JP4513481B2 - アンテナ装置、及びドアハンドル装置 - Google Patents

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本発明は、車両用ドアに対する利用者の解錠・施錠の意思を認識して該車両用ドアの解錠・施錠を制御する電子キーシステムに使用されるアンテナ装置、及び該アンテナ装置を備えたドアハンドル装置に関するものである。
従来、利用者が携帯した携帯機に応答して車両ドアのロック(施錠)/アンロック(解錠)を行う電子キーシステムに用いられる車両用ドアハンドルが特許文献1に開示されている。この特許文献1に記載の車両用ドアハンドルには、利用者が携帯した携帯機と通信するための送信用アンテナと、利用者が車両のドアに近づいたことを静電容量の変化で検出するためのセンサ電極とが収容されている。送信用アンテナは、コア部と該コア部に導線が巻回されてなるコイル部とを備えており、該コイル部は、送信用アンテナから送信要求信号(リクエスト信号)を送信させる送信用駆動回路に接続されている。前記センサ電極は、ドアハンドルから露出するように、且つ車両のドアのアウトサイドパネルと対向するようにドアハンドル内に収容されている。また、センサ電極は、該センサ電極とアウトサイドパネルとの間の静電容量の変化を検出する静電容量検出装置に接続されている。
車両のドアを開けようとする時、利用者は車両に近づいてドアハンドルに手を掛ける。従って、ドアハンドルの内部に送信用アンテナやセンサ電極を配置することは電子キーシステムを機能させる上で望ましいことである。
ところで、ドアハンドル内には送信用アンテナとセンサ電極とのみが収容されるわけではない。そして、ドアハンドル内の空間は決して広くはない。そのため、複数の部品をドアハンドル内に収容しようとすると、ドアハンドルが大きくなってしまったり、ドアハンドルの形状が制約されてしまったりする。従って、ドアハンドル内に収容する部品点数を減少させることが望まれる。
特開2003−13628号公報
そこで、ドアハンドル内に内蔵される部品を減少させる1つの方法として、アンテナに使用されているコア部をセンサ電極として利用することが考えられる。この場合、センサ電極として利用するコア部と、静電容量の変化を検出する静電容量検出装置とを電気的に接続する必要がある。例えば、コア部と静電容量検出装置とを導線で接続することが考えられる。しかしながら、例えば送信用駆動回路にpチャネル形とnチャネル形のMOSFETを相補形に組み合わせたC−MOSインバータが備えられている場合、pチャネル形のMOSFET及びnチャネル形のMOSFETのいずれかが接地されている。更に、これらpチャネル形及びnチャネル形のMOSFETは寄生容量を持っている。また、利用者がドアハンドルに接触した際に検出される静電容量の変化量は数pF程度であることから、例えばセンサ電極にて検出する静電容量の変化に比べてMOSFETに生じる寄生容量が大きい場合には、センサ電極においてコイル部が巻回された部分は、センサ電極における静電容量の変化を検出できない不感帯となってしまうことがある。即ち、MOSFETに生じる寄生容量によってセンサ電極の機能が損なわれ、利用者の手がドアハンドルにかけられたことを検出することができない虞がある。またMOSFETに生じる寄生容量は温度の変化等により変動する。この寄生容量の変動は静電容量検出装置にて静電容量を検出する際にセンサ感度のばらつきを招く一つの原因となる。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、センサ電極の機能を損なうことなく部品点数を減少させることができるアンテナ装置、及び車両用ドアハンドル装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、導電性合金よりなるコア部と該コア部に巻回されたコイル部とから構成されたアンテナ部と、前記コイル部と接続され前記アンテナ部から電気信号を送信させる送信用駆動回路と、前記コア部の少なくとも一部により構成されたセンサ電極と、前記センサ電極に電気的に接続され、前記センサ電極における静電容量の変化を検出する静電容量検出装置と、前記コイル部と前記送信用駆動回路との間に設けられ、前記コイル部と前記送信用駆動回路とを切離するスイッチと
を備えたことを特徴とするアンテナ装置とした。
請求項2に記載の発明は、導電性合金よりなるコア部と該コア部に巻回されたコイル部とから構成されたアンテナ部と、前記コア部の少なくとも一部により構成されたセンサ電極と、前記コイル部と接続され前記アンテナ部から電気信号を送信させる送信用駆動回路と、前記センサ電極に電気的に接続され、前記センサ電極における静電容量の変化を検出する静電容量検出装置と、前記コイル部と前記送信用駆動回路との間に設けられたトランスとを備えたことを特徴とするアンテナ装置とした。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のアンテナ装置において、前記コア部は、アモルファス合金にて形成されていることを要旨とした。
請求項4に記載の発明は、車両用ドアの外側に配置されるドアハンドルと、導電性合金よりなるコア部と該コア部に巻回されたコイル部とから構成され前記ドアハンドル内に収容されたアンテナ部と、前記コイル部と接続され前記アンテナ部から電気信号を送信させる送信用駆動回路と、前記コア部の少なくとも一部により構成されたセンサ電極と、前記センサ電極に電気的に接続され、前記センサ電極における静電容量の変化を検出する静電容量検出装置と、前記コイル部と前記送信用駆動回路との間に設けられ、前記コイル部と前記送信用駆動回路とを切離するスイッチとを備えたことを特徴とするドアハンドル装置とした。
請求項5に記載の発明は、車両用ドアの外側に配置されるドアハンドルと、導電性合金よりなるコア部と該コア部に巻回されたコイル部とから構成され前記ドアハンドル内に収容されたアンテナ部と、前記コイル部と接続され前記アンテナ部から電気信号を送信させる送信用駆動回路と、前記コア部の少なくとも一部により構成されたセンサ電極と、前記センサ電極に電気的に接続され、前記センサ電極における静電容量の変化を検出する静電容量検出装置と、前記コイル部と前記送信用駆動回路との間に設けられたトランスとを備えたことを特徴とするドアハンドル装置とした。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は請求項5に記載のドアハンドル装置において、前記コア部は、アモルファス合金にて形成されていることを要旨とした。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、アンテナ部を構成するコア部の少なくとも一部がセンサ電極として利用されているため、別途センサ電極を設ける必要がなく、アンテナ装置の部品点数が減少される。また、スイッチを開路することにより静電容量検出装置と送信用駆動回路とが切離される。従って、例えば、送信用駆動回路に寄生容量を持つMOSFETが使用され、このMOSFETが接地されている場合であっても、MOSFETに生じる寄生容量の大きさに関わらず、センサ電極においてコイル部が巻回された部分が不感帯となることが防止される。よって、センサ電極の機能を損なうことなく部品点数が減少される。尚、アンテナ部から電気的信号を送信するときには、スイッチを閉路すればよい。
請求項2に記載の発明によれば、アンテナ部を構成するコア部の少なくとも一部がセンサ電極として利用されているため、別途センサ電極を設ける必要がなく、アンテナ装置の部品点数が減少される。そして、コイル部と送信用駆動回路とはトランスを介して接続されているため、コイル部と送信用駆動回路とは、交流的には接続され、直流的には切離される。従って、例えば、送信用駆動回路に寄生容量を持つMOSFETが使用され、このMOSFETが接地されている場合であっても、MOSFETに生じる寄生容量の大きさに関わらず、センサ電極においてコイル部が巻回された部分が不感帯となることが防止される。よって、センサ電極の機能を損なうことなく部品点数が減少される。更に、コイル部と送信用駆動回路とはトランスによって交流的には接続されているため、アンテナ部から電気信号を送信する際に送信用駆動回路部から出力された電気信号はトランスを通過してアンテナ部から送信される。従って、コイル部と送信用駆動回路とをスイッチを介して接続した場合のように、スイッチを制御するための制御回路等を必要としない。よってアンテナ装置の大型化が防止される。
請求項3に記載の発明によれば、コア部はアモルファス合金により形成されている。アモルファス合金は、導電性を有しつつ、例えば鋼板や珪素鋼板より高い透磁率、高い高周波特性を有する。従って、アモルファス合金にてコア部を形成することにより、コア部の少なくとも一部により構成されたセンサ電極におけるセンサ感度がより良好になると共に、このコア部を備えたアンテナ装置の高性能化及び小型化が図られる。
請求項4に記載の発明によれば、アンテナ部を構成するコア部の少なくとも一部がセンサ電極として利用されているため、別途センサ電極を設ける必要がなく、ドアハンドル内に収容される部品の数が減少される。また、コイル部と送信用駆動回路とはスイッチを開路することにより切離される。従って、例えば、送信用駆動回路に寄生容量を持つMOSFETが使用され、このMOSFETが接地されている場合であっても、MOSFETに生じる寄生容量の大きさに関わらず、センサ電極においてコイル部が巻回された部分が不感帯となることが防止される。その結果、車両用ドアを開扉しようとする利用者がドアハンドルに接触したことが検出されないといった不具合が発生することが防止される。こうして、センサ電極の機能を損なうことなく部品点数が減少される。尚、アンテナ部から電気的信号を送信するときには、スイッチを閉路すればよい。
請求項5に記載の発明によれば、アンテナ部を構成するコア部の少なくとも一部がセンサ電極として利用されているため、別途センサ電極を設ける必要がなく、ドアハンドル内に収容される部品の数が減少される。そして、コイル部と送信用駆動回路とはトランスを介して接続されているため、コイル部と送信用駆動回路とは、交流的には接続され、直流的には切離される。従って、例えば、送信用駆動回路に寄生容量を持つMOSFETが使用され、このMOSFETが接地されている場合であっても、MOSFETの寄生容量の大きさに関わらず、センサ電極においてコイル部が巻回された部分が不感帯となることが防止される。その結果、車両用ドアを開扉しようとする利用者がドアハンドルに接触したことが検出されないといった不具合が発生することが防止される。こうして、センサ電極の機能を損なうことなく部品点数が減少される。更に、コイル部と送信用駆動回路とはトランスによって交流的には接続されているため、アンテナ部から電気信号を送信する際に送信用駆動回路部から出力された電気信号はトランスを通過してアンテナ部から送信される。従って、コイル部と送信用駆動回路とをスイッチを介して接続した場合のように、スイッチを制御するための制御回路等を必要としない。よってアンテナ装置の大型化が防止される。
請求項6に記載の発明によれば、コア部はアモルファス合金により形成されている。アモルファス合金は、導電性を有しつつ、例えば鋼板や珪素鋼板より高い透磁性、高い高周波特性を有する。従って、アモルファス合金にてコア部を形成することにより、コア部の少なくとも一部であるセンサ電極におけるセンサ感度がより良好になると共に、このコア部を備えたアンテナ装置の高性能化及び小型化が図られる。ひいては、このアンテナ部を収容するドアハンドルが大型化されることが更に防止されると共に、ドアハンドルの形状の自由度がより増される。
本発明によれば、センサ電極の機能を損なうことなく部品点数を減少させることができる。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図2は、車両用ドアの斜視図である。同図に示すように、車両用ドア10にはドアハンドル装置を構成するアウトサイドハンドル11が取り付けられている。即ち、アウトサイドハンドル11は、ドア開閉操作を行うためのハンドル部12と、例えばキーシリンダに覆設されて意匠面を形成するハンドルキャップ13とを外側に突出させて車両用ドア10の外形を形成するドアアウタパネル14(ドア外板)の車両後部側に取着されている。ハンドル部12は、機械的なドア開閉操作を行う際に握られる部材である。これらハンドル部12及びハンドルキャップ13は、ドアアウタパネル14を挟んで後述の態様でハンドルフレーム15(図3参照)に支持されている。
車両用ドア10に対する利用者の解錠・施錠の意志を認識して該車両用ドアの解錠・施錠を制御する電子キーシステムは、車両側に搭載された装置(車載機)と利用者が携帯する携帯機とから構成される。尚、当該車両の所有者や運転者、搭乗者等を総称して利用者というものとする。
図4は、車載機の一部を示すシステムブロック図である。同図に示すように、車載機20は、アンテナ部としての送受信用アンテナ21と、送受信用駆動回路22と、センサ電極23と、静電容量検出装置24と、ドアロック装置部25と、制御部26とを備えている。尚、送受信用アンテナ21と、送受信用駆動回路22と、センサ電極23と、静電容量検出装置24とはアンテナ装置30を構成している。また、送受信用駆動回路22、静電容量検出装置24、及び制御部26には車載のバッテリ27から電流が供給される。
送受信用アンテナ21は、前記アウトサイドハンドル11内に収容されており(図3参照)、送受信用駆動回路22を介して制御部26に接続されている。そして、送受信用アンテナ21は車室内外からの電波(レスポンス信号)を受信すると共に車室外に電気信号としての電波(リクエスト信号)を送信する。尚、この送受信用アンテナ21を車両用ドア10の車室外側に設けられたアウトサイドハンドル11内に設けることにより、送信する電波が金属製の車両のボディによって遮られて該電波が車外に放射されなかったり、電波の放射パターンが所望形状にならなかったりすることが防止される。
送受信用駆動回路22は制御部26に接続されている。送受信用駆動回路22は、制御部26によって駆動され、利用者が携帯する携帯機(図示略)が制御部26のメモリ26aに登録された携帯機であるかを認識するために送受信用アンテナ21からリクエスト信号を送信する。また、送受信用駆動回路22は、リクエスト信号を受信した携帯機から送信されるレスポンス信号が送受信用アンテナ21にて受信されると、そのリクエスト信号を制御部26に伝送する。尚、携帯機から送信されるレスポンス信号には、該携帯機の登録コードが挿入されている。
センサ電極23は静電容量検出装置24を介して制御部26に接続されている。センサ電極23と静電容量検出装置24とは静電容量式のセンサシステムを構成しており、利用者がハンドルに接触したことを検出する。即ち、静電容量検出装置24は、制御部26によって駆動され、センサ電極23と車両用ドア10のドアアウタパネル14(図3参照)との間、若しくはセンサ電極23と地面(大地)との間で静電容量の変化を検出すると、利用者の手がハンドル部12に接触したことを示す信号を制御部26に送信する。
制御部26は、送受信用駆動回路22、静電容量検出装置24、ドアロック装置部25等の各種制御を行う。そして、制御部26は各種信号の授受に基づいてドアロック装置部25を駆動して車両用ドア10の解錠・施錠を行う。
次に、アウトサイドハンドル11及びこれに内蔵された部材について説明する。図3は、アウトサイドハンドル11を図2のA方向から見た図である。同図に示すように、アウトサイドハンドル11のハンドル部12及びハンドルキャップ13は前記ドアアウタパネル14に対して車室外側に配置されており、ハンドルフレーム15は同車室内側に配置されている。そして、ハンドルフレーム15はドアアウタパネル14に固定されており、ハンドル部12はハンドルフレーム15との間にドアアウタパネル14を挟んで同ハンドルフレーム15に対し所定の範囲で回動可能に連結されている。即ち、ハンドル部12の一端側(図3の左側であって車両前方側)及び他端側(図3の右側であって車両後方側)には、それぞれヒンジアーム部12a及びストロークアーム部12bが設けられている。そして、上記ヒンジアーム部12aはドアアウタパネル14を貫通してハンドルフレーム15に装着され、同ハンドルフレーム15に対し回動可能に連結されている。また、ストロークアーム部12bはドアアウタパネル14を貫通してハンドルフレーム15に装着され、同ハンドルフレーム15に対し所定の範囲で揺動可能なように係合されている。これにより、ハンドル部12は、ヒンジアーム部12a側を回動中心にストロークアーム部12bによって許容される範囲でハンドルフレーム15に対し回動可能に連結されている。
ハンドルフレーム15には、ハンドル部12に隣接して一端側(図3において右側)にキーシリンダ16が設けられている。そして、前記ハンドルキャップ13は、このキーシリンダ16に装着されることにより該キーシリンダ16を介してハンドルフレーム15に固定されている。
一方、ハンドル部12は中空構造を有しており、このハンドル部12の内部には送受信用アンテナ21が収容・配置されている。この送受信用アンテナ21は、ハンドル部12内に機械的に固定されている。
図1は、アンテナ装置30の電気的構成を示すブロック図である。同図に示すように、前記送受信用アンテナ21は、コア部31と該コア部31に導線を巻回してなるコイル部32とから構成されてループアンテナ構造を有している。
コア部31は、アモルファス合金にて形成された複数枚のコアシート31aを、該コアシート31aの厚さ方向に間隔を有して積層させて形成されている。また、コア部31を構成する複数枚のコアシート31aのうち一枚は、センサ電極23として利用されている。例えば、本第1実施形態では、図1において最上部に積層されたコアシート31aがセンサ電極23として利用されている。このセンサ電極23には静電容量検出装置24に繋がる導線35が電気的に接続されている。
前記コイル部32はスイッチ41,42を介して送受信用駆動回路22に接続されている。詳しくは、スイッチ41は、コイル部32の一端(図1において右側)から延長された導線33aに接続された可動端子41aと、送受信用駆動回路22に繋がる導線33bに接続された接点41bとから構成されている。また、スイッチ42は、コイル部32の他端(図1において左側)から延長された導線34aに接続された可動端子42aと、送受信用駆動回路22に繋がる導線34bに接続された接点42bとから構成されている。そして、可動端子41a,42aは制御部26によりその動作が制御される。即ち、制御部26は、送受信用駆動回路22を駆動させる際には、スイッチ41,42を閉路(オン)する。また、制御部26は、静電容量検出装置24を駆動させる際には、スイッチ41,42を開路(オフ)する。
図5は、送受信用駆動回路22に備えられた送信用駆動回路50の電気的構成を示すブロック図である。送信用駆動回路50は、送受信用アンテナ21からリクエスト信号を送信する際に駆動される。図5に示すように、送信用駆動回路50は、キャリア信号を発振するキャリア発振回路51と、リクエスト信号のためのコード信号を生成するコード生成回路52と、AND回路53と、nチャネル形MOS(Metal Oxide Semiconductor)FET(Field Effect Transistor)54と、pチャネル形MOSFET55とから構成されている。
キャリア発振回路51はAND回路53の一方の入力端子に接続され、コード生成回路52はAND回路53の他方の入力端子に接続されている。そして、AND回路53の出力端子は、nチャネル形MOSFET54のゲート及びpチャネル形MOSFET55のゲートに接続されている。
また、nチャネル形MOSFET54のソースは車載のバッテリ27(図4参照)に接続されており、ドレインはコイル部32(図1参照)に接続されている。そして、pチャネル形MOSFET55のドレインはコイル部32(図1参照)に接続されており、ソースは接地されている。即ち、nチャネル形MOSFET54とpチャネル形MOSFET55とは相補形に組み合わせられてC(Complementary)−MOS(Metal Oxide Semiconductor)インバータを構成している。
上記のように構成された送信用駆動回路50は、制御部26によってリクエスト信号を送信するように駆動されると、キャリア発振回路51にて発振されたキャリア信号にコード生成回路52により生成されたリクエスト信号のためのコード信号を重畳して送受信用アンテナ21に出力する。すると、送受信用アンテナ21からリクエスト信号が送信される。
上記のように構成された送信用駆動回路50では、pチャネル形MOSFET55のソースが接地されており、更にnチャネル形MOSFET54及びpチャネル形MOSFET55のソース・ドレイン間にはそれぞれ寄生容量C1,C2が生じる。しかしながら、送受信用駆動回路22とコイル部32とはスイッチ41,42を介して接続されており、静電容量検出装置24が駆動される際には、スイッチ41,42が制御部26にて開路(オフ)され、静電容量検出装置24と送信用駆動回路50を備えた送受信用駆動回路22とが機械的に切離される。従って、制御部26によって静電容量検出装置24が駆動される際、pチャネル形MOSFET55に生じる寄生容量C2の大きさに関わらず、静電容量検出装置24にて検出される静電容量はpチャネル形MOSFET55に生じる寄生容量C2の影響を受けない。そのため、センサ電極23においてコイル部32が巻回されている部分が不感帯となることが防止される。
次に、車載機20を備えた電子キーシステムの動作について説明する。
車両駐車時など携帯機を携帯した利用者が車両から離れている状態から接近して乗車する時の動作について説明する。この時、登録された携帯機を認識するため、制御部26は送受信用駆動回路22を駆動し、これに接続された送受信用アンテナ21から車外に電波(リクエスト信号)を送信する。車両に近づく携帯機は、その車両からのリクエスト信号を受信すると、登録コードを挿入した電波(レスポンス信号)を車両に送信する。
車両側では、この登録コードが挿入されたレスポンス信号が送受信用アンテナ21にて受信され、これが制御部26に伝送される。制御部26は、このレスポンス信号により車両に携帯機が近づいてきたことを認識すると共に、メモリ26aに予め記憶された登録コードとレスポンス信号に挿入された登録コードとを照合する。
メモリ26aに予め記憶された登録コードとレスポンス信号に挿入された登録コードとが一致する場合には、制御部26は、利用者のドア解錠の意志を確認するためのドア解錠検出モードに移行する。ドア解錠検出モードでは、制御部26は、静電容量検出装置24を駆動し、センサ電極23における静電容量の変動を検出する。即ち、この状態で利用者がハンドル部12に手をかけると、センサ電極23と車両用ドア10のドアアウタパネル14との間、若しくは、センサ電極23と地面(大地)との間で静電容量が変化する。静電容量検出装置24は、この静電容量の変化を検出し、利用者の手がハンドル部12に接触したことを示す信号を制御部26に送信する。制御部26は、この信号を受信することでドアロック装置部25を駆動して車両用ドア10を解錠させる。そして、利用者は車両用ドア10が解錠されることで車両に乗車することができる。
上記したように、本第1実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)送受信用アンテナ21のコア部31を構成する一枚のコアシート31aをセンサ電極23として利用しているため、別途センサ電極を配設する必要がなく、ハンドル部12内に収容される備品の数が減少される。また、コイル部32と送信用駆動回路50を備えた送受信用駆動回路22とはスイッチ41,42を開路することにより切離される。従って、送受信用駆動回路22に寄生容量C2を持つpチャネル形MOSFET55が使用され、このpチャネル形MOSFET55のソースが接地されている場合であっても、寄生容量C2の大きさに関わらず、センサ電極23においてコイル部32が巻回された部分が不感帯となることを防止することができる。その結果、車両用ドア10を開扉しようとする利用者がハンドル部12に接触したことが検出されないといった不具合が発生することを防止することができる。このように、センサ電極23の機能を損なうことなく部品点数を減少させることができる。尚、送受信用アンテナ21にリクエスト信号を受信する場合や、同送受信用アンテナ21からレスポンス信号を送信する場合には、スイッチ41,42を閉路すればよい。
(2)コア部31はアモルファス合金により形成されている。アモルファス合金は、導電性を有しつつ、例えば鋼板や珪素鋼板より高い透磁性、高い高周波特性を有する。従って、アモルファス合金にてコア部31を形成することにより、センサ電極23として利用されるコアシート31aにおけるセンサ感度がより良好になると共に、このコア部31を備えたアンテナ装置30の高性能化及び小型化が図られる。そして、この送受信用アンテナ21を収容するハンドル部12が大型化されることが更に防止されると共に、ハンドル部12の形状の自由度をより一層増すことができる。
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図面に従って説明する。尚、上記第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
図6は本第2実施形態のアンテナ装置60を示す。本第2実施形態のアンテナ装置60は、上記第2実施形態の送受信用駆動回路22と同様に、図5に示す送信用駆動回路50を供えている。図6に示すように、コイル部32と送受信用駆動回路22とは、トランス61を介して接続されている。従って、コイル部32と送信用駆動回路50を備えた送受信用駆動回路22とは、交流的には接続され、直流的には切離される。
このように構成されたアンテナ装置60においては、コイル部32と送信用駆動回路50を備えた送受信用駆動回路22とが直流的には切離されるため、pチャネル形MOSFET55に生じる寄生容量C2の大きさに関わらず、静電容量検出装置24にて検出される静電容量はpチャネル形MOSFET55の寄生容量C2の影響を受けない。従って、センサ電極23においてコイル部32が巻回された部分が不感帯となることが防止される。
上記したように、本第2実施形態によれば、上記第1実施形態の効果の(2)の効果に加えて以下の効果を有する。
(1)送受信用アンテナ21のコア部31を構成する一枚のコアシート31aをセンサ電極23として利用しているため、別途センサ電極を配設する必要がなく、ハンドル部12内に収容される部品の数が減少される。また、コイル部32と送信用駆動回路50を備えた送受信用駆動回路22とはトランス61を介して接続されているため、コイル部32と送信用駆動回路50とは、交流的には接続され、直流的には切離される。従って、送受信用駆動回路22に寄生容量C2を持つpチャネル形MOSFET55が使用され、このpチャネル形MOSFET55のソースが接地されている場合であっても、寄生容量C2の大きさに関わらず、センサ電極23においてコイル部32が巻回された部分が不感帯となることを防止することができる。その結果、車両用ドア10を開扉しようとする利用者がハンドル部12に接触したことが検出されないといった不具合が発生することを防止することができる。また、コイル部32と送信用駆動回路50とはトランス61によって交流的には接続されているため、送受信用アンテナ21にリクエスト信号を受信する場合や、同送受信用アンテナ21からレスポンス信号を送信する場合に、上記第2実施形態のようにスイッチ41,42を制御する必要がない。従って、スイッチ41,42を制御するための制御回路等を必要とせず、アンテナ装置60の大型化が防止される。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
○上記各実施形態では、コア部31を構成するコアシート31aのうち最上部に積層されたコアシート31aをセンサ電極23として利用しているがこれに限らない。コア部31を構成するコアシート31aのうち、最上部以外に積層されたコアシート31aをセンサ電極として利用してもよい。
○上記各実施形態では、コア部31は、複数枚のコアシート31aを積層させて形成されているがこれに限らない。例えば、コア部31は、軟磁性金属粉体を圧縮成形してなるものであってもよい。この場合、コア部31全体をセンサ電極として利用することになる。
○上記各実施形態のコア部31は、シール膜にて覆われていてもよい。このようにすると、コア部31が腐食することを防止し、コア部31の耐久性を高めることができる。
○上記各実施形態では、コアシート31aはアモルファス合金にて形成されているがこれに限らない。コアシート31aは、アモルファス合金以外の導電性合金にて形成されてもよい。
第1実施形態のアンテナ装置の電気的構成を示すブロック図。 車両用ドアを示す斜視図。 アウトサイドドアハンドルを示す底面図。 電子キーシステムの一部の電気的構成を示すブロック図。 送信用駆動回路の電気的構成を示すブロック図。 第2実施形態のアンテナ装置の電気的構成を示すブロック図。
符号の説明
10…車両用ドア、11…ドアハンドルとしてのアウトサイドハンドル、21…アンテナ部としての送受信用アンテナ、23…センサ電極、24…静電容量検出装置、31…コア部、32…コイル部、41,42…スイッチ、50…送信用駆動回路、61…トランス。

Claims (6)

  1. 導電性合金よりなるコア部と該コア部に巻回されたコイル部とから構成されたアンテナ部と、
    前記コイル部と接続され前記アンテナ部から電気信号を送信させる送信用駆動回路と、
    前記コア部の少なくとも一部により構成されたセンサ電極と、
    前記センサ電極に電気的に接続され、前記センサ電極における静電容量の変化を検出する静電容量検出装置と、
    前記コイル部と前記送信用駆動回路との間に設けられ、前記コイル部と前記送信用駆動回路とを切離するスイッチと
    を備えたことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 導電性合金よりなるコア部と該コア部に巻回されたコイル部とから構成されたアンテナ部と、
    前記コア部の少なくとも一部により構成されたセンサ電極と、
    前記コイル部と接続され前記アンテナ部から電気信号を送信させる送信用駆動回路と、
    前記センサ電極に電気的に接続され、前記センサ電極における静電容量の変化を検出する静電容量検出装置と、
    前記コイル部と前記送信用駆動回路との間に設けられたトランスと
    を備えたことを特徴とするアンテナ装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のアンテナ装置において、
    前記コア部は、アモルファス合金にて形成されていることを特徴とするアンテナ装置。
  4. 車両用ドアの外側に配置されるドアハンドルと、
    導電性合金よりなるコア部と該コア部に巻回されたコイル部とから構成され前記ドアハンドル内に収容されたアンテナ部と、
    前記コイル部と接続され前記アンテナ部から電気信号を送信させる送信用駆動回路と、
    前記コア部の少なくとも一部により構成されたセンサ電極と、
    前記センサ電極に電気的に接続され、前記センサ電極における静電容量の変化を検出する静電容量検出装置と、
    前記コイル部と前記送信用駆動回路との間に設けられ、前記コイル部と前記送信用駆動回路とを切離するスイッチと
    を備えたことを特徴とするドアハンドル装置。
  5. 車両用ドアの外側に配置されるドアハンドルと、
    導電性合金よりなるコア部と該コア部に巻回されたコイル部とから構成され前記ドアハンドル内に収容されたアンテナ部と、
    前記コイル部と接続され前記アンテナ部から電気信号を送信させる送信用駆動回路と、
    前記コア部の少なくとも一部により構成されたセンサ電極と、
    前記センサ電極に電気的に接続され、前記センサ電極における静電容量の変化を検出する静電容量検出装置と、
    前記コイル部と前記送信用駆動回路との間に設けられたトランスと
    を備えたことを特徴とするドアハンドル装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載のドアハンドル装置において、
    前記コア部は、アモルファス合金にて形成されていることを特徴とするドアハンドル装置。
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