JP4510923B1 - 男性用下着 - Google Patents
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Abstract
【課題】多数のカバー部材を用意することなく、カバーの開口面積を細かく変更可能な男性用下着を提供する。
【解決手段】胴体用開口1aと、胴体用開口1aの反対側に位置する、一対の脚部用開口1bと、胴体用開口1aと一対の脚部用開口1bとにつながり、陰嚢にかかる部分に形成された窓を有する前身頃2と、前身頃2の窓2aの一部又は全部を覆い、前身頃2に対して着脱可能に設けられたカバー5とを備える。カバー5の折り畳み状態を変えることで前身頃2の窓2aの開口面積を連続的に変化させることが可能とされている。
【選択図】図2
【解決手段】胴体用開口1aと、胴体用開口1aの反対側に位置する、一対の脚部用開口1bと、胴体用開口1aと一対の脚部用開口1bとにつながり、陰嚢にかかる部分に形成された窓を有する前身頃2と、前身頃2の窓2aの一部又は全部を覆い、前身頃2に対して着脱可能に設けられたカバー5とを備える。カバー5の折り畳み状態を変えることで前身頃2の窓2aの開口面積を連続的に変化させることが可能とされている。
【選択図】図2
Description
本発明は、下腹部のうち、特に、陰嚢に係る皮膚病の予防および治療に適した男性用下着に関するものである。
従来、男性用下着は、その全体がメリヤス織の木綿製とされているものが殆どである。メリヤス織の木綿は、吸汗には適しているが、空気を比較的通しにくい。このため、メリヤス織の木綿に覆われた陰嚢は、通気が十分になされないため、蒸れてしまう。陰嚢が蒸れると、菌が繁殖することにより皮膚病にかかりやすく、気分も良くない、などという問題があった。
そこで、本出願人は、先に、通気性が考慮された男性用下着を提案している(特許文献1参照。)。
また、本出願人は、先に、通気状態を変更可能な男性用下着を提案している(特許文献2参照。)。この男性用下着は、胴体用開口と、胴体用開口の反対側に位置する、一対の脚部用開口と、胴体用開口と一対の脚部用開口とにつながり、陰嚢にかかる部分に形成された窓を有する前身頃と、前身頃の窓の一部又は全部を覆い、前身頃に対して着脱可能に設けられた、複数のカバーを備える。複数のカバーのそれぞれは、開口部を有するとともに、開口部はカバー毎に開口面積が異なる。複数のカバーのうちから最適か最適近傍に選択された一つが、前身頃に装着されて使用される。
しかし、特許文献2に記載のものでは、カバーの開口面積を変更するために複数のカバー部材が必要となる。細かく開口面積を変更するには、さらに多数のカバー部材が必要となる。
本発明は、上記問題点を解決することを課題としてなされたものであり、その目的とするところは、多数のカバー部材を用意することなく、通気用の開口の面積を細かく変更可能で、満足度の高い男性用下着を提供することにある。
本発明に係る男性用下着は、胴体用開口と、該胴体用開口の反対側に位置する、一対の脚部用開口と、前記胴体用開口と一対の脚部用開口とにつながり、陰嚢にかかる部分に形成された窓を有する前身頃と、前記前身頃の窓の一部又は全部を覆い、該前身頃に対して着脱可能に設けられたカバーとを備え、前記カバーは前記前身頃の窓に対応する位置に開口部を有し、折り畳み状態を変えることで開口部の面積を変化させることにより、前記前身頃の窓の開口面積を連続的に変化させることが可能とされていることを特徴とする。
本発明に係る男性用下着によれば、前記カバーは前記前身頃の窓に対応する位置に開口部を有し、折り畳み状態を変えることで開口部の面積を変化させることにより、前身頃の窓の開口面積(窓の開口のうち通気可能な部分の面積)を連続的に変化させることができる。したがって、多数のカバー部材を用意することなく、開口面積を、使用者が最適と考える任意の面積に設定することができる。これにより、使用者の満足度が高くなる。
また、本発明に係る男性用下着では、着用者の陰嚢は、最適な開口面積で形成されたカバーによって覆われることとなる。開口部は、例えば、メリヤス織の木綿と比較して空気を通しやすい。よって、陰嚢が蒸れるのを防止できる。これにより、陰嚢に係る皮膚病の予防および治療を図ることができるとともに、睾丸の冷却効果も期待できる。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面に従って説明する。
(第1の実施の形態)
図1〜図8により、本発明の第1の実施の形態に係る男性用下着について説明する。図1は、本発明の第1実施形態の男性用下着を示す正面図である。図2は、本発明の第1実施形態の男性用下着においてカバーを外した状態を示す正面図である。本実施形態の男性用下着1は、前身頃2、後身頃3、ポケット4およびカバー5を備え、胴体用開口1aと1対の脚部用開口1bが形成されている。着用者が本実施形態の男性用下着1を着用したときには、カバー5が陰嚢にかかる部分となる。
図1〜図8により、本発明の第1の実施の形態に係る男性用下着について説明する。図1は、本発明の第1実施形態の男性用下着を示す正面図である。図2は、本発明の第1実施形態の男性用下着においてカバーを外した状態を示す正面図である。本実施形態の男性用下着1は、前身頃2、後身頃3、ポケット4およびカバー5を備え、胴体用開口1aと1対の脚部用開口1bが形成されている。着用者が本実施形態の男性用下着1を着用したときには、カバー5が陰嚢にかかる部分となる。
胴体用開口1aは、着用者の胴体を通すための部分である。一対の脚部用開口1bは、胴体用開口1aに対して反対側に開口しており、着用者の脚部を通すための部分である。
前身頃2の陰嚢にかかる部分には、通気のための窓2a(以下、「窓2a」と記す。)が形成されている。この窓2aの形状は、例えば、長方形のほか、三角形、円形または任意形状の、単数、複数、さらには、それらの形状の併用、混用など自在に選択できる。その他、窓2aを、孔の集合からなるパンチングメッシュで形成することも可能である。
ポケット4は、前見頃2の窓2aの位置に対応させてその前面側に取り付けられ、カバー5を収納することができる。
図3は、本発明の第1実施形態の男性用下着のポケット4の拡大図である。図3(a)は正面図、図3(b)は図3(a)のD−D断面図、図3(c)は図3(a)のE−E断面図、図3(d)は図3(a)のF−F断面図、図3(e)は図3(a)のA−A断面図、図3(f)は図3(a)のB−B断面図、図3(g)は図3(a)のC−C断面図である。ポケット4は、2枚の布材4A,4Aを前後に重ね合わせて形成されている。ポケット4の縁部は上部側を除いて前見頃2への縫い代4aとして利用され、縫い代4aの内側の部分がカバー5を収納する収納部4bとして利用される。
図3に示すように、ポケット4の前後の布材4A,4Aにはそれぞれ、前見頃2の窓2aの位置に対応させて、この窓2aよりも若干大きい窓4c,4cが形成されている。窓4c,4cは、通気性のよい遮蔽部材6により覆われている。遮蔽部材6は、例えばガーゼにより構成することができる。遮蔽部材6は、陰嚢が窓2a、窓4c,4cを介して外部に露出するのを防止することができる。窓2aは、長方形に形成されている。なお、窓4cの形状は、上記前身頃の窓2aの形状と同様に、長方形のほか、三角形、円形または任意形状の、単数、複数、さらには、それらの形状の併用、混用など自在に選択できる。
図4は、本発明の第1実施形態の男性用下着のカバー5の拡大斜視図である。図4から明らかなように、カバー5は、キャタピラ状の形状とされ、開口部5aを有している。カバー5は、布製で、任意の位置で折り畳み可能であり、折り畳み状態に応じて開口部の面積を変えることができる。
図5は、本発明の第1実施形態の男性用下着のカバー5を、通気用の開口部5a(切欠部分)の開口面積が最も大きくなるように折り畳んだ状態(100%開口状態)を示す図である。なお、図5(a)はカバー5を正面から見た図、図5(b)はカバー5を背面から見た図である。また、図5(a)のI−I断面図、J−J断面図、G−G断面図、H−H断面図をそれぞれ示している。カバー5は、図5のように折り畳まれたとき、下部側が切り欠かれた形状となる。そして、この切り欠かれた部分が開口部5a(二点鎖線で囲まれた部分)を構成する。カバー5は、図5の状態でポケット4内に収納されたとき、前身頃2の窓2aと正面視でほぼ重なり合うようになっている。また、開口部5aの面積は、図5の状態において、ポケット4の窓4c及び前見頃2の窓2aの面積とほぼ同じとなるように設定されている。
図6は、本発明の第1実施形態の男性用下着のカバー5の展開図である。なお、図6(a)は正面図、図6(b)は背面図である。また、図6(a)のK−K断面図、L−L断面図、M−M断面図、N−N断面図を示している。カバー5を構成するカバー材5′の長手方向一端側には、開口部5aに対応する矩形状の切り欠き5a′が形成されている。また、カバー材5′の左右の側部には、それぞれ面ファスナ7,7が取り付けられている。そして、カバー材5′を、面ファスナ7,7が向かい合うようにキャタピラ状に丸めて、切り欠き5a′側の一端側の先端部を他端部に接合することにより、上記キャタピラ形状が形成される。そして、カバー5の開口部5aの開口面積が所望の状態となるようにカバー5を折り畳み、向かい合うファスナ7同士を結合させることにより、カバー5を前記図5等の所望の折り畳み状態で保持することができる。
カバー5は前述のように布製であるので、カバー5の折り位置は任意の位置とすることができる。図7、図8は折り位置を変更した例を示す。例えば、図7は、本発明の第1実施形態の男性用下着のカバーの拡大図(50%開口状態)である。なお、図7(a)は正面図、図7(b)は背面図である。また、図7(a)のO−O断面図、P−P断面図、Q−Q断面図、R−R断面図、S−S断面図を示している。この状態においては、開口部5aは、図4に示す状態の下半分となり、開口面積は、50%となっている。これにより、前見頃2の窓2aの上半分がカバー5により覆われることとなる。つまり、窓2aの開口面積(窓2aの開口のうち通気可能な部分の面積)が図4の場合の50%となる。図8は、本発明の第1実施形態の男性用下着のカバーの拡大正面図(0%開口状態)である。なお、図8(a)は正面図、図8(b)は背面図である。また、図8(a)のT−T断面図、U−U断面図、V−V断面図、R−R断面図、S−S断面図を示している。この状態においては、開口部5aが完全にカバー材5′で覆われることにより、開口面積は0%となっている。これにより、前見頃2の窓2aの全てがカバー5により覆われることとなる。つまり、窓2aの開口面積が0%となる。
図7、図8は一例であり、所望の折り位置でカバー5を折り畳むことにより、開口部5aの開口面積を図8の0%から図5の100%の間で連続的、かつ任意に設定することができる。なお、カバー5には、折り位置の目安として目盛を入れてもよい。これにより、所望の折り位置に速やかに調整することができる。また、例えば洗濯のために、一旦面ファスナ7,7同士の結合を解除した場合に、所望の折り位置を使用者が記憶するための目安となる。
ポケット4の開口端部において、布材4A,4Aには向かい合うように面ファスナ8,8が取り付けられている。ポケット4内にカバー5を収納した後、これらの面ファスナ8,8同士を結合させることにより、ポケット4の開口部を閉じることができる。これにより、ポケット4内に収納したカバー5が、使用中にポケット4から抜け出すのを防止することができる。
第1の実施の形態の男性用下着1によれば、カバー5の折り畳み状態を変えることで前身頃2の窓2aの開口面積を連続的に変化させることができる。したがって、多数のカバー部材を用意することなく、開口面積を、使用者が最適と考える任意の面積に設定することができる。これにより、使用者の満足度を高めることができる。
また、カバー5は、着用者の陰嚢にかかることになり、メリヤス織の木綿からなる前身頃2によって覆われることがない。このため、メリヤス織の木綿によって覆われた状態とは異なり、陰嚢に対して空気が適切に通ることとなる。したがって、陰嚢が過度に蒸れてしまうことを回避でき、菌の発生に起因する皮膚病を患うことを予防することも、治療を進めることもできる。
なお、カバー5の開口部5aの形状は、上記窓2aの形状と同様に、長方形のほか、三角形、円形または任意形状の、単数、複数、さらには、それらの形状の併用、混用など自在に選択できる。
また、ポケット4の布材4A,4Aについては、(1)両方の布材4A,4Aとも布製、(2)両方の布材4A,4Aともメッシュ製、(3)一方の布材4Aは布製、他方の布材4Aはメッシュ製としてよい。また、(4)前身頃2側の布材は前身頃2自体で代用し、他方の布材4Aは布製、(5)前身頃2側の布材は前身頃2自体で代用し、他方の布材4Aはメッシュ製としてもよい。ここでのメッシュとしては、ガーゼ等を利用することができる。
第1の実施の形態の第2の例として、ポケット4の窓4c,4cに遮蔽部材を使用せずに、図9(本発明の第1実施形態の第2の例についての男性用下着のカバーの展開図である)に示すように、カバー材5′の切り欠き5a′部分に遮蔽部材6を取り付ける場合を挙げることもできる。
(第2の実施の形態)
図10〜図12により、本発明の第2の実施の形態に係る男性用下着を説明する。図10は、本発明の第2実施形態の男性用下着を示す正面図である。図11は、本発明の第2実施形態の男性用下着においてカバーを外した状態を示す正面図である。図12は、本発明の第1実施形態の男性用下着のカバーの展開図である。なお、図12(a)は正面図、図12(b)は背面図である。また、図12(a)のW−W断面図、X−X断面図、Y−Y断面図、Z−Z断面図を示している。これらの図において、第1実施形態と同一または類似の要素には、同一の符号を付している。第1の実施の形態と同一の点についての説明は省略し、相違点を中心に説明する。
図10〜図12により、本発明の第2の実施の形態に係る男性用下着を説明する。図10は、本発明の第2実施形態の男性用下着を示す正面図である。図11は、本発明の第2実施形態の男性用下着においてカバーを外した状態を示す正面図である。図12は、本発明の第1実施形態の男性用下着のカバーの展開図である。なお、図12(a)は正面図、図12(b)は背面図である。また、図12(a)のW−W断面図、X−X断面図、Y−Y断面図、Z−Z断面図を示している。これらの図において、第1実施形態と同一または類似の要素には、同一の符号を付している。第1の実施の形態と同一の点についての説明は省略し、相違点を中心に説明する。
第2の実施の形態の男性用下着1には、第1の実施の形態のようなポケットが設けられておらず、カバー11が、前見頃2の窓2aの位置に対応させてその前面側に着脱可能に設けられている。窓2aは、通気性のよい遮蔽部材13により覆われている。遮蔽部材13は、例えばガーゼにより構成することができる。窓2aは、長方形に形成されている。なお、窓2aの形状は、長方形のほか、三角形、円形または任意形状の、単数、複数、さらには、それらの形状の併用、混用など自在に選択できる。
カバー11は、第1の実施の形態同様、布製、キャタピラ状の形状で、開口部5aを有し、任意の位置で折り畳み可能とされているが、第2の実施の形態においては、カバー5の両面に面ファスナ14,14,15,15が取り付けられている。
前身頃2側には、窓2aを囲むように面ファスナ12,12が取り付けられており、この面ファスナ12,12とカバー5の面ファスナ15,15とを結合させることにより、カバー11を、前身頃2に上記窓2aを覆うように取付けることができる。なお、カバー11を前身頃2に装着するための手段は、面ファスナ12,12に限定されるものではなく、カバー11を前身頃2に対して着脱可能とするものであればよい。
第2の実施の形態の男性用下着1によれば、カバー11の折り畳み状態を変えることで前身頃2の窓2aの開口面積を連続的に変化させることができる。したがって、多数のカバー部材を用意することなく、開口面積を、使用者が最適と考える任意の面積に設定することができる。これにより、使用者の満足度が高くなる。
また、第2の実施の形態においても、第1の実施の形態同様、陰嚢が過度に蒸れてしまうことを回避でき、菌の発生に起因する皮膚病を患うことを予防することも、治療を進めることもできる。
なお、第2の実施の形態のカバー11には、いんきんたむしなどの皮膚病の症状を緩和させる薬剤を塗布することもできる。したがって、本実施の形態のカバー11は、陰嚢の皮膚病を治療するのに適している。また、カバー11は、着脱可能であるので、上記薬剤を塗布しやすいという利点がある。
第2の実施の形態においては、遮蔽部材13は前身頃2側に設けたが、カバー11の開口部11a側に設けてもよい。あるいは、カバー11及び前身頃2側の両方に設けてもよい。
第1、第2の実施の形態においては、カバー5,11はキャタピラ状とされているがこれに限定されるものではない。例えば、前記図6の展開図に示すような切り欠きを有する形状の布材の上端側及び下端側を個別に折り畳むことにより、カバー5の開口部の面積を変更させて、前身頃2の窓2aの面積を変更可能とすることもできる。
(参考例)
図13は、本発明の参考例の男性用下着を示している。なお、本参考例の男性用下着においては、前身頃2の開口2a及びその周辺部分以外は第1の実施形態と類似であり、本図には、前身頃2の開口2a及びその周辺部分のみを記載している。第1の実施の形態と同一の点についての説明は省略し、相違点を中心に説明する。
図13は、本発明の参考例の男性用下着を示している。なお、本参考例の男性用下着においては、前身頃2の開口2a及びその周辺部分以外は第1の実施形態と類似であり、本図には、前身頃2の開口2a及びその周辺部分のみを記載している。第1の実施の形態と同一の点についての説明は省略し、相違点を中心に説明する。
参考例においては、前身頃2に、第1の実施の形態同様の窓2aが設けられている。窓2aは、第2の実施の形態同様、通気性のよい遮蔽部材13により覆われている。遮蔽部材13は、例えばガーゼにより構成することができる。
前見頃2の窓2aの位置に対応させて、カバー21が着脱可能に設けられている。具体的には、前身頃2の窓2aの左右にそれぞれ面ファスナ22,22が設けられていると共に、カバー21の前見頃2側の面の左右にそれぞれ面ファスナ23,23が設けられている。そして、前身頃2側の面ファスナ22,22とカバー21側の面ファスナ23,23とを結合させることにより、カバー21を前身頃2に対して取り付け、結合を解除させることにより取り外すことが可能となっている。
ここで、参考例においては、前身頃2側の面ファスナ21が窓2aの高さの約2倍程度の長さを有している。そして、カバー21の取り付け位置を、実線で示す状態と一点鎖線で示す状態との間で窓2aの高さ方向に連続的に変更することができる。これにより、窓2aの開口面積を、例えば、実線で示す位置において100%、一点鎖線で示す位置において0%、二点鎖線で示す位置において50%とすることができる。また、これらの間の任意の位置に取り付けることにより、所望の開口面積を実現することができる。
参考例によれば、カバー21の前身頃2に対する取付位置を変えることで前身頃2の窓2aの開口面積を連続的に変化させることができる。したがって、多数のカバー部材を用意することなく、開口面積を、使用者が最適と考える任意の面積に設定することができる。これにより、使用者の満足度が高くなる。なお、参考例においては、カバー21の取付位置を窓2aの高さ方向に変えるようにしたが、幅方向や斜め方向に変えるようにしてもよい。
特に、参考例の男性用下着によれば、簡易な構造で窓2aの開口面積を変更することができる。
(その他)
図14(a)〜図14(c)は、第1の実施の形態のカバー5の遮蔽部材6のデザインバリエーションを示している。
図14(a)〜図14(c)は、第1の実施の形態のカバー5の遮蔽部材6のデザインバリエーションを示している。
図14(a)に示す遮蔽部材6は、格子状のガーゼにより構成されている。
図14(b)に示す遮蔽部材6は、同じ形状の複数の円孔(通気孔。いわゆるパンチングメッシュ)を有する布材により構成されている。
図14(c)に示す遮蔽部材6は、同じ形状の複数のデザイン孔を有する布材により構成されている。図14(c)は、一例としてハート形状のデザイン孔を示しているが、任意の形状の孔とすることができる。
このようにカバー5の遮蔽部材6に同型異型の様々なデザイン状のバリエーションを多数持たせることにより、利用者の要求に広く応えることができる。なお、このバリエーションは、第2の実施の形態の遮蔽部材13、及び参考例の遮蔽部材13にも適用することができる。
今回、開示した実施の形態は例示であってこれに制限されるものではない。本発明は、上記で説明した範囲ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲での全ての変更が含まれることが意図される。
1 男性用下着、1a 胴体用開口、1b 脚部用開口、2 前身頃、2a 前身頃に設けられた窓、3、後身頃、4 ポケット、4c ポケットの窓、5 カバー、5a 開口部、6 遮蔽部材、ガーゼ、11 カバー、12 面ファスナ、13 遮蔽部材、21 カバー
Claims (4)
- 胴体用開口と、
該胴体用開口の反対側に位置する、一対の脚部用開口と、
前記胴体用開口と一対の脚部用開口とにつながり、陰嚢にかかる部分に形成された窓を有する前身頃と、
前記前身頃の窓の一部又は全部を覆い、該前身頃に対して着脱可能に設けられたカバーとを備え、
前記カバーは前記前身頃の窓に対応する位置に開口部を有し、折り畳み状態を変えることで開口部の面積を変化させることにより、前記前身頃の窓の開口面積を連続的に変化させることが可能とされていることを特徴とする男性用下着。 - 前記前身頃の窓の位置に、前記カバーを収納可能で、カバーが収納された状態で前記カバーの開口部を塞がないように形成された窓を有するポケットが備えられていることを特徴とする請求項1に記載の男性用下着。
- 前記カバーは、面ファスナにより前身頃に対して着脱可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の男性用下着。
- 前記前身頃の窓とカバーの開口部との少なくとも一方にガーゼが備えられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の男性用下着。
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