張させて有効エネルギーを生産し膨張水蒸気流を形成する第1膨張器と、
    多成分作動流体を収容する別個の閉鎖ループであって、前記水蒸気の熱を使用して前記多成分作動流体を加熱する第1熱交換器中の流路と、前記塩水が前記第1熱交換器からの前記多成分作動流体をさらに加熱する第2熱交換器中の流路と、前記第2熱交換器から来る多成分作動流体が膨張されて有効エネルギーを生じさせ消費済み多成分作動流体を形成するように成された第2膨張器とを含む別個の閉鎖ループと、
    前記塩水を前記第2熱交換器からシステム外部に排出するように接続された流出ラインとを備え
    前記第1熱交換器中の前記多成分作動流体を加熱するために使用される前記熱は前記第1膨張器の中において膨張された水蒸気から得られ、
    さらに前記膨張水蒸気流を液体成分と水蒸気成分とに分離し前記膨張水蒸気流を第1流と第2流とに分割し前記第1流を水蒸気とするセパレータ/スプリッターと、前記第1流を通して膨張させて有効エネルギーを生産する第3膨張器とを更に備え、前記第2流が前記第1熱交換器を通るように成された事を特徴とする装置。
  6. 前記別個の閉鎖ループは前記消費済み多成分作動流体を凝縮する凝縮器と、前記消費済み多成分作動流体の熱を使用して前記多成分作動流体を前記凝縮器における凝縮後に熱回収的に加熱する回収型熱交換器とを含む事を特徴とする請求項に記載の装置。
  7. 前記第1熱交換器を通過後の前記第2流を絞る絞り弁と、前記絞り弁から来る前記第2流を前記第3膨張器の中で膨張された前記第1流と結合させる継手とを更に備えた事を特徴とする請求項に記載の装置。
  8. 前記第1流と前記第2流との結合流が凝縮されシステムから排出される事を特徴とする請求項に記載の装置。
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