JP4517452B2 - 電力モニタシステム - Google Patents

電力モニタシステム Download PDF

Info

Publication number
JP4517452B2
JP4517452B2 JP2000159834A JP2000159834A JP4517452B2 JP 4517452 B2 JP4517452 B2 JP 4517452B2 JP 2000159834 A JP2000159834 A JP 2000159834A JP 2000159834 A JP2000159834 A JP 2000159834A JP 4517452 B2 JP4517452 B2 JP 4517452B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
power
power consumption
time zone
electricity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000159834A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001337116A (ja
Inventor
桂子 野田
隆昭 奥出
匡史 貞平
哲也 甲田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2000159834A priority Critical patent/JP4517452B2/ja
Publication of JP2001337116A publication Critical patent/JP2001337116A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4517452B2 publication Critical patent/JP4517452B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、機器の使用電力量を計測する電力モニタシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電力モニタシステムは、使用している時点の瞬時電力量、所定期間内の積算電力量を表示するもので、使用電力量を単価一定あるいは管轄電力会社の電気料金体系で電気代に換算したり、所定期間内の使用電力量の目標を設定して現在の使用電力量と同時に報知するものや目標値に近づくとデマンドコントロールを行うものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電力モニタシステムは、総合使用電力量に対する電気料金は、特定の電力会社との契約で一義的に決まり、一部深夜電力等の安価な電気料金契約を選択できるようになっているが、使用者が自身の使用実態を考えて選択する必要があり、使用実態が変化してもいちいち対応できない使い勝手の悪いものであった。また、個々の機器の電気料金についても同様であった。このように、電力会社の競争自由化に対処して使用実態に合わせて最適な電気料金体系が選びにくいという問題点を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、電力供給源に接続する親機と、電力供給源からの電力を使用する機器に接続される子機から構成され、前記親機は、前記電力供給源における総合使用電力量を求める電力量計測手段と、計時手段と、総合使用電力量の時間的推移を学習する使用電力量学習手段と、前記使用電力量学習手段で学習した使用実態に応じて電気料金が最も少なくなる電力会社の料金体系を選択して電気料金に換算する電気料金換算手段と、通信手段と、報知手段とを備え、前記子機は、接続した機器の使用電力量を求める電力量計測手段と、通信手段と、報知手段とを備え、前記通信手段により、接続した機器の電力量を前記親機の電気料金換算手段により換算した電気料金を、親機及び子機の一方又は双方の報知手段でその機器の使用電気料金を報知する構成として、自動的に使用実態に応じた電力会社や時間帯料金体系が選択され、その料金体系で個々の機器あたりの電気料金を知ることができる使用者にとって電気料金の節約効果の高い電力モニタシステムとしている。
【0005】
【発明の実施の形態】
第1の発明は、電力供給源に接続する親機と、電力供給源からの電力を使用する機器に接続される子機から構成され、前記親機は、前記電力供給源における総合使用電力量を求める親機側電力量計測手段と、総合使用電力量の時間的推移を学習する使用電力量学習手段と、前記使用電力量学習手段で学習した使用実態に応じて電気料金が最も少なくなる電力会社の料金体系を選択して電気料金に換算する電気料金換算手段と、親機側通信手段と、前記電気料金換算手段で選択された料金体系から換算された電気料金を報知する親機側報知手段と、前記総合使用電力量の時間的推移から単位時間毎の総合使用電力量が予め設定した所定値を越える時間帯を演算する超過時間帯判定手段と、前記子機から送信される単位時間あたりの電力量データから各々の子機毎に使用電力量の時間的推移を学習する子機使用電力量学習手段と、前記超過時間帯判定手段で判定した時間帯と前記子機使用電力量学習手段で学習した所定値以上の使用時間帯が重なる部分があるか否かを判定する使用時間帯比較手段とを備え、前記子機は、接続した機器の使用電力量を求める子機側電力量計測手段と、子機側通信手段と、前記子機側電力量計測手段で求められた使用電力量が前記電気料金換算手段で選択された料金体系から換算された電気料金を報知する子機側報知手段とを備え、前記親機は、前記使用時間帯比較手段が重なる部分ありと判定した時に前記親機側報知手段で報知する、もしくは前記使用時間帯比較手段が重なる部分ありと判定した時に該当子機に対して電力使用改善命令を送信し、前記電力使用改善命令を受信した子機はその内容を子機側報知手段で報知する構成として、自動的に使用実態に応じた電力会社や時間帯料金体系が選択され、その料金体系で個々の機器あたりの電気料金を知ることができる使用者にとって電気料金の節約効果の高い電力モニタシステムとしている。また、使用者が、契約内容変更の可能性を有するピーク使用電力削減に効果のある機器群を容易に把握できると同時に、電力会社にとっては電力平準化に効果のある電力モニタシステムとしている。
【0006】
第2の発明は、電力供給源に接続する親機と、電力供給源からの電力を使用する機器に接続される子機から構成され、前記親機は、前記電力供給源における総合使用電力量を求める親機側電力量計測手段と、総合使用電力量の時間的推移を学習する使用電力量学習手段と、前記使用電力量学習手段で学習した使用実態に応じて電気料金が最も少なくなる電力会社の料金体系を選択して電気料金に換算する電気料金換算手段と、親機側通信手段と、前記電気料金換算手段で選択された料金体系から換算された電気料金を報知する親機側報知手段と、学習した前記総合使用電力量の時間的推移から単位時間毎の総合使用電力量が予め設定した所定値を越える時間帯を演算する超過時間帯判定手段とを備え、前記子機は、接続した機器の使用電力量を求める子機側電力量計測手段と、子機側通信手段と、前記子機側電力量計測手段で求められた使用電力量が前記電気料金換算手段で選択された料金体系から換算された電気料金を報知する子機側報知手段と、単位時間あたりの電力量データから自身の使用電力量の時間的推移を学習する自機使用電力量学習手段と、自機使用時間帯比較手段とを備え、前記親機は、前記超過時間帯判定手段が超過時間帯があると判定した時に前記親機側報知手段で報知する、もしくは前記超過時間帯判定手段が超過時間帯があると判定した時に超過時間帯報知命令を送信し、前記超過時間帯報知命令を受信した子機は、受信した超過時間帯と学習した自機の所定値以上の使用時間帯が重なる部分ありと判定した時にその内容を子機側報知手段で報知する構成として、自動的に使用実態に応じた電力会社や時間帯料金体系が選択され、その料金体系で個々の機器あたりの電気料金を知ることができる使用者にとって電気料金の節約効果の高い電力モニタシステムとしている。また、使用者が、契約内容変更の可能性を有するピーク使用電力削減に効果のある機器群を容易に把握できると同時に、電力会社にとっては電力平準化に効果があり、しかも親機の負荷を軽減した電力モニタシステムとしている。
【0007】
第3の発明は、特に第1または第2の発明における親機において、節電量演算手段を備え、電力使用改善命令の内容について使用者が改善に応じた節電量を報知する構成として、使用者が行った省エネや節電効果が実感できる電力モニタシステムとしている。
【0008】
第4の発明は、メインブレーカーの電力線に接続して総合使用電力量を求める電力量計測手段と、総合使用電力量の時間的推移を学習する使用電力量学習手段と、前記使用電力量学習手段で学習した使用実態に応じて電気料金が最も少なくなる電力会社の料金体系を選択して電気料金に換算する電気料金換算手段と、子機と相互通信を行う通信手段と、前記電気料金換算手段で選択された料金体系から換算された電気料金を報知する報知手段と、総合使用電力量の時間的推移から単位時間毎の総合使用電力量が予め設定した所定値を越える時間帯を演算する超過時間帯判定手段と、前記通信手段を介して子機から送信される単位時間あたりの電力量データから各々の子機毎に使用電力量の時間的推移を学習する子機使用電力量学習手段と、前記超過時間帯判定手段で判定した時間帯と前記子機使用電力量学習手段で学習した所定値以上の使用時間帯が重なる部分があるか否かを判定する使用時間帯比較手段とを備え、前記使用時間帯比較手段は、重なる部分ありと判定した時に前記親機側報知手段で報知する、もしくは前記通信手段を介して該当子機に対して電力使用改善命令を送信する構成として、自動的に使用実態に応じた電力会社や時間帯料金体系が選択され、その料金体系で個々の機器あたりの電気料金を知ることができる使用者にとって電気料金の節約効果が高い。また、使用者が、契約内容変更の可能性を有するピーク使用電力削減に効果のある機器群を容易に把握できると同時に、電力会社にとっては電力平準化に効果がある。
【0013】
【実施例】
(実施例1)
以下本発明の第1の実施例について説明する。図1は本実施例の構成を示すブロック図で、図2は本実施例の親機及び子機の表示画面の一例である。1は、電力モニタシステムの親機(以下単に親機1と称する)、2は電力モニタシステムの子機の1つである子機A、3は電力モニタシステムの子機の1つである子機B、4は分電盤、5は子機Aに接続する機器A(本実施例では電気ファンヒータを接続)、6は子機Bに接続する機器B(本実施例ではジャーポットを接続)、7は分電盤内のメインブレーカである。
【0014】
親機1は、7の電力線に接続する交流電源接続部8と、計時手段10と、交流電源接続部8を介して電流を検出するための電流検出手段9と、電流検出手段9で検出した電流値から計時手段10で計時した所定の単位時間あたりの使用電力量を求める電力量演算手段11から成る電力量計測手段45と、電力量演算手段11で求めた単位時間あたりの使用電力量から総合使用電力量の時間的推移を学習する使用電力量学習手段12と、使用電力量学習手段12で学習した使用実態に応じて電気料金が最も少なくなる電力会社の料金体系を選択する料金体系選択手段13を有する電気料金換算手段14と、報知手段15と、子機A2や子機B3等の複数の子機と相互に通信するための通信手段16から構成される。
【0015】
また、子機A2は、交流電源接続部18と、計時手段21と、機器A5を接続するための機器接続部17と接続された機器A5に流れる電流を検出するための電流検出手段19と、電流検出手段19で検出した電流値から計時手段21で計時した所定の単位時間あたりの使用電力量を求める電力量演算手段20から成る電力量計測手段46と、親機1や他の子機と互いに通信するための通信手段22、報知手段23から構成される。
【0016】
最小のシステムは親機1、子機、各1台であるが、本実施例では複数の子機を存在させたシステムとしたため、子機B3は子機A2と同様の構成で、他に同様構成の子機が同一システムに複数存在するものとする。また、本実施例では、親機1の交流電源接続部8はクランプ型のものとし、子機の交流電源接続部18はプラグとし、電源コンセントへ接続するものとし、機器接続部18は機器のプラグを接続できるコンセント型とし、交流電源接続部18から機器に電力供給する。
【0017】
以下、本実施例の動作について説明する。親機1は分電盤4内のメインブレーカ7の電力線に接続する交流電源接続部8を介し電流検出手段9で検出した電流値から所定の単位時間あたりの使用電力量を求める電力量演算手段11により常時使用電力量の情報を得ている。電力量演算手段11により得た使用電力量情報は、時系列で整理される。使用電力量学習手段12は、所定期間(本実施例では常に最新の1ヶ月間)について毎日の使用電力量を学習する。即ち、1日毎の使用電力量を1時間単位毎にどれだけ電気量が使用されているかのパターンを記憶する。どの時間帯にどのぐらいの電力量が使用され、その傾向が明らかに異なる場合は別のパターンとして記憶する。その際、そのパターンがどれほどの頻度で現われるかも同時に記憶する。1ヶ月この動作を行った結果、抽出されるいくつかのパターン毎(例えば平日パターンと休日パターン)に整理し、1時間毎に区切ったどの時間帯でどのくらいの電力量が使用されているか、1ヶ月あたりの総使用電力量はどのくらいかを記憶することで総使用電力量の時間的推移を学習するものである。
【0018】
一方、料金体系選択手段13には予めいくつかの電力会社の料金体系を登録してある。即ち、例えば、電力会社Aの従量電灯Aの料金体系は「15kWhまで1契約が301円、15〜120kWhまでが18.48円/1kWh、120〜280kWhまでが24.48円/1kWh、280kWh〜が26.79円/1kWh」で、従量電灯Bの料金体系は「基本料金が360円/1kVA、120kWhまでが15.98円/1kWh、120〜280kWhまでが19.60円/1kWh、280kWh〜が21.61円/1kWh」で、時間帯別電灯利用料金体系は「基本料金が1契約10kVAまで1100円10kVA越え360円/1kVA、電力量料金昼間(7:00〜23:00)は90kWhまでが20.65円/1kWh、90〜210kWhまでが27.28円/1kWh、210kWh〜が29.9円/1kWhで、電力量料金夜間は1kWhあたり6.78円」と登録されている。
【0019】
また、電力会社Bの従量電灯Aの料金体系は「最大0.5kVAのもので8kWhまでが1契約223円、8kWh〜が16.85円/1kWh」で、従量電灯Bの料金体系は「最大1〜6kVAのもので、基本料金が60Aまで10A間隔で1契約毎の設定料金、120kWhまでが16.85円/1kWh、120〜280kWhまでが22.4円/1kWh、280kWh〜が24.65円/1kWh」で、従量電灯Cの料金体系は「最大6〜50kVAのもので、基本料金が260円/1kVA、120kWhまでが16.85円/1kWh、120〜280kWhまでが22.4円/1kWh、280kWh〜が24.65円/1kWh」で時間帯別電灯利用料金体系は「基本料金が1契約10kVAまで2000円10kVA越え260円/1kVA、電力量料金昼間(8:00〜22:00)は80kWhまでが24.60円/1kWh、80〜180kWhまでが32.7円/1kWh、180kWh〜が35.95円/1kWhで、電力量料金夜間は1kWhあたり6.45円」と登録されている。
【0020】
初めて学習期間即ち最初の1ヶ月が経過した時点以降は、使用電力量学習手段12は、1ヶ月あたりの総合使用電力量と、最も頻度の多い使用電力量パターンについて、料金体系選択手段13で予め登録されたいくつかの電力会社の料金体系の中から、電気料金換算手段14で電気料金に換算して最も電気料金が少なくなる電力会社の料金体系を選択する。
【0021】
即ち、使用者が40A契約で1ヶ月あたりの総合使用電力量が300kWhで昼間主体の生活の場合、電気料金は電力会社Aの従量電灯Aなら301円+18.48円×(120kWh−15kWh)+24.48円×(280kWh−120kWh)+26.79円×(300kWh−280kWh)=6694円、電力会社Aの従量電灯Bなら電圧を100Vとするなら(40A/10A)×360円+15.98円×120kWh+19.6円×(280kWh−120kWh)+21.61円×(300kWh−280kWh)=6925.8円、同様に電力会社Aの時間帯別昼は全部が昼時間帯使用なら9195.9円、電力会社Bは従量電灯は契約電流でBとなり7139円、電力会社Bの時間帯別昼は全部が昼時間帯使用なら10752円となるので、最も電気料金が少なくなる電力会社の料金体系である電力会社Aの従量電灯Aを選択する。
【0022】
親機1は、所定期間について(本実施例では約1ヶ月毎の検針期間とその日の00:00から現時刻まで)の自身の管理する総使用電力量と、選択した料金体系を適用して電気料金換算手段14で換算した電気料金を、報知手段15で報知する。報知する電気料金は、それまでの累計電力量に応じたレートで計算され、1円未満を切り上げる。
【0023】
一方、子機A2は、電源コンセントに接続する交流電源接続部18を介し電流検出手段19で機器接続部17に接続した機器A5に流れる電流値から所定の単位時間あたりの使用電力量を求める電力量演算手段20により常時使用電力量の情報を得て、親機1に対しこの情報を送信している。親機1は、料金体系選択手段13で選択した最も総使用量の電気料金が少なくなる電力会社の料金体系に照合して、受信した機器A5の使用電力量情報と自身が管理する受信時の総使用電力量情報とから電気料金換算手段14で受信した機器A5の使用電気料金を子機A2に対し送信する。即ち、適用する料金体系は、電力会社Aの従量電灯Aであり、受信した機器A5のその日の使用電力量情報が4kWhで、自身が管理する受信時の総使用電力量情報は300kWhであるから、それ以上の電気料金は26.79円/1kWhとなり、4×26.79円=107.16円の1円未満を切り上げた108円を子機A2に送信するものである。受信した子機A2は報知手段23で前月検針日からの累計とその日の使用電力量と電気料金を報知する。
子機B3についても同様の動作を行う。
【0024】
なお、図2の親機及び子機の表示画面の例では子機の使用電力量及び電気料金は子機の報知手段でのみ報知している例を示したが、親機の報知手段でも子機の使用電力量及び電気料金を報知するようにしてもかまわないし、報知する対象の期間は任意の期間として良い。また、本実施例では、機器接続部17で機器A5のプラグと接続するようにしたが、子機を機器に内蔵してもかまわないし、報知手段への報知方法を文字表示としたが、LED等を用いたり、音声で行ってもかまわない。さらに、本実施例では、料金体系選択手段には予め電力各社の料金体系を登録するようにしたが、インターネット等を利用してセンターから自動ローディングや更新を行うようにしてもかまわない。また、適用される料金体系は、学習している総使用電力量のパターンが変化した場合は、リアルタイムに選択する料金体系を変えてもかまわないし、料金支払いの期間に応じてその区切りで報知するようにし、使用者が同意すれば自動的にそれに応じた料金体系が選択されるものとしても良い。
【0025】
以上のように本実施例によれば、自動的に使用実態に応じた電力会社や時間帯料金体系が選択され使用者にとって電気料金の節約効果の高い電力モニタシステムをを実現するものである。
【0026】
(実施例2)
次に本発明の第2の実施例について説明する。本実施例の構成を示すブロック図は、実施例1と同様の図1である。図3は、本実施例の親機及び子機の表示画面の例である。
【0027】
以下、本実施例の動作について説明する。親機1が、使用電力量学習手段12により学習した総使用電力量のパターンに応じ、料金体系選択手段13で予め登録されたいくつかの電力会社の料金体系の中から、電気料金換算手段14で電気料金に換算して最も電気料金が少なくなる電力会社の料金体系を選択するまでの動作は実施例1と同様である。親機1は、適用する電力会社の料金体系が決定した時点で、子機全てに対して一斉に送信される。親機1及び受信した子機は、その時点及び使用者の呼び出しに応じて料金体系を報知手段で報知する。その他の親機、子機の使用電力量及び電気料金の報知動作は実施例1と同様である。
【0028】
以上のように本実施例によれば、使用者にとって最適な料金体系が明確に把握できる電力モニタシステムを実現するものである。
【0029】
(実施例3)
次に本発明の第3の実施例について説明する。図4は本実施例の子機の構成を示すブロック図である。本実施例では、実施例1の子機の構成に加えて、ON手段28、OFF手段29、ON時間計測手段30を備えているものである。
【0030】
以下、本実施例の動作について説明する。親機1の動作、子機の使用電力量及び電気料金の報知動作は実施例1と同様である。使用者は、子機C26に接続する機器C27をONさせる際にはON手段28を操作し、OFFさせる際にはOFF手段29を操作させる。使用者がON手段28を操作すると、ON時間計時手段30が計時を開始し、2時間経過すると自動的にOFFする。使用者は、2時間以上使用したい時には、ONしている間に再度ON手段28を操作する。
【0031】
なお、本実施例では、ON時間計時手段30が計時する最大時間を2時間としたが、接続する機器に合わせる等して任意に設定してもかまわない。
【0032】
以上のように本実施例によれば、料金体系の適用で現状の使用電力量のパターンに合わせて最も電気料金が少なくてすむことにプラスして機器への無駄な通電時間が削減して現状の改善を図れる省エネに有効な電力モニタシステムを実現するものである。
【0033】
(実施例4)
次に本発明の第4の実施例について説明する。図5は本実施例の親機の構成を示すブロック図である。本実施例では、実施例1の親機1の構成に加えて、電気料金ウェイト演算手段32を備えているものである。また、図6は本実施例の親機及び子機の表示画面の一例である。
【0034】
以下、本実施例の動作について説明する。親機31が、使用電力量学習手段12により学習した総使用電力量のパターンに応じ、料金体系選択手段13で予め登録されたいくつかの電力会社の料金体系の中から、電気料金換算手段14で電気料金に換算して最も電気料金が少なくなる電力会社の料金体系を選択するまでの動作は実施例1と同様である。親機31は、子機から使用電力量の情報を受信すると、電気料金ウェイト演算手段32で、所定期間について電気料金換算手段14で換算した自身の管理する総使用電力量に対する電気料金に対する受信した子機の使用電力量に対する電気料金の割合を演算する。演算の結果、所定の割合(本実施例では25%)を超えた時に報知手段15で報知する。また、割合超過の場合は、該当の子機に超過割合を含んだ電力使用改善命令を送信する。親機31から超過割合を含む電力改善命令を受信した子機は、報知手段で使用電力量と電気料金と共に受信した超過割合と「使い過ぎに注意!」等の注意喚起報知を行う。
【0035】
なお、本実施例では、電力改善命令を送信し報知を行う超過割合を25%としたが、任意の割合として良い。
【0036】
以上のように本実施例によれば、使用者が使用実態において全体に対する使用電力量のウエイトの高い即ち使用量の削減による省エネや節約効果の高い機器を容易に把握できる電力モニタシステムを実現するものである。
【0037】
(実施例5)
次に本発明の第5の実施例について説明する。図7は本実施例の親機の構成を示すブロック図である。本実施例では、実施例1の親機の構成に加えて、単位平均使用電力量比較手段34を備えているものである。また、図8は本実施例の親機及び子機の表示画面の一例である。
【0038】
以下、本実施例の動作について説明する。親機33が、使用電力量学習手段12により学習した総使用電力量のパターンに応じ、料金体系選択手段13で予め登録されたいくつかの電力会社の料金体系の中から、電気料金換算手段14で電気料金に換算して最も電気料金が少なくなる電力会社の料金体系を選択するまでの動作は実施例1と同様である。親機33は、子機から使用電力量の情報を受信すると、単位平均使用電力量比較手段34で、使用している時間だけについてその単位時間(本実施例では1時間)あたりの平均使用電力量が所定値(本実施例では1kWh)を超えるかどうか比較する。比較の結果、1kWh以上の時に報知手段15で報知する。また、超過の場合は、該当の子機にその単位平均使用電力量値と電力使用改善命令を送信する。親機33から単位平均使用電力量値と電力改善命令を受信した子機は、報知手段で使用電力量と電気料金と共に受信した単位平均使用電力量値と「使い過ぎに注意!」等の注意喚起報知を行う。
【0039】
なお、本実施例では、単位時間を1時間とし、超過比較の値を1kWhとしたが、各々任意の値として良い。
【0040】
以上のように本実施例によれば、、使用者が使用実態において全体に対する高平均使用電力量機器群即ち使用量の削減による省エネや節約効果の高い機器群を容易に把握できる電力モニタシステムを実現するものである。
【0041】
(実施例6)
次に本発明の第6の実施例について説明する。図9は本実施例の親機の構成を示すブロック図である。本実施例では、実施例1の親機の構成に加えて、超過時間帯判定手段36、子機使用電力量学習手段37、使用時間帯比較手段38を備えているものである。また、図10は本実施例の親機及び子機の表示画面の一例である。
【0042】
以下、本実施例の動作について説明する。親機35が、使用電力量学習手段12により学習した総使用電力量のパターンに応じ、料金体系選択手段13で予め登録されたいくつかの電力会社の料金体系の中から、電気料金換算手段14で電気料金に換算して最も電気料金が少なくなる電力会社の料金体系を選択するまでの動作は実施例1と同様である。親機35は、超過時間帯判定手段36で、学習した総合電力量の使用推移から単位時間毎の総合使用電力量が予め設定した所定値(本実施例では2kWh)を越える時間帯を演算する。親機35は、また、子機使用電力量学習手段37で、子機から受信した使用電力量データから各々の子機毎に使用電力量の推移を学習し、所定値(500Wh)以上の使用時間帯を学習する。そして、使用時間帯比較手段38で、超過時間帯判定手段36で判定した時間帯と子機使用電力量学習手段37で学習した500Wh以上の使用時間帯が重なる部分があるか否かを判定する。判定の結果、使用時間帯比較手段38が重なる部分ありと判定した時に、親機35は、報知手段15で報知するか、該当の子機に対して重なった時間帯を含む電力使用改善命令を送信する。親機35から重なった時間帯と電力改善命令を受信した子機は、報知手段で使用電力量と電気料金と共に受信した時間帯と「使い過ぎに注意!」等の注意喚起報知を行う。
【0043】
なお、本実施例では、超過時間帯判定手段が超過と判断する値を2kWh、子機使用電力量学習手段が所定値以上の使用時間帯と判断する値を500Whとしたが、任意の値として良い。
【0044】
以上のように本実施例によれば、使用者が、契約内容変更の可能性を有するピーク使用電力削減に効果のある機器群を容易に把握できると同時に、電力会社にとっては電力平準化に効果のある電力モニタシステムを実現するものである。
【0045】
(実施例7)
次に本発明の第7の実施例について説明する。図11は本実施例の構成を示すブロック図である。本実施例では、親機39は、実施例1の構成に加えて、超過時間帯判定手段36を備え、子機40は、実施例1の構成に加えて、自機使用電力量学習手段41、自機使用時間帯比較手段42を備えているものである。また、図10は本実施例の親機及び子機の表示画面の一例である。
【0046】
以下、本実施例の動作について説明する。親機39が、使用電力量学習手段12により学習した総使用電力量のパターンに応じ、料金体系選択手段13で予め登録されたいくつかの電力会社の料金体系の中から、電気料金換算手段14で電気料金に換算して最も電気料金が少なくなる電力会社の料金体系を選択し、超過時間帯判定手段36で、学習した総合電力量の使用推移から単位時間毎の総合使用電力量が予め設定した所定値(本実施例では2kWh)を越える時間帯を演算するまでの動作は実施例6と同様である。親機39は、超過時間帯判定手段36によって超過時間帯があると判定すると、超過時間帯報知命令命令を全ての子機宛に一斉に送信する。
【0047】
一方、子機は、また、自機使用電力量学習手段41で、接続した5の機器Aの使用電力量データから使用電力量の推移を学習し、所定値(500Wh)以上の使用時間帯を学習する。そして、自機使用時間帯比較手段42で、親機から受信した超過時間帯と自機使用電力量学習手段42で学習した500Wh以上の使用時間帯が重なる部分があるか否かを判定する。判定の結果、自機使用時間帯比較手段42が重なる部分ありと判定した時に、報知手段23で使用電力量と電気料金と共に重なった時間帯と「使い過ぎに注意!」等の注意喚起報知を行い、同時に親機39に対し、重なった時間帯を送信する。子機40から重なった時間帯を受信した親機39は、報知手段15で使用電力量と電気料金と共に受信した時間帯と「使い過ぎに注意!」等の注意喚起報知を行う。
【0048】
なお、本実施例では、超過時間帯判定手段が超過と判断する値を2kWh、自機使用電力量学習手段が所定値以上の使用時間帯と判断する値を500Whとしたが、任意の値として良い。
【0049】
以上のように本実施例によれば、使用者が、契約内容変更の可能性を有するピーク使用電力削減に効果のある機器群を容易に把握できると同時に、電力会社にとっては電力平準化に効果があり、しかも親機の負荷を軽減した電力モニタシステムを実現するものである。
【0050】
(実施例8)
次に本発明の第8の実施例について説明する。図12は本実施例の構成を示すブロック図である。本実施例では、実施例4の親機の構成に加えて、節電量演算手段44を備えているものである。また、図13は本実施例の親機及び子機の表示画面の一例である。
【0051】
以下、本実施例の動作について説明する。親機43が、使用電力量学習手段12により学習した総使用電力量のパターンに応じ、料金体系選択手段13で予め登録されたいくつかの電力会社の料金体系の中から、電気料金換算手段14で電気料金に換算して最も電気料金が少なくなる電力会社の料金体系を選択し、子機から使用電力量の情報を受信して、電気料金ウェイト演算手段32で、所定期間について電気料金換算手段14で換算した自身の管理する総使用電力量に対する電気料金に対する受信した子機の使用電力量に対する電気料金の割合を演算して親機及び子機で報知を行うまでの動作は実施例4と同様である。
【0052】
親機43は、上記の報知と同時に、節電量演算手段44で所定電力量を所定期間減じた場合の節電量を演算し、その節電量を報知する。また、全ての子機宛てに一斉に節電量を送信し、受信した子機はその節電量を報知する。
【0053】
以上のように本実施例によれば、使用者が行った省エネや節電効果が実感できる電力モニタシステムを実現するものである。
【0054】
【発明の効果】
本発明は、電力供給源に接続する親機と、電力供給源からの電力を使用する機器に接続される子機から構成され、前記親機は、前記電力供給源における総合使用電力量を求める電力量計測手段と、計時手段と、総合使用電力量の時間的推移を学習する使用電力量学習手段と、前記使用電力量学習手段で学習した使用実態に応じて電気料金が最も少なくなる電力会社の料金体系を選択して電気料金に換算する電気料金換算手段と、通信手段と、報知手段とを備え、前記子機は、接続した機器の使用電力量を求める電力量計測手段と、通信手段と、報知手段とを備え、前記通信手段により、接続した機器の電力量を前記親機の電気料金換算手段により換算した電気料金を、親機及び子機の一方又は双方の報知手段でその機器の使用電気料金を報知する構成として、自動的に使用実態に応じた電力会社や時間帯料金体系が選択され使用者にとって電気料金の節約効果の高い電力モニタシステムを実現するものである。
【0055】
また本発明は、前記親機及び子機は、一方又は双方の報知手段に、前記親機の料金体系選択手段で選択された料金体系を報知する構成として、使用者にとって最適な料金体系が明確に把握できる電力モニタシステムを実現するものである。
【0056】
また本発明は、前記子機は、機器への電源の供給を行うON手段と、機器への電源の遮断を行うOFF手段を備え、前記ON手段は、所定時間単位でのみ機器への電源供給を行う構成として、料金体系の適用で現状の使用電力量のパターンに合わせて最も電気料金が少なくてすむことにプラスして機器への無駄な通電時間が削減して現状の改善を図れる省エネに有効な電力モニタシステムを実現するものである。
【0057】
また本発明は、前記親機は、前記子機から送信される電力量データの所定期間中の積算値が親機自身が管理する総合電気料金の積算値における割合を演算する電気料金ウエイト演算手段を備え、前記電気料金ウエイト演算手段がウエイトが高いと判断した時に、親機自身の報知手段で報知するか、該当の子機に対して電力使用改善命令を送信し、前記電力使用改善命令を受信した子機はその内容を報知手段で報知する構成として、使用者が使用実態において全体に対する使用電力量のウエイトの高い即ち使用量の削減による省エネや節約効果の高い機器を容易に把握できる電力モニタシステムを実現するものである。
【0058】
また本発明は、前記親機は、前記子機から送信される単位時間あたりの電力量データの値が親機が管理する他の子機から送信される単位時間あたりの電力量データの値と比較する単位平均使用電力量比較手段を備え、前記単位平均使用電力量比較手段が平均使用電力量が高いグループと判断した時に、親機自身の報知手段で報知するか、該当の子機に対して電力使用改善命令を送信し、前記電力使用改善命令を受信した子機はその内容を報知手段で報知する構成として、使用者が使用実態において全体に対する高平均使用電力量機器群即ち使用量の削減による省エネや節約効果の高い機器群を容易に把握できる電力モニタシステムを実現するものである。
【0059】
また本発明は、前記親機は、学習した総合電力量の使用推移から単位時間毎の総合使用電力量が予め設定した所定値を越える時間帯を演算する超過時間帯判定手段と、前記子機から送信される単位時間あたりの電力量データから各々の子機毎に使用電力量の推移を学習する子機使用電力量学習手段と、前記超過時間帯判定手段で判定した時間帯と前記子機使用電力量学習手段で学習した所定値以上の使用時間帯が重なる部分があるか否かを判定する使用時間帯比較手段を備え、前記使用時間帯比較手段が重なる部分ありと判定した時に、親機自身の報知手段で報知するか、該当の子機に対して電力使用改善命令を送信し、前記電力使用改善命令を受信した子機はその内容を報知手段で報知する構成として、使用者が、契約内容変更の可能性を有するピーク使用電力削減に効果のある機器群を容易に把握できると同時に、電力会社にとっては電力平準化に効果のある電力モニタシステムを実現するものである。
【0060】
また本発明は、前記親機は、学習した総合電力量の使用推移から単位時間毎の総合使用電力量が予め設定した所定値を越える時間帯を演算する超過時間帯判定手段を備え、前記子機は、単位時間あたりの電力量データから自身の使用電力量の推移を学習する自機使用電力量学習手段と、自機使用時間帯比較手段を備え、前記親機は、前記超過時間帯判定手段によって超過時間帯があると判定した時に、親機自身の報知手段で報知するか、超過時間帯報知命令を送信し、前記超過時間帯報知命令を受信した子機は、受信した超過時間帯と学習した自機の所定値以上の使用時間帯が重なる部分ありと判定した時にその内容を報知手段で報知する構成として、使用者が、契約内容変更の可能性を有するピーク使用電力削減に効果のある機器群を容易に把握できると同時に、電力会社にとっては電力平準化に効果があり、しかも親機の負荷を軽減した電力モニタシステムを実現するものである。
【0061】
また本発明は、前記親機または子機は、報知手段で報知した電力使用改善命令の内容について使用者が改善に応じた節電量を報知する構成として、使用者が行った省エネや節電効果が実感できる電力モニタシステムを実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である電力モニタシステムの構成を示すブロック図
【図2】同電力モニタシステムの親機及び子機の表示画面を示す図
【図3】本発明の第2の実施例である電力モニタシステムの親機及び子機の表示画面を示す図
【図4】本発明の第3の実施例である電力モニタシステムの子機の構成を示すブロック図
【図5】本発明の第4の実施例である電力モニタシステムの親機の構成を示すブロック図
【図6】同電力モニタシステムの親機及び子機の表示画面を示す図
【図7】本発明の第5の実施例である電力モニタシステムの構成を示すブロック図
【図8】同電力モニタシステムの親機及び子機の表示画面を示す図
【図9】本発明の第6の実施例である電力モニタシステムの構成を示すブロック図
【図10】本発明の第6、第7の実施例である電力モニタシステムの親機及び子機の表示画面を示す図
【図11】本発明の第7の実施例である電力モニタシステムの構成を示すブロック図
【図12】本発明の第8の実施例である電力モニタシステムの構成を示すブロック図
【図13】同電力モニタシステムの親機及び子機の表示画面を示す図
【符号の説明】
1 親機
2 子機A
3 子機B
4 分電盤
5 機器A
6 機器B
7 メインブレーカ
8 交流電源接続部
9 電流検出手段
10 計時手段
11 電力量演算手段
12 使用電力量学習手段
13 料金体系選択手段
14 電気料金換算手段
15 報知手段
16 通信手段
17 機器接続部
18 交流電源接続部
19 電流検出手段
20 電力量演算手段
21 計時手段
22 通信手段
23 報知手段
24 親機の表示画面
25 子機の表示画面
26 子機C
27 機器C
28 ON手段
29 OFF手段
30 ON時間計時手段
31 親機
32 電気料金ウェイト演算手段
33 親機
34 単位平均使用電力量比較手段
35 親機
36 超過時間帯判定手段
37 子機使用電力量学習手段
38 使用時間帯比較手段
39 親機
40 子機
41 自機使用電力量学習手段
42 自機使用時間帯比較手段
43 親機
44 節電量演算手段
45 電力量計測手段
46 電力量計測手段

Claims (4)

  1. 電力供給源に接続する親機と、電力供給源からの電力を使用する機器に接続される子機から構成され、
    前記親機は、前記電力供給源における総合使用電力量を求める親機側電力量計測手段と、総合使用電力量の時間的推移を学習する使用電力量学習手段と、前記使用電力量学習手段で学習した使用実態に応じて電気料金が最も少なくなる電力会社の料金体系を選択して電気料金に換算する電気料金換算手段と、親機側通信手段と、前記電気料金換算手段で選択された料金体系から換算された電気料金を報知する親機側報知手段と、前記総合使用電力量の時間的推移から単位時間毎の総合使用電力量が予め設定した所定値を越える時間帯を演算する超過時間帯判定手段と、前記子機から送信される単位時間あたりの電力量データから各々の子機毎に使用電力量の時間的推移を学習する子機使用電力量学習手段と、前記超過時間帯判定手段で判定した時間帯と前記子機使用電力量学習手段で学習した所定値以上の使用時間帯が重なる部分があるか否かを判定する使用時間帯比較手段とを備え、
    前記子機は、接続した機器の使用電力量を求める子機側電力量計測手段と、子機側通信手段と、前記子機側電力量計測手段で求められた使用電力量が前記電気料金換算手段で選択された料金体系から換算された電気料金を報知する子機側報知手段とを備え、
    前記親機は、前記使用時間帯比較手段が重なる部分ありと判定した時に前記親機側報知手段で報知する、もしくは前記使用時間帯比較手段が重なる部分ありと判定した時に該当子機に対して電力使用改善命令を送信し、前記電力使用改善命令を受信した子機はその内容を子機側報知手段で報知する電力モニタシステム。
  2. 電力供給源に接続する親機と、電力供給源からの電力を使用する機器に接続される子機から構成され、
    前記親機は、前記電力供給源における総合使用電力量を求める親機側電力量計測手段と、総合使用電力量の時間的推移を学習する使用電力量学習手段と、前記使用電力量学習手段で学習した使用実態に応じて電気料金が最も少なくなる電力会社の料金体系を選択して電気料金に換算する電気料金換算手段と、親機側通信手段と、前記電気料金換算手段で選択された料金体系から換算された電気料金を報知する親機側報知手段と、学習した前記総合使用電力量の時間的推移から単位時間毎の総合使用電力量が予め設定した所定値を越える時間帯を演算する超過時間帯判定手段とを備え、
    前記子機は、接続した機器の使用電力量を求める子機側電力量計測手段と、子機側通信手段と、前記子機側電力量計測手段で求められた使用電力量が前記電気料金換算手段で選択
    された料金体系から換算された電気料金を報知する子機側報知手段と、単位時間あたりの電力量データから自身の使用電力量の時間的推移を学習する自機使用電力量学習手段と、自機使用時間帯比較手段とを備え、
    前記親機は、前記超過時間帯判定手段が超過時間帯があると判定した時に前記親機側報知手段で報知する、
    もしくは前記超過時間帯判定手段が超過時間帯があると判定した時に超過時間帯報知命令を送信し、前記超過時間帯報知命令を受信した子機は、受信した超過時間帯と学習した自機の所定値以上の使用時間帯が重なる部分ありと判定した時にその内容を子機側報知手段で報知する電力モニタシステム。
  3. 親機は、節電量演算手段を備え、電力使用改善命令の内容について使用者が改善に応じた節電量を報知する請求項1または2記載の電力モニタシステム。
  4. メインブレーカーの電力線に接続して総合使用電力量を求める電力量計測手段と、総合使用電力量の時間的推移を学習する使用電力量学習手段と、前記使用電力量学習手段で学習した使用実態に応じて電気料金が最も少なくなる電力会社の料金体系を選択して電気料金に換算する電気料金換算手段と、子機と相互通信を行う通信手段と、前記電気料金換算手段で選択された料金体系から換算された電気料金を報知する報知手段と、総合使用電力量の時間的推移から単位時間毎の総合使用電力量が予め設定した所定値を越える時間帯を演算する超過時間帯判定手段と、前記通信手段を介して子機から送信される単位時間あたりの電力量データから各々の子機毎に使用電力量の時間的推移を学習する子機使用電力量学習手段と、前記超過時間帯判定手段で判定した時間帯と前記子機使用電力量学習手段で学習した所定値以上の使用時間帯が重なる部分があるか否かを判定する使用時間帯比較手段とを備え、
    前記使用時間帯比較手段は、重なる部分ありと判定した時に前記親機側報知手段で報知する、もしくは前記通信手段を介して該当子機に対して電力使用改善命令を送信する親機。
JP2000159834A 2000-05-30 2000-05-30 電力モニタシステム Expired - Lifetime JP4517452B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000159834A JP4517452B2 (ja) 2000-05-30 2000-05-30 電力モニタシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000159834A JP4517452B2 (ja) 2000-05-30 2000-05-30 電力モニタシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001337116A JP2001337116A (ja) 2001-12-07
JP4517452B2 true JP4517452B2 (ja) 2010-08-04

Family

ID=18664109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000159834A Expired - Lifetime JP4517452B2 (ja) 2000-05-30 2000-05-30 電力モニタシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4517452B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5191309B2 (ja) * 2008-08-12 2013-05-08 中国電力株式会社 電気料金計算システム
JP5163499B2 (ja) * 2009-01-07 2013-03-13 パナソニック株式会社 電力制御システム
JP2011059788A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Toshiba Corp 使用電力量削減シミュレーションシステム
JP5735737B2 (ja) * 2009-09-18 2015-06-17 パナソニック デバイスSunx竜野株式会社 電力計測装置
JP5416576B2 (ja) * 2009-12-25 2014-02-12 パナソニック株式会社 電気料金体系選択システム
JP4967052B2 (ja) * 2010-04-14 2012-07-04 積水化学工業株式会社 電力制御システム
JP5232266B2 (ja) * 2011-04-21 2013-07-10 積水化学工業株式会社 電力制御システム
JP2013074698A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Kddi Corp 消費電力制御装置、消費電力制御方法、およびプログラム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1082801A (ja) * 1996-09-05 1998-03-31 Central Res Inst Of Electric Power Ind 電力需要家における使用電力量の表示装置
JP2000078747A (ja) * 1998-08-27 2000-03-14 Hitachi Ltd 電力会社の選択方法および選択支援システム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3882278B2 (ja) * 1997-07-22 2007-02-14 松下電器産業株式会社 機器制御システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1082801A (ja) * 1996-09-05 1998-03-31 Central Res Inst Of Electric Power Ind 電力需要家における使用電力量の表示装置
JP2000078747A (ja) * 1998-08-27 2000-03-14 Hitachi Ltd 電力会社の選択方法および選択支援システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001337116A (ja) 2001-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5635895A (en) Remote power cost display system
US6621179B1 (en) Device for curtailing electric demand
JP2004535558A (ja) ユーティリティの消費量モニター装置。
CN204538748U (zh) 一种新型智能电动汽车充电桩系统
JP5191309B2 (ja) 電気料金計算システム
JP2004226223A (ja) 電力供給サービス方法およびシステム、電力量計、並びに、プログラム
JP2001523346A (ja) プログラマブル電気消費監視装置
JP4517452B2 (ja) 電力モニタシステム
JP2002369385A (ja) 電力送電管理システム、電力受電管理システムおよび電力送受電管理システム
JP2011252903A (ja) 音声対応型電力量計の装置及び方法
KR101227124B1 (ko) 건물의 특정공간별 실시간 전력 및 전기요금 관리시스템
KR101589329B1 (ko) 전자식 전력량계 및 이의 정보 저장 방법
WO2015194149A1 (ja) 電力管理装置、電力管理システム
Araya et al. Review on design of residential IoT based smart energy meters
JP6573246B1 (ja) ライフライン使用管理システム、ライフライン使用管理方法、プログラム
JP2013015380A (ja) 電力消費状態表示装置
KR100964849B1 (ko) 건물내 온도에 따른 전력요금 차등 과금방법 및 그 시스템
KR101423591B1 (ko) 전력 사용 요금 측정장치
JP4230897B2 (ja) 電子式電力量計
KR101203375B1 (ko) 데이터 수집 장치, 데이터 수집 시스템 및 데이터 수집 방법
KR101243053B1 (ko) 실시간 피크전력 및 예상 전기요금에 기초한 사용자 맞춤형 순차적 부하제어방법
JP2006087158A (ja) 省エネ支援活動装置
JP2000193696A (ja) 電力使用状態監視方法及びその装置
JP2008298751A (ja) 電力使用量計測表示システム及び電力使用量計測表示方法
KR20110039611A (ko) 주거단지의 에너지 데이터 관리 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070507

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20070613

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100427

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100510

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4517452

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140528

Year of fee payment: 4

EXPY Cancellation because of completion of term