JP4502703B2 - 1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンおよび1,2−ジアミノプロパンを含む工業用防腐防カビ剤 - Google Patents

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本発明は接着剤、塗料、ラテックスその他種々の工業製品および工業材料、並びに工場排水等に用いる、工業用防腐防カビ剤に関する。
接着剤、塗料、ラテックス等の工業製品や工業材料、ならびに抄紙工程水、澱粉スラリー、冷却水等の種々の処理水、排水については細菌類やカビ、酵母等の真菌類繁殖による腐敗、変質を防止するために工業用防腐防カビ剤が用いられ、近年では毒性の懸念のある金属化合物に代えて種々の有機化合物を有効成分として含む工業用防腐防カビ剤が用いられている。
たとえば、チアゾリン系化合物には種々の細菌類および真菌類に対して防腐・防カビ作用を示すものが知られており、多くの誘導体がすでに実用化されている。中でも1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンは優れた防腐・防カビ作用を有するため、水分散タイプや溶液タイプなどの形で工業用防腐防カビ剤として使用されている。近年は防腐・防カビ作用を付与する工業製品などへの添加・混合を容易にする為に溶液タイプで使用される場合が多い。
前記チアゾリン系化合物の中でも1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンは優れた防腐・防カビ作用を有することが知られているが、それ自体では水に難溶であるため、これを水溶液とする際に水溶性の有機アミン塩やアルカリ金属塩の形として用いることが提案されている。
特開平8−193015号公報
たとえば特許文献1には1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンの特定のアルキルアルカノールアミン類の塩等からなる工業用防腐防カビ剤が開示され、この工業用防腐防カビ剤は使用対象物としての接着剤や洗剤との相溶性にすぐれかつ溶液の保存、安定性の高いことが記載されている。
しかし、かかるアミン類を用いた1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンのアミン塩を含む工業用防腐防カビ剤からホルムアルデヒドが検出されることが問題視されており、さらにその他のアミン類についてもこれらを水溶性アミン塩の形成の為に用いた場合、ホルムアルデヒドが検出され、環境上対処すべき課題として問題となっている。
たとえば、厚生労働省から発表されている「職域における屋内空気中のホルムアルデヒド濃度低減のためのガイドライン」(平成14年3月15日)によれば、職域における屋内空気中のホルムアルデヒドを0.08ppm以下とすることが指針値として取り上げられており、また特定作業場については屋内空気中のホルムアルデヒドが0.25ppmを越える場合には当該濃度を越えないように有効な措置を講ずることゝされており、取り扱い物質の刺激性・有害性の少ない代替物質への変更や設備の密閉化、換気条件の改善等が求められるものとされている。
前記ガイドラインの値は極めて厳格なものであり、具体的にどのような内容のものとして適用されるかは明らかでないが、近い将来に何等かの法規制が課せられることは環境保護のすう勢からみて必須である。このため産業界においてもすでにそのための対策が検討されはじめており、たとえば、塗料・接着剤等を使用するユーザによっては製品に用いる防腐剤等についてホルムアルデヒドを実質的に含有しないことを要請される場合がある。
こゝで前記1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンとアルキルアルカノールアミン類、たとえばN−メチルエタノールアミンとからなる工業用防腐防カビ剤についてはホルムアルデヒドが検出されることが判明しており、分析結果では数10〜数100ppmのオーダーで検出されている。
この他、前記組成物に主剤としての1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンの水溶性を高めるために従来から用いられているアミン類からは例外なくホルムアルデヒドが検出されており、その検出量が実質的に0となるものは未だ知られていない。かゝるアミン類を含有する組成物からホルムアルデヒドが検出される原因としてはたとえば、これらのアミン化合物を製造する工程での反応またはアミン化合物中の置換基(官能基)の離脱や反応によることが推定されるが、その作用機序は必ずしも明らかではない。
本発明者等は,1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンを主剤とする工業用防腐防カビ剤に用いられる塩形成の為のアミンについて、従来知られていなかった多くのアミンについて、1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンとの反応性、水溶性の向上、組成物の安定化等の製剤に必要な条件に加えて、本発明の主題とするホルムアルデヒドの低減(実質的に0)が可能なアミンに関して実験・研究を重ねた結果、防腐防カビ剤用途としては従来知られていなかった1,2−ジアミノプロパンを用いることによってこれらの課題が達成できることを発見して本発明を完成した。
すなわち本発明は1,2−ベンゾイソチアゾリン‐3−オンおよび1,2−ジアミノプロパンを含み、ホルムアルデヒドを実質的に含有しない工業用防腐防カビ剤を提供する(請求項1)。
本発明においては、工業用防腐防カビ剤に対し1,2−ベンゾイソチアゾリン‐3−オンを6〜40重量%の範囲、1,2−ジアミノプロパンを7〜47重量%の範囲で配合する事が好ましい(請求項2)。
前記本発明に用いられる1,2−ジアミノプロパンは医薬用中間原料などで使用されており、その工業用防腐防カビ剤における用途は従来知られていなかった。従来1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンの水溶性を高めるために用いられていたアミン類はその製造工程での反応又は製剤されたアミン塩の化合物中に含まれる離脱しやすいメチル基またはアルコール性OH基に起因してホルムアルデヒドを生じるものと推定されるが、その具体的な理由は必ずしも明らかでない。
いずれにしても本発明において用いる1,2−ジアミノプロパンはホルムアルデヒドの含有量が0.1ppm以下であり、また1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンおよび1,2−ジアミノプロパンを含む工業用防腐防カビ剤からもホルムアルデヒドが実質的に検出されないか、又は特定の用途に用いた場合にその許容量を充分に下回るものであった。
一方1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンおよび1,2−ジアミノプロパンを含む工業用防腐防カビ剤は1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンのアミン塩を高濃度で含有することができかつその保存安定性が高いものであった。
本発明においては1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンは前記1,2−ジアミノプロパンと組合せた水溶性アミン塩の形態として用いられるが、それらの配合比率は工業用防腐防カビ剤に対して1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンが6〜40重量%の範囲、1,2−ジアミノプロパンが7〜47重量%の範囲であり、好ましくは1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンが10〜33重量%の範囲、1,2−ジアミノプロパンが11〜36重量%の範囲である。
1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンが6重量%以下では目的とする防腐・防カビ組成物の実質的な効果が得られず、一方40重量%を超えるとアミン塩の溶解状態が不安定となって特に低温保存時等に際して結晶、沈殿が生じやすくなる。
尚本発明においては前記1,2−ベンゾイソチアゾリン‐3−オンおよび1,2−ジアミノプロパンに対してその1〜10重量%のエチレングリコール又はプロピレングリコールを添加することにより前記水溶性塩の安定度、特に低温保存時の安定度が一層改善される。
1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン(以下BIT)と1,2−ジアミノプロパン(以下DAP)とを配合した。
配合例1)BIT;33%、DAP;30%、蒸留水;37%
配合例2)BIT;10%、DAP;40%、プロピレングリコール;10%、蒸留水;40%
尚比較組成物として、配合例1および配合例2で製剤した本発明の成分うちDAPだけを他のアミン類に置き換えて製剤した。
比較例A)BIT;33%、N−メチルエタノールアミン;30%、蒸留水;37%
比較例B)BIT;10%、ジエタノールアミン;40%、プロピレングリコール;10%、蒸留水;40%
本発明の成分であるDAPと配合例1、配合例2、比較例A、比較例Bにより得られた組成物についてのホルムアルデヒド含有量をアセチルアセトン法によって定量した。各組成物を25mlを蒸留フラスコにとり、20%HPO1mlを加えたのち、200mlのメスシリンダーに水5〜10mlを入れて受器とし、冷却器のアダプターが水に浸るようにして水蒸気蒸留を行う。留液が約190mlになったとき蒸留をやめ、水を加えて200mlとし、この溶液を試験溶液とする。この液5mlを共栓試験管にとり、アセチルアセトン溶液5mlを攪拌後、沸騰水浴中で10分間加湿後冷却し、測定波長415nmで吸光度を測定する。同時に0.5、1.0、2.0、4.0、6.0および8.0μg/mlホルムアルデヒド標準溶液それぞれ5.0mlについて同様の操作を行い、検量線を作成し、比色定量した。
結果を表1に示す。
(表1)
Figure 0004502703
本発明の成分であるDAPと前記の配合例1および配合例2で製剤した組成物をDNP誘導体化固相吸着/溶媒抽出−HPLC法による測定方法で測定した。結果を表2に示す。
(表2)
Figure 0004502703
前記表1および表2の結果から、本発明の工業用防腐防カビ剤またはさらにこれ用いた塗料や接着剤等の工業製品からは、ホルムアルデヒドが実質的に検出されないか、または特定の用途に用いた場合にその許容量を充分に下回るものであった。
本発明の工業用防腐防カビ剤の安定性試験
前記の配合例1、配合例2の製剤した工業用防腐防カビ剤を、温度40℃、25℃、0℃、−10℃の条件下で1ケ月静置した後の安定性を観察した。結果を表3に示す。
(表3)
Figure 0004502703
試験例
エマルジョン製造工場において採取した下記のアクリルエマルジョンを50mlづつ培養ビンに分注した。次いで配合例1、配合例2および比較例A、Bを試料に対し0.1%添加し撹拌後に30℃で保管しながら経時的に3日後、1週間後の生菌数を測定した。
また併せて、カビ抵抗性試験:日本工業規格(JIS Z 2911)に記載された方法に従ってカビ抵抗性試験を行った。
アクリルエマルジョン[pH7.5 検出細菌数;2.5×10(CFU/ml):検出細菌種;Alcaligenes faecalis(細菌), Staphylococcus aureus(細菌)、検出カビ数;7.0×10(CFU/ml):検出カビ種;Aspergillus niger(カビ)]
試験結果を表4に示す。
(表4)
Figure 0004502703
表4に示すように、本発明の工業用防腐防カビ剤は従来のアミン類を用いた組成物と同様の防腐防カビ効果が見られ、本発明の防腐防カビ剤と従来のアミンを用いた防腐防カビ剤には防腐・防カビ作用に差が無いことが認められた。

Claims (2)

  1. 1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンおよび1,2−ジアミノプロパンを含み、ホルムアルデヒドを実質的に含有しない工業用防腐防カビ剤。
  2. 工業用防腐防カビ剤に対し前記1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンが6〜40重量%の範囲、1,2−ジアミノプロパンが7〜47重量%の範囲で配合される請求項1記載の工業用防腐防カビ剤。
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