JP4518557B2 - 印刷装置及び複写抑制方法並びにプログラム、印刷システム - Google Patents

印刷装置及び複写抑制方法並びにプログラム、印刷システム Download PDF

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Description

本発明は、複写伝票等に利用されるノンカーボン複写紙に帳票フォームを印刷する印刷装置及びその制御方法並びにプログラムに関する。
従来から、特定領域に文字等を記入して複写させるために各種帳票フォームが形成されたノンカーボン複写紙が知られている。このようなノンカーボン複写紙を作成するに際しては、全面複写可能なノンカーボン複写紙に対して特定領域への記入事項を複写させるための帳票フォームを形成したり、予めその特定部分だけが複写可能なノンカーボン複写紙を特別に用意しておき、その特定部分にだけに複写させるための帳票フォームを形成することが一般的である。
特開平9−99639号公報 特開平5−270121号公報 特開平5−61237号公報
しかしながら、全面複写可能なノンカーボン複写紙に対して特定領域への記入事項を複写させるための帳票フォームを形成した場合には、当該帳票に記入される際に記入領域以外に、記入時の接触や誤記等による不必要な文字やノイズ等が複写されてしまうという問題がある。
また、特定領域のみが複写可能なノンカーボン複写紙を用いる場合は、特定の帳票フォームに応じたノンカーボン部分とその他の部分とが固定された専用のノンカーボン複写紙を予め用意する必要がある。そのため、部分的に複写させるための帳票フォームが形成されたノンカーボン複写紙を少量かつ多種類作成するような場合には、そのような多様な帳票フォームが形成されたノンカーボン複写紙をすぐに準備することが難しく、かつ高コストになってしまうという問題も生ずる。
さらに、部分的に複写させるための専用の帳票フォームが形成されたノンカーボン複写紙を使用する場合、帳票のレイアウトを変更すると、旧レイアウトの帳票フォームを形成させるためのノンカーボン複写紙は使用することができず、廃棄等の処分をする必要がある。
さらにまた、特定の帳票を作成するためには、レーザビームプリンタ(LBP)や電子複写機等の印刷装置に対して、手差し給紙等でその都度専用のノンカーボン複写紙を給紙したり、給紙トレイ中に所定のノンカーボン部分等が設けられた専用のノンカーボン複写紙紙を帳票フォームの種類に応じてそれぞれ準備する必要がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、汎用のノンカーボン複写紙に対して各種帳票フォームに応じて複写不可部分を好適に形成することができる印刷装置及びその制御方法並びにプログラムを提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、本発明に係る印刷装置は以下の構成を備える。すなわち、少なくとも片面に発色剤が塗布された第1のノンカーボン紙と、少なくとも片面に顕色剤が塗布された第2のノンカーボン紙とを前記発色剤が塗布された面と前記顕色剤が塗布された面とが接触するように丁合して使用するノンカーボン複写紙に帳票フォームを印刷する印刷装置において、前記第1のノンカーボン紙からの複写を禁止する第1の領域を前記第2のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面側に設定する設定手段と、前記設定手段により設定された前記第1の領域を用いて前記第2のノンカーボン紙上の前記第1の領域と面対称を成す第2の領域を算出し前記第1のノンカーボン紙の前記発色剤が塗布された面側に設定する算出手段と、前記算出手段により算出された前記第1のノンカーボン紙の前記発色剤が塗布された面上の前記第2の領域に対してトナーを塗布するための印刷ジョブに従って、該第2の領域に該印刷装置に蓄積されているトナーを塗布するトナー塗布手段と、を備える。
または、少なくとも片面に顕色剤が塗布された第1のノンカーボン紙と、少なくとも片面に発色剤が塗布された第2のノンカーボン紙とを前記顕色剤が塗布された面と前記発色剤が塗布された面とが接触するように丁合して使用するノンカーボン複写紙に帳票フォームを印刷する印刷装置において、前記第1のノンカーボン紙からの複写を禁止する第1の領域を前記第2のノンカーボン紙の前記発色剤が塗布された面側に設定する設定手段と、前記設定手段により設定された前記第1の領域を用いて前記第2のノンカーボン紙上の前記第1の領域と面対称を成す第2の領域を算出し前記第1のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面側に設定する算出手段と、前記算出手段により算出された前記第1のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面上の前記第2の領域に対してトナーを塗布するための印刷ジョブに従って、該第2の領域に該印刷装置に蓄積されているトナーを塗布するトナー塗布手段と、を備える。
また、上記問題を解決するために、本発明に係る複写抑制方法は以下の構成を備える。すなわち、少なくとも片面に発色剤が塗布された第1のノンカーボン紙と、少なくとも片面に顕色剤が塗布された第2のノンカーボン紙とを前記発色剤が塗布された面と前記顕色剤が塗布された面とが接触するように丁合して使用するノンカーボン複写紙に帳票フォームを印刷する印刷装置におけるノンカーボン複写紙の複写抑制方法において、前記第1のノンカーボン紙からの複写を禁止する第1の領域を前記第2のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面側に設定する設定工程と、前記設定工程により設定された前記第1の領域を用いて前記第2のノンカーボン紙上の前記第1の領域と面対称を成す第2の領域を算出し前記第1のノンカーボン紙の前記発色剤が塗布された面側に設定する算出工程と、前記算出工程により算出された前記第1のノンカーボン紙の前記発色剤が塗布された面上の前記第2の領域に対してトナーを塗布するための印刷ジョブに従って、該第2の領域に該印刷装置に蓄積されているトナーを塗布するトナー塗布工程と、を有する。
または、少なくとも片面に顕色剤が塗布された第1のノンカーボン紙と、少なくとも片面に発色剤が塗布された第2のノンカーボン紙とを前記顕色剤が塗布された面と前記発色剤が塗布された面とが接触するように丁合して使用するノンカーボン複写紙に帳票フォームを印刷する印刷装置におけるノンカーボン複写紙の複写抑制方法において、前記第1のノンカーボン紙からの複写を禁止する第1の領域を前記第2のノンカーボン紙の前記発色剤が塗布された面側に設定する設定工程と、前記設定工程により設定された前記第1の領域を用いて前記第2のノンカーボン紙上の前記第1の領域と面対称を成す第2の領域を算出し前記第1のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面側に設定する算出工程と、前記算出工程により算出された前記第1のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面上の前記第2の領域に対してトナーを塗布するための印刷ジョブに従って、該第2の領域に該印刷装置に蓄積されているトナーを塗布するトナー塗布工程と、を有する。
さらに、上記問題を解決するために、本発明に係るプログラムは以下の構成を備える。すなわち、少なくとも片面に発色剤が塗布された第1のノンカーボン紙と、少なくとも片面に顕色剤が塗布された第2のノンカーボン紙とを前記発色剤が塗布された面と前記顕色剤が塗布された面とが接触するように丁合して使用するノンカーボン複写紙に帳票フォームを印刷装置に印刷させるためのプログラムにおいて、前記印刷装置に、前記第1のノンカーボン紙からの複写を禁止する第1の領域を前記第2のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面側に設定する設定手順と、前記設定手順により設定された前記第1の領域を用いて前記第2のノンカーボン紙上の前記第1の領域と面対称を成す第2の領域を算出し前記第1のノンカーボン紙の前記発色剤が塗布された面側に設定する算出手順と、前記算出手順により算出された前記第1のノンカーボン紙の前記発色剤が塗布された面上の前記第2の領域に対してトナーを塗布するための印刷ジョブに従って、該第2の領域に該印刷装置に蓄積されているトナーを塗布するトナー塗布手順と、を実行させる。
または、少なくとも片面に顕色剤が塗布された第1のノンカーボン紙と、少なくとも片面に発色剤が塗布された第2のノンカーボン紙とを前記顕色剤が塗布された面と前記発色剤が塗布された面とが接触するように丁合して使用するノンカーボン複写紙に帳票フォームを印刷装置に印刷させるためのプログラムにおいて、前記印刷装置に、前記第1のノンカーボン紙からの複写を禁止する第1の領域を前記第2のノンカーボン紙の前記発色剤が塗布された面側に設定する設定手順と、前記設定手順により設定された前記第1の領域を用いて前記第2のノンカーボン紙上の前記第1の領域と面対称を成す第2の領域を算出し前記第1のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面側に設定する算出手順と、前記算出手順により算出された前記第1のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面上の前記第2の領域に対してトナーを塗布するための印刷ジョブに従って、該第2の領域に該印刷装置に蓄積されているトナーを塗布するトナー塗布手順と、を実行させる。
さらにまた、上記問題を解決するために、本発明に係る印刷システムは以下の構成を備える。すなわち、印刷装置と前記印刷装置と通信可能なコンピュータとから構成される印刷システムにおいて、前記印刷装置は、少なくとも片面に発色剤が塗布された第1のノンカーボン紙と、少なくとも片面に顕色剤が塗布された第2のノンカーボン紙とを前記発色剤が塗布された面と前記顕色剤が塗布された面とが接触するように丁合して使用するノンカーボン複写紙に帳票フォームを印刷し、前記印刷システムを構成する前記印刷装置または前記コンピュータのいずれかは、前記第1のノンカーボン紙からの複写を禁止する第1の領域を第2のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面側に設定する設定手段を備え前記印刷システムを構成する前記印刷装置または前記コンピュータのいずれかは、前記設定手段により設定された前記第1の領域を用いて前記第2のノンカーボン紙上の前記第1の領域と面対称を成す第2の領域を算出し前記第1のノンカーボン紙の前記発色剤が塗布された面側に設定する算出手段を備え、前記印刷装置は、前記算出手段により算出された前記第1のノンカーボン紙の前記発色剤が塗布された面上の前記第2の領域に対してトナーを塗布するための印刷ジョブに従って、該第2の領域に該印刷装置に蓄積されているトナーを塗布するトナー塗布手段を備える。
または、印刷装置と前記印刷装置と通信可能なコンピュータとから構成される印刷システムにおいて、前記印刷装置は、少なくとも片面に顕色剤が塗布された第1のノンカーボン紙と、少なくとも片面に発色剤が塗布された第2のノンカーボン紙とを前記顕色剤が塗布された面と前記発色剤が塗布された面とが接触するように丁合して使用するノンカーボン複写紙に帳票フォームを印刷し、前記印刷システムを構成する前記印刷装置または前記コンピュータのいずれかは、前記第1のノンカーボン紙からの複写を禁止する第1の領域を前記第2のノンカーボン紙の前記発色剤が塗布された面側に設定する設定手段を備え前記印刷システムを構成する前記印刷装置または前記コンピュータのいずれかは、前記設定手段により設定された前記第1の領域を用いて前記第2のノンカーボン紙上の前記第1の領域と面対称を成す第2の領域を算出し前記第1のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面側に設定する算出手段を備え、前記印刷装置は、前記算出手段により算出された前記第1のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面上の前記第2の領域に対してトナーを塗布するための印刷ジョブに従って、該第2の領域に該印刷装置に蓄積されているトナーを塗布するトナー塗布手段を備える。
本発明によれば、汎用のノンカーボン複写紙に対して各種帳票フォームに応じて複写不可部分を好適に形成することができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る印刷装置を含む印刷システムの構成及び印刷動作について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る印刷システムの構成を示すブロック図である。尚、本発明に係る印刷処理等の諸機能が実行されるものであれば、単体の機器であっても、複数の機器からなるシステムであっても、或いはLAN、WAN等のネットワークを介して接続され処理が行われるシステムであっても良い。すなわち、以下の実施形態で説明する各種端末が接続されたシステム構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例があることは言うまでもない。
図1において、3000はホストコンピュータであり、ROM103、或いはハードディスク(HD)や着脱可能な可搬記憶媒体(例えば、フレキシブルディスク(FD))等の外部メモリ111には、CPU101の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やオペレーティングシステムプログラム(OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。本実施形態で使用するOSは、例えば、ウィンドウズXP(マイクロソフト社製)を想定するが、これに限るものではない。
また、図1に示すホストコンピュータ3000において、RAM102は、CPU101の主メモリやワークエリア等として機能する。尚、CPU101は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM102にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現する。
また、入力コントローラ(入力C)105は、キーボード(KB)109や不図示のマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。さらに、ビデオコントローラ(VC)106は、CRTディスプレイ(CRT)110等の表示器への表示を制御する。尚、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイであっても構わない。これらは必要に応じて管理者が使用するものであって、本実施形態には直接関係があるものではない。
さらにまた、メモリコントローラ(MC)107は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やフレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ111へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)108は、ネットワークを介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信やプリンタ1500との間でデータ送受信等が可能である。尚、CPU101は、例えばRAM102内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT110上での表示を可能としている。また、CPU101は、CRT110上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
次に、ホストコンピュータとネットワーク121を介して接続されたプリンタ1500において、CPU112は、ROM113のプログラム用ROM113bに記憶された制御プログラム等や外部メモリ114に記憶された制御プログラム等に基づいて、システムバス115に対して印刷部インタフェース(I/F)116を介して接続される印刷部(プリンタエンジン)117に出力情報としての画像信号を出力する。また、プログラムROM11bのプログラム用ROM113bには、CPU112の制御プログラム等が記憶される。また、ROM113のフォント用ROM113aには、上記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等を記憶する。さらに、ROM113のデータ用ROM113cには、ハードディスク(HD)やフレキシブルディスク(FD)等の外部メモリ114がないプリンタの場合に、ホストコンピュータ3000上で利用される情報等も記憶される。
また、プリンタ1500において、CPU112は、入力部118を介してホストコンピュータ3000との通信処理が可能となっており、プリンタ内の情報等をホストコンピュータ3000に通知可能に構成されている。さらに、RAM119は、CPU112の主メモリであって、ワークエリア等として機能する。ここで、RAM119は、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMにより、メモリ容量を拡張することができるように構成されている。尚、RAM119は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等にも用いられる。
前述したハードディスク(HD)、ICカード等の外部メモリ114は、メモリコントローラ(MC)120によりアクセスが制御される。尚、外部メモリ114は、オプションとして接続され、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。また、操作部122は、操作パネルを有しており、操作のためのスイッチやLED表示器等が配置されている。
また、前述した外部メモリは1つに限られることはなく、少なくとも1つ以上備え、内蔵フォントに加えてオプションフォントカード、言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数接続できるように構成されていてもよい。さらに、図示しないNVRAMを有し、操作パネルを備える操作部122からのプリンタモード設定情報を記憶するようにしてもよい。
本実施形態では、印刷機器制御プログラム(以下、「プリンタドライバ」という。)は外部メモリ111に記録されており、必要に応じてRAM102にロードされることによりCPU101によって実行される。さらに、本実施形態では、プリンタドライバが用いる定義ファイル及び各種情報テーブルは、外部メモリ111に格納されており、これらについての詳細な説明は後述する。
図2は、図1に示す印刷システムにおけるホストコンピュータ3000においてプリンタ1500に対して帳票を作成する処理を行わせる際の処理手順の概要を示すフローチャートである。尚、詳細については後述するが、本実施形態ではユーザはホストコンピュータ3000とプリンタ1500との通信を介して、以下で説明する帳票フォームの作成を行うものとする。
まず、ホストコンピュータ3000において、帳票作成アプリケーションを用いてノンカーボン複写紙の1枚目に形成する帳票フォームを作成する(ステップS101)。
図3は、ホストコンピュータ3000の帳票作成アプリケーションによる帳票作成画面の推移の様子を説明するための図である。ノンカーボン複写紙に帳票を印刷させたいユーザは、ホストコンピュータ3000において帳票作成アプリケーションを起動すると、モニタ上に画面301を表示させ、ノンカーボン複写紙の1ページ目の表面に形成する帳票フォームを作成する。
次いで、帳票作成アプリケーションは、上記ノンカーボン複写紙の複写される側である2枚目において、2枚目に形成する帳票フォームを作成するとともに、複写を禁止する領域(複写禁止領域)を設定する(ステップS102)。すなわち、上記ユーザは、ホストコンピュータ3000において帳票作成アプリケーションを操作して、モニタ上に画面302を表示させ、ノンカーボン複写紙の2ページ目の表面に形成する帳票フォームを作成する。尚、当該作成処理においては、その帳票フォームの全部或いは大部分を1ページ目の帳票フォームから複写等する処理も含む。また、2ページ目の帳票フォームの作成とあわせて、複写を禁止する領域(複写禁止領域)303を設定する。例えば、図3には、複写禁止領域303として網目模様が形成された矩形領域が設定されているが、模様の有無、種類、領域の形状等は本実施形態で示すものに限られず、アプリケーションによって任意に設定するようにしてもよい。
そして、ステップS102で2枚目のノンカーボン複写紙に設定された複写禁止領域に対応する1枚目のノンカーボン複写紙の裏面にプリンタ1500においてトナーを塗布するためのジョブをステップS101で作成された帳票フォームを1枚目の表面に印刷するジョブとともにプリンタ1500に送信する。すなわち、上記帳票作成アプリケーションは、ステップS103において、2枚目のノンカーボン複写紙に設定された複写禁止領域303に対応する1枚目のノンカーボン複写紙の裏面にプリンタ1500においてトナーを塗布するためのトナー塗布領域を設定する。尚、ホストコンピュータ3000のユーザは、モニタ上に、図3の画面304にトナー塗布領域305を確認することができる。また、マウス等のユーザインタフェースを用いてトナー塗布領域を修正、追加、削除等することも可能である。
一方、プリンタ1500側では、全面複写可能なノンカーボン複写紙を給紙トレイ等に蓄積しておき、ホストコンピュータ3000から送信されてきたジョブに基づいて、1枚目の表面にステップS101で作成された帳票フォームを形成し、1枚目の裏面には、当該帳票フォームに対応してステップS102で設定された2枚目の複写禁止領域に対応する部分にトナーを塗布し、出力する。尚、1枚目の表面に帳票フォームを形成する処理と裏面にトナーを塗布する処理については、いずれの処理を先に行ってもよい。
また、本実施形態で使用するトナーの種類については特に限定されることはなく、磁性体を含む磁性1成分トナー、磁性体を含まない非磁性1成分トナー、或いは2成分トナー等のいずれのトナーを用いても良い。
図4は、本実施形態に係る印刷装置によってトナー等が塗布される状態を説明するためのノンカーボン複写紙の概要断面図である。図4に示すように、ノンカーボン複写紙は1枚目のノンカーボン紙401と2枚目のノンカーボン紙402とから構成される。ノンカーボン紙401は、原紙403の片面に電子供与性発色剤を含有するマイクロカプセルを塗布して発色剤塗布層404として乾燥させ、原紙403の発色剤塗布層404の反対面に電子受容性顕色剤を塗布した顕色剤塗布層405とを設けて乾燥させることによって製造することができる。また、ノンカーボン紙402も原紙406の両面に同様にして発色剤塗布層407と顕色剤塗布層408とを設けて製造する。
図4に示すようなノンカーボン複写紙を用いて複写を行うには、1枚目のノンカーボン紙401の表面(すなわち、顕色剤塗布層405の上面)にペン等を用いて記入が行われることによって、その圧力が裏面の発色剤塗布層404に含まれるマイクロカプセルに伝わり、マイクロカプセルが破れて発色剤が染み出して2枚目のノンカーボン紙402の表面の顕色剤塗布層408の顕色剤と接触して複写されることとなる。
尚、本実施形態で使用するノンカーボン複写紙については、図4に示す構造を有するものだけに限られず、汎用のものであればよい。また、本実施形態において帳票フォームを印刷するためには、少なくとも片面に発色剤が塗布された発色剤塗布層404を有する第1のノンカーボン紙401と、少なくとも片面に顕色剤が塗布された顕色剤塗布層408を有する第2のノンカーボン紙402とを発色剤が塗布された面と顕色剤が塗布された面とが接触するように丁合して使用するノンカーボン複写紙であれば適用可能である。
このように、本実施形態では、部分的に複写を禁止するような帳票フォームを作成するに当たって、特別なノンカーボン複写紙を使用する必要はなく、全面が複写可能な汎用のノンカーボン複写紙を利用することができ、プリンタの給紙トレイ等に準備しておくノンカーボン紙も最低1種類あればよい。これにより、ノンカーボン紙の差し替えの手間や専用のノンカーボン紙を製造する必要がなくなり、無駄なコストの排除が可能となる。
そして、プリンタ1500では図4に示すような構造を有するノンカーボン複写紙にトナーを塗布してトナー塗布領域を形成することとなる。図4において、トナー塗布層409は、1枚目のノンカーボン紙401の裏面(すなわち、発色剤塗布層404の下面)上に形成される。
次に、ホストコンピュータ3000とプリンタ1500とから構成される印刷システムにおける帳票作成処理の具体例について詳細に説明する。図5は、本発明の一実施形態に係る印刷システムにおける帳票作成処理の詳細を説明するためのフローチャートである。まず、ホストコンピュータ3000からプリンタ1500に対して、帳票作成のための接続要求情報を送信する(ステップS501)。プリンタ1500は、ホストコンピュータ3000から送信されてきた当該接続要求情報を受信する(ステップS521)。尚、本実施形態では、図1に示すように、ホストコンピュータ3000はプリンタ1500とローカル接続しているだけであるが、ホストコンピュータ3000がLAN等のネットワークを介してい複数のプリンタと接続されているような場合は、上記接続要求情報に接続するプリンタの固有情報等を含めて特定するようにすればよい。
プリンタ1500は上記接続要求情報を受信すると、ホストコンピュータ3000に対して帳票レイアウト表示情報を送信する(ステップS522)。ホストコンピュータ3000は、プリンタ1500から送信されてきた帳票レイアウト表示情報を受信すると、その情報に基づいて帳票レイアウトをモニタ上に表示する(ステップS502)。そして、ユーザは、ホストコンピュータ3000のモニタ上に表示された帳票レイアウトの編集操作を行って所望の帳票レイアウトを作成する(ステップS503)。そして、ホストコンピュータ3000は、帳票レイアウトの編集操作が終了した後、編集操作に応じたイベント情報をプリンタ1500に送信する(ステップS504)。
プリンタ1500は、ホストコンピュータ3000から送信されてきた当該イベント情報を受信すると(ステップS523)、ユーザによって行われた編集操作の種類を判別する(ステップS524)。その結果、当該イベントが複写禁止領域の設定に関する編集操作であると判別された場合は、まず、ノンカーボン複写紙の2枚目の表面への複写禁止領域の設定処理を行う(ステップS525)。次いで、2枚目の表面に設定された当該複写禁止領域に対して対称の領域となる1枚目の裏面の領域を計算する(ステップS526)。さらに、計算された1枚目の裏面の当該領域をトナー塗布領域として設定する(ステップS527)。そして、設定された複写禁止領域及びトナー塗布領域を帳票レイアウトに反映すべく、帳票レイアウト情報を更新する(ステップS529)。
一方、ステップS524において、文字設定や1枚目或いは2枚目のノンカーボン紙への帳票フォームの作成等の複写禁止領域設定処理を除いたその他の処理であると判定された場合は、各処理の内容に応じた処理が行われ(ステップS528)、当該処理に応じて帳票レイアウト情報を更新する(ステップS529)。
ステップS529で帳票レイアウト情報が更新された後、レイアウトの編集操作が終了したか否かを判定する(ステップS530)。その結果、ユーザによるホストコンピュータ3000でのレイアウト編集操作が終了していない場合(NO)、例えば、ユーザが編集終了ボタンを押下せず、さらに続いて別の編集操作を行うような場合は、プリンタ1500は、ステップS529で更新した帳票レイアウト情報をホストコンピュータ3000に対して送信する(ステップS531)。
ホストコンピュータ3000は、プリンタ1500から送信されてきた帳票レイアウトを用いて、これまでモニタ上に表示された帳票レイアウトを新たに更新表示する(ステップS505)。その後、ホストコンピュータ3000では、ステップS503に戻って、ユーザによる次のレイアウト編集操作の入力を待つ。
一方、ステップS530でレイアウトの編集操作が終了したと判定された場合(Yes)、プリンタ1500は、変更後の帳票レイアウト情報を保存する旨を示す保存メッセージをホストコンピュータ3000に送信し(ステップS532)、当該帳票レイアウト情報を保存する(ステップS533)。また、ホストコンピュータ3000では、プリンタ1500から送信されてきた保存メッセージを受信するとモニタ上に表示して(ステップS506)、ユーザに対して更新後の帳票レイアウト情報が保存されたことを報知する。
尚、上述した実施形態では、片面に発色剤が塗布された1枚目のノンカーボン紙の裏面だけにトナーを塗布することとしているが、それに加えて、2枚目のノンカーボン紙の顕色剤が塗布された面上に設定された複写禁止領域に、2枚目のノンカーボン紙と略同一色の色を塗布したり、所定のパターン・模様等を形成するようにしてもよい。これによって、1枚目のノンカーボン紙の裏面にトナーを塗布したにもかかわらず、1枚目のノンカーボン紙のトナー塗布層を透過した微量の発色剤と2枚目のノンカーボン紙の顕色剤との混合によるわずかな発色があった場合でも、その発色を見えにくくすることができる。
このように、1枚目のノンカーボン紙の裏面の発色剤塗布層に含まれるマイクロカプセルがペン圧等によって破れて発色剤が染み出した場合であっても、トナー塗布層の存在によって、当該発色剤が2枚目のノンカーボン紙の表面の顕色剤塗布層に含まれる顕色剤と接触することを防ぐことができる。これによって、任意にトナー塗布領域(すなわち、複写禁止領域)を設定することができる。
さらに、上述した実施形態では、片面に発色剤が塗布された1枚目のノンカーボン紙の裏面だけにトナーを塗布することとしているが、2枚目のノンカーボン紙の顕色剤が塗布された面上に設定された複写禁止領域上に、1枚目のノンカーボン紙の発色剤が塗布された面上にトナーを塗布したのと同様に、トナーを塗布するようにしてもよい。これによって、1枚目のノンカーボン紙の発色剤と2枚目のノンカーボン紙の顕色剤との混合による発色をより確実に抑えることができる。尚、2枚目のノンカーボン紙の顕色剤が塗布された面上に設定された複写禁止領域に、2枚目のノンカーボン紙と略同一色の色を塗布したり、所定のパターン・模様等を形成した上にさらに、トナーを塗布するようにしてもよい。
また、上記実施例では1枚目のノンカーボン紙の裏面に発色剤を塗布し、2枚目のノンカーボン紙に顕色剤を塗布した例で説明しているが、これに限らず、1枚目のノンカーボン紙の裏面に顕色剤を塗布し、2枚目のノンカーボン紙に発色剤を塗布しても良いし、ノンカーボン紙を3枚以上用いても良い。すなわち例えば3枚のノンカーボン紙を丁合いする場合であれば、1枚目のノンカーボン紙の裏面に発色剤を塗布し、2枚目のノンカーボン紙の1枚目と対向する面に顕色剤を塗布し、2枚目の反対側の面に発色剤を塗布し、3枚目のノンカーボン紙の2枚目と対向する面に顕色剤を塗布しても良く、4枚以上のノンカーボン紙を用いる場合も同様に塗布すれば良い。
上述したように、本実施形態に係るノンカーボン複写紙とレーザビームプリンタを活用して帳票フォームを印刷することで、従来はノンカーボン複写紙の制約や運用面での制約があったが、普通紙の帳票印刷と変わらないほど容易にノンカーボン複写紙への帳票印刷が可能である。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体(記録媒体)等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の一実施形態に係る印刷システムの構成を示すブロック図である。 図1に示す印刷システムにおけるホストコンピュータ3000においてプリンタ1500に対して帳票を作成する処理を行わせる際の処理手順の概要を示すフローチャートである。 ホストコンピュータ3000の帳票作成アプリケーションによる帳票作成画面の推移の様子を説明するための図である。 本実施形態に係る印刷装置によってトナー等が塗布される状態を説明するためのノンカーボン複写紙の概要断面図である。 本発明の一実施形態に係る印刷システムにおける帳票作成処理の詳細を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
101、112 CPU
102、119 RAM
103、113 ROM
104、115 システムバス
105 入力コントローラ
106 ビデオコントローラ
107 メモリコントローラ
108 通信I/Fコントローラ
109 キーボード
110 CRT(モニタ)
111 外部メモリ(HD、FD)
113a フォントROM
113b プログラムROM
113c データROM
114 外部メモリ(HD)
116 印刷部I/F
117 印刷部
118 入力部
120 メモリコントローラ
121 データ転送経路
122 操作部
1500 プリンタ
3000 ホストコンピュータ(クライアントコンピュータ)

Claims (16)

  1. 少なくとも片面に発色剤が塗布された第1のノンカーボン紙と、少なくとも片面に顕色剤が塗布された第2のノンカーボン紙とを前記発色剤が塗布された面と前記顕色剤が塗布された面とが接触するように丁合して使用するノンカーボン複写紙に帳票フォームを印刷する印刷装置であって、
    前記第1のノンカーボン紙からの複写を禁止する第1の領域を前記第2のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面側に設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された前記第1の領域を用いて前記第2のノンカーボン紙上の前記第1の領域と面対称を成す第2の領域を算出し前記第1のノンカーボン紙の前記発色剤が塗布された面側に設定する算出手段と、
    前記算出手段により算出された前記第1のノンカーボン紙の前記発色剤が塗布された面上の前記第2の領域に対してトナーを塗布するための印刷ジョブに従って、該第2の領域に該印刷装置に蓄積されているトナーを塗布するトナー塗布手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記設定手段によって設定された前記第2のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面側の前記第1の領域に前記印刷装置に蓄積されているトナーを塗布する第2のトナー塗布手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 帳票フォームを印刷するための印刷ジョブに従って、前記第1のノンカーボン紙の発色剤が塗布されない面、および前記第2のノンカーボン紙の顕色剤が塗布された面に対して、該帳票フォームを印刷する印刷手段をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
  4. 少なくとも片面に発色剤が塗布された第1のノンカーボン紙と、少なくとも片面に顕色剤が塗布された第2のノンカーボン紙とを前記発色剤が塗布された面と前記顕色剤が塗布された面とが接触するように丁合して使用するノンカーボン複写紙に帳票フォームを印刷する印刷装置におけるノンカーボン複写紙の複写抑制方法であって、
    前記第1のノンカーボン紙からの複写を禁止する第1の領域を前記第2のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面側に設定する設定工程と、
    前記設定工程により設定された前記第1の領域を用いて前記第2のノンカーボン紙上の前記第1の領域と面対称を成す第2の領域を算出し前記第1のノンカーボン紙の前記発色剤が塗布された面側に設定する算出工程と、
    前記算出工程により算出された前記第1のノンカーボン紙の前記発色剤が塗布された面上の前記第2の領域に対してトナーを塗布するための印刷ジョブに従って、該第2の領域に該印刷装置に蓄積されているトナーを塗布するトナー塗布工程と、
    を有することを特徴とする複写抑制方法。
  5. 前記設定工程によって設定された前記第2のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面側の前記第1の領域に前記印刷装置に蓄積されているトナーを塗布する第2のトナー塗布工程をさらに有することを特徴とする請求項4記載の複写抑制方法。
  6. 帳票フォームを印刷するための印刷ジョブに従って、前記第1のノンカーボン紙の発色剤が塗布されない面、および前記第2のノンカーボン紙の顕色剤が塗布された面に対して、該帳票フォームを印刷する印刷工程をさらに有することを特徴とする請求項4又は5に記載の複写抑制方法。
  7. 少なくとも片面に発色剤が塗布された第1のノンカーボン紙と、少なくとも片面に顕色剤が塗布された第2のノンカーボン紙とを前記発色剤が塗布された面と前記顕色剤が塗布された面とが接触するように丁合して使用するノンカーボン複写紙に帳票フォームを印刷装置に印刷させるためのプログラムであって、
    前記印刷装置に、
    前記第1のノンカーボン紙からの複写を禁止する第1の領域を前記第2のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面側に設定する設定手順と、
    前記設定手順により設定された前記第1の領域を用いて前記第2のノンカーボン紙上の前記第1の領域と面対称を成す第2の領域を算出し前記第1のノンカーボン紙の前記発色剤が塗布された面側に設定する算出手順と、
    前記算出手順により算出された前記第1のノンカーボン紙の前記発色剤が塗布された面上の前記第2の領域に対してトナーを塗布するための印刷ジョブに従って、該第2の領域に該印刷装置に蓄積されているトナーを塗布するトナー塗布手順と、
    を実行させるためのプログラム。
  8. 前記設定手順によって設定された前記第2のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面側の前記第1の領域に前記印刷装置に蓄積されているトナーを塗布する第2のトナー塗布手順をさらに実行させることを特徴とする請求項7記載のプログラム。
  9. 帳票フォームを印刷するための印刷ジョブに従って、前記第1のノンカーボン紙の発色剤が塗布されない面、および前記第2のノンカーボン紙の顕色剤が塗布された面に対して、該帳票フォームを印刷する印刷手順をさらに実行させることを特徴とする請求項7又は8に記載のプログラム。
  10. 少なくとも片面に顕色剤が塗布された第1のノンカーボン紙と、少なくとも片面に発色剤が塗布された第2のノンカーボン紙とを前記顕色剤が塗布された面と前記発色剤が塗布された面とが接触するように丁合して使用するノンカーボン複写紙に帳票フォームを印刷する印刷装置であって、
    前記第1のノンカーボン紙からの複写を禁止する第1の領域を前記第2のノンカーボン紙の前記発色剤が塗布された面側に設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された前記第1の領域を用いて前記第2のノンカーボン紙上の前記第1の領域と面対称を成す第2の領域を算出し前記第1のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面側に設定する算出手段と、
    前記算出手段により算出された前記第1のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面上の前記第2の領域に対してトナーを塗布するための印刷ジョブに従って、該第2の領域に該印刷装置に蓄積されているトナーを塗布するトナー塗布手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  11. 少なくとも片面に顕色剤が塗布された第1のノンカーボン紙と、少なくとも片面に発色剤が塗布された第2のノンカーボン紙とを前記顕色剤が塗布された面と前記発色剤が塗布された面とが接触するように丁合して使用するノンカーボン複写紙に帳票フォームを印刷する印刷装置におけるノンカーボン複写紙の複写抑制方法であって、
    前記第1のノンカーボン紙からの複写を禁止する第1の領域を前記第2のノンカーボン紙の前記発色剤が塗布された面側に設定する設定工程と、
    前記設定工程により設定された前記第1の領域を用いて前記第2のノンカーボン紙上の前記第1の領域と面対称を成す第2の領域を算出し前記第1のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面側に設定する算出工程と、
    前記算出工程により算出された前記第1のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面上の前記第2の領域に対してトナーを塗布するための印刷ジョブに従って、該第2の領域に該印刷装置に蓄積されているトナーを塗布するトナー塗布工程と、
    を有することを特徴とする複写抑制方法。
  12. 少なくとも片面に顕色剤が塗布された第1のノンカーボン紙と、少なくとも片面に発色剤が塗布された第2のノンカーボン紙とを前記顕色剤が塗布された面と前記発色剤が塗布された面とが接触するように丁合して使用するノンカーボン複写紙に帳票フォームを印刷装置に印刷させるためのプログラムであって、
    前記印刷装置に、
    前記第1のノンカーボン紙からの複写を禁止する第1の領域を前記第2のノンカーボン紙の前記発色剤が塗布された面側に設定する設定手順と、
    前記設定手順により設定された前記第1の領域を用いて前記第2のノンカーボン紙上の前記第1の領域と面対称を成す第2の領域を算出し前記第1のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面側に設定する算出手順と、
    前記算出手順により算出された前記第1のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面上の前記第2の領域に対してトナーを塗布するための印刷ジョブに従って、該第2の領域に該印刷装置に蓄積されているトナーを塗布するトナー塗布手順と、
    を実行させるためのプログラム。
  13. 印刷装置と前記印刷装置と通信可能なコンピュータとから構成される印刷システムであって、
    前記印刷装置は、
    少なくとも片面に発色剤が塗布された第1のノンカーボン紙と、少なくとも片面に顕色剤が塗布された第2のノンカーボン紙とを前記発色剤が塗布された面と前記顕色剤が塗布された面とが接触するように丁合して使用するノンカーボン複写紙に帳票フォームを印刷し、
    前記印刷システムを構成する前記印刷装置または前記コンピュータのいずれかは、
    前記第1のノンカーボン紙からの複写を禁止する第1の領域を第2のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面側に設定する設定手段を備え
    前記印刷システムを構成する前記印刷装置または前記コンピュータのいずれかは、
    前記設定手段により設定された前記第1の領域を用いて前記第2のノンカーボン紙上の前記第1の領域と面対称を成す第2の領域を算出し前記第1のノンカーボン紙の前記発色剤が塗布された面側に設定する算出手段を備え、
    前記印刷装置は、
    前記算出手段により算出された前記第1のノンカーボン紙の前記発色剤が塗布された面上の前記第2の領域に対してトナーを塗布するための印刷ジョブに従って、該第2の領域に該印刷装置に蓄積されているトナーを塗布するトナー塗布手段を備える
    ことを特徴とする印刷システム。
  14. 前記印刷装置は、
    前記設定手段によって設定された前記第2のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面側の前記第1の領域に前記印刷装置に蓄積されているトナーを塗布する第2のトナー塗布手段をさらに備えることを特徴とする請求項13記載の印刷システム。
  15. 前記印刷装置は、
    帳票フォームを印刷するための印刷ジョブに従って、前記第1のノンカーボン紙の発色剤が塗布されない面、および前記第2のノンカーボン紙の顕色剤が塗布された面に対して、該帳票フォームを印刷する印刷手段をさらに備えることを特徴とする請求項13又は14に記載の印刷システム。
  16. 印刷装置と前記印刷装置と通信可能なコンピュータとから構成される印刷システムであって、
    前記印刷装置は、
    少なくとも片面に顕色剤が塗布された第1のノンカーボン紙と、少なくとも片面に発色剤が塗布された第2のノンカーボン紙とを前記顕色剤が塗布された面と前記発色剤が塗布された面とが接触するように丁合して使用するノンカーボン複写紙に帳票フォームを印刷し、
    前記印刷システムを構成する前記印刷装置または前記コンピュータのいずれかは、
    前記第1のノンカーボン紙からの複写を禁止する第1の領域を前記第2のノンカーボン紙の前記発色剤が塗布された面側に設定する設定手段を備え
    前記印刷システムを構成する前記印刷装置または前記コンピュータのいずれかは、
    前記設定手段により設定された前記第1の領域を用いて前記第2のノンカーボン紙上の前記第1の領域と面対称を成す第2の領域を算出し前記第1のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面側に設定する算出手段を備え、
    前記印刷装置は、
    前記算出手段により算出された前記第1のノンカーボン紙の前記顕色剤が塗布された面上の前記第2の領域に対してトナーを塗布するための印刷ジョブに従って、該第2の領域に該印刷装置に蓄積されているトナーを塗布するトナー塗布手段を備える
    ことを特徴とする印刷システム。
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