JP4510168B2

JP4510168B2 - 紙製表示用パネル

Info

Publication number: JP4510168B2
Application number: JP00040899A
Authority: JP
Inventors: 覚中村; 雄文石田; 弘桑野
Original assignee: Rengo Co Ltd
Current assignee: Rengo Co Ltd
Priority date: 1999-01-05
Filing date: 1999-01-05
Publication date: 2010-07-21
Anticipated expiration: 2019-01-05
Also published as: JP2000200040A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、１枚の板紙に、表示板と、前記表示板を立てる脚立てとを備えた紙製表示用パネルに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の上記紙製表示用パネルは、表示板に脚立てを貼着して折り畳めるようにしたものが多く、かなりの製作の手間を要し高価につく欠点があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、切り込んだ一枚の板紙を商品として販売でき、販売者は勿論、ユーザーは貼り加工することなく、直ちに組み立てられる紙製表示用パネルを提供するものである。
また、本発明は、運搬、保管が便利で製作が極めて安価につく紙製表示板用パネルを提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明紙製表示用パネルは、上記課題を達成するために、図示するように、１枚の板紙に、表示板１０と、前記表示板１０の下端の折線１１０を介して連設される挿入片３０と、前記挿入片３０の下端の折線２０３を介して連設される水平板２４と、前記水平板２４の下端の折線２０２を介して連設される脚立て２０とを備えて、前記表示板１０は下端に後記脚立て２０の差込部２１に挿入できる１対の切欠き１１が設けられ、前記挿入片３０は上端に前記表示板１０の前記各切欠き１１に連通して後記脚立て２０の差込部２１に挿入できる１対の切欠き３１が設けられ、脚立て２０は、前記水平板２４の下端の折線２０２に連設した連結部２３を介して対向する１対の折線２０１によって直立できるように折り曲げ可能にした１対の足部２２が設けられると共に、前記各足部２２の上端２１２に、各差込部２１が設けられてなり、前記各足部２２を直立できるように各折線２０１を折り曲げたのち、前記上端２１２の前記各差込部２１に、前記表示板１０の前記各切欠き１１と、前記挿入片３０を前記折線１１０を介して折り曲げて前記表示板１０に当接させると共に、前記水平板２４を前記折線２０３と前記折線２０２とを介して水平にしたときの前記挿入片３０の前記各切欠き３１とを差し入れて前記表示板１０を前記脚立て２０に固定し前記表示板１０を立てることができるようにしたものである。
本発明において、表示板１０と挿入片３０との間の折線が、両端に僅少の連続部分を残した切線からなる折線１１０の場合と、表示板１０と挿入片３０との間の折線が全部が連続部分の折線１１０Ｂの場合がある。
【０００５】
【発明の実施の形態１】
本発明の実施の形態１が図１乃至図４に示されている。
本実施例の紙製表示用パネルは、図３に示すように、１枚の板紙に形成した、表示板１０と脚立て２０と挿入片３０と水平板２４とを備えている。
表示板１０は、下端に後記脚立て２０の１対の足部２２の各差込部２１に挿入できる１対の切欠き１１が設けられると共に、両端に僅少の連続部分を残した切線からなる折線１１０を介して挿入片３０に連設している。
挿入片３０は、下端に後記脚立て２０の１対の足部２２の各差込部２１に挿入できると共に、表示板１０の各切欠き１１に連通する１対の切欠き３１が設けられている。また、挿入片３０は、下端の折線２０３を介して水平板２４に連設している。
水平板２４は、下端の折線２０２を介して脚立て２０の連結部２３に連設している。
脚立て２０は、連結部２３を介して対向する１対の折線２０１によって直立できるように折り曲げ可能にした１対の足部２２が設けられると共に、各足部２２の上端２１２には、アール２１１付きの差込部２１が設けられている。
従つて、脚立て２０の各足部２２の各折線２０１を直角に折り曲げて直立させたのち、上端２１２の各差込部２１に、表示板１０の各切欠き１１と、挿入片３０を折線１１０を介して折り曲げて表示板１１に当接させると共に、水平板２４を折線２０３と折線２０２とを介して水平にしたときの各切欠き３１とを差し入れて、表示板１０に脚立て２０を固定し、表示板１０を立てることになる。
【０００６】
【発明の実施の形態２】
本発明の実施の形態２が図５及び図６に示されている。
本実施例では、発明の実施の形態１の表示板１０の下端に、両端に僅少の連続部分を残した切線からなる折線１１０を設ける代わりに、全部が連続部分からなる折線１１０Ｂを設けて表示板１０に挿入片３０が連設している以外は、発明の実施の形態１と同様な構成及び作用であるので、詳細説明は省略する。
【０００７】
【発明の効果】
本発明の紙製表示用パネルは、一枚の板紙を切り込んで製作できるので、貼り加工なしで、迅速容易に組み立ててできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態を示す正面からみた斜視図である。
【図２】本発明の実施の形態を示す裏面からみた斜視図である。
【図３】図１の展開図である。
【図４】図１の部分説明図である。
【図５】本発明の別の実施の形態を示す展開図である。
【図６】図５の部分説明図である。
【符号の説明】
１０表示板
１１挿入用切欠き
１１０僅少の連続部分を残した切線からなる折線
１１０Ｂ折線
２０脚立て
２０２、２０３折線
２１差込部
２１２差込部上端
２２足部
２３連結部
２４水平板
３０挿入片
３１挿入用切欠き

Claims

１枚の板紙に、表示板（１０）と、前記表示板（１０）の下端の折線（１１０）を介して連設される挿入片（３０）と、前記挿入片（３０）の下端の折線（２０３）を介して連設される水平板（２４）と、前記水平板（２４）の下端の折線（２０２）を介して連設される脚立て（２０）とを備えて、前記表示板（１０）は下端に後記脚立て（２０）の差込部（２１）に挿入できる１対の切欠き（１１）が設けられ、前記挿入片（３０）は上端に前記表示板（１０）の前記各切欠き（１１）に連通して後記脚立て（２０）の差込部（２１）に挿入できる１対の切欠き（３１）が設けられ、脚立て（２０）は、前記水平板（２４）の下端の折線（２０２）に連設した連結部（２３）を介して対向する１対の折線（２０１）によって直立できるように折り曲げ可能にした１対の足部（２２）が設けられると共に、前記各足部（２２）の上端（２１２）に、各差込部（２１）が設けられてなり、前記各足部（２２）を直立できるように各折線（２０１）を折り曲げたのち、前記上端（２１２）の前記各差込部（２１）に、前記表示板（１０）の前記各切欠き（１１）と、前記挿入片（３０）を前記折線（１１０）を介して折り曲げて前記表示板（１０）に当接させると共に、前記水平板（２４）を前記折線（２０３）と前記折線（２０２）とを介して水平にしたときの前記挿入片（３０）の前記各切欠き（３１）とを差し入れて前記表示板（１０）を前記脚立て（２０）に固定し前記表示板（１０）を立てることができるようにしたことを特徴とした紙製表示用パネル。