JP4517101B2 - 歯垢染色用組成物 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は歯垢染色用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
歯垢は、う蝕、歯周疾患の原因となるため、食後のブラッシング等により、これを除去することが重要である。しかしながら、歯垢の除去を、ブラッシングによって完全に行うのは非常に困難であり、また肉眼で歯垢の有無を確認するのも困難であるため、毎食後ブラッシングしている場合でも歯垢が蓄積していることが多い。従って、歯科診療において歯石の除去やブラッシングの指導をする際に歯垢を目視可能にすること、また個人的にブラッシング後に歯垢が除去されたか否かを確認することは、歯及び歯肉の健康を維持する上で、非常に重要である。このため、歯科診療、健康診断等において歯垢を染色して検出する方法が行われている。歯垢染色剤としては、赤色3号、赤色104号等のタール系色素を含む溶液等が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、現在使用されている上記歯垢染色剤は、歯垢だけでなく、歯肉、口腔内粘膜、口唇等(以下、場合により歯肉等という)も染色してしまう。従って、検査後、染色した歯垢を除去した後も、歯肉等が長時間着色されたままであり、不快感を伴うという問題があった。従って、本発明は歯垢を選択的に染色し、歯肉、口腔粘膜、口唇等に対する着色力が弱い歯垢染色用組成物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
第1に、本発明は、下記の歯垢染色用組成物に関する。
(1)アカビユの色素もしくはその誘導体、またはそれらの塩を含有する歯垢染色用組成物。
(2)前記アカビユの色素がアカビユから水または極性有機溶媒またはそれらの混合物により抽出される色素である(1)の歯垢染色用組成物。
【0005】
さらに、本発明は、上記歯垢染色用組成物で歯垢を染色することからなる歯垢の検出方法にも関する。
【0006】
【発明の実施の形態】
本明細書において、「アカビユの色素」は、ヒユ科植物であるアカビユ(Amaranthus inamoenus)に含まれる色素をいう。アカビユは、色素として、アマランシンを主成分とし、さらにベタニン、ベタニジンを含む色素混合物を含む。本発明において「アカビユの色素」は、アカビユから抽出された該色素混合物のほか、アカビユから抽出されたアマランシン、ベタニン、ベタニジンの各色素もしくはそれらのうちの二の色素の混合物、または合成されたアマランシン、ベタニン、ベタニジンもしくはそれらの二または三の色素の混合物を含む。
例えば、「アカビユの色素」は、アカビユ中に存在する色素分解酵素の活性が失活もしくは抑制される条件下で、水または極性有機溶媒またはそれらの混合物等により抽出されたものである。
より具体的には、アカビユの地上部から、所望により凍結乾燥または50℃以下の温度での通風乾燥または電磁波加熱により乾燥した後、及び/または所望により無機酸の存在下で、水または極性有機溶媒またはそれらの混合物で抽出され、所望によりクロマトグラフィー、ゲル濾過等の手段により精製され、また所望により濃縮、乾固または凍結乾燥して得られるものであり得る。該色素の最大吸収波長は535nm付近である。
【0007】
さらに具体的には、アカビユの色素は、アカビユの地上部を採取し、所望により水洗し、凍結乾燥または50℃以下の温度で通風乾燥または電磁波加熱により乾燥したものを、水または極性有機溶媒またはそれらの混合物に0〜50℃、好ましくは10〜30℃の温度で、1〜30分間、好ましくは10〜20分間浸漬した後、濾過し、濾液を所望によりクロマトグラフィー、ゲル濾過等の精製手段により、好ましくは0〜50℃、より好ましくは0〜20℃の温度で精製し、また、所望により濾液またはその精製物を常圧もしくは減圧下、50℃以下の温度で濃縮または乾固するかまたは凍結乾燥することにより得られるものである。
また、アカビユの色素は、アカビユの地上部またはその乾燥物を、無機酸もしくは有機酸、例えば、塩酸を添加した水または極性有機溶媒またはそれらの混合物の溶液(好ましくはpH3.0未満)中で磨砕した後、濾過し、濾液を所望によりクロマトグラフィー、ゲル濾過等の精製手段により、好ましくは0〜50℃、より好ましくは0〜20℃の温度で精製し、また、濾液またはその精製物を所望により常圧もしくは減圧下、50℃以下の温度で濃縮または乾固するかまたは凍結乾燥することにより得ることもできる。
本明細書において、極性有機溶媒は、例えば下記のものであり得る:メタノール、エタノール、n−もしくはイソプロパノール、n−、イソ、第二もしくは第三ブタノール、n−、イソ、第二もしくは第三ペンタノール、n−、イソ、第二もしくは第三ヘキサノール等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類。
【0008】
また、本明細書において「アカビユの色素の誘導体」は、上記「アカビユの色素」から、アルコキシ基及び/またはアシルオキシ基の加水分解、アルキル化剤による水酸基のアルコキシ化、カルボキル基のエステル化、エステル交換反応、アシル化剤による水酸基のアシルオキシ化等の周知の方法により誘導された化合物であって、歯垢を着色し、歯肉等を強く着色しないものを意味する。
【0009】
また、本明細書において「アカビユの色素もしくはその誘導体の塩」は、上記アカビユの色素または上記アカビユの色素の誘導体の薬理学的に許容され得る無機酸もしくは有機酸または無機塩基もしくは有機塩基との塩を意味する。そのような無機酸との塩としては、フッ化水素酸、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸等のハロゲン化水素酸との塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩、過塩素酸塩、炭酸塩等が挙げられる。有機酸との塩としては、酢酸、トリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸、ヒドロキシ酢酸、乳酸、クエン酸、酒石酸、シュウ酸、安息香酸、マンデル酸、酪酸、マレイン酸、プロピオン酸、ぎ酸、リンゴ酸等のカルボン酸との塩、アスパラギン酸、グルタミン酸等の酸性アミノ酸との塩、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等のスルホン酸との塩、アスコルビン酸塩等が挙げられる。無機塩基もしくは有機塩基との塩としては、ナトリウム、カリウム、リチウム等のアルカリ金属との塩、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属との塩、アンモニウム塩、トリエチルアミン、トリメチルアミン、ジエチルアミン、ピリジン、エタノールアミン、トリエタノールアミン、ジシクロヘキシルアミン、プロカイン、ベンジルアミン、N−メチルピペリジン、N−メチルモルホリン、ジエチルアニリン等の有機アミンとの塩、リジン、アルギニン、ヒスチジン等の塩基性アミノ酸との塩等が挙げられる。
【0010】
本発明で使用されるアカビユの色素が歯垢を染色するが、口腔粘膜、歯肉、口唇等を染色しにくい理由は、アカビユの色素の主成分であるアマランシンの構造、さらにベタシアニン系色素の構造によるものと推測される。
従って、本発明は、色素として下記式で表されるアマランシンまたはその誘導体を含有する歯垢染色用組成物にも関する。
【0011】
【化1】
【0012】
(式中、R1及びR2は各々独立に水素原子、炭素原子数1〜10、好ましくは炭素原子数1〜4のアルキルカルボニル基、または下記式II、IIIまたはIVで表される基を表し、R1及びR2の少なくとも一方は、下記式II、IIIまたはIVで表される基を表し、R3、R4及びR5は各々独立に水素原子、炭素原子数1〜10、好ましくは炭素原子数1〜4のアルキル基を表す)
【0013】
【化2】
【0014】
【化3】
【0015】
【化4】
(式中、nは1〜10,好ましくは1〜5,特に1または2の整数を表す)
【0016】
上記アルキル基またはアルキルカルボニル基のアルキル部分は、例えばメチル、エチルまたは各々直鎖または分岐鎖のプロピル、イソプロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニルもしくはデシルである。
本発明は上記歯垢染色用組成物を歯及び歯肉部分に塗布または滴下することにより歯垢を染色することを含む検査方法にも関する。
本発明の歯垢染色組成物において、アカビユの色素は、組成物の剤形によるが、乾燥重量として0.01〜1000mg/ml、より好ましくは1〜100mg/mlの量で配合される。
本発明の歯垢染色用組成物は、溶液、ゲル状、ペースト錠の塗布剤、かみ砕き錠等の錠剤、練歯磨等の歯磨剤、洗口剤の形態であり得る。また、本発明の歯垢染色用組成物は、ガム、グミ、キャンデー等の歯垢検出用食品の形態であってもよい。
本発明の歯垢染色用組成物は、剤形によるが、無水ケイ酸、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、水酸化アルミニウム等の研磨剤、エタノール、グリセリン、ソルビット、プロピレングリコール等の粘稠剤、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CMC)、カラギーナン、キサンタンガム等の粘結剤、甘味料、香料、防腐剤、賦形剤、希釈剤、滑沢剤、ゲル化剤、増粘剤、pH調整剤等の添加剤を含み得る。また、所望によりアカビユの色素以外の色素であって、歯肉等を強く着色しない色素を含んでいてもよい。
【0017】
本発明の歯垢染色用組成物は、色素として天然物であり古来より梅干し用色素として利用されているアカビユの色素を使用するため、安全性が高く、また不快味及び不快臭がない。
【0018】
【実施例】
以下、本発明を試験例によりさらに詳細に説明する。しかしながら、これらは本発明を限定するものではない。
下記の試験例において、本発明の歯垢染色用組成物としては、アカビユ(Amaranthus inamoenus)の地上部から水で抽出し、東ソー製樹脂(HW40C)を用いたゲル濾過により精製し、凍結乾燥したアカビユの色素を精製水に溶解し、1.5重量%濃度の水溶液としたものを用いた。
比較のために、食用104号を含有する市販の歯垢染色液(RED-COTE(登録商標)、BUTLER社製,以下、歯垢染色液Aと記す)を使用した。
【0019】
試験例1:
マイクロチューブに8%アルブミン液1mlを入れ、これに本発明の歯垢染色用組成物50μlを加え、混和した。これに、8%塩化亜鉛溶液50μlを添加し、アルブミンを沈殿させた。沈殿物は殆ど着色しておらず、クリーム色か、淡桃色であった。
本発明の歯垢染色用組成物の代わりに歯垢染色液A50μlを用いる以外は同じ方法を行ったところ、沈殿物は濃赤紫色に着色した。これにより、本発明の歯垢染色用組成物は歯垢染色液Aに比べてタンパク質の着色力が弱いことがわかる。
【0020】
試験例2:
寒天1%溶液及びゼラチン4%溶液を各々型に入れて冷却し、1cm角の立方体状の寒天片及びゼラチン角片を得た。これらを本発明の歯垢染色用組成物に30秒間浸漬した後、水またはリン酸緩衝液で洗浄した。洗浄後、寒天片及びゼラチン片の表面はいずれも淡桃色に染色されたが、ゼラチン片の染色性は極めて低かった。これを1mm厚にスライスし、濾紙上に並べたところ、染色されたのは表面のみで、染色液は内部には浸透していないことがわかった。
同じ操作を歯垢染色液Aについて行ったところ、寒天片及びゼラチン片のいずれも内部まで濃赤紫色に染色されており、この染色液が深達性を有することがわかった。
【0021】
試験例3:
歯のブラッシングを1日間行わなかった被験者から歯垢を採取し、シャーレに入れた。これに本発明の歯垢染色用組成物を滴下したところ、歯垢は濃赤色に染色された。
同じ操作を歯垢染色液Aについて繰り返したところ、歯垢は赤色に染色された。
【0022】
試験例4:
本発明の歯垢染色用組成物及び歯垢染色液Aを各々デキストラン誘導体を充填したカラムで水またはpH5リン酸緩衝液により展開した。本発明の歯垢染色用組成物は、単一の赤色相がカラムに一定時間保持された後、溶出された。同じ操作を歯垢染色液Aについて行ったところ、青、緑、黄、オレンジ、赤の相に分かれた。
【0023】
試験例5:
本発明の歯垢染色用組成物を、被験者の歯及び歯肉部分に塗布したところ、歯垢が良好に染色され、歯肉、口腔内粘膜及び口唇は殆ど染色されなかった。その後、口を濯いだところ、歯肉、口腔粘膜及び口唇の着色は全く残らず、歯垢の着色のみが残った。
【0024】
【発明の効果】
本発明により、歯垢を選択的に染色し、歯肉、口腔粘膜、口唇等に対する着色力が弱い歯垢染色用組成物が提供される。これにより、歯科診療においてまたは家庭での自己管理において、歯垢の有無を不快感を伴うことなく検出することが可能になる。これにより、歯垢の除去を効果的に行うことが可能になり、歯及び歯肉の健康状態の改善を図ることができる。
Claims (2)
- アカビユの色素もしくはその誘導体、またはそれらの塩を含有する歯垢染色用組成物。
- 前記アカビユの色素がアカビユから水または極性有機溶媒またはそれらの混合物により抽出される色素である請求項1記載の歯垢染色用組成物。
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