JP4509510B2 - 容器のキャップ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、白髪染め液やヘアマニキア等が収容される容器のキャップ装置に関するものである。
例えば白髪染め液やヘアマニキア等が収容される容器のキャップ装置には、図17及び図18に示すように、容器本体71の口部72に着脱自在に装着されるキャップ体73を備え、このキャップ体73に、流出孔74を有する櫛体75が互いに間隔をおいて複数個突設され、容器本体71内の内容液を流出孔74を通して櫛体75から外部に流出するようにしたものがある。
この種の従来のキャップ装置では、同図に示すように、前記流出孔74が、櫛体75の突出方向に形成されて、流出孔74の基端側は口部72内に連通され、流出孔74の先端側は、櫛体75の先端に達するやや手前の先端側の中途部まで形成され、複数の櫛体75の先端側の中途部に、前記流出孔74に直交する方向(櫛体75の厚み方向)に吐出孔78が貫通形成され、各流出孔74の先端側がそれぞれ吐出孔78に連通されている。これにより、白髪染め液等を櫛体75の先端からではなく櫛体75の先端側の中途部から流出するようにし、白髪染め液等を頭髪に塗布する際に、白髪染め液等を櫛体75から直接頭皮に流出させることなく頭皮のやや手前で流出させて、頭髪に良好に塗布できるようにしている(例えば特許文献1及び特許文献2)。
特開2001−70034号公報 特開平10−137029号公報
しかし、従来の場合、複数の櫛体75に、その長手方向に設けられる流出孔74の他に、流出孔74に直交する方向の吐出孔78を設ける必要があるため、キャップ装置を形成するための金型が非常に複雑になり、例えば、流出孔74と吐出孔78とを形成するために、金型内に櫛体75の流出孔74を形成するための縦ピンの他に、吐出孔78を形成するための横ピンを複数の櫛体75を串刺しするように設ける必要があり、また、キャップ装置の成型品を抜く際に、横スライドした後縦スライドさせて金型から成型品を抜く必要があり、キャップ装置の製造が非常に面倒になった。
また、白髪染め液等を塗布する際に、白髪染め液等は櫛体75の流出孔74から直角に曲がって吐出孔78を通るため、白髪染め液の流出抵抗が大きくなり、容器本体を比較的強い力で押圧する必要があり、白髪染め液の塗布作業も面倒であった。
本発明は上記問題点に鑑み、容易に製造することができると共に、塗布作業も楽になし得る容器のキャップ装置を提供することを目的とする。
この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、流出孔21を有する櫛体6が突設され、容器本体1内の内容液を流出孔21を通して櫛体6から外部に流出するようにした容器のキャップ装置において、
前記流出孔21が、櫛体6の突出方向に貫通状に形成されて、流出孔21が櫛体6の先端から外部に連通され、櫛体6の先端から外方突出するように櫛体6の流出孔21に挿通される内櫛8が設けられ、櫛体6と内櫛8との間に、内容液の流出路36が形成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記櫛体6を有する第1キャップ体7と、前記内櫛8を有する第2キャップ体9とが具備され、第2キャップ体9は、容器本体1の口部2に装着され、第1キャップ体7は、第2キャップ体9に外嵌されて、内櫛8が、櫛体6の先端から外方突出するように櫛体6の流出孔21に挿通されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、第1キャップ体7は、第2キャップ体9に対して櫛体6の突出方向に移動調整自在に装着され、この移動調整によって、流出路36の先端の流出口36aの大きさを変更可能にするように、第2キャップ体9の内櫛8の先端側が先細り状若しくは先太り状に形成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、第2キャップ体9に、回動自在に外嵌保持される回動操作体43が設けられ、前記第1キャップ体7は、第2キャップ体9に対して櫛体6の突出方向に移動自在に外嵌され、回動操作体43の回動操作によって、櫛体6の突出方向に移動調整自在になるように、第1キャップ体7は回動操作体43に対して螺合されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記櫛体6を有するキャップ体49が具備され、該キャップ体49は容器本体1の口部2に装着され、前記内櫛8が、対応する櫛体6にそれぞれ一体に形成されている点にある。
本発明によれば、櫛体にその突出方向に流出孔のみを形成すればよく、流出孔に直交する方向に孔を形成する必要がなくなり、それだけ成形金型等が簡単になり、キャップ装置を容易に製造することができる。また、塗布する際に、比較的小さい力で内容液を流出させることができ、白髪染め液や頭髪脱色剤等の塗布作業が非常に楽になる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3において、1は白髪染め液やヘアマニキア等の液体を収容する容器本体で、合成樹脂等で筒状に形成され、口部2を有している。口部2の外周面に雄ねじ3が形成されている。
5は容器本体1の口部2に装着したキャップ装置で、複数の櫛体6を有する第1キャップ体7と、複数の内櫛8を有する第2キャップ体9とを別体に具備している。
第1キャップ体7は、合成樹脂により一体成形され、円筒状の周壁10と環状の嵌合壁11と円板状の天壁12と天壁12から上方突出した凸壁13とを備え、嵌合壁11は周壁10の上方に延設され、天壁12は嵌合壁11の上端側を閉塞するように設けられている。凸壁13は、天壁12の直径方向に配置されて、幅方向一対の側壁部15と長手方向一対の外壁部16と上壁部17とを有し、上壁部17の長手方向両端に一対のガイド櫛19が上方突設され、上壁部17の一対のガイド櫛19間に、櫛体6が互いに等間隔をおいて複数個(図例では6個)突設されている。一対のガイド櫛19は櫛体6よりも大きく上方突出されている。
各櫛体6は扁平な楕円筒状に形成され、櫛体6に流出孔21が該櫛体6の突出方向(上下方向)に貫通状に形成され、流出孔21の基端側は凸壁13内乃至口部2内に連通され、流出孔21の先端側は櫛体6の先端から外部に連通されている。周壁10の下端部内面に環状係合部23が内方突設されている。
第2キャップ体9は、合成樹脂により一体成型され、内周壁27と外周壁28と天壁29と嵌合壁30とを備える。内周壁27と外周壁28とは、内外2重の円筒状に形成され、嵌合壁30は外周壁28の上端から環状に上方突出され、天壁29は、内周壁27及び外周壁29の上端側と嵌合壁30の下端側とを閉塞するように設けられている。
天壁29に、内櫛8が互いに等間隔をおいて複数個(図例では6個)上方突設され、複数の内櫛8は、第1キャップ体7の櫛体6に対応して天壁29の径方向に並ぶように配置され、各内櫛8は板状であって流出孔21の大きさよりもやや小さく(薄く)形成されており、櫛体6の流出孔21に挿通可能に構成されている。
天壁29の中央部に開口部32が設けられ、この開口部32に対応する部分に内櫛8の基部同士を連結する連結体31が設けられ、両外端に位置する内櫛8以外の開口部32に対応する内側の内櫛8は連結体31によって互いに連結されて、天壁29に連結支持されている。
内周壁27の内面に口部2の雄ねじ3に螺合する雌ねじ33が形成されている。外周壁28の外周面の下部に、環状係止部34が外方突設されている。第2キャップ体9の内周壁27は口部2に雄ねじ3及び雌ねじ33を介して着脱自在に螺合され、これにより、第2キャップ体9は、周壁10を介して容器本体1の口部2に着脱自在に装着されている。
前記第1キャップ体7の周壁10は第2キャップ体9の外周壁28よりもやや大きく形成されており、第1キャップ体7を第2キャップ体9に対して上側から被せることにより、周壁10は外周壁28に着脱自在又は着脱不能に外嵌されると共に、嵌合壁11が嵌合壁30に外嵌状に嵌着され、このとき、環状係合部23が環状係止部34を上から下に乗り越えて環状係合部23が環状係止部34に下側から係合し、外周壁28に対して周壁10を抜け止めするようになっている。また、複数の内櫛8が、櫛体6の流出孔21に挿通されて、櫛体6の先端から外方(上方)突出するようになっている。櫛体6と内櫛8との間に、上下方向の隙間が形成され、この隙間が容器本体1内の内容液を流出させる流出路36とされ、流出路36の先端(上端)に外部に連通する流出口36aが設けられ、この流出口36aは、内櫛8の厚み方向の両側に一対配置されている。
上記実施の形態によれば、第1キャップ体7の櫛体6に流出孔21を櫛体6の突出方向に貫通状に形成すればよく、しかも、櫛体6の流出孔21に内櫛8が挿通されるため、流通孔21は比較的大きな孔になるし、流出孔21に直交する方向の孔を設ける必要がなくなるため、第1キャップ体7を成形するための金型は非常に簡単な構造になる。また、第2キャップ体9の内櫛8等に孔を形成する必要がないため、第2キャップ体9を成形するための金型も非常に簡単な構造のもので済む。また、第1キャップ体7又は第2キャップ体9の成形品を抜く際に、横スライドした後縦スライドさせて金型から成型品を抜くような面倒もなくなる。従って、キャップ装置5を簡単に製造することができる。
また、白髪染め液等の液体を塗布する場合、白髪染め液等は流出孔21及び流出路36から櫛体6の突出方向に向けて真っ直ぐ流出させて、流出口36aから外部に流出するので、液の流出抵抗は小さくなり、容器本体1を比較的小さい力で押圧するればよくなり、白髪染め等の液をスムーズに流出させることができ、白髪染め液等の塗布作業も楽になる。
図4は他の実施形態を示し、上壁部17の長手方向両端の一対のガイド櫛19を省略したものである。その他の点は前記図1〜図3の実施の形態の場合と同様の構成である。
図5は他の実施形態を示し、上部壁17の一対のガイド櫛19間に、流出孔21を有する櫛体6とガイド櫛19とが等間隔をおいて交互に上方突設されている。その他の点は前記図1〜図3の実施の形態の場合と同様の構成である。
図6及び図7は他の実施の形態を示し、前記図4の実施形態の場合と同様に、上壁部17の長手方向両端の一対のガイド櫛19を省略している。また、第2キャップ体9の外周壁28の外周面に、環状係止部34が上下2段に外方突設され(以下、上側の環状係止部34を環状係止部34aとし、下側の環状係止部34を環状係止部34bとして、両者を区別する。)、第1キャップ体7の周壁10及び嵌合壁11は、第2キャップ体9の外周壁28及び嵌合壁30に対して、上下方向に摺動自在に嵌合され、図6に示すように第1キャップ体7の環状係合部23が下側の環状係止部34bに下側から係合する下摺動位置と、図7に示すように第1キャップ体7の環状係合部23が上側の環状係止部34aに下側から係合する上摺動位置とに、第2キャップ体9は、第1キャップ体7に対して櫛体6の突出方向に移動調整自在に装着されている。
第2キャップ体9の複数の内櫛8の先端側が先細り状に形成されており、図6に示すように第1キャップ体7の環状係合部23が下側の環状係止部34に係合する下摺動位置にセットすると、櫛体6の先端が内櫛8の先端側に対して下降して、流出口36aが小さくなり、図7に示すように第1キャップ体7の環状係合部23が上側の環状係止部34に係合する上摺動位置にセットすると、櫛体6の先端が内櫛8の先端側に対して上昇して、流出口36aが大きくなり、流出口36aの大きさを2段階に変更可能になっている。
その他の点は前記図1〜図3の実施の形態の場合と同様の構成である。この場合、流出口36aの大きさの変更によって、白髪染め液等の液体が櫛体6から流出する量を2段階に調整でき、非常に便利である。例えば、内容液の粘度の高いものと低いものがあっても、1種のキャップ装置5にて対応できるため、新たに金型を作成しなくても良いという効果がある。
なお、前記図6及び図7の実施の形態では、外周壁28の外周面に環状係止部34が上下2段に外方突設されて、第2キャップ体9を、第1キャップ体7に対して上下2段に移動調整自在としているが、これに代え、環状係止部34を上下に3段以上外方突設して、第2キャップ体9を、第1キャップ体7に対して上下に3段以上に移動調整自在としてもよい。
また、前記図1〜3の実施の形態、図4の実施の形態、図5の実施の形態、図6及び図7の実施の形態では、第2キャップ体9は、内周壁27と外周壁28とを内外2重に備えているが、内周壁27と外周壁28とに代えて、これらを一緒にした1つの筒状の周壁を設け、この周壁の内面に口部2の雄ねじ3に螺合する雌ねじ33を形成すると共に、周壁の外周面に、環状係止部34を外方突設するようにしてもよい。
図8及び図9は他の実施の形態を示し、第2キャップ体9に、内周壁27及び外周壁28に代えて、1つの周壁41が設けられ、周壁41の上端から嵌合壁30が上方突設されている。周壁41の内面に雌ねじ33が形成され、周壁41が雌ねじ33及び雄ねじ3を介して口部2に着脱自在に螺合されるようになっている。また、周壁41の外面に、上下一対の環状突起を突設してなる環状の係止凹部42が設けられている。
第2キャップ体9の周壁41に、回動自在に外嵌保持される回動操作体43が設けられ、回動操作体43の内面の下部に環状の係合凸部44が設けられ、回動操作体43を周壁41に外嵌して係合凸部44を係止凹部42に係合することにより、回動操作体43は周壁41に対して上下移動が規制された状態で、周壁41に回動自在に外嵌保持されている。
第1キャップ体7の周壁10の外面に、雄ねじ45が形成され、回動操作体43の内面上部に雌ねじ46が形成されている。第1キャップ体7の周壁10、嵌合壁11は、第2キャップ体9の周壁41、嵌合壁30にそれぞれ上下摺動に外嵌され、第1キャップ7の周壁10は雄ねじ45及び雌ねじ46を介して回動操作体43に螺合されており、回動操作体43を回動操作によって、第1キャップ体7を第2キャップ体9に対して櫛体6の突出方向に移動調整できるようになっている。
図6及び図7の実施の形態の場合と同様に、第2キャップ体9の複数の内櫛8の先端側が先細り状に形成されており、回動操作体43を回動操作によって、第1キャップ体7を第2キャップ体9に対して櫛体6の突出方向に移動調整することにより、櫛体6の先端が内櫛8の先端側に対して昇降して、流出口36aの大きさを無段階に変更できるようになっている。その他の点は前記図1〜図3の実施の形態の場合と同様の構成である。
なお、前記図6及び図7の実施の形態、図8及び図9の実施の形態では、第1キャップ体7の移動調整によって、流出路36の先端の流出口36aの大きさを変更可能にするように、第2キャップ体9の内櫛8の先端側を先細り状に形成しているが、これに代え、第1キャップ体7の移動調整によって、流出路36の先端の流出口36aの大きさを変更可能にするように、第2キャップ体9の内櫛8の先端側を先太り状に形成するようにしてもよい。
図10及び図11は他の実施の形態を示し、容器本体1の口部2に装着したキャップ装置5は、複数の櫛体6を有するキャップ体49を具備している。
キャップ体49は、合成樹脂により一体成形され、周壁50と天壁51とを備える。天壁51に、櫛体6が互いに等間隔をおいて複数個上方突設され、複数の櫛体6は、第1キャップ体7の櫛体6に対応して天壁51の径方向に並ぶように配置されている。各櫛体6に前記実施の形態の場合と同様に流出孔21が該櫛体6の突出方向(上下方向)に貫通状に形成されている。
周壁50の内面に口部2の雄ねじ3に螺合する雌ねじ33が形成されている。周壁50は口部2に雄ねじ3及び雌ねじ33を介して着脱自在に螺合され、これにより、キャップ体49は、周壁50を介して容器本体1の口部2に着脱自在に嵌着されている。
各櫛体6に対応して複数の内櫛8が設けられ、これら内櫛8は対応する櫛体6にそれぞれ一体に形成されている。
櫛体6の先端から外方突出するように櫛体6の流出孔21に挿通される内櫛8が設けられ、櫛体6と内櫛8との間に、櫛体6と内櫛8との間の隙間により構成した内容液の流出路36が形成され、流出路36の先端(上端)に外部に連通する流出口36aが設けられている。
上記実施の形態によれば、前記実施の形態の場合と同様に、キャップ体49の櫛体6に流出孔21を櫛体6の突出方向に貫通状に形成すればよく、キャップ体49を成形するための金型は非常に簡単な構造になる。また、キャップ体49の成形品を抜く際に、横スライドした後縦スライドさせて金型から成型品を抜くような面倒もなくなる。従って、キャップ装置5を簡単に製造することができる。
また、前記実施の形態の場合と同様に、白髪染め液等の液体を塗布する場合、容器本体1を比較的小さい力で押圧するればよくなり、白髪染め等の液をスムーズに流出させることができ、白髪染め液等の塗布作業も楽になる。
図12〜図14は、それぞれ流出口36aの形状を変更した変形例を示すものである。図12は、流出口36aを内櫛8の厚み方向両側に形成するようにしたものである。図13は、流出口36aを内櫛8の幅方向両側に形成するようにしたものである。図14は、流出口36aを内櫛8の全周に環状に形成するようにしたものである。
図15及び図16はそれぞれ他の実施形態を示し、櫛体6の厚み方向両側に、上端から上下方向の中途部にわたってスリット(流出口)53を設け、このスリット53からも内容液が流出するようにしたものである。図16は、櫛体6の中途部の厚み方向両側又は一方側に、スリット(流出口)53を設け、ここからも内容液が流出するようにしたものである。
なお、前記実施の形態では、流出孔21を有する櫛体6が互いに間隔をおいて複数個突設され、櫛体6の先端から外方突出するように櫛体6の流出孔21に挿通される内櫛8が複数個設けられているが、櫛体6及び内櫛8の個数は前記実施の形態の場合に限定されず、例えば、流出孔21を有する櫛体6を1個突設すると共に、櫛体6の流出孔21に挿通される内櫛8を1個設けるようにしてもよい。
また、前記実施の形態では、複数の櫛体6及び複数の内櫛8が、互いに間隔をおいて一直線上に配列されているが、これに代え、複数の櫛体6及び複数の内櫛8を複数列に配列してもよい。また、複数の櫛体6及び複数の内櫛8をジグザグ状又は千鳥状に配列してもよい。
また、前記実施の形態では、櫛体6、内櫛8及び流出孔21が、容器本体1の長手方向に突出(配置)されているが、これに代え、櫛体6、内櫛8及び流出孔21を、容器本体1の長手方向に直交する方向に突出(配置)させてもよい。
本発明は、白髪染め液やヘアマニキア等が収容される容器に利用できる他に、ヘアートニック、ヘアーリキッド、オーデコロン等の液状化粧料を収容する容器に利用できる。
本発明の一実施の形態を示す半欠正面断面図である。 同半欠側面断面図である。 同平面図である。 他の実施の形態を示す半欠正面断面図である。 他の実施の形態を示す半欠正面断面図である。 他の実施の形態を示す半欠正面断面図である。 同第1キャップ体を上方に移動調整した状態の半欠正面断面図である。 他の実施の形態を示す半欠正面断面図である。 同第1キャップ体を上方に移動調整した状態の半欠正面断面図である。 他の実施の形態を示す半欠側面断面図である。 同櫛体及び内櫛部分の斜視図である。 他の実施の形態を示す櫛体及び内櫛部分の平面図である。 他の実施の形態を示す櫛体及び内櫛部分の平面図である。 他の実施の形態を示す櫛体及び内櫛部分の平面図である。 他の実施の形態を示す櫛体及び内櫛部分の斜視図である。 他の実施の形態を示す櫛体及び内櫛部分の斜視図である。 従来例を示す正面断面図である。 同側面図である。
1 容器本体
2 口部
6 櫛体
7 第1キャップ体
8 内櫛
9 第2キャップ体
21 流出孔
36 流出路
36a 流出口
49 キャップ体

Claims (5)

  1. 流出孔を有する櫛体が突設され、容器本体内の内容液を流出孔を通して櫛体から外部に流出するようにした容器のキャップ装置において、
    前記流出孔が、櫛体の突出方向に貫通状に形成されて、流出孔が櫛体の先端から外部に連通され、櫛体の先端から外方突出するように櫛体の流出孔に挿通される内櫛が設けられ、櫛体と内櫛との間に、内容液の流出路が形成されていることを特徴とする容器のキャップ装置。
  2. 前記櫛体を有する第1キャップ体と、前記内櫛を有する第2キャップ体とが具備され、第2キャップ体は、容器本体の口部に装着され、第1キャップ体は、第2キャップ体に外嵌されて、内櫛が、櫛体の先端から外方突出するように櫛体の流出孔に挿通されていることを特徴とする請求項1に記載の容器のキャップ装置。
  3. 第1キャップ体は、第2キャップ体に対して櫛体の突出方向に移動調整自在に装着され、この移動調整によって、流出路の先端の流出口の大きさを変更可能にするように、第2キャップ体の内櫛の先端側が先細り状若しくは先太り状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の容器のキャップ装置。
  4. 第2キャップ体に、回動自在に外嵌保持される回動操作体が設けられ、前記第1キャップ体は、第2キャップ体に対して櫛体の突出方向に移動自在に外嵌され、回動操作体の回動操作によって、櫛体の突出方向に移動調整自在になるように、第1キャップ体は回動操作体に対して螺合されていることを特徴とする請求項2に記載の容器のキャップ装置。
  5. 前記櫛体を有するキャップ体が具備され、該キャップ体は容器本体の口部に装着され、前記内櫛が、対応する櫛体にそれぞれ一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の容器のキャップ装置。
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