JP4503830B2 - 摩擦式流量計 - Google Patents

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Description

【0001】
発明の背景
本発明は、プロセス制御のための送信器に関する。より具体的には、本発明は、流量を計測する圧力送信器に関する。
【0002】
プロセス制御の中で、パイプを経由する流体の動きは、パイプに接続された一連のプロセス制御送信器で監視される。該送信器には、センサが内蔵されており、該センサが、一本のパイプの中の二個の圧力の差(即ち、差圧)を感知する。差圧の計測から、これらの送信器は、パイプの中の流体の質量流速を推断する。
【0003】
一般的に、送信器は、パイプの中の障害物を横断して差圧を感知する。一般的な障害物は、オリフィス板であり、該板は、パイプに挿入された孔が開けられたディスクである。該ディスクは、大きくて、容易に感知できる減圧には役立つが、該ディスクにより引き起こされる流体の流れの中断を考慮に入れるための多数の補正係数を質量流量計算に加えなければならないので、該計算を複雑にする。該ディスクは、またパイプの中の大きな圧力降下を引き起こす。該減圧は、不必要で、また高価なエネルギの浪費を惹起する。
【0004】
発明の概要
圧力送信器は、パイプの中の流量を表示する信号を生成する。該送信器は、圧力センサを有し、該センサは、該パイプの中の二個のポートに接続されており、該二個のポートの間の該パイプの断面は、ほぼ一定である。本発明の着眼点は、回路に接続されている該圧力センサが、二個のポートの間の差圧の関数として、流量に関するデジタル値を生成することである。
【0005】
図面の簡単な説明
図1は、従来の技術による質量流量計測システムである。
図2は、本発明の質量流量送信器システムの一実施形態である。
図3は、本発明と共に使用できる質量流量送信器の断面図である。
図4は、図3の送信器に連動する調節回路のブロック線図である。
図5は、摩擦係数とパイプの粗さの関数としてのレイノルズ数のグラフである。
図6は、本発明に従って質量流量を計算するための方法のフローチャートである。
図7は、本発明に従って質量流量を計算するための第2の方法のフローチャートである。図8は、本発明の質量流量送信システムの第2実施形態である。
図9は、楕円ポートである。
図10は、本発明の質量流量送信システムの第3実施形態である。
【0006】
好ましい実施形態の詳細な説明
本発明の一つの態様は、内部に障害物が無く、ほぼ一定の断面を有するパイプの部分に沿って起こる圧力降下を正確に感知することにより、パイプの中のオリフィス板の必要性を除去することである。該正確な計測に基づいて、本発明は、流体の流れに関するデジタル値を生成するための新しい技術を使用している。
【0007】
図1は、従来の技術の質量流量計測システム100を示している。流体は、オリフィス106が中に入っているパイプ104を経由して、102の方向に流れる。該オリフィス106から上流の、開口部108は、パイプ104と導管110の間の流れを連結している。該導管110は、開口部108から送信器112に伸びており、第2導管114は、該送信器112から下流の開口部116に伸びている。送信器112の中の諸センサは、該開口部108と該開口部116の間の差圧を示す差圧信号を形成する。該差圧信号は、プロセス制御線122を経由して制御室120に送信される。
【0008】
オリフィス板106により作り出される圧力降下は、比較的大きいので、送信器112の中のセンサは、二個のポートの間の圧力の差を正確に感知できる。しかし、該大きな圧力降下は、流体を加圧するためにエネルギが必要であるので重大で高価なエネルギのロスを生ずる。更に、場合によっては、一本のパイプの長さに対する質量流速を監視するのに、10個の送信器を要することがあるので、各オリフィス板に対して印加される圧力は、送信器の全個数分乗算され、結果的に、大きな、高価な、また不必要なエネルギの浪費を招くことになる。
【0009】
更に、従来の送信器をパイプの中へ挿入するには、オリフィス板を挿入できるようにするために、パイプの一部を取り除かなければならない。該加工は、パイプシステムの漏洩の可能性を増すので、高価である。
【0010】
また、オリフィス板は、加工の流れの中で、オリフィスの中に、異物が詰まりやすいので好ましくない。このことで、追加の保守とオリフィス板が原因の無駄な圧力降下を招く。該プレートの汚染も、また従来の技術の送信器による流量計測の精度を落とす。
【0011】
図2は、本発明の圧力計測システム130を示している。パイプ132は、開口部136と138を通過した流体の流れを方向134の方向に送る。該開口部136と138は、衝撃パイプ140と142に向けてそれぞれ開かれている。できれば整合されていることが好ましい該衝撃パイプ140と142は、送信器144に接続されており、該送信器は、差圧センサ(下記に詳しく示されている)を含む。該送信器144は、プロセス制御業界で使用されている用語のとおりの、例えば、ミネソタ州のローズマウント社(Rosemount Inc.)から入手できるモデル1151あるいはモデル3051送信器のような如何なるタイプの「送信器」から構成することができる。差圧センサは、差圧信号を生成して、該信号を、プロセス制御ループ148を経由して送信器144から制御室146に送信する。該ループ148は、4−20mA,HART(登録商標)、フィールドバス(FieldBus)、プロフィバス(ProfiBus)等の種々の業界の基準に従って作動させることができる。一つの実施形態では、送信器144の電源の全部は、ループ148から供給される。
【0012】
本発明の一つの態様は、流体とパイプとの間の摩擦によって、開口部136から開口部138までの圧力降下が直線的となり、該圧力降下の平方根が、流体の速度に比例するという認識を含んでいる。
【0013】
図3は、図2の共平面(coplanar)送信器144の断面を示しており、該送信器は、下部のセンサハウジング255と上部電子モジュール257を有している。該送信器144は、二個の隔離ダイヤフラム260Aと260Bを有しており、該ダイヤフラムは、流体的に衝撃パイプ140と142(図3の中で図示されていない)に連結されている。該隔離ダイヤフラム260Aと260Bは、該衝撃パイプ140と142の中の圧力を、それぞれチャンバ258Aと258Bと、それぞれ通路256Aと256Bと、またそれぞれ流入チューブ254Aと254Bにより形成されている二本の流体連絡チャンネルに転送する。差圧センサ252は、流入チューブ254Aと254Bの間に設置され、チャンバ276、278をそれぞれ形成しているそれぞれの容量性板272、274の間に溶接された感知ダイヤフラム270を含む。チャンバ276、278の間の差圧で、感知ダイヤフラム270が撓められ、該作用で、容量性板272、274と該感知ダイヤフラム270の間の静電容量が変化する。センサ板280は、該諸キャパシタンスに基づく信号を補正し、出力回路板282は、プロセス制御ループ148上に関連する出力を生成する。
【0014】
図4は、該センサ板280と出力回路板282上の電子装置のブロック線図である。図4の中の破線400の左側の電子構成部品は、出力回路板282上に配置され、該線400の右側の構成部品は、該センサ板280上に配置されている。該センサ板280は、送信器144のセンサハウジング255中に配置され、また出力回路板282は、該送信器144の電子モジュール257の中に配置される。
【0015】
該出力回路板282は、入力/出力回路402を含み、該回路は、制御ループ148からの電力をバス408上の電源電圧に変換する。多重チャンネルのアナログ/デジタル変換器412は、差圧センサ252に接続されており、感知された差圧を示すバス414上の信号をマイクロプロセッサ416に提供する。他の実施形態として、アナログ/デジタル変換器412は、また温度センサ410と絶対圧力センサ310からの信号を受信する。記憶装置418は、センサとセンサ板280の情報を蓄積することが好ましい。該システムは、クロック422からのクロック信号420に従って作動する。送信器144の出力が、アナログであった場合は、デジタル/アナログ変換器424は、バス414上のデジタル信号を、アナログ信号に変換し、該信号は、アナログ線428に沿って入力/出力回路402に送られる。一方、該送信器144の出力が、フィールドバスプロトコルのようにデジタルであった場合、あるいはHARTプロトコルのようにアナログとデジタルの混合であった場合は、バス414上の該デジタル信号は、入力/出力回路402に直接送られる。
【0016】
マイクロプロセッサ426は、バス414上の信号を受信し、不揮発性記憶装置430とランダムアクセスメモリ432に接続されている。マイクロプロセッサ426は、また入力/出力回路402から双方向バス434を経てデジタル信号を受信する。該入力/出力回路402から受信されたデジタル信号の例は、パイプの直径と、パイプの相対粗さを示す信号を含み、該相対粗さは、下記に解説されている質量流量を計算するのに使用することができる。
【0017】
本発明の利点の一つは、殆ど経験により決定された項(terms)を使用しないで質量流量の計算を容易に行うことができ、従って、より正確な計算結果を得ることができる。以前は、質量流量は、オリフィス板と次の方程式を用いて計算された:
mass=NCdEY12√(ΔP)ρ (式1)
ここで、Qmassは質量流量、Nは単位換算係数、Cdは放出係数、Eは接近流速係数、Y1はガス膨張係数、dは差圧生成器の内径、ρは流体の比重、Pは差圧センサにより計測された差圧である。これらの多数の項は、パイプの中の特定の流体に適合させるために調整しなければならず、またその中のいくつかの項は、流体の温度あるいは静的圧力の変化に適合するように引続き微調整を行う必要がある。
【0018】
オリフィス板が無い時には、複数の係数が、方程式1から除去される。特に、E、即ち接近流速係数と、Y1、即ちガス膨張係数と、またd、即ち差圧生成器の内径は、本発明の下では各々定数である。従って、本発明に基づく質量流量に対する方程式は、下記のとおり短くなる:
mass=Cd1√(ΔP)ρ (式2)
ここで、k1は定数、Cdは摩擦係数、Pは差圧、ρは流体の比重である。
【0019】
従来の技術によるシステムでは、放出係数のCdは、オリフィス板の孔の形状と、また同時に流体の速度と、比重と、粘度の関数である。本発明では、放出係数は、二個の変数、即ちレイノルズ数とパイプの摩擦係数の関数である摩擦係数に変換される。
【0020】
図5のグラフの中で示されているとおり、摩擦係数は、レイノルズ数と、またパイプの相対粗さに関係する。図5の中で、レイノルズ数は、横軸480上に示されており、摩擦係数は、左側の縦軸482上に示されており、またパイプの相対粗さは右側の縦軸484上に示されている。5・103以下の小さいレイノルズ数に対しては、摩擦係数とレイノルズ数との間の関係は、直線的であり、パイプの相対粗さとは無関係である。より大きなレイノルズ数に対しては、摩擦係数とレイノルズ数との間の関係は、パイプの相対粗さにより左右される。該関係は、送信器のルックアップテーブルの中に蓄積できる、あるいは実験式に基づいて計算されることができる。
【0021】
図5の中で、摩擦係数とレイノルズ数との間の種々の関係を示す複数の種々の線が、種々の相対粗さに対して示されている。例えば、線486は、パイプの相対粗さが0.03の所の摩擦係数とレイノルズ数との間の関係を示している。
【0022】
レイノルズ数は、質量流量の関数であり、下記の方程式を用いて計算されることができる:
D=4Q/πDμ (式3)
ここで、RDはレイノルズ数、Qは質量流量、πは数学的定数、Dはパイプの内径、μは流体の粘度である。
【0023】
これらの変数が相関関係にあるので、方程式2と3を、反復アプローチを通して解くことができる。該アプローチは、図6のフローチャートの中に示されている。第1段階700で、流体の圧力と温度から比重と粘度を計算する。次の段階で、公称摩擦係数が、段階702の所で選択される。該公称値は、特定の流体の流れに対して予測される摩擦係数に基づいて選択される。段階704で、公称摩擦係数と下記の方程式を利用して、質量流量Qi-1を計算する:
i-1=Cd-nom1√(ΔP)√ρ (式4)
ここで、Qi-1は質量流量、Cd-nomは公称摩擦係数、k1は定数、Pは差圧、ρは流体の比重である。
【0024】
レイノルズ数のRDは、方程式3と方程式4のQi-1を使用して、段階706の中で計算される。計算されたRDと、該RDと摩擦係数Cdとの間の経験的又は理論的関係に基づいて、段階708で、摩擦係数Cdの数値を計算する。
【0025】
段階710で、方程式2と計算された摩擦係数Cdを使用して、現在の質量流量Qiを計算する。決定段階712で、現在の質量流量Qiと以前に計算された質量流量Qi-1との間の差に対する収斂基準を比較する。現在の質量流量と以前に計算された質量流量との間の差が、収斂基準より小さい場合は、現在の質量流量のQiは、段階714で計算された流量として出力される。二個の質量流量との間の差が、収斂基準より小さくない場合は、 現在の質量流量の数値は、段階716の中で以前の質量流量Qi-1として割り当てられ、段階706と708と710と712が、反復される。
【0026】
更に計算を簡素化するために、比重と粘度を、定数と推定することができる。比重と粘度を定数と推定した場合の質量流量を計算するための方法のフローチャートは、図7に示されており、この場合、公称摩擦係数は、段階720で選択される。該公称摩擦係数は、段階722で、次の方程式を使用して質量流量Qi-1を計算するのに使用される:
i-1=Cd-nom2√(ΔP) (式5)
ここで、Cd-nomは公称摩擦係数、K2は定数、Pは差圧である。K2の特定の数値は、パイプの内径と差圧ポート間の距離を含む要因より左右される。段階724では、計算された質量流量Qi-1は、下記の方程式を使用してレイノルズ数のRDを計算するのに使用される:
D=k3i-1 (式6)
ここで、K3は、流れの粘性、パイプの内径の積で割られた4に等しい定数である。
【0027】
計算されたRDに基づいて、摩擦係数Cdは、段階726の中で計算される。該摩擦係数は、RDとCdの間の経験的関係あるいは理論的関係のいずれかを基礎とすることができる。Cdが、計算されたら、現在の質量流量Qiは、下記の方程式を使用して段階728で計算される:
i=Cd2√(ΔP) (式7)
ここで、K2は方程式5の中で使用されたものと同じ定数である。
【0028】
決定ボックス730では、現在の質量流量Qiは、該二つの間の差が、収斂基準より小さいかどうかを決定するために、以前の質量流量Qi-1と比較される。収斂基準より小さい場合は、現在の質量流量Qiは、段階732の中の質量流量として出力される。該差が、収斂基準より小さくない場合は、以前の質量流量Qi-1が、段階734で現在の質量流量の数値に設定され、段階724と726と728と730が、反復される。
【0029】
充分に高いレイノルズ数の所では、摩擦係数は一定であり、質量流量は、レイノルズ数、粘度あるいは流体の比重により左右されない。そのようなレイノルズ数に対して、質量流量を計算するための方程式は、次のとおりとなる:
Q=k4√(ΔP)√ρ (式8)
ここで、Qは質量流量、ρは比重、K4は定数、Pは差圧である。摩擦係数が定数であるので、係数K4に折り込まれる。レイノルズ数が定数と見なされる場合は、反復の必要はない。
【0030】
本発明では、複数の異なるポートの形状を利用することができる。例えば、図8で、本発明の送信器520は、開口部530と532のそれぞれを経由して環状スリーブ526と528の内部に流体的に連絡している衝撃パイプ522と524に接続されている。該スリーブ526は、環状間隙542が、二個のパイプ部分534と536の間で維持されるように、環状溶接538と540の所で該パイプ部分534と536にそれぞれ溶接されている。同様に、スリーブ528は、間隙550が、二個のパイプ部分544と536の間で維持されるように、環状溶接546と548により該パイプ部分544と536にそれぞれ接続されている。環状スリーブ526と528は、流れの中の局部的渦が原因の圧力読み込みエラーを取り除くのに役立つ。
【0031】
図9は、ポートのパイプへの接続の第2の実施形態を示している。特に、ポート582は、丸いのではなく、一般的な流体の流れの方向586の寸法より大きい、一般的な流体の流れの方向586に対して横断する寸法を有する楕円形の開口部を形成している。
【0032】
図10は、本発明の圧力送信器組立体601を示しており、該送信器は、制御線606を経由して制御モジュール604に接続されている送信器602を含む。該送信器602は、第1導管610と、第2導管614、第3導管616および第4導管618から構築されている導管組立体612とを経由してパイプ608に接続されている。バルブ組立体626のバルブ620、622および624は、導管614、616および618をそれぞれパイプ608から分離している。該バルブ620、622および624は、該制御線628、630および632によりそれぞれ制御され、該制御線は、送信器602に接続されている。バルブ620、622および624は、該送信器602により直接に、あるいは該送信器602を経由して制御モジュール604により制御される。
【0033】
圧力送信器組立体601は、圧力送信器602の中の圧力センサを、パイプの長さに沿った異なる場所に取り付けることを許可する。流体の流れが、導管610と614の間で充分な差圧を生成しない場合は、バルブ620と624は、閉じられ、バルブ622が開かれる。バルブ620と624を閉じて、バルブ622を開くことで、差圧を、導管610と616の間で計測できる。導管616は導管610から遠くに配置されているので、導管610から導管616までの圧力降下は、導管610から導管614までの圧力降下より大きい。センサに接続されている二本の導管の間の圧力降下を増やすことで、差圧が、センサの感知範囲でセンサに送り込まれることができる。
【0034】
同様に、流体の流れが、導管610と618の間の差圧を生成し過ぎた場合は、バルブ624を閉じて、バルブ620を開いて、センサに送り込まれる差圧を減らすことができる。同様に、導管616と610の間の圧力が、センサのために大き過ぎる場合は、バルブ622と624を閉じて、バルブ620を開いて、計測された圧力降下が、導管610と614の間にあるようにすることができる。
【0035】
計算を容易にするために、送信器を、好ましい相対粗さをもつように製造されたパイプのスプールと連動させることができる。該スプール部分の概略は、図2に示されており、該図の中で、二個のフランジが付いた端508と510が、パイプ132の両端に形成されており、該スプール部分が、パイプラインの中の開口部の中に落ちるように、または該開口部に接続されるようにすることができる。サンドブラストのような研磨、あるいはパイプの表面の全部あるいは一部に対する螺旋状溝切りを通して、パイプの鋳造過程で、該スプールの粗さが生成される可能性がある。
【0036】
本発明は、好ましい実施形態を引用して説明されたが、当業者は、本発明の精神と範囲を逸脱しないで形態と詳細を変更することができることが分かるはずである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の技術による質量流量計測システムである。
【図4】 図3の送信器に連動する調節回路のブロック線図である。
【図5】 摩擦係数とパイプの粗さの関数としてのレイノルズ数のグラフである。
【図6】 本発明に従って質量流量を計算するための方法のフローチャートである。
【図7】 本発明に従って質量流量を計算するための第2の方法のフローチャートである。
【符号の説明】
130……圧力計測システム、132……パイプ、136、138……開口部、140、142……衝撃パイプ、144……送信器、146……制御室、148……プロセス制御ループ、

Claims (6)

  1. パイプの中の流量を示す信号を生成するための送信器において、
    第1と第2の位置の間でほぼ一定の断面積を有するパイプ部分で分離されている流れの中で該第1位置と第2位置に流体的に送信器を連結するための第1と第2のポートと、
    該第1と第2のポートに流体的に連結され、該第1のポートと第2のポートの所の圧力に反応してセンサの出力を提供するのに適している圧力センサと、
    圧力センサの出力を受信し、かつ前記第1のポートの圧力と前記第2のポートの圧力の関数である、少なくとも流量に関係する一つのデジタル値を提供するため前記圧力センサに接続されている回路から成り、
    前記第1のポートが、前記パイプに設けられた開口部を経由してパイプの中の流れに流体的に接続され、前記開口部が、パイプ中の流体の流れの方向に対して横断する寸法と流体の流れの方向に平行する寸法とをもち、該流体の流れの方向を横断する寸法が、流体の流れの方向に平行な寸法より大きいことを特徴とする送信器。
  2. 第1の位置と第2の位置の間のパイプの部分は、該パイプ部分の摩擦係数がレイノルズ数のある範囲にわたって一定となるような、内径比に対する粗さを有することを特徴とする請求項1に記載されている送信器。
  3. 前記送信器が、温度信号を提供するための温度センサと、絶対圧力信号を生成するための絶対圧力センサから成り、また前記回路が、温度信号、絶対圧力信号およびセンサの出力を示す信号を受信するためのマイクロプロセッサから成り、パイプの中の質量流量を計算できることを特徴とする請求項1に記載されている送信器。
  4. 前記パイプが互いに分離された2個のパイプ部分からなり、該2個の分離されたパイプ部分の外周には、該2個のパイプ部分の対向端面間に前記開口部としての環状間隙を維持するスリーブが密着接合されており、
    前記スリーブには、前記間隙を介してパイプと第1のポートとの間を流体的に接続させることができる孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載されている送信器。
  5. 第2のポートが、導管組立体とバルブ組立体の一部を経由して流体的にパイプの中の流れに接続され、該導管組立体と該バルブ組立体が、第2の位置を選択するためのものであり、該導管組立体が、少なくとも二本の導管を有し、各導管が、第2のポートと流体的に連絡している第1端と、またパイプの流れと流体的に連絡している第2端を有し、各導管が、各導管の第1端と第2端の間にバルブ組立体の関連するバルブを有し、各バルブが、関連する該導管の第1端と第2端の間の流体の連絡を制御するものであることを特徴とする請求項1に記載されている送信器。
  6. 第1導管の第2端が、パイプに沿った第1の位置からの第1距離であり、第2導管の第2端が、パイプに沿った第1の位置からの第2距離であり、該第2距離が、第1距離より大きいことを特徴とする請求項5に記載されている送信器。
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