JP4513583B2 - 空気マット及びその制御装置並びに空気マット装置 - Google Patents

空気マット及びその制御装置並びに空気マット装置 Download PDF

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本発明は、使用者の身体における褥瘡の発生を低減できる空気マット及びその制御装置並びに空気マット装置に関するものである。
従来、入院患者等における褥瘡(床ずれ)の発生が問題となっており、褥瘡の発生を低減するための装置として、例えば、実開平7−42631号公報(特許文献1)に開示される治療用空気マットが知られている。
この治療用空気マットは、空気マット本体が中央部で分割された左右一対の独立空気室で構成されているとともに、左右の独立空気室に膨張時にその内側の高さが低く、外側の高さが高くなるように適宜高さの連結部材で区割された大小複数の連通した膨張部が設けられ、独立空気室にそれぞれ空気供給口が形成されているもので、空気室の膨張、収縮の繰り返しによって患者の体位変換を行う用にしたものである。
また、これに類似する空気マット装置が、実開平6−438号公報(特許文献2)、特開2000−197672号公報(特許文献3)、特開2002−65405号公報(特許文献4)等にも開示されている。
上記特許文献2に開示される空気マット装置は、複数の空気袋を内蔵し該空気袋の膨張により外表面に突状部を形成するマット本体と、空気袋を膨張・収縮させる給排装置とを備え、マット本体に、マット本体の外表面温度を上昇させる発熱体を設置したものであり、空気袋の膨張により外表面に突状部を形成するマット本体と、身体の突状部近辺との接触・分離が断続的に行われることを利用して、よりマッサージ効果を高めるようにしたものである。
上記特許文献3に開示されるエアマット装置は、袋状のエアセルを複数本並設したエアマットと、このエアマットの各エアセル内にエアを注入するエアポンプと、このエアポンプを制御する制御部と、制御部内に、手動操作で作動し、エアポンプを制御してエアセル内の圧力を所定の時間、所定の加圧をする加圧機構とを備え、病人等が長期に渡って床に伏せる場合などに生じる褥瘡を予防すると共にギャッジアップ時のボトミングによる不具合を解消できるようにしたものである。
また、上記特許文献4に開示されるエアマットは、重ね合わされた可撓性を有する第1シート及び中間シートよりなり該両シートの接合部である第1接合部を介して複数連接形成されてなる第1エアセル群と、重ね合わされた可撓性を有する上記中間シート及び第2シートよりなり該両シートの接合部である第2接合部を介して複数連接形成されてなる第2エアセル群とを備え、上記第2エアセル群を構成する第2エアセルは上記第1エアセル群を構成する第1エアセルの2倍の幅を有し、上記第2接合部が上記第1接合部に一致せしめられてなり、かかる構成において、第1エアセル群を上面とした場合、第1エアセルの間の第1接合部が第2エアセルの空気圧に押されて盛り上がる方向の力を受け、第1接合部及びその周辺に平坦に近い領域を形成しているため、これに就寝した患者の体重が加わったとき、この領域が患者の体を接触時から面にて支え、他方、第2エアセル群を上面とした場合、その空気圧を低く抑えることにより、患者の体を広い面にて、均等に支え、体圧分散を良好にし、局部的に圧力が加わることにより発生する床擦れを防止するようにしたものである。
実開平7−42631号公報 実開平6−438号公報 特開2000−197672号公報 特開2002−65405号公報
しかしながら、現実の褥瘡の発症例を見ると、褥瘡の大きさが直径4〜5cm程度の発症が局部的に数カ所同時に起こっており、単なる大きいブロック毎のエアーセルの空気圧変化によって褥瘡の発症を低減することは不可能である。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、局部的に発症する褥瘡を低減できる空気マット及びその制御装置並びに空気マット装置を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、平板状のマット本体と、柔軟性及び非通気性を有する部材からなり、前記マット本体の表面において行及び列のそれぞれの方向に所定の間隔をあけ且つ所定幅の隙間を形成するようにマトリクス状に固定して配置され、柔軟性及び非通気性を有する部材からなるとともに該部材によって内部に密封された空気室が形成されている半球形又は先端部が半球形をなす円柱形の複数の突起部と、前記各突起部毎に設けられ、突起部の空気室内の空気圧を検出して検出結果を電気信号として出力する複数の空気圧センサと、外部のポンプ装置より空気を流入するためにマット本体の所定表面に設けられた空気供給口と、各突起部毎に該突起部の下部に設けられ、一端の連通口がチューブを介して前記空気供給口に連結されると共に、他端の連通口が前記突起部の空気室内に連通する複数の空気流入用電磁弁と、各突起部毎に該突起部の下部に設けられ、一端の連通口が前記空気室の外部に開放されると共に、他端の連通口が前記空気室内に連通する複数の空気流出用電磁弁と、各突起部毎に該突起部の下部に設けられ、当該突起部に対応する空気圧センサの検出結果の情報及び突起部毎に設けられた制御手段毎に固有であり且つ該制御手段が位置する行及び列の座標であるX座標とY座標の情報を含む識別情報を外部の制御装置に対して所定時間おきに送信する検出結果送信手段と、前記制御装置から出力された開閉指示信号と識別情報を受信する手段と、該受信した識別情報が自己に固有の識別情報と一致したときに、開閉指示信号に基づいて、当該突起部の空気室に連通する空気流入用電磁弁と空気流出用電磁弁の開閉駆動制御を行う手段とを有する複数の前記制御手段とを備え、前記制御手段は、各制御手段が共用する電波によって前記識別情報の送信及び前記開閉指示信号と識別情報の受信を行うことを特徴とする空気マットを提案する。
本発明の空気マットは、内部に密封された空気室が形成されている複数の突起部が、マット本体の表面において行及び列のそれぞれの方向に所定の間隔をあけ且つ所定幅の隙間を形成するようにマトリクス状に固定して配置されている。さらに、各突起部毎に突起部の空気室内の空気圧を検出して検出結果を電気信号として出力する複数の空気圧センサが設けられている。
この空気圧センサによる検出結果の情報は、検出結果送信手段によって、自己の識別情報と共に外部の制御装置に対して所定時間おきに電波によって送信される。
また、各突起部の空気室に連通する空気流入用電磁弁に対しては、前記外部の制御装置から電波によって出力された開閉駆動制御信号が伝達され、各突起部の空気室に連通する空気流出用電磁弁に対して前記制御装置から出力された開閉駆動制御信号が伝達される。これにより、各突起部の空気室内部の空気圧が制御される。
このため、上記の空気マットを例えばベッドに使用した場合、各突起部と身体との接触圧力を最適に調整することが可能になる。
また、本発明は前記目的を達成するために、平板状のマット本体と、柔軟性及び非通気性を有する部材からなり、前記マット本体の表面において行及び列のそれぞれの方向に所定の間隔をあけ且つ所定幅の隙間を形成するようにマトリクス状に固定して配置され、柔軟性及び非通気性を有する部材からなるとともに該部材によって内部に密封された空気室が形成されている半球形又は先端部が半球形をなす円柱形の複数の突起部と、前記各突起部毎に設けられ、突起部の空気室内の空気圧を検出して検出結果を電気信号として出力する複数の空気圧センサと、外部のポンプ装置より空気を流入するためにマット本体の所定表面に設けられた空気供給口と、各突起部毎に該突起部の下部に設けられ、一端の連通口がチューブを介して前記空気供給口に連結されると共に、他端の連通口が前記突起部の空気室内に連通する複数の空気流入用電磁弁と、各突起部毎に該突起部の下部に設けられ、一端の連通口が前記空気室の外部に開放されると共に、他端の連通口が前記空気室内に連通する複数の空気流出用電磁弁と、各突起部毎に該突起部の下部に設けられ、当該突起部に対応する空気圧センサの検出結果の情報及び突起部毎に設けられた制御手段毎に固有であり且つ該制御手段位置する行及び列の座標であるX座標とY座標の情報を含む識別情報を外部の制御装置に対して所定時間おきに送信する検出結果送信手段と、前記制御装置から出力された開閉指示信号と識別情報を受信する手段と、該受信した識別情報が自己に固有の識別情報と一致したときに、開閉指示信号に基づいて、当該突起部の空気室に連通する空気流入用電磁弁と空気流出用電磁弁の開閉駆動制御を行う手段とを有する複数の前記制御手段とを備え、前記制御手段は、前記マット本体内に配置され且つ各制御手段で共用する導電線を介して前記識別情報の送信及び前記開閉指示信号と識別情報の受信を行う空気マットを提案する。
本発明の空気マットは、内部に密封された空気室が形成されている複数の突起部が、マット本体の表面において行及び列のそれぞれの方向に所定の間隔をあけ且つ所定幅の隙間を形成するようにマトリクス状に固定して配置されている。さらに、各突起部毎に突起部の空気室内の空気圧を検出して検出結果を電気信号として出力する複数の空気圧センサが設けられている。
この空気圧センサによる検出結果の情報は、検出結果送信手段によって、自己の識別情報と共に外部の制御装置に対して所定時間おきに導電線を介して送信される。また、各突起部の空気室に連通する空気流入用電磁弁に対しては、前記外部の制御装置から導電線を介して出力された開閉駆動制御信号が伝達され、各突起部の空気室に連通する空気流出用電磁弁に対して前記制御装置から出力された開閉駆動制御信号が伝達される。これにより、各突起部の空気室内部の空気圧が制御される。このため、上記の空気マットを例えばベッドに使用した場合、各突起部と身体との接触圧力を最適に調整することが可能になる。
また、本発明は前記目的を達成するために、前記空気マットのマット本体の側面に設けられた空気供給口へ空気供給チューブを介して空気を送出する手段と、前記空気マットの各検出結果送信手段から送信される検出結果及び識別情報を受信する手段と、前記受信した検出結果及び識別情報に基づいて、前記空気マットの各突起部における空気室内の空気圧を所定値に設定するための空気流入用電磁弁と空気流出用電磁弁の開閉指示信号を生成し、該開閉指示信号を前記空気マットの該当する突起部に対応する制御手段の識別情報とともに出力する中央制御手段と、前記中央制御手段から出力された開閉指示信号と識別情報を各制御手段に送信する手段と、前記中央制御手段の指示に基づいて前記ポンプ装置を駆動するポンプ駆動回路とを備えている空気マット制御装置を提案する。
本発明の空気マット制御装置では、中央制御手段によって空気流入用電磁弁と空気流出用電磁弁の開閉指示信号が生成され、該開閉指示信号が前記空気マットの該当する突起部に対応する制御手段の識別情報とともに出力される。さらに、前記中央制御手段から出力された開閉指示信号と識別情報が各制御手段に送信され、前記中央制御手段の指示に基づいて前記ポンプ装置が駆動される。これにより、各突起部の空気室内部の空気圧が制御される。このため、上記の空気マットを例えばベッドに使用した場合、各突起部と身体との接触圧力を最適に制御することが可能になる。
さらに、本発明は前記目的を達成するために、上記の空気マットと空気マット制御装置とからなる空気マット装置を提案する。
本発明の空気マットによれば、個々に隔離された空気室を有する突起部がマット本体の表面にマトリクス状に複数配置されているので、各空気室内の空気圧に基づいて、外部の制御装置により各空気室に対応した空気流入用電磁弁と空気流出用電磁弁の開閉が行われることにより、各突起部と使用者の身体との接触圧力が最適に制御されるので、突起部と使用者の身体との接触圧が局部的に高くなって褥瘡が発症することを低減することができる。また、突起部がマトリクス状に配置されているので、隣り合う突起部間に隙間が形成され、該隙間における空気の流通が生じ空気マットと使用者の身体との間に蒸れを生ずることがないため、これによっても使用者身体における褥瘡の発症を低減することができる。
本発明の空気マット制御装置によれば、上記の空気マットにおける各突起部の空気室内の空気圧を突起部毎に制御することができるので、突起部と使用者の身体との接触圧が局部的に高くなることを防止することができるため、充血の発生を低減できると共に使用者の身体における褥瘡の発症を低減することができる。
本発明の空気マット装置によれば、各突起部と使用者の身体との接触圧力が最適に制御され、突起部と使用者の身体との接触圧が局部的に高くなることを防止することができるので、使用者の身体における褥瘡の発症を低減することができる。また、突起部がマトリクス状に配置されているので、隣り合う突起部間に隙間が形成され、該隙間における空気の流通が生じ空気マットと使用者の身体との間に蒸れを生ずることがないため、これによっても使用者の身体における褥瘡の発症を低減することができる。
下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明に係る参考例における空気マット装置を示す外観斜視図、図2は本発明に係る参考例における空気マットの要部を示す外観斜視図、図3は本発明に係る参考例における空気マットの要部を示す断面図、図4は本発明に係る参考例におけるセンサユニットの電気系回路を示すブロック図、図5は本発明に係る参考例における空気マット及び制御ユニットの電気系回路及び空気流通回路を示すブロック図、図6は本発明に係る参考例の空気マットにおける電気系配線及び空気流通回路を示す図である。
図1において、1は空気マット、2は制御ユニットで、空気マット1と制御ユニット2によって本発明の空気マット装置が構成される。
本参考例における空気マット1は、例えば福祉施設や病院等のベッドに敷いて用いるもので、幅が100cm、長さが210cmの長方形の板状をなしている。また、空気マット1は、柔軟性を有する部材からなる平板状のマット本体12とマット本体12の表面にマトリクス状に配置されて立設された複数の突起部11とを有し、マット本体12の底面には互いに平行な複数の空気流通溝12aが形成されている。
突起部11は、柔軟性及び非通気性を有する部材からなり、図2及び図3に示すように、内部に空気漏れのないように密閉された空気室31を有する円筒形状をなし、その直径Dは2.5cm、高さHは10cm、互いに直交するX軸方向及びY軸方向の突起部11の間隔G1,G2は1.25cmに設定され、マット本体12の幅方向(X方向)に26個、マット本体12の長さ方向(Y方向)に55個、合計1430個が並べて設けられている。尚、各突起部11の空気室31は個々に隔離されている。また、本参考例ではベッド用のマットを構成したが、本発明の空気マットをベッド用マットまたは他の用途に用いる場合、その使用目的や使用形態に応じて、突起部11の直径Dとしては4mm〜50mm、間隔G1,G2としては2mm〜20mm、高さHとしては5mm〜150mmの範囲内の値に適宜設定することが好ましい。
また、空気マット1のマット本体12の一側面には、後述する電磁バルブ(電磁弁)駆動用の電力供給用配線を接続するためのコネクタ13と、空気供給口となる空気供給チューブ接続用のコネクタ14とが設けられている。これらのコネクタ13,14にはケーブル26と空気供給チューブ27が接続されている。
また、ケーブル26と空気供給チューブ27は、コネクタ24,25を介して制御ユニット2に接続されている。
制御ユニット2は、直方体形状の筐体21を備え、筐体21の一側面にコネクタ24,25と、電源スイッチ22、モード切替スイッチ23が設けられ、筐体21の所定位置から先端にプラグ28aが設けられた電源コード28が引き出されている。
また、空気マット1は、図3に示すように、突起部形成層30と、中間層40、最下層40の3つのゴム層からなり、それぞれ個別に形成された後に接着されて一体化されている。
突起部形成層30は薄手の所定厚さ、例えば3mmの厚さの柔軟性及び非通気性を有するゴムシートからなり、上記の突起部11をなす凹凸面状に形成されている。
中間層40は、所定厚さ、例えば20mmの厚さの柔軟性及び非通気性を有するゴム板からなり、突起部11の底部に当たる位置に、部品収納用の凹部41と、電磁バルブ61,62及び空気流通チューブ配設用の凹部及び貫通孔が形成されている。
最下層50は、所定厚さ、例えば20mmの厚さの柔軟性及び非通気性を有するゴム板からなり、部品収納用の凹部41に当たる位置に貫通孔51が形成されていると共に、底面側に前述した空気流通溝12aが形成されている。
また、中間層40の上面には、突起部11によって形成される空気室31内にセンサユニット100が接着して固定され、センサユニット100の底面から下方に突出した2つの電源端子101,102が中間層40を突き抜けて部品収納用凹部41に突出している。凹部41内に突出した電源端子101,102のそれぞれには電極103,104が接続され、これらの電極103,104は凹部41内に固定されている。さらに、凹部41内には電極103,104のそれぞれに正極および負極が当接するように嵌入された電池105が配置され、凹部41の開口部は電池105を支えるように蓋部材42によって閉鎖されている。
また、中間層40の下面側には空気流出用の電磁バルブ61と空気流入用の電磁バルブ62が中間層40に形成されている凹部に嵌入され、電磁バルブ61の吸気口に一端が接続された空気流通チューブ63は中間層40を貫通してその他端が空気室31に突出し、電磁バルブ61の排気口に一端が接続された空気流通チューブは最下層50を貫通してその他端が最下層50の底面側に形成されている空気流通溝12a内に露出している。これにより、電磁バルブ61の弁を開放することによって空気室31の内部の空気を外部に排気することができる。
また、電磁バルブ62の排気口に一端が接続された空気流通チューブ65は中間層40を貫通してその他端が空気室31に突出し、電磁バルブ62の吸気口には空気供給口となる空気供給チューブ接続用のコネクタ14に接続された空気流通チューブ66が接続されている。この空気流通チューブ66はコネクタ14と各電磁バルブ62の吸気口に並列に(バス状に)接続されている。
尚、センサユニット100の電源端子101,102及び空気流通チューブ63,65は、空気室31の空気漏れが無いように中間層40に設けられている。また、本参考例では、空気流通チューブとして例えばナイロン製の空気流通チューブを用いている。
センサユニット100は、図4に示すように、空気圧センサ110と、周知のCPU111、メモリ112、送信回路113、送信用アンテナ114から構成され前述した電池105から駆動用の電力供給を受けている。
空気圧センサ110は空気室31内の空気圧を検出して、この検出結果に対応する電気信号をCPU111に出力する。
CPU111は、メモリ112に格納されているプログラムに基づいて動作し、所定時間おき、例えば10秒おきに空気圧センサ110の検出結果の情報を送信回路113を介して送信する。このとき、CPU111は、メモリ112に予め格納されてる自己の識別情報(以下、IDコードと称する)を読み出して、このIDコードと共に検出結果の情報を送信する。尚、本参考例では各センサユニット100のIDコードの一部として図6に示すようなX座標の値及びY座標の値を含めることにより、センサユニット100の装着位置を容易に把握できるようにしている。
送信回路113は、CPU111から入力したIDコードと検出結果の情報を、送信用アンテナ115を介して所定周波数の電波として制御ユニット2へ向けて送信する。尚、本参考例では、病院等の医療機関においても使用が許可されている微弱無線用の周波数である315MHz帯の周波数を送信周波数として用い、高周波出力を10μV/mに設定している。
次に、空気マット1及び制御ユニット2の電気系回路及び空気流通回路に関して、図5及び図6を参照して説明する。
制御ユニット2は、ポンプ装置211と、ポンプ駆動回路212、受信用アンテナ221、受信回路222、CPU223、メモリ224、開閉制御インタフェース回路225、電源回路240を備えている。
ポンプ装置211は、CPU223によって制御されるポンプ駆動回路212によって駆動され、駆動時には圧縮空気を各電磁バルブ62に供給する。このときポンプ装置から送出された圧縮空気は、コネクタ25及び供給チューブ27、コネクタ14、空気流通チューブ66を介して各電磁バルブ62に供給される。
ポンプ駆動回路212は、CPU223からの制御信号を入力し、この制御信号に基づいてポンプ装置211を駆動する。
受信回路222は、各センサユニット100から送信された電波をアンテナ221を介して受信し、受信電波からセンサユニット100のIDコードと空気圧検出結果の情報を抽出して、これらをディジタルデータとしてCPU223に出力する。
CPU223は、メモリ224に格納されているプログラムによって動作し、受信回路222からセンサユニット100のIDコードと空気圧検出結果の情報を入力すると共に、モード切替スイッチ23による動作モード設定状態を読みとり、これらに基づいて、ポンプ駆動回路の動作制御を行うと共に各電磁バルブ61,62の開閉を行うための制御信号を開閉制御インタフェース回路225に出力する。
また、CPU223は、各センサユニット100による空気圧検出結果をX座標及びY座標に対応させてメモリ224に格納して各空気室31内の空気圧を管理すると共に、この情報に基づいて、各突起部11に対応する空気流出用電磁バルブ61と空気流入用電磁バルブ62の開閉制御信号を生成する。
メモリ224は、例えば周知のROM及びRAM或いはEEPROM等からなりROMにはCPU駆動用のプログラムが記憶され、RAM或いはEEPROMに検出結果の情報を記憶されると共に空気室31の初期状態としての空気圧の値P1が記憶されている。
開閉制御インタフェース回路225は、CPU223からの制御信号を入力し、この制御信号に基づいて、各電磁バルブ61,62毎に開閉制御信号を出力する。この開閉制御インタフェース回路225から出力された開閉制御信号は、コネクタ25及びケーブル26、コネクタ13を介して各電磁バルブ61,62に供給される。
電源回路240は前述した電源ケーブル28を介して商用電源から電力供給を受け、電源スイッチ22がオン状態のときに、制御ユニット2内の各電気回路へ電力を供給すると共に、コネクタ25及びケーブル26、コネクタ13を介して各電磁バルブ61,62に電力を供給する。
一方、空気マット1においては、図6に示すように、各電磁バルブ62に接続された55本の空気流通チューブ66がX軸方向に延ばして配置され、これらの空気流通チューブを並列に接続する空気流通チューブ66によってコネクタ14に接続されている。また、各電磁バルブ61,62への電力供給線及び制御信号供給線を含む電気配線67も同様に配置されてコネクタ13に接続されている。
上記構成よりなる空気マット装置によれば、各突起部11と使用者の身体との接触圧力が最適に制御され、突起部11と使用者の身体との接触圧が局部的に高くなることを防止することができるので、使用者の身体における褥瘡の発症を低減することができる。また、突起部11がマトリクス状に配置されているので、隣り合う突起部11間に隙間が形成され、この隙間における空気の流通が生じ空気マット1と使用者の身体との間に蒸れを生ずることがないため、これによっても使用者の身体における褥瘡の発症を低減することができる。
次に、前述の構成よりなる本参考例の空気マット装置の動作に関して図7に示すフローチャートを参照して説明する。
空気マット1を使用する際には、空気マット1をベッド等に敷いてシーツ等の布を上面に掛けて使用する。また、使用する前に制御ユニット2の電源スイッチ22をオンにして制御ユニット2を動作させる。
動作を開始した制御ユニット2のCPU223は、各センサユニット100から空気圧の検出結果を受信し、空気圧が初期値P1に満たない空気室31が存在するときは、ポンプ装置211を駆動すると共に空気圧が初期値P1に満たない空気室31に対応する空気流入用の電磁バルブ62を開いて各空気室31の空気圧を初期値P1に設定する(S1)。
この後、CPU223は各センサユニット100の検出結果の空気圧をメモリ224に記憶する(S2)。次いで、モード切替スイッチ23の状態を読み込んで、動作モードがAモードであるかBモードであるかを判定する(S3)。本参考例では、Aモードでは使用者が空気マット1上に横になった状態でも全ての突起部11の空気室31の空気圧が常に初期値P1になるように制御し、BモードではX軸方向の列毎に突起部11の空気室31の空気圧を初期値P1から初期値P1よりも低い空気圧P2に低下させ、この後また初期値P1に戻す操作をY軸方向に順次移動して行い、Y軸座標が最終座標になった後にY軸座標01に戻って同様に繰り返す制御を行う。これにより、Bモードでは各突起部11の高さが上下し、これがY軸方向へ波打つように移動するので、突起部11間の隙間に空気の流れを起こさせることができる。
上記S3の判定の結果、動作モードがAモードのときは、初期値P1以上の空気圧となっている空気室31の圧力を初期値P1に設定するように、ポンプ装置211及び電磁バルブ61,62の開閉を制御する(S4)。
次いで、CPU223はタイマ計時を開始し(S5)、タイマの計時が時間T1を経過したか否かを判定する(S6)。この判定の結果、タイマの計時が時間T1を経過したときは前記S1の処理に移行する。尚、本参考例では時間T1を10秒に設定している。
また、上記S3の判定の結果、動作モードがBモードのときは、CPU223は変数Kに0を設定し(S7)、Y座標がKである全てのX座標の突起部11の空気室31の空気圧を初期値よりも低い空気圧P2に設定し(S8)、この後、タイマ計時を開始する(S9)。この後、タイマの計時が時間T2を経過したか否かを判定し(S10)、タイマの計時が時間T2を経過したときに、Y座標がKである全てのX座標の突起部11の空気室31の空気圧を初期値P1に設定するように、ポンプ装置211及び電磁バルブ61,62の開閉を制御する(S11)。
この後、CPU223は、モード切替スイッチ23の状態を読み込んで、動作モードがAモードであるかBモードであるかを判定する(S12)。この判定の結果、動作モードがAモードのときは前記S1の処理に移行し、動作モードがBモードのときは変数Kの値が55であるか否かを判定する(S13)。この判定の結果、変数Kの値が55のときは前記S7の処理に移行し、これ以外のときは変数Kの値に1加算して(K=K+1)とし(S14)、前記S8の処理に移行する。
上記の処理により、Aモードのときは、使用者が空気マット1上に横になった状態でも全ての突起部11の空気室31の空気圧が常に初期値P1になるように制御されるので、突起部11と使用者の身体との接触圧が局部的に高くなることを防止することができるため、充血の発生を低減できると共に使用者の身体における褥瘡の発症を低減することができる。
また、Bモードのときは、各突起部11の高さが上下し、これがY軸方向へ波打つように移動するので、突起部11間の隙間に空気の流れを起こさせることができるので、空気マット1と使用者の身体との間に蒸れを生ずることがないため、使用者の身体における褥瘡の発症を低減することができる。さらに、使用者の身体に適度な指圧効果を与えることができるので、身体における血行を良くして充血の発生も低減することができる。
尚、突起部11の平断面積は20平方センチメートル以下に設定することが好ましい。すなわち、現実の褥瘡の発症例を見ると、褥瘡の大きさが直径4〜5cm程度の発症が局部的に発症することが多いので、突起部11の平断面積をこのような褥瘡の大きさ以下に設定することにより、突起部11と身体との接触面積を従来発症例の多い褥瘡の面積以下にすることができるためである。
また、Aモードにおいて、空気圧が高い空気室31の空気圧を他の空気室31の空気圧よりも低くなるように、空気流出用電磁バルブ61を開放するように制御しても良い。
第1実施形態
次に、本発明の第1実施形態の空気マット装置に関して説明する。
図8は本発明の第1実施形態における空気マットの要部を示す断面図、図9は本発明の第1実施形態におけるセンサユニットの電気系回路を示すブロック図、図10は本発明の第1実施形態における空気マット及び制御ユニットの電気系回路及び空気流通回路を示すブロック図である。これらの図において、前述した参考例と同一構成部分は同一符号をもって表しその説明を省略する。また、第1実施形態における空気マット装置の外観は図1に示したものと同様である。
第1実施形態と前述した参考例との相違点は、各電磁バルブ61,62の開閉制御をセンサユニット100Aを介して電波を用いてワイヤレスに行うようにすると共に、各センサユニット100への電力供給を電池105に代えて制御ユニット2から導電線67を用いて行うようにしたことである。
すなわち、図8に示すように、センサユニット100Aの底面から突出したコネクタ106が中間層40を貫通して凹部41に突出し、このコネクタ106にコネクタ107が結合されている。コネクタ107には、電磁バルブ61,62の制御端子に接続された導電線と電力供給線67が接続されている。
センサユニット100Aは、図9に示すように、空気圧センサ110と、CPU111、メモリ112、送信回路113、送信用アンテナ114、受信用アンテナ115、受信回路116、開閉駆動制御回路117、コネクタ106とから構成されている。
受信回路116は受信用アンテナ115を介して後述する制御ユニット2から送信されたIDコードと制御信号の情報を含む電波を受信し、このIDコードと制御信号をCPU111に出力する。
CPU111は、メモリ112に格納されているプログラムに基づいて動作し、所定時間おき、例えば10秒おきに空気圧センサ110の検出結果の情報を送信回路113を介して送信する。このとき、CPU111は、メモリ112に予め格納されてる自己の識別情報(IDコード)を読み出して、このIDコードと共に検出結果の情報を送信する。尚、本実施形態では各センサユニット100のIDコードの一部として図6に示すようなX座標の値及びY座標の値を含めることにより、センサユニット100の装着位置を容易に把握できるようにしている。
また、CPU111は、受信回路116から入力したIDコードが自己のIDコードに一致したとき、受信した制御信号に基づいて、開閉駆動制御回路117に電磁バルブ61,62の開閉制御信号を出力する。
開閉駆動制御回路117は、CPU111から入力した開閉制御信号に基づいて、当該センサユニット110Aが配設されている空気室31内の空気圧を調整する電磁バルブ61,62に対して駆動制御信号を出力する。
制御ユニット2は、図10に示すように、ポンプ装置211と、ポンプ駆動回路212、受信用アンテナ221、受信回路222、CPU223、メモリ224、送信回路226、送信用アンテナ227、電源回路240を備えている。
CPU223は、メモリ224に格納されているプログラムによって動作し、受信回路222からセンサユニット100AのIDコードと空気圧検出結果の情報を入力すると共に、モード切替スイッチ23による動作モード設定状態を読みとり、これらに基づいて、ポンプ駆動回路の動作制御を行うと共に各電磁バルブ61,62の開閉を行うための制御信号を送信回路226に出力する。その際、制御信号と共に制御対象となる電磁バルブ61,62に対応するセンサユニット100AのIDコードを送信する。
また、CPU223は、各センサユニット100Aによる空気圧検出結果をX座標及びY座標に対応させてメモリ224に格納して各空気室31内の空気圧を管理している。
送信回路226は、CPU223からの制御信号を入力し、この制御信号に基づいて、各電磁バルブ61,62毎に開閉制御信号を送信用アンテナ227を介して所定周波数の電波としてセンサユニット100Aへ向けて送信する。尚、本実施形態では、病院等の医療機関においても使用が許可されている微弱無線用の周波数である315MHz帯の周波数(センサユニット100Aの送信周波数とは異なる周波数)を送信周波数として用い、高周波出力を10μV/mに設定している。
上記構成よりなる空気マット装置によれば、センサユニット100Aへの電力供給を制御ユニット2から有線で行っているので、参考例に比べて電池交換等のメンテナンスの手間を削減することができる。
また、参考例と同様に、上記構成よりなる第1実施形態の空気マット装置によれば、各突起部11と使用者の身体との接触圧力が最適に制御され、突起部11と使用者の身体との接触圧が局部的に高くなることを防止することができるので、使用者の身体における褥瘡の発症を低減することができる。また、突起部11がマトリクス状に配置されているので、隣り合う突起部11間に隙間が形成され、この隙間における空気の流通が生じ空気マット1と使用者の身体との間に蒸れを生ずることがないため、これによっても使用者の身体における褥瘡の発症を低減することができる。
尚、上記実施形態では、空気圧の検出結果をセンサユニット100Aから制御ユニット2へ10秒おきに送信するようにしたが、これに限定されることはなく、送信間隔は適宜良好な値に設定することが好ましい。また、制御ユニット2から座標順にIDコードを指定して検出結果送信要求をセンサユニット100Aに送信し、この検出結果送信要求を受けたセンサユニット100Aが検出結果を送信するようにしても良い。
第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態の空気マット装置に関して説明する。
図11は本発明の第2実施形態におけるセンサユニットの電気系回路を示すブロック図、図12は本発明の第2実施形態における空気マット及び制御ユニットの電気系回路及び空気流通回路を示すブロック図である。これらの図において、前述した参考例及び第1実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表しその説明を省略する。また、第2実施形態における空気マット装置の外観は図1に示したものと同様である。
第2実施形態と前述した第1実施形態との相違点は、各電磁バルブ61,62の開閉制御をセンサユニット100Bを介して有線で行うようにしたことである。
すなわち、センサユニット100Bは、図11に示すように、空気圧センサ110と、CPU111、メモリ112、開閉駆動制御回路117、受信回路118、送信回路119、送受信インタフェース回路120を備え、コネクタ106を介して制御ユニット2から駆動用の電力供給を受けている。
受信回路118は、コネクタ106及び送受信インタフェース回路120を介して制御ユニット2から有線でIDコードと制御信号を受信し、この受信したIDコードと制御信号をCPU111に出力する。
CPU111は、メモリ112に格納されているプログラムに基づいて動作し、所定時間おき、例えば10秒おきに空気圧センサ110の検出結果の情報を送信回路119及び送受信インタフェース回路120、コネクタ106を介して制御ユニット2へ送信する。このとき、CPU111は、メモリ112に予め格納されてる自己の識別情報(IDコード)を読み出して、このIDコードと共に検出結果の情報を送信する。
また、CPU111は、受信回路116から入力したIDコードが自己のIDコードに一致したとき、受信した制御信号に基づいて、開閉駆動制御回路117に電磁バルブ61,62の開閉制御信号を出力する。
開閉駆動制御回路117は、CPU111から入力した開閉制御信号に基づいて、当該センサユニット110Bが配設されている空気室31内の空気圧を調整する電磁バルブ61,62に対して駆動制御信号を出力する。
送受信インタフェース回路120は、受信信号出力端子と送信信号入力端子、及び外部装置接続端子を有し、受信信号出力端子は受信回路118に接続され、送信信号入力端子は送信回路119に接続されている。さらに、送受信インタフェース回路120の外部装置接続端子はコネクタ106に接続されている。
また、送受信インタフェース回路120の外部装置接続端子は、コネクタ106を介して他のセンサユニット100Bの送受信インタフェース回路120及び後述する制御ユニット2の送受信インタフェース回路にデイジーチェーンで有線接続されている。
制御ユニット2は、図12に示すように、ポンプ装置211と、ポンプ駆動回路212、CPU223、メモリ224、受信回路228、送信回路229、送受信インタフェース回路230、電源回路240を備えている。
CPU223は、メモリ224に格納されているプログラムによって動作し、受信回路228からセンサユニット100BのIDコードと空気圧検出結果の情報を入力すると共に、モード切替スイッチ23による動作モード設定状態を読みとり、これらに基づいて、ポンプ駆動回路212の動作制御を行うと共に各電磁バルブ61,62の開閉を行うための制御信号を送信回路229に出力する。
また、CPU223は、各センサユニット100Bによる空気圧検出結果をX座標及びY座標に対応させてメモリ224に格納して各空気室31内の空気圧を管理している。
受信回路228は、各センサユニット100から送信された信号を送受信インタフェース回路230を介して受信し、受信信号からセンサユニット100BのIDコードと空気圧検出結果の情報を抽出して、これらをディジタルデータとしてCPU223に出力する。
送信回路229は、CPU223からの制御信号を入力し、この制御信号に基づいて、各電磁バルブ61,62毎の開閉制御信号をセンサユニット100BのIDコードと共に送受信インタフェース回路230を介してセンサユニット100Bへ送信する。
上記構成よりなる空気マット装置によれば、センサユニット100Bへの電力供給を制御ユニット2から有線で行っているので、参考例に比べて電池交換等のメンテナンスの手間を削減することができる。
また、センサユニット100Bの送受信インタフェース回路120と制御ユニット2の送受信インタフェース回路230とをデイジーチェーンで有線接続して空気圧の検出結果の情報および電磁バルブ61,62の開閉制御信号を送受信しているので、電波障害等による誤動作を起こすことがない。さらに、デイジーチェーンで有線接続しているので、配線本数を低減することができる。
また、参考例及び第1実施形態と同様に、上記構成よりなる第2実施形態の空気マット装置によれば、各突起部11と使用者の身体との接触圧力が最適に制御され、突起部11と使用者の身体との接触圧が局部的に高くなることを防止することができるので、使用者の身体における褥瘡の発症を低減することができる。また、突起部11がマトリクス状に配置されているので、隣り合う突起部11間に隙間が形成され、この隙間における空気の流通が生じ空気マット1と使用者の身体との間に蒸れを生ずることがないため、これによっても使用者の身体における褥瘡の発症を低減することができる。
第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態の空気マット装置に関して説明する。
図13は本発明の第3実施形態における空気マットの要部を示す断面図である。図において、前述した参考例及び第1乃至第2実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表しその説明を省略する。
また、第3実施形態の空気マット装置は、図13に示すように、前述した第2実施形態の空気マット装置における空気マット1の突起部11の上端部を半球形状に形成したものであり、その他の構成は第2実施形態と同じである。
このように突起部11の上端部を半球形状に形成することにより、突起部11の上端部と使用者の身体との接触面積を低減することができるので、使用者の身体における充血や褥瘡の発症を低減することができる。
第4実施形態
次に、本発明の第4実施形態の空気マット装置に関して説明する。
図14は本発明の第4実施形態における空気マット装置を示す外観斜視図、図15は本発明の第4実施形態における空気マットの要部を示す断面図である。これらの図において、前述した参考例及び第1乃至第3実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表しその説明を省略する。
第4実施形態では、椅子用の空気マット装置を構成した。すなわち、第4実施形態の空気マット装置は、前述した第2実施形態の空気マット装置を椅子用に改造したもので、空気マット1に代えて椅子用の空気マット6を備えたものである。
空気マット6は、図14に示すように、椅子に適合した大きさ及び形状を有する座部12Aと背もたれ部12Bから構成されている。
空気マット6の座部12Aと背もたれ部12Bのそれぞれは、柔軟性を有する部材からなる平板状のマット本体12とマット本体12の表面にマトリクス状に配置された複数の突起部11Aとを有し、マット本体12の底面には互いに平行な複数の空気流通溝12aが形成されている。
突起部11Aは、柔軟性及び非通気性を有する部材からなり、図15に示すように、内部に空気漏れのないように密閉された空気室31を有する半球形状をなし、その直径Dは2.5cm、高さHは1.25cm、互いに直交するX軸方向及びY軸方向の突起部11の間隔G1,G2は1.25cmに設定され、マトリクス状に並べて設けられている。
また、突起部形成層30Aは、図15に示すように、薄手の所定厚さ、例えば3mmの厚さの柔軟性及び非通気性を有するゴムシートからなり、上記の突起部11Aをなす凹凸面状に形成されている。
椅子のように使用者の重心が高くなる場合には、使用時における安定性を高めるために、突起部11Aとしての効果を損なわない程度に突起部11Aの高さを低く設定することが好ましい。
前述した椅子用の空気マット装置は、車椅子や車両の運転席に用いることで、長時間椅子に座ることによる身体の充血や蒸れの発生を低減することができる。また、動作モードをBモードにして使用することにより身体のマッサージ効果を得ることもできる。
尚、上記の各実施形態は本発明の一具体例にすぎず、本発明がこれらの具体例の構成のみに限定されることはない。例えば、上記実施形態ではベッド用及び椅子用の空気マット1,6を形成したがこれに限定されることはない。
また、上記実施形態では突起部11,11Aの形状を円柱形状或いは半球形状としたがこれら以外の形状であっても良いことは言うまでもない。
また、制御ユニット2にディスプレイを設け、各空気室31の空気圧を表示できるようにしても良い。さらに、制御ユニット2にキーボード等の操作部を設け、各突起部11,11A毎に空気室31の空気圧を指定して調整できるようにしても良い。さらに、制御ユニット2において任意の突起部11,11Aをマトリクス座標によって指定して、指定した突起部11,11Aを脈動させるように、該突起部11,11Aに対応する空気流出用電磁バルブ61と空気流入用電磁バルブ62を交互に開閉する開閉制御信号を制御ユニット2から出力するようにしても良い。
また、上記実施形態では制御ユニット2を商用電源からの電力供給で動作するようにしたが、バッテリー等の蓄電池からの電力供給で動作するようにしても良い。
本発明に係る参考例における空気マット装置を示す外観斜視図 本発明に係る参考例における空気マットの要部を示す外観斜視図 本発明に係る参考例における空気マットの要部を示す断面図 本発明に係る参考例におけるセンサユニットの電気系回路を示すブロック図 本発明に係る参考例における空気マット及び制御ユニットの電気系回路及び空気流通回路を示すブロック図 本発明に係る参考例の空気マットにおける電気系配線及び空気流通回路を示す図 本発明に係る参考例における空気マット装置の動作を説明するフローチャート 本発明の第1実施形態における空気マットの要部を示す断面図 本発明の第1実施形態におけるセンサユニットの電気系回路を示すブロック図 本発明の第1実施形態における空気マット及び制御ユニットの電気系回路及び空気流通回路を示すブロック図 本発明の第2実施形態におけるセンサユニットの電気系回路を示すブロック図 本発明の第2実施形態における空気マット及び制御ユニットの電気系回路及び空気流通回路を示すブロック図 本発明の第3実施形態における空気マットの要部を示す断面図 本発明の第4実施形態における空気マット装置を示す外観斜視図 本発明の第4実施形態における空気マットの要部を示す断面図
符号の説明
1…空気マット、2…制御ユニット、6…空気マット、11,11A…突起部、12…マット本体、12a…空気流通溝、13,14…コネクタ、21…筐体、22…電源スイッチ、23…モード切替スイッチ、24,25…コネクタ、26…ケーブル、27…空気供給チューブ、28…電源ケーブル、28a…プラグ、30,30A…突起部形成層、31…空気室、40…中間層、41…凹部、50…最下層、51…貫通孔、61…空気流出用電磁バルブ、62…空気流入用電磁バルブ、63,64,65,66…空気流通チューブ、100,110A,110B…センサユニット、101,102…電源端子、103,104…電極、105…電池、106…コネクタ、110…空気圧センサ、111…CPU、112…メモリ、113…送信回路、114…送信用アンテナ、115…受信用アンテナ、116…受信回路、117…開閉駆動制御回路、118…受信回路、119…送信回路、120…送受信インタフェース回路、211…ポンプ装置、212…ポンプ駆動回路、221…受信用アンテナ、222…受信回路、223…CPU、224…メモリ、225…開閉制御インタフェース回路、226…送信回路、227…送信用アンテナ、228…受信回路、229…送信回路、230…送受信インタフェース回路、240…電源回路。

Claims (9)

  1. 平板状のマット本体(12)と、
    柔軟性及び非通気性を有する部材からなり、前記マット本体(12)の表面において行及び列のそれぞれの方向に所定の間隔をあけ且つ所定幅の隙間(G1,G2)を形成するようにマトリクス状に固定して配置され、柔軟性及び非通気性を有する部材からなるとともに該部材によって内部に密封された空気室が形成されている半球形又は先端部が半球形をなす円柱形の複数の突起部(11)と、
    前記各突起部(11)毎に設けられ、突起部(11)の空気室(31)内の空気圧を検出して検出結果を電気信号として出力する複数の空気圧センサ(110)と、
    外部のポンプ装置(211)より空気を流入するためにマット本体(12)の所定表面に設けられた空気供給(14)と、
    各突起部毎に該突起部の下部に設けられ、一端の連通口がチューブを介して前記空気供給(14)に連結されると共に、他端の連通口が前記突起部(11)の空気室(31)内に連通する複数の空気流入用電磁弁(62)と、
    各突起部(11)毎に該突起部の下部に設けられ、一端の連通口が前記空気室(31)の外部に開放されると共に、他端の連通口が前記空気室(31)内に連通する複数の空気流出用電磁弁(61)と、
    各突起部(11)毎に該突起部の下部に設けられ、当該突起部(11)に対応する空気圧センサ(110)の検出結果の情報及び突起部(11)毎に設けられた制御手段(111-117)毎に固有であり且つ該制御手段(111-117)が位置する行及び列の座標であるX座標とY座標の情報を含む識別情報を外部の制御装置(2)に対して所定時間おきに送信する検出結果送信手段(113,114)と、前記制御装置(2)から出力された開閉指示信号と識別情報を受信する手段(115,116)と、該受信した識別情報が自己に固有の識別情報と一致したときに、開閉指示信号に基づいて、当該突起部(11)の空気室(31)に連通する空気流入用電磁弁(62)と空気流出用電磁弁(61)の開閉駆動制御を行う手段(111,117)とを有する複数の前記制御手段(111-117)とを備え、
    前記制御手段(111-117)は、各制御手段が共用する電波によって前記識別情報の送信及び前記開閉指示信号と識別情報の受信を行う
    ことを特徴とする空気マット(1)
  2. 平板状のマット本体(12)と、
    柔軟性及び非通気性を有する部材からなり、前記マット本体(12)の表面において行及び列のそれぞれの方向に所定の間隔をあけ且つ所定幅の隙間(G1,G2)を形成するようにマトリクス状に固定して配置され、柔軟性及び非通気性を有する部材からなるとともに該部材によって内部に密封された空気室が形成されている半球形又は先端部が半球形をなす円柱形の複数の突起部(11)と、
    前記各突起部(11)毎に設けられ、突起部(11)の空気室(31)内の空気圧を検出して検出結果を電気信号として出力する複数の空気圧センサ(110)と、
    外部のポンプ装置(211)より空気を流入するためにマット本体(12)の所定表面に設けられた空気供給口(14)と、
    各突起部毎に該突起部の下部に設けられ、一端の連通口がチューブを介して前記空気供給口(14)に連結されると共に、他端の連通口が前記突起部(11)の空気室(31)内に連通する複数の空気流入用電磁弁(62)と、
    各突起部(11)毎に該突起部の下部に設けられ、一端の連通口が前記空気室(31)の外部に開放されると共に、他端の連通口が前記空気室(31)内に連通する複数の空気流出用電磁弁(61)と、
    各突起部(11)毎に該突起部の下部に設けられ、当該突起部(11)に対応する空気圧センサ(110)の検出結果の情報及び突起部(11)毎に設けられた制御手段(111,112,117-120)毎に固有であり且つ該制御手段(111,112,117-120)位置する行及び列の座標であるX座標とY座標の情報を含む識別情報を外部の制御装置(2)に対して所定時間おきに送信する検出結果送信手段(119)と、前記制御装置(2)から出力された開閉指示信号と識別情報を受信する手段(118)と、該受信した識別情報が自己に固有の識別情報と一致したときに、開閉指示信号に基づいて、当該突起部(11)の空気室(31)に連通する空気流入用電磁弁(62)と空気流出用電磁弁(61)の開閉駆動制御を行う手段(111,117)とを有する複数の前記制御手段(111,112,117-120)とを備え、
    前記制御手段(111-120)は、前記マット本体(12)内に配置され且つ各制御手段(111-120)で共用する導電線を介して前記識別情報の送信及び前記開閉指示信号と識別情報の受信を行う
    ことを特徴とする空気マット(1)
  3. 前記突起部(11)の平断面積が20平方センチメートル以下に設定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気マット(1)
  4. 前記請求項1乃至請求項3の何れかに記載の空気マットの制御装置であって、
    前記空気マット(1)前記空気供給(14)空気供給チューブ(27)を介して空気を送出するポンプ装置(211)と、
    前記各突起部(11)のマトリクス状の配置における行及び列の座標位置と前記各突起部(11)に対応する制御手段(111-120)の識別情報とを対応付けて記憶している記憶手段(224)と、
    前記空気マット(1)の各検出結果送信手段(111-114又は111,119)から送信される検出結果及び識別情報を受信する手段(221,222又は228,230)と
    前記記憶手段(224)の記憶情報と前記受信した検出結果及び識別情報に基づいて、前記空気マット(1)の各突起部(11)における空気室(31)内の空気圧を所定値に設定するための空気流入用電磁弁(62)と空気流出用電磁弁(61)の開閉指示信号を生成し、該開閉指示信号を前記空気マット(1)の該当する突起部(11)に対応する制御手段(111-120)の識別情報とともに出力する中央制御手段(223,224)
    前記中央制御手段(223,224)から出力された開閉指示信号と識別情報を各制御手段(111-120)に送信する手段(226又は229)と、
    前記中央制御手段(223,224)の指示に基づいて前記ポンプ装置(211)を駆動するポンプ駆動回路(212)とを備えている
    ことを特徴とする空気マット制御装置(2)
  5. 動作モードとしてAモード或いはBモードを選択して設定するためのモード切替スイッチ(23)を備え、
    前記中央制御手段(223,224)は、駆動開始時において前記ポンプ装置(211)及び電磁弁(61,62)を駆動して各突起部(11)の空気室(31)内の空気圧を初期値P1に設定した後、前記モード切替スイッチ(23)の設定がAモードであるときに、各突起部(11)の空気室(31)内の空気圧を比較して、前記初期値P1よりも空気圧が高い空気室の空気圧を前記初期値P1と等しくなるように、前記空気圧が高い空気室に対応する空気流出用電磁弁(61)を開放する開閉指示信号を生成して出力する手段を有する
    ことを特徴とする請求項4に記載の空気マット制御装置(2)
  6. 動作モードとしてAモード或いはBモードを選択して設定するためのモード切替スイッチ(23)を備え、
    前記中央制御手段(223,224)は、駆動開始時において前記ポンプ装置(211)及び電磁弁(61,62)を駆動して各突起部(11)の空気室(31)内の空気圧を初期値P1に設定した後、前記モード切替スイッチ(23)の設定がBモードであるときに、マット本体(12)の幅方向であるX軸方向の列毎に突起部(11)の空気室(31)の空気圧を初期値P1から初期値P1よりも低い空気圧P2に低下させ、この後また初期値P1に戻す操作をマット本体(12)の長手方向であるY軸方向に順次移動して行い、Y軸座標が最終座標になった後に最初のY軸座標に戻って同様の動作を繰り返す制御を行う手段を有する
    ことを特徴とする請求項4に記載の空気マット制御装置(2)
  7. 前記中央制御手段(223,224)は、全ての突起部(11)の空気室(31)内部の空気圧が所定の同じ空気圧になるように、前記記憶手段(224)の記憶情報に基づいて、前記各突起部(11)に対応する空気流入用電磁弁(62)と空気流出用電磁弁(61)の開閉指示信号を生成する手段を有する
    ことを特徴とする請求項4に記載の空気マット制御装置(2)
  8. 前記中央制御手段(223,224)は、所定のマトリクス座標位置の突起部(11)を脈動させるために、該突起部(11)に対応する空気流入用電磁弁(62)と空気流出用電磁弁(61)を交互に開閉する指示信号を生成して出力する手段を有する
    ことを特徴とする請求項4に記載の空気マット制御装置(2)
  9. 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の空気マット(1)と、請求項4乃至請求項8の何れかに記載の空気マット制御装置(2)とからなることを特徴とする空気マット装置。
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