JP4597004B2 - 使い捨てパンツ型吸収性物品 - Google Patents

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この発明は、パンツやおむつ等として利用可能な使い捨てパンツ型吸収性物品に関する。
従来のパンツ型使い捨ておむつとして特許文献1に開示のものがある。この文献に開示のパンツ型使い捨ておむつでは、吸収体を横切るように弾性体を配設することを避け、吸収体の両側部にある耳部に弾性体を設けている。これにより、弾性体の収縮力によって吸収体が変形するのを防止するようにしている。
実開平6−421号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示のパンツ型使い捨ておむつでは、吸収体の長手方向における端縁部の外側に、別途ウエスト用の弾性体を設けている。そして、このウエスト用の弾性体が伸縮すれば、吸収体の長手方向端縁部が変形してしまう恐れがある。特に、モレを低減するために吸収体の面積を大きくしようとして、吸収体の長手方向端縁部がウエスト弾性部材に近い位置に配設されてしまうと、上記変形は顕著に発生する可能性が高い。
そこで、本発明は、ウエスト弾性部材の伸縮による吸収体への影響をなるべく及び難くした使い捨てパンツ型吸収性物品を提供することを目的とする。
この発明に係るパンツ型吸収性物品は、着用者の胴回りに装着可能な使い捨てパンツ型吸収性物品であって、胴開口部と一対の脚開口部とを有し、前記胴開口部の開口周縁部に沿って伸縮自在なウエスト弾性部材が設けられた外層部材と、前記外層部材の内面であって着用者の股にあてがわれる位置に設けられた吸収性組合わせ部材と、を備え、前記吸収性組合わせ部材は、前記ウエスト弾性部材に隣接する少なくとも一つの領域で、前記ウエスト弾性部材の延在方向において前記吸収性組合わせ部材の幅寸法よりも小さい接合領域を介して前記外層部材に接合されており、前記吸収性組合わせ部材と前記外層部材との非接合領域のうちの一部の領域に、前記吸収性組合わせ部材の外面と前記外層部材の内面とを固着する固着手段が設けられ、前記固着手段は、前記吸収性組合わせ部材の両側縁部の延在方向に沿って細長い略長方形状の領域に設けられ、前記吸収性組合わせ部材と前記外層部材とを、それらの固着位置を調整自在に着脱自在に固着するものである。
この場合に、前記固着手段は、前記接合領域の外側方であって前記吸収性組合わせ部材の隅部の位置に設けられていてもよい。
また、前記固着手段は、面ファスナーのフック部材を含むものであってもよい。
さらに、前記フック部材は、前記吸収性組合わせ部材の外面側に設けられていてもよい。
また、前記外層部材の少なくとも内面は、不織布面であってもよい。
さらに、前記外層部材は不織布により形成されていてもよい。
この発明のパンツ型吸収性物品によると、前記吸収性組合わせ部材は、前記ウエスト弾性部材に隣接する少なくとも一つの領域で、前記ウエスト弾性部材の延在方向において前記吸収性組合わせ部材の幅寸法よりも小さい接合領域を介して前記外層部材に接合されているため、ウエスト弾性部材の伸縮によって吸収性組合わせ部材が変形し難くなり、従って、ウエスト弾性部材の伸縮による吸収性組合わせ部材への影響を可及的に及び難くすることができる。また、前記吸収性組合わせ部材と前記外層部材との非接合領域のうちの一部の領域に、前記吸収性組合わせ部材の外面と前記外層部材の内面とを固着する固着手段が設けられているため、吸収性組合わせ部材の非接合領域がひらひらしたり、折れ曲ったりすることなく、違和感の無い着用感を得ることができる。
また、前記固着手段は、前記吸収性組合わせ部材と前記外層部材とを、それらの固着位置を調整自在に着脱自在に固着するため、例えば、ウエスト弾性部材の伸縮によって、前記吸収性組合わせ部材と前記外層部材との非接合領域においてそれらの相対的な位置ずれが生じた場合に、適切な位置で固着し直すことによって、該ずれを解消することができる。
また、固着手段が、前記接合領域の外側方であって前記吸収性組合わせ部材の隅部の位置に設けられていると、吸収性組合わせ部材のひらひらや折れ曲りを有効に防止できる。
また、前記固着手段が、面ファスナーのフック部材を含むと、例えば、ウエスト弾性部材の伸縮によって、前記吸収性組合わせ部材と前記外層部材との非接合領域においてそれらの相対的な位置ずれが生じた場合に、適切な位置で固着し直すことによって、該ずれを解消することができる。
また、この前記フック部材が前記吸収性組合わせ部材の外面側に設けられていると、該フック部材が着用者の肌にあたらないようにすることができ、着用感の向上を図ることができる。
また、前記外層部材の少なくとも内面は、不織布面であると、柔らかい着用感を得ることができると共に、フック部材を係合させて上記吸収性組合わせ部材を固着することができる。
また、前記外層部材が不織布により形成されていると、柔軟でかつ良好な通気性を得ることができ、かつ、良好な着用感を得ることができる。
以下、この発明の実施形態に係る使い捨てパンツ型吸収性物品について説明する。図1は使い捨てパンツ型吸収性物品を示す斜視図であり、図2は同使い捨てパンツ型吸収性物品をその左右のサイド部にて切離して展開した状態を示す図であり、図3は図2における使い捨てパンツ型吸収性物品のX−X線に沿った断面の構成を模式的に示す図であり、図4は同使い捨てパンツ型吸収性物品の要部拡大斜視図である。
この使い捨てパンツ型吸収性物品1は、例えば、パンツ型の使い捨ておむつであり、本使い捨てパンツ型吸収性物品1の外面側に設けられる外層部材2と、外層部材2の肌面側(内面側)に接合される吸収性組合わせ部材3とを備えている。なお、本発明は、上記パンツ型の使い捨ておむつ以外にも、例えば、前腹部に止着片を設けて再締結可能とした開閉式の使い捨てパンツにも適用できる。
外層部材2は、胴開口部7と一対の脚開口部8とを有しており、着用者の胴部及び股部に着用されるパンツ形態に形成されている。着用状態では、着用者の胴部が胴開口部7内に配設され、着用者の一対の脚の付け根部分が一対の脚開口部8内に配設される。
より具体的には、外層部材2は、着用者の前腹部、股部、後背部にそれぞれあてがわれる前腹部4、股部5及び後背部6を有しており、これらの部分が一連につながった形態を有している。なお、本実施形態では、外層部材2の各部分が一体形成された例を示しているが、例えば、前腹部4、股部5及び後背部6がそれぞれ分割して形成され、或は、股部5で分割して形成され、それら分割された部分同士が接合された形態であってもよい。
また、この外層部材2は、展開形態において、略矩形状のシート状の部材の左右両側の中間部(股部5に対応する部分)が内方に切込まれた略砂時計形状を有している。そして、この展開形態における前腹部4の左右両側縁部と後背部6の左右両側縁部とが超音波溶着又は加熱溶着等によりサイドシール12を介して接合された構成とされている。これにより、外層部材2の両端縁部(図2における上下方向の縁部)により胴開口部7が形成され、両側縁部の略弧状に切込まれた縁部によって左右の脚開口部8が形成される。
また、前腹部4及び後背部6のうち胴開口部7を構成する縁部には、ウエスト弾性部材9が左右方向に伸長された状態で取付けられている。これにより、前腹部4及び後背部6の両側縁部が上記のように接合された形態で、外層部材2の胴開口部7の開口周縁部に、その開口周縁部に沿って伸縮自在にウエスト弾性部材9が設けられることになる。
さらに、前腹部4及び後背部6のそれぞれの左右領域、より具体的には、前腹部4及び後背部6のうち後述する吸収性物品1の配設領域を避けた領域における上縁部と下縁部との間には、ボディフィット弾性部材11が左右方向に伸長された状態で取付けられている。
そして、本使い捨てパンツ型吸収性物品1の着用状態において、外層部材2の前腹部4及び後背部6部分が、ウエスト弾性部材9及びボディフィット弾性部材11の弾性力によって、着用者の胴部を適度な力で締付けるようになっている。
また、股部5の脚開口部8を構成する両側縁部には、レッグ弾性部材10が該両側縁部の延在方向に沿って伸長された状態で取付けられている。また、レッグ弾性部材10は、着用者の略前側に位置する前部領域と、着用者の略後側に位置する後部領域とに分割して設けられており、それらの間に所定間隔の領域Cが設けられている。この領域Cが、着用者の股下に配設されるように設定されている。なお、レッグ弾性部材10は、股部5の両側縁部における上記前部領域及び後部領域のうちのいずれか一方のみに設けられていてもよい。
このような外層部材2は、肌面側の内側シート23と、外側の外側シート24との間に、弾性部材9〜11を挟込んで構成されている。内側シート23は不織布により構成されており、好ましくは、外側シート24も不織布により構成されている。内側シート23と及び外側の外側シート24の双方が不織布により形成され、即ち、外層部材2の全体が不織布により形成されていると、柔軟でかつ良好な通気性を得ることができ、かつ、良好な着用感を得ることができる。
吸収性組合わせ部材3は、上記外層部材2の内面であって着用者の股にあてがわれる位置に設けられる部材である。吸収性組合わせ部材3は、吸収体19を、トップシート14とバックシート17との間に挟込むと共に、その両側部に一対のサイドシート15を取付けた構成とされている。
吸収体19は、例えば、粉砕したパルプ繊維やセルロース繊維等の親水性繊維集合層に粒状の高分子吸収体を混合した塊をティッシュペーパー等の紙シート又は透液性不織布シート等の被覆シートで包んだもので構成されている。トップシート14は、透液性の不織布等により構成されており、バックシート17及びサイドシート15は、撥水性不織布等により構成されている。
また、吸収体19は、略砂時計形状の平面形状を有する平坦な部材に形成されている。バックシート17は吸収体19よりも一回り大きな広がりを有しており、トップシート14は吸収体19と略同じか一回り小さな広がりを有している。サイドシート15は、バックシート17の右半部又は左半部よりも幅狭な広がりを有している。
バックシート17とトップシート14との間に吸収体を挟込んだ状態で、トップシート14の外面両側部を覆うようにして、一対のサイドシート15が設けられている。そして、バックシート17のうち吸収体19よりもはみ出した側縁部と上記サイドシート15の外側縁部とが、ホットメルト接着剤等の接着剤により、接合部21bを介して接合されている。さらに、上記トップシート14の両側縁部とサイドシート15の外側縁部であって上記接合部21bよりも内側よりの部分とが、ホットメルト接着剤等の接着剤により、接合部21aを介して接合されている。これにより、吸収体19は、バックシート17、トップシート14とサイドシート15との間に、封止状に収容されている(図3参照)。
また、上記サイドシート15の前後方向の両端部とトップシート14の両端部とは、ホットメルト接着剤等の接着剤により、立体エンド固定部20を介して接合されている。サイドシート15の左右方向内方側縁部には、立体用弾性部材18が、該サイドシート15の前後方向に沿って伸長された状態で取付けられている。そして、サイドシート15のうち前後方向中間部分が立体用弾性部材18の収縮力によって着用者の肌に押付けられる方向に起立する構成となっている。
上記吸収性組合わせ部材3は、次の構成により外層部材2の肌面(内面)に取付けられている。
すなわち、上記バックシート17の外面と外層部材2の肌面とが、ホットメルト接着剤等の接着剤により、接合部22(図2の2点鎖線及び図3参照)を介して接合されている。接合部22による接合領域は、上記ウエスト弾性部材9に隣接する領域で、ウエスト弾性部材9の延在方向において吸収性組合わせ部材3の左右方向幅寸法よりも小さくなるように設定されている。本実施形態では、外層部材2の前半部において、接合領域は、バックシート17の最も狭くなる部分に合わせた左右幅寸法を有し、かつ、バックシート17の前後方向ほぼ全体に延在する略方形状の領域に設定されている。そして、バックシート17の前後方向両端部における幅広となった部分が、外層部材2に接合されない非接合領域Dとされている。
なお、外層部材2の後半部分では、バックシート17の全体領域が外層部材2に接合されている。すなわち、一般的な人の身体の動作からすると、使い捨てパンツ型吸収性物品1の前半部でウエスト弾性部材9の伸縮度合が大きく、後半部ではその伸縮度合は小さいと考えられるため、本実施形態では、前腹部4側にのみ非接合領域Dを設けた例で説明する。もっとも、後背部6側にも同様の非接合領域を設け、かつ、後述する係合部13と同様の係合部を設けてもよい。
ここで、ウエスト弾性部材9に隣接する領域とは、外層部材2のうち上記ウエスト弾性部材9の収縮力による収縮変形を受け易い領域をいい、ここでは、バックシート17が前腹部4及び後背部6に接合される領域を想定している。なお、ウエスト弾性部材9に隣接する少なくとも一つの領域に適用されればよく、例えば、前腹部4及び後背部6のうちの一方のみで、接合領域が吸収性組合わせ部材3の左右方向幅寸法よりも小さく設定されていてもよい。
さらに、吸収性組合わせ部材3と外層部材2との非接合領域Dのうちの一部の領域に、吸収性組合わせ部材3の外面と外層部材2の肌面とを固着する固着手段として、係合部13が設けられている。
係合部13は、面ファスナーのフック部材により構成されている。一方、外層部材2の肌面は不織布により形成されている。そして、係合部13を外層部材2の不織布面(面ファスナーの被フック部材、即ち、ループ部材として機能する)に係合させることによって、吸収性組合わせ部材3と外層部材2とを、非接合領域Dにおいて、固着位置を調整しつつ任意の位置に固着することができるようになっている。なお、外層部材2の肌面の全体が不織布により形成されている必要はなく、少なくとも非接合領域Dが不織布面に形成されていればよい。
なお、吸収性組合わせ部材3の外面と外層部材2の肌面とを着脱自在に固着する手段としては、面ファスナーのフック部材の他に、着脱自在な粘着部材により構成した手段等を含む。この場合には、外層部材2の肌面のうち非接合領域Dを、該粘着部材を繰返し着脱自在な表面、例えば、円滑な表面に仕上げることが好ましい。
この係合部13は、吸収性組合わせ部材3の外面側、より具体的には、バックシート17の外面側に設けられている。これにより、係合部13が着用者の肌に直接あたることを防止できる。しかも、後述するように、外層部材2の内面を不織布面に形成すればよいので、柔らかい着用感を得ることができる。もっとも、係合部13が外層部材2側に設けられ、バックシート17が不織布等で形成された構成であってもよい。
また、この係合部13は、接合部22による接合領域の外側方であって吸収性組合わせ部材3の隅部の位置に設けられている。より具体的には、吸収性組合わせ部材3の前側縁部26とその両側縁部16とが交わる頂点に近い隅部領域27に、両側縁部の延在方向に沿って細長い略長方形状の係合部13を設けている。これにより、吸収性組合わせ部材3の隅部が係合部13を介して外層部材2の内面に固着される構成となっている。
なお、隅部領域27は、ウエスト弾性部材9及びボディフィット弾性部材11の両方に近い領域なので、それらの伸縮による影響を受けやすい箇所である。このような箇所に、係合部13を設けることで、吸収性組合わせ部材3の変形を有効に抑制すると共に、仮に変形が生じたような場合でも有効な修正を可能にしている。
このように構成された使い捨てパンツ型吸収性物品1を着用者が着用した状態では、ウエスト弾性部材9及びボディフィット弾性部材11が着用者の胴回りを締付ける。この際、ウエスト弾性部材9の収縮力により、前腹部4のうち吸収性組合わせ部材3の配設領域部分も収縮するように変形する。ところが、吸収性組合わせ部材3は、ウエスト弾性部材9に隣接する領域で、吸収性組合わせ部材3の幅寸法よりも小さい接合領域で外層部材2に接合されているため、吸収性組合わせ部材3と外層部材2との間に非接合領域が存在する。このため、前腹部4自体が変形しても、吸収性組合わせ部材3は変形し難くなり、従って、ウエスト弾性部材9の伸縮による吸収性組合わせ部材3への影響を可及的に排除することができる。勿論、ボディフィット弾性部材11の収縮変形による伸縮領域25の変形による影響をも可及的に排除することができる。
また、吸収性組合わせ部材3と外層部材2との非接合領域Dのうちの一部の領域に、それらを固着する固着手段として係合部13が設けられているため、脱着に伴う上げ下ろしの際等に、吸収性組合わせ部材3の非接合領域Dがひらひらしたり、折れ曲ったりすることを防止できる。これにより、違和感の無い着用感を得ることができる。
このような観点からすると、吸収性組合わせ部材3と外層部材2とは必ずしも着脱自体に固着されている必要はなく、例えば、吸収性組合わせ部材3と外層部材2とは、非接合領域Dの一部領域において部分的にホットメルト接着剤等等の接着剤を介して接合されていてもよい。
もっとも、吸収性組合わせ部材3と外層部材2とを着脱自在に固着することによって、次のメリットを得ることができる。例えば、外層部材2が大きく変形し、吸収性組合わせ部材3と外層部材2との非接合領域Dにおいてそれらの相対的な位置ずれが大きく生じた場合に、その変形を非接合領域Dでは吸収できず、吸収性組合わせ部材3自体が変形してしまう可能性もあり得る。このような場合に、一旦係合部13による係合を解除して、外層部材2の変形に合わせるようにして吸収性組合わせ部材3の非接合領域を配設して、係合部13を外層部材2の内面の適切な位置で固着し直す。これにより、上記ずれを解消して、吸収性組合わせ部材3の変形を有効に防止できる。
また、係合部13が、接合領域の外側方であって吸収性組合わせ部材3の隅部の位置に設けられているため、吸収性組合わせ部材3の隅部がひらひらしたり折れ曲ったりすることを有効に防止できる。
実施形態に係る使い捨てパンツ型吸収性物品を示す斜視図である。 使い捨てパンツ型吸収性物品をその左右のサイド部にて切離して展開した状態を示す図である。 図2における使い捨てパンツ型吸収性物品のX−X線に沿った断面の構成を模式的に示す図である。 使い捨てパンツ型吸収性物品の要部拡大斜視図である。
符号の説明
1 使い捨てパンツ型吸収性物品
2 外層部材
3 吸収性組合わせ部材
7 胴開口部
8 脚開口部
9 ウエスト弾性部材
13 係合部
27 隅部領域
D 非接合領域

Claims (6)

  1. 着用者の胴回りに装着可能な使い捨てパンツ型吸収性物品であって、
    胴開口部と一対の脚開口部とを有し、前記胴開口部の開口周縁部に沿って伸縮自在なウエスト弾性部材が設けられた外層部材と、
    前記外層部材の内面であって着用者の股にあてがわれる位置に設けられた吸収性組合わせ部材と、
    を備え、
    前記吸収性組合わせ部材は、前記ウエスト弾性部材に隣接する少なくとも一つの領域で、前記ウエスト弾性部材の延在方向において前記吸収性組合わせ部材の幅寸法よりも小さい接合領域を介して前記外層部材に接合されており、
    前記吸収性組合わせ部材と前記外層部材との非接合領域のうちの一部の領域に、前記吸収性組合わせ部材の外面と前記外層部材の内面とを固着する固着手段が設けられ
    前記固着手段は、前記吸収性組合わせ部材の両側縁部の延在方向に沿って細長い略長方形状の領域に設けられ、前記吸収性組合わせ部材と前記外層部材とを、それらの固着位置を調整自在に着脱自在に固着する、使い捨てパンツ型吸収性物品。
  2. 請求項1記載の使い捨てパンツ型吸収性物品であって、
    前記固着手段は、前記接合領域の外側方であって前記吸収性組合わせ部材の隅部の位置に設けられている、使い捨てパンツ型吸収性物品。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の使い捨てパンツ型吸収性物品であって、
    前記固着手段は、面ファスナーのフック部材を含む、使い捨てパンツ型吸収性物品。
  4. 請求項3記載の使い捨てパンツ型吸収性物品であって、
    前記フック部材は、前記吸収性組合わせ部材の外面側に設けられた、使い捨てパンツ型吸収性物品。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の使い捨てパンツ型吸収性物品であって、
    前記外層部材の少なくとも内面は、不織布面である、使い捨てパンツ型吸収性物品。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の使い捨てパンツ型吸収性物品であって、
    前記外層部材は不織布により形成されている、使い捨てパンツ型吸収性物品。
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