JP4513429B2 - 液体噴射装置及びギヤポンプ - Google Patents
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Description
この発明によれば、ポンプは、ギヤポンプであるので、ポンプの小型化・薄型化を図ることができるとともに、液体吸引量のバラツキを低減することができる。
この発明によれば、可撓性部材は、前記収容室の開口を封止する封止部材であるため、可撓性部材(誘導液体貯留室)のために新たに部品を追加する必要がないので、装置全体を小型化し、コストを低減することができる。
図1は、本実施形態のプリンタの概略を説明するための斜視図である。図2は、本実施形態の記録ヘッドへのインク供給系を説明するためのブロック図である。
子8b(図2参照)によって加圧され、同記録ヘッド8の前記ノズルNからインク滴として吐出されることによってドットを形成する。つまり、記録ヘッド8に形成された各ノズルNからは、それぞれ対応する色である、ブラック、シアン、マゼンダ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンダが吐出されるようになっている。
るインクパックC,M,Y,LC,LMを収容している。この各インクパックC,M,Y,LC,LMは、それぞれチューブT7〜T11を介して、前記キャリッジ7の記録ヘッド8に接続されている。この各インクパックC,M,Y,LC,LMは、第2のインクカートリッジ10内に導入された空気によって加圧されると、各インクパックC,M,Y,LC,LM内のインクが押し出されてチューブT7〜T11を介して記録ヘッド8にそれぞれ供給される。また、この第2のインクカートリッジ10の空気導出部材10bには、チューブT12を介して、同第2のインクカートリッジ10内を適宜開放制御する開閉バルブ装置18が接続されている。
次に、ギヤポンプGPについて、図3〜図15に従って説明する。図3はギヤポンプGPの全体斜視図、図4はギヤポンプGPの分解斜視図である。図3に示すように、ギヤポンプGPは、ハウジング21、上側封止部A及び下側封止部Bを備えている。ハウジング21の底面側に配設された下側封止部Bからは、駆動軸22が突出している。この駆動軸22は、前記駆動機構に連結され、前記駆動モータDMの駆動により回転する。
まず、ハウジング21について図5〜図8に従って説明する。図5及び図6は、ハウジング21とハウジング21に収容される駆動歯車35及び従動歯車40の斜視図である。
図7は駆動歯車35及び従動歯車40を収容したハウジング21の平面図、図8はハウジング21の底面図である。
2の軸孔43を備えている。第2の軸孔43は、下面40bのみにおいて開口している。また、図5に示すように、従動歯車40の上面40aには、環状突部41が形成されている。さらに、図6に示すように、下面40bには、第2の軸孔43の周囲に環状突部42が突設されている。
次に、ハウジング21の呼び水部29等を閉塞する下側封止部Bについて説明する。この下側封止部Bは、図4に示すように、可撓性部材、封止部材としての軸シール部材48及び下カバー55を備えている。図9及び図10は、軸シール部材48の斜視図、図11及び図12は、下カバー55の斜視図、図13及び図14はギヤポンプGPの部分断面図である。
部49の上面48a及び下面48bには、この連通溝48fを囲むように第3シール突条48gがそれぞれ形成されている。そして、基盤部49の上面48a及び下面48bには、基盤部49の周縁に沿って、第4シール突条48hが形成されている。この基盤部49の外側面の2箇所には、外側に突出した固定片48iがそれぞれ形成されている。各固定片48iは、孔48jをそれぞれ備えている。
に形成されており、下カバー55の底面55b側で開口している。この抵抗体収容部61には、多孔質金属材料(焼結メタル)からなる抵抗体62が嵌着される。この抵抗体62は、空気孔60側に流入する空気量を制限する抵抗体として機能する。
座32と呼び水部29内周面との間隙、第1バネ座32と呼び水部29の外周面との間隔等を介して、導入口28に向かって流れる。導入口28から吸引室45に導入されたインクは、駆動歯車35及び従動歯車40の回転により、吸引室45から吐出室46に移送され、吐出口30から、溝部21c、連通溝48f、吐出溝69を介して流出する。そして、吐出溝69から流出したインクは、吐出溝69に連結された下カバー55の吐出孔70を介して外部に排出されるようになっている。
クリーニング開始時であって、キャップ部材12が記録ヘッド8に密着し、まだギヤポンプGPが吸引を開始していない状態においては、前記コイルばねSによるバネ荷重W1が、呼び水室PRを構成する軸シール部材48に加わっている。また、軸シール部材48には、呼び水室PRに供給されているインクの加圧力P1も加わっている。
3により呼び水室PR内に吸引される。これにより、再び呼び水室PRはインクで満たされ、次回のクリーニング時の呼び水が確保される。
次に、上側封止部Aについて図13、図15に従って説明する。図15は、上側封止部Aの分解斜視図である。図15に示すように、上側封止部Aは、封止板75、パッキン77、押板78、及び規制部材80を備えている。
2の水平部H2とからなる。第2の水平部H2の下面には、プレス加工することにより突出形成された押圧部85が設けられている。また、規制部84の垂直部Pは、押板78の厚みとほぼ同じ長さになっている。
に吸引されることはない。この結果、呼び水室PR内には、次回のクリーニング時に呼び水として機能するインクで満たされる。
(1)本実施形態によれば、ギヤポンプGPに呼び水室PRを設けたので、クリーニング時にギヤポンプGPが吸引開始した際にハウジング21内にインクを吸引することができる。この結果、ギヤポンプGPの負圧発生能力が向上し、短時間で記録ヘッド8からギヤポンプGPまでインクを吸引することができるので、記録ヘッド8からギヤポンプGPまでインクが到達する時間のバラツキを低減することができる。そのため、キャップ部材12から吸引するインク量のバラツキが小さくなるので、予め組んであるクリーニングに必要な最低吸引量を確保するシーケンスとの乖離が小さくなる。従って、例えば、吸引量が最低吸引量よりも多くなってしまい、クリーニング時に消費するインク量が増加するのを防ぐことができる。
○上記実施形態では、呼び水室PRをギヤポンプGPに具体化して好適な効果を得たが、これをギヤポンプGP以外のベーンポンプ等、内部のインクの量に応じてその負圧発生能力が変化するポンプに適用してもよい。このようにすることで、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
うにしてもよい。他の装置においても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
○上記実施形態では、液体噴射装置をプリンタ1に具体化したが、この限りではなく、他の液体を噴射する液体噴射装置に具体化するようにしてもよい。例えば、液晶ディスプレイ、ELディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材などの液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとしての試料噴射装置であってもよい。
Claims (4)
- ノズルから液体を吐出する液体噴射ヘッドを、流路を介して吸引及び加圧可能なポンプに接続されたキャップ手段により封止して、前記ポンプが発生する負圧により、前記液体噴射ヘッドから液体を排出させる液体噴射装置において、
前記ポンプは、前記負圧の発生により前記キャップ手段から吸引された液体を貯留する誘導液体貯留室を前記ポンプ内のうち前記キャップ手段側に備え、
前記誘導液体貯留室は、少なくともその一面が可撓性部材から構成されるとともに、該可撓性部材を前記誘導液体貯留室の容積を拡大する方向に付勢する付勢手段を備え、
前記可撓性部材は、前記ポンプが発生する負圧に基づき前記誘導液体貯留室における内部の負圧が予め定めた基準負圧以上になったとき、前記誘導液体貯留室の容積を縮小する方向に変位することを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1に記載の液体噴射装置において、
前記ポンプは、ギヤポンプであることを特徴とする液体噴射装置。 - ハウジングに設けられた収容室内に駆動歯車及び従動歯車を備え、前記駆動歯車及び従動歯車の回転により、吸引側から吐出側に流体を導出するギヤポンプにおいて、
前記収容室に対して前記吸引側から連通し、該収容室に流入させるための液体を貯留する誘導液体貯留室を備え、
前記誘導液体貯留室は、少なくともその一面が可撓性部材から構成されるとともに、該可撓性部材を前記誘導液体貯留室の容積を拡大する方向に付勢する付勢手段を備え、
前記可撓性部材は、前記駆動歯車及び従動歯車の回転により発生した負圧に基づき前記誘導液体貯留室の内部の負圧が予め定めた基準負圧以上になったとき、前記誘導液体貯留室の容積が縮小する方向に変位して、前記誘導液体貯留室内に貯留した液体を前記収容室内に流入させることを特徴とするギヤポンプ。 - 請求項3に記載のギヤポンプにおいて、
前記可撓性部材は、前記収容室の開口を封止する封止部材であることを特徴とするギヤポンプ。
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