JP4521384B2 - 窒素化合物除去装置 - Google Patents

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Description

本発明は、窒素化合物除去装置に係り、特に、沼、河川、湖、地下水、湧水等の水内に存在している窒素化合物を除去するものに関する。
沼、河川、湖、地下水、湧水等の水の富栄養化による水質の悪化が頻発している。この水質の悪化は、前記水内に混入する家畜の飼料、糞尿、その他腐敗した動植物等の窒素成分によるものである。そこで、前記窒素成分を除去し浄化する方法として、イオン交換法、電気浸透法等が知られている。
なお、沼、河川、湖、地下水、湧水等の水の浄化に関する文献として、たとえば、特許文献1〜特許文献3を掲げることができる。
特開平5−327494号公報 特開平11−309483号公報 特開平11−244877号公報
ところで、前記従来の除去方法では、この除去方法に使用する装置の構成が煩雑であると共に、除去効率が良くないという問題がある。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、簡素な構成で、沼、河川、湖、地下水、湧水等の水の窒素成分を効率良く除去することができる窒素化合物除去装置を提供することを目的とする。
請求項に記載の発明は、第1の槽と、河川、沼、湖、地下水、湧水の少なくともいずれかの水を前記第1の槽内の底部に供給する第1のパイプと、第1の生分解性ポリカプロラクトンを収容し、前記第1の槽内に、前記第1のパイプの下端側よりも上側に位置させて設置される第1の容器と、この第1の容器内に収容されている前記第1の生分解性ポリカプロラクトンを攪拌する第1の攪拌装置とを備えた第1の反応装置と;第2の槽と、前記第1の槽内の前記第1の容器よりも上側から取水する第2のパイプと、この第2のパイプに接続され、前記第2の槽内に水を供給する第1のホースと、第2の生分解性ポリカプロラクトンを収容し、前記第2の槽内に、前記第1のホースの下端側よりも上側に位置させて設置される第2の容器と、この第2の容器内に収容されている前記第2の生分解性ポリカプロラクトンを攪拌する第2の攪拌装置とを備えた第2の反応装置と;第3の槽と、前記第2の槽内の前記第2の容器よりも上側から取水する第3のパイプと、この第3のパイプに接続され、前記第3の槽内に水を供給する第2のホースと、前記第3の槽内の水を攪拌する第3の攪拌装置とを備えた第3の反応装置と;を有し、前記第1のホース、前記第2のホースは、長手方向に径が大きくなったり小さくなる変化を繰り返す形状に形成されて対応する前記第2の槽内に側壁に沿ってまたは前記第3の槽内に側壁に沿ってらせん状に巻かれて設置され、全長にわたって設けられた貫通孔から対応する前記第2の槽内または前記第3の槽内に水を供給する窒素化合物除去装置である。
本発明によれば、簡素な構成で、沼、河川、湖、地下水、湧水等の水の窒素成分を効率良く除去することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施形態に係る窒素化合物除去装置1に使用される沈殿槽3の概略構成を示すブロック図であり、図2は、本発明の実施形態に係る窒素化合物除去装置1の概略構成を示すブロック図である。
窒素化合物除去装置1は、河川、沼、湖、地下水、湧水等の少なくともいずれかの水に含まれる窒素成分を除去するための装置であり、各反応装置5、7、9を備えている。
図2の左側に描かれている反応装置5には、河川、沼、湖、地下水、湧水等の少なくともいずれかの水であって沈殿槽3を通った水が、パイプ6を通って供給されるようになっている(図1の矢印A7、符号B、図2の矢印A7、符号B参照)。
沈殿槽3は、たとえば、3つの槽(容器)2A、2B、2Cで構成されており、たとえば沼からポンプP1を用いて吸い上げられた水(図1の矢印A1参照)がフィルターFを通過した後に分離され、分離された一方の水が、矢印A2や矢印A3に示すように、再び沼に戻されるようになっている。この戻される際に沼の水に酸素を供給することになる。
分離された他方の水は、矢印A4、矢印A5、矢印A6に示すように、各槽2A、2B、2Cに次々に送られ、水の中のゴミ等が沈殿により取り除かれるようになっている。
なお、フィルターFを通過した水を分離している理由は、窒素化合物除去装置1の処理能力とポンプP1の吐出量とのバランスをとるためである。したがって、窒素化合物除去装置1の処理能力に比べてポンプP1の吐出量が少ない場合には、前述した水の分離は不要であり、ポンプP1が吸い上げた水の総てを、窒素化合物除去装置1に供給してもよい。
なお、窒素化合物除去装置1の処理能力は、沼の水の性状(含んでいる窒素の量や微生物の量)によって変化するので、図1に示すような絞り弁4を設け、窒素化合物除去装置1へ供給する水の量を適宜調整してもよい。
図2の右側に描かれている反応装置5は、沈殿槽3を通った水が入る槽(容器)11と、この槽11内のほぼ中央部に設置され多数の粒状の生分解性ポリカプロラクトン(以下、「PCL」という場合がある。)を内部に収容する容器13と、この容器13内に収容されているPCLを撹拌する(磨ぐ)撹拌装置15とを備えて構成されている。
槽11は、たとえば市販されている大型の樹脂のバケツで構成されており、容器13も、たとえば市販されている小型の樹脂のバケツで構成されている。したがって、槽11、容器13は、円筒状の側壁部材と、この円筒状の側壁部材の下部が閉じている円板状の底部材とで構成されており、上部が開口している。
また、パイプ6が槽2Cから槽11の底部まで延びており、底部に位置しているパイプ6の上部には、小さい貫通孔が多数設けられている。そして、図2の矢印A8で示すように、上方に向かって水を噴出するようになっている。
撹拌装置15は、槽11の上方に設けられたモータM1と、槽11や容器13内に延びていると共にモータM1によって回転する軸部材17と、軸部材17に一体的に設けられた撹拌翼19、21を備えて構成されている。撹拌翼19は、軸部材17の下部に設けられており、軸部材17の回転によって容器13内に収納されているPCL(水に浸っているPCL)を撹拌するようになっている。撹拌翼21は、軸部材17の中間に設けられており、軸部材17の回転によって槽11内の水を上昇させる方向に撹拌するようになっている。
槽11の側壁の上部には、パイプ23が設けられており、槽11内の水がパイプ23を通り矢印A9で示すよう、図2の中央に描かれている反応装置7に供給されるようになっている。槽11内では、槽11の下方から上方に向かう水の流れが生じるようになっている。
図2の中央に描かれている反応装置7は、図2の左側に描かれている反応装置5とほぼ同様に構成され、槽25と容器27と撹拌装置29とを備えて構成されている。ただし、反応装置7では、容器27内に収容されるPCLの密度が、反応装置5の容器13内のPCLの密度よりも小さくなっていることが望ましい。この理由は、図2の左側に描かれている反応装置5によって、水の中の窒素成分がある程度除去されているからである。
また、反応装置7では、撹拌装置29の撹拌翼19が、軸部材17の下端にのみ設けられており、容器27内のPCLと水とを撹拌するようになっている。この撹拌によって、容器27内のPCLが容器27内で舞い上がるようになっている。
図2の左側に描かれている反応装置5からパイプ23を通って出た水は、槽25の内側で上部に設けられている集水器(ロート)31と、パイプ33(ホース35の一部で構成されているパイプ)と通って、槽25内に設けられているホース35内に供給されるようになっている。
ホース35は、たとえば樹脂のホースをらせん状に巻いて構成されており、槽25の内部で槽25の側壁に沿い槽25の上部から下部にわたって設けられている。ホース35には、このほぼ全長にわたって、小さな貫通孔が多数設けられており、パイプ33から供給された水が、前記各小さな孔を通って、たとえば、矢印A10で示すごとく、槽25内に供給されるようになっている。
なお、ホース35は、微生物の増殖壁(微生物が成長するための礁)として作用するものである。すなわち、ホース35を設けていないとすると、槽25内に存在する固体の表面積は、槽25の底面の面積と側面の面積との和いうことになるが、ホース35を設けたことによって、槽25内に存在する固体の表面積が、ホース35の表面積分だけ増加し、この表面積の増加によって、微生物が成長しやすくなっているのである。したがって、ホース35として、この長手方向で径が大きくなり小さくなるという変化を繰り返しているもの(断面が波型になっているもの)を採用することが望ましい。
ホース35に代えて、表面積の大きな物体(多くの凹凸を備えた固体物)を、槽25内に設置してもよい。ただし、増殖壁としてホース35のようなものを用いれば、槽25内の固体の表面積を増加させることができるだけでなく、水の流れる経路の長さをある程度長くすることができるので、水の中の窒素成分を一層確実に除去することができる。
槽25内の水は、槽25の側壁の上部に設けられたパイプ37を通って、矢印A11で示すように、図2の右側に設けられている反応装置9に供給されるようになっている。図2の右に描かれている反応装置9は、図2の中央に描かれている反応装置7とほぼ同様に構成され、槽39と撹拌装置41とロート31とパイプ33と排出用のパイプ43とを備えて構成されている。そして、たとえば、矢印A12で示すように、槽39内に水が供給され、矢印A13で示すように水が排出され、この排出された水は、沼に戻されるようになっている。
ところで、槽11、25、39内にヒータ(図示せず)を設け、槽11、25、39内の水を、気温が低下する冬季等に、20℃〜25℃の温度まで加熱し微生物の活動を活発化させるようにしてもよい。また、前記各撹拌翼19に代えてまたは加えて、容器13、27内のPCLに流速の速い水流をあてて、PCLを撹拌するように構成してもよい。
また、沈殿槽3の液面Q1(図1参照)の高さに比べて、反応装置5の槽11の液面Q2(図2参照)の高さは低くなっており、反応装置7の槽25の液面Q3の高さは、液面Q2よりも低くなっており、反応装置9の槽39の液面Q4の高さは、液面Q3よりも低くなっている。したがって、沈殿槽3から反応装置9等を経て排出されるまでの水の流れは、ポンプを用いることなく、重力によってなされるようになっている。
窒素化合物除去装置1には、図2の中央の槽25内の水の一部を、図2の左の槽11内に戻す水回送手段45が設けられている。より詳しく説明すると、槽25内に差し込まれた配管47を介してポンプP2で水が吸引され、この吸引された水が槽11内に注入されるようになっている(図2の矢印A14参照)。配管47で、槽25の高さ方向のほぼ中間部から水を吸引し、槽11内の底部で、配管49から矢印A15で示すように水を注入するようになっている。なお、水回送手段45として、槽11の上部から水を吸引する構成であってもよいし、図2の右の槽39内の水を吸引する構成であってもよい。すなわち、容器13の下流側から水を吸い込む構成であればよい。
また、図2の左の槽11内に設けられている撹拌装置15は、PCLをたとえば、間欠的に撹拌するようになっている。一方、図2の中央の槽25内の撹拌装置29や図2の右の槽39内の撹拌装置41は、連続して水を撹拌するようになっているが、これらの撹拌装置29、41が、間欠的に撹拌するようになっていてもよい。
次に、窒素化合物除去装置1の動作について説明する。
図示しない制御装置の制御の下、ポンプP1を稼動し、沈殿槽3を経由して、窒素化合物除去装置1の槽11内に水を供給すると、この供給された水は、槽25、槽39を通って排出される。また、前記制御装置の制御の下、各撹拌装置15、29、41やポンプP2が適宜稼動する。
槽11内に供給される水の中には、有機系窒素化合物が含まれている。この有機系窒素化合物は、微生物である栄養好気性細菌によりアンモニウムイオンに変化した後、微生物であるアンモニア酸化菌により、図4の(1)式で示すようにアンモニウムイオンから亜硝酸イオンに変化し、さらに、微生物である亜硝酸酸化菌により、図4の(2)式で示すように亜硝酸イオンから硝酸イオンに変化する。
なお、前述した各菌は、沼等の水の中に存在しているものであり、さらに、前述した化学反応は、沈殿槽3の内部等においてもなされている。
続いて、反応装置5の槽11内のPCLのまわりでは、微生物である脱窒菌(沼等の水の中に存在している菌)により、図4の(3)式で示すように、硝酸イオンとPCLとが窒素や二酸化炭素に変化する。反応装置7の槽25や反応装置9の槽39内でも、槽11内と同様な化学変化がおこり、窒素や二酸化炭素が生成される。なお、反応装置9の槽39内には、PCLが存在していないが、僅かに水に溶けたPCLの分子を用いて、脱窒菌が窒素や二酸化炭素が生成されるのである。なお、前記各反応により黒色の微細な懸濁物も生成される。
次に、窒素化合物除去装置1を用いた試験結果を、図3を用いて説明する。
図3の横軸は、窒素化合物除去装置1を稼動してからの日数を示し、縦軸は、硝酸性窒素(硝酸イオン)の除去率を示している。なお、硝酸性窒素の除去率は、沈殿槽3に供給される水(所定質量の水)の中に含まれる硝酸イオンのたとえばモル数(当初モル数)から槽39から排出される水(所定質量の水)の中に含まれる硝酸イオンのたとえばモル数を差し引いて、この引いた値を前記当初モル数で除して得られるものである。窒素化合物除去装置1は、1日に約1000kgの質量の沼の水を流しているものとし、PCLは、適宜補充されているものとする。
試験の結果、運転7日目から、硝酸性窒素(硝酸イオン)の除去率が80%以上になっていることがわかる。この理由は、各槽11、25、39内で、脱窒菌が繁殖するのにある程度の時間を要するからである。
窒素化合物除去装置1によれば、槽とPCLを収容している容器と撹拌装置とを用いた簡素な構成で、沼、河川、湖、地下水、湧水等の水の窒素成分(アンモニウムイオンや硝酸イオンや亜硝酸イオン等)を除去することができる。また、撹拌装置で撹拌することによって、PCLの周囲に生成される二酸化炭素や窒素の薄膜を除去することができるので、脱窒菌がPCLの周囲に取り付きやすくなり、沼、河川、湖、地下水、湧水等の水の窒素成分(アンモニウムイオンや硝酸イオンや亜硝酸イオン)を効率良く除去することができる。そして、沼、河川、湖、地下水、湧水等の水にアオコ等が発生することを防止することができる。さらに、槽や容器として市販品を採用することで、窒素化合物除去装置1の製造コストを低減することができる。
なお、PCLの代わりに、アルコールや酢酸のような液体の有機化合物を用いることも考えられるが、これらの液体は槽内に留まっている時間が短い。したがって、図4に示す(3)式の反応が十分になされないおそれがある。さらに、アルコールや酢酸のような液体は排水に混じってそのまま排出されるおそれがある。しかし、固体であって水に溶け難いPCLを用いれば、PCLが、長時間槽内に留まり、図4に示す(3)式の反応が十分になされると共に、PCLが排水に混じって排出されるおそれを極力防止することができる。
また、窒素化合物除去装置1によれば、複数の反応装置(本実施形態では3つ)5、7、9を直列的に並べて窒素成分を除去しているので、窒素成分の除去率を上げることができる。
さらに、窒素化合物除去装置1によれば、水回送手段45で、水の一部を戻しているので、脱膣菌が多い水が槽11内に戻されることになり、窒素成分の除去効率を一層上げることができる。
また、窒素化合物除去装置1によれば、撹拌装置15で間欠的に撹拌するようにしているので、窒素成分の除去効率を、さらに一層上昇させることができる。すなわち、撹拌装置15が停止しているときには、PCLの周囲に脱膣菌が取り付きやすく、したがって、図4に示す(3)式の化学反応が促進される。しかし、撹拌装置15を停止したままの状態にしておくと、PCLの周囲に気体の二酸化炭素(二酸化炭素分子)や窒素(窒素分子)の薄い膜ができて、脱膣菌がPCLの周囲に取り付くことが困難になり、図4に示す(3)式の化学反応が抑制されてしまう。そこで、撹拌装置15で一時的にPCLを撹拌することにより、PCLの周囲の二酸化炭素や窒素の薄い膜を除去し、PCLの周囲へ脱膣菌が取り付きやすくしているのである。なお、撹拌装置15でPCLから除去された二酸化炭素や窒素は、泡となって大気中に発散される。
窒素化合物除去装置1では3つの反応装置5、7、9を備えているが、1つの反応装置(たとえば、反応装置5)のみで、窒素化合物除去装置を構成してもよいし、2つもしくは4つ以上の複数の反応装置で窒素化合物除去装置を構成してもよい。
さらには、槽を削除し、たとえば、容器13と撹拌装置15とを直接沼等の水の中に沈めた構成であってもよい。
すなわち、窒素化合物除去装置を、多数の粒状の生分解性ポリカプロラクトンを収容する容器と、前記容器内に収容されている生分解性ポリカプロラクトンを撹拌する撹拌装置とで構成してもよく、必要に応じて、前記容器内の水を温めるヒータを設けて構成してもよい。
本発明の実施形態に係る窒素化合物除去装置に使用される沈殿槽の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る窒素化合物除去装置の概略構成を示すブロック図である。 窒素化合物除去装置を用いた試験結果を示す図である。 窒素化合物の化学反応を示す図である。
符号の説明
1 窒素化合物除去装置
5、7、9 反応装置
11、25、39 槽
13、27 容器
15、29、41 撹拌装置
45 水回送手段

Claims (1)

  1. 第1の槽と河川、沼、湖、地下水、湧水の少なくともいずれかの水を前記第1の槽内の底部に供給する第1のパイプと、第1の生分解性ポリカプロラクトンを収容し、前記第1の槽内に、前記第1のパイプの下端側よりも上側に位置させて設置される第1の容器とこの第1の容器内に収容されている前記第1の生分解性ポリカプロラクトンを攪拌する第1の攪拌装置とを備えた第1の反応装置と;
    第2の槽と、前記第1の槽内の前記第1の容器よりも上側から取水する第2のパイプと、この第2のパイプに接続され、前記第2の槽内に水を供給する第1のホースと、第2の生分解性ポリカプロラクトンを収容し、前記第2の槽内に、前記第1のホースの下端側よりも上側に位置させて設置される第2の容器と、この第2の容器内に収容されている前記第2の生分解性ポリカプロラクトンを攪拌する第2の攪拌装置とを備えた第2の反応装置と;
    第3の槽と、前記第2の槽内の前記第2の容器よりも上側から取水する第3のパイプと、この第3のパイプに接続され、前記第3の槽内に水を供給する第2のホースと、前記第3の槽内の水を攪拌する第3の攪拌装置とを備えた第3の反応装置と;
    を有し、
    前記第1のホース、前記第2のホースは、長手方向に径が大きくなったり小さくなる変化を繰り返す形状に形成されて対応する前記第2の槽内に側壁に沿ってまたは前記第3の槽内に側壁に沿ってらせん状に巻かれて設置され、全長にわたって設けられた貫通孔から対応する前記第2の槽内または前記第3の槽内に水を供給する
    ことを特徴とする窒素化合物除去装置。
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