JP4507469B2 - 画像複写方法及び装置及び文書管理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像複写方法及び装置に関し、特に、座標情報を表現するコードが形成された情報表示媒体を原稿とし、その画像複写方法あるいは原稿文書画像を少なくとも座標情報を表現するコードとともに転写媒体上に画像形成する方法、ならびに、それらの方法を応用した装置、その装置を含む文書管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子化された文書は、ディスプレイ上で表示されるため、閲覧のし易さに問題がある。またディスプレイ上で表示するのでは可搬性にも問題がある。そこで、文書を印刷して、その印刷物を閲覧し、あるいは、その印刷物を持ち運んで利用することが多い。一方、こうした印刷物に加筆することも多々あるが、電子的な元文書と加筆事項とは何らリンクされておらず、後で元文書を電子的に編集しなおす必要がある。
【0003】
印刷された文書に加筆すると電子的な元文書に自動的に反映されるシステム、いわば紙ベースのタブレットシステムによって、上記の問題を解決することができる。このようなシステム構築のためには、まず、紙面上での先端部の座標を取得する必要がある。
【0004】
これに対して、特開平9−101864号公報では、全体が紙状で各種情報を書き換え自在に表示して維持する複数の情報表示記録媒体、複数の情報蓄積記録媒体、1個の情報記録装置を設けて、情報記録装置に手書き入力された情報は情報表示記録媒体の表示や情報蓄積記録媒体の記憶に利用され、情報記録装置により情報蓄積記録媒体から読み出された情報も情報表示記録媒体に表示される技術が開示されている。情報表示記録媒体は、表示した情報を維持し、その消去や修正も自在である。従って、前記公報に記載された技術を使用することにより、紙を消費することなく書類の作成や蓄積を実現することができる。
【0005】
一方、特開昭61−296421号公報では、光学的に読取可能なコードシンボルを座標板上にマトリックス状に並べ、それを読むことによって座標情報を取得する技術が開示されている。さらに、特開平7−141104号公報にも、同様の技術内容が開示されている。
【0006】
又、紙面にファイル情報(ファイル名など)をバーコードで印刷しておいて、タブレット上で加筆する際に紙面上のバーコードを読み取って、文書の編集を行う技術が、特開平7−244657号公報に開示されている。
【0007】
又、本件出願人の先願に係る特開平12−293303号公報において、光学的に読取可能なコードシンボルを紙面上にマトリックス状に並べ、それを小型カメラを備えたペンで紙面への加筆と同時にカメラで前記コードシンボルを読み取り座標情報を同時に取得することにより、加筆情報をリアルタイムに読み取り、加筆前の紙面情報と加筆情報を対応付けるシステムに関する発明について出願している。
【0008】
さらに、文書情報を埋め込んだコードシンボルを文書印刷時に同時に印刷し、その文書のコードシンボルを用いて文書の複製や管理などに利用しようとする技術が特開平8−87564号公報や特開平10−308868号公報に開示されている。また、この従来技術には、バーコード読み取り手段を備えたプリンタに関する技術が開示されているが、書式情報を埋め込んだものであり、読んだ情報を文書管理に使用する手段はなく、ネットワークを用いた文書管理システムで使用することは想定されていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
特開昭61−296421号公報等によって提案されたコードシンボルが配置された印刷媒体に、画像形成装置、ペンなどによって情報(文書内容)を書き込むことにより、座標入力機能を備えたペンを用いた座標情報の入力が可能な文書を作成することができる。座標入力機能を備えたペン(ペン型座標入力装置)は、例えば、本件出願人の先願である特願平12−272576号記載の方法によって実現することができる。これは、使用者が操作するペンに設置された画像読取装置によって、少なくとも座標情報が指定されたコードシンボルを読み取り、それをデコードすることによって、印刷媒体と描画ストロークとの位置関係を認識するものである。
【0010】
本件出願人の先願である特願平12−272576号ではコードシンボルを可視的に形成する方法の提案を含んでおり、またコードシンボル画像は黒色トナーを用いて形成する方法が提案されている。こうした方法を複写機に応用したならば、コードシンボルを含む原稿文書を複写し、複写によって生成された文書でも同様に座標入力機能を実現させることが可能である。しかしこのような場合、実用上いくつかの課題が発生する。
【0011】
まず、コード画像と文書画像との区別についての問題について述べる。コードシンボルは、ペン型座標入力装置によって文書内容とは異なるものとして検出されるように印刷する必要がある。コードシンボル画像は可視色素を用いて形成される場合もあるため、例えば、このような文書をコードシンボルを含む文書の全体に対してスキャナ処理を施すことによって画像データを取得し、それを共通の色素を用いて画像形成するような方式では、座標入力装置によってコードシンボルと文書画像とを区別することが困難となる。従って、コード画像とその他の原稿画像とを独立に抽出する装置が必要となる。
【0012】
次に、コード重複の問題について述べる。コードシンボルを含む文書の複写において、コードシンボルそのものはそのまま複写すべきでない場合がある。コードと文書(画像ソース)との対応付けはに記載されたような文書管理システムによって管理することができるが、複写によって生成された文書が、もとの文書と同一のコードシンボルを含んでいる場合には、座標入力機能を備えたペンを用いて筆記軌跡を描いたとき、それがオリジナルの記憶媒体に対して行われた書き込みなのか、複写によってコピー文書が生成された印刷媒体上で行われた書き込みなのかを判断できない。これでは、異なる印刷媒体の上に独立に描かれた文字や図形が、認識結果としては同一平面上で混在する可能性が生じる。
【0013】
さらに、品質劣化の問題について述べる。即ち、スキャナ等の読み取り手段を用いて文書を複写する場合には、読み取りの際に生じるノイズの混入などによって、生成されるコピー文書上に形成されるコードシンボル、あるいは文書内容画像が原稿文書よりも品質低下してしまい、使用者による読み取り容易性、あるいは機器によるコードシンボルの読み取り精度が低下する可能性が生じる。
【0014】
本発明は、上述したこれらの問題を総じて解決するために提案されたものであり、文書を複写する際に、原稿文書に含まれるコードシンボルを確認し適切な印刷制御を行うことが可能な画像複写方法ならびに装置、ひいてはそれらを含むシステムを提供することを目的とする。
【0015】
又、複写処理の結果得られた印刷媒体が、ペン等によって筆記を行うことにより、保管された文書情報に電子的に加筆させる機能を有するシステムに使用されるような画像複写方法ならびに装置、ひいてはそれらを含むシステムを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明では、座標情報を含むコードシンボルが形成された印刷媒体から前記コードシンボルを光学的に読み取る原稿コード読み取り工程と、記印刷媒体上に形成された文書画像を光学的に読み取る原稿文書画像読み取り工程と、原稿に前記コードシンボルが含まれており、使用者がそれを指定した場合には、コードシンボルに対応づけて保存されている文書画像データを取得する文書画像データ取得工程と、文書画像データを原稿とは別の印刷媒体である転写媒体上に形成する文書画像形成工程と、原稿にコードシンボルが含まれていることを使用者に音や文字メッセージなどによって通知する通知工程と、転写媒体上に形成されたコードシンボルを光学的に読み取る転写媒体コード読み取り工程と、コードシンボルが示す座標領域と、その上に形成する文書画像とを対応付けて登録する新規文書登録工程とを備え、転写媒体上にコードシンボルを検出した場合には、文書画像データをそのコードシンボルに対応づけて記録する画像複写方法を最も主要な特徴とする。
【0021】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の画像複写方法において、さらに、印刷媒体上にコードシンボルを形成するコード画像形成工程と、コードシンボル乃至それが示す座標情報と文書画像とを対応付けて登録する新規文書登録工程とを備え、原稿にコードシンボルが含まれている場合には、原稿と同じコードシンボルを印刷媒体上に形成する画像複写方法を主要な特徴とする。
【0022】
請求項3記載の発明では、請求項2記載の画像複写方法において、さらに、未だいずれの文書にも対応づけられていない新たな座標領域を取得する新規座標領域取得工程と、任意の座標領域を表すコードシンボル画像データを生成するコード画像データ生成工程とを備え、使用者がそれを指定した場合には、いずれの文書にも対応づけられていない座標領域を表す情報を含むコードシンボル画像および原稿の文書内容画像を印刷媒体上に形成し、その座標情報と文書内容画像データとを対応づけ、新規文書として記録する画像複写方法を主要な特徴とする。
【0026】
請求項4記載の発明では、座標情報を含むコードシンボルが形成された印刷媒体から前記コードシンボルを光学的に読み取る原稿コード読み取り手段と、印刷媒体上に形成された文書画像を光学的に読み取る原稿文書画像読み取り手段と、原稿にコードシンボルが含まれており、使用者がそれを指定した場合には、コードシンボルに対応づけて保存されている文書画像データを取得する文書画像データ取得手段と、文書画像データを原稿とは別の印刷媒体である転写媒体上に形成する文書画像形成手段と、原稿にコードシンボルが含まれていることを使用者に音や文字メッセージなどの通知手段によって通知する通知手段と、転写媒体上に形成されたコードシンボルを光学的に読み取る転写媒体コード読み取り手段と、コードシンボルが示す座標領域と、その上に形成する文書画像とを対応付けて登録する新規文書登録手段とを備え、転写媒体上にコードシンボルを検出した場合には、文書画像データをそのコードシンボルに対応づけて記録する記録手段を有する画像複写装置を最も主要な特徴的構成とする。
【0027】
請求項5記載の発明では、請求項4記載の画像複写装置において、さらに、印刷媒体上にコードシンボルを形成するコード画像形成手段と、コードシンボル乃至それが示す座標情報と文書画像とを対応付けて登録する新規文書登録手段とを備え、原稿にコードシンボルが含まれている場合には、原稿と同じコードシンボルを印刷媒体上に形成する手段を有する画像複写装置を主要な特徴的構成とする。
【0028】
請求項6記載の発明では、請求項5記載の画像複写装置において、さらに、未だいずれの文書にも対応づけられていない新たな座標領域を取得する新規座標領域取得手段と、任意の座標領域を表すコードシンボル画像データを生成するコード画像データ生成手段とを備え、使用者が指定した場合には、いずれの文書にも対応づけられていない座標領域を表す情報を含むコードシンボル画像および原稿の文書内容画像を印刷媒体上に形成し、その座標情報と文書内容画像データとを対応づけ、新規文書として記録する記録手段を有する画像複写装置を主要な特徴的構成とする。
【0030】
請求項7記載の発明では、請求項4乃至6のいずれか1項記載の画像複写装置と、文書に割り当てられた座標領域情報および文書画像データとを対応付けて保存し外部からの要求に応じてこれらの情報を提供する文書管理サーバと、ペン型座標入力装置とを含む文書管理システムを最も主要な特徴的構成とする。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を詳細に説明する。はじめに、コードシンボルについて言及する。まず印刷媒体について説明する。図1は、本文書複写装置で用いる印刷媒体101の平面図である。印刷媒体101には、人間が視覚的に読み取り可能な文書が印刷可能で、一般的には、紙、布、プラスチック等で構成されシート状をしている。コードシンボル102は印刷媒体1上にマトリクス状に並べられている。コードシンボル102には、ある印刷媒体の上に展開されている二次元座標領域を表す情報がエンコードされている。複数のコードシンボル102が各々一意に識別できるならば何でもよく、また配置にも特に制約はないが、図1のように、規則的にエンコードし、かつ、規則的にコードシンボル102を配置するのが望ましい。なお、以下の説明では、1枚のコードシンボルによって印刷媒体上に表現された座標領域は、連続した領域であることを想定している。
【0032】
次に文書管理システムについて説明する。本発明の文書複写装置は、印刷媒体上に印刷されたコードを介して文書に関する情報を管理する文書管理システムの一部として機能させることができる。図2は、このようにして構成された文書管理システムの構成図である。画像複写装置201、文書管理サーバ202、記憶装置203、情報処理装置204、ペン型座標入力装置205がそれぞれ有線あるいは無線のネットワークに接続されており、互いに通信可能な状態にある。
【0033】
更に画像複写装置について説明する。図3は、本発明が適用される画像複写装置の概略構造を示す図であり、本発明で実行される画像複写方法は、このような画像複写装置において実現することができる。
【0034】
次に、図4は、記憶装置203に保存されている文書管理データテーブルの例を示したものである。文書管理データテーブルとしては、文書IDと座標領域との対応付けを表すもの図4(a)、文書に対して行われた処理の履歴を表すもの図4(b)、文書に関するセキュリティの設定を示したもの図4(c)などがある。
【0035】
図5は、請求項7による文書管理システムにおいて用いられるペン型座標入力装置205の構成概略を示す図である。ペンの検出部205−1では、コードと文書(画像)を区別して検出する必要があり、照明系としては人間の目に目障りでない赤外光で投光する。制御回路205−2であるCPU(CentralProcessing Unit)には、前記検出部(エリア型CCD+レンズ)、照明系(赤外LED)からの検出コード信号を処理し(信号処理部205−3)、次に画像情報信号として画像処理し(画像情報処理部205−4)、筆記動作をした場合それらから得られたデータより絶対座標を演算する筆記座標演算部205−5、筆記部205−6や、表示用LCDディスプレィ(図示していない)、通信手段205−7である通信I/F、電源部、リセットボタン(図示せず)が接続されている。前記ペン型の情報入出力装置は、前記CPUが適切なプログラムに従って各種の情報処理を実行することにより情報格納手段を有している。筆記情報の検出・ 処理については媒体に埋め込まれたコードシンボルを検出する事によって手書き検出(絶対座標検出)を行なう部分である。つまり、撮像系及び検出回路(検出部)により検出された手書きデータが情報格納手段であるCPUによってそれらのデータが処理され最終的にメモリ205−8に格納され記憶される。
【0036】
図2で明らかなように、印刷媒体101にペン型座標入力装置205の加筆手段で筆記を行ったときは、ペン型座標入力装置205で読み取ったコードシンボル102に対応する文書が文書管理サーバ202に接続された記憶装置203内から呼び出され、その画像データにペン型座標入力装置205で読み取った座標情報が自動的に付加される。これにより印刷媒体101に対する筆記情報が文書管理サーバ202に接続された記憶装置203へと登録される。このような印刷媒体101は、本発明による画像複写装置によっても形成することができる。
【0037】
次に、この画像複写方法の詳細について、フロー図を用いながら説明することとする。まず図3を参照しながら、図6に基づき請求項1記載の画像複写方法について説明する。まず使用者は、コンタクトガラス301上に原稿をセットする。この原稿は、通常の印刷媒体(紙など)または前記コードシンボルが印刷された印刷媒体の上に、印刷によって形成された画像、または人間がペンなどによって描いた筆記軌跡などが記録されているものである。
【0038】
続いて使用者は、操作パネル302に対し操作を行うことによって、画像複写処理のスタート指示、ならびに各種判断を入力する。使用者が画像複写処理のスタートを指示すると、露光ランプ303は可視域、近赤外域の両方(500nm−1000nm)を含む光源であり、コンタクトガラス301上に置かれた原稿の全体を走査するように移動する。なお、原稿文書画像読み取り用画像センサ305、コード読み取り用画像センサ304はそれぞれ、少なくとも可視光、近赤外領域に感受性を持つ受光素子が直線上に配列されたものとし、露光ランプ303が一次元の走査を行うことによって、原稿全面の画像を読み取ることができる。
【0039】
原稿からの反射光は数枚の鏡、レンズを経て原稿文書画像読み取り用画像センサ305に到達する。光路上には近赤外線カットフィルタが設置されており、コード読み取り用画像センサ304に到達する光は近赤外領域の波長(500nm−780nm)を含まないものとする。一方、コード読み取り用画像センサ304に到達する光は、光路上に設置された可視光カットフィルタの働きにより、近赤外成分(800nm−1000nm)のみを含む。ここでは、原稿上に形成されているコードシンボル画像は近赤外付近に吸収を持つ色素によって形成されている場合を用いているため、コード読み取り用画像センサ304に到達する光を検出することによって、コードシンボルの画像を読み取ることができる(S601)。
【0040】
請求項1記載の画像複写方法においては、コード読み取り用画像センサ304によって読み取られた画像を調べ(S602)、これにコードシンボルが含まれていた場合には、使用者に対し、原稿にコードが含まれていることを音や文字メッセージなどによって知らせ、それでも複写を実行するかどうか尋ねる(S605)。文字メッセージを提示する場合には、例えば「原稿にコードが含まれています。コピーを実行しますか? 」といった文字列を操作パネル上に表示する。これは、請求項1記載の画像複写方法を実行する場合、原稿に含まれているコードシンボルを適切に再現できないため、複写によって得られる文書がコードシンボルによる文書管理の対象とならないことを使用者に周知させる必要があるためである。
【0041】
既述の通り、前記フィルタの作用により、原稿文書画像読み取り用画像センサ305へ到達する光線は近赤外成分を含まない。従って原稿文書画像読み取り用画像センサ305によって、原稿文書内容のみの画像データを読み取ることができる(S603)。
【0042】
次に、文書画像形成工程について説明する。レーザ書き込み部309は、データ記憶部321に保存されたコード画像データ、あるいは文書画像データに従い、感光体307上を走査するようにレーザ光を照射する。これによって感光体307上に静電潜像が形成される。静電潜像が形成される感光体307の周囲には、その回転方向に従い、黒色用現像器310ー1、シアン、マゼンタ、イエロー用カラー現像器310−2、310−3、310−4(シアン、マゼンタ、イエロ−の各トナー色に関してはその順序を特に問わない)よりなる現像器310、転写ドラム311の各々が配設されている。また、各チャージャの電源部及び感光体307などの回転体を駆動する各モータを制御するために制御部320が設けられている。さらに、感光体307の周囲には、感光体307の感光体層を一様に帯電する帯電チャージャ308、転写用紙上に感光体307上のトナー像を転写させる転写チャージャ312、転写の終了した転写紙を転写ドラム311の表面から剥離するための分離チャージャ(図示せず)、感光体307の表面に残留したトナーを除去するためのクリーニング装置313、感光体307の表面の除電を行う除電器(図示せず)、転写用紙を搬送する搬送手段などが設置される。また、転写済みの用紙上にトナー像を熱及び圧力により定着させるために定着装置314が設けられている。通常であれば、まず予め帯電された感光体307の露光位置に露光が行われ、感光体307上には静電潜像が形成される。この静電潜像の内容が黒色である場合には、黒色用現像器310−1によってトナー現像が行われ、その可視像の先端部が転写ドラム311に到達するのにタイミングを合わせて転写用紙が到達し、転写用紙上に可視像(黒トナー像)が転写され、ついで転写紙は転写ドラム311から剥離され、定着装置314へ送られる。以上の工程によって、請求項1記載の画像複写方法を実現することができる。
【0043】
次に、図7に従って、さらなる文書複写方法について説明する。複写条件設定工工程(S701)では、使用者が、出力する文書にコード画像を形成するかどうか、得られた文書を新規文書として文書管理サーバ202に登録するかどうか、また転写媒体の用紙サイズに関する指定などを設定する。前述の工程に加え、原稿にコードシンボルが検出された場合には、そのコードシンボルに対応付けられた文書が複写されたことを文書管理サーバ202に通知し、その文書の履歴情報を更新する(S714)。コードシンボルに対応付けられた文書を取得するために、S706においてコードが示す座標領域を取得し、S707においてその座標領域に対応付けられた文書IDを取得している。これらの処理の詳細は図8、9に示した。文書管理サーバ202は、座標領域と文書IDとの対応テーブル(図4a)および文書IDによって一意に特定される文書の画像データを示すテーブル(図4b)を把握しているため、これらの処理を実行することができる。文書情報更新工程の詳細について図10に示す。ここでは文書が複写されたことを履歴情報として追加する場合について示したが、例えば、紙詰まり等の故障によって複写処理が正常に終了しなかった場合には、その原稿が複写されようとしたことのみを記録することによって、文書の扱いに関する管理を厳しくチェックすることが可能となる。あるいは、複写部数を記録することによって、管理をよりきめ細かく行うことができる。
【0044】
なお、ここでは無条件に文書の履歴情報を更新したが、文書セキュリティ設定テーブル(図4c)を参照することによって、原稿文書の複写が許可されているかを確認し、許可されていない場合には複写処理の中断を行うことも可能である。
【0045】
さらなる文書複写方法では、文書の履歴情報を更新する処理に加えて、原稿文書画像読み取り工程(S711)において取得した文書画像データを文書管理サーバ202に通知し、それを登録する。この登録は、図4bに示したテーブルにおいて、履歴情報として、処理内容として「複写」、文書画像として取得した文書画像データを保存したファイルの名称をもったレコードを追加することによって実現できる。
【0046】
このように、原稿から光学的に読み取った文書画像データを文書管理サーバ202に登録することによって、請求項6記載の発明による文書管理システムでは管理されていない、例えば通常の鉛筆等による筆記軌跡が含まれた原稿文書画像をも、文書管理システムによって管理することが可能となる。
【0047】
さらなる文書複写方法では、文書画像データを文書管理サーバ202から取得する(S710)。このとき、通信ポート322を介して文書管理サーバ202に問い合わせを送信し、文書管理サーバ202からのデータを受信する。取得した文書画像データはデータ記憶部321に一時的に保持する。文書画像形成工程S712ではデータ記憶部321より文書画像データをロードし、このデータに従い画像を印刷する。文書画像データを文書管理サーバ202から取得することによって、原稿にコードシンボルが可視的に形成されている場合であっても明瞭な文書画像を取得することが可能であり、また、光学的読み取りによるノイズが混入しない文書画像を形成することができる。なお、この工程によれば、座標入力機能を持たないペンなどによって行われた加筆情報などを含まない文書画像が得られるため、使用者がそれを望まない場合もあると思われる。このため、この工程の実行・非実行を事前に使用者に問い合わせ、それに従うことが望ましい。この工程を行わない場合には、原稿から光学的に読み取った(S711)文書画像データが利用される。
【0048】
続いて、図11を参照しながら、請求項1に示した文書複写方法について説明する。この文書複写方法では、給紙部318に、転写媒体316としてすでにコードシンボル画像が形成されているものをセットしておき、それを案内経路319に従って案内搬送し(S1111)、その上に文書画像を形成する(S1113)。転写媒体316上のコードは転写媒体コード読み取り部317によってあらかじめ読み取っておき(S1112)、このコードが示す座標領域と、形成した文書画像のデータとを通信ポート322を介して文書管理サーバ202に送出し、これらを対応付けて登録する(S1116)。コードシンボルが配置された印刷媒体上に文書画像を印刷することによって、複写の結果得られた印刷媒体においても、特願平12−272576号請求項6記載の発明による文書管理システムを通じて、手書きによる筆記軌跡と前記印刷媒体との対応付けを実現することができる。新規文書登録工程については、図12に詳しく示した。なお、転写媒体上にコードを検出しなかった場合には、この新規文書登録工程をスキップする。
【0049】
さらに、図13を参照しながら、請求項2、3に示した画像複写方法について説明する。請求項2に示した画像複写方法では、原稿に含まれているコードと同じものを、転写媒体316上に形成する(S1318)。また請求項3に示した画像複写方法では、使用者が複写の結果得られる文書を新規文書として文書管理サーバ202に登録する場合に、いずれの文書にも割り当てられていない座標領域を取得して(S1315)、その座標領域を表すコード画像データを生成し(S1317)、その画像を転写媒体316上に形成する(S1318)。以下に、請求項2、3に示した画像複写方法で実行されるコード画像形成工程S1318および文書画像形成工程S1312について、図3を参照しながら説明する。
【0050】
コード画像形成工程について説明する。転写媒体上にコード画像を形成する工程(S1318)では、データ記憶部321よりコード画像データをロードし、このデータに従いコード画像形成工程を経てコードを印刷する。コード画像形成工程S1318においては、画像形成材料として黒トナーを用いる。コード画像を形成する材料としては、近赤外領域に吸収のある材料であれば良い。通常、黒トナーはカーボンブラックよりなるため、近赤外領域に強い吸収があり、このため、コード画像の形成材料として適している。黒トナーであれば一般の電子写真プロセスで使われており、現状のレーザ複写機等を大幅に変更することなく所期の目的を達成できる。しかし、黒トナーによって形成されたコード画像は可視光も吸収するため、人間が文書画像を読み取るとき障害になる可能性もあり、このような問題に対しては、本件出願人の先願である特願平12−376922号に記述された不可視材料を用いることが有効である。
【0051】
次に、書画像形成工程について説明する。コードシンボルを含む文書を印刷媒体上に形成する場合には、シアン、マゼンタ、イエローの3色を用いることにより文書画像を形成する。すなわち、文書画像形成にあっては、画像が3色に分解され、1色毎に潜像形成→現像→転写の工程を行い、これを3回繰返した後に定着装置へ搬送することになる。これは、請求項1に示したように、すでにコード画像が形成されている印刷媒体上に文書画像を形成する場合でも、また請求項2、3に示したように印刷媒体上にコード画像、文書画像の両方を形成する場合でも同様である。
【0052】
このとき、まず、第1色(例えばシアン)に対する潜像形成が感光体307に対して行われ、その潜像がカラー現像器310−2によってシアン像の現像され、タイミングをとって搬入された転写用紙上にシアン像が転写される、この後、第1色の転写が済んだ用紙は転写ドラム311に巻き付けられ、第2色の転写に備える。第1色の転写が終了すると、感光体307には第2色(例えば、マゼンタ)による潜像形成が行われ、カラー現像器310−3によってマゼンタ像の現像が行われる、このマゼンタ像が転写位置に到達するのにタイミングを合わせて転写ドラム311が回転し、マゼンタ像がシアン像上に重ね合わせられた状態で転写される。第2色の転写が終了すると、感光体307上には第3色(イエロー)の潜像形成が行われ、これに対しカラー現像器310−4によってイエロー像の現像が行われる。このイエロー像が転写位置に到達するのにタイミングを合わせて転写ドラム311が回転し、上記した2つの合成画像上に位置合わせをした状態でイエロー像が重ね合わせられ、黒及びカラー画像が完成する。第3色の転写が終了すると、転写ドラム311から転写紙が剥がされ、定着装置314へ送られる。
【0053】
請求項2、3に示した画像複写方法でコード画像形成S1318を行う場合には、新規文書登録工程S1316においては、形成したコードが示す座標領域と文書画像データとを、通信ポート322を介して文書管理サーバ202に送出し、これらを対応付けて記録する。なお、ここでは転写媒体上にコードシンボルが形成していない場合について示したが、すでに座標情報を含むコードシンボルが形成されている転写媒体を用いることもできる。この場合には、図11において示したのと同様の処理により、転写媒体上のコードを事前に読み取っておき、新規文書登録工程S1316においては、それが表す座標領域情報と文書画像とを対応付けて登録する。このとき、コード画像形成工程S1318はスキップする。
【0054】
請求項4乃至6は、それぞれ請求項1乃至3記載の文書複写方法を実現可能な画像複写装置の構成を示す。また、請求項7は、図2に示したように、本発明による画像複写装置201と、文書管理サーバ202と、コードシンボルを読み取って座標入力を行うことのできるペン型座標入力装置205とを含む文書管理システムを示している。
【0055】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、座標情報を含むコードシンボルが形成された印刷媒体から前記コードシンボルを光学的に読み取る原稿コード読み取り工程と、前記印刷媒体上に形成された文書画像を光学的に読み取る原稿文書画像読み取り工程と、原稿の文書内容を別の印刷媒体上に形成する文書画像形成工程とを備え、原稿に前記コードシンボルが含まれていることを使用者に音や文字メッセージなどによって通知することとしたので、原稿文書からコードを抽出するため、コードシンボルの含まれた原稿であるか否かを判断し、使用者への警告、複写実行の確認などを適切に行うことができる画像複写方法を提供することができた。
【0059】
さらに、転写媒体上に形成された前記コードシンボルを光学的に読み取る転写媒体コード読み取り工程と、コードシンボルが示す座標領域と、その上に形成する文書画像とを対応付けて登録する新規文書登録工程とを備え、転写媒体上に前記コードシンボルを検出した場合には、文書画像データをそのコードシンボルに対応づけて記録するので、文書画像を形成する転写媒体のコードを読み取り、転写媒体にコードが含まれている場合には文書画像との対応付けを登録するため、上述の効果に加え、複写の結果得られた印刷媒体においても、本件出願人の先願に係る特願平12−272576号の請求項6記載の発明による文書管理システムを通じて、手書きによる筆記軌跡と前記印刷媒体との対応付けを実現することができる画像複写方法を提供することができた。
【0060】
請求項2の発明によれば、請求項1記載の画像複写方法において、さらに、印刷媒体上にコードシンボルを形成するコード画像形成工程と、コードシンボル乃至それが示す座標情報と文書画像とを対応付けて登録する新規文書登録工程とを備え、原稿にコードシンボルが含まれている場合には、原稿と同じコードシンボルを印刷媒体上に形成するので、コードシンボルが配置されていない印刷媒体上に新規コード画像を形成するため、事前にコードシンボル画像が形成されていない転写媒体を用いた場合であっても、複写の結果得られた印刷媒体において、本件出願人の先願に係る特願平12−272576号の請求項6記載の発明による文書管理システムを通じて、手書きによる筆記軌跡と前記印刷媒体との対応付けを実現することができる画像複写方法を提供することができた。
【0061】
請求項3の発明によれば、請求項2記載の画像複写方法において、さらに、未だいずれの文書にも対応づけられていない新たな座標領域を取得する新規座標領域取得工程と、任意の座標領域を表すコードシンボル画像データを生成するコード画像データ生成工程とを備え、使用者がそれを指定した場合には、いずれの文書にも対応づけられていない座標領域を表す情報を含むコードシンボル画像および原稿の文書内容画像を印刷媒体上に形成し、その座標情報と文書内容画像データとを対応づけ、新規文書として記録するので、新規座標領域を表すコードシンボル画像を転写媒体上に形成するため、請求項2記載の画像複写方法による効果に加え、管理する文書を新規に生成することが可能となる画像複写方法を提供することができた。
【0062】
請求項4乃至5の発明によれば、それぞれ請求項1乃至3記載の画像複写方法を実現することができる画像複写装置を提供することができた。
【0063】
また、請求項7の発明によれば、本発明の画像複写装置、文書管理サーバ、ペン型座標入力装置を含むため、これらの機器間でコードシンボルを共通に認識し、コードシンボルに対応付けられた文書を一貫して管理することが可能となる文書管理システムを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本文書複写装置で用いる印刷媒体101の平面図である。
【図2】 文書管理システムの構成図である。
【図3】 本発明が適用される画像複写装置の概略構造を示す図である。
【図4】 文書管理データテーブルの例を示した表である。
【図5】 文書管理システムにおいて用いられるペン型座標入力装置205の構成概略を示す図である。
【図6】 請求項1記載の画像複写方法のフローチャートである。
【図7】 さらなる画像複写方法のフローチャートである。
【図8】 図7のフローチャートの処理の詳細を示すフローチャートである。
【図9】 図7のフローチャートの処理の詳細を示すフローチャートである。
【図10】 文書情報更新工程の詳細を示すフローチャートである。
【図11】 請求項1に示した画像複写方法のフローチャートである。
【図12】 新規文書登録工程についてのフローチャートである。
【図13】 請求項2、3に示した画像複写方法のフローチャートである。
【符号の説明】
101 印刷媒体
102 コードシンボル
201 画像複写装置
202 文書管理サーバ
203 記憶装置
204 情報処理装置
205 ペン型座標入力装置
205−1 ペンの検出部
205−2 制御回路
205−3 信号処理部
205−4 画像情報処理部
205−5 筆記座標演算部
205−6 筆記部
205−7 通信手段
205−8 メモリ
301 コンタクトガラス
302 操作パネル
303 露光ランプ
304 コード読み取り用画像センサ
305 原稿文書画像読み取り用画像センサ
307 感光体
308 帯電チャージャ
309 レーザ書き込み部
310 現像器
310−1 黒色用現像器
310−2 シアン用カラー現像器
310−3 マゼンタカラー現像器
310−4 イエロー用カラー現像器
311 転写ドラム
312 転写チャージャ
313 クリーニング装置
314 定着装置
316 転写媒体
317 転写媒体コード読み取り部
318 給紙部
319 案内経路
320 制御部
321 データ記憶部
322 通信ポート
Claims (7)
- 座標情報を含むコードシンボルが形成された印刷媒体から前記コードシンボルを光学的に読み取る原稿コード読み取り工程と、
前記印刷媒体上に形成された文書画像を光学的に読み取る原稿文書画像読み取り工程と、
原稿に前記コードシンボルが含まれており、使用者がそれを指定した場合には、前記コードシンボルに対応づけて保存されている文書画像データを取得する文書画像データ取得工程と、
前記文書画像データを原稿とは別の印刷媒体である転写媒体上に形成する文書画像形成工程と、
原稿に前記コードシンボルが含まれていることを使用者に音や文字メッセージなどによって通知する通知工程と、
前記転写媒体上に形成された前記コードシンボルを光学的に読み取る転写媒体コード読み取り工程と、
コードシンボルが示す座標領域と、その上に形成する文書画像とを対応付けて登録する新規文書登録工程とを備え、前記転写媒体上に前記コードシンボルを検出した場合には、文書画像データをそのコードシンボルに対応づけて記録することを特徴とする画像複写方法。 - 請求項1記載の画像複写方法において、さらに、印刷媒体上にコードシンボルを形成するコード画像形成工程と、コードシンボル乃至それが示す座標情報と文書画像とを対応付けて登録する新規文書登録工程とを備え、原稿にコードシンボルが含まれている場合には、原稿と同じコードシンボルを印刷媒体上に形成することを特徴とする画像複写方法。
- 請求項2記載の画像複写方法において、さらに、未だいずれの文書にも対応づけられていない新たな座標領域を取得する新規座標領域取得工程と、任意の座標領域を表すコードシンボル画像データを生成するコード画像データ生成工程とを備え、使用者がそれを指定した場合には、いずれの文書にも対応づけられていない座標領域を表す情報を含むコードシンボル画像および原稿の文書内容画像を印刷媒体上に形成し、その座標情報と文書内容画像データとを対応づけ、新規文書として記録することを特徴とする画像複写方法。
- 座標情報を含むコードシンボルが形成された印刷媒体から前記コードシンボルを光学的に読み取る原稿コード読み取り手段と、
前記印刷媒体上に形成された文書画像を光学的に読み取る原稿文書画像読み取り手段と、
原稿に前記コードシンボルが含まれており、使用者がそれを指定した場合には、前記コードシンボルに対応づけて保存されている文書画像データを取得する文書画像データ取得手段と、
前記文書画像データを原稿とは別の印刷媒体である転写媒体上に形成する文書画像形成手段と、
原稿に前記コードシンボルが含まれていることを使用者に音や文字メッセージなどの通知手段によって通知する通知手段と、
前記転写媒体上に形成された前記コードシンボルを光学的に読み取る転写媒体コード読み取り手段と、
コードシンボルが示す座標領域と、その上に形成する文書画像とを対応付けて登録する新規文書登録手段とを備え、前記転写媒体上に前記コードシンボルを検出した場合には、文書画像データをそのコードシンボルに対応づけて記録する記録手段を有することを特徴とする画像複写装置。 - 請求項4記載の画像複写装置において、さらに、印刷媒体上にコードシンボルを形成するコード画像形成手段と、コードシンボル乃至それが示す座標情報と文書画像とを対応付けて登録する新規文書登録手段とを備え、原稿にコードシンボルが含まれている場合には、原稿と同じコードシンボルを印刷媒体上に形成する手段を有することを特徴とする画像複写装置。
- 請求項5記載の画像複写装置において、さらに、未だいずれの文書にも対応づけられていない新たな座標領域を取得する新規座標領域取得手段と、任意の座標領域を表すコードシンボル画像データを生成するコード画像データ生成手段とを備え、使用者が指定した場合には、いずれの文書にも対応づけられていない座標領域を表す情報を含むコードシンボル画像および原稿の文書内容画像を印刷媒体上に形成し、その座標情報と文書内容画像データとを対応づけ、新規文書として記録する記録手段を有することを特徴とする画像複写装置。
- 請求項4乃至6のいずれか1項記載の画像複写装置と、文書に割り当てられた座標領域情報および文書画像データとを対応付けて保存し外部からの要求に応じてこれらの情報を提供する文書管理サーバと、ペン型座標入力装置とを含むことを特徴とする文書管理システム。
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