JPH09219054A - 情報処理装置および方法、並びにデータ記録媒体 - Google Patents

情報処理装置および方法、並びにデータ記録媒体

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JPH09219054A
JPH09219054A JP8322519A JP32251996A JPH09219054A JP H09219054 A JPH09219054 A JP H09219054A JP 8322519 A JP8322519 A JP 8322519A JP 32251996 A JP32251996 A JP 32251996A JP H09219054 A JPH09219054 A JP H09219054A
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JP8322519A
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Toshitada Doi
利忠 土井
Yoshitomo Osawa
義知 大澤
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを介して伝送される情報の不正
なコピーを防止する。 【解決手段】 情報提供者111,114,116より
ネットワーク117を介して入力されたデータを蓄積装
置95に蓄積させるとき、入力されたデータ中に、ID
ROM96に記憶されている情報端末装置81のI
D、リアルタイムクロック装置97が出力する時刻、お
よびカード読取装置98でIDカード99より読み取っ
た所有者のIDを、識別情報として情報に多重化記録す
る。蓄積装置95より読み出したデータを出力端子10
1から出力するときも識別情報を情報に多重化記録す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、並びにデータ記録媒体に関し、特にデジタルデ
ータが不正にコピーされるのを防止するようにした、情
報処理装置および方法、並びにデータ記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近、インターネットに代表されるネッ
トワークが普及し、各種の情報がネットワークを介して
授受されるようになされている。
【0003】その結果、各種の情報が手軽に入手できる
ようになり、便利になった反面、電子化された著作物の
不正なコピーが行われる恐れが高くなってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ネットワークにおいては、各端末がネットワークを介し
て各種の情報を受け取り、これを不正にコピーして配布
したとしても、その不正にコピーされた著作物を、誰が
コピーしたのかを特定することが困難である課題があっ
た。このため、著作権者の権利が保護されず、著作権者
が利益損失を被る結果となっている。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、不正なコピーを防止することができるよう
にするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明における情報処理装置は、データの入力を受
ける入力手段と、入力手段より入力されたデータを出力
する出力手段と、データの入力を受けたとき、または、
データを出力するとき、データに、他の情報処理装置と
識別する識別情報を記録する記録手段とを具備する。
【0007】また、本発明の情報処理方法においては、
データの入力を受け、入力されたデータを出力し、デー
タの入力を受けたとき、または、データを出力すると
き、データに、他の情報処理装置と識別する識別情報を
記録する。
【0008】また、本発明のデータ記録媒体において
は、データとともに、データを記録した情報処理装置の
識別番号が記録されている。
【0009】また、本発明の情報処理方法においては、
複数の情報処理装置がネットワークを介して接続され、
情報処理装置がネットワークを介してデータの入力を受
けたとき、または、データをネットワークに出力すると
き、データに、他の情報処理装置と識別する識別情報を
記録する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の情報処理装置を
応用した情報端末装置の構成例を表している。
【0011】この情報端末装置81には、その入力端子
100に、情報提供者111から衛星112を介して放
送され、放送受信装置113で受信した信号が供給され
るようになされている。また、他の情報提供者114
が、モデムなどの通信媒体接続装置115を介して伝送
してきた情報が入力端子100に入力されるようになさ
れている。さらにまた、インターネットなどに代表され
るネットワーク117に接続されている情報提供者11
6からネットワーク117を介して伝送されてきた情報
が、モデムなどよりなるネットワーク接続装置118を
介して受信され、入力端子100に供給されるようにな
されている。
【0012】情報端末装置81のデータ処理装置93
は、入力端子100より取り込まれたデータを、内蔵さ
れたハードディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク、
あるいは固体メモリなどよりなる蓄積装置95に蓄積さ
せるようになされている。表示装置94は、入力端子1
00より入力された情報、あるいは蓄積装置95に蓄積
された情報を表示するようになされている。ID RO
M96は、この情報端末装置81に固有のID(識別番
号)を記憶している。
【0013】リアルタイムクロック装置97は、常に計
時動作を行っており、時刻情報を出力するようになされ
ている。カード読取装置98は、情報端末装置81を所
有している者、あるいはそれを操作する者が有している
IDカード99を読み取り、IDカード99に記憶され
ているID(識別番号)をデータ処理装置93に出力す
るようになされている。制御装置92は、キーボード、
マウスなどよりなる入力装置91からの指令に対応し
て、データ処理装置93を始め、各装置を制御するよう
になされている。
【0014】情報端末装置81は、入力端子100から
取り込まれた情報、あるいは、蓄積装置95から読み出
した情報を、出力端子101を介して、他の情報端末装
置120、外部情報蓄積装置121、通信媒体接続装置
122、ネットワーク接続装置123などに出力するよ
うになされている。
【0015】次に、図2のフローチャートを参照して、
図1の情報端末装置81がネットワーク117を介して
所定の情報を取り込み、蓄積装置95に蓄積する場合の
処理動作について説明する。
【0016】最初にステップS101において、使用者
が入力装置91を操作して、制御装置92に、所定の情
報提供者に対するアクセスの処理の開始を指令すると、
制御装置92は、ネットワーク接続装置118を制御
し、入力装置91より指令された情報提供者(いまの場
合情報提供者116)に対するアクセス処理を実行させ
る。次に、ステップS102において、使用者は入力装
置91を操作して、ネットワーク117を介して、情報
提供者116より提供を受けた情報を、蓄積装置95に
蓄積するように指令する。次に、ステップS103にお
いて、蓄積装置95に蓄積した情報に、既に識別情報が
記録されているか否かを検出する。この識別情報を検出
することにより、受信した情報が既に他の情報端末装置
によって受信され蓄積された情報か否かを判別すること
が可能となる。尚、識別情報の詳細については、後述す
る。
【0017】情報提供者116は、情報端末装置81よ
りアクセスを受けたとき、情報提供者116が提供する
情報が有料であるのか無料であるのかを表す情報をネッ
トワーク117を介して出力する。情報端末装置81の
制御装置92は、この情報をネットワーク接続装置11
8、入力端子100、データ処理装置93を介して受信
し、表示装置94に表示させる。使用者は、この表示を
見て、その情報が有料であるのか否かを知ることができ
る。
【0018】また、制御装置92は、ステップS104
で、この情報が有料であるか否かを、データ処理装置9
3により受信した情報より判定し、有料情報であると
き、ステップS105において、データ処理装置93を
制御し、表示装置94に、「IDカードを挿入してくだ
さい」のようなメッセージを表示させる。使用者は、こ
のメッセージに従い、所持しているIDカード99をカ
ード読取装置98に挿入し、読み取らせる。このIDカ
ード99には、このIDカード99を所持している使用
者の識別番号が予め登録されている。
【0019】制御装置92は、ステップS105で、こ
のIDカード99のID(識別番号)を読み取ったと
き、次にステップS106において課金処理を実行す
る。すなわち、情報提供者116から有料の情報の提供
を受けたことを示す履歴を蓄積装置95に蓄積させる。
また、IDカード99には、使用者のクレジットカード
の番号も記録されており、この番号が、使用者のIDと
ともに、ネットワーク117を介して、情報提供者11
6に供給される。図1の実施の形態においては、この情
報は、ネットワーク接続装置123を介してネットワー
ク117に出力されるが、この場合のネットワーク接続
装置123は、ネットワーク接続装置118と実質的に
同一のものとなる。情報提供者116は、提供を受けた
番号のクレジットカードから提供した情報に対応する料
金を引き落とす処理を実行する。
【0020】次にステップS107において、制御装置
92は、データ処理装置93を制御し、情報提供者11
6より提供された情報を蓄積装置95に蓄積させる。こ
のとき制御装置92は、蓄積装置95に蓄積される情報
に識別情報を記録させる。その具体的な記録方法につい
ては、後述する。
【0021】この識別情報には、ID ROM96に記
憶されているIDが含まれている。この情報端末装置の
IDは、例えば次に示すように、この情報端末装置81
の製造者名、この情報端末装置81の装置(端末)名、
および情報端末装置81のシリアル番号から構成されて
いる。 製造者:SONY 端末名:IVS−1000 シリアル番号:12345
【0022】また、識別情報には、リアルタイムクロッ
ク装置97が、そのとき計時している時刻、すなわち、
そのデータの入力を受けた時刻も含まれる。その時刻
は、例えば次のように、年月日を含んで表される。 1995.12.01.12:00
【0023】すなわち、この時刻情報により、情報端末
装置81が、このデータの入力を受けた日時が特定され
ることになる。
【0024】蓄積装置95に蓄積されるデータには、さ
らにIDカード99より読み取られた使用者のIDも識
別情報として多重化記録される。この使用者IDは、例
えば次に示すような識別番号である。 使用者ID:81−3−5448−3365
【0025】次にステップS108に進み、制御装置9
2は、蓄積装置95に蓄積した情報をファイルとして管
理するためのファイル管理情報として(蓄積データとは
別に)、その情報が有料情報であることを表すフラグ
も、蓄積装置95に記録する。なお、このフラグもファ
イル管理情報としてではなく、データ自体に多重化して
記録することも可能である。
【0026】ステップS104において、蓄積するデー
タが無料であると判定された場合、ステップS109に
進み、制御装置92は、データ処理装置93を制御し、
取り込んだデータをそのまま蓄積装置95に蓄積させ
る。そして、ステップS110において、蓄積装置95
に蓄積した情報のファイル管理情報を蓄積させる。すな
わち、無料情報の場合、識別情報は多重化記録されな
い。
【0027】次に、図3のフローチャートを参照して、
このように蓄積装置95に蓄積された情報を他の情報端
末装置に転送する場合の動作について説明する。
【0028】最初に、ステップS121において、使用
者が入力装置91を操作して、制御装置92に、蓄積装
置95に蓄積されている所定のファイルの読み出しを指
令すると、制御装置92は、データ処理装置93を介し
て蓄積装置95を制御し、指定されたファイルの読み出
し処理を開始させる。次に、ステップS122におい
て、制御装置92は、いま指令された読み出しファイル
が有料情報であるか否かを判定する。制御装置92は、
蓄積装置95のファイル管理情報(図2のステップS1
08またはS110で記録されたファイル管理情報)を
読み出し、その情報から、その情報が有料であるか否か
を判定する。
【0029】読み出しが指令されたファイルの情報が有
料情報である場合、ステップS123に進み、制御装置
92はデータ処理装置93を制御し、表示装置94に
「IDカードを挿入してください」のメッセージを表示
させる。使用者がこのメッセージに従って、IDカード
99をカード読取装置98に挿入したとき、カード読取
装置98は、このIDカード99に記録されている情報
を読み取る。
【0030】次に、ステップS124に進み、制御装置
92は、蓄積装置95に蓄積されているファイルを読み
出し、出力端子101を介して、他の情報端末装置12
0に出力する。このとき、データ処理装置93は、蓄積
装置95より、読み出し出力端子101に出力するデー
タに識別情報を記録する。すなわち、ID ROM96
に記憶されているID、リアルタイムクロック装置97
が出力するそのデータ出力時における時刻情報、および
カード読取装置98で読み取ったIDが、データに多重
化記録された上で出力される。従って、情報端末装置8
1より出力されるデータには、そのデータが情報端末装
置81で入力された時点における識別情報だけでなく、
出力されるときの識別情報が記録されることになる。
【0031】ステップS122において、読み出しが指
定されたファイルの情報が有料情報ではない(無料情報
である)と判定された場合、ステップS125に進み、
制御装置92は、指定されたファイルを蓄積装置95か
ら読み出させ、出力端子101から出力させる。すなわ
ち、この場合、識別情報は記録されない。
【0032】入力装置91を操作して蓄積装置95に蓄
積されている情報を読み出し、表示装置94に表示する
指令が入力された場合においては、制御装置92は、そ
の指令に対応して蓄積装置95より指定されたファイル
を読み出し、表示装置94に表示させる処理を実行す
る。すなわち、この場合においては、識別情報の記録処
理は行われない。
【0033】以上においては、ネットワーク117を介
して、情報提供者116より提供を受けた情報を蓄積装
置95に蓄積させる場合に、識別情報をデータに記録さ
せるようにしたが、他の使用者との間で、いわゆるパソ
コン通信などにより提供を受けた情報、すなわち、情報
提供者114より通信媒体接続装置115を介して提供
を受けた情報に対しても同様に、識別情報の記録処理が
実行される。あるいはまた、放送局などに代表される情
報提供者111が、衛星112を介して放送し、放送受
信装置113で受信した番組情報などに対しても同様に
識別情報の記録処理が実行される。この他、外部情報蓄
積装置121から蓄積データを読み込んだ場合も同様で
ある。
【0034】また、情報端末装置120に情報を出力す
るのではなく、ハードディスク、光磁気ディスクを始
め、着脱自在なフロッピーディスクなどの外部情報蓄積
装置121に対してデータを蓄積する場合や、通信媒体
接続装置122を介して、他の使用者にパソコン通信を
利用して伝送する場合、さらにネットワーク接続装置1
23を介してネットワーク117に伝送する場合にも、
それらのデータに識別情報が記録される。
【0035】さらに、情報端末装置81は、入力端子1
00より入力を受けた情報を、蓄積装置95に蓄積せ
ず、そのまま出力端子101から出力する場合(すなわ
ち、単なる中継を行う場合)にも、入力時における識別
情報の記録と出力時における識別情報の記録処理を実行
する。
【0036】また、情報端末装置81は、入力端子10
0より入力を受けた情報、若しくは出力端子101から
出力する情報のいずれか一方の時にだけ、識別情報の記
録処理を行うように構成しても良い。
【0037】次に、データに対して識別情報を記録(多
重化記録)する方法について説明する。
【0038】図4は、データに識別情報を記録するため
の第1の方法を表している。この方法においては、デー
タは、パケット化されて伝送、蓄積されるようになされ
ている。各パケットには、その後に続くデータの情報を
保持したヘッダが付加され、そのヘッダの一部に識別情
報が付加されるようになされている。
【0039】図5は、第2の方法を表している。この方
法においては、データは画像データとされ、そして画像
データ中の少なくとも1つの画素データが、識別情報と
される。すなわち、この実施の形態においては、識別情
報がデータの一部に埋め込まれた形となり、図4の方法
に較べ、識別情報をデータから分離することが、より困
難となる。
【0040】図6は、図5に示すように識別情報を記録
する原理を表している。同図に示すように、GOP(G
roup Of Pictures)は、1枚のIピク
チャ、複数枚のPピクチャ、および複数枚のBピクチャ
により構成されている。図6の実施の形態においては、
15枚のピクチャにより1つのGOPが構成されてい
る。また、この実施の形態においては、識別情報を記録
するために、GOPを構成するピクチャの中からIピク
チャが選択される。
【0041】Iピクチャは、他のピクチャと同様に、複
数のスライスにより構成されており、各スライスは、所
定の数のマクロブロックから構成されている。この実施
の形態においては、このマクロブロックのうちの所定の
ものが、予め選択される。
【0042】16×16画素のマクロブロックは、8×
8画素からなる4個の輝度信号(Y)のブロックと、8
×8画素からなる1個ずつの色差信号Cb,Crのブロ
ックで構成される。これらのブロックのデータは、DC
T(Discrete Cosine Transfo
rm)変換(離散コサイン変換)により、直交変換係数
であるDCT係数に変換される。
【0043】1つのブロックの8×8個のDCT係数C
oeff[0][0]乃至Coeff[7][7]は、
所定の量子化ステップで量子化され、量子化レベルQF
[0][0]乃至QF[7][7]に変換される。
【0044】DCT係数のうち、左上のCoeff
[0][0](scan[0])は、直流成分(DC成
分)を表し、直前のブロックの直流成分を予測値とした
差分値が演算され、その差分値が符号化される。残りの
交流成分(AC成分)は、ブロック内でジグザグスキャ
ンにより、直流成分としてのscan[0]に続いて、
scan[1]乃至scan[63]として並びかえら
れた後、符号化される。
【0045】この実施の形態においては、識別情報を記
録するために、2つのブロックが選択される。第1のブ
ロックは、記録される識別情報のビット値が設定される
(書き込まれる)ブロックであり、第2のブロックは、
第1のブロックのビットを設定したことに起因して発生
するミスマッチを抑制するための補正データを書き込む
ブロックである。
【0046】例えば、図7に示すように、第1のブロッ
クと第2のブロックが同一のマクロブロック内に存在す
るように選択することもできるし、図8に示すように、
第1のブロックと第2のブロックが異なるマクロブロッ
ク内に存在するように選択することもできる。
【0047】ただし、第1及び第2のブロックは、それ
ぞれDC成分の差分を処理する順番に選択される。な
お、図7及び図8において、数字1及び2は、それぞ
れ、第1及び第2のブロックを表している。
【0048】すなわち、図9に示すように、DCT係数
のうち、DC成分は、直前のDC成分との差分が演算さ
れ、その差分値が符号化される。輝度信号の場合、4個
のブロックの順番は、左上、右上、左下、右下の順番と
される。従って、左上のブロックのDC成分としては、
直前のマクロブロックの右下のブロックのDC成分との
差分が符号化され、右上のブロックのDC成分として
は、左上のブロックのDC成分との差分が符号化され、
左下のブロックのDC成分としては、右上のブロックの
DC成分との差分が符号化され、右下のブロックのブロ
ックのDC成分としては、左下のブロックのDC成分と
の差分が符号化される。
【0049】色差信号の場合は、それぞれ直前の対応す
る色差信号のブロックのDC成分との差分が符号化され
る。
【0050】このように、DC成分の差分値を符号化す
るとき、DC成分は、サイズと、そのサイズで表される
実際の値(DC Differential)で表され
る。前者は、可変長符号(VLC:Variable
Length Code)とされ、後者は、固定長符号
(FLC:Fixed Length Code)とさ
れる。
【0051】DC成分のサイズは、例えば、輝度信号の
場合、図10(A)に示すように規定されており、色差
信号の場合、図10(B)に示すように規定されてい
る。また、例えばDC成分のサイズが3である場合、D
C Differentialは、図11に示すように
規定されている。
【0052】従って、例えば輝度信号の場合、DC成分
のサイズが“3”で、実際の値が“−6”であるとき、
サイズ3のVLCは“101”であり、−6のDC D
ifferentialは“001”であるので、その
差分値は、“101001”で表される。
【0053】本実施の形態においては、第1のブロック
のDC DifferentialのLSBを、識別情
報のビット値に設定することで、識別情報が記録され
る。例えば、記録を行おうとしている識別情報のビット
値が“0”であり、第1のブロックのDC Diffe
rentialが“101”であるとき、その第1のブ
ロックのDC DifferentialのLSBは
“0”に書き換えられ、“100”とされる。また、記
録を行おうとしている識別情報のビット値が“1”であ
り、第1のブロックのDC Differential
が“010”であるとき、その第1のブロックのDC
DifferentialのLSBは“1”に書き換え
られ、“011”とされる。
【0054】その結果、この実施の形態の場合、第1の
ブロックのDC Differentialの書き換え
は、図11において矢印で示すように行われる。例え
ば、その値が“001”である場合、そのLSBを
“0”に書き換えるとき、その値は“000”と書き換
えられ、“010”とは書き換えられない。また、例え
ば、その値が“010”であるとき、書き換え後の値は
“011”とされる。逆にその値が“011”である場
合、書き換え後の値は“010”とされる。このよう
に、LSBのみが書き換えられる。
【0055】また、第1のブロックのDC Diffe
rentialのLSBが、記録しようとしている識別
情報のビット値と元々同一である場合、実質的に識別情
報がすでに記録されていることになるので、第1のブロ
ックのDC DifferentialのLSBはその
ままの値とされる。
【0056】このように、第1のブロックのDC Di
fferentialのLSB(図11の左側の欄の
値)が書き換えられると、DCT係数の実際の値(図1
1の右側の欄の値)が“1”だけ増加または減少するこ
とになる。そこで、このDCT係数の実際の値の増加ま
たは減少を吸収するように、第2のブロックのDC D
ifferentialの値が補正される。
【0057】すなわち、第1のブロックのDC Dif
ferentialのLSBを“0”から“1”に書き
換えた場合、DCT係数の実際の値は“1”だけ増加し
たことになるので、第2のブロックのDC Diffe
rentialは、DCT係数の実際の値が“1”だけ
減少するように書き換えられ、第1のブロックのDCD
ifferentialのLSBを“1”から“0”に
書き換えた場合、DCT係数の実際の値は“1”だけ減
少したことになるので、第2のブロックのDC Dif
ferentialは、DCT係数の実際の値が“1”
だけ増加するように書き換えられる。
【0058】例えば、第1のブロックのDC Diff
erentialの“010”を“011”に書き換え
た場合、DCT係数の実際の値が“−5”から“−4”
に“1”だけ増加するので、例えば、第2のブロックの
DC Differentialが“110”であった
とすれば、これを“101”に書き換えて、DCT係数
の実際の値を、“6”から“5”に“1”だけ減少させ
る。同様に、例えば、第1のブロックのDC Diff
erentialの“011”を“010”に書き換え
た場合、DCT係数の実際の値が“−4”から“−5”
に“1”だけ減少するので、例えば、第2のブロックの
DC Differentialが“110”であった
とすれば、これを“111”に書き換えて、DCT係数
の実際の値を、“6”から“7”に“1”だけ増加させ
る。
【0059】以上のようにして、1つのブロックに識別
情報の1ビットが書き込まれることになるので、例えば
図12に示すように、nビットにより識別情報が構成さ
れている場合、最大n個のブロックのDC Diffe
rentialのLSBが書き換えられることになる。
【0060】次に、このような原理に従って、識別情報
を記録する場合のデータ処理装置93の構成例について
図13を参照して説明する。
【0061】この実施の形態においては、演算回路32
が、メモリ31に記憶されている所定のキーKと、入力
されたビットストリームに含まれる一部のデータBを演
算し、その演算結果から、上記した第1のブロックを決
定するようになされている。検出回路33は、演算回路
32の出力で指定されるブロックからDC Diffe
rentialを検出するようになされている。そし
て、第1のブロックのDC Differential
のLSB、並びに第2のブロックのDC Differ
entialをメモリ34に供給し、記憶させる。識別
情報挿入回路35は、識別情報の記録するビット値をメ
モリ34に記憶させ、さらに検出回路33より第1のブ
ロックの検出信号の入力を受けたとき、ビットストリー
ム中の、その第1ブロックのDC Different
ialのLSBを、メモリ34から供給される識別情報
の記録するビット値で書き換える処理を実行する。
【0062】補正回路36は、検出回路33より第2の
ブロックの検出信号の入力を受けたとき、識別情報挿入
回路35より供給されるビットストリーム(その第1の
ブロックには識別情報が書き込まれている)中の第2の
ブロックに補正データを書き込む処理を行う。
【0063】補正回路36より出力されたデータは、記
録装置37に供給される。記録装置37は、入力された
データを蓄積装置95に蓄積する。判定回路38は複数
の識別情報が一致するか否かを判定し、判定結果を制御
回路39に出力している。制御回路39は判定結果に対
応して記録装置37を制御するとともに、表示装置94
に所定の表示を行わせるようになされている。
【0064】次に図14及び図15のフローチャートを
参照して、ビットストリームに識別情報を記録する場合
の動作について説明する。なお、この動作は、入力され
たデータを図示せぬバッファに一旦記憶した後、行うよ
うにすることができる。
【0065】最初に、ステップS1において、識別情報
挿入回路35は、ID ROM96若しくはIDカード
99から識別情報を読み込み、この読み込んだ識別情報
をメモリ34に記憶させる処理を実行する。次にステッ
プS2において、識別情報挿入回路35は、変数Nを
“1”に初期化する。ここで変数Nは、識別情報のビッ
ト長をnビットとしたときに、現在書き込みを行おうと
しているビット位置を表している。
【0066】次にステップS3において、演算回路32
は入力されたビットストリームを所定の位置まで取り込
む。そして、ステップS4において、演算回路32は、
GOP内のIピクチャのビットストリームの予め定めら
てれいる所定のデータを読み取り、これをBとする。次
にステップS5に進み、演算回路32は、メモリ31に
記憶されているキー(K)を用いて、次式に従ってXを
得る。 X=B/K
【0067】次にステップS6において、演算回路32
は、ステップS5で演算した値Xから第1のブロックの
位置を決定する。例えば、第1のブロックの位置をXの
MSB側の4ビットで表される位置若しくは、XのLS
B側の4ビットで表される位置とすることができる。
【0068】この他、例えば、MSB側の6ビットでマ
クロブロックを指定し、下位2ビットで、そのマクロブ
ロック内のブロックを、第1のブロックとして指定する
ようにしてもよい。
【0069】次に、ステップS7において、識別情報挿
入回路35は、ビットストリーム内に書き込むべき識別
情報のビット値を変数Nの値に基づいてステップS1で
メモリ34に記憶させた識別情報から読み取り、これを
メモリ34のRegister_0にセット(記憶)す
る。例えば、図12で示したnビットの識別情報におい
ては、変数Nの値が“1”の場合には、Registe
r_0に図12のMSBの“1”がセットされる。
【0070】尚、識別情報のビット列をビットストリー
ムへ記録する際に、記録順序は、MSB側から記録して
いっても、LSB側から記録していっても構わない。ま
た、所定の順序によってMSB若しくはLSB以外のビ
ットから記録していくことも可能である。
【0071】次に、ステップS8において、検出回路3
3は、第1のブロックまでのビットストリームを読み込
む処理を実行する。ステップS9において、検出回路3
3は、第1のブロックのDC Sizeを読み込む。そ
して、ステップS10において、DC Sizeが
“0”であるか否かを判定する。DC Sizeが
“0”の場合は、DC Differentialが存
在しないので、この第1のブロックは識別情報のビット
値を書き込めないので、ステップS3に戻る。DC S
izeが“0”でなければステップS11に進み、検出
回路33は、第1のブロックのDC Differen
tialのLSBをメモリ34に出力し、そのRegi
ster_1にセットさせる。
【0072】次にステップS12に進み、メモリ34の
Register_1とRegister_0に記憶さ
れた値(すなわち第1のブロックのDC Differ
entialのLSBと記録する識別情報のビット値)
が等しいか否かが判定される。両者が等しい場合、実質
的に識別情報が、すでに書き込まれていることになり、
データを変更する必要がないので、ステップS24に進
む。
【0073】これに対して、ステップS12において、
Register_1とRegister_0の値が異
なっていると検出回路33により判定された場合、ステ
ップS13に進み、識別情報挿入回路35において第1
のブロックのDC DifferentialのLSB
を、Register_0の値(記録する識別情報のビ
ット値)で上書きする。すなわち、第1のブロックのD
C DifferentialのLSBを、記録する識
別情報のビット値と同一の値に設定する。
【0074】以上の処理により、識別情報の1ビット分
のデータの書き込みが完了したことになる。このような
識別情報の記録により、例えば、元のビットストリーム
の復号画像からのずれは、1つのブロックのDC値を8
ビットで量子化した場合、1ずれることになり、また、
9ビットで量子化した場合、ずれは0.5となり、10
ビット量子化の場合、0.25、11ビット量子化の場
合、0.125となる。
【0075】そこで、次に、この識別情報の書き込みに
起因するミスマッチを抑制するための補正処理を行う。
このため、ステップS14において、検出回路33は、
次のブロック(第2のブロック)までビットストリーム
を読み進み、ステップS15において、検出回路33
は、その第2のブロックのDC Sizeを読み込む。
【0076】ステップS16において、検出回路33
は、第2のブロックのDC Sizeが“0”であるか
否かを判定する。DC Sizeが“0”であればDC
Differentialが存在しないため、補正処
理を行うことができない。そこで、ステップS14に戻
り、検出回路33は、さらに次のブロックまでビットス
トリームを読み進み、そのブロックを第2のブロックと
して、ステップS15で、そのDC Sizeを読み込
む。
【0077】すなわち、図16に示すように、最初に、
第2のブロックとして、指定されたブロックのDC S
izeが“0”であるとき、次のブロックが第2のブロ
ックとして選択される。そして、そのブロックのDC
Sizeが“0”でなければ、そのブロックが第2のブ
ロックとして選択される。
【0078】ステップS16において、第2のブロック
のDC Sizeが“0”ではないと判定された場合、
ステップS17に進み、検出回路33は、その第2のブ
ロックのDC Differentialを読み取り、
その読み取った値をメモリ34のRegister_2
に書き込ませる。これにより、第2のブロックの、例え
ば図11における左側の欄に示す“000”乃至“11
1”の3ビットの値が、Register_2に記憶さ
れたことになる。
【0079】次にステップS18において、メモリ34
のRegister_0に記憶した値が“0”であるか
否かが検出回路33によって判定される。その値が
“0”である場合、ステップS19に進み、ステップS
17でRegister_2に読み込んだ第2のブロッ
クのDC Differentialの値が2^(DC
Size)−1と等しいか否か、あるいは2^(DC
Size−1)−1と等しいか否かが判定される。な
お、ここで、“^”はべき乗を意味する。
【0080】すなわち、いま、Register_0の
値が“0”であるから、第1のブロックのDC Dif
ferentialのLSBを“1”から“0”に書き
換えている(DCT係数の実際の値(差分値)を“1”
だけ減少させている)(ステップS13)ことになる。
そこで、この減少分を相殺するには、第2のブロックの
DC DifferentialのLSBに“1”を加
算すればよい(図11に示すように、基本的に、DC
Differentialを“1”だけ増加すると、D
CT係数の差分値も“1”だけ増加する)。この加算処
理がステップS20で行われるのであるが、図11に示
すように、例えば、第2のブロックのDC Diffe
rentialの値が“111”(DC Size=3
として、23−1=7=“111”)であるとき(DC
T係数の差分値の値が7であるとき)、その値が最大値
とされているため、差分値をそれ以上の値に設定するこ
とはできない。すなわち、そのブロックは、補正処理を
実行する上において、適当なブロックではないというこ
とになる。
【0081】同様に、Register_2(第2のブ
ロックのDC Differential)の値が、2
^(DC Size−1)−1と等しい場合、すなわち
Register_3の値が2(3−1)−1=3(=
“011”)である時、差分値の値は“−4”であり、
その値を“1”だけ増加した“−3”の値は規定されて
いないので、その値を“1”だけ増加する処理を実行す
ることができない。すなわち、このブロックも補正処理
を行うブロックとしては不適当である。
【0082】このように、ステップS19において、補
正のためのブロックとしては不適当であると検出回路3
3により判定された場合、ステップS14に戻り、検出
回路33は次のブロックを第2のブロックとして選択す
る。
【0083】ステップS19において、第2のブロック
が補正すべきブロックとして適当であると判定された場
合、ステップS20に進み、検出回路33は、Regi
ster_2の記憶値に“1”を加算する。そして、ス
テップS23に進み、補正回路36は、第2のブロック
のDC Differentialの値として、Reg
ister_2に設定されている値を書き込ませる。
【0084】一方、ステップS18において、Regi
ster_0の値が“0”ではない(“1”である)と
判定された場合、ステップS21に進み、検出回路33
はRegister_2の値が2^(DC Size−
1)と等しいか否か、または“0”と等しいか否かを判
定する。
【0085】すなわち、いま、Register_0が
“1”であるので、第1のブロックのDC Diffe
rentialのLSBは、“0”から“1”に書き換
えられている(DCT係数の差分値が“1”だけ増加さ
れている)ことになる。そこで、これを補正するには、
ステップS22で、第2のブロックのDC Diffe
rentialを“1”だけ減少すればよいのである
が、図11に示すように、DC Differenti
alの値が、“4”(=2(3−1)=22=4=“1
00”)である場合、差分値は“4”として規定されて
おり、それより“1”だけ少ない差分値“3”は規定さ
れていない。同様に、DC Differential
が“000”であるとき、その差分値は“−7”として
規定され、それより“1”だけ少ない差分値“−8”は
規定されていない。従って、いま、第2ブロックとして
選択されているブロックは補正処理を行う上において、
適当なブロックではない。そこで、この場合において
は、ステップS14に戻り、検出回路33で次のブロッ
クを第2のブロックとして選択するようにする。
【0086】ステップS21において、第2のブロック
が補正を行うことができるブロックであると判定された
場合、ステップS22に進み、検出回路33は、Reg
ister_2の値を“1”だけデクリメントする。そ
して、ステップS23に進み、補正回路36は、“1”
だけデクリメントした値を第2のブロックのDC Di
fferentialに上書きする。
【0087】次にステップS24に進み、制御回路39
は、識別情報を記録する処理をまだ続けるか否かを判定
する。即ち、識別情報の全てのビットが記録されたか否
かを判断する。この実施の形態の場合、変数Nが識別情
報のビット長nと等しくなったか否かを判断しする。処
理が完了していない場合は、ステップS25に進み、変
数Nに“1”を加算する。その後、ステップS3に戻
り、それ以降の処理を繰り返し実行する。以上の処理が
複数回繰り返されることで、図12に示すようなnビッ
トの識別情報が記録されることになる。
【0088】ステップS13の上書き処理は、識別情報
挿入回路35で行われる。すなわち、識別情報挿入回路
35は、検出回路33より第1のブロックであることを
表す検出信号が入力されているとき、入力されるビット
ストリームのDC DifferentialのLSB
に、メモリ34のRegister_0に記憶されてい
る値を上書きする。
【0089】また、ステップS23における補正処理
は、補正回路36により行われる。すなわち、補正回路
36は、検出回路33より第2のブロックであることを
表す検出信号が入力されているとき、識別情報挿入回路
35を介して入力されるビットストリームのDC Di
fferentialを、メモリ34のRegiste
r_2に記憶されているデータで書き換える。
【0090】なお、補正データの書き込みは、必ずしも
必要な処理ではなく、省略することが可能である。ただ
し、省略すると、画像に若干のノイズがでるが、LSB
を書き替えているに過ぎないので、実際には、殆ど視聴
者に気付かれるようなことはない。また、DC成分の差
分符号化(DPCM)は、Slice単位で閉じている
ので、その影響も、そのブロックが存在するSlice
内で収まる。
【0091】このようにして、識別情報挿入回路35と
補正回路36による処理を経たビットストリームは記録
装置37に供給され、蓄積装置95に記録される。
【0092】次に、図17を参照して、識別情報を検出
する判定処理について説明する。
【0093】最初に、ステップS41において、制御回
路39は、変数Nを“0”に初期設定する。次のステッ
プS42乃至S45の処理は、図14のステップS3乃
至S6の処理と同様の処理である。すなわち、演算回路
32は、ビットストリームを所定の位置まで読み込み、
所定のデータをBとして読み込む。そして、メモリ31
に記憶されているキーKで読み取ったデータBを割算
し、その商Xから第1のブロックの位置を決定する。
【0094】次に、検出回路33は、ステップS46に
進み、第1のブロックまでビットストリームを読み進
み、ステップS47において、第1のブロックのDC
Sizeを読み込む処理を実行する。
【0095】ステップS48において、検出回路33
は、ステップS47で読み取った第1のブロックのDC
Sizeが“0”であるか否かを判定する。DC S
izeが“0”でなければ、ステップS49に進み、検
出回路33は、第1のブロックのDC Differe
ntialのLSBをRegister_Nにセットさ
せる。ここで、DC DifferentialのLS
BがセットされるRegister_Nは、変数Nの値
によって異なるものとする。
【0096】次に、制御回路39は、ステップS50に
おいて、変数Nを1だけインクリメントする。そして、
制御回路39は、ステップ51で、まだ判定するブロッ
クが残っているか否かをチェックし、さらに判定すべき
ブロックが存在する場合においては、ステップS42に
戻り、それ以降の処理を実行する。すなわち、いまの場
合、識別情報の第1ビットの判定が行われた段階なの
で、再びステップS42に戻り、同様の処理を繰り返し
実行する。そして、nビット分の識別情報について、同
様の判定処理を行うことにより、nビットの識別情報を
検出することができる。ステップS51で、すべてのブ
ロックの判定が行われたと判断された場合、ステップS
52において、ステップS49でメモリ34のRegi
ster_1乃至Register_nに設定されたD
C DifferentialのLSBを、書き込んだ
順番に並べることによりnビットの識別情報を得ること
ができる。
【0097】なお、ステップS48において、第1のブ
ロックのDC Sizeが“0”であると判定された場
合、その第1のブロックには識別情報が記録されていな
いので、ステップS49乃至S50の処理は、スキップ
される。
【0098】DC成分の差分符号化(DPCM)は、S
lice単位で閉じている。このため、第1のブロック
の位置をSliceの最後と指定すれば、差分符号化
(DPCM)によるDC成分のずれは、それ以降のブロ
ックには伝播しない。このため、この場合には、第2の
ブロックの補正処理は不要となる。
【0099】上記の例においては、データの中に識別情
報を一度のみ記録する方法について述べた。この場合、
データの中に識別情報が記録されているかいないかを示
す情報、若しくは特別な初期識別情報を所定の第1のブ
ロックに埋め込むことにより読み出すビット列が識別情
報であるか、単なる画像情報なのかを判別することがで
きる。
【0100】また次に述べるように、nビットの識別情
報を何回か(例えばr回)繰り返しビットストリーム内
に記録することにより、ビットストリームに識別情報が
埋め込まれていると、ほぼ確実に識別情報を判定するこ
とが可能となる。例えば、r回、nビットの識別情報を
ビットストリーム中に埋め込んだ場合、ビットストリー
ムから読み出されたビット列は確率(1−(1/2n
r))で識別情報であると判断できる。次に、この処理
方法について説明する。
【0101】まず、図18を用いて記録方法について説
明する。最初にステップS61において、識別情報挿入
回路35は、変数Rを“0”に初期化する。ここで変数
Rは、ビットストリームにnビットの識別情報を書き込
むんだ回数を表している。
【0102】次にステップS62に進み、図14と図1
5のフローチャートを用いて既に説明を行った、nビッ
トの識別情報をビットストリーム中に埋め込む記録処理
を行う。ステップS62において、識別情報の記録処理
が終了したら、ステップS63に進み、識別情報挿入回
路35は、変数Rを1だけインクリメントする。その
後、ステップS64において、nビットの識別情報を所
定回数ビットストリーム内に埋め込んだかを判断し、ま
だ処理を続ける際には、ステップS62に戻って、再び
記録処理を行う。ステップS64において、処理を終了
すると判断された場合には、識別情報の記録処理を終了
する。
【0103】次に、図19を用いて判定方法について説
明する。最初に、ステップS71において、変数Rを
“0”に初期化する。ここで変数Rは、ビットストリー
ムからnビットの識別情報を読み込んだ回数を表してい
る。
【0104】次にステップS72に進み、図17のフロ
ーチャートを用いて既に説明した、nビットの識別情報
をビットストリームから抽出する判定処理を行う。ステ
ップS72における、識別情報の抽出が終了したら、ス
テップS73に進み、検出回路33はステップS72で
抽出されたnビットの識別情報をメモリ34のRegi
ster_11にセットする。
【0105】次に、ステップS74において、制御回路
39は、変数Rを“1”だけインクリメントする。ステ
ップS75に進み、再び、図17のフローチャートを用
いて説明した判定処理を行う。ステップS75において
抽出されたnビットの識別情報は、ステップS76にお
いて、メモリ34のRegister_22にセットさ
れる。
【0106】ステップS77において、Registe
r_11とRegister_22の値が等しいと判定
回路38で判定された場合、制御回路39は、ステップ
S78において、まだ判定すべき情報が残っているか否
かをチェックし、更に判定すべき情報がある場合には、
ステップS74に戻って、それ以降の処理を実行する。
ステップS78において、判定すべき情報全ての処理が
終了したと判断された場合、ステップS79に進み、制
御回路39は、いま入力されたビットストリームには、
所定の識別情報が記録されていると判定する。
【0107】一方、ステップS77において、Regi
ster_11とRegister_22の値が異なる
と、判定回路38で判定された場合、制御回路39は、
このビットストリーム中には識別情報が埋め込まれてい
ないと判定する。
【0108】以上のように、nビットの識別情報を複数
回数、ビットストリーム中に記録することにより、識別
情報が記録されているか否かの情報を必要とせずに、識
別情報を抽出することが可能となる。
【0109】上記実施の形態においては、DC Dif
ferentialに識別情報を記録するようにした
が、Motion Vector(動きベクトル)の差
分値を符号化したコードであるMotion_resi
dual(FLC)を用いることも可能である。
【0110】すなわち、MPEG方式においては、Pピ
クチャおよびBピクチャの動きベクトルを検出し、これ
を符号化してビットストリーム中に含めて伝送するよう
になされている。このMotion Vectorは、
図20に示すようなVLCとされるMotion_co
deと、FLCとしてのMotion_residua
lで表される。Motion_codeは、Motio
n Vectorの大まかな値を表し、Motion_
residualは、細かな値を表すための補正値を表
す。また、f_codeは、Motion_codeの
精度(倍率)を表している。
【0111】例えば、f_codeが“1”の場合、M
otion_codeは0.5精度の値を表す。これに
より、充分細かな値が表されるので、この場合、Mot
ion_residualは使用されない。
【0112】f_codeが“2”である場合、Mot
ion_codeは整数精度を表し、Motion_r
esidualは、0.5精度の値を表す。すなわち、
このとき、Motion_residualは、“0”
または“0.5”を示す1ビットのFLCで表される。
【0113】さらに、f_codeが“3”である場
合、Motion_codeは2の倍数の精度の値を表
し、Motion_residualは、“0”,
“0.5”,“1.0”または“1.5”を表す2ビッ
トのFLCとなる。
【0114】なお、DC Differentialの
場合と同様に、Motion_codeが“0”である
場合、Motion_residualは存在しない。
【0115】このようなFLCであるMotion_r
esidualに、上述したDCDifferenti
alの場合と同様に、識別情報を記録するようにするこ
とができる。
【0116】なお、Motion_residualは
PピクチャとBピクチャに存在するが、BピクチャのM
otion_residualを用いるようにすれば、
Bピクチャは他のピクチャの予測に用いられることがな
いので、識別情報挿入による他のピクチャへの影響を防
止することができる。
【0117】上記実施の形態においては、識別情報をn
ビットにより構成するようにしたが、このnビットのデ
ータは、図21に示すように、1つの画面(ピクチャ)
内に配置するようにしてもよいし、複数の画面(ピクチ
ャ)内に分散して配置するようにすることもできる。図
21において、1−1及び2−1はそれぞれ第1のブロ
ックを表し、1−2及び2−2は第2のブロックを表し
ている。ここで、第1のブロック1−1に対する補正デ
ータは第2のブロック1−2に書き込まれ、第1のブロ
ック2−1に対する補正データは第2のブロック2−2
に書き込まれるものしている。当然のことながら、識別
情報nビット分の情報を1つの画面に書き込むことも可
能である。
【0118】また、上記実施の形態においては、所定の
ブロックを演算により求めるようにしたが、その演算式
は、必要に応じて、適宜変更するようにすることもでき
る。
【0119】また、所定のブロックを演算により求める
代わりに、パターンROMに予め記憶するようにするこ
とも可能である。
【0120】これらの実施の形態は、次のような特徴を
有する。 (1)MPEG Videoとしての規格を満足してい
る。 (2)ビットストリーム中の、規格上、常にFLCとさ
れる符号中に識別情報を挿入するので、エンコーダにお
ける処理が全く不要となる。 (3)FLC中に識別情報を挿入するので、ビットスト
リームの長さが変化しない。VLC中に識別情報を挿入
するようにすると、ビットストリームの長さが変化する
ので、エンコーダ側が、デコーダ側のバッファとして想
定しているVBV(Video Buffering
Verifier)バッファのアンダフローとオーバフ
ローを防止することができなくなる。 (4)FLC中の下位のビットを書き換えるだけなの
で、画像に与えるノイズは実質的には、無視することが
できる。 (5)データ中に識別情報が存在するため、識別情報の
解読が困難である。
【0121】以上、本発明をMPEG方式でデータを圧
縮する場合を例として説明したが、本発明はJPEG方
式(ただし、Motion_residualについて
はJPEG方式には規定がない)でデータを圧縮する場
合にも適用することが可能である。
【0122】さらにデータを直交変換する方法として
は、DCT以外の方法を用いることも可能である。
【0123】上述したように、識別情報をデータ(ビッ
トストリーム)内に埋め込むことによって、次のように
して、ネットワーク若しくは記録媒体を介して伝達され
るディジタルデータを不正なコピーから保護することが
可能となる。
【0124】(1)データ内に埋め込まれた識別情報
と、ID ROM96若しくはIDカード99から読み
とられ識別情報とを、データ処理装置93によって比較
し、その比較結果が一致した場合にのみデータ処理装置
93がデータを再生するようにする。これにより、デー
タを情報提供者111,114又は116から直接デー
タをダウンロードしたユーザ以外の者がそのデータを利
用すること防止することができる。
【0125】(2)情報端末装置81(若しくは他の情
報端末装置)の出力端子から出力可能な回数情報(世代
管理情報)を、上述した記録処理を用いて予めデータ内
に記録しておく。データ処理装置93が、入力端子10
0から入力されたデータからこの世代管理情報及び識別
情報を抽出し、現在何回このデータが出力端子101か
ら出力されたか(即ちコピーされたか)を判断し、世代
管理情報に記録されている回数以上に達する場合には、
出力端子101からデータが出力されること禁止する処
理を行う。世代管理情報に記録されている回数に達して
いない場合には、データ処理装置93は、元々データに
記録されている識別情報に加えて、IDROM96若し
くはIDカード99から読み出した識別情報を、上述し
た記録処理によって更にデータに追加記録する。その
後、データ処理装置93は、データを出力端子101か
ら出力する。これにより、データの著作権者が、そのデ
ータのコピー可能な回数を意図的に制限することが可能
となる。
【0126】(3)データ処理装置93は、情報端末装
置81(若しくは他の情報端末装置)の入力端子100
から入力される際、若しくは出力端子101から出力さ
れる際に、ID ROM96若しくはIDカード99に
記憶されている識別情報をデータ内に追加して記録して
いく。更に、入力端子100からデータが入力されて、
表示装置94への表示指示が行われる毎に、データ処理
装置93は、データに記録されている今までのコピー履
歴(即ち、識別情報)を表示装置94上に表示する。こ
れにより、不正なコピーであることをユーザに明示的に
表示することが可能となる。更に、著作権者は、追加さ
れて記録されていく識別情報から、不正なコピーの履歴
を辿ることが可能となる。
【0127】尚、本実施の形態では、回路構成を用いて
処理手順の説明を行ったが、CPU(Central Processi
ng Unit)を用いて、同様の手順でソフトウェアで処理
を行うことも可能である。
【0128】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、データに
他の情報処理装置を識別する識別情報を記録するように
したので、不正なコピーを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置を応用した情報端末装置
の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1の実施の形態の受信データを蓄積する場合
の動作を説明するフローチャートである。
【図3】図1の実施の形態の蓄積した情報を読み出す場
合の動作を説明するフローチャートである。
【図4】識別情報を記録する方法を説明する図である。
【図5】識別情報を記録する他の方法を説明する図であ
る。
【図6】識別情報を記録する原理を説明する図である。
【図7】第1及び第2のブロックの選択を説明する図で
ある。
【図8】第1及び第2のブロックの選択を説明する他の
図である。
【図9】DCT係数のDC成分の符号化を説明する図で
ある。
【図10】DCT係数のDC成分のサイズの符号を説明
する図である。
【図11】DCT係数のDC成分の差分の符号を説明す
る図である。
【図12】識別情報を説明する図である。
【図13】図1のデータ処理装置93の構成例を示すブ
ロック図である。
【図14】図13の実施の形態の記録時の動作を説明す
るフローチャートである。
【図15】図14に続くフローチャートである。
【図16】図15のステップS16の処理を説明する図
である。
【図17】図13の実施の形態の判定処理を説明するフ
ローチャートである。
【図18】識別情報を複数回記録する処理を説明するフ
ローチャートである。
【図19】識別情報が複数回記録されているときの識別
情報の判定処理を説明するフローチャートである。
【図20】Motion_codeを説明する図であ
る。
【図21】1枚の画面内に複数ビットの識別情報を記録
する方法を説明する図である。
【符号の説明】
31 メモリ, 32 演算回路, 33 検出回路,
34 メモリ, 35 識別情報挿入回路, 36
補正回路, 37 記録装置, 38 判定回路, 3
9 制御回路, 93 データ処理装置, 95 蓄積
装置, 96ID ROM, 97 リアルタイムクロ
ック装置, 98 カード読取装置,99 IDカー
ド, 100 入力端子, 101 出力端子

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの入力を受ける入力手段と、 前記入力手段より入力された前記データを出力する出力
    手段と、 前記データの入力を受けたとき、または、前記データを
    出力するとき、前記データに、他の情報処理装置と識別
    する識別情報を記録する記録手段とを具備したことを特
    徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記識別情報は、少なくとも情報処理装
    置の識別情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の
    情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記識別情報は、少なくとも情報処理装
    置の操作者の識別情報を含むことを特徴とする請求項1
    に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記識別情報は、前記データの入力を受
    けた日時、または前記データを出力する日時を含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記記録手段は、前記識別情報を、前記
    データの一部として前記データ中に分散して埋め込ませ
    ることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記記録手段は、 可変長符号と固定長符号に変換された直交変換係数を含
    んだデータの、常に固定長符号とされる符号の中から、
    所定の符号を指定する指定手段と、 前記指定手段により指定された前記固定長符号の少なく
    とも一部に、前記識別情報を書き込むための書き込み手
    段とを具備したことを特徴とする請求項1に記載の情報
    処理装置。
  7. 【請求項7】前記識別情報を所定の固定長符号に記録す
    ることによる影響を補正する補正データを、他の固定長
    符号に記録する補正手段を更に具備したことを特徴とす
    る請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 データの入力を受け、 前記データの入力を受けたとき前記データに、他の情報
    処理装置と識別する識別情報を記録することを特徴とす
    る情報処理方法。
  9. 【請求項9】 データに他の情報処理装置と識別する識
    別情報を記録し、前記データを出力することを特徴とす
    る情報処理方法。
  10. 【請求項10】 データが記録され、再生されるデータ
    記録媒体において、 前記データと共に、前記データを記録した情報処理装置
    の識別情報が記録されていることを特徴とするデータ記
    録媒体。
  11. 【請求項11】 ネットワークを介して相互に接続され
    た複数の情報処理装置の情報処理方法において、 前記情報処理装置は、前記ネットワークを介してデータ
    の入力を受けたとき、または、データを前記ネットワー
    クに出力するとき、前記データに他の情報処理装置と識
    別する識別情報を記録することを特徴とする情報処理方
    法。
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