JP4503067B2 - 名寄せシステム、名寄せ方法、名寄せプログラム及びその記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、所定のサービスを提供する事業者と、そのサービスの需要家(顧客)との間で交わされる契約に係る契約情報同士を関連付ける名寄せシステムに関する。
従来から、電力会社は、顧客からの相談、意見等の連絡を受け付けて対応するために、カスタマセンタにおいて顧客対応システムを構築し、運用している。特許文献1には、顧客受付システムの例が開示されている。
特開2004−363972号公報
ところが、従来の顧客対応システムには、いくつかの問題がある。まず、顧客対応業務の履歴が、当該業務ごとに別々の顧客対応システムで管理されているため、特定の顧客に対する対応履歴をまとめて参照することができない。次に、顧客からの申出内容を記載した帳票の処理と、電力契約の新規締結、変更、解約を含む異動の処理とが別々の顧客対応システムで行われ、それらの結果データ同士が関連付けられていないため、顧客の申出内容や契約の異動内容等を一連のものとして参照することができない。
従って、例えば、カスタマセンタに電話して来た顧客が自らに係る複数の契約について一度に相談した場合に、電力会社の担当者は、関連するすべての契約内容をすぐに参照することができない。このため、契約内容を知らないまま、顧客に言われるままにその場限りの対応をせざるを得なかったり、必要に応じて時間をかけて関連する契約内容を探索したりすることが多かった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、所定のサービスを提供する事業者の顧客対応システムにおいて、特定の顧客に関連する契約情報をまとめて参照できるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明は、名寄せシステムであって、所定のサービスを提供する事業者と、前記サービスの需要家との間で交わされる契約に係り、当該契約に固有の番号である契約番号と、当該契約に従って支払いを行う支払者に関する複数の支払者データからなる支払者情報とを含む契約情報と、前記支払者情報が合致するか否かの判定を行うための複数の条件ごとに、当該条件に固有の条件IDと、比較対象となる1以上の前記支払者データとが設定された名寄せ条件データと、を記憶する記憶部と、第1の契約番号を取得し、取得した前記第1の契約番号を有する第1の契約情報を前記記憶部から読み出し、前記複数の条件のそれぞれを対象として、(a)読み出した前記第1の契約情報に含まれる第1の支払者情報から、対象としている前記条件について設定された、比較対象となる前記第1の支払者データを抽出する処理と、(b)抽出した前記第1の支払者データと比較した結果、支払者情報が前記第1の支払者情報に合致すると判定される支払者データを含む第2の契約情報を前記記憶部内において検索する処理と(c)前記処理(b)による検索の結果、該当する前記第2の契約情報が存在する場合に、前記第1の契約番号と、対象としている条件の条件IDと、当該第2の契約情報に含まれる第2の契約番号とを関連付けて前記記憶部に記憶する記憶する処理と、を繰り返す処理部と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、関連付けられた契約情報の契約番号がインデックス情報として記憶されているので、1の契約番号を指定した場合に、当該契約情報に関連する契約情報をすぐに参照することができる。また、支払者情報に基づいて関連付けられており、同一の支払者に係る契約情報がすぐに参照できるので、特に、複数の契約に係る支払者への対応を円滑に行うことができる。実際に、契約者より支払者に対する対応が緊要になることがあるので、そのような事情において非常に有効なシステムである。例えば、1の不動産業者が所有する物件について複数の解約、新規の依頼(契約申込)を受け付けた場合に、当該不動産業者の1の契約に関連する他の契約情報を表示することによって、円滑に対応することができる。
さらに、契約情報同士を名寄せするか否かを判定する場合に、契約に係る支払者の情報全体を一律に比較するのではなく、支払者の情報を複数のデータに分け、条件ごとに比較対象となるデータを選択できるので、各データの有する特性や事情に応じてフレキシブルな対応を行うことができる。例えば、他のデータを比較しなくても、特定のデータが一致すれば名寄せの信頼性が高いと認識される場合には、その特定のデータだけについて合致判定を行うことによって、効率的なチェックを行うことができる。また、個々のデータ自体は名寄せの信頼性が高くないが、それらのデータ同士がすべて一致すれば相応の信頼性が認められる場合には、それらの複数のデータについて合致判定を行うことによって、名寄せすべき契約情報(又はその候補)を適切に収集することができる。
また、本発明は、名寄せシステムであって、前記名寄せ条件データが、前記条件ごとに設定された前記支払者データに対して、さらに完全一致又は部分一致を示すコードが設定されるものであることを特徴とする。
この構成によれば、完全一致だけでなく、部分一致も含めて一致するか否かの判断ができるので、例えば、契約情報を入力するときに誤字や脱字があったとしても、本来名寄せすべき契約情報を名寄せすることができる。
また、本発明は、名寄せシステムであって、前記支払者データが、前記支払者の口座番号、氏名、住所及び電話番号を含むことを特徴とする。
また、本発明は、名寄せシステムであって、前記処理部が、前記第1の契約番号を取得し、前記記憶部において、前記第1の契約番号に関連付けて記憶されている前記第2の契約番号を読み出し、読み出した前記第2の契約番号を含む前記第2の契約情報を検索することを特徴とする。
この構成によれば、1の契約情報が特定された場合に、その契約情報と支払者が同じであると想定される他の契約情報を検索することができるので、支払者が同じ契約情報をまとめて表示することができ、顧客対応の担当者は、それらの契約情報を参照することによって、特に顧客が支払者であるときに円滑に対応することができる。
なお、請求項におけるサービスとは、公益事業者が提供する電気、ガス、水道及び電話を含むライフラインやインターネット・サービス・プロバイダ(ISP:Internet Service Provider)が提供するインターネット接続のサービス等を含む。本発明は、名寄せ方法、名寄せプログラム及びその記録媒体を含む。その他、本願が開示する課題及びその解決方法は、発明を実施するための最良の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、所定のサービスを提供する事業者の顧客対応システムにおいて、特定の顧客に関連する契約情報をまとめて参照することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態を説明する。本発明の実施の形態に係るカスタマセンタシステムは、例えば、電力会社において、顧客からの申出の受付履歴や内容を管理し、関連する契約情報や顧客情報を予め対応付けて、その対応付けられた情報を参照することによって、次回からの顧客対応が円滑に進むようにするものである。
≪システムの構成と概要≫
図1は、カスタマセンタシステムの構成概要を示す図である。カスタマセンタシステム100は、顧客端末200による顧客からの申出を受け付けて、所定の応答を行う。例えば、顧客端末200から、インターネットを通じて意見を受けたり、通常の電話回線を通じて要望を受けたりする。また、フリーダイヤルで相談や転宅等の連絡を受けて、その内容に応じて応答を行う。顧客端末200は、電力会社の顧客、すなわち、電力の需要家が利用する端末であり、具体的には、固定電話、携帯電話やPC(Personal Computer)等によって構成される。
カスタマセンタシステム100は、営業ポータルシステム1、顧客応答システム2、バッチ処理システム3及び顧客DB4を備える。営業ポータルシステム1は、受付履歴管理や申出内容管理等の機能を有し、顧客端末200から意見・要望を受け付けるとともに、顧客DB4に対して電話番号以外による顧客情報検索要求を行い、検索結果を取得する。顧客応答システム2は、顧客端末200からフリーダイヤルで相談や連絡を受けて、顧客の電話番号による顧客情報検索要求を顧客DB4に対して行うとともに、顧客DB4から検索結果を取得し、その検索結果の内容に応じた応答を顧客端末200に対して行う。なお、顧客の電話番号に関しては、顧客応答システム2が顧客端末200から通知された番号を取得するようにしてもよいし、顧客からの電話を受けたオペレータが顧客に番号登録の可否を確認してから番号を入力するようにしてもよい。
バッチ処理システム3は、夜間等においてバッチ処理を行う。具体的には、顧客DB4から契約番号を逐次取得し、その契約番号に従った名寄せ処理や関連付け処理を顧客DB4に対して行う。ここで、名寄せ処理は、関連する契約情報同士を対応付けるものである。また、関連付け処理は、関連する顧客情報同士を対応付けるものである。その詳細は、後記する。顧客DB4は、電力会社の顧客に関する情報を格納したものであり、営業ポータルシステム1や顧客応答システム2からの顧客情報検索要求に対して、速やかに検索結果を出力できるように、バッチ処理システム3による名寄せ処理や関連付け処理を予め受けることになる。その詳細は、後記する。
営業ポータルシステム1、顧客応答システム2及びバッチ処理システム3は、1又は複数のコンピュータからなるコンピュータシステムであり、CPU(Central Processing Unit)がプログラムを実行することによって実現される処理部、不揮発性記憶装置(フラッシュメモリやハードディスク装置等)によって実現される記憶部等からなる。営業ポータルシステム1及び顧客応答システム2は、外部と情報の送受信を行うNIC(Network Interface Card)等によって実現される通信部を含む。顧客DB4は、不揮発性記憶装置内に構築されるデータベース(DB:Data Base)である。
≪データの構成≫
図2は、顧客DBの構成を示す図である。顧客DB4は、関連付けDB5、需給契約DB6、地権者DB7、町内会・自治会DB8、町内会・自治会役員DB9、集合住宅入居者DB10、集合住宅DB11、家主DB12及び不動産DB13を備える。
関連付けDB5は、契約番号をキーとした顧客情報検索が円滑にできるようにしたインデックス情報(具体的には、契約関連情報51及び名寄せ関連情報52)を格納する。需給契約DB6は、契約情報61を格納する。地権者DB7は、地権者情報71を格納する。町内会・自治会DB8は、町内会・自治会情報81を格納する。町内会・自治会役員DB9は、町内会・自治会役員情報91を格納する。集合住宅入居者DB10は、集合住宅入居者情報101を格納する。集合住宅DB11は、集合住宅情報111を格納する。家主DB12は、家主情報121を格納する。不動産DB13は、不動産情報131を格納する。以下、各情報の詳細について説明する。
図3は、関連付けDBに格納されたインデックス情報の構成を示す図である。なお、図3に示すインデックス情報は、バッチ処理システム3により生成されるが、その処理については後記する。
図3(a)は、インデックス情報のうち、契約関連情報51の構成を示す模式図である。契約関連情報51は、契約番号に対して、その契約番号に関連する顧客情報のインデックス情報を対応付けたものである。契約関連情報51は、契約番号511、地権者番号512、町内会・自治会番号513、町内会・自治会役員番号514、集合住宅入居者番号515、集合住宅番号516、家主番号517及び不動産番号518を含むレコードからなる。
まず、契約番号511は地権者番号512に関係付けられる。次に、契約番号511は町内会・自治会番号513に関係付けられ、その町内会・自治会番号513は町内会・自治会役員番号514に関係付けられる。そして、契約番号511は集合住宅入居者番号515に関係付けられ、その集合住宅入居者番号515は集合住宅番号516に関係付けられ、その集合住宅番号516は家主番号517及び不動産番号518に関係付けられる。この構成によれば、契約番号511が指定された場合に、その契約番号511に関連する各情報のインデックス情報(キーデータ)がすぐに取れるので、そのインデックス情報を用いて各DBから関連する各情報を速やかに取得することができる。なお、図3(a)はインデックス情報のつながりを示しているので、すべてのインデックス情報を見せているが、契約関連情報51としては、必ずしもすべてのインデックス情報を含まなくてもよい。例えば、集合住宅入居者番号515及び集合住宅番号516は、家主番号517及び不動産番号518を取得するために必要であって、インデックス情報としては不要だとすれば、契約関連情報51の構成から外してもよい。
図3(b)は、インデックス情報のうち、名寄せ関連情報52の構成を示す。名寄せ関連情報52は、契約情報61同士で関連のあるものを対応付けたものである。名寄せ関連情報52は、契約番号521、条件ID522及び名寄せ契約番号523を含むレコードからなる。契約番号521は、名寄せの中心となる契約情報61の契約番号であり、各レコードのキーになるものである。この契約番号521の契約情報61に対して名寄せ処理が行われる。条件ID522は、名寄せ条件ごとに固有のIDであり、名寄せの信頼性を示す度合いでもある。また、名寄せされた契約情報を表示する順序にも用いることができる。名寄せ処理は、この条件ID522に対応する名寄せ条件ごとに行われる。名寄せ契約番号523は、名寄せの対象となる契約情報61の契約番号であり、具体的には、契約番号521の契約情報61に対して、条件ID522の名寄せ条件に従って名寄せの対象となる契約情報61の契約番号である。なお、1つの契約番号521に対して複数の条件ID522に合う名寄せ契約番号523が存在しうる。また、1つの契約番号521及び1つの条件ID522に対して複数の名寄せ契約番号523が存在しうる。この構成によれば、契約番号521が指定された場合に、その契約番号521に対する名寄せ契約番号523を特定できるので、その名寄せ契約番号523を用いて需給契約DB6から該当する契約情報61を速やかに取得することができる。
図4は、契約情報及び地権者情報の構成を示す図である。図4(a)は、契約情報の構成を示す。契約情報61は、契約番号611、契約種別612、契約者氏名613、住所614、電話番号615、支払者番号616、支払者氏名617、住所618、口座番号619、電話番号620、転居先住所621及び転居先電話番号622を含むレコードからなる。
契約番号611は、顧客と電力会社との間に締結された電力の需給契約に固有の番号であり、電力会社の営業所のコードを含む。この項目データにより契約情報61が地権者情報71、町内会・自治会情報81及び集合住宅入居者情報101に関連付けられる(図3(a)参照)。契約種別612は、契約の種別である。契約者氏名613は、電力会社と当該契約を行った契約者の氏名である。住所614は、契約者の住所である。電話番号615は、契約者の電話番号である。支払者番号616は、当該契約に従って支払いを行う支払者に固有の番号である。名寄せは、支払者が同一である(支払者情報が合致する)と判定される契約情報を探すものであると言うことができる。支払者氏名617は、支払者の氏名である。住所618は、支払者の住所である。口座番号619は、支払者の口座番号であり、金融機関、店舗及び預金種別を示すコードを含む。電話番号620は、支払者の電話番号である。転居先住所621は、契約者が転居する場合の転居先の住所である。転居先電話番号622は、契約者が転居する場合の転居先の電話番号である。なお、契約番号611が検索のキーデータとなる。
図4(b)は、地権者情報の構成を示す。地権者情報71は、地権者番号711、地権者氏名712、住所713、電話番号714、振込先715及び契約番号716を含むレコードからなる。地権者番号711は、地権者に固有の番号である。地権者氏名712は、地権者の氏名である。住所713は、地権者の住所である。電話番号714は、地権者の電話番号である。振込先715は、電力会社が地権者に借地料等を振り込む先を示すものであり、金融機関、店舗、預金種別、口座番号等を含む。契約番号716は、地権者が電力会社と交わした契約の番号である。なお、地権者番号711が検索のキーデータとなる。
図5は、町内会・自治会情報及び町内会・自治会役員情報の構成を示す図である。図5(a)は、町内会・自治会情報の構成を示す。町内会・自治会情報81は、町内会・自治会番号811、町内会・自治会名称812、住所813及び契約番号814を含むレコードからなる。町内会・自治会番号811は、町内会・自治会に固有の番号であり、この項目データにより町内会・自治会情報81が町内会・自治会役員情報91に関連付けられる(図3(a)参照)。町内会・自治会名称812は、町内会・自治会の名称である。住所813は、町内会・自治会に係る施設(例えば、公民館)の住所である。契約番号814は、町内会・自治会が電力会社と交わした契約の番号である。なお、町内会・自治会番号811が検索のキーデータとなる。
図5(b)は、町内会・自治会役員情報の構成を示す。町内会・自治会役員情報91は、町内会・自治会役員番号911、町内会・自治会番号912、役職913、役員氏名914、住所915及び電話番号916を含むレコードからなる。町内会・自治会役員番号911は、町内会・自治会役員(個人)に固有の番号である。町内会・自治会番号912は、町内会・自治会に固有の番号である。役職913は、町内会・自治会役員の役職(例えば、会長、副会長、会計、書記等)である。役員氏名914は、町内会・自治会役員の氏名である。住所915は、町内会・自治会役員の住所である。電話番号916は、町内会・自治会役員の電話番号である。なお、町内会・自治会役員番号911が検索のキーデータとなる。
図6は、集合住宅入居者情報、集合住宅情報、家主情報及び不動産情報の構成を示す図である。図6(a)は、集合住宅入居者情報の構成を示す。集合住宅入居者情報101は、集合住宅入居者番号1011、集合住宅番号1012、部屋番号1013、契約番号1014及び公街灯番号1015を含むレコードからなる。集合住宅入居者番号1011は、集合住宅の入居者に固有の番号である。集合住宅番号1012は、集合住宅に固有の番号であり、この項目データにより集合住宅入居者情報101が集合住宅情報111に関連付けられる(図3(a)参照)。部屋番号1013は、当該入居者が入っている部屋に固有の番号であり、階番号を含む。契約番号1014は、当該入居者が電力会社と交わしている契約の番号である。公街灯番号1015は、部屋の前の通路に設置された街灯に固有の番号である。なお、集合住宅入居者番号1011が検索のキーデータとなる。
図6(b)は、集合住宅情報の構成を示す。集合住宅情報111は、集合住宅番号1111、集合住宅名称1112、住所1113、家主番号1114及び不動産番号1115を含むレコードからなる。集合住宅番号1111は、集合住宅に固有の番号である。集合住宅名称1112は、集合住宅の名称である。住所1113は、集合住宅のある住所である。家主番号1114は、集合住宅を所有する家主に固有の番号であり、この項目データにより集合住宅情報111が家主情報121に関連付けられる(図3(a)参照)。不動産番号1115は、集合住宅の不動産としての固有の番号であり、この項目データにより集合住宅情報111が不動産情報131に関連付けられる(図3(a)参照)。なお、集合住宅番号1111が検索のキーデータとなる。
図6(c)は、家主情報の構成を示す。家主情報121は、家主番号1211、家主氏名1212、住所1213及び電話番号1214を含むレコードからなる。家主番号1211は、家主に固有の番号である。家主氏名1212は、家主の氏名である。住所1213は、家主の住所である。電話番号1214は、家主の電話番号である。なお、家主番号1211が検索のキーデータとなる。
図6(d)は、不動産情報の構成を示す。不動産情報131は、不動産番号1311、不動産名称1312、住所1313及び電話番号1314を含むレコードからなる。不動産番号1311は、不動産に固有の番号である。不動産名称1312は、不動産の名称である。住所1313は、不動産のある住所である。電話番号1314は、不動産の管理者の電話番号である。なお、不動産番号1311が検索のキーデータとなる。
図7は、名寄せ条件マトリクスの構成を示す図である。名寄せ条件マトリクス(名寄せ条件データ)31は、バッチ処理システム3の記憶部に記憶され、顧客DB4の名寄せ処理を行う際にバッチ処理システム3の処理部から参照される。名寄せ条件マトリクス31は、条件番号311、契約番号312、口座番号313、支払者番号314、氏名カナ315、住所コード316、住所補足317、電話番号318、名寄せ結果319及び条件ID320を含むレコードからなる。名寄せ処理においては、各レコードの比較対象となる各項目データに関して、1の契約情報61と、その他の契約情報61とが逐次比較照合される。
条件番号311は、1の名寄せ条件に固有の番号であり、一連番号として付与される。契約番号312は、契約情報61の契約番号611を示す。口座番号313は、契約情報61の口座番号619を示す。支払者番号314は、契約情報61の支払者番号616を示す。氏名カナ315は、支払者氏名617のうち、カナの部分を示す。住所コード316は、契約情報61の住所618の一部を示し、上5桁3161及び下6桁3162からなる。住所補足317は、契約情報61の住所618の一部を示す。電話番号318は、契約情報61の電話番号620を示し、市外局番3181、局番3182及び加入番号3183からなる。名寄せ結果319は、「OK」のとき名寄せ条件に合致すれば名寄せできることを示し、「確認」のとき名寄せ条件に合致した後にオペレータに確認が必要であることを示す。条件ID320は、1の名寄せ条件に固有の番号であるとともに、名寄せの信頼性の度合いをも示す。また、名寄せされた契約情報を表示する順序にも用いることができる。
なお、図7に示すように、名寄せ条件マトリクス31において、−は関知しないことを示すコードであり、○は完全一致であることを示すコードであり、△は部分一致であることを示すコードである。例えば、条件番号311が1の名寄せ条件においては、口座番号313が完全一致することが名寄せ条件となる。また、条件番号311が4の名寄せ条件においては、氏名カナ315が部分一致すること、並びに住所コード316及び電話番号318が完全一致することが名寄せ条件となる。
条件番号311が16、17の名寄せ条件には、契約番号312が完全一致すること及び氏名カナ315が完全一致又は部分一致することが含まれている。これは、例えば、電灯、動力等複数の契約をしている顧客の場合、契約ごとに8桁の同じ契約番号及び1桁の異なる枝番で管理されているので、契約番号が同じであっても枝番が異なれば、異なる契約となるため、名寄せ条件として契約番号が一致するか否か及び支払者の氏名が一致するか否かを確認するものである。
≪システムの処理(バッチ処理)≫
次に、バッチ処理システム3が行うバッチ処理について説明する。バッチ処理には、名寄せ処理及び関連付け処理がある。
図8は、名寄せ処理を示すフローチャートである。名寄せ処理は、名寄せ条件マトリクス31に従って、需給契約DB6内の契約情報61同士を比較照合し、名寄せの結果として関連付けDB5内に名寄せ関連情報52を生成、記憶するものである。バッチ処理システム3の処理部は、需給契約DB6内の契約情報61に付与されている契約番号611を逐次取得する(S801)。そして、取得した契約番号611ごとにS802〜S809のバッチ処理を繰り返す。
まず、処理部は、取得した契約番号611をキーとして需給契約DB6を検索し、該当する契約情報61を取得する(S802)。次に、名寄せ条件マトリクスの条件番号を示す変数nに1を代入する(S803)。その変数nは、バッチ処理システム3の所定のメモリ(一時的な記憶領域)に記憶される。
そして、処理部は、名寄せ条件マトリクス31の条件番号311:n(初期値は、1)に従って、取得した契約情報61から必要な各項目データを抽出する(S804)。例えば、n=1の場合、名寄せ条件マトリクス31によれば必要な項目データは口座番号313なので、契約情報61から口座番号619を抽出する。続いて、条件番号311:nに従って、抽出した各項目データと、完全一致又は部分一致する各項目データを有する他の契約情報61を検索する(S805)。具体的には、需給契約DB6から他の契約情報61を読み出しながら、各契約情報61の各項目データを比較照合し、名寄せできるか否かを確認する。
該当する契約情報61があった場合には(S806のYES)、処理部は、名寄せ条件マトリクス31の条件番号311:nに対応する条件ID320及び該当した契約情報61の契約番号611を関連付けDB5に設定する(S807)。具体的には、名寄せ関連情報52(図3(b)参照)の形式にして関連付けDB5に記憶する。一方、該当する契約情報61がなかった場合には(S806のNo)、S807の処理をスキップする。
そして、変数nに1を加算した値を、nに代入する(S808)。続いて、変数nが条件番号311の最大値N(図7によれば、N=21)より大きいか否かをチェックする(S809)。nがNより大きくない場合、すなわち、nがNと同じ又はNより小さい場合には(S809のNo)、S804以降の処理を繰り返す。nがNより大きい場合には(S809のYes)、名寄せ条件マトリクス31内のすべての条件番号について比較照合を行ったことになるので、1の契約番号611に対するバッチ処理を終了する。
さらに、バッチ処理終了後、処理部は、名寄せ関連情報52の条件ID522ごとに、名寄せ条件マトリクス31の条件ID320に対応する名寄せ結果319が「確認」であれば、2つの契約情報61を画面に表示して、名寄せの可否をオペレータに確認する(S810)。夜間のバッチ処理では、「確認」の名寄せ条件であっても当該契約番号の組み合わせ(契約番号521に対する名寄せ契約番号523)を名寄せ関連情報52に一旦設定しておいて、バッチ処理終了後、当該契約情報の組み合わせを表示し、オペレータにより名寄せ不可の入力があったときに、名寄せ関連情報52の当該レコードを削除する。
図9及び図10は、関連付け処理を示すフローチャートである。関連付け処理は、顧客DB4内の各DBの情報を、契約番号等をキーデータとして探索し、その探索結果として契約関連情報51を関連付けDB5内に生成、記憶するものである。図9を参照して、バッチ処理システム3の処理部は、需給契約DB6内の契約情報61に付与されている契約番号611を逐次取得する(S901)。そして、取得した契約番号611ごとにS902〜S907及びS1001〜S1005の処理を繰り返す。
まず、処理部は、取得した契約番号611をキーとして地権者DB7内を検索し、該当する地権者情報71を取得する(S902)。そして、取得した地権者情報71から地権者番号711を抽出し、関連付けDB5に設定する(S903)。具体的には、契約関連情報51(図3(a)参照)において、契約番号511に地権者番号512を関連付ける。
次に、処理部は、契約番号611をキーとして町内会・自治会DB8内を検索し、該当する町内会・自治会情報81を取得する(S904)。そして、取得した町内会・自治会情報81から町内会・自治会番号811を抽出し、関連付けDB5に設定する(S905)。具体的には、契約関連情報51において、契約番号511に町内会・自治会番号513を関連付ける。さらに、抽出した町内会・自治会番号513をキーとして町内会・自治会役員DB9内を検索し、該当する町内会・自治会役員情報91を取得する(S906)。そして、取得した町内会・自治会役員情報91から町内会・自治会役員番号911を抽出し、関連付けDB5に設定する(S907)。具体的には、契約関連情報51において、町内会・自治会番号513に町内会・自治会役員番号514を関連付ける。
続いて、図10を参照して、処理部は、契約番号611をキーにして集合住宅入居者DB10内を検索し、該当する集合住宅入居者情報101を取得する(S1001)。そして、取得した集合住宅入居者情報101から集合住宅入居者番号1011を抽出し、関連付けDB5に設定する(S1002)。具体的には、契約関連情報51において、契約番号511に集合住宅入居者番号515を関連付ける。次に、取得した集合住宅入居者情報101から集合住宅番号1012を抽出し、関連付けDB5に設定する(S1003)。具体的には、契約関連情報51において、集合住宅入居者番号515に集合住宅番号516を関連付ける。
さらに、抽出した集合住宅番号1012をキーとして集合住宅DB11内を検索し、該当する集合住宅情報111を取得する(S1004)。そして、取得した集合住宅情報111から家主番号1114及び不動産番号1115を抽出し、関連付けDB5に設定する(S1005)。具体的には、契約関連情報51において、集合住宅番号516に家主番号517及び不動産番号518を関連付ける。なお、契約番号511に電話番号519を関連付けるのは、バッチ処理システム3ではなく、顧客応答システム2における申出入力の際にオペレータ操作によって「電話登録」が行われる場合である。
≪システムの処理(顧客情報検索処理)≫
続いて、営業ポータルシステム1及び顧客応答システム2で行われる顧客情報検索処理について説明する。図11は、顧客端末200からフリーダイヤルを受け付けた顧客応答システム2が行う顧客情報検索処理を示すフローチャートである。なお、顧客応答システム2は、処理部、記憶部、通信部、キーボードやマウス等によって実現される入力部及びLCD(Liquid Crystal Display)等によって実現される表示部を備えるものとする。また、図11のフローチャートに従って説明する中で、随時図12〜図17に示す各画面を参照するものとする。
まず、顧客応答システム2では、表示部がトップ画面を表示し、通信部が顧客端末200からフリーダイヤルを受け付ける(S1101)。図12(a)は、トップ画面の例を示す。トップ画面には、オペレータである入力者12A1及び所属する受付グループ名12A2が表示されている。この状態で、通信部が顧客端末200から電話を受けると、処理部が顧客の電話番号をキーとして需給契約DB6を検索する(S1102)。顧客の電話番号は、通信部から取得するか、又は、電話を受けたオペレータによる入力内容を取得する。処理部による検索の結果、該当する契約情報61があれば(S1103のYES)、表示部が当該契約情報61を表示する(S1107)。図14(a)は、契約情報61を表示した画面の例を示す。当該画面には、電話で連絡して来た人の申出者情報としてご契約番号14A1、氏名14A2、支払者14A3等が表示されている。
S1102の検索の結果、該当する契約情報61がなければ(S1103のNO)、処理部が第2の電話番号をキーとして関連付けDB5を検索する(S1104)。第2の電話番号は、例えば携帯電話の番号であり、自動的に電話番号を取得できる仕組み(ナンバーディスプレイ)を利用し、顧客の了解を得た後、取得する。関連付けDB5の契約関連情報51(図3参照)の検索において、第2の電話番号と、電話番号519とが一致した場合には、電話番号519に対応する契約番号511をキーとして需給契約DB6を検索し、該当する契約情報61を特定する。検索の結果、該当する契約情報61があれば(S1105のYES)、図14(a)に示すように、表示部がその契約情報61を表示する(S1107)。
S1104の検索の結果、該当する契約情報61がなければ(S1105のNO)、処理部が電話番号以外をキーとして需給契約DBを検索する(S1106)。図13(a)は、電話番号による検索で該当する契約情報61がなかった場合に表示される画面の例を示す。なお、該当する契約情報61の有無にかかわらず、受付番号13A1は確定されている。当該画面において、オペレータが申出者情報ボックス13A2の契約ボタン13A3をクリックすると、図13(b)の需給契約者検索画面が表示される。そこで、オペレータが町名氏名タブ13B1を選択し、氏名(カナ)13B2及び町名(カナ)13B3を入力し、検索ボタン13B4をクリックすると、入力した氏名(カナ)及び町名(カナ)に該当する住所の一覧(住所一覧13B5)が表示される。さらに、その住所一覧13B5の住所のうち、いずれかをオペレータが選択(クリック)すれば、対応する契約情報61が需給契約者一覧13B6に表示される。そこで、オペレータが了解ボタン13B7をクリックすれば、図14(a)の画面に移行し、該当する契約情報61が表示部に表示される(S1107)。
また、図13(a)の画面において、オペレータが履歴参照13A4を選択し、タブ切替13A5をクリックすると、図12(b)の画面が表示され、今までの申出の履歴(申出者名12B1、契約者名12B2や支払者名12B3を含む情報)が分かるようになっている。
次に、表示部が関連する契約情報61を表示する(S1108)。具体的には、図14(a)の画面において、オペレータが申出者情報の右矢印(→)のボタン14A4をクリックすることによって、図14(b)に示すように対象契約タブ14B1及び関連契約タブ14B2が選択できるようになる。オペレータが関連契約タブ14B2をクリックすることによって、表示された関連契約を選択した後、オペレータが対象契約タブ14B1をさらにクリックすることによって、選択した関連契約が対象契約として確定する。なお、該当する関連契約は複数個重ねて表示することができ、その関連契約を対象契約として特定する操作は、別件入力ボタン14B3を用いて別途まとめて行うことができる。また、オペレータが連絡先TEL欄14B4に電話番号の数字を入力し、電話登録ボタン14B5をクリックすると、その入力した電話番号が第2の電話番号(電話番号519)として関連付けDB5の契約関連情報51に追加される。これにより、第2の電話番号から契約番号511が特定でき、その契約番号511から契約情報61を特定できるようになる。なお、関連契約タブ14B2には、関連付けDB5の名寄せ関連情報52によって、S1107で表示された契約情報61に関連付けられた(名寄せされた)契約情報が表示される。
続いて、申出タイトルを選択する(S1109)。具体的には、オペレータが、図14(b)の画面において対象契約タブ14B1の下にある申出入力ボタン14B6をクリックすると、図15(a)の画面に移行する。そして、オペレータが図15(a)の画面において申出入力タブ15A1を選択し、▼(申出タイトルのプルダウンメニューのボタン15A2)をクリックすると、図15(b)に示す申出タイトル選択画面(大分類のみ)が表示される。そして、オペレータが大分類の欄15B1に示される項目を1つ選択してクリックすると、図16(a)に示すように、大分類の欄16A1に中分類の欄16A2及び申出タイトルの欄16A3が追加された申出タイトル選択画面が表示される。中分類の欄16A2には、大分類の欄16A1の「故障受付」に対応して「停電、ブレーカー、温水器、外灯」が表示されている。申出タイトルの欄16A3には、大分類の欄16A1の「故障受付」に対応して「停電(屋内一部)」や「停電(屋内全部)」等の具体的な故障の内容が表示されている。この画面において、オペレータが了解ボタン16A4をクリックすると、図16(b)に示す受付画面が表示される。この受付画面では、申出入力タブ16B1の申出タイトル16B2が「停電(屋内一部)」に固定されている。
次に、申出内容16B3を入力する(S1110)。これは、オペレータが顧客端末200(特に、固定電話又は携帯電話)からの電話の声を聞いて、申出タイトルだけでは言い表せない具体的な故障内容を記載するものである。なお、必要に応じて、対応内容16B4も入力するものとする。そして、受付が完了したものとし、オペレータが受付完了ボタン16B5をクリックすると、図12(a)のトップ画面に戻る(S1111)。
なお、図16(b)の受付画面において、オペレータが申出入力タブ16B1の表示・更新ボタン16B6をクリックすると、図17に示す故障票の画面が表示される。この画面は、営業ポータルシステム1内の申出内容管理システムで管理されている。故障票は、顧客からの故障連絡を受けて実際に対応するために、管轄の営業所に回付される帳票であり、受付画面と同じ受付番号171が付与されている。故障票の画面において、回付先172は、例えば、図16(b)に示すご契約番号の上4桁の数字「5190」から「東広島」と確定されるが、回付先の変更、追加、削除等が必要な場合には、オペレータが営業所設定ボタン173をクリックすることによって編集操作が可能である。そして、起票ボタン174をクリックすると、故障票の内容が回付先である営業所等のコンピュータに送信される。
以上本発明の実施の形態について説明したが、図1に示す営業ポータルシステム1、顧客応答システム2及びバッチ処理システム3を機能させるために、各システムの処理部(CPU)で実行されるプログラム(名寄せプログラムを含む)をコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録し、その記録したプログラムをコンピュータに読み込ませ、実行させることにより、本発明の実施の形態に係るカスタマセンタシステム100が実現されるものとする。なお、プログラムをインターネット等のネットワーク経由でコンピュータに提供してもよいし、プログラムが書き込まれた半導体チップ等をコンピュータに組み込んでもよい。
以上説明した本発明の実施の形態によれば、バッチ処理システム3の名寄せ処理によって、関連付けられた契約情報61の契約番号611が名寄せ関連情報52として関連付けDB5に記憶されるので、営業ポータルシステム1及び顧客応答システム2の顧客情報検索処理において、1の契約番号521を指定した場合に、当該契約番号521に関連する名寄せ契約番号523で特定される契約情報61をすぐに参照することができる。また、支払者情報に基づいて関連付けられており、同一の支払者に係る契約情報61がすぐに参照できるので、特に、複数の契約に係る支払者への対応を円滑に行うことができる。実際に、契約者より支払者に対する対応業務が緊要になることがあるので、そのような事情において非常に有効なシステムである。
例えば、1の不動産業者が所有する物件について複数の解約、新規の依頼(契約申込)を受け付けた場合に、当該不動産業者の1の契約に関連する他の契約情報を表示することによって、円滑に対応することができる。また、子供が親元を離れてアパートで生活している場合に、そのアパートの電気料金の支払者は親なので、親から申出があったときでも、子供から申出があったときでも、支払者(親)によって名寄せされた当該アパートの電力契約を表示することによって契約内容が分かり、円滑な顧客対応ができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について説明したが、上記実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。例えば、以下のような実施の形態が考えられる。
(1)関連付けDB5に記憶された契約関連情報51及び名寄せ関連情報52を組み合わせて利用するようにしてもよい。この場合、名寄せ関連情報52において1の契約番号521に関連付けられる1以上の名寄せ契約番号523に対して、契約関連情報51において地権者番号512や集合住宅番号516等が関連付けられる。これにより、1の契約情報61に関連する各DBの情報を広くかつ漏れなく取得することができる。
(2)カスタマセンタシステム100は、電力会社だけでなく、ガス、水道及び電話を含むライフラインやインターネット接続サービス等を提供する事業者の顧客対応システムにも適用することができる。
カスタマセンタシステムの構成概要を示す図である。 顧客DBの構成を示す図である。 関連付けDBに格納されたインデックス情報の構成を示す図であり、(a)は契約関連情報の構成を示し、(b)は名寄せ関連情報の構成を示す。 契約情報及び地権者情報の構成を示す図であり、(a)は契約情報の構成を示し、(b)は地権者情報の構成を示す。 町内会・自治会情報及び町内会・自治会役員情報の構成を示す図であり、(a)は町内会・自治会情報の構成を示し、(b)は町内会・自治会役員情報の構成を示す。 集合住宅入居者情報、集合住宅情報、家主情報及び不動産情報の構成を示す図であり、(a)は集合住宅入居者情報の構成を示し、(b)は集合住宅情報の構成を示し、(c)は家主情報の構成を示し、(d)は不動産情報の構成を示す。 名寄せ条件マトリクスの構成を示す図である。 名寄せ処理を示すフローチャートである。 関連付け処理を示すフローチャート(1/2)である。 関連付け処理を示すフローチャート(2/2)である。 顧客情報検索処理を示すフローチャートである。 (a)は顧客受付のトップ画面を示し、(b)は履歴参照画面を示す。 (a)は電話番号による検索で該当する契約情報がなかった場合に表示される画面を示し、(b)は需給契約者検索画面を示す。 (a)は契約情報を表示した画面を示し、(b)は対象契約タブ及び関連契約タブが選択できる画面を示す。 (a)は申出入力を行う画面を示し、(b)は申出タイトル選択画面(大分類のみ)を示す。 (a)は申出タイトル選択画面(大分類、中分類及び申出タイトル)を示し、(b)は申出入力が完了した画面を示す。 故障票を表示した画面を示す。
符号の説明
100 カスタマセンタシステム
200 顧客端末
1 営業ポータルシステム
2 顧客応答システム
3 バッチ処理システム
31 名寄せ条件マトリクス(名寄せ条件データ)
313 口座番号
314 支払者番号
315 氏名カナ
316 住所コード
317 住所補足
318 電話番号
320 条件ID
4 顧客DB
6 需給契約DB
61 契約情報
611 契約番号
616 支払者番号(支払者情報、支払者データ)
617 支払者氏名(支払者情報、支払者データ)
618 住所(支払者情報、支払者データ)
619 口座番号(支払者情報、支払者データ)
620 電話番号(支払者情報、支払者データ)

Claims (9)

  1. 所定のサービスを提供する事業者と、前記サービスの需要家との間で交わされる契約に係り、当該契約に固有の番号である契約番号と、当該契約に従って支払いを行う支払者に関する複数の支払者データからなる支払者情報とを含む契約情報と、
    前記支払者情報が合致するか否かの判定を行うための複数の条件ごとに、当該条件に固有の条件IDと、比較対象となる1以上の前記支払者データとが設定された名寄せ条件データと、
    を記憶する記憶部と、
    第1の契約番号を取得し、
    取得した前記第1の契約番号を有する第1の契約情報を前記記憶部から読み出し、
    前記複数の条件のそれぞれを対象として、
    (a)読み出した前記第1の契約情報に含まれる第1の支払者情報から、対象としている前記条件について設定された、比較対象となる前記第1の支払者データを抽出する処理と、
    (b)抽出した前記第1の支払者データと比較した結果、支払者情報が前記第1の支払者情報に合致すると判定される支払者データを含む第2の契約情報を前記記憶部内において検索する処理と
    (c)前記処理(b)による検索の結果、該当する前記第2の契約情報が存在する場合に、前記第1の契約番号と、対象としている条件の条件IDと、当該第2の契約情報に含まれる第2の契約番号とを関連付けて前記記憶部に記憶する記憶する処理と、
    を繰り返す処理部と、
    を備えることを特徴とする名寄せシステム。
  2. 請求項1に記載の名寄せシステムであって、
    前記名寄せ条件データは、前記条件ごとに設定された前記支払者データに対して、さらに完全一致又は部分一致を示すコードが設定されるものである
    ことを特徴とする名寄せシステム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の名寄せシステムであって、
    前記支払者データは、前記支払者の口座番号、氏名、住所及び電話番号を含む
    ことを特徴とする名寄せシステム。
  4. 請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載の名寄せシステムであって、
    前記処理部は、前記第1の契約番号を取得し、前記記憶部において、前記第1の契約番号に関連付けて記憶されている前記第2の契約番号を読み出し、読み出した前記第2の契約番号を含む前記第2の契約情報を検索する
    ことを特徴とする名寄せシステム。
  5. 所定のサービスを提供する事業者と、前記サービスの需要家との間で交わされる契約に係り、当該契約に固有の番号である契約番号と、当該契約に従って支払いを行う支払者に関する複数の支払者データからなる支払者情報とを含む契約情報と、
    前記支払者情報が合致するか否かの判定を行うための複数の条件ごとに、当該条件に固有の条件IDと、比較対象となる1以上の前記支払者データが設定された名寄せ条件データと、
    を記憶する記憶部及び処理部を備えるコンピュータによって、名寄せを行う名寄せ方法であって、
    前記処理部は、
    第1の契約番号を取得するステップと、
    取得した前記第1の契約番号を有する第1の契約情報を前記記憶部から読み出すステップと、を実行すると共に、
    前記複数の条件のそれぞれを対象として、
    (a)読み出した前記第1の契約情報に含まれる第1の支払者情報から、対象としている前記条件について設定された、比較対象となる前記第1の支払者データを抽出するステップと、
    (b)抽出した前記第1の支払者データと比較した結果、支払者情報が前記第1の支払者情報に合致すると判定される支払者データを含む第2の契約情報を前記記憶部内において検索するステップと、
    (c)前記ステップ(b)による検索の結果、該当する前記第2の契約情報が存在する場合に、前記第1の契約番号と、対象としている条件の条件IDと、当該第2の契約情報に含まれる第2の契約番号とを関連付けて前記記憶部に記憶するステップと、
    繰り返して実行することを特徴とする名寄せ方法。
  6. 請求項に記載の名寄せ方法であって、
    前記処理部は、
    前記第1の契約番号を取得するステップと、
    前記記憶部において、前記第1の契約番号に関連付けて記憶されている前記第2の契約番号を読み出すステップと、
    読み出した前記第2の契約番号を含む前記第2の契約情報を検索するステップと、
    を実行することを特徴とする名寄せ方法。
  7. 所定のサービスを提供する事業者と、前記サービスの需要家との間で交わされる契約に係り、当該契約に固有の番号である契約番号と、当該契約に従って支払いを行う支払者に関する複数の支払者データからなる支払者情報とを含む契約情報と、
    前記支払者情報が合致するか否かの判定を行うための複数の条件ごとに、当該条件に固有の条件IDと、比較対象となる1以上の前記支払者データが設定された名寄せ条件データと、
    を記憶する記憶部を備えるコンピュータに、
    第1の契約番号を取得するステップと、
    取得した前記第1の契約番号を有する第1の契約情報を前記記憶部から読み出すステップと、を実行させると共に、
    前記複数の条件のそれぞれを対象として、
    (a)読み出した前記第1の契約情報に含まれる第1の支払者情報から、対象としている前記条件について設定された、比較対象となる前記第1の支払者データを抽出するステップと、
    (b)抽出した前記第1の支払者データと比較した結果、支払者情報が前記第1の支払者情報に合致すると判定される支払者データを含む第2の契約情報を前記記憶部内において検索するステップと、
    (c)前記ステップ(b)による検索の結果、該当する前記第2の契約情報が存在する場合に、前記第1の契約番号と、対象としている条件の条件IDと、当該第2の契約情報に含まれる第2の契約番号とを関連付けて前記記憶部に記憶するステップと、
    繰り返して実行させることを特徴とする名寄せプログラム。
  8. 請求項に記載の名寄せプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記第1の契約番号を取得するステップと、
    前記記憶部において、前記第1の契約番号に関連付けて記憶されている前記第2の契約番号を読み出すステップと、
    読み出した前記第2の契約番号を含む前記第2の契約情報を検索するステップと、
    をさらに実行させることを特徴とする名寄せプログラム。
  9. 請求項又は請求項に記載の名寄せプログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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