JP4513481B2 - アンテナ装置、及びドアハンドル装置 - Google Patents
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を備えたことを特徴とするアンテナ装置とした。
請求項4に記載の発明は、車両用ドアの外側に配置されるドアハンドルと、導電性合金よりなるコア部と該コア部に巻回されたコイル部とから構成され前記ドアハンドル内に収容されたアンテナ部と、前記コイル部と接続され前記アンテナ部から電気信号を送信させる送信用駆動回路と、前記コア部の少なくとも一部により構成されたセンサ電極と、前記センサ電極に電気的に接続され、前記センサ電極における静電容量の変化を検出する静電容量検出装置と、前記コイル部と前記送信用駆動回路との間に設けられ、前記コイル部と前記送信用駆動回路とを切離するスイッチとを備えたことを特徴とするドアハンドル装置とした。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、アンテナ部を構成するコア部の少なくとも一部がセンサ電極として利用されているため、別途センサ電極を設ける必要がなく、アンテナ装置の部品点数が減少される。また、スイッチを開路することにより静電容量検出装置と送信用駆動回路とが切離される。従って、例えば、送信用駆動回路に寄生容量を持つMOSFETが使用され、このMOSFETが接地されている場合であっても、MOSFETに生じる寄生容量の大きさに関わらず、センサ電極においてコイル部が巻回された部分が不感帯となることが防止される。よって、センサ電極の機能を損なうことなく部品点数が減少される。尚、アンテナ部から電気的信号を送信するときには、スイッチを閉路すればよい。
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図2は、車両用ドアの斜視図である。同図に示すように、車両用ドア10にはドアハンドル装置を構成するアウトサイドハンドル11が取り付けられている。即ち、アウトサイドハンドル11は、ドア開閉操作を行うためのハンドル部12と、例えばキーシリンダに覆設されて意匠面を形成するハンドルキャップ13とを外側に突出させて車両用ドア10の外形を形成するドアアウタパネル14(ドア外板)の車両後部側に取着されている。ハンドル部12は、機械的なドア開閉操作を行う際に握られる部材である。これらハンドル部12及びハンドルキャップ13は、ドアアウタパネル14を挟んで後述の態様でハンドルフレーム15(図3参照)に支持されている。
車両駐車時など携帯機を携帯した利用者が車両から離れている状態から接近して乗車する時の動作について説明する。この時、登録された携帯機を認識するため、制御部26は送受信用駆動回路22を駆動し、これに接続された送受信用アンテナ21から車外に電波(リクエスト信号)を送信する。車両に近づく携帯機は、その車両からのリクエスト信号を受信すると、登録コードを挿入した電波(レスポンス信号)を車両に送信する。
(1)送受信用アンテナ21のコア部31を構成する一枚のコアシート31aをセンサ電極23として利用しているため、別途センサ電極を配設する必要がなく、ハンドル部12内に収容される備品の数が減少される。また、コイル部32と送信用駆動回路50を備えた送受信用駆動回路22とはスイッチ41,42を開路することにより切離される。従って、送受信用駆動回路22に寄生容量C2を持つpチャネル形MOSFET55が使用され、このpチャネル形MOSFET55のソースが接地されている場合であっても、寄生容量C2の大きさに関わらず、センサ電極23においてコイル部32が巻回された部分が不感帯となることを防止することができる。その結果、車両用ドア10を開扉しようとする利用者がハンドル部12に接触したことが検出されないといった不具合が発生することを防止することができる。このように、センサ電極23の機能を損なうことなく部品点数を減少させることができる。尚、送受信用アンテナ21にリクエスト信号を受信する場合や、同送受信用アンテナ21からレスポンス信号を送信する場合には、スイッチ41,42を閉路すればよい。
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図面に従って説明する。尚、上記第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
(1)送受信用アンテナ21のコア部31を構成する一枚のコアシート31aをセンサ電極23として利用しているため、別途センサ電極を配設する必要がなく、ハンドル部12内に収容される部品の数が減少される。また、コイル部32と送信用駆動回路50を備えた送受信用駆動回路22とはトランス61を介して接続されているため、コイル部32と送信用駆動回路50とは、交流的には接続され、直流的には切離される。従って、送受信用駆動回路22に寄生容量C2を持つpチャネル形MOSFET55が使用され、このpチャネル形MOSFET55のソースが接地されている場合であっても、寄生容量C2の大きさに関わらず、センサ電極23においてコイル部32が巻回された部分が不感帯となることを防止することができる。その結果、車両用ドア10を開扉しようとする利用者がハンドル部12に接触したことが検出されないといった不具合が発生することを防止することができる。また、コイル部32と送信用駆動回路50とはトランス61によって交流的には接続されているため、送受信用アンテナ21にリクエスト信号を受信する場合や、同送受信用アンテナ21からレスポンス信号を送信する場合に、上記第2実施形態のようにスイッチ41,42を制御する必要がない。従って、スイッチ41,42を制御するための制御回路等を必要とせず、アンテナ装置60の大型化が防止される。
○上記各実施形態では、コア部31を構成するコアシート31aのうち最上部に積層されたコアシート31aをセンサ電極23として利用しているがこれに限らない。コア部31を構成するコアシート31aのうち、最上部以外に積層されたコアシート31aをセンサ電極として利用してもよい。
○上記各実施形態では、コアシート31aはアモルファス合金にて形成されているがこれに限らない。コアシート31aは、アモルファス合金以外の導電性合金にて形成されてもよい。
Claims (6)
- 導電性合金よりなるコア部と該コア部に巻回されたコイル部とから構成されたアンテナ部と、
前記コイル部と接続され前記アンテナ部から電気信号を送信させる送信用駆動回路と、
前記コア部の少なくとも一部により構成されたセンサ電極と、
前記センサ電極に電気的に接続され、前記センサ電極における静電容量の変化を検出する静電容量検出装置と、
前記コイル部と前記送信用駆動回路との間に設けられ、前記コイル部と前記送信用駆動回路とを切離するスイッチと
を備えたことを特徴とするアンテナ装置。 - 導電性合金よりなるコア部と該コア部に巻回されたコイル部とから構成されたアンテナ部と、
前記コア部の少なくとも一部により構成されたセンサ電極と、
前記コイル部と接続され前記アンテナ部から電気信号を送信させる送信用駆動回路と、
前記センサ電極に電気的に接続され、前記センサ電極における静電容量の変化を検出する静電容量検出装置と、
前記コイル部と前記送信用駆動回路との間に設けられたトランスと
を備えたことを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1又は請求項2に記載のアンテナ装置において、
前記コア部は、アモルファス合金にて形成されていることを特徴とするアンテナ装置。 - 車両用ドアの外側に配置されるドアハンドルと、
導電性合金よりなるコア部と該コア部に巻回されたコイル部とから構成され前記ドアハンドル内に収容されたアンテナ部と、
前記コイル部と接続され前記アンテナ部から電気信号を送信させる送信用駆動回路と、
前記コア部の少なくとも一部により構成されたセンサ電極と、
前記センサ電極に電気的に接続され、前記センサ電極における静電容量の変化を検出する静電容量検出装置と、
前記コイル部と前記送信用駆動回路との間に設けられ、前記コイル部と前記送信用駆動回路とを切離するスイッチと
を備えたことを特徴とするドアハンドル装置。 - 車両用ドアの外側に配置されるドアハンドルと、
導電性合金よりなるコア部と該コア部に巻回されたコイル部とから構成され前記ドアハンドル内に収容されたアンテナ部と、
前記コイル部と接続され前記アンテナ部から電気信号を送信させる送信用駆動回路と、
前記コア部の少なくとも一部により構成されたセンサ電極と、
前記センサ電極に電気的に接続され、前記センサ電極における静電容量の変化を検出する静電容量検出装置と、
前記コイル部と前記送信用駆動回路との間に設けられたトランスと
を備えたことを特徴とするドアハンドル装置。 - 請求項4又は請求項5に記載のドアハンドル装置において、
前記コア部は、アモルファス合金にて形成されていることを特徴とするドアハンドル装置。
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