JP4507542B2 - 電気光学装置、その駆動回路および駆動方法、ならびに電子機器 - Google Patents

電気光学装置、その駆動回路および駆動方法、ならびに電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、液晶などの電気光学物質を用いて画像を表示する電気光学装置、その駆動回路および駆動方法、ならびに電気光学装置を用いた電子機器に関する。
この種の電気光学装置では、表示品位の差が横(行)方向に発生する横クロストークが問題となる。横クロストークの原因は、データ線(セグメント電極)の電圧の切り替わりに伴なって、画素に印加される電圧実効値が変動するためであると考えられている。この横クロストークの発生を抑えるための技術として、例えば、電圧が切り替わるデータ線の数に応じて走査信号のパルス幅を変化させて画素への印加電圧を補正する技術(特許文献1参照)や、駆動信号の歪み(スパイク)を検出してデータ信号に補正信号を加算する技術(特許文献2参照)が提案されている。
特開平11−52922号公報(図1、図2および段落0027) 特開2000−56292号公報(図1および段落0017)
しかしながら、特許文献1および2のいずれに記載された技術においても補正信号を生成するための回路が別途に必要となるため、構成の複雑化が避けられないという問題がある。このような構成の複雑化は消費電力の増大にも直結し、低消費電力化の要求に逆行する結果となる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、横クロストークの発生を簡易な構成によって抑えることができる電気光学装置、その駆動回路および駆動方法、ならびに電気光学装置を用いた電子機器を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明に係る電気光学装置の駆動回路は、複数の走査線と複数のデータ線との各交差に設けられた画素を駆動する回路において、前記複数の走査線の各々を順次に選択するとともに、選択した走査線に基準電圧に対して正極性または負極性の選択電圧を印加する走査線駆動回路と、前記複数のデータ線の各々に対し、前記走査線に選択電圧を印加する期間のうち、その期間の始点から当該データ線と当該走査線との交差に対応する画素の階調に応じた時間長が経過するまでの期間にて前記選択電圧とは逆極性の点灯電圧を、その残余の期間にて当該選択電圧と同極性の非点灯電圧をそれぞれ印加する前縁駆動、または、前記選択電圧の印加期間のうち、その期間の終点に対して当該画素の階調に応じた時間長だけ手前の時点から当該印加期間の終点までの期間にて前記点灯電圧を、その残余の期間にて前記非点灯電圧をそれぞれ印加する後縁駆動を行なうデータ線駆動回路とを具備し、前記データ線駆動回路は、走査線に正極性の選択電圧が印加される場合に、前記複数のデータ線のうち第1群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なうとともに前記第1群とは異なる第2群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なう一方、走査線に負極性の選択電圧が印加される場合に、前記第1群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なうとともに前記第2群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なう第1の動作モードと、走査線に正極性の選択電圧が印加される場合に、前記第1群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なうとともに前記第2群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なう一方、走査線に負極性の選択電圧が印加される場合に、前記第1群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なうとともに前記第2群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なう第2の動作モードとを切り替える。本発明は、電気光学装置の駆動方法としても実現される。なお、選択電圧の極性は、例えば点灯電圧と非点灯電圧との略中間電圧を基準電圧として特定され得る。
この発明においては、複数のデータ線のうち第1群に属する各データ線と第2群に属する各データ線とが相互に異なる駆動方式(前縁駆動または後縁駆動)により駆動される。すなわち、第1群に属する各データ線が前縁駆動されているときには第2群に属する各データ線が後縁駆動され、第1群に属する各データ線が後縁駆動されているときには第2群に属する各データ線が前縁駆動されるといった具合である。この構成のもとでは、たとえ行方向に列をなす複数の画素の階調が同一であるとしても、前縁駆動されるデータ線への印加電圧が切り替えられるタイミングと後縁駆動されるデータ線への印加電圧が切り替えられるタイミングとが異なる。このため、データ線への印加電圧の切り替えに伴なって選択電圧にスパイクが発生するタイミングは走査線に選択電圧が印加される期間において分散され、しかも、総てのデータ線への印加電圧が一斉に切り替えられる構成と比較して各スパイクが小さくなる。したがって、本発明によれば、クロストーク補正のための補正信号を生成するための別個の回路を要することなく、簡易な構成によって横クロストークの発生が抑えられる。なお、複数のデータ線を第1群と第2群とに区分する仕方は任意である。例えば、奇数列目のデータ線を第1群に区分するとともに偶数列目のデータ線を第2群に区分してもよいし、隣接する特定の本数のデータ線を単位として複数の群(グループ)に区分し、このうち一部の群を第1群として他の群を第2群としてもよい。
ところで、本願発明者は、各データ線に対して後縁駆動が実行されたときに画素に対して印加される電圧実効値と、前縁駆動が実行されたときに画素に対して印加される電圧実効値とは必ずしも一致しない(例えば、前者に係る電圧実効値が後者に係る電圧実効値よりも低い)という知見を得るに至った。したがって、走査線に印加される選択電圧の極性とデータ線の駆動方式(前縁駆動または後縁駆動)との組み合わせが固定的であるとすれば、画素に対して電圧の直流成分が印加され続けることになる。例えばいま、ある画素(以下「着目画素」という)に対して前縁駆動により印加される電圧実効値が後縁駆動により印加される電圧実効値よりも低い場合を想定する。この場合に、着目画素に対応する走査線に正極性の選択電圧が印加される期間にてデータ線が前縁駆動され、当該着目画素に対応する走査線に負極性の選択電圧が印加される期間にてデータ線が後縁駆動されるという関係が維持され続けると、この着目画素には負極性の電圧の直流成分が印加され続けることとなる。そして、このような直流成分の印加により、特に液晶などの電気光学物質の物性が劣化するという問題が生じ得る。この問題を解決するために、本発明においては、選択電圧の極性とデータ線の駆動方式との関係を異にする第1および第2の動作モードが切り替えられるようになっている。すなわち、第1の動作モードにおいては、走査線に正極性の選択電圧が印加されるときに第1群の各データ線が前縁駆動されるとともに第2群の各データ線が後縁駆動される一方、走査線に負極性の選択電圧が印加されるときに第1群の各データ線が後縁駆動されるとともに第2群の各データ線が前縁駆動される。第2の動作モードにおいては、選択電圧の極性と駆動方式とが第1の動作モードとは逆転し、走査線に正極性の選択電圧が印加されるときに第1群の各データ線が後縁駆動されるとともに第2群の各データ線が前縁駆動される一方、走査線に負極性の選択電圧が印加されるときに第1群の各データ線が前縁駆動されるとともに第2群の各データ線が後縁駆動される。したがって、本発明によれば、前縁駆動により画素に印加される電圧実効値と後縁駆動により画素に印加される電圧実効値とに差異がある場合であっても画素に対する直流成分の印加が抑えられ、ひいては画素の特性の劣化を防止することができる。
本発明の望ましい態様において、前記データ線駆動回路は、前記画素による画像の表示が開始されるたびに、動作モードを第1および第2の動作モードの一方から他方に切り替える。この態様によれば、画像の表示に先立って必ず動作モードの切り替えが実行されるから、直流成分の印加による画素の劣化をより確実に防止することができる。また、本発明の他の態様において、前記データ線駆動回路は、前記画素により表示される画像が変更されるたびに、動作モードを第1および第2の動作モードの一方から他方に切り替える。ここで、第1の動作モードが選定されているときの表示品位と第2の動作モードが選定されているときの表示品位とには差が生じる可能性がある。したがって、ひとつの静止画像が表示されている最中に動作モードが切り替えられると、各動作モードにおける表示品位の差が表示画像のチラツキとして観察者に認識され得る。これに対し、表示される画像が変更されるタイミングで動作モードを切り替えれば、このようなチラツキを目立たなくすることができる。なお、表示画像の変更の有無は、例えば、相前後して表示される静止画像間において階調が変化した画素の個数が予め定められたしきい値を越えるか否かに応じて判別されてもよいし、相前後して表示される静止画像間において1または複数の画素の階調の変化量が予め定められたしきい値を越えるか否かに応じて判別されてもよい。また、表示画像の内容自体から画像の変更の有無が判別される構成に代えて、またはこの構成とともに、表示される画像の変更を示す信号がCPU(Central Processing Unit)などの上位装置から供給されるたびに動作モードを切り替えてもよいし、キーやボタンなど各種の操作子に対して表示画像を切り替えるための操作が与えられるたびに動作モードを切り替えてもよい。
本発明の望ましい態様において、前記走査線駆動回路は、各走査線を選択する水平走査期間を分割した前半期間および後半期間の一方において、前記選択した走査線に選択電圧を印加し、前記データ線駆動回路は、複数のデータ線の各々に対し、前記前半期間および前記後半期間の一方において、当該画素の階調に応じた期間にて点灯電圧を、その残余の期間にて非点灯電圧をそれぞれ印加し、前記前半期間および前記後半期間の他方において、当該画素の階調に応じた期間にて非点灯電圧を、その残余の期間にて点灯電圧をそれぞれ印加する。この態様によれば、走査線に選択電圧が印加されない期間(前半期間および後半期間の他方)において、水平走査期間のうちデータ線に点灯電圧が印加される時間長と非点灯電圧が印加される時間長とを画素の階調に拘わらず略等しくすることができるから、表示される画像の内容に依存する表示品位の低下が防止される。
さらに他の態様において、前記走査線駆動回路は、各走査線に印加される選択電圧の極性を、水平走査期間ごとにまたは垂直走査期間ごとに反転させる。この態様によれば、極性の異なる電圧が画素に印加される期間は等しくなるから、直流成分の印加に起因した画素の劣化が防止される。
本発明の望ましい態様においては、走査線に選択電圧が印加される期間のうち前縁駆動に際してデータ線の電圧を切り替えるべき複数の時点を指示する第1の階調制御信号(実施形態における「前縁駆動用階調制御パルスGCPa」に相当する信号)と、同期間のうち後縁駆動に際してデータ線の電圧を切り替えるべき複数の時点を指示する第2の階調制御信号(実施形態における「後縁駆動用階調制御パルスGCPb」に相当する信号)とを出力する制御回路が設けられ、データ線駆動回路は、前縁駆動を行なう場合には、前記第1の階調制御信号により指示される複数の時点(前縁駆動用階調制御パルスGCPaの立ち下がりタイミング)のうち画素の階調に応じた時点においてデータ線に印加される電圧を切り替える一方、後縁駆動を行なう場合には、前記第2の階調制御信号により指示される複数の時点(後縁駆動用階調制御パルスGCPbの立ち下がりタイミング)のうち画素の階調に応じた時点においてデータ線に印加される電圧を切り替える。この態様において、第1の階調制御信号により指示される複数の時点と第2の階調制御信号により指示される複数の時点とが時間軸上において対称的な時点にある場合(すなわち、前縁駆動において各階調に対応する点灯電圧の印加期間と後縁駆動において各階調に対応する点灯電圧の印加期間との時間長が等しい場合)には、画素に対して同一の階調が指示されたとしても、前縁駆動による画素への電圧実効値と後縁駆動による画素への電圧実効値とに相違が生じ得る。そこで、駆動方式に応じた電圧実効値の相違が解消されるように、各階調制御信号により指示される複数の時点が選定されていることが望ましい。具体的には、前縁駆動による画素への電圧実効値が後縁駆動による画素への電圧実効値よりも高い場合には、走査線に選択電圧が印加される期間の始点から第1の階調制御信号により指示される複数の時点の各々までの時間長が、第2の階調制御信号により指示される複数の時点の各々から当該印加期間の終点までの時間長よりも短くなるように、各階調制御信号が生成されることが望ましい。一方、後縁駆動による画素への電圧実効値が前縁駆動による画素への電圧実効値よりも高い場合には、走査線に選択電圧が印加される期間の始点から第1の階調制御信号により指示される複数の時点の各々までの時間長が、第2の階調制御信号により指示される複数の時点の各々から当該印加期間の終点までの時間長よりも長くなるように、各階調制御信号が生成されることが望ましい。これらの態様においては、選択電圧の印加期間の始点から第1の階調制御信号により指示される複数の時点の各々までの時間長が、第2の階調制御信号により指示される複数の時点の各々から選択電圧の印加期間の終点までの時間長とが異なることとなる。この態様によれば、前縁駆動による電圧実効値と後縁駆動による電圧実効値との相違をより確実に低減して表示品位を向上させることができる。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る電気光学装置は上記駆動回路を備える。具体的には、本発明に係る電気光学装置は、複数の走査線と複数のデータ線との各交差に設けられた画素と、前記複数の走査線の各々を順次に選択するとともに、選択した走査線に基準電圧に対して正極性または負極性の選択電圧を印加する走査線駆動回路と、前記複数のデータ線の各々に対し、前記走査線に選択電圧を印加する期間のうち、その期間の始点から当該データ線と当該走査線との交差に対応する画素の階調に応じた時間長が経過するまでの期間にて前記選択電圧とは逆極性の点灯電圧を、その残余の期間にて当該選択電圧と同極性の非点灯電圧をそれぞれ印加する前縁駆動、または、前記選択電圧の印加期間のうち、その期間の終点に対して当該画素の階調に応じた時間長だけ手前の時点から当該印加期間の終点までの期間にて前記点灯電圧を、その残余の期間にて前記非点灯電圧をそれぞれ印加する後縁駆動を行なうデータ線駆動回路とを具備し、前記データ線駆動回路は、走査線に正極性の選択電圧が印加される場合に、前記複数のデータ線のうち第1群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なうとともに前記第1群とは異なる第2群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なう一方、走査線に負極性の選択電圧が印加される場合に、前記第1群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なうとともに前記第2群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なう第1の動作モードと、走査線に正極性の選択電圧が印加される場合に、前記第1群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なうとともに前記第2群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なう一方、走査線に負極性の選択電圧が印加される場合に、前記第1群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なうとともに前記第2群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なう第2の動作モードとを切り替える。この電気光学装置によれば、上記駆動回路と同様にして、横クロストークの発生が簡易な構成により抑えられるとともに、直流成分の印加に起因した画素の劣化が防止される。また、本発明に係る電子機器は、この電気光学装置を表示装置として備えるので、高品位な表示が可能となる。
本発明によれば、横クロストークの発生が簡易な構成によって抑えられる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下に示す各図においては、各構成要素を図面上で認識され得る程度の大きさとするため、各構成要素の寸法や比率を実際のものとは適宜に異ならせてある。
<A:電気光学装置>
図1は、本発明の実施形態に係る電気光学装置の構成を示すブロック図である。この図に示されるように、電気光学装置10は、液晶パネル100、制御回路400および電圧生成回路500を有する。このうち液晶パネル100は、列(Y)方向に延在する複数のデータ線(セグメント電極)212と、行(X)方向に延在する複数の走査線(コモン電極)312とを有する。データ線212と走査線312とが交差する各地点には画素116が形成される。各画素116は、二端子型スイッチング素子たるTFD(Thin Film Diode:薄膜ダイオード)220と、このTFD220に直列接続された液晶容量118とを有する。このうち液晶容量118は、後述するように、走査線312と矩形状の画素電極との間に電気光学物質たる液晶が挟まれた構成となっている。なお、本実施形態においては、走査線312の総数を320本とし、データ線212の総数を240本として、縦320行×横240列のマトリクス型表示装置として説明するが、本発明をこれに限定する趣旨ではない。
走査線駆動回路350は、走査信号Y1、Y2、Y3、…、Y320を、それぞれ1行目、2行目、3行目、…、320行目の走査線312に供給する回路である。より詳細には、走査線駆動回路350は、320本の走査線312を1本ずつ選択して、選択した走査線312には選択電圧を、他の走査線312には非選択電圧を、それぞれ供給する。また、データ線駆動回路250は、走査線駆動回路350により選択された走査線312に対応する1行分の画素116に対し、その表示内容(階調)に応じたデータ信号X1、X2、X3、…、X240を、それぞれ1列目、2列目、3列目、…、240列目のデータ線212を介して供給する回路である。なお、データ線駆動回路250および走査線駆動回路350の詳細な構成については後述する。
一方、制御回路400は、液晶パネル100を水平走査するための制御信号やクロック信号など各種の信号をデータ線駆動回路250に供給する一方、液晶パネル100を垂直走査するための制御信号やクロック信号など各種の信号を走査線駆動回路350に供給する回路である。さらに、制御回路400は、画素116の階調を「0」から「7」までの8段階で指示する3ビットの階調データを、垂直走査および水平走査に同期してデータ線駆動回路250に供給する。ここで、本実施形態においては、階調データ[000]によって最も明るい白色の階調が指示される一方、階調データの十進値が増加するにつれて暗い階調(輝度)が指示され、階調データ[111]によって最も暗い黒色の階調が指示されるものとする。また、本実施形態に係る液晶パネル100においては、液晶に対して電圧が印加されていないときに白表示を行なうノーマリーホワイトモードが採用されている。なお、制御回路400は、電気光学装置10の動作モードを選定するための動作モード選定回路410を備えているが、この回路の具体的な動作や動作モードについては後に詳述する。
電圧生成回路500は、液晶パネル100に用いられる電圧±Vと電圧±V/2とをそれぞれ生成する回路である。このうち電圧±Vは、走査線駆動回路350に供給される電圧であり、走査信号における選択電圧として用いられる。また、電圧±V/2は、走査線駆動回路350およびデータ線駆動回路250に供給される電圧であり、走査信号における非選択電圧およびデータ信号におけるデータ電圧として兼用される。
次に、図2は、液晶パネル100の全体構成を示す斜視図である。また、図3は、この液晶パネル100を行(X)方向に沿って破断した場合の構成を示す断面図である。これらの図に示されるように、液晶パネル100は、背面側に位置する素子基板200と、観察側において素子基板200と対向する対向基板300とを有する。素子基板200と対向基板300とは、スペーサを兼ねる導電性粒子114が混入されたシール材110によって一定の間隙を保って貼り合わされている。素子基板200および対向基板300とシール材110とによって囲まれた空間には、例えばTN(Twisted Nematic)型の液晶160が封入されている。なお、シール材110は、図2に示されるように、対向基板300の内周縁に沿って枠状に形成されるが、液晶160を封入するためにその一部が開口している。この開口部分は、液晶160の封入後に封止材112によって封止される。また、本実施形態における液晶パネル100は、背面側からの入射光を観察側に透過させることによって表示(透過型表示)を行なう透過型の液晶パネルである。したがって、素子基板200の背面側には均一に光を照射するバックライトユニットが設けられるが、本件と直接には関係しないので図示は省略されている。
対向基板300のうち素子基板200と対向する面には、行(X)方向に延在する帯状の電極である走査線312のほか、一定方向にラビング処理が施された配向膜308が形成されている。ここで、走査線312の一端は、特に図3に示されるように、それぞれシール材110が形成された領域まで引き延ばされている。また、対向基板300の外側(観察側)には偏光子131が貼り付けられて(図2では省略)、その吸収軸の方向が配向膜308へのラビング処理の方向に応じて選定されている。
一方、素子基板200のうち対向基板300と対向する面には、列(Y)方向に延在するデータ線212に隣接して矩形状の画素電極234が形成されるほか、一定の方向にラビング処理が施された配向膜208が形成されている。さらに、この素子基板200には、走査線312の各々と1対1に対応して配線342が設けられている。詳細には、この配線342の一端は、特に図3に示されるように、シール材110が形成された領域において、対応する走査線312の一端と対向するように形成されている。ここで、導電性粒子114は、走査線312の一端と配線342の一端とが対向する部分に少なくとも1個以上が介在するような割合にてシール材110中に分散される。この構成のもと、対向基板300に形成された走査線312は、当該導電性粒子114を介して、素子基板200上の配線342に接続される。また、素子基板200に形成されたデータ線212の一端は、そのままシール材110の外側の領域まで引き出されている。さらに、素子基板200の外側(背面側)には偏光子121が貼り付けられて(図2では省略)、その吸収軸の方向が配向膜208へのラビング処理の方向に応じて選定されている。
続いて、液晶パネル100における表示領域外の構成を説明する。図2に示されるように、素子基板200のうち対向基板300から張り出した2辺には、データ線212を駆動するデータ線駆動回路250と走査線312を駆動する走査線駆動回路350とがそれぞれCOG(Chip On Glass)技術により実装されている。この構成のもと、データ線駆動回路250は、データ線212にデータ信号を直接的に供給する一方、走査線駆動回路350は、配線342および導電性粒子114を介して走査線312に走査信号を間接的に供給する。なお、図1におけるデータ線駆動回路250および走査線駆動回路350は、図2とは異なり、それぞれ液晶パネル100の左側および上側にそれぞれ位置しているが、これは、電気的な構成を説明するための便宜上の措置に過ぎない。一方、データ線駆動回路250が実装される領域の外側近傍には、FPC(Flexible Printed Circuit)基板150の一端が接合されている。なお、FPC基板150における他端の接続先は、図2では省略されているが、図1における制御回路400および電圧生成回路500である。
次に、液晶パネル100における画素116の詳細な構成について説明する。図4は、その構造を示す斜視図である。なお、この図では、図3における配向膜208および308と偏光子121および131とが省略されている。図4に示されるように、素子基板200のうち対向基板300と対向する面には、ITO(Indium Tin Oxide)などの透明導電体からなる矩形状の画素電極234が行方向および列方向にわたってマトリクス状に配列されており、このうち列方向に並ぶ複数の画素電極234が、それぞれTFD220を介して共通のデータ線212に接続されている。ここで、TFD220は、基板側からみると、タンタル単体やタンタル合金などから形成され、かつ、データ線212からT字状に枝分かれした第1の導電体222と、この第1の導電体222を陽極酸化させた絶縁体224と、クロムなどの第2の導電体226とから構成されて、導電体/絶縁体/導電体のサンドイッチ構造となっている。したがって、TFD220は、電流−電圧特性が正負双方向にわたって非線形となるダイオードスイッチング特性を有する。
一方、対向基板300のうち素子基板200と対向する面には、ITOなどからなる走査線312が、データ線212に直交する行方向に延在し、かつ、行方向に並ぶ複数の画素電極234と対向している。これにより、走査線312は画素電極234の対向電極として機能する。図1における液晶容量118は、データ線212と走査線312との交差において、当該走査線312と画素電極234と両者の間に挟持された液晶160とによって構成されることになる。
このような構成において、TFD220を強制的に導通状態(オン状態)にさせる選択電圧+V、−Vのいずれかを走査線312に印加すると、データ線212に印加されているデータ電圧に拘わらず、当該走査線312と当該データ線212との交差に対応するTFD220がオン状態となり、このTFD220に接続された液晶容量118に、当該選択電圧および当該データ電圧の差に応じた電荷が蓄積される。電荷が蓄積された後に走査線312に非選択電圧を印加して当該TFD220をオフさせても、液晶容量118における電荷の蓄積が維持される。液晶容量118では、蓄積される電荷量に応じて液晶160の配向状態が変化し、偏光子121および131を通過する光量が、蓄積された電荷量に応じて変化する。したがって、選択電圧が印加されたときのデータ電圧に応じて液晶容量118における電荷の蓄積量を画素116ごとに制御することで所望の階調表示が実現される。
ここで、以上に構成を説明した液晶パネル100によって階調表示を行なう方法の概略を説明する。本実施形態においては、図5(a)および(b)に示されるように、1水平走査期間(1H)が前半期間と後半期間とに2分割され、このうち後半期間において走査信号が選択電圧+Vまたは−Vとされる。一方、この後半期間において、データ信号は、画素116の階調に応じた期間において点灯電圧となり、その残余の期間において非点灯電圧となる(パルス幅変調による階調表示)。ここで、点灯電圧は、選択電圧が正極性の+Vであれば負極性のデータ電圧−V/2であり、選択電圧が負極性の−Vであれば正極性のデータ電圧+V/2である。本実施形態に係る液晶パネル100はノーマリーホワイトモードを採用しているので、点灯電圧が印加されると画素116は暗い階調となる。一方、後半期間の直前の前半期間において、データ信号は、当該後半期間におけるデータ信号とは電圧を逆転させた関係となっている。したがって、画素116の階調に拘わらず、1水平走査期間のうちデータ信号Xj(jは1≦j≦240を満たす自然数)が電圧+V/2となる期間の時間長と電圧−V/2となる期間の時間長とは等しくなる。この駆動方法によれば、走査線312が選択されていない期間において画素116(より厳密には液晶容量118)に印加される電圧実効値は総ての画素116にわたって等しくなる。この結果、白色画素と黒色画素とが行方向および列方向にわたって交互に配置される市松模様や、列方向に白色または黒色の一方の画素が配列されて1行ごとに白色および黒色が反転するゼブラパターンなどを表示する場合に発生する列(縦)方向のクロストークが抑えられる。
このパルス幅変調による階調表示の方法としては、1水平走査期間における後半期間の始めに点灯電圧を印加して画素116を駆動する方法(以下「前縁駆動法」という)と、後半期間の終わりに点灯電圧を印加して画素116を駆動する方法(以下「後縁駆動法」)とがある。さらに詳述すると、前縁駆動法においては、図5(a)に示されるように、後半期間のうち、その始点(すなわち走査線312に対する選択電圧の印加が開始される時点)から画素116の階調に応じた時間長が経過するまでの期間にて点灯電圧が、その残余の期間にて非点灯電圧が、それぞれデータ線212に印加される。これに対し、後縁駆動法においては、図5(b)に示されるように、後半期間のうち、その終点(すなわち走査線312に対する選択電圧の印加が終了される時点)に対して画素116の階調に応じた時間長だけ手前の時点から選択電圧の印加が終了される時点までの期間にて点灯電圧が、その残余の期間にて非点灯電圧が、それぞれデータ線212に印加される。詳細については後述するが、本実施形態においては、複数の画素116の各々に適用される駆動方式が、1垂直走査期間(1F(フレーム))ごとに前縁駆動法と後縁駆動法とで交互に切り替えられるようになっている。
次に、図1における制御回路400によって生成される各種の信号について説明する。まず、Y(垂直走査)側に用いられる信号について説明する。第1に、スタートパルスDYは、図7に示されるように、各垂直走査期間の最初に出力されるパルスである。第2に、クロック信号YCKは、Y側の基準信号であり、同図に示されるように、1水平走査期間の時間長に相当する周期を有する。第3に、極性指示信号POLは、走査線312が選択されたときに印加すべき選択電圧の極性を指定する信号であり、Hレベルであれば正極性の選択電圧+Vを、Lレベルであれば負極性の選択電圧−Vをそれぞれ指定する。この極性指示信号POLは、同図に示されるように、ひとつの垂直走査期間内では1水平走査期間ごとに論理レベルが反転し、かつ、時間的に前後する垂直走査期間の各々において、同一の走査線312が選択される水平走査期間では論理レベルが反転する。第4に、制御信号INHは、1水平走査期間のうち選択電圧を印加すべき期間を規定するための信号である。上述したように本実施形態では1水平走査期間の後半期間において走査線312に選択電圧が印加されるため、制御信号INHは1水平走査期間の後半期間にHレベルとなる。
次に、X(水平走査)側に用いられる信号について説明する。第1に、ラッチパルスLPは、図9に示されるように、各水平走査期間の最初に出力されるパルスである。第2に、リセット信号RESは、同図に示されるように、各水平走査期間のうち前半期間の最初および後半期間の最初にそれぞれ出力されるパルスである。第3に、交流駆動信号MXは、データ線212側において画素116を交流駆動するための信号であり、Y側の極性を指示する極性指示信号POLよりも位相が90度進んだ関係にある。すなわち、図12および図13に示されるように、交流駆動信号MXは、選択電圧として正極性の電圧+Vが指定される(すなわち極性指示信号POLがHレベルとなる)水平走査期間では、その前半期間においてHレベルとなり、その後半期間においてLレベルとなる一方、選択電圧として負極性の電圧−Vが指定される(すなわち極性指示信号POLがLレベルとなる)水平走査期間では、その前半期間においてLレベルとなり、その後半期間においてHレベルとなる。第4に、前後縁選択信号SELは、各画素116に適用される駆動方式を指示するための信号である。この前後縁選択信号SELは、ひとつの垂直走査期間内では水平走査期間ごとに論理レベルが反転し、かつ、時間的に前後する垂直走査期間の各々において、同一の走査線312が選択される水平走査期間では論理レベルが反転する。
第5に、前縁駆動用階調制御パルスGCPaは、前縁駆動法において画素116の階調を制御するために用いられるパルスであり、後縁駆動用階調制御パルスGCPbは、後縁駆動法において画素116の階調を制御するために用いられるパルスである。より具体的には、前縁駆動用階調制御パルスGCPaおよび後縁駆動用階調制御パルスGCPbは、1水平走査期間の前半期間および後半期間の各々において、白色および黒色を除く灰色の階調(階調データ[110]、[101]、[100]、[011]、[010]および[001]により示される中間階調)に対応するタイミングに出力されるパルスである。図9に示されるように、前縁駆動用階調制御パルスGCPaまたは後縁駆動用階調制御パルスGCPbのうち階調データに対応するパルスが立ち下がるタイミングにおいてデータ電圧が切り替えられ、これにより階調データに応じた階調表示が実現される。前縁駆動用階調制御パルスGCPaと後縁駆動用階調制御パルスGCPbとは出力されるタイミング(信号波形)が異なる。具体的には、前縁駆動用階調制御パルスGCPaは、1水平走査期間の前半期間および後半期間の始点から各中間階調に対応する時間長だけ経過した時点に出力されるパルスである。これに対し、後縁駆動用階調制御パルスGCPbは、1水平走査期間の前半期間および後半期間の終点から各中間階調に対応する時間長だけ手前の時点に出力されるパルスである。同図に示された例においては、階調データ[001]、[010]、[011]、[100]、[101]および[110]に対応する前縁駆動用階調制御パルスGCPaおよび後縁駆動用階調制御パルスGCPbに対して、それぞれ数字「1」、「2」、「3」、「4」、「5」および「6」が付記されている。この対応関係から明らかなように、階調データ[001]、[010]、[011]、[100]、[101]および[110]に対応する後縁駆動用階調制御パルスGCPbは、前半期間および後半期間の終点から時間軸上において手前(遡及する方向)に向かってこの順番に配置される。したがって、例えば図9において数字「1」が付記された後縁駆動用階調制御パルスGCPbの立ち下がりから後半期間の終点まで期間の時間長が階調データ[001]に応じた時間長となり、数字「2」が付記された後縁駆動用階調制御パルスGCPbの立ち下がりから後半期間の終点まで期間の時間長が階調データ[010]に応じた時間長となる。これに対し、階調データ[001]、[010]、[011]、[100]、[101]および[110]に対応する前縁駆動用階調制御パルスGCPaは、前半期間および後半期間の始点から時間が経過する方向に向かってこの順番に配置される。したがって、例えば、後半期間の始点から同図において数字「1」が付記された前縁駆動用階調制御パルスGCPaの立ち下がりまでの期間の時間長が階調データ[001]に応じた時間長となり、後半期間の始点から同図において数字「2」が付記された前縁駆動用階調制御パルスGCPaの立ち下がりまでの期間の時間長が階調データ[010]に対応した時間長となる。なお、後縁駆動用階調制御パルスGCPbおよび前縁駆動用階調制御パルスGCPaの各々が出力されるタイミングは、実際には液晶の印加電圧−濃度(透過率)特性(V−T特性)を考慮して選定されるのであって、各パルスの時間間隔は等間隔ではない。
次に、図6を参照して、走査線駆動回路350の構成を説明する。同図において、シフトレジスタ352は、走査線312の総数に相当する320ビットの段数を有し、1垂直走査期間の最初に供給されるスタートパルスDYをクロック信号YCKによって順次にシフトし、転送信号Ys1、Ys2、Ys3、…、Ys320として出力する回路である。転送信号Ys1、Ys2、Ys3、…、Ys320は、それぞれ1行目、2行目、3行目、…、320行目の走査線312にそれぞれ1対1に対応する。すなわち、いずれかの転送信号がHレベルになると、それに対応する走査線312を選択すべき水平走査期間であることが指示される。
続いて、電圧選択信号形成回路354は、転送信号、極性指示信号POLおよび制御信号INHに基づいて、各行の走査線312への印加電圧を指定する電圧選択信号a、b、cおよびdを出力する。電圧選択信号a、b、cおよびdは、互いに排他的にアクティブレベル(Hレベル)となる。電圧選択信号aがHレベルになると+V(正極性の選択電圧)の選択が指示される。同様に、電圧選択信号b、cおよびdがHレベルになると、それぞれ+V/2(正極性の非選択電圧)、−V/2(負極性の非選択電圧)、−V(負極性の選択電圧)の選択が指示される。
上述したように、本実施形態において選択電圧+Vまたは−Vが印加される期間は、1水平走査期間の後半期間(図面においては「1/2H」と表記する)である。また、非選択電圧は、選択電圧+Vが印加された後では+V/2であり、選択電圧−Vが印加された後では−V/2であって、直前の選択電圧により一義的に定まっている。電圧選択信号形成回路354は、走査信号の電圧レベルが次の関係になるように、各行の走査線312について電圧選択信号a、b、cおよびdを出力する。すなわち、転送信号Ys1、Ys2、…、Ys320のいずれかHレベルになって、それに対応する走査線312を選択すべき水平走査期間である旨が指定され、さらに、制御信号INHがHレベルとなって、当該水平走査期間の後半期間であることが示されると、電圧選択信号形成回路354は、当該走査線312への走査信号の電圧レベルを、第1に、極性指示信号POLの信号レベルに対応した極性の選択電圧とし、第2に、その後半期間が終了すると、当該選択電圧に対応する非選択電圧となるように電圧選択信号を生成する。
具体的には、電圧選択信号形成回路354は、制御信号INHがHレベルとなる期間において、極性指示信号POLがHレベルであれば正極性の選択電圧+Vを選択させる電圧選択信号aを当該後半期間にHレベルとし、この後半期間が終了して、制御信号INHがLレベルに遷移すれば、正極性の非選択電圧+V/2を選択させる電圧選択信号bをHレベルとして出力する一方、制御信号INHがHレベルとなる後半期間において、極性指示信号POLがLレベルであれば負極性の選択電圧−Vを選択させる電圧選択信号dを当該期間にHレベルとし、この後、制御信号INHがLレベルに遷移すれば、負極性の非選択電圧−V/2を選択させる電圧選択信号cをHレベルとして出力する。
セレクタ群358は、1本の走査線312ごとに4個のスイッチ3581〜3584を有する。これらのスイッチ3581〜3584の一端は、それぞれ電圧+V、+V/2、−V/2および−Vの供給線に接続され、スイッチ3581〜3584の他端は、対応する走査線312に共通接続されている。スイッチ3581〜3584のゲートには、それぞれ電圧選択信号a、b、c、dが供給されている。そして、スイッチ3581〜3584の各々は、ゲート入力される電圧選択信号a、b、c、dがHレベルになると、それぞれ一端と他端との間において導通状態となる。したがって、各走査線312は、スイッチ3581〜3584のうちオンしたものを介して、電圧±Vおよび±V/2の供給線のいずれかと接続された状態となる。
次に、走査線駆動回路350によって供給される走査信号の電圧波形について説明する。
まず、スタートパルスDYは、図7に示されるように、シフトレジスタ352によりクロック信号YCKにしたがって1水平走査期間ごとに順次にシフトされて、これが転送信号Ys1、Ys2、…、Ys320として出力される。ここで、ある1行の走査線312に対応する転送信号がHレベルになる1水平走査期間においてその後半期間が到来すると、当該後半期間における極性指示信号POLの論理レベルに応じて、当該走査線312への選択電圧が定められる。
詳細には、ある1行の走査線312に供給される走査信号の電圧は、当該走査線312が選択される1水平走査期間の後半期間において、極性指示信号POLが例えばHレベルであれば正極性の選択電圧+Vとなり、その後、当該選択電圧に対応する正極性の非選択電圧+V/2を保持する。そして、1垂直走査期間が経過すると、1水平走査期間の後半期間においては、極性指示信号POLが反転してLレベルになるので、当該走査線312に供給される走査信号の電圧は、負極性の選択電圧−Vとなり、その後、当該選択電圧に対応する負極性の非選択電圧−V/2を保持することになる。
したがって、ある垂直走査期間において1行目の走査線312への走査信号Y1は、図7に示されるように、1水平走査期間の後半期間において、極性指示信号POLのHレベルに対応して正極性の選択電圧+Vとなり、その後に正極性の非選択電圧+V/2を保持する。この走査線312が選択される次回の水平走査期間の後半期間においては、極性指示信号POLの論理レベルが前回の選択時の論理レベルを反転したLレベルになるので、当該走査線312への走査信号Y1は、負極性の選択電圧−Vとなり、その後、負極性の非選択電圧−V/2を保持する。以下このサイクルが繰り返される。また、極性指示信号POLは、1水平走査期間ごとに論理レベルが反転するので、各走査線312に供給される走査信号は、1水平走査期間ごとに、すなわち、隣接する各行の走査線312において交互に極性が反転する。例えばある垂直走査期間において、第1行目の走査信号Y1の選択電圧が正極性の選択電圧+Vであれば、第2行目の走査信号Y2の選択電圧は負極性の選択電圧−Vとなる。
次に、データ線駆動回路250について説明する。図8は、このデータ線駆動回路250の構成を示すブロック図である。この図において、アドレス制御回路252は、階調データの読み出しに用いる行アドレスRadを生成する回路であり、当該行アドレスRadを、1垂直走査期間の最初に供給されるスタートパルスDYによってリセットするとともに、1水平走査期間ごとに供給されるラッチパルスLPで歩進させる。表示データRAM(Random Access Memory)254は、縦320行×横240列の画素116に対応した記憶領域を有するデュアルポートRAMであり、書込側では、制御回路400から供給される階調データが制御回路400からの書込アドレスWadで指定された番地に書き込まれる一方、読出側では、行アドレスRadで指定された番地の階調データ(ひとつの行に属する240個の画素116の階調データ)が一括して読み出される。
デコーダ256は、データ信号X1、X2、……、X240の電圧をそれぞれ選択するための電圧選択信号eおよびfを、読み出された240個の階調データと、リセット信号RES、交流駆動信号MXおよび前後縁選択信号SELと、前縁駆動用階調制御パルスGCPaまたは後縁駆動用階調制御パルスGCPbとに基づいて生成する回路である。電圧選択信号eおよびfは、互いに排他的にアクティブレベル(Hレベル)となる信号である。電圧選択信号eがHレベルになると電圧+V/2の選択が指示され、電圧選択信号fがHレベルになると−V/2の選択が指示される。なお、デコーダ256の具体的な動作については後に詳述する。
セレクタ群258は、各データ線212ごとに2個のスイッチ2581および2582を有する。これらのスイッチ2581および2582の一端は電圧+V/2および−V/2の供給線にそれぞれ接続される一方、その他端は共通のデータ線212に接続される。スイッチ2581および2582のゲートには、それぞれ電圧選択信号eおよびfが供給されている。そして、スイッチ2581および2582の各々は、ゲート入力される電圧選択信号eおよびfがHレベルになると、それぞれ一端と他端との間において導通状態となる。したがって、各データ線212は、スイッチ2581および2582のうちオンしたものを介して、電圧±V/2の供給線のいずれかと接続された状態となる。
次に、デコーダ256の動作に特に着目しながら、データ線212に供給されるデータ信号の波形を説明する。
まず、ある水平走査期間において画素116に与えられた階調データが白表示を示す[000]である場合、デコーダ256は、図9に示されるように、その水平走査期間の前半期間および後半期間の各々において、交流駆動信号MXがHレベルであれば電圧−V/2が選択され、交流駆動信号MXがLレベルであれば電圧+V/2が選択されるように電圧選択信号eおよびfを生成する。これに対し、階調データが黒表示を示す[111]である場合、デコーダ256は、図9に示されるように、その水平走査期間の前半期間および後半期間の各々において、交流駆動信号MXがHレベルであれば電圧+V/2が選択され、交流駆動信号MXがLレベルであれば電圧−V/2が選択されるように電圧選択信号eおよびfを生成する。これらの場合、電圧選択信号eおよびfのレベルが切り替えられるタイミングは、前半期間の最初と後半期間の最初とに供給されるリセット信号RESの立ち上がりによって規定される。
一方、画素116に与えられた階調データが白色および黒色を除く中間階調(階調データ[110]、[101]、[100]、[011]、[010]および[001]により示される灰色の階調)を示す場合、デコーダ256は、以下に示す3つの条件が満たされるように電圧選択信号eおよびfを生成する。まず、第1に、デコーダ256は、各画素116の駆動方式として前縁駆動法と後縁駆動法とが垂直走査期間ごとに切り替わるように電圧選択信号eおよびfを生成する。例えば図10に示されるように、第i行に属する第j列目の画素116(図面左上に位置する画素116)が垂直走査期間Faにおいて前縁駆動法(図10では「前」により示される)により駆動されているとすれば、その直後の垂直走査期間Fbにおいて、この画素116は後縁駆動法(図10では「後」により示される)により駆動されることとなる。第2に、デコーダ256は、奇数列目の画素116の駆動方式と偶数列目の画素116の駆動方式とが異なるように電圧選択信号eおよびfを生成する。図10に示される垂直走査期間Faを例にとると、第i行に属する奇数列目(第j列目および第(j+2)行目)の画素116は前縁駆動法により駆動されるのに対し、同行に属する偶数列目(第(j+1)列目および第(j+3)列目)の画素116は後縁駆動法により駆動される。第3に、デコーダ256は、奇数行に属する画素116の駆動方式と偶数行に属する画素116の駆動方式とが異なるように電圧選択信号eおよびfを生成する。図10に示される垂直走査期間Faを例にとると、奇数行(第i行および第(i+2)行)に属する第j列目の画素116は前縁駆動法により駆動されるのに対し、偶数行(第(i+1)行および第(i+3)行)に属する第j列目の画素116は後縁駆動法により駆動される。
さらに、本実施形態においては、選択電圧の極性と駆動方式との対応関係が異なる2つの動作モードが用意されている。ここで、図10は、第1の動作モードにおける選択電圧の極性と駆動方式との関係を示す図であり、図11は、第2の動作モードにおける選択電圧の極性と駆動方式との関係を示す図である。これらの図において、各走査線312の左側に付記された「+」はその走査線312に対して正極性の選択電圧+Vが印加されることを示し、「−」はその走査線312に対して負極性の選択電圧−Vが印加されることを示している。
図10に示されるように、第1の動作モードにおいては、走査線312に正極性の選択電圧+Vが印加される期間(水平走査期間の後半期間)において、奇数列目の各データ線212が前縁駆動法により駆動されるとともに偶数列目の各データ線212が後縁駆動法により駆動される一方、走査線312に負極性の選択電圧−Vが印加される期間において、奇数列目の各データ線212が後縁駆動法により駆動されるとともに偶数列目の各データ線212が前縁駆動法により駆動される。例えば、垂直走査期間Faのうち第i行目および第(i+2)行目の走査線312に正極性の選択電圧+Vが印加される期間と垂直走査期間Fbのうち第(i+1)行目および第(i+3)行目の走査線312に正極性の選択電圧+Vが印加される期間とにおいては、奇数列目(第j列目および第(j+2)列目)のデータ線212が前縁駆動法により駆動されるとともに偶数列目(第(j+1)列目および第(j+3)列目)のデータ線212は後縁駆動法により駆動される。一方、垂直走査期間Faのうち第(i+1)行目および第(i+3)行目の走査線312に負極性の選択電圧−Vが印加される期間と垂直走査期間Fbのうち第i行目および第(i+2)行目の走査線312に負極性の選択電圧−Vが印加される期間とにおいては、奇数列目(第j列目および第(j+2)列目)のデータ線212が後縁駆動法により駆動されるとともに偶数列目(第(j+1)列目および第(j+3)列目)のデータ線212が前縁駆動法により駆動される。このように、第1の動作モードにおいては、正極性の選択電圧+Vに対して奇数列目のデータ線212の前縁駆動と偶数列目のデータ線212の後縁駆動とが対応付けられ、負極性の選択電圧−Vに対して奇数列目のデータ線212の後縁駆動と偶数列目のデータ線212の前縁駆動とが対応付けられている。
これに対し、第2の動作モードにおいては、選択電圧の極性と駆動方式との対応関係が第1の動作モードとは逆になる。すなわち、図11に示されるように、第2の動作モードにおいては、走査線312に正極性の選択電圧+Vが印加される期間において、奇数列目の各データ線212が後縁駆動法により駆動されるとともに偶数列目の各データ線212が前縁駆動法により駆動される一方、走査線312に負極性の選択電圧−Vが印加される期間において、奇数列目の各データ線212が前縁駆動法により駆動されるとともに偶数列目の各データ線212が後縁駆動法により駆動される。すなわち、第2の動作モードにおいては、正極性の選択電圧+Vに対して奇数列目のデータ線212の後縁駆動と偶数列目のデータ線212の前縁駆動とが対応付けられ、負極性の選択電圧−Vに対して奇数列目のデータ線212の前縁駆動と偶数列目のデータ線212の後縁駆動とが対応付けられている。
そして、本実施形態においては、画素116による画像の表示が開始されるたびに動作モードが切り替えられる。この動作モードの選定(切り替え)を行なうのが制御回路400の動作モード選定回路410である。動作モード選定回路410は、現在の動作モードを記憶するメモリを有し、電気光学装置10の電源がオフ状態からオン状態に切り替えられてCPU(Central Processing Unit)などの上位装置から最初の画像を表す階調データが入力されると、その時点においてメモリに記憶されている動作モードを他方の動作モードに変更する。そして、変更後の動作モードが第1の動作モードである場合、動作モード選定回路410は、図12に示されるように極性指示信号POLと同一の信号を前後縁選択信号SELとして出力する。したがって、第1の動作モードにおける前後縁選択信号SELは、走査線312に正極性の選択電圧+Vが印加される水平走査期間においてHレベルとなり、負極性の選択電圧−Vが印加される水平走査期間においてLレベルとなる。これに対し、変更後の動作モードが第2の動作モードである場合、動作モード選定回路410は、図13に示されるように極性指示信号POLの論理レベルを反転させた信号を前後縁選択信号SELとして出力する。したがって、第2の動作モードにおける前後縁選択信号SELは、走査線312に正極性の選択電圧+Vが印加される水平走査期間においてLレベルとなり、負極性の選択電圧−Vが印加される水平走査期間においてHレベルとなる。
データ線駆動回路250のデコーダ256は、前後縁選択信号SELおよび交流駆動信号MXに基づいて、階調データから電圧選択信号eおよびfを生成する。
すなわち、前後縁選択信号SELがHレベルである水平走査期間において、デコーダ256は、奇数列目のデータ線212が前縁駆動法により駆動されるとともに偶数列目のデータ線212が後縁駆動法により駆動されるように電圧選択信号eおよびfを生成する。具体的には、デコーダ256は、図12および図13に示されるように、奇数列目のデータ線212に対し、前縁駆動用階調制御パルスGCPaのうち階調データに対応するパルスの立ち下がりにおいて、交流駆動信号MXがHレベルであれば電圧−V/2が選択され、交流駆動信号MXがLレベルであれば電圧+V/2が選択されるように電圧選択信号eおよびfを生成する。さらに、これと並行して、デコーダ256は、偶数列目のデータ線212に対し、階調データに対応する後縁駆動用階調制御パルスGCPbの立ち下がりにおいて、交流駆動信号MXがHレベルであれば電圧+V/2が選択され、交流駆動信号MXがLレベルであれば電圧−V/2が選択されるように電圧選択信号eおよびfを生成する。この結果、前後縁選択信号SELがHレベルである水平走査期間においては、図12および図13に示されるように、奇数列目のデータ線212に対して前縁駆動法によるデータ電圧が印加される一方、偶数列目のデータ線212に対して後縁駆動法によるデータ電圧が印加される。
一方、前後縁選択信号SELがLレベルである水平走査期間において、デコーダ256は、奇数列目のデータ線212が後縁駆動法により駆動されるとともに偶数列目のデータ線212が前縁駆動法により駆動されるように電圧選択信号eおよびfを生成する。具体的には、デコーダ256は、図12および図13に示されるように、奇数列目のデータ線212に対し、後縁駆動用階調制御パルスGCPbの立ち下がりにおいて、交流駆動信号MXがHレベルであれば電圧+V/2が選択され、交流駆動信号MXがLレベルであれば電圧−V/2が選択されるように電圧選択信号eおよびfを生成する。さらに、これと並行して、デコーダ256は、偶数列目のデータ線212に対し、階調データに対応する前縁駆動用階調制御パルスGCPaの立ち下がりにおいて、交流駆動信号MXがHレベルであれば電圧−V/2が選択され、交流駆動信号MXがLレベルであれば電圧+V/2が選択されるように電圧選択信号eおよびfを生成する。この結果、前後縁選択信号SELがLレベルである水平走査期間においては、図12および図13に示されるように、奇数列目のデータ線212に対して後縁駆動法によるデータ電圧が印加される一方、偶数列目のデータ線212に対して前縁駆動法によるデータ電圧が印加される。
上述したように前後縁選択信号SELの論理レベルは水平走査期間ごとに反転する。したがって、以上の動作が繰り返されることにより、図10および図11に示されるように、奇数列目の画素116と偶数列目の画素116とが異なる駆動方式により駆動され、かつ、奇数行目の画素116と偶数行目の画素116とが異なる駆動方式により駆動されることとなる。さらに、時間的に前後する垂直走査期間のうち同一の走査線312が選択される水平走査期間においては前後縁選択信号SELの論理レベルが反転する。例えば、第1の動作モードが選択されている場合に、垂直走査期間Faのうち奇数行(例えば第i行)の走査線312が選択される水平走査期間において前後縁選択信号SELはHレベルであるのに対し、この直後に続く垂直走査期間Fbのうち奇数行の走査線312が選択される水平走査期間においては前後縁選択信号SELがLレベルとなる。したがって、図10および図11に示されるように、各画素116の駆動方式は垂直走査期間ごとに切り替えられる。図12に示される画素116のうちi行目に属するj列目の画素116を例にとると、垂直走査期間Faにおいては前縁駆動法により駆動されるのに対し、垂直走査期間Fbにおいては後縁駆動法により駆動されることとなる。
加えて、前後縁選択信号SELは、第1の動作モードにおいては選択電圧の極性を指示する極性指示信号POLと同じ論理レベルとなる一方、第2の動作モードにおいては極性指示信号POLとは逆の論理レベルとなる。したがって、図12および図13に示されるように、極性指示信号POLにより指定される選択電圧の極性と各画素116の駆動方式との関係は第1の動作モードと第2の動作モードとで逆転することとなる。例えば、第1の動作モードが選定されている場合、図10および図12に示されるように、垂直走査期間Faのうち正極性の選択電圧+Vが第i行の走査線312に印加される期間において第j列目のデータ線212は前縁駆動されるのに対し、第2の動作モードが選定されている場合、図11および図13に示されるように、垂直走査期間Faのうち正極性の選択電圧+Vが第i行の走査線312に印加される期間において第j列目のデータ線212は後縁駆動されるといった具合である。
以上に説明したように、本実施形態においては、奇数列目のデータ線212と偶数列目のデータ線212とで駆動方式が異なる。このように1水平走査期間におけるデータ線212の駆動方式として前縁駆動法と後縁駆動法とを混在させることによって、横クロストークが抑制されるという効果が得られる。この効果について詳述すると以下の通りである。
本実施形態においては、走査線312がITOなどの抵抗率の大きな金属により形成されるため、各走査線312は第1列から第240列までの総てのデータ線212と容量的に結合する。したがって、ある水平走査期間においてデータ線212の電圧が+V/2および−V/2の一方から他方に切り替えられると、図14(a)に示されるように、各走査線312にスパイク(微分波形ノイズ)が発生する。このスパイクが1水平走査期間の後半期間において走査線312に発生すると選択電圧が変動する。この結果、液晶容量118に印加される電圧実効値に誤差が生じ、各画素116の階調が本来の階調とは異なってしまうのである。この階調の誤差は行方向に発生することから、上述した縦方向のクロストークと区別する意味で特に横クロストークと呼ばれている。
ここで、走査線312に現れるスパイクの大きさは、同時に電圧が切り替えられるデータ線212の本数に応じて異なる。すなわち、同時に電圧が切り替えられるデータ線212の本数が多いほどスパイクが大きく、このため画素116への電圧実効値(階調)に与える影響も大きい。したがって、例えばデータ電圧を前縁駆動法および後縁駆動法の一方のみによって切り替えるとすれば、ひとつの行に属する総ての画素116に同一の階調データが与えられた場合に、これらの画素116に対応する240本のデータ線212の電圧が一斉に切り替えられ、走査線312に発生するスパイクが著しく大きくなって表示品位が顕著に低下しかねない。
これに対し、本実施形態においては、仮にひとつの行に属する総ての画素116に同一の階調データが与えられたとしても、一部のデータ線212(奇数列のデータ線212)については前縁駆動法によるタイミングにて電圧が切り替えられる一方、他のデータ線212(偶数列のデータ線212)については後縁駆動法によるタイミングにて電圧が切り替えられる。したがって、図14(b)に示されるように、走査線312に選択電圧が印加される期間に発生するスパイクは、SaおよびSbで示されるように2つに分散される。しかも、同一のタイミングで電圧が切り替えられるデータ線212は120本となるからスパイクの大きさも低減される。このように、本実施形態によれば、データ電圧の切り替えに伴なうスパイクによって生じる選択電圧の変動(ひいては画素116に印加される電圧実行値の変動)を抑え、これにより横クロストークを有効に抑制することができるのである。
ところで、スパイクに起因した横クロストークを抑えるための構成としては、各画素116の駆動方式を前縁駆動法および後縁駆動法のいずれか一方のみに固定した構成も採用され得る。すなわち、複数の画素116が2つのグループに分けられ、このうち第1のグループに属する画素116は総ての垂直走査期間にわたって前縁駆動法により駆動される一方、第2のグループに属する画素116は総ての垂直走査期間にわたって後縁駆動法により駆動されるといった具合である。しかしながら、この構成のもとでは各駆動方式における電圧実効値の相違に起因して表示品位が低下するという問題が生じ得る。この問題点について詳述すると以下の通りである。
本願発明者は、前縁駆動法によって画素116に印加される電圧実効値と後縁駆動法によって画素116に印加される電圧実効値とは必ずしも一致しないという知見を得るに至った。この電圧実効値の相違が生じる原因としては種々の要因が考えられるが、その原因のひとつとしては画素116における電荷の放電の程度の相違が挙げられる。すなわち、画素116が前縁駆動法によって駆動される場合には、後半期間の始点から点灯電圧の印加に伴なって液晶容量118に蓄積された電荷が、その期間に続く非点灯電圧の印加期間において放電するのに対し、画素116が後縁駆動法によって駆動される場合には、走査線312の選択が解除されるタイミングにおいて点灯電圧の印加が終了するので液晶容量118における放電は生じない。この結果、たとえ画素116に与えられた階調データが同一であったとしても、前縁駆動法により画素116に印加される電圧実効値は、後縁駆動法により画素116に印加される電圧実効値よりも低くなるのである。したがって、総ての垂直走査期間にわたって各画素116の駆動方式が図15(a)に示す状態に固定されているとすれば、仮に総ての画素116に対して同一の階調が指示されたとしても各画素116に実際に印加される電圧実効値は図15(b)に示されるように行方向または列方向に隣り合う画素116で異なることとなり、表示品位を低下させる原因となり得る。これに対し、本実施形態においては、各画素116の駆動方式が垂直走査期間ごとに前縁駆動および後縁駆動の一方から他方に切り替えられるから、たとえ各垂直走査期間において前縁駆動と後縁駆動とで画素116への電圧実効値が異なるとしても、複数の垂直走査期間についてみれば電圧実効値の差異が均等化されることとなる。したがって、本実施形態によれば、前縁駆動法と後縁駆動法とを混在させて横クロストークの発生を抑えつつ、前縁駆動法と後縁駆動法とにおける電圧実効値の相違を補償して表示品位の低下を抑えることができるという効果が奏される。
一方、この効果を得るという観点のみからすると、第1の動作モードおよび第2の動作モードの一方のみによって画素116を駆動する構成(すなわち動作モードを区別しない構成)も採用され得る。しかしながら、この構成のもとでは、以下に示されるように画素116に対して直流成分が印加されてその劣化を招くという問題が生じ得る。
いま、上記実施形態に係る構成において常に第1の動作モードが選定されている場合を想定する。この構成のもとでは、選択電圧の極性と駆動方式との対応関係が固定的となる。例えば、図10において第i行に属する第j列目の画素116(左上の画素116)に着目すると、この画素116の走査線312に正極性の選択電圧+Vが印加される場合にはデータ線212が常に前縁駆動法により駆動され、負極性の選択電圧−Vが印加される場合にはデータ線212が常に後縁駆動法により駆動されるといった具合である。一方、前縁駆動法によって画素116に印加される電圧実効値と後縁駆動法によって画素116に印加される電圧実効値とが異なることは上述した通りである。したがって、例えば前縁駆動法による電圧実効値が後縁駆動法による電圧実効値よりも低いと仮定すれば、両電圧実効値の差分に相当する負極性の直流成分が画素116に対して印加され続けることとなる。この直流成分の印加により、画素116の液晶容量118が劣化し、ひいては表示品位の低下が引き起こされるのである。
この問題を解消するために、本実施形態においては、選択電圧の極性と駆動方式との対応関係が異なる第1および第2の動作モードが交互に切り替えられるようになっている。この構成によれば、前縁駆動法による電圧実効値と後縁駆動法による電圧実効値とに差異があるとしても、各動作モードにおいて画素116に印加される直流成分の極性が逆転するから、一方の極性の直流成分が常に画素116に印加され続ける事態が回避される。この結果、本実施形態によれば、直流成分の印加に起因した画素116の劣化、さらには画素116の劣化に起因した表示品位の低下を抑えることができるのである。
<B:変形例>
以上に説明した実施形態はあくまでも例示である。したがって、この形態に対しては本発明の趣旨から逸脱しない範囲で種々の変形を加えることができる。具体的には、以下のような変形例が考えられる。
上記実施形態においては、前縁駆動用階調制御パルスGCPaと後縁駆動用階調制御パルスGCPbとを時間軸上において対称となるタイミングで出力する構成とした。この構成のもとでは、各中間階調に応じた点灯電圧の印加期間が前縁駆動法と後縁駆動法とにおいて一致することとなる。しかしながら、各階調に対応した点灯電圧の印加期間が前縁駆動法と後縁駆動法とで異なるように前縁駆動用階調制御パルスGCPaおよび後縁駆動用階調制御パルスGCPbの出力タイミングを選定してもよい。具体例を挙げれば以下の通りである。
上述したように前縁駆動法により画素116に印加される電圧実効値と後縁駆動法により画素116に印加される電圧実効値とは異なる。そこで、以下に示す態様においては、この電圧実効値の相違が補償されるように前縁駆動用階調制御パルスGCPaおよび後縁駆動用階調制御パルスGCPbの出力タイミングが選定される。例えばいま、前縁駆動法による電圧実効値が後縁駆動法による電圧実効値よりも低い場合を想定する。この場合、図16(a)に示されるように、前縁駆動法において用いられる前縁駆動用階調制御パルスGCPa’の出力タイミングを各中間階調に応じた時点(上記実施形態に示された前縁駆動用階調制御パルスGCPaの出力タイミング)よりも時間軸上において後方に変更すれば、点灯電圧の印加期間は延長されることとなる。例えば、前縁駆動用階調制御パルスGCPa’の出力タイミングを前縁駆動用階調制御パルスGCPaよりも時間長Taだけ後方にずらしたタイミングとすれば、図16(a)に示されるように、階調データが[001]であるときの点灯電圧の印加期間は時間長Taだけ延長されることとなるから、前縁駆動法による電圧実効値が高められる。また、図16(b)に示されるように、後縁駆動法において用いられる後縁駆動用階調制御パルスGCPb’の出力タイミングを各中間階調に対応する時点(上記実施形態に示された後縁駆動用階調制御パルスGCPbの出力タイミング)よりも時間軸上において後方に変更すれば、点灯電圧の印加期間は短縮されることとなる。例えば、後縁駆動用階調制御パルスGCPb’の出力タイミングを後縁駆動用階調制御パルスGCPbよりも時間長Tbだけ後方にずらしたタイミングとすれば、図16(b)に示されるように、階調データが[001]であるときの点灯電圧の印加期間は時間長Tbだけ短縮されることとなるから、後縁駆動法による電圧実効値が低められる。なお、ここでは前縁駆動法による電圧実効値が後縁駆動法による電圧実効値よりも低い場合を想定したが、前縁駆動法による電圧実効値が後縁駆動法による電圧実効値よりも高い場合には、図16(a)および(b)の例とは逆の方向に各パルスの出力タイミングをずらせばよい。
このように、前縁駆動用階調制御パルスおよび後縁駆動用階調制御パルスの出力タイミングを、各中間階調に対応する時間長だけではなく各駆動法に応じた電圧実効値の相違も踏まえて選定すれば、各駆動法による電圧実効値の相違を補償して良好な表示品位が維持される。なお、この方法によっても電圧実効値の相違を完全には解消できない場合が生じ得る。各駆動法による電圧実効値の相違は電気光学装置の使用環境の温度など他の条件にも依存すると考えられるからである。したがって、各パルスの出力タイミングが電圧実効値の相違に応じて調整された構成にあっても、上記実施形態に示したように各画素116の駆動方式や選択電圧の極性と駆動方式との対応関係を交互に切り替える構成を採用する利益は依然として存在する。
上記実施形態においては、電気光学装置の電源がオン状態とされて画像の表示が開始されるたびに動作モードを切り替える構成を例示したが、動作モードを切り替える契機はこれに限られない。例えば、表示される画像が変更されるたびに動作モードを切り替える構成としてもよい。各動作モードにおける表示品位には相違が生じ得るから、ひとつの画像が表示されている最中に動作モードが切り替えられると、各動作モードの表示品位の差が表示のチラツキとして観察者に認識される場合がある。これに対し、表示画像が変更されるたびに動作モードを切り替える構成とすれば、このようなチラツキを目立たなくすることができる。また、時系列的に連なる複数の画像からなる動画像が表示されるときに、相前後する画像の変化の程度が所定のしきい値を越えるか否かを動作モード選定回路410が判別し、越えると判別した場合に動作モードを切り替えるようにしてもよい。画像の変化の程度を示す変数としては、例えば、相前後する静止画像の間で階調が変化した画素116の個数や、相前後する静止画像の間における1または複数の画素116の階調の変化量などが挙げられる。あるいは、動画像を構成する一連の画像が複数のシーンに区分される場合には、表示対象となる画像の属するシーンが変更されたことを示す信号をCPUなどの上位装置から受信し、この受信を契機として動作モードを切り替えるようにしてもよい。さらに、表示画像の内容自体から動作モードの切り替えの要否が判別される必要は必ずしもなく、例えば、キーやボタンなど各種の操作子に対して表示画像を切り替えるための操作が行なわれるたびに動作モードを切り替えるようにしてもよい。また、各動作モードにおける表示品位の差が問題とならないのであれば、表示画像の内容に拘わらず、特定の時間(例えば複数の垂直走査期間)が経過するたびに動作モードを切り替えるようにしてもよい。
上記実施形態においては奇数列目のデータ線212と偶数列目のデータ線212とで駆動方式を異ならせる構成を例示したが、各駆動方式が適用されるデータ線212の区分の仕方はこれに限られない。例えば、複数のデータ線212を各々が配列された順番に特定の本数ごとに区分し、このうち奇数番目の区分に属するデータ線212と偶数番目の区分に属するデータ線212とで駆動方式を異ならせる構成としてもよい。このように、本発明においては、複数のデータ線212が2つのグループに区分され、このうち一方のグループ(第1群)に属するデータ線212と他方のグループ(第2群)に属するデータ線212とが異なる駆動方式により駆動される構成であればよい。
上記実施形態においては、各画素116の駆動方式を垂直走査期間ごとに切り替える構成を例示したが、複数の垂直走査期間ごとに各画素116の駆動方式を切り替えるようにしてもよい。また、上記実施形態においては、水平走査期間を前半期間と後半期間とに分割し、このうち後半期間において走査線312に選択電圧を印加する構成を例示したが、これに代えて、前半期間に選択電圧を印加する構成も採用され得る。また、水平走査期間を前半期間と後半期間とに分割することなく、1水平走査期間の始点から終点にわたって走査線312に選択電圧を印加する構成も採用され得る。
上記実施形態においては、データ線駆動回路250、走査線駆動回路350、制御回路400およびおよび電圧生成回路500の各々を別個の集積回路として例示したが、これらの回路の一部または全部を一体の集積回路としてもよい。また、上記実施形態においては透過型の液晶パネルを例示したが、観察側からの入射光を観察側に反射させて表示(反射型表示)を行なう反射型の液晶パネルや、透過型および反射型の双方の表示が可能な半透過反射型の液晶パネルにも適用され得る。また、階調数は「8」に限れられず、その他の任意の階調数(例えば4、16、32、64階調など)が採用され得る。各々がR(赤)、G(緑)、B(青)の各色に割り当てられた3つの画素116によって1ドットを構成して、カラー画像を表示する構成としてもよい。また、上記実施形態においてはノーマリーホワイトモードの液晶パネル100を例示したが、液晶に電圧が印加されていないときに黒色を表示するノーマリーブラックモードの液晶パネルにも本発明は適用され得る。
上記実施形態においては能動素子としてTFD220を用いたアクティブマトリクス型の液晶パネル100を例示したが、能動素子を用いることなく、帯状電極の交差によって液晶160を挟持したパッシブマトリクス型の電気光学装置にも本発明は適用され得る。また、実施形態では、TFD220がデータ線212に接続され、液晶容量118が走査線312に接続された構成を例示したが、これとは逆に、TFD220が走査線312に、液晶容量118がデータ線212にそれぞれ接続された構成としてもよい。さらに、TFD220は、二端子型スイッチング素子の一例に過ぎず、ZnO(酸化亜鉛)バリスタや、MSI(Metal Semi-Insulator)などを用いた素子、あるいは、これらの素子を2つ逆向きに直列接続または並列接続したものを二端子型スイッチング素子として用いることも可能である。
上記実施形態では、TN型の液晶を用いた液晶装置を例示したが、STN(Super Twisted Nematic)型の液晶や、分子の長軸方向と短軸方向とで可視光の吸収に異方性を有する染料(ゲスト)を一定の分子配列の液晶(ホスト)に溶解して、染料分子を液晶分子と平行に配列させたゲストホスト型などの液晶を用いてもよい。加えて、電圧無印加時には液晶分子が両基板に対して垂直方向に配列する一方、電圧印加時には液晶分子が両基板に対して水平方向に配列する、という垂直配向(ホメオトロピック配向)の構成としてもよいし、電圧無印加時には液晶分子が両基板に対して水平方向に配列する一方、電圧印加時には液晶分子が両基板に対して垂直方向に配列する、という平行(水平)配向(ホモジニアス配向)の構成としてもよい。このように、本発明では、液晶や配向方式として種々のものを用いることが可能である。
本発明は、液晶装置以外の電気光学装置にも適用され得る。すなわち、電流の供給や電圧の印加といった電気的な作用を輝度や透過率の変化といった光学的な作用に変換する電気光学物質を用いて画像を表示する装置であれば本発明は適用され得る。例えば、EL(ElectroLuminescent)を電気光学物質として用いたEL表示装置や、着色された液体と当該液体に分散された白色の粒子とを含むマイクロカプセルを電気光学物質として用いた電気泳動表示装置、極性が相違する領域ごとに異なる色に塗り分けられたツイストボールを電気光学物質として用いたツイストボールディスプレイ、黒色トナーを電気光学物質として用いたトナーディスプレイ、あるいはヘリウムやネオンなどの高圧ガスを電気光学物質として用いたプラズマディスプレイパネル(PDP)など各種の電気光学装置に本発明が適用される。
<C:電子機器>
次に、上述した実施形態に係る電気光学装置を表示装置として有する電子機器について説明する。図17は、実施形態に係る電気光学装置10を用いた携帯電話機の構成を示す斜視部である。この図に示されるように、携帯電話機1200は、複数の操作ボタン1202のほか、受話口1204、送話口1206とともに、上述した電気光学装置10を備える。なお、電気光学装置10のうち液晶パネル100以外の構成要素は筐体に内蔵されるので、携帯電話機1200の外観上は現れない。
図18は、電気光学装置10をファインダに適用したデジタルスチルカメラの構成を示す斜視図である。銀塩カメラは、被写体の光像によってフィルムを感光させるのに対し、デジタルスチルカメラ1300は、被写体の光像をCCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子により光電変換して撮像信号を生成・記憶する。ここで、デジタルスチルカメラ1300における本体1302の背面には、上述した液晶パネル100が設けられている。この液晶パネル100は、撮像信号に基づいて表示を行なうので、被写体を表示するファインダとして機能することになる。また、本体1302の前面側(図18においては裏面側)には、光学レンズやCCDなどを含んだ受光ユニット1304が設けられている。撮影者が液晶パネル100に表示された被写体像を確認して、シャッタボタン1306を押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、回路基板1308のメモリに転送・記憶される。また、このデジタルスチルカメラ1300にあって、ケース1302の側面には、外部表示を行なうためのビデオ信号出力端子1312と、データ通信用の入出力端子1314とが設けられている。
なお、電気光学装置10が表示装置として利用され得る電子機器としては、図17に示される携帯電話機や、図18に示されるデジタルスチルカメラのほかにも、ノートパソコンや、液晶テレビ、ビューファインダ型(またはモニタ直視型)のビデオレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。いずれの電子機器においても、横クロストークを抑えた高品位の表示が簡易な構成によって実現される。
本発明の実施形態に係る電気光学装置の構成を示すブロック図である。 電気光学装置の構成を示す斜視図である。 電気光学装置における液晶パネルの構成を示す断面図である。 画素の構成を示す斜視図である。 前縁駆動法と後縁駆動法とを説明するための図である。 走査線駆動回路の構成を示すブロック図である。 走査信号の波形を示すタイミングチャートである。 データ線駆動回路の構成を示すブロック図である。 データ線駆動回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。 第1の動作モードにおける前縁駆動法と後縁駆動法との切り替え動作を説明するための図である。 第2の動作モードにおける前縁駆動法と後縁駆動法との切り替え動作を説明するための図である。 第1の動作モードにおけるデータ線駆動回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。 第2の動作モードにおけるデータ線駆動回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。 選択電圧にスパイクが発生する様子を説明するための図である。 対比例に係る電気光学装置の問題点を説明するための図である。 変形例に係る階調制御パルスの波形を説明するための図である。 本発明に係る電子機器の一例である携帯電話機の構成を示す斜視図である。 本発明に係る電子機器の一例であるデジタルスチルカメラの構成を示す斜視図である。
符号の説明
10……電気光学装置、100…液晶パネル、116…画素、212…データ線、250…データ線駆動回路、256……デコーダ、312…走査線、350…走査線駆動回路、400…制御回路、410……動作モード選定回路、500…電圧生成回路。

Claims (10)

  1. 複数の走査線と複数のデータ線との各交差に設けられた画素を駆動する回路において、
    前記複数の走査線の各々を順次に選択するとともに、選択した走査線に基準電圧に対して正極性または負極性の選択電圧を印加する走査線駆動回路と、
    前記複数のデータ線の各々に対し、前記走査線に選択電圧を印加する期間のうち、その期間の始点から当該データ線と当該走査線との交差に対応する画素の階調に応じた時間長が経過するまでの期間にて前記選択電圧とは逆極性の点灯電圧を、その残余の期間にて当該選択電圧と同極性の非点灯電圧をそれぞれ印加する前縁駆動、または、前記選択電圧の印加期間のうち、その期間の終点に対して当該画素の階調に応じた時間長だけ手前の時点から当該印加期間の終点までの期間にて前記点灯電圧を、その残余の期間にて前記非点灯電圧をそれぞれ印加する後縁駆動を行なうデータ線駆動回路とを具備し、
    前記データ線駆動回路は、
    走査線に正極性の選択電圧が印加される場合に、前記複数のデータ線のうち第1群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なうとともに前記第1群とは異なる第2群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なう一方、走査線に負極性の選択電圧が印加される場合に、前記第1群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なうとともに前記第2群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なう第1の動作モードと、
    走査線に正極性の選択電圧が印加される場合に、前記第1群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なうとともに前記第2群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なう一方、走査線に負極性の選択電圧が印加される場合に、前記第1群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なうとともに前記第2群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なう第2の動作モードとを切り替え
    前記画素による画像の表示が開始されるたびに動作モードを切り替える
    ことを特徴とする電気光学装置の駆動回路。
  2. 複数の走査線と複数のデータ線との各交差に設けられた画素を駆動する回路において、
    前記複数の走査線の各々を順次に選択するとともに、選択した走査線に基準電圧に対して正極性または負極性の選択電圧を印加する走査線駆動回路と、
    前記複数のデータ線の各々に対し、前記走査線に選択電圧を印加する期間のうち、その期間の始点から当該データ線と当該走査線との交差に対応する画素の階調に応じた時間長が経過するまでの期間にて前記選択電圧とは逆極性の点灯電圧を、その残余の期間にて当該選択電圧と同極性の非点灯電圧をそれぞれ印加する前縁駆動、または、前記選択電圧の印加期間のうち、その期間の終点に対して当該画素の階調に応じた時間長だけ手前の時点から当該印加期間の終点までの期間にて前記点灯電圧を、その残余の期間にて前記非点灯電圧をそれぞれ印加する後縁駆動を行なうデータ線駆動回路とを具備し、
    前記データ線駆動回路は、
    走査線に正極性の選択電圧が印加される場合に、前記複数のデータ線のうち第1群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なうとともに前記第1群とは異なる第2群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なう一方、走査線に負極性の選択電圧が印加される場合に、前記第1群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なうとともに前記第2群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なう第1の動作モードと、
    走査線に正極性の選択電圧が印加される場合に、前記第1群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なうとともに前記第2群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なう一方、走査線に負極性の選択電圧が印加される場合に、前記第1群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なうとともに前記第2群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なう第2の動作モードとを切り替え
    前記画素により表示される画像が変更されるたびに動作モードを切り替える
    ことを特徴とする電気光学装置の駆動回路。
  3. 前記走査線駆動回路は、各走査線を選択する1水平走査期間を分割した前半期間および後半期間の一方において、前記選択した走査線に選択電圧を印加し、
    前記データ線駆動回路は、一のデータ線に対し、
    前記前半期間および前記後半期間の一方において、当該画素の階調に応じた期間にて点灯電圧を、その残余の期間にて非点灯電圧をそれぞれ印加し、
    前記前半期間および前記後半期間の他方において、当該画素の階調に応じた期間にて非点灯電圧を、その残余の期間にて点灯電圧をそれぞれ印加する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電気光学装置の駆動回路。
  4. 前記走査線駆動回路は、各走査線に印加される選択電圧の極性を水平走査期間ごとに反転させる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電気光学装置の駆動回路。
  5. 前記走査線駆動回路は、各走査線に印加される選択電圧の極性を垂直走査期間ごとに反転させる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電気光学装置の駆動回路。
  6. 複数の走査線と複数のデータ線との各交差に設けられた画素を駆動する方法において、
    前記複数の走査線の各々を順次に選択するとともに、選択した走査線に基準電圧に対して正極性または負極性の選択電圧を印加し、
    前記走査線に正極性の選択電圧が印加される場合に、前記複数のデータ線のうち第1群に属する各データ線に対し、前記選択電圧の印加期間の始点から当該データ線と当該走査線との交差に対応する画素の階調に応じた時間長が経過するまでの期間にて当該選択電圧とは逆極性の点灯電圧を、その残余の期間にて当該選択電圧と同極性の非点灯電圧をそれぞれ印加する前縁駆動を行なうとともに、前記第1群とは異なる第2群に属する各データ線に対し、前記選択電圧の印加期間の終点に対して当該画素の階調に応じた時間長だけ手前の時点から当該終点までの期間にて前記点灯電圧を、その残余の期間にて前記非点灯電圧をそれぞれ印加する後縁駆動を行なう一方、前記走査線に負極性の選択電圧が印加される場合に、前記第1群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なうとともに前記第2群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なう第1の動作モードと、
    前記走査線に正極性の選択電圧が印加される場合に、前記第1群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なうとともに前記第2群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なう一方、前記走査線に負極性の選択電圧が印加される場合に、前記第1群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なうとともに前記第2群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なう第2の動作モードとを切り替え
    前記画素による画像の表示が開始されるたびに動作モードを切り替える
    ことを特徴とする電気光学装置の駆動方法。
  7. 複数の走査線と複数のデータ線との各交差に設けられた画素を駆動する方法において、
    前記複数の走査線の各々を順次に選択するとともに、選択した走査線に基準電圧に対して正極性または負極性の選択電圧を印加し、
    前記走査線に正極性の選択電圧が印加される場合に、前記複数のデータ線のうち第1群に属する各データ線に対し、前記選択電圧の印加期間の始点から当該データ線と当該走査線との交差に対応する画素の階調に応じた時間長が経過するまでの期間にて当該選択電圧とは逆極性の点灯電圧を、その残余の期間にて当該選択電圧と同極性の非点灯電圧をそれぞれ印加する前縁駆動を行なうとともに、前記第1群とは異なる第2群に属する各データ線に対し、前記選択電圧の印加期間の終点に対して当該画素の階調に応じた時間長だけ手前の時点から当該終点までの期間にて前記点灯電圧を、その残余の期間にて前記非点灯電圧をそれぞれ印加する後縁駆動を行なう一方、前記走査線に負極性の選択電圧が印加される場合に、前記第1群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なうとともに前記第2群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なう第1の動作モードと、
    前記走査線に正極性の選択電圧が印加される場合に、前記第1群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なうとともに前記第2群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なう一方、前記走査線に負極性の選択電圧が印加される場合に、前記第1群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なうとともに前記第2群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なう第2の動作モードとを切り替え
    前記画素により表示される画像が変更されるたびに動作モードを切り替える
    ことを特徴とする電気光学装置の駆動方法。
  8. 複数の走査線と複数のデータ線との各交差に設けられた画素と、
    前記複数の走査線の各々を順次に選択するとともに、選択した走査線に正極性または負極性の選択電圧を印加する走査線駆動回路と、
    前記複数のデータ線の各々に対し、前記走査線に選択電圧を印加する期間のうち、その期間の始点から当該データ線と当該走査線との交差に対応する画素の階調に応じた時間長が経過するまでの期間にて前記選択電圧とは逆極性の点灯電圧を、その残余の期間にて当該選択電圧と同極性の非点灯電圧をそれぞれ印加する前縁駆動、または、前記選択電圧の印加期間のうち、その期間の終点に対して当該画素の階調に応じた時間長だけ手前の時点から当該印加期間の終点までの期間にて前記点灯電圧を、その残余の期間にて前記非点灯電圧をそれぞれ印加する後縁駆動を行なうデータ線駆動回路とを具備し、
    前記データ線駆動回路は、
    走査線に正極性の選択電圧が印加される場合に、前記複数のデータ線のうち第1群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なうとともに前記第1群とは異なる第2群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なう一方、走査線に負極性の選択電圧が印加される場合に、前記第1群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なうとともに前記第2群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なう第1の動作モードと、
    走査線に正極性の選択電圧が印加される場合に、前記第1群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なうとともに前記第2群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なう一方、走査線に負極性の選択電圧が印加される場合に、前記第1群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なうとともに前記第2群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なう第2の動作モードとを切り替え
    前記画素による画像の表示が開始されるたびに動作モードを切り替える
    ことを特徴とする電気光学装置。
  9. 複数の走査線と複数のデータ線との各交差に設けられた画素と、
    前記複数の走査線の各々を順次に選択するとともに、選択した走査線に正極性または負極性の選択電圧を印加する走査線駆動回路と、
    前記複数のデータ線の各々に対し、前記走査線に選択電圧を印加する期間のうち、その期間の始点から当該データ線と当該走査線との交差に対応する画素の階調に応じた時間長が経過するまでの期間にて前記選択電圧とは逆極性の点灯電圧を、その残余の期間にて当該選択電圧と同極性の非点灯電圧をそれぞれ印加する前縁駆動、または、前記選択電圧の印加期間のうち、その期間の終点に対して当該画素の階調に応じた時間長だけ手前の時点から当該印加期間の終点までの期間にて前記点灯電圧を、その残余の期間にて前記非点灯電圧をそれぞれ印加する後縁駆動を行なうデータ線駆動回路とを具備し、
    前記データ線駆動回路は、
    走査線に正極性の選択電圧が印加される場合に、前記複数のデータ線のうち第1群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なうとともに前記第1群とは異なる第2群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なう一方、走査線に負極性の選択電圧が印加される場合に、前記第1群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なうとともに前記第2群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なう第1の動作モードと、
    走査線に正極性の選択電圧が印加される場合に、前記第1群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なうとともに前記第2群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なう一方、走査線に負極性の選択電圧が印加される場合に、前記第1群に属する各データ線に対して前記前縁駆動を行なうとともに前記第2群に属する各データ線に対して前記後縁駆動を行なう第2の動作モードとを切り替え
    前記画素により表示される画像が変更されるたびに動作モードを切り替える
    ことを特徴とする電気光学装置。
  10. 請求項8または9に記載の電気光学装置を表示装置として備える電子機器。
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