JP4521660B2 - 照明補助装置及びこの照明補助装置を用いた検査装置 - Google Patents

照明補助装置及びこの照明補助装置を用いた検査装置 Download PDF

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Description

本発明は、固体撮像素子等の被検物の検査において照明光を効率よく集光照射する照明補助装置と、この照明補助装置を用いた検査装置に関する。
従来、CCDやCMOS等の固体撮像素子は、半導体ウェハ表面に半導体集積回路を積層形成して製造される。形成される固体撮像素子は光電変換素子であるフォトダイオード等からなる画素を格子状あるいは直線に配置したものである。これらのフォトダイオードは照射される光強度に応じた電荷が発生するが、このとき撮像素子の各画素における光応答特性は、製造過程における諸工程の変動によりばらつきを生じる。そのため、通常の製造工程においてはこの光応答特性のばらつきが所定の範囲内にあるもののみを検査により識別し、良品として出荷している。
この固体撮像素子の光応答特性の検査は、所定の照明装置により照明し、固体撮像素子からの電気信号を測定することで行われているが、この検査は対象となる固体撮像素子が実際に使用される条件と略同一な照明下において検査を行うこと、具体的には、その固体撮像素子が使用されるカメラ等の撮像レンズの射出瞳と撮像素子間の距離(以下、「瞳距離」と称する)、及び、撮像レンズの口径比に等しい照明条件を満たした光源による検査を行うことが望ましい。
そのため、このような撮像素子の検査装置においては、拡散板と開口絞りを有する照明補助装置を用いて、光源からの光線を拡散板で拡散させるとともに撮像レンズの口径比及び瞳距離となるように開口絞りを配設して固体撮像素子に照明光を照射するように構成されている(例えば、特許文献1参照)。このとき、撮像レンズの口径比をAとし、瞳距離をLとしたときと略同一条件となる照明補助装置における開口絞りの有効径Φは、次式(1)に示す関係で表される。
Φ = L/A (1)
近年のコンパクトデジタルカメラやカメラ付き携帯電話に用いられる固体撮像素子は、これらの機器の小型化に伴い小型化しており、その瞳距離Lも撮像レンズや固体撮像素子の大きさに応じて短くなる。そのため、式(1)より明らかなように照明補助装置に用いられている開口絞りの有効径Φもこの瞳距離に比例して小さくする必要がある。
実用新案登録第2582733号公報
しかしながら、照明補助装置の開口絞りの有効径Φを小さくすると、照明装置からの照明光の多くが開口絞りで遮られ、一部の光線だけが固体撮像素子の検査に用いられることとなる。そのため、固体撮像素子に対して強い光線を照射して検査を行う場合は、より強い光源を有する照明装置が必要となり効率的でない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、開口絞りの有効径の大きさに拘わらず、照明装置から出射される光線を効率よく利用して、所定の口径比と瞳距離の条件にて固体撮像素子を照明する照明補助装置、及び、この照明補助装置を用いた検査装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る照明補助装置はテレセントリック照明する照明装置と光電変換素子を有する被検物(例えば、実施形態における固体撮像素子4)との間の光路上に配設され、照明装置から出射される光線を被検物に照射するものであり、照明装置側から順に、照明装置から出射した光線を集光するレンズと、このレンズの焦点付近に配設されレンズにより集光された光線を拡散する拡散板と、拡散板の近傍の被検物側に配設された絞り(例えば、実施形態における開口絞り33)とを有し、照明装置に対して一体的に挿脱可能に構成された照明補助装置において、
絞りの有効径をΦとし、照明装置の開口数をNAとし、レンズの焦点距離をfaとしたとき、次式
Φ/(2・NA)<fa<2・Φ/NA
を満足するように構成される。
また、レンズは、非球面レンズ若しくはフレネルレンズで構成されることが好ましい。
一方、第1の本発明に係る検査装置(例えば、実施形態における撮像素子検査装置1)は、光電変換素子を有する被検物にテレセントリック照明する照明装置と、この照明装置から出射された光線を集光するレンズと、レンズの焦点近傍に配設されレンズにより集光された光線を拡散する拡散板と、拡散板の近傍の被検物側に配設された絞りと、絞りから出射した光線を、被検物に照射してこの被検物から出力される信号を検出する検出手段とから構成された検査装置において、
絞りの有効径をΦとし、照明装置の開口数をNAとし、レンズの焦点距離をfaとしたとき、次式
Φ/(2・NA)<fa<2・Φ/NA
を満足するように構成される。
また、第2の本発明に係る検査装置(例えば、実施形態における撮像素子検査装置100)は、光電変換素子を有する被検物にテレセントリック照明する照明装置と、照明装置から出射される光線を集光するレンズ、このレンズの焦点近傍に配設されレンズにより集光された光線を拡散する拡散板、及び、拡散板の近傍の被検物側に配設された絞りとからなる少なくとも2組以上の照明補助装置と、絞りから出射した光線の各々を被検物の少なくとも2箇所以上に形成された光電変換領域(例えば、実施形態における撮像面104a)に照射して光電変換領域から出力される各々の信号を検出する検出手段とから構成される検査装置において、
絞りの有効径をΦとし、照明装置の開口数をNAとし、レンズの焦点距離をfaとしたとき、次式
Φ/(2・NA)<fa<2・Φ/NA
を満足するように構成される。
この第1及び第2の本発明に係る検査装置において、絞りから出射される光線の口径比をAとし、絞りから被検物までの光軸上の距離をLとしたとき、絞りの有効径Φが次式
Φ = L/A
を満足するように構成されることが好ましい。
さらに、この第1及び第2の本発明に係る検査装置を構成するレンズは、非球面レンズ若しくはフレネルレンズで構成されることが好ましい。
本発明に係る照明補助装置を以上のように構成すると、絞りの有効径の大きさに拘わらず、照明装置からの照明光をレンズで集光して拡散板及び絞りを通過させて被検物に照射することができるため、照明装置の照明光を効率良く利用することができる。このとき、所定の焦点距離を有するレンズを用いることにより、さらに効率よく照明装置の照明光を被検物に照射することができる。また、レンズを非球面レンズ若しくはフレネルレンズとすることにより、このレンズでの収差の発生を抑え被検物に対して均等な照明光を照射することができる。
第1及び第2の本発明に係る検査装置を以上のように構成すると、絞りの有効径の大きさに拘わらず、照明装置からの照明光をレンズで集光して拡散板及び絞りを通過させて被検物に照射することができるため、照明装置の照明光を効率良く利用することができる。また、第2の本発明に係る検査装置のように2組以上の照明補助装置を有するように構成することにより、一度に複数の被検物(光電変換領域)に照明光を照射して検査を行うことができるため、検査装置のスループットを向上させることができる。
なお、この第1及び第2の本発明に係る検査装置において、絞りから出射される口径比と絞りから被検物までの光軸上の距離(瞳距離)から絞りの有効径を定めることにより、実際にその被検物が使用される光学機器と同一条件の照明光を照射して被検物を検査することができる。
さらに、上述の本発明に係る照明補助装置と同様に、所定の焦点距離を有するレンズを用いることにより、効率よく照明装置の照明光を被検物に照射することができ、また、レンズを非球面レンズ若しくはフレネルレンズとすることにより、このレンズでの収差の発生を抑え被検物に対して均等な照明光を照射することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。まず、図2を用いて本発明に係る照明補助装置が用いられる撮像素子検査装置1について説明する。撮像素子検査装置1は、照明装置2と、照明補助装置3及び検査対象となる被検物(固体撮像素子)4とから構成される。照明装置2は、光軸上に順に光源5と、コレクタレンズ6と、濃度フィルタ7と、フィルタ群8と、インプットレンズ9と、インテグレータロッド10と、フライアイレンズ11と、光量モニタ12とから構成される。
この照明装置2のうち、撮像素子4を検査する際の照明条件の設定に関わる構成要素は、濃度フィルタ7、フィルタ群8である。濃度フィルタ7は、円盤形状をし、その回転方向に段階的または濃度勾配のある調整のフィルタディスク7aとこのフィルタディスク7aを回転させるモータ7bとから構成され、フィルタディスク7の一部(円周側)が照明装置2の光軸と直交するように配設されている。そのため、濃度フィルタ7の回転により、固体撮像素子4の被照射面4aにおける光量(照度)を調整することができる。
また、フィルタ群8は、カラーフィルタや色温度変換フィルタなどを含み、図示しない機構により検査内容に応じて切り換え可能である。フィルタ群8の切り換えにより、被照射面4aにおける分光スペクトルを調整することができる。なお、インテグレータロッド10の内部には一部の光を側方に反射し、残りの光を透過するハーフミラー13が形成されており、このハーフミラー13で反射された光を光電検出器14で検出して光量をモニタするように構成されている。
ハロゲンランプやキセノンランプなどの光源5から放射された光線は、コレクタレンズ6で集光され、ほぼ平行光となって濃度フィルタ7とフィルタ群8を通過し、インプットレンズ9でインテグレータロッド10の光入射面10aに集光され、この光入射面10aに光源5の像が形成される。インテグレータロッド10は、棒状のガラス材料(その断面は矩形状)からなり、ロッドレンズまたはロット型オプティカルインテグレータとも呼ばれる。インテグレータロッド10の光出射面10bは、撮像素子検査装置1の被照射面4a(すなわち、撮像素子検査装置1に載置された固体撮像素子4の撮像面)と共役な面に配置されている。
インテグレータロッド10の内部では、光入射面10aから入射した光線が、その入射角度に応じた回数で内面反射を繰り返し、光出射面10bに向けて伝搬する。そして光出射面10bでは、反射回数の異なる光が重なり、光量分布が均一化される。つまり、上記の光源5、コレクタレンズ6、インプットレンズ9及びインテグレータロッド10によって、光出射面10b(すなわち、被照射面4aに共役な面)内で光量分布が均一化された構造を生成することができる。
インテグレータドット10を出射した光束は、フライアイレンズ11で複数の光束に分割されて出射してテレセントリック光として照明補助装置3に入射する(照明補助装置3の構成については後述する)。そして、照明補助装置3から出射した光線は固体撮像素子4の撮像面(被照射面4a)に照射される。なお、この固体撮像素子4の出力端子には信号処理装置16から延びるプローブ15が電気的に接続されており、照明装置2及び照明補助装置3により照射された照明光により固体撮像素子4が出力する信号を検出して検査が行われる。
それでは、図1を用いて、本実施例に係る照明補助装置3の構成について説明する。照明補助装置3は、レンズ31と、このレンズ31の焦点近傍に配置された拡散板32及び開口絞り33とから構成されており、照明装置2から出射されたテレセントリック光をレンズ31で集光して拡散板32に照射し、この拡散板32で拡散した光線を開口絞り33を通して固体撮像素子4の撮像面4aに照射するものである。なお、拡散板32と開口絞り33とは密接するように構成しても良いし、間隙を有するように構成することも可能である。
ここで、開口絞り33と固体撮像素子4との距離Lは、検査対象となる固体撮像素子4が用いられる光学機器(上述のコンパクトデジタルカメラやカメラ付き携帯電話等)の瞳距離と等しくなるように配設されており、また、開口絞り33の有効径Φは、その利用対象の光学機器の撮像レンズと同等の口径比Aとなるように、この口径比Aと瞳距離Lから式(1)により求められる大きさに構成されている。そのため、開口絞り33により拡散板32において拡散された光線の射出範囲が限定され、これにより開口絞り33から固体撮像素子4までの距離Lを瞳距離とし、瞳距離と開口絞り33の有効径Φで決まる口径比Aを有する2次光源として機能し、固体撮像素子4の撮像面4aを照射する。
例えば、本実施例において、照明装置2が、照明補助装置3を用いない状態では固体撮像素子4を開口数0.05(口径比AがF/10相当)の光束でテレセントリックに照明するように構成されている場合、照明補助装置3が、口径比AがF/8、瞳距離Lが16mmのカメラレンズで撮像するのと同等の条件で被検物(固体撮像素子)4を照明させる場合には、式(1)より開口絞り33の有効径Φは2mmとなる。
上述のように照明装置2からのテレセントリックな照明光は、レンズ31により拡散板32上に集光される。このとき、拡散板32はレンズ31の焦点近傍に配置されていることから、この拡散板32上に形成される照明光の集光スポットの径Φ2は、照明装置2の開口数をNAとし、レンズ31の焦点距離をfaとしたとき、次の式(2)で表される。
Φ2 = 2・NA・fa (2)
固体撮像素子4(撮像面4a)を照明する光の口径比Aが開口絞り33の有効径Φにより制限されるためには、集光スポットの径Φ2は開口絞り33の有効径Φより大きくなければならない。一方、集光スポットの径Φ2が開口絞り33の有効径Φに比べて著しく大きい場合は、レンズ31による集光の効果が少なく開口絞り33に遮断される光線が多くなり照明光の利用効率が低下する。そのため、集光スポットの径Φ2は開口絞り33の有効径Φの4倍程度以下であることが望ましい。この関係は次に示す式(3)のようになる。
Φ < Φ2 < 4・Φ (3)
以上より、式(2)及び式(3)から、本実施例に係る照明補助装置3は、次に示す式(4)に示される条件を満たすような焦点距離faを有するレンズ31を用いることで、所定の口径比A及び瞳距離Lで効率的に固体撮像素子4を照明することができる。
Φ/(2・NA) < fa < 2・Φ/NA (4)
例えば、上述の条件の照明装置2及びカメラレンズの場合、集光スポットの径Φ2を開口絞り33の有効径Φの2倍程度、すなわち、式(2)よりレンズ31の焦点距離faを40mm程度とすることで固体撮像素子4を効率的に照明することが可能となる。
このような照明補助装置3において、レンズ31はその有効径が大きいほど拡散板32上の集光スポットに集光される光束が大きくなり照明の効率が向上するが、有効径が大きくなるにつれて球面収差も増大して、拡散板32上での集光スポットがボケて、スポット径が広がるので、式(2)で見積もった集光スポットの径Φ2の値に対してずれが生じ、設計値よりも照明効率を下げてしまう。この球面収差を抑えるために、レンズ31のレンズ面を非球面形状に形成した非球面レンズを用いることが好ましい。また、同様の理由からレンズ31をフレネルレンズとしても良い。
なお、照明補助装置3は照明装置2と一体化しても良いが、その場合、瞳距離等の仕様の異なる別の固体撮像素子を検査するためには、この仕様に合わせて設計を行った別の撮像素子検査装置を必要とする。本実施形態においては、照明装置2に、照明補助装置3を一体的に挿脱可能に構成しているので、固体撮像素子の瞳距離や照明領域に応じて設計した照明補助装置3を用意することによって、照明装置2を共用しつつ、多種多様な固体撮像素子の検査を行うことができる。また、この場合、照明補助装置3を取り外せば、テレセントリック照明による検査を行うことができる。
また、レンズ31が球面レンズであって、その球面収差量が大きい場合には、式(2)で見積もった集光スポットの径Φ2よりも大きくなってしまうことは上述の通りであるが、この場合であっても、球面収差を考慮した集光スポット径Φ2を、式(1)を満足する有効径Φの値に対して式(3)を満足するように設計することによって照明効率を落とさずに設計することができる。
以上より、検査対象となる固体撮像レンズ4が使用される光学機器の瞳距離Lとなるように固体撮像レンズ4と照明補助装置3(開口絞り33)との距離を設定し、この光学機器の口径比Aと瞳距離Lから式(1)を用いて開口絞り33の有効径Φを決定し、さらに、照明装置2の開口数NAから式(4)を用いて焦点距離faを求めてレンズ31を決定することにより、撮像素子検査装置1の各要素の好ましい構成を求めることが可能である。
なお、以上の実施例においては、固体撮像素子4を1個ずつ検査するように構成した場合について説明したが、図3に示すように、1シークエンスに2個のチップを形成して、同時に照明光を照射して検査を行い、この撮像素子検査装置100のスループットを向上させることもできる。この場合、被検物(固体撮像素子)104上の複数の撮像面(素子形成領域)104a,104aに対して、照明補助装置103は、それぞれレンズ131、拡散板132、開口絞り133を設けて、所定の照明条件にして照明することができる。このとき、各撮像面104aに対応する開口絞りの有効径Φや、それぞれに対応するレンズ131の焦点距離faは上述の式(1)及び式(4)で求めることができる。また、拡散板132や開口絞り133は図3に示すようにそれぞれ一体の部材で構成することも可能であるし、個別の部材として構成することも可能である。図3においては、2つのチップに対して一度に検査をする構成について説明したが、レンズ131、拡散板132及び開口絞り133の組み合わせを3組以上有するように照明補助装置103を構成して、3個以上のチップを一度に検査するように構成することも可能である。また、図3においては図示していないが、固体撮像素子104のそれぞれのチップ104aに対して、図2で示すプローブ15を接続して信号処理装置16でその出力信号を処理して撮像素子検査装置100で検査される。
本発明に係る照明補助装置を示すレンズ構成図である。 第1の本発明に係る撮像素子検査装置を示すレンズ構成図である。 第2の本発明に係る撮像素子検査装置を示すレンズ構成図である。
符号の説明
1 撮像素子検査装置
2 照明装置
3 照明補助装置
4,104 固体撮像素子(被検物)
104a 撮像面
16 信号処理装置
31 レンズ
32 拡散板
33 開口絞り(絞り)

Claims (8)

  1. テレセントリック照明する照明装置と光電変換素子を有する被検物との間の光路上に配設され、前記照明装置から出射される光線を前記被検物に照射する照明補助装置であって、
    前記照明装置側から順に、前記照明装置から出射した光線を集光するレンズと、
    前記レンズの焦点近傍に配設され前記レンズにより集光された光線を拡散する拡散板と、
    前記拡散板の近傍の前記被検物側に配設された絞りとを有し、前記照明装置に対して一体的に挿脱可能に構成された照明補助装置において、
    前記絞りの有効径をΦとし、前記照明装置の開口数をNAとし、前記レンズの焦点距離をfaとしたとき、次式
    Φ/(2・NA)<fa<2・Φ/NA
    を満足するように構成されたことを特徴とする照明補助装置。
  2. 前記レンズが、非球面レンズで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の照明補助装置。
  3. 前記レンズが、フレネルレンズで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の照明補助装置。
  4. 光電変換素子を有する被検物にテレセントリック照明する照明装置と、
    前記照明装置から出射された光線を集光するレンズと、
    前記レンズの焦点近傍に配設され前記レンズにより集光された光線を拡散する拡散板と、
    前記拡散板の近傍の前記被検物側に配設された絞りと、
    前記絞りから出射した光線を、前記被検物に照射して前記被検物から出力される信号を検出する検出手段とから構成された検査装置において、
    前記絞りの有効径をΦとし、前記照明装置の開口数をNAとし、前記レンズの焦点距離をfaとしたとき、次式
    Φ/(2・NA)<fa<2・Φ/NA
    を満足するように構成されたことを特徴とする検査装置。
  5. 光電変換素子を有する被検物にテレセントリック照明する照明装置と、
    前記照明装置から出射された光線を集光するレンズ、前記レンズの焦点近傍に配設され前記レンズにより集光された光線を拡散する拡散板、及び、前記拡散板の近傍の前記被検物側に配設された絞りとからなる少なくとも2組以上の照明補助装置と、
    前記絞りから出射した光線の各々を前記被検物の少なくとも2箇所以上に形成された光電変換領域に照射して前記光電変換領域から出力される各々の信号を検出する検出手段とから構成する検査装置において、
    前記絞りの有効径をΦとし、前記照明装置の開口数をNAとし、前記レンズの焦点距離をfaとしたとき、次式
    Φ/(2・NA)<fa<2・Φ/NA
    を満足するように構成されたことを特徴とする検査装置。
  6. 前記絞りから出射される光線の口径比をAとし、前記絞りから前記被検物までの光軸上の距離をLとしたとき、前記絞りの有効径Φが次式
    Φ=L/A
    を満足するように構成されたことを特徴とする請求項4または5に記載の検査装置。
  7. 前記レンズが、非球面レンズで構成されていることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の検査装置。
  8. 前記レンズが、フレネルレンズで構成されていることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の検査装置。
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