JP4521586B2 - 釘 - Google Patents

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Description

本発明は、木材に使用される釘に関するものである。
木造住宅に使用される鉄丸釘、太め鉄丸釘、細め鉄丸釘等のJISマーク表示釘(JIS A 5508)には、図14の工程図に示すように、金属線を製釘工程で所定の形状、寸法に加工した後、磨釘工程で研磨処理をして製品化したもの、あるいは研磨を行った釘に着色塗装を施して製品化したもの、あるいはまためっき処理を施して製品化したもの、更にこれらの釘を樹脂バンド、シート、針金等の連結材によって釘をコイル状又はスティック状に連結して製品化したものがある。これらの釘は、木材と木材、木材と石膏ボード又は木材と金物等を緊結する際に、ハンマーを用いた手打ちにより又は自動釘打ち機により木材中に打ち込まれる。
我が国で一般木造住宅用として普及している建築工法は、従来からの柱・梁で構成される木造軸組工法に加えて、1974年にアメリカ、カナダ等の北米大陸で発達し、完成された枠組壁工法、即ちツーバイフォー工法の技術基準が官報で告示されて以来、木造住宅用の工法として導入されており、その他にも鉄骨系プレハブ工法等の特徴のある工法が普及している現状にあって、何れの工法においても釘が木材と木材、木材と石膏ボード又は木材と金物等の接合具として重要な役割を果している。
一般の木造住宅に使用される鉄丸釘、太め鉄丸釘、細め鉄丸釘等の使用方法に関しては「木造住宅工事共通仕様書」又は「枠組壁工法住宅工事共通仕様書」(財団法人住宅金融普及協会)等の書籍に、緊結する部分及び緊結の方法(釘の種類、釘の本数、釘の間隔)等について、釘の使用方法が具体的に規定されている。
阪神淡路大震災(1995年)を契機として、住宅の安全性が社会問題となり、それに伴って、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」が2000年に施行されたことにより、木造住宅の長期的な耐震安全性の確保が要求されるようになり、建築関係者から接合耐力の強い釘が求められるようになった。
しかしながら、木造住宅の建築時に構造上重要な躯体部位に太物サイズの釘を、上述した「木造住宅工事共通仕様書」又は「枠組壁工法住宅工事共通仕様書」等の規定通りに、釘打ちした時に、木材の樹種、年輪、含水率等の条件によっては、釘を打ち込んだ際に木材に割れが発生することが建築関係者にはよく知られている。
釘打ちにより木造住宅の構造上重要な部位に板割れが発生すると、釘が持っている本来の緊結力が著しく低下し、木造住宅の耐震性能、長期安定性が損なわれるため、建築関係者から、いかなる性状の構造用製材に打ち込んでも板割れを起こさず、しかも緊結力の優れた釘が求められている状況にある。
板割れは、木材に打ち込まれた釘が及ぼす楔作用によって発生するものであり、打ち込まれた釘によって木材の内側から外側に年輪を押し広げようとする引っ張り応力が発生することが起因しており、この引っ張り応力が夫々の木材が保有している圧縮応力を上回った時に板割れが発生するものである。従って、板割れは、釘のサイズ並びに木材の材料特性(樹種、年輪、含水率、寸法等)、釘打ちする木材の部位等によって、板割れの発生頻度が大きく変化する。
また、板割れの発生は、釘を木材に打ち込んだ際に板が割れる現象以外に、例えば、木材を3枚重ねて、その両側から釘を打ち込んだ試験体に釘と直角方向から外力を加えて行なう剪断試験においては、外力を受けた木材と木材との接合面で位置ずれが生じるため、打ち込まれた釘を曲げようとする力が作用する。この釘を曲げようとする力が作用した時に、釘の材料強度が強過ぎると、外力を受けて釘が曲がるよりも先に、釘に接する木材の内部が破壊されることによって板割れが発生する場合がある。
このように、板割れには、釘を打ち込んだ際に楔作用によって生じる板割れと、釘で木材を接合した後の木材に外力が加わった際に釘の材料強度が強過ぎるために生じる板割れの2種類がある。前者の板割れについては建築関係者に良く知られているが、後者の板割れについては一般にあまり知られていない。
いずれにしても、板割れは、著しく釘の緊結力を低下させ、木造住宅の耐震性、長期安定性が損なわれる原因になることから、見過ごすことができない重大な問題であり、解決しなければならない課題であると言える。
板割れを防ぐ方法としては、釘の軸部径を細くすることが効果的であるが、単に軸部径を細くするだけでは、釘と木材との摩擦抵抗が減少して緊結力が低下する、という問題があることから、緊結力を低下させずに板割れしない釘が求められている。
本発明は、上述の情況に鑑み、木造住宅の構造上重要な躯体部位等に釘打ちしても板割れを起こさず、しかも緊結力の大きい釘を提供することを目的としている。更に本発明の目的は、材料ロスが少なく、前記釘を効率よく安価に製造し得る製造方法を提供することである。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る釘Nは、本体軸部1oの釘頭部側及び釘先端部側に、リング部Rが軸方向一定ピッチで断面三角山形に形成されると共に隣り合う三角山形のリング部R,R間に釘ブランク1の径より小径で軸方向と平行な谷底部Vが形成されてなるリング部群RG1,RG2を設け、このうち、釘頭部側のリング部群RG1の各三角山形リング部Rは、釘頭部側に向かって緩い下り勾配状の斜面Raと、釘先端部側に向かって急な下り勾配状の斜面Rbとからなり、釘先端部側のリング部群RG2の各三角山形リング部Rは、釘先端部側に向かって緩い下り勾配状の斜面Raと、釘頭部側に向かって急な下り勾配状の斜面Rbとからなることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の釘Nは、本体軸部1oの少なくとも先端部側に、リング部Rが軸方向一定ピッチで断面三角山形に形成されると共に隣り合う三角山形のリング部R,R間に釘ブランク1の径より小径で軸方向と平行な谷底部Vが形成されたもので、鋭角状の山部と谷部とが交互に連なった形状の従来のリング釘に比べると、谷底部Vが平で、その谷径が太くなるため、住宅建築時に如何なる性状の木材に打ち込んでも、板割れを起こさずに容易に打ち込みが可能となる。
また本発明に係る釘Nによれば、本体軸部1oの釘頭部側及び釘先端部側にリング部群RG1,RG2を設け、釘頭部側の各三角山形リング部Rは、釘頭部側に向かって緩い下り勾配状の斜面Raと、釘先端部側に向かって急な下り勾配状の斜面Rbとからなり、釘先端部側の各三角山形リング部Rは、釘先端部側に向かって緩い下り勾配状の斜面Raと、釘頭部側に向かって急な下り勾配状の斜面Rbとからなるため、釘頭部側と釘先端部側とで相対する方向に形成したリング部Rが互いに木材に食い込むことによって長期において安定した優れた緊結力が維持される。例えば、木材からなる側材と主材とを釘Nで緊結する場合、側材には釘頭部側のリング部群RG1が位置付けされ、主材には釘先端部側のリング部群RG2が位置付けされることによって、木材に剪断方向の外力が加わった時に、釘頭部側リング部群RG1の各リング部Rと釘先端部側リング部群RG2の各リング部Rとが夫々側材と主材とに食い込んで木材を固着すると共に、外力の強度に応じてリング部Rが関節の如く自在に変形することによって木材内部の破壊が軽減されるため、剪断応力による板割れが軽減され、しかも従来のリング付き釘では得られない大きな緊結力を維持することができる。
以下に本発明の好適実施形態について図面を参照しながら説明すると、図1は本発明に係る釘の製造方法を概略図示したもので、この図において、10は線枠Dにコイル状に巻かれた釘形成用の金属線であり、この線枠Dから繰り出した金属線10を矯正装置6に通すことにより湾曲状から直線状に矯正して、送線装置7により間欠的に切断位置S1へ送給する。切断位置S1には一対の歯体8a,8aを装備した切断装置8が設けられ、切断位置S1の手前側には金属線10を挟持する開閉自在の一対のダイス4a,4aからなるダイス装置4が設けられ、また切断位置S1の先方にはパンチング装置9が設けられている。このパンチング装置9は、先端部に釘頭部成形用パンチ5を備え、ダイス装置4に対し進退移動する。
切断位置S1へ送給した金属線10の先端側を切断位置S1の手前で一対のダイス4a,4aによって挟持し、この状態で金属線10の先端をパンチング装置9のパンチ5で打撃することによって、金属線10の先端部に釘頭部1aを形成し、続いて送線装置7で所定長さ送った後、この金属線10の先端部を切断装置8によって切断すると同時に、切断端部1bを四角錐状や円錐状等の尖り先形状にし、これによって釘ブランク1を形成する。これらダイス装置4、矯正装置6、送線装置7及びパンチング装置9によって釘ブランク1を形成する工程を製釘工程Aとする(図1参照)。
こうして形成した釘ブランク1の軸部1oの頭部側、先端部側及びその中間部に、図1に概略示すような転造工程Bにおいて、リング部群を形成し、最終的には図13の(a) 〜(d) に示すような釘Nとする。尚、図15には、本発明に係るリング部付き釘Nの製造の全工程を概略的に示している。
上記製造方法について更に詳しく説明すると、図2の(a) 〜(d) は製釘工程Aを詳細に図示したもので、(a) は製釘工程Aの第1工程を示し、切断装置8を構成する開閉駆動可能な一対の歯体8a,8aが、開状態から閉動することによって金属線10を両側から挟み込んで切断する。この切断は、両歯体8a,8aによって金属線10を両側から挟み付けて絞り切る形で行うもので、釘ブランク1の先端部1bの形成と次の釘ブランク1の頭部1aを据え込むための準備として、金属線10の端面10aの形成と同時に切断を行うようになっている(図5の(b) 参照)。
続いて、両歯体8a,8aが開動して図2の(b) に示すような第2工程に移行し、ダイス装置4の両ダイス4a,4aが切断位置S1の手前で金属線10を挟持して閉状態となり、図2の(a) に示すように両ダイス4a,4aの先端面から突出した金属線10の切断残部10bを、ダイス装置4へ前進移動するパンチ5で一度だけ打撃する(パンチングする)ことによって、釘頭部1aを形成する。次いで、ダイス装置4の両ダイス4a,4aが開動して図2の(c) に示す第3工程に移行し、ここではパンチ5の後退に伴い、先端部に釘頭部1aを形成した金属線10を送線装置7によって所定長さ送る。
そして、図2の(d) に示す第4工程において、切断装置8の歯体8a,8aが閉動して金属線10を切断し、この切断した先方側が同図に示すように釘ブランク1として落下する。この切断時には、釘頭部1aの形成時に発生した切り屑が混ざり込むため、製釘工程後の磨釘工程で釘ブランク1と切り屑とを分離する必要がある。
上記のような製釘工程Aで作られた釘ブランク1に、転造工程Bでリング加工を施す。図3の(a) 〜(d) は転造工程Bを詳細に図示したもので、(a) は転造工程Bの第1工程を示し、釘ブランク1をブランク供給ガイド12の先端から送り矢13によって押し出し、平行に配置された一対のリング形成用プレート14a,14b間に垂直状態で挿入する。両リング形成用プレート14a,14bは、夫々対向面に目付け加工が施されたもので、一方のプレート14aは固定側プレート、他方のプレート14bは摺動側プレートであって、(a) に示す第1工程では、摺動側プレート14bが固定側プレート14aに対し最大限後退した位置で釘ブランク1の本体軸部1oを挟持した状態となる。
次いで、送り矢13が後退すると同時に、図3の(b) に示す第2工程に移行し、摺動側プレート14bが前進移動を開始するに伴い、これに同期して釘ブランク1が両プレート14a,14b間を回転しながら前進する。この釘ブランク1の回転前進中に、両プレート14a,14bの夫々対向面に付された後述するリング形成用の目付け模様が釘ブランク1の本体軸部1oに転写することにより、本体軸部1oの釘頭部側と釘先端部側とそれらの間にリング部群RG1,RG2,RG3を形成し、リング部群RG1,RG2,RG3相互間はスムース部(リング未加工部)Sとなる(図3の(d) 参照)。このようにして、釘ブランク1は、図3の(c) に示すように回転しながら固定側プレート14aの端部まで前進することにより、本体軸部1oにリング部群RG1,RG2,RG3を形成した釘Nとなり、同図の(d) に示すように固定側プレート14aの端部から放出される。釘Nの放出後、摺動側プレート14bは後退して、同図の(a) に示す元の位置に復帰することになる。
転造工程Bを概略示す図1において、15は釘ブランク1を貯めるホッパー、16は、ホッパー15から供給された釘ブランク1を1個ずつリング形成用プレート14a,14b間に供給するために釘1を整列させるためのパーツフィーダーである。
上述した製釘工程A及び転造工程Bによって形成された釘Nは、研磨、メッキ及び着色塗装等の表面処理を施して製品化され、あるいは表面処理した後、樹脂バンド、シート、針金等の連結材によりコイル状又はスティック状に連結して製品化されることになる。
図4の(a) 〜(d) は切断装置8の各歯体8aを詳細に示したもので、(a) は先端側から見た正面図、(b) は平面図、(c) は(a) のX−X線断面図、(d) は側面図である。この歯体8aには先端面上端に、金属線10の釘頭部1a側を切断するための水平方向に延びる鋭利な切断歯17が形成され、この歯体8aの先端面上部側には釘頭部側切断歯17の中心部Oでこの切断歯17と直交する線18を谷底線とするV字谷状の釘先側凹部19が、左右一対の三角形状谷面20,20によって形成されている。
しかして、両歯体8a,8aの先端面どうしを図5の(b) に示すように突き合わせ近接した時に、両歯体8a,8aの釘先側凹部19,19間に四角錐状空間部が形成され、この四角錐状空間部によって釘ブランク1の先端部1bが四角錐状(尖り先形状)に形成されることになる。図4の(c) から分かるように、釘頭部側切断歯17と、釘先側凹部19の両側縁19a,19aとは、同一平面に沿った切り込みエッジを形成している。
切断装置8の歯体8a,8aは、切断時の閉動作において、金属線10に対し、釘頭部側切断歯17と釘先側凹部19の両側縁19a,19aとが同時に接触しながら食い込んでゆき、その終点で両歯体8aの端面どうしが近接するようになっている。この切断装置8において、切断開始前は図5の(a) に示すように両歯体8a,8aが開の状態にあり、その間に金属線10が送線され、この送線の停止と共に歯体8a,8aが端面どうしを接近させるように閉動し、図5の(b) に示すように金属線10を両側から挟み付けて絞り切る形で切断するようになっている。
図5の(b) で示すようにして金属線10の切断を終えた切断装置8の両歯体8a,8aが開動すると、図2の(b) に示すようにダイス装置4の両ダイス4a,4aが閉動して、切断位置S1の手前で金属線10の先端側を挟持し、この状態で金属線10の先端をパンチング装置9のパンチ5で一撃する(一段打ちする)ことによって、金属線10の先端部に釘頭部1aを成形する。
この場合、各ダイス4aは、図6の(a) 〜(c) に示すように、夫々先端面中央部に、金属線10を挟持するための断面半円状の溝部20と、この溝部20の一端部に形成された、逆円錐台形を半割りしたような形状の釘頭部成形用凹部21と、前記溝部20の他端部に形成された、前記釘頭部成形用凹部21より小径のガイド用凹部22とを備えており、また溝部20の内周面には金属線10を挟持する時に滑り止め効果を発揮して挟持効果を強める複数の刻み目23が、溝部20の軸方向に一定間隔で周方向に形成されている。
釘頭部1aを成形するには、金属線10を図2の(a) に示すようにダイス4aの先端から所要長さ突出させた状態で両ダイス4a,4aによって挟持し、このダイス4aからの突出部分10bをパンチ5によりパンチングすることによって、この突出部分10bを扁平化しながら、釘頭部1aを形成する。
パンチ5は、図7の(a) 〜(c) から分かるように、円柱状に形成されていて、その先端面5aにV字状溝からなる網目模様を施したもの、又は先端面5aが平滑なものがある。(a) は先端面5aに網目模様が施されたパンチ5の端面図、(b) は先端面5aが平滑面であるパンチ5の端面図、(c) はパンチ5の側面である。
釘ブランク1の本体軸部1oにリング部群RG1〜RG3を形成する転造手段B1は、図8に示すように、対向面の夫々にリング部群形成用の目付け加工が施された固定側プレート14aと摺動側プレート14bとの一対のプレート14a,14bからなるもので、各プレート14a,14bには、同図の(b) に示すように、互いに対向する側面の上端部側と下端部側とその中間部側とに、夫々山部Mと谷部Nとが交互に形成されたリング部群形成用の目付け部Q1,Q2,Q3が設けられていて、固定側プレート14aと摺動側プレート14bとに挟まれた釘ブランク1が、固定側プレート14aの側面上を回転しながら前進することによって、釘ブランク1の本体軸部1oの釘頭部側、釘先端部側及びその中間部側に対し、各プレート14a,14b側の目付け部Q1,Q2,Q3が転写されて、釘ブランク1の本体軸部1oの釘頭部側、釘先端部側及びその中間部側にリング部群RG1,RG2,RG3が形成される(図10参照)。この転造手段B1によれば、簡単な設備で釘ブランク1に対するリング加工を有効に行うことができる。
図9の(a) は図8の(b) のL−L線拡大断面図、(b) は図8の(b) のK−K線拡大断面図である。各プレート14a,14bの上端部側に形成されている目付け部Q1は、釘ブランク1の本体軸部1oの釘頭部側にリング部群RG1を形成し、各プレート14a,14bの下端部側に形成されている目付け部Q2は、釘ブランク1の本体軸部1oの釘先端部側にリング部群RG2を形成し、また目付け部Q1と目付け部Q2との間にある目付け部Q3は、リング部群RG1とリング部群RG2との間のリング部群RG3を形成するもので、各目付け部Q1,Q2,Q3の山部Mは、各リング部群RG1,RG2,RG3の谷部Nを形成し、各目付け部Q1,Q2,Q3の谷部Nは、各リング部群RG1,RG2,RG3の三角山形リング部Rを形成するようになっている。
そして、釘ブランク1の釘頭部側にリング部群RG1を形成する上端部側の目付け部Q1の谷部Nは、図9の(a) から分かるように、各プレート14a,14bの上端側に向かって緩い下り勾配状の斜面Naと、各プレート14a,14bの下端側に向かって急な下り勾配状の斜面Nbとからなり、また釘ブランク1の釘先端部側にリング部群RRG2を形成する下端側の目付け部Q2は、図9の(b) から分かるように、各プレート14a,14bの下端側に向かって緩い下り勾配状の斜面Naと、各プレート14a,14bの上端側に向かって急な下り勾配状の斜面Nbとからなる。尚、リング部群RG3を形成する目付け部Q3については、断面を図示していないが、図9の(a) 又は(b) の何れかに示される断面形状であって、形成する釘の長さによって傾斜の向きが異なり、釘長さが短い場合は目付け部Q3は目付け部Q2と同じ向きとされ、釘長さが長い場合は目付け部Q1と同じ向きとされる。
各目付け部Q1,Q2,Q3の山部M及び谷部Nの形状、ピッチP、谷部Nの斜面Na,Nbの角度は、用途及び金属線径によって適宜に変更される。
上述した本発明に係る製造方法によれば、剪断耐力及び引き抜き耐力を低下させることなく、釘Nの金属線径を細くすることができることから、単位重量当たりの生産本数効率が向上し、接合耐力に優れた釘Nを提供することができる。
図10は上述の本発明方法により製造されたサイズの異なる大小の釘Nを示すもので、(a-1) は比較的大きなサイズの釘Nの側面図、(a-2) は釘頭部1aの先端面に網目模様を形成した釘Nの端面図、(a-3) は釘頭部1aの先端面が平滑な釘Nの端面図である。また(b-1) は比較的小さいサイズの釘Nの側面図、(b-2) は釘頭部1aの先端面に網目模様を形成した釘Nの端面図、(b-3) は釘頭部1aの先端面が平滑な釘Nの端面図である。また図11の(a-1) は図10の(a-1) 及び(b-1) の矢印Jaで示される釘Nの釘頭部側部分の拡大図、(a-2) は(a-1) の矢印Haで示される部分の拡大断面図であり、(b-1) は図10の(a-1) 及び(b-1) の矢印Jbで示される釘Nの釘先端部側部分の拡大図、(b-2) は(b-1) の矢印Hbで示される部分の拡大断面図である。
これら図10及び図11から分かるように、各リング部群RG1,RG2,RG3は、各リング部Rが軸方向一定ピッチで断面三角山形に形成されると共に、隣り合う三角山形のリング部R,R間に、釘ブランク1の径よりも小径で軸方向と平行な谷底部Vが形成されたもので、隣り合うリング部群RG1,RG2,RG3相互間は、スムース部(リング未加工部)Sとされている。尚、スムース部Sの径は、釘ブランク1の本体軸部1oの径と同じである。
また、各リング部Rの谷底部Vの径は、釘ブランク1の本体軸部1oの径より小さく、例えば釘Nの長さが88.9mm、その釘ブランク1の径が3.33mmとした場合に、谷底部Vの径は例えば3.13mm程度である。
また図10及び図11から分かるように、釘頭部側に形成されたリング部群RG1の各三角山形リング部Rは、釘頭部側に向かって緩い下り勾配状の斜面Raと、釘先端部側に向かって急な下り勾配状の斜面Rbとからなり、釘先端部側に形成されたリング部群RG2の各三角山形リング部Rは、釘先端部側に向かって緩い下り勾配状の斜面Raと、釘頭部側に向かって急な下り勾配状の斜面Rbとからなるために、釘Nを木材に打ち込む際に、従来の釘に比べて金属線径を細くすることができる有利性から、簡単容易に、板割れを起こさずに打ち込むことができ、しかも釘頭部側と釘先端部側とで相対する方向に形成したリング部Rが互いに木材に食い込むことによって長期において安定した優れた緊結力が維持される。
図12は前記転造手段B1とは別の転造手段B2を示すもので、この転造手段B2は、夫々対向面にリング部群形成用の目付け加工が施された固定セグメント32aと回転ローラ32bとからなるもので、これら固定セグメント32aと回転ローラ32bとにより釘ブランク1を両側から挟み付けて、回転ローラ32bを固定セグメント32aに対し回転させることにより、固定セグメント32aと回転ローラ32bとの目付け部でリング部群を形成するようにしたもので、形成されるリング部群は、先の転造手段B1によって形成されるものと同様である。この図において、12はブランク供給ガイド、13は送り矢を示す。この転造手段B2によれば、簡単な設備で釘ブランク1に対するリング加工を有効に行うことができる。
図13の(a) 〜(d) は上述した本発明の方法によって製造されたサイズの異なる種々の釘Na〜Ndを示したもので、(a) は釘Naの全体側面図と、釘頭部1aの先端面に網目模様を施した場合の釘頭部1aの端面図と、釘頭部1aの先端面が平滑面な場合の端面図とを並べて示し、(b) は釘Nbの全体側面図と、釘頭部1aの先端面に網目模様を施した場合の端面図と、釘頭部1aの先端面が平滑面な場合の端面図とを並べて示し、(c) は釘Ncの全体側面図と、釘頭部1aの先端面に網目模様を施した場合の端面図と、釘頭部1aの先端面が平滑面な場合の端面図とを並べて示し、(d) は釘Ndの全体側面図と、釘頭部1aの先端面に網目模様を施した場合の端面図と、釘頭部1aの先端面が平滑面な場合の端面図とを並べて示したものである。また各Na〜Ndは、夫々釘本体軸部1oの頭部側と釘先端部側とその中間部とにリング部群RG1,RG2,RG3を形成すると共に、それらの間に夫々スムース部(リング未加工部)Sを形成している。各釘Na〜Ndは、本体軸部1oの釘頭部側及び釘先端部側にリング部群RG1,RG2を設けると共に、リング部群RG1,RG2の中間部にリング部群RG3を設け、釘頭部側の各三角山形リング部Rは、釘頭部側に向かって緩い下り勾配状の斜面Raと、釘先端部側に向かって急な下り勾配状の斜面Rbとからなり、釘先端部側の各三角山形リング部Rは、釘先端部側に向かって緩い下り勾配状の斜面Raと、釘頭部側に向かって急な下り勾配状の斜面Rbとからなる。そして、中間部のリング部群RG3は、図13の(a) 及び(b) に示すように釘長さの比較的短い釘Na,Nbの場合には、各三角山形リング部Rの傾斜の向きが釘先端部側のリング部群RG2と同じ向きに形成され、また図13の(c) 及び(d) に示すように釘長さの比較的長い釘Nc,Ndの場合には、各三角山形リング部Rの傾斜の向きが釘頭部側のリング部群RG1と同じ向きに形成される。
こような本発明に係るリング部R付き釘N(Na〜Nd)は、木材に打ち込む際には、普通の釘に比べて金属線径を細くすることができることから、簡単容易に打ち込みができ、しかも板割れが発生し難い優れた効果が期待できる。また、木材を打ち込んだ後においても、三角山形リング部Rの斜面Ra,Rbが釘頭部側のリング部群RG1と釘先端部側のリング部群RG2とで相反する向きに形成されている、つまり釘頭部側の各三角山形リング部Rは、釘頭部側に向かって緩い下り勾配状の斜面Raと、釘先端部側に向かって急な下り勾配状の斜面Rbとからなり、釘先端部側の各三角山形リング部Rは、釘先端部側に向かって緩い下り勾配状の斜面Raと、釘頭部側に向かって急な下り勾配状の斜面Rbとからなるため、夫々のリング部Rが側材と主材に食い込むことにより、優れた剪断耐力及び引き抜き耐力が長期間において安定維持を期待できる。また釘頭部側のリング部群RG1と釘先端部側のリング部群RG2との中間部にリング部群RG3を形成していることによって、緊結力を増大させることができる。
この釘Nは、釘ブランク1の本体軸部1oに設けたリング部群RG1,RG2の効果から、従来の釘に比べて木材に対する剪断耐力及び引き抜き耐力を著しく向上させることができ、これにより耐震性能を向上させると共に床鳴りを防止して、長期安定性に優れた木造住宅用の接合に好適となる。また、この釘Nにメッキ処理を施した後に、サイズ毎に色分けした着色塗装を施すことによって、住宅竣工時の性能保証検査時におけるリング部群RG1,RG2付き釘Nのサイズの識別を容易に行うことができ、また施工後に雨漏れしても、釘Nからの鉄イオンの溶出を防止するため、木材中に含まれるタンニン等の有機物と溶出した鉄イオンが反応して、木材が黒く変色する問題も解決できる。
本発明に係る釘Nに用いる金属線としては、SWRM10K〜SWRM22K(軟鋼線材:JIS G 3505)を冷間伸線した線が一般的であるが、その用途により、十分な強度を必要とする場合は、SWRH27〜SWRH42B(硬鋼線材:JIS G 3506)にも適用できる。
釘Nを着色塗装する場合に用いる着色塗料としては、地球環境の汚染を防止する観点から、ダイオキシン類の発生源となる塩素を含まない環境に優しいアクリル系樹脂等の熱可塑性樹脂からなるバインダーと着色剤としての顔料を有機溶媒中に含有させたものが好適である。
また本発明に係る釘Nは、釘の種類及び材質には制限なく、また釘頭部側aの形状と大きさ、本体軸部1oの断面形状と長さ及び先端部1bの形状、寸法についても制約はない。
次に、本発明に係る釘N及び従来の釘(太め鉄丸釘)の板割れの有無を調べるために行なった剪断試験について以下に説明する。
剪断試験に使用する板材の試験体としては、図16の(a) に示すような3本の長尺状木材(試験体作製用板材)Mを夫々長さ方向にI区分〜V区分の5区分に切断し、各区分の3つの切断片a,b,cによって試験体No.1〜No.5を同図の(b) に示すように形成する。各試験体No.1〜No.5は、同図の(b) 及び(c) に示すような両側の端材a,cと中材bとの3枚の板材(切断片)a,b,cからなるもので、各板材a,b,cの厚みtは38mm、長さLoは300mm、幅Tは88mmとする。そして同図の(b) 及び(c) に示すように、各試験体No.1〜No.5の3枚の板材a,b,cを重ね合わせると共に、中材bを両端材a,cよりも所定長さだけ上方へ突出させた状態で、両方の端材a,cから夫々本発明に係る釘Nを4本打ち込み、(c) に示す状態とする。しかして、図16の(c) に示す状態から各試験体No.1〜No.5の中材bの上端に荷重Fをかけて、中材bを実線図示位置から仮想線図示位置まで押下することにより、釘Nの剪断試験を行った。
表−1 は、本発明に係るリング付き釘Nの剪断試験結果を示し、その剪断試験における荷重−変位量の関係を表すグラフを図17に示す。また表−2は、従来の釘(太め鉄丸釘:CN90)の試験結果を示し、その剪断試験における荷重−変位量の関係を表すグラフを図18に示す。
尚、3本の長尺状木材Mを長さ方向にI区分〜V区分に5等分し、各I〜V区分ごとの3つの切断片a,b,cによって試験体No.1〜No.5を形成したのは、同じ樹種の同じ木材でもその年輪によって板割れの頻度が変化することから、本発明に係るリング付き釘Nの剪断試験と、従来の釘の剪断試験を同じ条件、即ち 同じ樹種、同じ木材、同じ年輪部分で行なう必要があるからである。












Figure 0004521586












Figure 0004521586
以上のような釘の剪断試験結果から、本発明に係る釘Nによれば、表−1及び図17に示すように、木材に打ち込んだ時に板割れを起こすことが無く、しかも剪断耐力が大きいため、釘が曲がったり、折れたりすることが無いことが分かった。これに対して、従来の釘(太め鉄丸釘:CN90)の場合は、表−2及び図18に示すように、板割れを頻繁に起こし、また緊結力が低下することが分かった。
本発明に係る釘の製造方法を概略説明する説明図である。 (a) 〜(d) は製釘工程を説明する説明図である。 (a) 〜(d) は転造工程を説明する説明図である。 (a) 〜(d) は切断装置の各歯体を詳細に示したもので、(a) は先端側から見た正面図、(b) は平面図、(c) は(a) のX−X線断面図、(d) は側面図である。 切断装置の両歯体の開閉状態を示すもので、(a) は両歯体が開の状態を示す説明図、(b) は両歯体が閉じて金属線を切断した状態を示す説明図である。 ダイス装置の各ダイスを示すもので、(a) は先端側から見た正面図、(b) は平面図、(c) は(b) のY−Y線断面図である。 (a) は先端面に網目模様が施されたパンチの端面図、(b) は先端面が平滑面であるパンチの端面図、(c) はパンチの側面である。 (a) は転造手段の固定側プレートと摺動側プレートとを示す平面図、(b) は (a)のZ−Z線断面図である。 (a) は図8の(a) のL−L線断面図、(c) は図8(a) のK−K線拡大断面図である。 本発明方法により製造された釘を示し、(a-1) は比較的大きなサイズの釘の側面図、(a-2) は釘頭部の先端面に網目模様を形成した釘の端面図、(a-3) は釘頭部の先端面が平滑な釘の端面図、(b-1) は比較的小さいサイズの釘の側面図、(b-2) は釘頭部の先端面に網目模様を形成した釘の端面図、(b-3) は釘頭部の先端面が平滑な釘の端面図である。 (a-1) は図10の(a-1) 及び(b-1) の矢印Jaで示される釘の釘頭部側部分の拡大図であり、(a-2) は(a-1) の矢印Haで示される部分の拡大断面図であり、(b-1 )は図10の(a-1) 及び(b-1) の矢印Jbで示される釘の釘先端部側部分の拡大図、(b-2 )は(b-1) の矢印Hbで示される部分の拡大断面図である。 転造手段の他の実施形態を概略的に示す説明図である。 本発明に係るサイズの異なる種々の釘を示し、(a) 〜(d) は夫々、釘の全体側面図と、釘頭部の先端面に網目模様を施した場合の釘頭部の端面図と、釘頭部先端面が平滑面である場合の釘頭部の端面図を並べて示したものである。 従来の釘の製造工程図である。 本発明に係るリング部付き釘の製造工程図である。 (a) は試験体切り出し用木材を長さ方向にI区分〜V区分の5等分にする状態を示す斜視図、(b) は各試験体No.1〜No.5を示す斜視図、(c) は各試験体No.1〜No.5の拡大断面図である。 本発明に係るリング部付き釘の剪断試験における荷重−変位量の関係を示すグラフである。 従来の釘の剪断試験における荷重−変位量の関係を示すグラフである。
符号の説明
1 釘ブランク
1o 本体軸部
1a 釘頭部
1b 釘先端部
R リング部
Ra 釘頭部側に向かって緩い下り勾配状の斜面
Rb 釘先端部側に向かって急な下り勾配状の斜面
V 谷底部
RG1 釘頭部側のリング部群
RG2 釘先端部側のリング部群
RG3 中間部側のリング部群
4 ダイス装置
4a,4b ダイス
5 パンチ
8 切断装置
8a 歯体
9 パンチング装置
10 金属線
N 釘
B1,B2 転造手段
14a,14b リング形成用プレート

Claims (1)

  1. 本体軸部の釘頭部側及び釘先端部側に、リング部が軸方向一定ピッチで断面三角山形に形成されると共に隣り合う三角山形のリング部間に釘ブランクの径より小径で軸方向と平行な谷底部が形成されてなるリング部群を設け、このうち、釘頭部側のリング部群の各三角山形リング部は、釘頭部側に向かって緩い下り勾配状の斜面と、釘先端部側に向かって急な下り勾配状の斜面とからなり、釘先端部側のリング部群の各三角山形リング部は、釘先端部側に向かって緩い下り勾配状の斜面と、釘頭部側に向かって急な下り勾配状の斜面とからなる釘。
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