JP4501695B2 - 通信方法、受信装置、送信装置、及び通信システム - Google Patents

通信方法、受信装置、送信装置、及び通信システム Download PDF

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Description

本発明は、受信動作を間欠的に行う通信方法並びに、この通信方法を用いた受信装置、送信装置、及び通信システムに関する。
近年、一般家庭において家電機器を無線信号により遠隔制御するいわゆるリモートコントロール装置が広く用いられている。このようなリモートコントロール装置においては、ユーザがリモートコントロール装置を操作して家電機器に対して制御信号を送信させる通信時間は、1日のうち例えば3秒に満たない程度であるため、家電機器側の受信回路は1日の大半が待ち受け時間となる。そのため、受信回路側の通信待ち受け動作のための消費電力を低減するべく受信回路を間欠駆動するようにした通信システムが知られている。
しかし、このように受信回路を間欠駆動して間欠的に受信動作を行うようにすると、リモートコントロール装置からの制御信号の送信タイミングと受信回路の受信動作タイミングとがずれてしまうと制御信号が受信回路で受信できないという不都合があった。そこで、受信回路によって、一定時間以上リモートコントロール装置からの無線信号が受信されない場合、受信回路側からリモートコントロール装置へ同期をとるための信号送信を要求する要求信号を送信すると共に一定時間連続して受信待ち受け動作を行い、リモートコントロール装置から無線信号を受信することにより、リモートコントロール装置からの制御信号の送信タイミングと受信回路の受信動作タイミングとを同期させるようにした通信システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−245264号公報
ところで、上述のように、一定時間以上リモートコントロール装置からの無線信号が受信されない場合、受信回路側からリモートコントロール装置へ同期をとるための信号送信を要求する要求信号を送信することにより、リモートコントロール装置からの制御信号の送信タイミングと受信回路の受信動作タイミングとを同期させる場合には、受信回路を備えた家電機器等の受信装置側に、同期をとるための要求信号を送信するための送信回路を備えてリモートコントロール装置と受信装置との間で双方向通信を可能にする必要があり、受信装置のコストが上昇してしまうという不都合があった。
本発明は、このような問題に鑑みて為された発明であり、無線通信の受信動作を間欠的に行いつつ単方向通信による受信の確実性を向上させることができる通信方法並びに、この通信方法を用いた受信装置、送信装置、及び通信システムを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の第1の手段に係る通信方法は、同一のデータを含む複数の通信フレームを備えた通信フレーム群を、予め設定された時間間隔で複数回送信する一連の送信動作を行うと共に、当該送信された通信フレームを予め設定された所定の周期で予め設定された所定時間だけ受信動作を行うことにより受信する通信方法であって、前記通信フレームは、前記複数回の送信における何番目の通信フレーム群に含まれる通信フレームであるかを示す群番号と、前記通信フレーム群における何番目の通信フレームであるかを示すフレーム番号とを含み、前記受信動作により前記通信フレームにおける前記群番号と前記フレーム番号とを受信し、かつ前記データが受信できない場合に前記受信された群番号とフレーム番号とから前記一連の送信動作において同一のデータを含む通信フレームが新たに送信されるタイミングを算出するステップと、当該算出されたタイミングに同期して前記受信動作を行うステップとを備えることを特徴としている。
そして、本発明の第2の手段に係る受信装置は、同一のデータを含む複数の通信フレームを備えた通信フレーム群が予め設定された時間間隔で複数回送信される一連の送信動作が行われ、前記通信フレームは、前記複数回の送信における何番目の通信フレーム群に含まれる通信フレームであるかを示す群番号と、前記通信フレーム群における何番目の通信フレームであるかを示すフレーム番号とを含むものである通信方法に用いられる受信装置であって、前記通信フレームを受信するべく予め設定された所定の周期で予め設定された所定の受信時間だけ受信動作を行う受信部と、前記受信部により前記通信フレームにおける前記群番号と前記フレーム番号とが受信され、かつ前記データが受信できない場合に前記受信された群番号とフレーム番号とから前記一連の送信動作において同一のデータを含む前記通信フレームが新たに送信されるタイミングを算出するタイミング算出部と、前記タイミング算出部により算出されたタイミングと同期して、前記受信部に受信動作を行わせると共に前記受信部により受信された前記データを取得する受信制御部とを備えることを特徴としている。
また、上述の受信装置において、前記受信部により前記通信フレームにおける前記データが受信された場合、当該受信されたデータが前記一連の送信動作において最初に受信されたものであるか否かを判定するデータ判定部をさらに備え、前記受信制御部は、前記受信部により受信されたデータが前記データ判定部によって前記一連の送信動作において最初に受信されたものであると判定された場合、当該受信部により受信されたデータを取得することを特徴としている。
そして、上述の受信装置において、前記複数回の送信における最初の通信フレーム群の時間長は、前記周期と前記受信時間とを加算した時間以上に設定されていることを特徴としている。
さらに、上述の受信装置において、前記複数回の送信における最初の通信フレーム群の時間長は、前記周期以上に設定されていることを特徴としている。
また、上述の受信装置において、前記通信フレーム群における前記複数の通信フレーム間は、予め設定された一定の時間であるフレーム間隔時間にされており、前記受信時間は、前記通信フレームの時間長と、前記フレーム間隔時間と、前記通信フレームにおける先頭から前記群番号と前記フレーム番号とを含む位置までの時間長とを加算した時間以上に設定されていることを特徴としている。
そして、上述の受信装置において、前記通信フレームの先頭には、当該通信フレームとの間で同期をとるための同期部が設けられ、前記受信部は、前記通信フレームにおける前記同期部を受信することにより前記通信フレームとの間で受信タイミングを同期させ、
前記受信制御部は、前記受信部により前記受信タイミングが同期された場合、少なくとも前記通信フレームから前記同期部を除いた部分の時間長に相当する時間、前記受信部に受信動作を継続させることを特徴としている。
さらに、上述の受信装置において、前記データに応じて動作する負荷回路と、前記受信部により受信された通信フレームに含まれるデータに応じて前記負荷回路へ動作指示を出力する機器制御部とをさらに備え、前記データは、当該データの種類を示すデータ種別部を含み、前記機器制御部は、前記受信制御部により取得されたデータに含まれる前記データ種別部が、当該データは前記機器制御部への動作指示を示す第1の種類のデータである旨を示す場合当該データに基づき前記負荷回路へ動作指示を出力する一方、当該データは予め定義された第1の状態及び第2の状態を通知するための第2の種類のデータである旨を示し、かつ当該データが前記第1の状態を表す場合、前記負荷回路をオンさせるべく動作指示を出力すると共に予め設定された所定時間内に前記受信部により前記第1の状態を表す第2の種類のデータが新たに受信されない場合、前記負荷回路をオフさせるべく動作指示を出力することを特徴としている。
また、本発明の第3の手段に係る送信装置は、同一のデータを含む複数の通信フレームを備えた通信フレーム群を予め設定された時間間隔で複数回送信する一連の送信動作を行う送信装置であって、前記通信フレームは、前記複数回の送信における何番目の通信フレーム群に含まれる通信フレームであるかを示す群番号と、前記通信フレーム群における何番目の通信フレームであるかを示すフレーム番号とを含むものであり、上述のいずれかに記載の受信装置に対して前記通信フレームを送信することを特徴としている。
そして、本発明の第4の手段に係る通信システムは、上述の送信装置と、上述の受信装置とを備えることを特徴としている。
このような構成の通信方法、受信装置、送信装置、及び通信システムは、同一のデータを含む複数の通信フレームを備えた通信フレーム群が、予め設定された時間間隔で複数回送信される一連の送信動作が行われると共に、当該送信された通信フレームは、予め設定された所定の周期で予め設定された所定時間だけ受信動作を行うことにより受信される。また、通信フレームには、複数回の送信における何番目の通信フレーム群に含まれる通信フレームであるかを示す群番号と、通信フレーム群における何番目の通信フレームであるかを示すフレーム番号とが含まれている。そして、受信動作により通信フレームにおける群番号とフレーム番号とが受信され、かつデータが受信できない場合に受信された群番号とフレーム番号とから一連の送信動作において同一のデータを含む通信フレームが新たに送信されるタイミングが算出され、当該算出されたタイミングに同期して受信動作が行われるので、通信フレームの送信タイミングと受信動作のタイミングとがずれた場合であっても受信動作のタイミングを通信フレームに同期させることができるので、無線通信の受信動作を間欠的に行いつつ単方向通信による受信の確実性を向上させることができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る通信システムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示す通信システム1は、本発明に係る受信装置が組み込まれた照明装置201と、本発明に係る受信装置が組み込まれた、例えば、人感センサ装置301と、オンオフリモコン装置311と、切替リモコン装置321とを備えている。
人感センサ装置301は、人の存在を検知してその検知結果を照明装置201へ無線送信する送信装置の一例であり、赤外線センサ302と、送信制御部303と、送信回路304と、アンテナ305とを備えている。赤外線センサ302は、例えば人から発せられた赤外線を検知すると検知信号をハイレベルで送信制御部303へ出力し、赤外線を検知しない状態では検知信号をローレベルで送信制御部303へ出力する。送信制御部303は、順序回路やマイクロコンピュータ等を備えて構成された通信制御回路であり、赤外線センサ302から出力された検知信号のレベルに応じて通信フレームを生成し、送信回路304へ出力する。
送信回路304は、例えば変調回路、周波数変換回路、ローカル信号発振回路、バンドパスフィルタ回路等を用いて構成される公知の送信回路であり、送信制御部303から出力された通信フレームを無線信号に変換してアンテナ305から放射させる。
図2は、送信制御部303によって生成された通信フレーム401の一例を示す図である。図2(a)に示す通信フレーム401は、先頭から順に、同期部の一例であるプリアンブル402と、フレーム番号403と、群番号404と、データ405とを備えている。そして、送信制御部303は、図2(b)に示すように、通信フレーム401を例えば8つで一つの通信フレーム群411として送信回路304へ出力する。この場合、通信フレーム群411における通信フレーム401間は、予め設定された一定の時間であるフレーム間隔時間Ftにされている。
さらに、送信制御部303は、通信フレーム群411を送信回路304へ出力後、予め設定された一定の時間間隔である群間隔時間Stを空けて、例えば3つの通信フレーム401から構成される通信フレーム群412を送信回路304へ出力し、以下同様に群間隔時間Stを空けて例えば3つの通信フレーム401から構成される通信フレーム群413を送信回路304へ出力し、このように通信フレーム群の送信を繰り返すことにより、赤外線センサ302による人の検知結果を送信する一動作につき複数、例えば三つの通信フレーム群を送信する一連の送信動作が行われる。この場合、一連の送信動作によって送信される複数の通信フレーム群に含まれる各通信フレーム401におけるデータ405は、赤外線センサ302による人の検知結果を示すデータであって、すべて同じデータにされている。
なお、上述の一連の送信動作により送信される通信フレーム群の数は、三つに限られず、仕様によって決定され、例えば5や10、あるいはその他任意の数であってもよい。また、群間隔時間Stは、例えば人感センサ装置301等、各送信装置に予め設定された通信アドレスに応じて生成される時間であってもよい。
また、送信制御部303により生成される各通信フレーム401において、プリアンブル402は、照明装置201において通信フレーム401との間で受信タイミングを同期させるための信号パターンであり、フレーム番号403は、各通信フレーム群における何番目の通信フレームであるかを示し、群番号404は、上述の一連の送信動作における何番目の通信フレーム群に含まれる通信フレームであるかを示すようにされている。具体的には、例えば、通信フレーム群411に含まれる各通信フレーム401は、フレーム番号403が先頭の通信フレーム401から順に「1」〜「8」の番号にそれぞれされており、群番号404はすべて「1」にされている。同様に、例えば通信フレーム群412に含まれる各通信フレーム401は、フレーム番号403が先頭の通信フレーム401から順に「1」〜「3」の番号にそれぞれされており、群番号404はすべて「2」にされている。
なお、フレーム番号403及び群番号404は、一連の送信動作における複数の通信フレーム401を識別できればよく、フレーム番号403は、必ずしも先頭の通信フレーム401から順に増加する数字でなくてもよい。例えば先頭の通信フレーム401から順に減少する数字や、アルファベット等の記号であってもよい。また、群番号404は、必ずしも先頭の群番号404から順に増加する数字でなくてもよい。例えば先頭の群番号404から順に減少する数字や、アルファベット等の記号であってもよい。
図3は、データ405の構成の一例を示す図である。図3に示すデータ405は、データ種別部406と、データ部407とを含んで構成されている。
データ種別部406は、データ405の種類を示す情報を収容する部分で、例えばデータ405が照明装置201への動作指示を示す第1の種類のデータであってかつ動作指示の内容が「オン」及び「オフ」で示される場合は「0」にされ、例えばデータ405が照明装置201への動作指示を示す第1の種類のデータであってかつ動作指示の内容が照明装置201の動作状態の切り替え、すなわち現状照明装置201がオフ状態であればオンさせ、オン状態であればオフさせるものである場合は「1」にされ、予め定義された第1の状態及び第2の状態、例えば赤外線センサ302により人が検知された状態であるか検知されない状態であるかを通知するための第2の種類のデータである場合は「2」にされる。人感センサ装置301においては、データ405は第2の種類のデータとなるので、データ種別部406は例えば「2」とされる。
データ部407は、送信しようとするデータの本体を収容する部分であって、例えば人感センサ装置301においては、赤外線センサ302により人が検知されない状態である場合は例えばデータ部407は「0」にされ、赤外線センサ302により人が検知された状態を示す場合は例えばデータ部407は「1」にされる。
このようにデータ種別部406を備えることによって、データ405の種類を照明装置201へ通知することができ、データ405の種類に応じた動作を照明装置201にさせることができる。
オンオフリモコン装置311は、照明装置201をオン、オフさせるリモートコントロール送信機であって、オン、オフを指示する動作指示を照明装置201へ無線送信する送信装置の一例である。そして、オンオフリモコン装置311は、オンスイッチ312と、オフスイッチ313と、送信制御部314と、送信回路315と、アンテナ316とを備えている。
オンスイッチ312及びオフスイッチ313は、例えば押しボタンスイッチであって、例えばオンスイッチ312がユーザによってオンされるとオン検知信号がハイレベルで送信制御部314へ出力され、例えばオフスイッチ313がユーザによってオンされるとオフ検知信号がハイレベルで送信制御部314へ出力されるようになっている。
送信制御部314は、順序回路やマイクロコンピュータ等を備えて構成された通信制御回路であり、オンスイッチ312及びオフスイッチ313から出力されたオン検知信号及びオフ検知信号のレベルに応じて通信フレーム401を生成し、送信回路315へ出力する。
送信回路315は、例えば変調回路、周波数変換回路、ローカル信号発振回路、バンドパスフィルタ回路等を用いて構成される公知の送信回路であり、送信制御部314から出力された通信フレーム401を無線信号に変換してアンテナ316から放射させる。送信回路315から出力される通信フレーム401は、上述の人感センサ装置301における送信制御部303から出力される通信フレーム401とは、データ405の内容が異なる。
送信回路315から出力される通信フレーム401におけるデータ405は、データ種別部406が、データ405は照明装置201への動作指示を示す第1の種類のデータであって、かつ動作指示の内容が「オン」及び「オフ」で示されるものであることを示すべく「0」とされている。データ部407は、例えばオンスイッチ312からのオン検知信号がハイレベルであれば照明装置201に「オン」の動作指示を与えるべく「1」とされ、オフスイッチ313からのオフ検知信号がハイレベルであれば照明装置201に「オフ」の動作指示を与えるべく「0」とされる。
その他、送信制御部314の構成及び、通信フレーム401、通信フレーム群411,412,413等の構成は、上述の人感センサ装置301における送信制御部303の構成及び、通信フレーム401、通信フレーム群411,412,413等の構成と同様であるのでその説明を省略する。
切替リモコン装置321は、照明装置201の点灯状態を切り替えさせるリモートコントロール送信機であって、点灯状態の切り替えを指示する動作指示を照明装置201へ無線送信する送信装置の一例である。そして、切替リモコン装置321は、切替スイッチ322と、送信制御部323と、送信回路324と、アンテナ325とを備えている。
切替スイッチ322は、例えば押しボタンスイッチであって、例えば切替スイッチ322がユーザによって押下されると切替検知信号がハイレベルで送信制御部323へ出力されるようになっている。送信制御部323は、順序回路やマイクロコンピュータ等を備えて構成された通信制御回路であり、切替スイッチ322から出力された切替検知信号の立ち上がりを検出して通信フレーム401を生成し、送信回路324へ出力する。
送信回路324は、例えば変調回路、周波数変換回路、ローカル信号発振回路、バンドパスフィルタ回路等を用いて構成される公知の送信回路であり、送信制御部323から出力された通信フレーム401を無線信号に変換してアンテナ325から放射させる。送信制御部323から出力される通信フレーム401は、上述の人感センサ装置301における送信制御部303から出力される通信フレーム401とは、データ405の内容が異なる。
送信回路315から出力される通信フレーム401におけるデータ405は、データ種別部406が、例えばデータ405が照明装置201への動作指示を示す第1の種類のデータであってかつ動作指示の内容が照明装置201の動作状態の切り替え、すなわち現状照明装置201がオフ状態であればオンさせ、オン状態であればオフさせるものであることを示すべく「1」とされている。データ部407は、照明装置201の動作状態の切替を指示するべく例えば「1」にされている。
その他、送信制御部323の構成及び、通信フレーム401、通信フレーム群411,412,413等の構成は、上述の人感センサ装置301における送信制御部303の構成及び、通信フレーム401、通信フレーム群411,412,413等の構成と同様であるのでその説明を省略する。そして、送信制御部303と送信回路304、送信制御部314と送信回路315、及び送信制御部323と送信回路324が、それぞれ送信装置の一例に相当している。
照明装置201は、人感センサ装置301、オンオフリモコン装置311、及び切替リモコン装置321から無線送信された通信フレーム401を受信する受信装置の一例である。そして、照明装置201は、例えば、アンテナ202と、受信回路203と、制御部204と、記憶部205と、タイマ206と、照明回路部207とを備えている。
受信回路203は、例えばローノイズアンプ、周波数変換回路、ローカル信号発振回路、バンドパスフィルタ回路、中間周波数増幅回路、及び復調回路等を用いて構成される公知の受信回路であり、アンテナ202で受信された無線信号を復調した復調信号を制御部204へ出力する。
なお、送信回路304,315,324、及び受信回路203は、電波信号を用いた無線送受信回路の例を示したが、例えば赤外線通信を行う無線送受信回路であってもよい。
記憶部205は、例えば不揮発性のメモリであるROM(Read Only Memory)や揮発性のメモリであるRAM(Random Access Memory)等を用いて構成された記憶部で、例えば通信フレーム401の時間長T1、通信フレーム401間のフレーム間隔時間Ft、通信フレーム401の先頭から群番号404の終わりまでの時間長T2、通信フレーム群411,412,413等の間の群間隔時間St、最初の通信フレーム群411の時間長T3及び各通信フレーム群に含まれる通信フレーム401の数等のデータや、制御部204により実行される制御プログラム等が予め記憶されている。
なお、フレーム間隔時間Ft、及び群間隔時間Stは一定である例を示したが、例えばフレーム間隔時間Ftは、その前後の通信フレーム401におけるフレーム番号403に応じて異なる時間であって、それぞれその前後のフレーム番号403に応じたフレーム間隔時間Ftが記憶部205に記憶されていてもよい。また、群間隔時間Stは、その前後の通信フレーム群における群番号404に応じて異なる時間であって、それぞれその前後の群番号404に応じた群間隔時間Stが記憶部205に記憶されていてもよい。あるいは、群間隔時間Stは、当該通信フレーム401を送信した送信装置に予め設定された通信アドレスに基づき生成される時間であって、各送信装置の通信アドレスに応じた群間隔時間Stが記憶部205に記憶されていてもよく、各送信装置の通信アドレスに応じて制御部204により生成されてもよい。
タイマ206は、時間を計時するタイマであり、ハードウェアによって構成したり、ソフトウェアによって構成してもよい。照明回路部207は、例えば放電灯や白熱電球等の負荷回路であり、制御部204からの制御信号に従って、点灯、消灯する。
制御部204は、例えばマイクロコンピュータや専用の演算回路等を備えて構成された通信制御回路であり、記憶部205に記憶されている制御プログラムを実行することにより、タイミング算出部210、受信制御部211、データ判定部212、及び機器制御部213として機能する。そして、受信回路203から出力された復調信号に基づいて、後述のように動作する。
次に、上述のように構成された通信システム1の動作を説明する。まず、例えば、切替リモコン装置321において、切替スイッチ322が押下されたことが検出されると、切替スイッチ322から切替検知信号がハイレベルで送信制御部323へ出力され、送信制御部323から図2に示す通信フレーム群411、通信フレーム群412、通信フレーム群413等にされた通信フレーム401が送信回路324へ出力され、送信回路324により通信フレーム群411、通信フレーム群412、通信フレーム群413等にされた通信フレーム401が無線信号でアンテナ325から放射される。この場合、通信フレーム401におけるデータ405は、データ種別部406が、データ405は照明装置201への動作指示を示す第1の種類のデータであってかつ動作指示の内容が照明装置201の動作状態の切り替え、すなわち現状照明装置201がオフ状態であればオンさせ、オン状態であればオフさせるものであることを示すべく「1」とされ、データ部407は照明装置201の動作状態の切替を指示するべく例えば「1」とされる。
次に、アンテナ325から放射された無線信号は、照明装置201によって受信される。図4は、照明装置201の動作を説明するための説明図である。図4(a)は、切替リモコン装置321から無線送信された通信フレーム401、及び通信フレーム群411,412,413を示している。図4(b)は、照明装置201における受信回路203が受信動作を行っている期間を「オン」、受信回路203が消費電流を低減するべく受信動作を行っていない期間を「オフ」として波形図で示している。
図4(b)に示すように、受信回路203は、受信制御部211からの制御信号に応じて周期Tcyc毎に「オン」され、受信時間Tonだけ受信動作を継続した後、オフ時間Toffだけ「オフ」される。受信制御部211は、タイマ206を用いて受信時間Ton、及びオフ時間Toffを生成する。そして、周期Tcycと受信時間Tonとを加算した時間(Ton+Toff+Ton)が最初の通信フレーム群411の時間長T3以下になるように設定されている。すなわち最初の通信フレーム群411の時間長T3は、周期Tcycと受信時間Tonとを加算した時間以上に設定されている。
図5は、通信フレーム401と受信時間Tonとの関係の一例を示す説明図である。図5に示すように、受信時間Tonは、通信フレーム401の時間長T1と、通信フレーム401間のフレーム間隔時間Ftと、通信フレーム401の先頭から群番号404の終わりまでの時間長T2とを加算した時間以上に設定されている。
図6は、照明装置201の動作の一例を示すフローチャートである。まず、受信制御部211によって、受信時間Tonだけ受信回路203がオンされ、受信回路203により受信動作が行われる(ステップS1)。そして、受信制御部211により、通信フレーム401のフレーム番号403と群番号404とが受信できたか否かが確認され(ステップS2)、通信フレーム401が送信されていない等の理由によりフレーム番号403と群番号404とが受信されない場合(ステップS2でNO)、オフ時間Toffだけ受信回路203がオフされ(ステップS3)、再び通信フレーム401の受信を試みるべくステップS1へ移行する。
一方、ステップS2において、フレーム番号403と群番号404とが受信された場合(ステップS2でYES)、受信制御部211によってデータ405が受信されたか否かが確認される(ステップS4)。
この場合、ステップS1において、通信フレーム401が送信されていれば、最初の通信フレーム群411、すなわち群番号404が「1」の通信フレーム群411における時間長T3は、周期Tcycと受信時間Tonとを加算した時間以上に設定されているので、図4に示すように、群番号404:「1」の通信フレーム群411における時間長T3の期間内に少なくとも1回、受信時間Tonの期間が設けられる。これにより、受信時間Tonの期間内、すなわち受信回路203の受信動作期間内に通信フレーム401を受信する確率を向上することができるので、受信回路203に受信動作を間欠的に実行させつつ単方向通信により無線通信の確実性を向上させることができる。
なお、最初の通信フレーム群411における時間長T3は、周期Tcycと受信時間Tonとを加算した時間未満であって周期Tcyc以上の時間に設定されていてもよい。この場合、時間長T3が周期Tcycと受信時間Tonとを加算した時間以上に設定されている場合よりは受信時間Ton内に通信フレーム401を受信できる確率が低下するものの、時間長T3が周期Tcyc未満の場合よりも受信時間Ton内に通信フレーム401を受信できる確率を向上させることができる。また、時間長T3は、必ずしも周期Tcyc以上に限定されず、複数の通信フレーム401を含んでいればよい。
さらに、ステップS1において通信フレーム群411における時間長T3の期間内に受信時間Tonの期間が設けられれば、受信時間Tonは、通信フレーム401の時間長T1と、通信フレーム401間のフレーム間隔時間Ftと、通信フレーム401の先頭から群番号404の終わりまでの時間長T2とを加算した時間以上に設定されているので、図5に示すように受信時間Tonの期間内に少なくともフレーム番号403と群番号404とを受信することができる。フレーム番号403と群番号404とを受信することができれば、ステップS4においてデータ405が受信されていないと判定された場合、すなわち通信フレーム401と受信時間Tonとのタイミングがずれている場合であっても後述するステップS5においてタイミングを同期させることができるので、受信回路203に受信動作を間欠的に実行させつつ単方向通信により受信の確実性を向上させることができる。
なお、受信時間Tonは、通信フレーム401の時間長T1と、通信フレーム401間のフレーム間隔時間Ftと、通信フレーム401の先頭から群番号404の終わりまでの時間長T2とを加算した時間以上に必ずしも限定されず、通信フレーム401の時間長T1以上であればよい。
次に、ステップS4において、受信制御部211によって、データ405が受信されなかったと判定された場合(ステップS4でNO)、通信フレーム401と受信時間Tonとのタイミングがずれているのでタイミングを同期させるべくステップS5へ移行する一方、データ405が受信されていれば(ステップS4でYES)、データ405の有効性を確認するべくステップS6へ移行する。
ステップS5において、タイミング算出部210によって、受信時間Ton内に受信された群番号404とフレーム番号403とから、切替リモコン装置321の一連の送信動作における次の通信フレーム401のタイミングが算出され、受信制御部211によって、ステップS1における受信回路203の受信動作がタイミング算出部210により算出されたタイミングと同期されて、再び実行される。
図7は、ステップS5における受信タイミングの同期動作を説明するための説明図である。図7(a)は、切替リモコン装置321から送信された通信フレーム401を示し、図7(b)、(c)は、受信回路203のオン、オフ動作を示している。まず、切替リモコン装置321から通信フレーム401が送信され、群番号404:「1」の通信フレーム群411においてフレーム番号403:「4」のフレーム401の途中から、参照符号421で示すように受信回路203がオンされた場合、フレーム番号403が「4」のフレーム401は先頭部分が欠落しているため受信することができず、フレーム番号403が「5」の通信フレーム401が受信され、フレーム番号403と群番号404とが受信制御部211により取得される。
しかし、受信時間Tonは、フレーム番号403が「5」の通信フレーム401の途中で終了してしまうため、フレーム番号403が「5」の通信フレーム401におけるデータ405は取得できない。そうすると、ステップS5において、タイミング算出部210によって、受信時間Ton内に受信された群番号404:「1」及びフレーム番号403:「5」と、記憶部205に記憶されている通信フレーム401の時間長T1及びフレーム間隔時間Ftとに基づいて、例えばフレーム番号403が「7」の通信フレーム401のタイミングが参照符号421で示す受信回路203のオンタイミングからの遅延時間T4として算出される。そして、受信制御部211によって、遅延時間T4のタイミングにおいて受信回路203がオンされ(参照符号422)、フレーム番号403が「7」の通信フレーム401と受信回路203の動作タイミングとが同期されるので、フレーム番号403が「7」の通信フレーム401を受信してデータ405を取得することができる。
これにより、通信フレーム401と受信時間Tonとのタイミングがずれている場合であってもステップS5においてタイミングを同期させることができるので、受信回路203に受信動作を間欠的に実行させつつ単方向通信により受信の確実性を向上させることができる。
なお、群番号404とフレーム番号403とが取得されたフレーム番号403:「5」の通信フレーム401と同じ通信フレーム群411に含まれるフレーム番号403:「7」の通信フレーム401に受信動作タイミングを同期させる例を示したが、例えば図7(c)に示すように、タイミング算出部210によって、受信時間Ton内に受信された群番号404:「1」及びフレーム番号403:「5」と、記憶部205に記憶されている通信フレーム401の時間長T1、フレーム間隔時間Ft、通信フレーム群411と通信フレーム群412との間の群間隔時間St、及び通信フレーム群411に含まれる通信フレーム401の数とに基づいて、次の通信フレーム群412における通信フレーム401との同期タイミングが遅延時間T4として算出される構成としてもよい。
次に、ステップS6において、データ判定部212によって、受信回路203により受信されたデータ405が一連の送信動作において最初に受信されたものであるか否かが判定され(ステップS6)、最初に受信されたものであれば(ステップS6でYES)、当該データ405に基づき照明回路部207へ動作指示を出力する(ステップS7)一方、最初のデータでなければ(ステップS6でNO)、一連の送信動作における同一のデータ405を重複して受信しているので、同一のデータ405により同一の動作指示を重複して照明回路部207へ出力することを回避するべくステップS8へ移行する。
データ判定部212は、例えば、受信回路203によりデータ405が受信されてからの経過時間をタイマ206により計時し、予め設定された一定の時間内に再びデータ405が受信された場合に当該データ405は一連の送信動作において最初に受信されたものではないと判定する。あるいは、例えば通信フレーム401に、一連の送信動作毎に異なる識別符号を付与しておき、データ判定部212は、通信フレーム401に付与された識別符号に基づきデータ405が一連の送信動作において最初に受信されたものであるか否かを判定するようにしてもよい。
ステップS6の処理により、一連の送信動作において複数の通信フレーム401が受信された場合、最初に受信された通信フレーム401に含まれるデータ405のみを有効とし、他のデータ405を無効にすることができるので、例えば切替リモコン装置321からの一連の送信動作における複数の通信フレーム401を受信して、複数回照明装置201のオン、オフ状態が切り替えられることが抑制される。例えばユーザが切替リモコン装置321を用いて照明装置201をオンからオフへ切替える切替指示を送信したにもかかわらず、オンからオフへの切替とオフからオンへの切替動作が行われて照明装置201がオンのままになるといった切替リモコン装置321からの動作指示が複数回実行されてしまう誤動作を抑制することができる。
次に、ステップS7において、機器制御部213によって、切替リモコン装置321から送信され受信回路203で受信された通信フレーム401に含まれるデータ405が取得される。そうすると、データ405は、データ種別部406が、データ405は照明装置201の動作状態の切り替えを指示する第1の種類のデータであることを示すべく「1」とされ、データ部407は照明装置201の動作状態の切替を指示するべく「1」とされているので、機器制御部213から照明回路部207へ動作状態の切替を指示する制御信号が出力される。そうすると、照明回路部207によって、機器制御部213からの制御信号に応じて照明が点灯状態であれば消灯され、照明が消灯状態であれば点灯される。
そして、ステップS8において、受信制御部211によって、タイマ206によりオフ時間Toffが計時され、オフ時間Toffか経過するまで受信回路203のオフ状態が維持された後、再び受信回路203による受信動作をさせるべくステップS1へ移行する。
次に、例えば、オンオフリモコン装置311において、オンスイッチ312が押下されたことが検出されると、オンスイッチ312からオン検知信号がハイレベルで送信制御部314へ出力され、送信制御部314から図2に示す通信フレーム群411、通信フレーム群412、通信フレーム群413等にされた通信フレーム401が送信回路315へ出力され、送信回路315により通信フレーム群411、通信フレーム群412、通信フレーム群413等にされた通信フレーム401が無線信号でアンテナ316から放射される。この場合、通信フレーム401におけるデータ405は、データ種別部406が、データ405は照明装置201への動作指示を示す第1の種類のデータであってかつ動作指示の内容が「オン」及び「オフ」で示されるものであることを示すべく「0」とされ、データ部407は照明装置201に「オン」の動作指示を与えるべく「1」とされる。
次に、アンテナ316から放射された無線信号は、照明装置201によって受信される。図6に示すステップS1〜S6と同様の動作が実行され、ステップS7において、機器制御部213によって、オンオフリモコン装置311から送信され受信回路203で受信された通信フレーム401に含まれるデータ405が取得される。そうすると、データ405は、データ種別部406が、データ405は照明装置201への動作指示を示す第1の種類のデータであってかつ動作指示の内容が「オン」及び「オフ」で示されるものであることを示すべく「0」とされ、データ部407は照明装置201に「オン」の動作指示を与えるべく「1」とされているので、機器制御部213から照明回路部207へ照明を点灯させるオン動作を指示する制御信号が出力される。そうすると、照明回路部207によって、機器制御部213からの制御信号に応じて照明が点灯される。
次に、例えば人感センサ装置301によって、赤外線センサ302により赤外線が検知され、人の存在が検知されると、検知信号がハイレベルで送信制御部303へ出力され、送信制御部303から図2に示す通信フレーム群411、通信フレーム群412、通信フレーム群413等にされた通信フレーム401が送信回路304へ出力され、送信回路304により通信フレーム群411、通信フレーム群412、通信フレーム群413等にされた通信フレーム401が無線信号でアンテナ305から放射される。
次に、アンテナ305から放射された無線信号は、照明装置201によって受信される。以降、図6に示すステップS1〜S6と同様の動作が行われ、ステップS7において、機器制御部213によって、人感センサ装置301から送信され受信回路203で受信された通信フレーム401に含まれるデータ405が取得される。そうすると、データ405は、データ種別部406が、データ405は予め定義された第1の状態及び第2の状態を通知するための第2の種類のデータであることを示すべく「2」にされ、データ部407は、第1の状態である赤外線センサ302により人が検知された状態を示すべく「1」にされているので、機器制御部213から照明回路部207へ照明を点灯させるオン動作を指示する制御信号が出力され、照明回路部207において照明が点灯されると共に、タイマ206によって予め設定された所定の設定時間が計時される。この場合、タイマ206に設定される時間は、例えば人感センサ装置301における検知エリア内に人がいないと判断できる程度の時間である。
そして、タイマ206に設定された時間が経過するまでの間に、受信回路203でデータ種別部406が「2」にされ、データ部407が「1」にされた通信フレーム401が新たに受信されない場合、機器制御部213から照明回路部207へ照明を消灯させるオフ動作を指示する制御信号が出力され、照明回路部207において照明が消灯される。
これにより、機器制御部213は、データ種別部406によってデータ405の種別を判定することができるので、データ405の種別に応じて負荷回路、例えば照明回路部207の制御を行うことができる。例えば、送信装置が人感センサ装置301である場合、設定時間内に人感センサ装置301からオン信号、すなわちデータ種別部406が「2」にされデータ部407が「1」にされた通信フレーム401が受信されない場合、機器制御部213は、人感センサ装置301の検知範囲内に人がいないと判断して照明を自動的にオフするといった制御を行うことができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る通信システムについて説明する。図8は、本発明の第2の実施形態に係る通信システム1aの構成の一例を示すブロック図である。図8に示す通信システム1aと図1に示す通信システム1とでは、通信システム1aが、照明装置201の代わりに照明装置201aを備える点で異なる。図8に示す照明装置201aは、図1に示す照明装置201とは、受信回路203の代わりに受信回路203aを備え、制御部204の代わりに制御部204aを備える点で異なる。制御部204aは、タイミング算出部210の代わりに受信延長処理部214を備え、受信制御部211の代わりに受信制御部211aを備えている。
受信回路203aは、通信フレーム401を受信し、プリアンブル402によって通信フレーム401との間で受信タイミングの同期がとれたことを検出すると、同期がとれたことを示す同期検出信号を受信延長処理部214へ出力する。受信延長処理部214は、受信回路203aから同期がとれたことを示す同期検出信号を受信すると、記憶部205に記憶されている通信フレーム401の時間長T1だけ、受信回路203aの受信動作を継続させる。
その他の構成は図1に示す通信システム1と同様であるのでその説明を省略する。また、人感センサ装置301、オンオフリモコン装置311、及び切替リモコン装置321の動作は上述の動作と同様であるので省略する。以下、図8に示す照明装置201aの動作について説明する。図9は、照明装置201aの動作を説明するための説明図である。図9(a)は、人感センサ装置301等の送信装置から送信された通信フレーム401を示し、図9(b)は、受信回路203aのオン、オフ動作を示している。図10は、図8に示す照明装置201aの動作の一例を示すフローチャートである。
まず、受信制御部211aによって受信回路203aがオンされ、受信回路203aにより受信動作が行われる(ステップS10)。このとき、例えば図9に示すタイミングt1で受信回路203aがオンされると、一つ目の通信フレーム401は、プリアンブル402が受信できないため当該通信フレーム401を受信することはできない。そうすると、受信回路203aによって同期が検出されない(ステップS11でNO)ので、受信時間Tonが経過するまで再びステップS11に戻って受信回路203aによる同期検出の有無が確認される(ステップS12でNO)一方、受信時間Tonが経過すると(ステップS12でYES)、受信回路203aをオフして受信待機に移行するべくステップS8へ移行する。
図9においてはタイミングt2において、次の通信フレーム401におけるプリアンブル402が受信され、受信回路203aによって同期が検出されて受信回路203aから受信延長処理部214へ同期がとれたことを示す同期検出信号が出力され(ステップS11でYES)、受信延長処理部214によって、記憶部205に記憶されている通信フレーム401の時間長T1だけ受信回路203aの受信動作時間が延長される(ステップS13)。
この場合、受信延長処理部214により受信回路203aの受信動作時間が延長されなかった場合には、タイミングt3において受信時間Tonが経過してしまい、二番目の通信フレーム401においてフレーム番号403、群番号404、及びデータ405が受信できないところ、受信延長処理部214により通信フレーム401の時間長T1だけ受信回路203aの受信動作時間が延長されるので、二番目の通信フレーム401においてフレーム番号403、群番号404、及びデータ405を受信回路203aによって受信することができる。
これにより、受信回路203の受信時間Ton内においてプリアンブル402を受信することができれば、当該通信フレーム401のデータ405を受信することができるので、通信フレーム401におけるデータ405を受信する確率を向上することができ、受信回路203に受信動作を間欠的に実行させつつ単方向通信により受信の確実性を向上させることができる。
なお、受信延長処理部214によって、ステップS13により延長される受信時間は、少なくとも通信フレーム401からプリアンブル402を除いた部分の時間長に相当する時間以上であればよい。
以下、ステップS6〜S8の動作は図1に示す照明装置201の動作と同様であるのでその説明を省略する。
本発明の第1の実施形態に係る通信システムの構成の一例を示すブロック図である。 通信フレームの一例を示す図である。 図2に示す通信フレームに含まれるデータの一例を示す図である。 図1に示す照明装置の動作を説明するための説明図である。 通信フレームと受信時間との関係の一例を示す説明図である。 図1に示す照明装置の動作の一例を示すフローチャートである。 受信タイミングの同期動作を説明するための説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信システムの構成の一例を示すブロック図である。 図8に示す照明装置の動作を説明するための説明図である。 図8に示す照明装置の動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1,1a 通信システム
201,201a 照明装置
202 アンテナ
203,203a 受信回路
204,204a 制御部
205 記憶部
206 タイマ
207 照明回路部
204,204a 受信制御部
210 タイミング算出部
211,211a 受信制御部
212 データ判定部
213 機器制御部
214 受信延長処理部
301 人感センサ装置
311 オンオフリモコン装置
321 切替リモコン装置
401 通信フレーム
402 プリアンブル
403 フレーム番号
404 群番号
405 データ
406 データ種別部
407 データ部
411,412,413 通信フレーム群

Claims (10)

  1. 同一のデータを含む複数の通信フレームを備えた通信フレーム群を、予め設定された時間間隔で複数回送信する一連の送信動作を行うと共に、当該送信された通信フレームを予め設定された所定の周期で予め設定された所定時間だけ受信動作を行うことにより受信する通信方法であって、
    前記通信フレームは、前記複数回の送信における何番目の通信フレーム群に含まれる通信フレームであるかを示す群番号と、前記通信フレーム群における何番目の通信フレームであるかを示すフレーム番号とを含み、
    前記受信動作により前記通信フレームにおける前記群番号と前記フレーム番号とを受信し、かつ前記データが受信できない場合に前記受信された群番号とフレーム番号とから前記一連の送信動作において同一のデータを含む通信フレームが新たに送信されるタイミングを算出するステップと、
    当該算出されたタイミングに同期して前記受信動作を行うステップとを備えることを特徴とする通信方法。
  2. 同一のデータを含む複数の通信フレームを備えた通信フレーム群が予め設定された時間間隔で複数回送信される一連の送信動作が行われ、前記通信フレームは、前記複数回の送信における何番目の通信フレーム群に含まれる通信フレームであるかを示す群番号と、前記通信フレーム群における何番目の通信フレームであるかを示すフレーム番号とを含むものである通信方法に用いられる受信装置であって、
    前記通信フレームを受信するべく予め設定された所定の周期で予め設定された所定の受信時間だけ受信動作を行う受信部と、
    前記受信部により前記通信フレームにおける前記群番号と前記フレーム番号とが受信され、かつ前記データが受信できない場合に前記受信された群番号とフレーム番号とから前記一連の送信動作において同一のデータを含む前記通信フレームが新たに送信されるタイミングを算出するタイミング算出部と、
    前記タイミング算出部により算出されたタイミングと同期して、前記受信部に受信動作を行わせると共に前記受信部により受信された前記データを取得する受信制御部とを備えることを特徴とする受信装置。
  3. 前記受信部により前記通信フレームにおける前記データが受信された場合、当該受信されたデータが前記一連の送信動作において最初に受信されたものであるか否かを判定するデータ判定部をさらに備え、
    前記受信制御部は、前記受信部により受信されたデータが前記データ判定部によって前記一連の送信動作において最初に受信されたものであると判定された場合、当該受信部により受信されたデータを取得することを特徴とする請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記複数回の送信における最初の通信フレーム群の時間長は、前記周期と前記受信時間とを加算した時間以上に設定されていることを特徴とする請求項2又は3記載の受信装置。
  5. 前記複数回の送信における最初の通信フレーム群の時間長は、前記周期以上に設定されていることを特徴とする請求項2又は3記載の受信装置。
  6. 前記通信フレーム群における前記複数の通信フレーム間は、予め設定された一定の時間であるフレーム間隔時間にされており、
    前記受信時間は、前記通信フレームの時間長と、前記フレーム間隔時間と、前記通信フレームにおける先頭から前記群番号と前記フレーム番号とを含む位置までの時間長とを加算した時間以上に設定されていることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の受信装置。
  7. 前記通信フレームの先頭には、当該通信フレームとの間で同期をとるための同期部が設けられ、
    前記受信部は、前記通信フレームにおける前記同期部を受信することにより前記通信フレームとの間で受信タイミングを同期させ、
    前記受信制御部は、前記受信部により前記受信タイミングが同期された場合、少なくとも前記通信フレームから前記同期部を除いた部分の時間長に相当する時間、前記受信部に受信動作を継続させることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の受信装置。
  8. 前記データに応じて動作する負荷回路と、
    前記受信部により受信された通信フレームに含まれるデータに応じて前記負荷回路へ動作指示を出力する機器制御部とをさらに備え、
    前記データは、当該データの種類を示すデータ種別部を含み、
    前記機器制御部は、前記受信制御部により取得されたデータに含まれる前記データ種別部が、当該データは前記機器制御部への動作指示を示す第1の種類のデータである旨を示す場合当該データに基づき前記負荷回路へ動作指示を出力する一方、当該データは予め定義された第1の状態及び第2の状態を通知するための第2の種類のデータである旨を示し、かつ当該データが前記第1の状態を表す場合、前記負荷回路をオンさせるべく動作指示を出力すると共に予め設定された所定時間内に前記受信部により前記第1の状態を表す第2の種類のデータが新たに受信されない場合、前記負荷回路をオフさせるべく動作指示を出力することを特徴とする請求項2〜7のいずれかに記載の受信装置。
  9. 同一のデータを含む複数の通信フレームを備えた通信フレーム群を予め設定された時間間隔で複数回送信する一連の送信動作を行う送信装置であって、前記通信フレームは、前記複数回の送信における何番目の通信フレーム群に含まれる通信フレームであるかを示す群番号と、前記通信フレーム群における何番目の通信フレームであるかを示すフレーム番号とを含むものであり、
    請求項2〜8のいずれかに記載の受信装置に対して前記通信フレームを送信することを特徴とする送信装置。
  10. 請求項9に記載の送信装置と、
    請求項2〜8のいずれかに記載の受信装置とを備えることを特徴とする通信システム。
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