JP4506947B2 - (2−クロロ−1−アルケン−1−イル)ケトン誘導体及びその製造方法 - Google Patents

(2−クロロ−1−アルケン−1−イル)ケトン誘導体及びその製造方法 Download PDF

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本発明は、フッ素化された(2−クロロ−1−アルケン−1−イル)ケトン化合物及びその新規な製造方法に関するものである。これらの化合物は、α,β不飽和ケトンに一般的なマイケル付加を経る変換反応を受けるだけでなく、例えばチオフェン環、ピラゾール環、イソオキサゾール環等の複素環骨格の形成に用いることが出来るため、フッ素化された医薬品や農薬の製造中間体として、また、フッ素化されたその他のファインケミカルズ製造原料として有用である。
(2−クロロ−1−アルケン−1−イル)ケトン化合物は、α,β不飽和ケトンに一般的なマイケル付加を経る変換反応を受けるだけでなく、例えばチオフェン環、ピラゾール環、イソオキサゾール環等の複素環骨格の形成に用いることが出来るため、医薬品や農薬の製造中間体として有用である(例えば、非特許文献1及び2参照。)。
フッ素化有機置換イソオキサゾール誘導体の中には、シクロオキシゲナーゼ−2の作用に基づく体調不良への処置薬(例えば、特許文献1参照。)、消炎剤(例えば、特許文献2参照。)、抗ウイルス剤(例えば、特許文献3参照。)として報告されているものがあるが、フッ素化された(2−クロロ−1−アルケン−1−イル)ケトン化合物は,これらの合成原料として有用と考えられる。
しかし、フッ素化された(2−クロロ−1−アルケン−1−イル)ケトン化合物の効率的な製造方法は知られていない。
(2−クロロ−1−アルケン−1−イル)ケトン誘導体をアセチレン化合物から製造する方法として、フリーデル−クラフツ反応条件下に酸塩化物を作用させる方法が知られているものの、本法は生成物の立体配置がE/Z混合物となるばかりでなく、反応溶剤に四塩化炭素等のハロゲン系のものが必要であるため、工業的に有利な方法とは考えられない。
欧州特許出願公開第1251126号明細書 米国特許第5633272号明細書 独国特許出願公開第10009408号明細書 Diab, J.; Laurent A.; Le Drean, I. J. Fluorine Chem. 1997, 84,p.145. Arnaud, R.; Bensadat, A.; Ghobsi, A.; Laurent A.; Le Drean, I.;Lesniak, S.; Selomi, A. Bull. Soc. Chim. Fr. 1994, 131, p.844
上記した如き状況に鑑み、本発明は、新規なフッ素化された(2−クロロ−1−アルケン−1−イル)ケトン誘導体と、その効率的な製造方法を提供することを目的とするものである。
本発明者らは、前記目的を達するために鋭意研究の結果、遷移金属錯体触媒、殊にロジウム錯体触媒の存在下において、フッ素化された酸塩化物がアセチレン結合に容易に付加する事実を見いだし、それに基づいて本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、
1. 遷移金属錯体触媒の存在下において、一般式[1]
C≡CH [1]
(式中、Rは、水素原子、C1−20アルキル基、C3−20シクロアルキル基、C2−20アルケニル基、C3−20シクロアルケニル基(該C1−20アルキル基、C3−20シクロアルキル基、C2−20アルケニル基及びC3−20シクロアルケニル基は、シアノ基、ハロゲン原子、C6−14アリール基(該C6−14アリール基は、C1−20アルキル基、C3−20シクロアルキル基、C2−20アルケニル基、C3−20シクロアルケニル基、シアノ基、ハロゲン原子、C6−14アリール基、C1−6アルコキシ基、C6−14アリーロキシ基、C1−6アルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノ基又はSiR(式中、R、R及びRは、それぞれ独立して、C1−6アルキル基又はフェニル基を意味する。)で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルコキシ基、C6−14アリーロキシ基、C1−6アルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノ基又はSiR(式中、R、R及びRは、それぞれ独立して、C1−6アルキル基又はフェニル基を意味する。)で任意に置換されていてもよい。)、C6−14アリール基、C2−9ヘテロアリール基(該C6−14アリール基及びC2−9ヘテロアリール基は、C1−20アルキル基、C3−20シクロアルキル基、C2−20アルケニル基、C3−20シクロアルケニル基、シアノ基、ハロゲン原子、C6−14アリール基、C1−6アルコキシ基、C6−14アリーロキシ基、C1−6アルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノ基又はSiR(式中、R、R及びRは、それぞれ独立して、C1−6アルキル基又はフェニル基を意味する。)で任意に置換されていてもよい。)又はSiR(式中、R、R及びRは、それぞれ独立して、C1−6アルキル基又はフェニル基を意味する。)を示す。)で表されるアセチレン化合物と、一般式[2]
COCl [2]
(式中、Rは、C1−20アルキル基、C3−20シクロアルキル基、C2−20アルケニル基、C3−20シクロアルケニル基(該C1−20アルキル基、C3−20シクロアルキル基、C2−20アルケニル基及びC3−20シクロアルケニル基は、少なくとも二つ以上のフッ素原子で置換されており、それ以外に、シアノ基、ハロゲン原子、C6−14アリール基(該C6−14アリール基は、C1−20アルキル基、C3−20シクロアルキル基、C2−20アルケニル基、C3−20シクロアルケニル基、シアノ基、ハロゲン原子、C6−14アリール基、C1−6アルコキシ基、C6−14アリーロキシ基、C1−6アルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノ基又はSiR(式中、R、R及びRは、それぞれ独立して、C1−6アルキル基又はフェニル基を意味する。)で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルコキシ基、C6−14アリーロキシ基、C1−6アルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノ基又はSiR(式中、R、R及びRは、それぞれ独立して、C1−6アルキル基又はフェニル基を意味する。)で任意に置換されていてもよい。)、C6−14アリール基又はC2−9ヘテロアリール基(該C6−14アリール基及びC2−9ヘテロアリール基は、少なくとも二つ以上のフッ素原子で置換されており、それ以外に、C1−20アルキル基、C3−20シクロアルキル基、C2−20アルケニル基、C3−20シクロアルケニル基、シアノ基、ハロゲン原子、C6−14アリール基、C1−6アルコキシ基、C6−14アリーロキシ基、C1−6アルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノ基又はSiR(式中、R、R及びRは、それぞれ独立して、C1−6アルキル基又はフェニル基を意味する。)で任意に置換されていてもよい。)を示す。)で表される酸塩化物とを反応させることを特徴とする、一般式[3]
ClC=CHCOR [3]
(式中、R及びRは前記と同じ。)で表される(2−クロロ−1−アルケン−1−イル)ケトン誘導体の製造方法。
2. 遷移金属錯体触媒がロジウム錯体である、1.に記載の製造方法。
3. 一般式[4]
ClC=CHCOR [4]
(式中、Rは前記と同じであり、Rは、C2−20アルキル基、C3−20シクロアルキル基(該C2−20アルキル基及びC3−20シクロアルキル基は、少なくとも二つ以上のフッ素原子で置換されており、それ以外に、シアノ基、ハロゲン原子、C6−14アリール基(該C6−14アリール基は、C1−20アルキル基、C3−20シクロアルキル基、C2−20アルケニル基、C3−20シクロアルケニル基、シアノ基、ハロゲン原子、C6−14アリール基、C1−6アルコキシ基、C6−14アリーロキシ基、C1−6アルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノ基又はSiR(式中、R、R及びRは、それぞれ独立して、C1−6アルキル基又はフェニル基を意味する。)で任意に置換されていてもよい。)、C1−6アルコキシ基、C6−14アリーロキシ基、C1−6アルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノ基又はSiR(式中、R、R及びRは、それぞれ独立して、C1−6アルキル基又はフェニル基を意味する。)で任意に置換されていてもよい。)、C6−14アリール基又はC2−9ヘテロアリール基(該C6−14アリール基及びC2−9ヘテロアリール基は、少なくとも二つ以上のフッ素原子で置換されており、それ以外に、C1−20アルキル基、C3−20シクロアルキル基、C2−20アルケニル基、C3−20シクロアルケニル基、シアノ基、ハロゲン原子、C6−14アリール基、C1−6アルコキシ基、C6−14アリーロキシ基、C1−6アルキルカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、ジC1−6アルキルアミノ基又はSiR(式中、R、R及びRは、それぞれ独立して、C1−6アルキル基又はフェニル基を意味する。)で任意に置換されていてもよい。)を示す。)で表される(2−クロロ−1−アルケン−1−イル)ケトン誘導体。
に関するものである。
以下、更に詳細に本発明を説明する。
尚、本明細書中「n」はノルマルを「i」はイソを「s」はセカンダリーを「t」はターシャリーを「c」はシクロを「o」はオルトを「m」はメタを「p」はパラを意味する。
本明細書中に記載する各置換基を説明する。
ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子が挙げられる。
1−6アルキル基としては、直鎖又は分枝であってよく、メチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル、n-ブチル、i-ブチル、s-ブチル、t-ブチル、n-ペンチル、1-メチル-n-ブチル、2-メチル-n-ブチル、3-メチル-n-ブチル、1,1-ジメチル-n-プロピル、1,2-ジメチル-n-プロピル、2,2-ジメチル-n-プロピル、1-エチル-n-プロピル、n-ヘキシル、1-メチル-n-ペンチル、2-メチル-n-ペンチル、3-メチル-n-ペンチル、4-メチル-n-ペンチル、1,1-ジメチル-n-ブチル、1,2-ジメチル-n-ブチル、1,3-ジメチル-n-ブチル、2,2-ジメチル-n-ブチル、2,3-ジメチル-n-ブチル、3,3-ジメチル-n-ブチル、1-エチル-n-ブチル、2-エチル-n-ブチル、1,1,2-トリメチル-n-プロピル、1,2,2-トリメチル-n-プロピル、1-エチル-1-メチル-n-プロピル及び1-エチル-2-メチル-n-プロピル等が挙げられる。
1−20アルキル基としては直鎖又は分枝であってよく、上記に加え、1−メチル−1−エチル−n−ペンチル、1−ヘプチル、2−ヘプチル、1−エチル−1,2−ジメチル−n−プロピル、1−エチル−2,2−ジメチル−n−プロピル、1−オクチル、3−オクチル、4−メチル−3−n−ヘプチル、6−メチル−2−n−ヘプチル、2−プロピル−1−n−ヘプチル、2,4,4−トリメチル−1−n−ペンチル、1−ノニル、2−ノニル、2,6−ジメチル−4−n−ヘプチル、3−エチル−2,2−ジメチル−3−n−ペンチル、3,5,5−トリメチル−1−n−へキシル、1−デシル、2−デシル、4−デシル、3,7−ジメチル−1−n−オクチル、3,7−ジメチル−3−n−オクチル、n−ウンデシル、n−ドデシル、n−トリデシル、n−テトラデシル、n−ペンタデシル、n−ヘキサデシル、n−ヘプタデシル、n−オクタデシル、n−ノナデシル及びn−エイコシル等が挙げられる。
3−20シクロアルキル基としては、c-プロピル、c-ブチル、1-メチル-c-プロピル、2-メチル-c-プロピル、c-ペンチル、1-メチル-c-ブチル、2-メチル-c-ブチル、3-メチル-c-ブチル、1,2-ジメチル-c-プロピル、2,3-ジメチル-c-プロピル、1-エチル-c-プロピル、2-エチル-c-プロピル、c-ヘキシル、1-メチル-c-ペンチル、2-メチル-c-ペンチル、3-メチル-c-ペンチル、1-エチル-c-ブチル、2-エチル-c-ブチル、3-エチル-c-ブチル、1,2-ジメチル-c-ブチル、1,3-ジメチル-c-ブチル、2,2-ジメチル-c-ブチル、2,3-ジメチル-c-ブチル、2,4-ジメチル-c-ブチル、3,3-ジメチル-c-ブチル、1-n-プロピル-c-プロピル、2-n-プロピル-c-プロピル、1-i-プロピル-c-プロピル、2-i-プロピル-c-プロピル、1,2,2-トリメチル-c-プロピル、1,2,3-トリメチル-c-プロピル、2,2,3-トリメチル-c-プロピル、1-エチル-2-メチル-c-プロピル、2-エチル-1-メチル-c-プロピル、2-エチル-2-メチル-c-プロピル、2-エチル-3-メチル-c-プロピル、c-ヘプチル、c-オクチル、c-ノニル、c-デシル、c-ウンデシル、c-ドデシル、c-トリデシル、c-テトラデシル、c-ペンタデシル、c-ヘキサデシル、c-ヘプタデシル、c-オクタデシル、c-ノナデシル、c-エイコシル及びメンチル等が挙げられる。
2−20アルケニル基としては、二重結合は2個以上あってもよく、又、直鎖又は分枝であってよく、エテニル、1-プロペニル、2-プロペニル、1-メチル-1-エテニル、1-ブテニル、2-ブテニル、3-ブテニル、2-メチル-1-プロペニル、2-メチル-2-プロペニル、1-エチルエテニル、1-メチル-1-プロペニル、1-メチル-2-プロペニル、1-ペンテニル、2-ペンテニル、3-ペンテニル、4-ペンテニル、1-n-プロピルエテニル、1-メチル-1-ブテニル、1-メチル-2-ブテニル、1-メチル-3-ブテニル、2-エチル-2-プロペニル、2-メチル-1-ブテニル、2-メチル-2-ブテニル、2-メチル-3-ブテニル、3-メチル-1-ブテニル、3-メチル-2-ブテニル、3-メチル-3-ブテニル、1,1-ジメチル-2-プロペニル、1-i-プロピルエテニル、1,2-ジメチル-1-プロペニル、1,2-ジメチル-2-プロペニル、1-ヘキセニル、2-ヘキセニル、3-ヘキセニル、4-ヘキセニル、5-ヘキセニル、1-メチル-1-ペンテニル、1-メチル-2-ペンテニル、1-メチル-3-ペンテニル、1-メチル-4-ペンテニル、1-n-ブチルエテニル、2-メチル-1-ペンテニル、2-メチル-2-ペンテニル、2-メチル-3-ペンテニル、2-メチル-4-ペンテニル、2-n-プロピル-2-プロペニル、3-メチル-1-ペンテニル、3-メチル-2-ペンテニル、3-メチル-3-ペンテニル、3-メチル-4-ペンテニル、3-エチル-3-ブテニル、4-メチル-1-ペンテニル、4-メチル-2-ペンテニル、4-メチル-3-ペンテニル、4-メチル-4-ペンテニル、1,1-ジメチル-2-ブテニル、1,1-ジメチル-3-ブテニル、1,2-ジメチル-1-ブテニル、1,2-ジメチル-2-ブテニル、1,2-ジメチル-3-ブテニル、1-メチル-2-エチル-2-プロペニル、1-s-ブチルエテニル、1,3-ジメチル-1-ブテニル、1,3-ジメチル-2-ブテニル、1,3-ジメチル-3-ブテニル、1-i-ブチルエテニル、2,2-ジメチル-3-ブテニル、2,3-ジメチル-1-ブテニル、2,3-ジメチル-2-ブテニル、2,3-ジメチル-3-ブテニル、2-i-プロピル-2-プロペニル、3,3-ジメチル-1-ブテニル、1-エチル-1-ブテニル、1-エチル-2-ブテニル、1-エチル-3-ブテニル、1-n-プロピル-1-プロペニル、1-n-プロピル-2-プロペニル、2-エチル-1-ブテニル、2-エチル-2-ブテニル、2-エチル-3-ブテニル、1,1,2-トリメチル-2-プロペニル、1-t-ブチルエテニル、1-メチル-1-エチル-2-プロペニル、1-エチル-2-メチル-1-プロペニル、1-エチル-2-メチル-2-プロペニル、1-i-プロピル-1-プロペニル、1-i-プロピル-2-プロペニル、n−ヘプテニル、n−オクテニル、n−ノネニル、n−デセニル、n−ウンデセニル、n−ドデセニル、n−トリデセニル、n−テトラデセニル、n−ペンタデセニル、n−ヘキサデセニル、n−ヘプタデセニル、n−オクタデセニル、n−ノナデセニル、n−エイコセニル及び1,3-ブタジエニル等が挙げられる。
3−20シクロアルケニル基としては、二重結合は2個以上あってもよく、1-c-プロペニル、2-c-プロペニル、1-c-ブテニル、2-c-ブテニル、1-c-ペンテニル、2-c-ペンテニル、3-c-ペンテニル、1-メチル-2-c-ペンテニル、1-メチル-3-c-ペンテニル、2-メチル-1-c-ペンテニル、2-メチル-2-c-ペンテニル、2-メチル-3-c-ペンテニル、2-メチル-4-c-ペンテニル、2-メチル-5-c-ペンテニル、2-メチレン-c-ペンチル、3-メチル-1-c-ペンテニル、3-メチル-2-c-ペンテニル、3-メチル-3-c-ペンテニル、3-メチル-4-c-ペンテニル、3-メチル-5-c-ペンテニル、3-メチレン-c-ペンチル、1-c-ヘキセニル、2-c-ヘキセニル、3-c-ヘキセニル、c-ヘプテニル、c-オクテニル、c-ノネニル、c-デセニル、c-ウンデセニル、c-ドデセニル、c-トリデセニル、c-テトラデセニル、c-ペンタデセニル、c-ヘキサデセニル、c-ヘプタデセニル、c-オクタデセニル、c-ノナデセニル、c-エイコセニル及びc-ウンデカトリエニル等が挙げられる。
C1-6アルコキシ基としては直鎖又は分枝であってよく、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、i−プロポキシ、c−プロポキシ、n−ブトキシ、i−ブトキシ、s−ブトキシ、t−ブトキシ、n−ペンチルオキシ、1−メチル−n−ブトキシ、2−メチル−n−ブトキシ、3−メチル−n−ブトキシ、1,1−ジメチル−n−プロポキシ、2−メチル−c−ブトキシ、n−ヘキシルオキシ、1−メチル−n−ペンチルオキシ、2−メチル−n−ペンチルオキシ、1,1−ジメチル−n−ブトキシ、1−エチル−n−ブトキシ及び1,1,2−トリメチル−n−プロポキシ等が挙げられる。
C1-6アルキルカルボニル基としては直鎖又は分枝であってよく、アセチル、エチルカルボニル、n−プロピルカルボニル、i−プロピルカルボニル、n−ブチルカルボニル、i−ブチルカルボニル、s−ブチルカルボニル、t−ブチルカルボニル、n−ペンチルカルボニル、1−メチル−n−ブチルカルボニル、2−メチル−n−ブチルカルボニル、3−メチル−n−ブチルカルボニル、1,1−ジメチル−n−プロピルカルボニル、n−ヘキシルカルボニル、1−メチル−n−ペンチルカルボニル、2−メチル−n−ペンチルカルボニル、1,1−ジメチル−n−ブチルカルボニル、1−エチル−n−ブチルカルボニル及び1,1,2−トリメチル−n−プロピルカルボニル等が挙げられる。
C1-6アルコキシカルボニル基としては直鎖又は分枝であってよく、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、n−プロポキシカルボニル、i−プロポキシカルボニル、n−ブトキシカルボニル、i−ブトキシカルボニル、s−ブトキシカルボニル、t−ブトキシカルボニル、n−ペンチルオキシカルボニル、1−メチル−n−ブトキシカルボニル、2−メチル−n−ブトキシカルボニル、3−メチル−n−ブトキシカルボニル、1,1−ジメチル−n−プロポキシカルボニル、n−ヘキシルオキシカルボニル、1−メチル−n−ペンチルオキシカルボニル、2−メチル−n−ペンチルオキシカルボニル、1,1−ジメチル−n−ブトキシカルボニル、1−エチル−n−ブトキシカルボニル及び1,1,2−トリメチル−n−プロポキシカルボニル等が挙げられる。
ジC1-6アルキルアミノ基としては直鎖又は分枝であってよく、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジ−n−プロピルアミノ、ジ−i−プロピルアミノ、ジ−n−ブチルアミノ、ジ−i−ブチルアミノ、ジ−s−ブチルアミノ、ジ−n−ペンチルアミノ、ジ−n−ヘキシルアミノ、(メチル、エチル)アミノ、(メチル、n-プロピル)アミノ、(メチル、i-プロピル)アミノ、(メチル、n-ブチル)アミノ、(メチル、i-ブチル)アミノ、(メチル、s-ブチル)アミノ、(メチル、t-ブチル)アミノ、(メチル、n-ペンチル)アミノ、(メチル、n-ヘキシル)アミノ、(エチル、n-プロピル)アミノ、(エチル、i-プロピル)アミノ、(エチル、n-ブチル)アミノ、(エチル、i-ブチル)アミノ、(エチル、s-ブチル)アミノ、(エチル、t-ブチル)アミノ、(エチル、n-ペンチル)アミノ、(エチル、n-ヘキシル)アミノ、(n-プロピル、i-プロピル)アミノ、(n-プロピル、n-ブチル)アミノ、(n-プロピル、i-ブチル)アミノ、(n-プロピル、s-ブチル)アミノ、(n-プロピル、t-ブチル)アミノ、(n-プロピル、n-ペンチル)アミノ、(n-プロピル、n-ヘキシル)アミノ、(i-プロピル、n-ブチル)アミノ、(i-プロピル、i-ブチル)アミノ、(i-プロピル、s-ブチル)アミノ、(i-プロピル、t-ブチル)アミノ、(i-プロピル、n-ペンチル)アミノ、(i-プロピル、n-ヘキシル)アミノ、(n-ブチル、i-ブチル)アミノ、(n-ブチル、s-ブチル)アミノ、(n-ブチル、t-ブチル)アミノ、(n-ブチル、n-ペンチル)アミノ、(n-ブチル、n-ヘキシル)アミノ、(i-ブチル、s-ブチル)アミノ、(i-ブチル、t-ブチル)アミノ、(i-ブチル、n-ペンチル)アミノ、(i-ブチル、n-ヘキシル)アミノ、(s-ブチル、t-ブチル)アミノ、(s-ブチル、n-ペンチル)アミノ、(s-ブチル、n-ヘキシル)アミノ、(t-ブチル、n-ペンチル)アミノ、(t-ブチル、n-ヘキシル)アミノ及び(n-ペンチル、n-ヘキシル)アミノ等が挙げられる。
6-14アリール基としては、フェニル基、1−インデニル基、2−インデニル基、3−インデニル基、4−インデニル基、5−インデニル基、6−インデニル基、7−インデニル基、α-ナフチル基、β-ナフチル基、1−テトラヒドロナフチル基、2−テトラヒドロナフチル基、5−テトラヒドロナフチル基、6−テトラヒドロナフチル基、o-ビフェニリル基、m-ビフェニリル基、p-ビフェニリル基、1-アントリル基、2-アントリル基、9-アントリル基、1-フェナントリル基、2-フェナントリル基、3-フェナントリル基、4-フェナントリル基及び9-フェナントリル基等が挙げられる。
2-9ヘテロアリール基としては、酸素原子、窒素原子、硫黄原子が1〜3原子単独もしくは組み合わせて含むことができる5〜7員環までのC2-6単環式複素環基及び構成原子数が8〜10までのC5-9縮合二環式複素環基が含まれる。
5〜7員環までのC2-6単環式複素環基としては、2−チエニル基、3−チエニル基、2−フリル基、3−フリル基、2−ピラニル基、3−ピラニル基、4−ピラニル基、1−ピロリル基、2−ピロリル基、3−ピロリル基、1−イミダゾリル基、2−イミダゾリル基、4−イミダゾリル基、1−ピラゾリル基、3−ピラゾリル基、4−ピラゾリル基、2−チアゾリル基、4−チアゾリル基、5−チアゾリル基、3−イソチアゾリル基、4−イソチアゾリル基、5−イソチアゾリル基、2−オキサゾリル基、4−オキサゾリル基、5−オキサゾリル基、3−イソオキサゾリル基、4−イソオキサゾリル基、5−イソオキサゾリル基、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−ピラジニル基、2−ピリミジニル基、4−ピリミジニル基、5−ピリミジニル基、3−ピリダジニル基、4−ピリダジニル基、2−1,3,4−オキサジアゾリル基、2−1,3,4−チアジアゾリル基、3−1,2,4−オキサジアゾリル基、5−1,2,4−オキサジアゾリル基、3−1,2,4−チアジアゾリル基、5−1,2,4−チアジアゾリル基、3−1,2,5−オキサジアゾリル基及び3−1,2,5−チアジアゾリル基等が挙げられる。
構成原子数が8〜10までのC5-9縮合二環式複素環基としては、2−ベンゾフラニル基、3−ベンゾフラニル基、4−ベンゾフラニル基、5−ベンゾフラニル基、6−ベンゾフラニル基、7−ベンゾフラニル基、1−イソベンゾフラニル基、4−イソベンゾフラニル基、5−イソベンゾフラニル基、2−ベンゾチエニル基、3−ベンゾチエニル基、4−ベンゾチエニル基、5−ベンゾチエニル基、6−ベンゾチエニル基、7−ベンゾチエニル基、1−イソベンゾチエニル基、4−イソベンゾチエニル基、5−イソベンゾチエニル基、2−クロメニル基、3−クロメニル基、4−クロメニル基、5−クロメニル基、6−クロメニル基、7−クロメニル基、8−クロメニル基、1−インドリジニル基、2−インドリジニル基、3−インドリジニル基、5−インドリジニル基、6−インドリジニル基、7−インドリジニル基、8−インドリジニル基、1−イソインドリル基、2−イソインドリル基、4−イソインドリル基、5−イソインドリル基、1−インドリル基、2−インドリル基、3−インドリル基、4−インドリル基、5−インドリル基、6−インドリル基、7−インドリル基、1−インダゾリル基、2−インダゾリル基、3−インダゾリル基、4−インダゾリル基、5−インダゾリル基、6−インダゾリル基、7−インダゾリル基、1−プリニル基、2−プリニル基、3−プリニル基、6−プリニル基、7−プリニル基、8−プリニル基、2−キノリル基、3−キノリル基、4−キノリル基、5−キノリル基、6−キノリル基、7−キノリル基、8−キノリル基、1−イソキノリル基、3−イソキノリル基、4−イソキノリル基、5−イソキノリル基、6−イソキノリル基、7−イソキノリル基、8−イソキノリル基、1−フタラジニル基、5−フタラジニル基、6−フタラジニル基、1−2、7−ナフチリジニル基、3−2,7−ナフチリジニル基、4−2,7−ナフチリジニル基、1−2,6−ナフチリジニル基、3−2,6−ナフチリジニル基、4−2,6−ナフチリジニル基、2−1,8−ナフチリジニル基、3−1,8−ナフチリジニル基、4−1,8−ナフチリジニル基、2−1,7−ナフチリジニル基、3−1,7−ナフチリジニル基、4−1,7−ナフチリジニル基、5−1,7−ナフチリジニル基、6−1,7−ナフチリジニル基、8−1,7−ナフチリジニル基、2−1,6−ナフチリジニル基、3−1,6−ナフチリジニル基、4−1,6−ナフチリジニル基、5−1,6−ナフチリジニル基、7−1,6−ナフチリジニル基、8−1,6−ナフチリジニル基、2−1,5−ナフチリジニル基、3−1,5−ナフチリジニル基、4−1,5−ナフチリジニル基、6−1,5−ナフチリジニル基、7−1,5−ナフチリジニル基、8−1,5−ナフチリジニル基、2−キノキサリニル基、5−キノキサリニル基、6−キノキサリニル基、2−キナゾリニル基、4−キナゾリニル基、5−キナゾリニル基、6−キナゾリニル基、7−キナゾリニル基、8−キナゾリニル基、3−シンノリニル基、4−シンノリニル基、5−シンノリニル基、6−シンノリニル基、7−シンノリニル基、8−シンノリニル基、2−プテリジニル基、4−プテリジニル基、6−プテリジニル基及び7−プテリジニル基等が挙げられる。
C6-14アリーロキシ基としては、フェノキシ、o−メチルフェノキシ、m−メチルフェノキシ、p−メチルフェノキシ、o−トリフルオロメチルフェノキシ、m−トリフルオロメチルフェノキシ、p−トリフルオロメチルフェノキシ、p−エチルフェノキシ、p−i−プロピルフェノキシ、p−t−ブチルフェノキシ、o−クロルフェノキシ、m−クロルフェノキシ、p−クロルフェノキシ、o−ブロモフェノキシ、m−ブロモフェノキシ、p−ブロモフェノキシ、o−フルオロフェノキシ、p−フルオロフェノキシ、o−メトキシフェノキシ、p−メトキシフェノキシ、o−トリフルオロメトキシフェノキシ、p−トリフルオロメトキシフェノキシ、p−ニトロフェノキシ、p−シアノフェノキシ、3,5−ジメチルフェノキシ、3,5−ビストリフルオロメチルフェノキシ、3,5−ジメトキシフェノキシ、3,5−ビストリフルオロメトキシフェノキシ、3,5−ジエチルフェノキシ、3,5−ジ−i−プロピルフェノキシ、3,5−ジクロルフェノキシ、3,5−ジブロモフェノキシ、3,5−ジフルオロフェノキシ、3,5−ジニトロフェノキシ、3,5−ジシアノフェノキシ、2,4,6−トリメチルフェノキシ、2,4,6−トリストリフルオロメチルフェノキシ、2,4,6−トリメトキシフェノキシ、2,4,6−トリストリフルオロメトキシフェノキシ、2,4,6−トリクロルフェノキシ、2,4,6−トリブロモフェノキシ、2,4,6−トリフルオロフェノキシ、α−ナフチルオキシ、β−ナフチルオキシ、o−ビフェニリルオキシ、m−ビフェニリルオキシ、p−ビフェニリルオキシ、1−インデニルオキシ、2−インデニルオキシ、3−インデニルオキシ、4−インデニルオキシ、5−インデニルオキシ、6−インデニルオキシ、7−インデニルオキシ、1−テトラヒドロナフチルオキシ、2−テトラヒドロナフチルオキシ、5−テトラヒドロナフチルオキシ、6−テトラヒドロナフチルオキシ、1-アントリルオキシ、2-アントリルオキシ、9-アントリルオキシ、1-フェナントリルオキシ、2-フェナントリルオキシ、3-フェナントリルオキシ、4-フェナントリルオキシ及び9-フェナントリルオキシ等が挙げられる。
の具体例としては、例えば、メチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル、n-ブチル、i-ブチル、sec-ブチル、t-ブチル、n-ペンチル、n-ヘキシル、n-ドデシル、c-プロピル、c-ブチル、c-ペンチル、c-ヘキシル、c-オクチル、c-ドデシル、メンチル、1-プロペニル、2-プロペニル、1-メチル-1-エテニル、2−ブテニル、1,3−ブタジエニル、2−ペンテニル、2−ヘキセニル、β-スチリル、1-c-プロペニル、2-c-プロペニル、1-c-ブテニル、2-c-ブテニル、1-c-ペンテニル、2-c-ペンテニル、3-c-ペンテニル、1-c-ヘキセニル、2-c-ヘキセニル、3-c-ヘキセニル、c-ドデカトリエニル、1−インデニル、2−インデニル、3−インデニル、4−インデニル、5−インデニル、6−インデニル、7−インデニル、フェニル、o-メチルフェニル、m-メチルフェニル、p-メチルフェニル、o-フルオロフェニル、m-フルオロフェニル、p-フルオロフェニル、o-クロロフェニル、m-クロロフェニル、p-クロロフェニル、p-メトキシフェニル、2,4-ジメチルフェニル、2,5-ジメチルフェニル、3,5-ジメチルフェニル、3,4-ジメチルフェニル、4-i-プロピルフェニル、α-ナフチル、β-ナフチル、メチルナフチル、1-アントリル、2-アントリル、9-アントリル、1-フェナントリル、2-フェナントリル、3-フェナントリル、4-フェナントリル、9-フェナントリル、o-ビフェニリル、m-ビフェニリル、p-ビフェニリル、2−又は3−フリル、2−又は3−チエニル、1−、2−又は3−ピロリル、2−又は3−ベンゾフリル、2−又は3−ベンゾチエニル、1−、2−又は3−インドリル、2−、3−又は4−ピリジニル、ベンジル、1−又は2−フェネチル、α-ナフチルメチル、β-ナフチルメチル、α-ナフチルエチル、β-ナフチルエチル、トリメチルシリル、t−ブチルジメチルシリル及びフェニルジメチルシリル等が挙げられ、好ましくは、n-ヘキシル、フェニル、p-メチルフェニル及びp-フルオロフェニルが挙げられる。
は、少なくとも二つ以上のフッ素原子で置換されていることが好ましいが、この場合、フッ素置換基は酸塩化物のカルボニル炭素に電子的に影響を与える位置、すなわち、フッ素原子が結合可能な炭素でカルボニル基にもっとも近接している炭素に少なくとも一つのフッ素原子が結合していることが好ましい。更に具体的にこのような好ましいRを例示すれば、トリフルオロメチル、1,1−ジフルオロエチル、ヘプタフルオロプロピル、ペルフルオロシクロペンチル、ペルフルオロシクロヘキシル、2,6−ジフルオロフェニル、2,3,5,6−テトラフルオロフェニル、ペルフルオロフェニル、テトラフルオロピリジル、α,α−ジフルオロベンジル及びペルフルオロベンジル等が挙げられ、より好ましくは、ヘプタフルオロプロピル、2,3,5,6−テトラフルオロフェニル及びペルフルオロフェニル等が挙げられる。
一般式[1]で表されるアセチレン化合物に対する一般式[2]で表される化合物のモル比に制限はないが、一般的には、0.3〜2.0モル当量の範囲から選ばれ、好ましくは、0.8〜1.6モル等量の範囲が挙げられる。
本発明に係る反応は、遷移金属錯体触媒、殊にロジウム錯体触媒の存在下において好ましい速度で進行する。ロジウム錯体としては種々の構造のものを用いることが出来るが、好適なものは、いわゆる低原子価のロジウム錯体である。具体的には、Rh(acac)(CO)(PPh)、Rh(acac)(CO)(P(c-ヘキシル))、RhCl(PPh、RhCl(CO)(PPh、RhCl(CO)(PPhMe)、RhCl(CO)(PPhMe、RhCl(CO)(PMe、RhCl(CO)(AsPh、RhCl(cod)(PPh)、RhCl(cod)(PPhMe)、RhCl(cod)(PMe)、RhCl(acac)(PPh)、RhCl(CO)(o−ジフェニルホスフィノフェニルオキサゾリン)、RhCl(CO)[1,2−エチレンビス(オキサゾリン)]、[RhCl(CO)、[RhCl(cod)]、[RhCl(CH=CH及び[Rh(acac)(cod)]等が例示される。(但し、上記具体例の記載中、codはシクロオクタジエニルを示し、acacはアセチルアセトナトを示す。)
また、反応系中でロジウム錯体に配位子を添加して活性種を発生させそのまま触媒として用いる方法も、本発明の態様に含まれる。この場合に配位子としては、各種のホスフィン、ホスファイト等の3価のリン化合物、イミン、ジイミン等のイミン型窒素配位子、3価リンとイミン結合の両者を含むもの等が包含され、具体的には、トリフェニルホスフィン、トリメチルホスフィン、ジフェニルメチルホスフィン、1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン、トリメチルホスファイト、[o−(ジフェニルホスフィノ)フェニル]オキサゾリン、1,2−エチレンビス(オキサゾリン)等が例示される。
好ましいロジウム錯体としては、Rh(acac)(CO)(PPh)、RhCl(CO)(PPh、RhCl(CO)(PPhMe)、RhCl(CO)(AsPh、Rh(acac)(CO)(P(c-ヘキシル))、配位子としてロジウム原子当たり1当量のPPhを加えた[RhCl(CO)及び配位子としてロジウム原子当たり1当量のPPhMeを加えた[RhCl(CO)等が挙げられる。
これらのロジウム錯体の使用量はいわゆる触媒量でよく、アセチレン化合物に対して20モル%以下で十分であるが、経済性の観点から、10モル%以下が好ましく、又、1〜5モル%の範囲が好ましい。
反応は特に溶媒を用いなくてもよいが、必要に応じて溶媒中で実施することもできる。溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン、ベンゼン、トルエン及びキシレン等の炭化水素系溶媒並びにエーテル系の溶媒が一般的に用いられるが、トルエン等が好ましい。
反応温度は、アセチレン化合物の構造にもよるが一般には室温以上に加熱するのが好ましく、通常は40〜200℃の範囲から選ばれる。
また、反応時間は、反応温度や、溶媒使用の有無、使用するアセチレン化合物の種類その他により自ずから異なるが、1時間〜100時間の範囲である。
反応は空気中等の酸素の存在下でも進行するが、反応中間体が酸素にやや敏感であるため、窒素やアルゴン、メタン等の不活性ガス雰囲気で反応させてもよい。
反応混合物からの精製物の分離は、各種クロマトグラフィー、蒸留或いは再結晶等通常行われる精製法により容易に達成される。
本発明の方法で合成することが出来る一般式[3]の化合物のうち、一般式[4]のものは文献未収載の新規物質である。一般式[4]のRとしては、トリフルオロメチル基を除き一般式[2]のRについて例示したものを例示することが出来る。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではない。
実施例1
1−オクチン(2.0ミリモル)、塩化ペルフルオロブチリル(2.4ミリモル)、Rh(acac)(CO)(PPh)(2モル%)、内部標準物質としてテトラデカン(50ミリグラム)をトルエン(2ml)に加え、窒素雰囲気下、110℃で1時間加熱した。反応液を冷却後、ガスクロマトグラフィーで分析したところ、[(Z)−2−クロロ−1−オクテン−1−イル]ペルフルオロプロピルケトンが96%の収率で生成していることが判明した。反応混合液を減圧濃縮した後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒:ヘキサン)により単離した(単離収率88%)。さらにクーゲルロア蒸留(100℃/2.4 kPa)により精製することにより、(Z)−2−クロロ−1−オクテン−1−イル)ペルフルオロプロピルケトンを得た。
本生成物は文献未収載の新規物質であり、その性状、物性値及びスペクトルデータ等は以下の通りであった。
無色液体、沸点100℃/2.4 kPa.H NMR(CDCl,300MHz)δ6.68(s,1H),2.55(t,2H,J=7.5Hz),1.66(quin,2H,J=7.5Hz),1.34−1.24(m,6H),0.88(t、3H,J=6.7Hz);13C NMR(CDCl,75MHz)δ178.7(t、JC−F=25.3),160.4,117.3(tq、JC−F=33.5,287.7Hz),115.3,108.8(tt,JC−F=32.1,268.1Hz),108.5(ttq,JC−F=33.2,38.4,265.7Hz),42.5,31.3,28.1,27.3,22.4,14.0;19F NMR(CDCl,282MHz)δ−80.3(t,3F,J=8.5Hz),−121.7(q,2F,J=8.5Hz),−126.7(s,2F);IR(液膜)1713cm−1(CO).元素分析C1214ClFOとしての計算値:C,42.06;H,4.12.実測値:C,41.83;H,4.21.
実施例2
触媒としてRhCl(CO)(PPhを用いた以外は実施例1と同様に反応、分析した結果、((Z)−2−クロロ−1−オクテン−1−イル)ペルフルオロプロピルケトンが59%の収率で生成していることが判明した。
実施例3
触媒としてRhCl(CO)(PPhMe)を用いた以外は実施例1と同様に3時間反応し、分析した結果、((Z)−2−クロロ−1−オクテン−1−イル)ペルフルオロプロピルケトンが58%の収率で生成していることが判明した。
実施例4
触媒としてRhCl(CO)(AsPhを用いた以外は実施例1と同様に6時間反応し、分析した結果、((Z)−2−クロロ−1−オクテン−1−イル)ペルフルオロプロピルケトンが35%の収率で生成していることが判明した。
実施例5
触媒として[RhCl(CO)]にPPhをロジウム原子当たり1当量加えたものをロジウム原子当たり2モル%用いた以外は実施例1と同様に同様に反応、分析した結果、(Z)−2−クロロ−1−オクテン−1−イル)ペルフルオロプロピルケトンが99%の収率で生成していることが判明した。
実施例6
触媒としてRh(acac)(CO)(PCy)用いた以外は実施例1と同様に反応、分析した結果、((Z)−2−クロロ−1−オクテン−1−イル)ペルフルオロプロピルケトンが65%の収率で生成していることが判明した。なお、Cyはシクロヘキシル基を意味する。
実施例7
アセチレン化合物として1−オクチンの代わりにフェニルアセチレンを用い、塩化ペルフルオロブチリルの使用量を2.0ミリモルとした以外は実施例1と同様に反応、分析した結果、[(Z)−2−クロロ−2−フェニルエテン−1−イル]ペルフルオロプロピルケトンが88%の収率で生成していることが判明した。実施例1と同様に後処理し、クーゲルロア蒸留(55℃/1.6kPa)により精製することにより、[(Z)−2−クロロ−2−フェニルエテン−1−イル]ペルフルオロプロピルケトンが単離された。
本生成物は文献未収載の新規物質であり、その性状、物性値及びスペクトルデータ等は以下の通りであった。
無色液体、沸点55℃/1.6 kPa.H NMR(CDCl,300MHz)δ7.79−7.76(m,2H),7.57−7.44(m,3H),7.20(s,1H);13C NMR(CDCl,75MHz)δ178.9(t,JC−F=25.2Hz)、154.4,136.4,132.5,129.0,127.9,117.4(tq,JC−F=33.4Hz,287.7Hz),114.1,108.8(tt,JC−F=31.2,263.7Hz),108.5(ttq,JC−F=265.7,33.2,38.4Hz);19F NMR(CDCl,282MHz)δ−81.1(t,3F,J=8.5Hz),−122.2(q,2F,J=8.5Hz),−127.1(s,2F);IR(液膜)1714cm−1(CO).元素分析C12ClFOとしての計算値:C,43.07;H,1.81;Cl,10.60.実測値:C,43.11;H,1.85;Cl,10.50.
実施例8
アセチレン化合物としてフェニルアセチレンの代わりに(p−メチルフェニル)アセチレンを用いた以外は実施例7と同様に反応、分析した結果、[(Z)−2−クロロ−2−(p−メチルフェニル)エテン−1−イル]ペルフルオロプロピルケトンが92%の収率で生成していることが判明した。実施例1と同様に後処理し、クーゲルロア蒸留(55℃/1.6kPa)により精製することにより、[(Z)−2−クロロ−2−(p−メチルフェニル)エテン−1−イル]ペルフルオロプロピルケトンが単離された。
本生成物は文献未収載の新規物質であり、その性状、物性値及びスペクトルデータ等は以下の通りであった。
淡黄色液体、沸点55℃/1.6 kPa.H NMR(CDCl,300MHz)δ7.68(d,2H,J=8.28Hz),7.26(d,2H,J=8.28Hz),7.18(s,1H),2.41(s,3H);13C NMR(CDCl,75MHz)δ178.9(t,JC−F=178.9Hz),154.6,143.7,133.6,129.7,127.9,117.4(tq,JC−F=33.5,287.8Hz),113.1,108.8(tt,JC−F=32.2,268.1Hz),108.5(ttq,JC−F=265.7,33.2,38.4Hz),21.5;19F NMR(CDCl,282MHz)δ−81.1(t,3F,J=8.5Hz),−122.2(q,2F,J=8.5Hz),−127.1(s,2F);IR(液膜)1713cm−1(CO).元素分析C13ClFOとしての計算値: C,44.78;H,2.31;Cl,10.17.実測値:C,44.58;H,2.38;Cl,9.92.
実施例9
アセチレン化合物としてフェニルアセチレンの代わりに(p−フルオロフェニル)アセチレンを用いた以外は実施例7と同様に反応、分析した結果、[(Z)−2−クロロ−2−(p−フルオロフェニル)エテン−1−イル]ペルフルオロプロピルケトンが75%の収率で生成していることが判明した。実施例1と同様に後処理し、クーゲルロア蒸留(62℃/1.6kPa)により精製することにより、[(Z)−2−クロロ−2−(p−フルオロフェニル)エテン−1−イル]ペルフルオロプロピルケトンが単離された。
本生成物は文献未収載の新規物質であり、その性状、物性値及びスペクトルデータ等は以下の通りであった。
淡黄色液体、沸点62℃/1.6 kPa.H NMR(CDCl,300MHz)δ7.79(dddd,2H,JH−F=5.1Hz,JH−H=2.0,3.0,9.0Hz),7.16(dddd,2H,JH−F=8.1Hz,JH−H=2.0,3.2,9.0Hz),7.14(s,1H);13C NMR(CDCl,75MHz)δ178.8(t,JC−F=25.4),165.2(d,JC−F=255.5Hz),153.1,132.6(d,JC−F=3.2Hz),130.2(d,JC−F=8.9Hz),117.4(tq,JC−F=33.5,287.7Hz),116.3(d,JC−F=22.4Hz),113.9,108.8(tt,JC−F=32.1,268.1Hz),108.5(ttq,JC−F=265.7,33.2,38,4Hz);19F NMR(CDCl,282MHz)δ−81.1(t,3F,J=8.5Hz),−106.2(tt,1F,JF−H=5.1,8.1Hz),−122.2(q,2F,J=8.5Hz),−127.1(s,2F);IR(液膜)1716cm−1(CO).元素分析C12ClFOとしての計算値:C,55.82;H,4.68;Cl,10.99.実測値:C,56.93;H,4.73;Cl,10.73.
実施例10
1−オクチン(2.0ミリモル)、塩化ペルフルオロベンゾイル(2.0ミリモル)、[RhCl(CO)](ロジウム原子当たり2モル%)、PPhMeをロジウム原子当たり1当量、内部標準物質としてテトラデカン(50ミリグラム)をトルエン(2ml)に加え、窒素雰囲気下、80℃で24時間加熱した。反応液を冷却後、ガスクロマトグラフィーで分析したところ、[(Z)−2−クロロ−1−オクテン−1−イル]ペルフルオロフェニルケトンが59%の収率で生成していることが判明した。実施例1と同様に後処理し、クーゲルロア蒸留(103℃/2.4kPa)により精製することにより、[(Z)−2−クロロ−1−オクテン−1−イル]ペルフルオロフェニルケトンが単離された。
本生成物は文献未収載の新規物質であり、その性状、物性値及びスペクトルデータ等は以下の通りであった。
無色液体、沸点103℃/2.4 kPa.H NMR(CDCl,300MHz)δ6.51(s,1H),2.50(t,2H,J=7.4Hz),1.63(quin,2H,J=7.4Hz),1.37−1.23(m,6H),0.87(t,3H,J=6.8Hz);13C NMR(CDCl,75MHz)δ180.9,153.5,145.8,142.5,139.2,135.9,123.8,41.7,31.4,28.1,27.2,22.4,14.0;19F NMR(CDCl,282MHz)δ−141.5(dddd,2F,J=2.8,2.8,11.3,22.6Hz),−150.2(tt,1F,J=2.8,21.2Hz),−160.8(dddd,2F,J=2.8,11.3,21.2,22.6Hz);IR(液膜)1685cm−1(CO).元素分析C1514ClFOとしての計算値:C,52.88;H,4.14;Cl,10.41;F,27.88.実測値:C,52.53;H,4.15;Cl,10.32;F,27.58.
実施例11
1−オクチン(2.4ミリモル)、塩化2,3,5,6−テトラフルオロベンゾイル(2.0ミリモル)、[RhCl(CO)](ロジウム原子当たり2モル%)、PPhMeをロジウム原子当たり1当量、内部標準物質としてテトラデカン(50ミリグラム)をトルエン(2ml)に加え、窒素雰囲気下、80℃で12時間加熱した。反応液を冷却後、ガスクロマトグラフィーで分析したところ、[(Z)−2−クロロ−1−オクテン−1−イル](2,3,5,6−テトラフルオロフェニル)ケトンが92%の収率で生成していることが判明した。実施例1と同様に後処理し、クーゲルロア蒸留(145℃/1.6kPa)により精製することにより、[(Z)−2−クロロ−1−オクテン−1−イル](2,3,5,6−テトラフルオロフェニル)ケトンが単離された。
本生成物は文献未収載の新規物質であり、その性状、物性値及びスペクトルデータ等は以下の通りであった。
淡黄色液体、沸点145℃/1.6 kPa.H NMR(CDCl,300MHz)δ7.14(tt,1H,J=7.25,9.43Hz),6.54(s,1H),2.49(t,2H,J=7.4Hz),1.64(quin,2H,J=7.4Hz),1.37−1.23(m,6H),0.87(t,3H,J=6.8Hz);13C NMR(CDCl,75MHz)δ182.0,153.2,145.9(dddd,JC−F=4.2,9.4,14.3,249.9Hz),143.3(dddd,JC−F=4.7,9.6,14.8,252.5Hz),123.8,121.3(t,JC−F=17.9Hz),107.9(t,JC−F=22.6Hz),41.7,31.4,28.1,27.2,22.4,13.9;19F NMR(CDCl,282MHz)δ−138.1(m),−143.0(m);IR(液膜)1687cm−1(CO).元素分析C1515ClFOとしての計算値:C,40.88;H,1.43;Cl,10.05。実測値:C,40.83;H,1.52;Cl,10.04.
本発明の方法によれば、医薬品や農薬の製造中間体として、また、ファインケミカルズ製造原料として有用な、新規な(2−クロロ−1−アルケン−1−イル)ケトン誘導体を、容易に、効率的に、且つ安全に製造することができ、その単離精製も容易である。従って、本発明は工業的に多大の効果をもたらす。

Claims (1)

  1. Rh(acac)(CO)(PPh )、Rh(acac)(CO)(P(c-ヘキシル) )、RhCl(PPh 、RhCl(CO)(PPh 、RhCl(CO)(PPh Me) 、RhCl(CO)(PPhMe 、RhCl(CO)(PMe 、RhCl(CO)(AsPh 、RhCl(cod)(PPh )、RhCl(cod)(PPhMe )、RhCl(cod)(PMe )、RhCl(acac)(PPh )、RhCl(CO)(o−ジフェニルホスフィノフェニルオキサゾリン)、RhCl(CO)[1,2−エチレンビス(オキサゾリン)]、[RhCl(CO) 、[RhCl(cod)] 、[RhCl(CH =CH 及び[Rh(acac)(cod)] (但し、上記具体例の記載中、codはシクロオクタジエニルを示し、acacはアセチルアセトナトを示す。)から選ばれるロジウム錯体触媒の存在下において、一般式[1]
    C≡CH [1]
    (式中、Rは、C1−20アルキル基、C3−20シクロアルキル基又はC 6−14 アリール基、(該C 6−14 アリール基は、C 1−20 アルキル基、C 3−20 シクロアルキル基、ハロゲン原子、で任意に置換されていてもよい。)を示す。)で表されるアセチレン化合物と、一般式[2]
    COCl [2]
    (式中、Rは、C1−20アルキル基又はC 3−20 シクロアルキル基(該C 1−20 アルキル基、C 3−20 シクロアルキル基は、少なくとも二つ以上のフッ素原子で置換されている。)を示す。)で表される酸塩化物とを反応させることを特徴とする、一般式[3]
    ClC=CHCOR [3]
    (式中、R及びRは前記と同じ。)で表される(2−クロロ−1−アルケン−1−イル)ケトン誘導体の製造方法。
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