JP5424493B2 - リモートコントロール変換アダプタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、家電製品やAV機器等の被制御対象物を制御する電気信号を変換して処理するリモートコントロール変換アダプタ装置に関する。
従来より、無線信号(RF)を用いた無線通信方式の送信機を使用し、この送信機と被制御対象物との間に送信機からの無線通信方式のデータを、赤外線(IR)を用いた赤外線通信方式のデータに変換して転送する無線/赤外線変換アダプタを設置し、無線通信方式の送信機で赤外線通信機能を有する被制御対象物を制御するリモートコントロール変換アダプタ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−31999号公報(図1、請求項1)
照明器具、エアコン、テレビ、ビデオ再生装置等の家電製品やAV機器等の被制御対象物には、操作性を快適にするため赤外線通信方式を使用したリモートコントロール制御が行われている。しかし、赤外線通信方式では、赤外線を通信する装置と被制御対象物等の間に遮蔽物があると赤外線信号(IR)が遮断されてしまうため、被制御対象物をうまく制御できない。また、赤外線による通信では、送信可能な角度の範囲が狭く、リモートコントロール装置と被制御対象物とが正確な向きに合わないとうまく制御できない。
前述した特許文献1に記載されたリモートコントロール変換アダプタ装置は、遮蔽物を介した被制御対象物に対する場合およびリモートコントロール装置と被制御対象物とが正確な向きに合わない場合においても無線通信方式を可能にできる。
ところで、リモートコントロール変換アダプタ装置として、RF送信機とアダプタと被制御対象物とから構成されたリモートコントロール変換アダプタ装置が提案されている。
図6に示すように、このような従来のリモートコントロール変換アダプタ装置100は、RF送信機101とアダプタ102と被制御対象物103とから構成されており、RF送信機101は無線送信回路部104と、マイコン105と、操作ボタン106とを備えて構成されている。アダプタ102は無線受信回路部107と、制御部108と、赤外線送信回路部109と、メモリ110とを備えて構成されている。被制御対象物103は赤外線受信回路部111と、制御部112と、被制御部113とを備えて構成されている。
被制御部113は点灯回路114とランプ115とからなる照明器具である。被制御部113のランプ115は出力を10%〜100%まで可変でき、制御部112のマイコン116にランプ115の調光出力レベル情報(ランプの明るさ情報)を数段階に分けてテーブルで記憶している。マイコン116はテーブルより1つ選び、その調光出力をPWM(パルス幅変調)のデューティー比にして点灯回路114に送ることによりランプ115の出力状態(調光段数)を変化させることができる。
被制御部113を制御する為には、RF送信機101の操作ボタン106を押す。このことにより、RF送信機101のマイコン105より所定の信号が出力され、その信号が無線送信回路部104で変調されてアンテナ117から電波を信号媒体とする無線信号(RF)が送信される。
RF送信機101から送信された無線信号(RF)は、アダプタ102のアンテナ118を介して無線受信回路部107で受信されて信号コードに復調される。そして、復調された信号コードが制御部108に入力され、制御部108は入力された信号コードを家電製品協会フォーマットの赤外線信号(IR)に変換し、赤外線送信回路部109から赤外線を信号媒体とする赤外線信号(IR)が送信される。変換に関しては予めメモリ110に記憶させた内容に対応したコードを元に変換する。なお、メモリ110に記憶させる方法はアダプタ102に不図示の赤外線リモコン受信モジュールを付け、被制御対象物で以前使用されていた赤外線リモコン送信機の送信波形を読取り、その情報を記憶するという方法等があるが、ここでは事前に送信情報を記憶させていたこととする。
アダプタ102から送信された赤外線信号(IR)は、被制御対象物103の赤外線受信回路部111で受信されて赤外線信号コードに復調される。復調された信号がマイコン116に入力され、マイコン116は赤外線受信回路部111から入力された赤外線信号コードから被制御部113のランプ115を点灯、調光するためにランプ点灯制御信号やランプ調光制御信号を出力し、ランプ115を点灯、調光する。
次に、前述した従来のリモートコントロール変換アダプタ装置100の動作について説明する。図7はRF送信機101の操作ボタン106の調光明命令を短時間押した場合のRF送信機101の操作ボタン106の状態、RF送信機101の出力、アダプタ102の出力、被制御対象物103の出力調光段数を表したタイムチャートである。
図7に示すように、RF送信機101の操作ボタン106をT31時点から押した場合、アンテナ117よりTrfAの長さの無線信号(RF)を送信する。アダプタ102がRF送信機101からの無線信号(RF)を受信した場合、赤外線送信回路部109はTirAの長さの赤外線信号(IR)を出力する。被制御対象物103が赤外線信号(IR)を受信した場合、赤外線信号(IR)の命令内容に対応したランプ115の出力状態(調光段数)を上げる動作を行う。
次に、操作ボタン106による操作を連続で行ったときの一般的な被制御対象物103の連続状態変化の処理について説明する。
図8に示すように、被制御対象物103が操作ボタン106の入力(信号の長さTirA)を一定の間隔TirC以内に連続で受信したときに、一定の時間間隔TcAで連続して被制御対象物103の状態を変化させる処理をする場合、状態変化を綺麗に見せるため上記の一定の時間間隔TcAは上記の操作ボタン106の入力信号の長さTirAよりも短い場合がある(TirA>TcA)。その場合も考慮し、一般的には被制御対象物103は上記の操作ボタン106の入力が、ある一定の間隔TirC以内で入力され続けている場合、一定の時間間隔TcAで上記の状態の変化を行い続ける処理で動作させる。また、上記の操作ボタン106の入力が、ある一定の間隔TirC以上間隔が空いた場合は上記の状態変化をやめる処理で動作させる。
RF送信機101の操作ボタン106をT41時点からTo1時間押し続けた場合、アンテナ117よりTrfAの長さの信号をTrfBの周期で送信続ける。アダプタ102がRF送信機101からの無線信号(RF)を受信した場合、赤外線送信回路部109はTirAの長さの赤外線信号(IR)を出力する。なお、このとき、アダプタ102がまだ赤外線信号(IR)を送信し終えていない状態であれば新たな無線信号(RF)を受信してもその新たな無線信号(RF)を無視する(バッファを設けて送信完了前の直前に来た信号をストックし、送信が完了した場合にストックしていた信号を赤外線信号(IR)で送信するやり方もある)。
赤外線信号(IR)をすべて送信終えた後、次の無線信号(RF)を受信した場合は、その無線信号(RF)に対応した赤外線信号(IR)を送信する。無線信号(RF)がTrfBの周期で送信されつづけるので、赤外線信号(IR)の送信周期もTirBの略一定の周期で送信される(このとき、TirB<TirCとする)。被制御対象物103はT42時点で、まず、初めの赤外線信号(IR)を受取り、その赤外線信号(IR)に対応した処理を行う。次に、T43時点で2つ目の赤外線信号(IR)を受け取る。このとき、T42時点からT43時点までの時間がTirC以内であれば一定の時間間隔TcAで状態変化を開始する。
この赤外線信号(IR)はT44時点,T45時点の以後のT46時点まで一定の時間間隔TcAで受信されるために状態変化を続ける。また、T45時点においてRF送信機101の操作ボタン106を離すことにより、無線信号(RF)の連続送信をやめ、T46時点でアダプタ102は無線信号(RF)を受け取ることができなくなるので赤外線送信をやめる。被制御対象物103は最後の赤外線信号(IR)の受信をしてからTirCの間、赤外線信号(IR)を受信するのを待っており、その間は一定の時間間隔TcAで状態変化を続けている。T47時点でTirC間、赤外線信号(IR)の受信が確認できなければ状態変化をやめる。
しかし、このような従来のリモートコントロール変換アダプタ装置100においては、被制御対象物103の動作はRF送信機101の信号送信および被制御対象物103の信号受信のみの動作に、アダプタ102の信号受信、アダプタ102の無線/赤外線変換、アダプタ102の信号送信の動作が追加されるために、使用者による操作にタイムラグが発生してしまう。
この問題が使用者に多大な影響を及ぼしてしまう操作は、RF送信機101の操作ボタン106を押し続け、被制御対象物103をその間は連続的に動作させ、その後、使用者の五感により任意の出力状態でRF送信機101の操作ボタン106を離し、被制御対象物103の連続的動作を中止させることにある。
このような操作をした場合、被制御対象物103は使用者が操作ボタン106を離したT45時点(図8参照)からTo2時間(図8参照)の後のT47時点(図8参照)までの時間遅れてから連続的な動作を中止するために、使用者の任意の出力状態で止めることが困難になる。
本発明は、前述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、連続状態の変化中止の精度を飛躍的に向上できるリモートコントロール変換アダプタ装置を提供することにある。
本発明に係るリモートコントロール変換アダプタ装置は、赤外線データ送信手段と、赤外線データ送信手段から赤外線信号を連続して送信するための連続赤外線データ送信手段とを備え、無線信号の単発の長さが赤外線信号の単発の長さよりも短くなるとき、かつ送信機から同一の無線電波の送信データを受信し、連続で同一の赤外線データ送信処理をしているときに、予め定められた判定時間以内に送信機から同一の無線電波の送信データが受信できなくなった場合は、赤外線信号を送信中でも送信を中断もしくは無効にする。
本発明に係るリモートコントロール変換アダプタ装置は、赤外線データ送信手段は、赤外線通信方式のデータを制御すべき被制御対象物の制御部が判別できる出力と略同等の出力波形に変調して送信するためのマイコン受信用であり、被制御対象物の制御部に接続した。
本発明に係るリモートコントロール変換アダプタ装置は、判定時間は、送信機から同一の無線信号の送信データの2個分以上の長さとした。
本発明のリモートコントロール変換アダプタ装置によれば、連続状態の変化中止の精度を飛躍的に向上できるという効果を奏する。
本発明に係る第1実施形態のリモートコントロール変換アダプタ装置の概念の動作を説明するタイムチャート 図1のリモートコントロール変換アダプタ装置のブロック構成図 家電製品協会が規定する赤外線信号図 図1のリモートコントロール変換アダプタ装置の動作を説明するタイムチャート 本発明に係る第2実施形態のリモートコントロール変換アダプタ装置のブロック構成図 従来のリモートコントロール変換アダプタ装置のブロック構成図 従来のリモートコントロール変換アダプタ装置において操作ボタンの短時間押しの場合のタイムチャート 従来のリモートコントロール変換アダプタ装置において操作ボタンの長時間押しの場合のタイムチャート
以下、本発明の複数の実施形態に係るリモートコントロール変換アダプタ装置について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1に示すように、本発明に係る第1実施形態のリモートコントロール変換アダプタ装置の概念は、T時点からT時点までの間において、無線信号(RF)の単発の長さが赤外線信号(IR)の単発の長さよりも短くなる(無線信号(RF)の単発の長さ<赤外線信号(IR)の単発の長さ)とき、かつRF送信機から同一の無線電波の送信データを受信し、連続で同一の赤外線データ送信処理をしているときに、予め定められた判定時間Trf2以内にRF送信機から同一の無線電波の送信データが受信できなくなった場合は、赤外線信号(IR)を送信中でも送信を中断もしくは無効にする制御を行う。
これにより、T時点からT時点までの間、使用者が送信機を使用して被制御対象物を連続状態変化させている際に、T時点において送信機の操作が中止されることにより無線信号(RF)の送信が止まった場合、T時点において赤外線信号(IR)送信中であっても、T時点において、赤外線信号(IR)の送信が中止され、T5時点の以後のT時点において、被制御対象物が赤外線信号(IR)を正確に受信することができないようにすることにより、連続状態の変化中止の精度を上げることができる。
図2に示すように、本発明に係る第1実施形態のリモートコントロール変換アダプタ装置10は、RF送信機11とアダプタ12と照明器具(被制御対象物)13とを備える。
RF送信機11は、無線送信回路部14と、マイコン15と、操作ボタン群(操作ボタン)16とを備えて構成されている。操作ボタン群16は、点灯ボタン17と、消灯ボタン18と、調光明ボタン19と、調光暗ボタン20とを備えている。マイコン15は操作ボタン群16のボタンの状態を読込み、それに対応した内容の無線信号(RF)を無線送信回路部14に送信させる。
アダプタ12は、無線受信回路部21と、マイコン22と、赤外線送信回路部23と備えて構成されている。マイコン22の内部にはメモリ24を内蔵しており、送信する赤外線送信コード情報が記憶されている。
照明器具13は、赤外線受信回路部25と、マイコン26と、被制御部27とを備えて構成されている。被制御部27は点灯回路28とランプ29とから成る。照明器具13のランプ29は出力を10%〜100%まで可変でき、マイコン26にランプ29の調光出力レベル情報(ランプの明るさ情報)を65段階に分けてテーブルで記憶している(数字の低い段数ほど暗く、数字の高い段数ほど明るくなる)。マイコン26はテーブルより1つ選び、その調光出力をPWMのデューティー比にして点灯回路28に送ることによりランプ29の出力状態を変化(H成分が多いほど暗くなり、L成分が多いほど明るくなる)させることができる。
被制御部27を制御する為には、RF送信機11の操作ボタン群16のいずれかを押す。このことにより、RF送信機11のマイコン15より所定の信号が出力され、その信号が無線送信回路部14で変調されてアンテナ30から電波を信号媒体とする無線信号(RF)が送信される。RF送信機11から送信される無線信号(RF)は、一つの信号で10msecほどであり、送信ボタン群16のいずれかのボタンが押された場合、20msec周期で連続する。
RF送信機11から送信された無線信号(RF)は、アダプタ12のアンテナ31を介して無線受信回路部21で受信されて信号コードに復調される。そして、復調された信号コードがマイコン22に入力され、マイコン22は入力された信号コードを家電製品協会フォーマットの赤外線信号(IR)に変換し、赤外線送信回路部23から赤外線を信号媒体とする赤外線信号(IR)が送信される。変換に関しては、予めメモリ24に記憶させた内容に対応したコードを元に変換する。
なお、メモリ24に記憶させる方法は、例えば、アダプタ12に赤外線リモコン受信モジュールを付け、被制御対象物で以前使用されていた赤外線リモコン送信機の送信波形を読取り、その情報を記憶するという方法等があるが、ここでは事前に送信情報を記憶させていたこととする。
ここで、家電製品協会が規定する赤外線信号(IR)について説明する。
図3に示すように、赤外線信号(IR)は、初めにリーダー、次に40bitのデータ、最後にトレーラーを送信するものであり、全体の長さは約90msec程である。アダプタ12は信号を連続して送信する場合は、周期約150msec間隔で送信する。連続で赤外線信号(IR)を送信中にアダプタ12は上記の無線信号(RF)を30msec以内に受信できなかった場合は連続送信をただちにやめる。ただし、トレーラーを送信中であれば、上記のリーダー、40bitのデータ、トレーラーフォーマット信号を崩すために波形を入れ、無効な信号を送信する処理を行う(例えばトレーラーの長さを規定の9.6msec未満になるように波形を入れる)。
図2に戻り、アダプタ12から送信された赤外線信号(IR)は、照明器具13の赤外線受信回路部25で受信されて赤外線信号コードに復調される。復調された信号がマイコン26に入力され、マイコン26は赤外線受信回路部25から入力された赤外線信号コードから被制御部27のランプ29を点灯、調光するためにランプ点灯制御信号やランプ調光制御信号が出力し、ランプ29を点灯、調光する。照明器具13は赤外線信号(IR)のトレーラーと次の赤外線信号(IR)のトレーラーが175msec以内にあれば連続で送信されたと判定する。
次に、リモートコントロール変換アダプタ装置10の動作について説明する。
図4に示すように、信号コードがRF送信機11の操作ボタン群16の調光明ボタン19からの無線信号(RF)が単発の場合、照明器具13はランプ29の出力調光段数を3つ上げる。これとは異なり、T21時点において、RF送信機11からの無線信号(RF)が連続の場合、T22時点において、最初の信号でランプ29の出力段数を3つ上げ(最初は単発と判定するためである)、それから、T23時点までの500msecの間、その出力を保ったまま待機する。500msec経過しても信号間が175msec以内の連続で信号を受信していた場合、30msec毎に出力調光段数を1段ずつ上げていく。
次に、T24時点の以後のT25時点においてRF送信機11の連続出力が止まった場合、無線信号(RF)の発生が終わる。アダプタ12はT25時点において信号が無いことを確認するとT26時点において赤外線出力信号を出力するのを中止する。T26時点において照明器具13は赤外線信号(IR)を最後まで受信することができなくなり、読取ろうとしていた前の赤外線信号(IR)(一番最後に有効だった赤外線信号(IR))から175msec経過したT27時点において出力調光段数を上げる処理をやめる。
従って、この第1実施形態のリモートコントロール変換アダプタ装置10においては、連続状態変化中に使用者がRF送信機11の操作ボタン群16の調光明ボタン19を放した場合、最後の一波形分(150msec)を照明器具13が認識しなくなるので、連続状態変化がXmsec+175msec−150msecの間において行われることになり、150msec分は調光段数によると、5/65より約7.7%のズレを軽減することができる。
これにより、この第1実施形態のリモートコントロール変換アダプタ装置10においては、従来のもののように、操作ボタンを離した時点から、残りの波形の長さXsec、ただしX≦90でアダプタの出力を最後まで行い、照明器具13が、その出力から+175msec分、状態変化動作を行った場合、調光段数によるずれが13.8〜9.2%となるのと比べて、連続状態の変化中止の精度を飛躍的に向上できる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態のリモートコントロール変換アダプタ装置について説明する。
なお、以下の第2実施形態において、前述した第1実施形態と重複する構成要素や機能的に同様な構成要素については、図中に同一符号あるいは相当符号を付することによって説明を簡略化あるいは省略する。
図5に示すように、本発明に係る第2実施形態のリモートコントロール変換アダプタ装置50は、RF送信機11と照明器具13とから構成されている。RF送信機11は無線送信回路部14と、マイコン15と、操作ボタン群16とを備えて構成されている。操作ボタン群16は点灯ボタン17と、消灯ボタン18と、調光明ボタン19と、調光暗ボタン20とを備えている。マイコン15は操作ボタン群16のボタンの状態を読込み、その状態に対応した内容の無線信号(RF)を無線送信回路部14に送信させる。RF送信機11から送信される信号は一つの信号で10msecほどあり、操作ボタン群16のいずれかのボタンが押された場合、20msec周期で連続して無線信号(RF)を送信する。
照明器具13は、アダプタ51と、マイコン52と、被制御部53とを備えて構成されている。アダプタ51は無線受信回路部54と、マイコン55とアンテナ56とを備えて構成されている。マイコン55の内部にはメモリ57を内蔵しており、送信する赤外線送信コード情報が記憶されている。被制御部53は点灯回路58とランプ59とから成る。照明器具13のランプ59は、出力を10%〜100%まで可変でき、マイコン52にランプ59の調光出力レベル情報(ランプの明るさ情報)を65段階に分けてテーブルで記憶している(数字の低い段数ほど暗く、数字の高い段数ほど明るくなる)。マイコン52は、上記のテーブルより1つ選び、その調光出力をPWMのデューティー比にして点灯回路58に送ることによりランプ59の出力状態を変化させることができる(H成分が多いほど暗くなり、L成分が多いほど明るくなる)。
被制御部53を制御する為には、RF送信機11の操作ボタン群16のいずれかを押す。このことにより、RF送信機11のマイコン15より所定の信号が出力され、その信号が無線送信回路部14で変調されてアンテナ30から電波を信号媒体とする無線信号(RF)が送信される。
RF送信機11から送信された無線信号(RF)は、照明器具13のアンテナ56を介して無線受信回路部54で受信されて信号コードに復調される。そして、復調された信号コードがマイコン55に入力され、マイコン55は入力された信号コードを家電製品協会フォーマットに基づいて判別できる出力と略同等の出力波形に変換して出力する。変換に関しては、予めメモリ57に記憶させた内容に対応したコードを元に変換する。なお、メモリ57に記憶させる方法はアダプタ51に、赤外線リモコン受信モジュールを付け、被制御対象物で以前使用されていた赤外線リモコン送信機の送信波形を読取り、その情報を記憶するという方法等があるが、ここでは事前に送信情報を記憶させていたこととする。
アダプタ51から出力された信号は、照明器具13内においてマイコン52に入力され、マイコン52は赤外線信号コードから被制御部53のランプ59を点灯、調光するためにランプ点灯制御信号やランプ調光制御信号が出力し、ランプ59を点灯、調光する。照明器具13は赤外線信号(IR)のトレーラーと次の赤外線信号(IR)のトレーラーが175msec以内にあれば連続で送信されたと判定する。
従って、この第2実施形態のリモートコントロール変換アダプタ装置50においては、第1実施形態の赤外線送信回路部23および赤外線受信回路部25を不要とする。
これにより、この第2実施形態のリモートコントロール変換アダプタ装置50においては、マイコン55が、第1実施形態の赤外線受信回路部25から出力される信号と略同等の信号を出力することにより、既存のマイコン52および被制御部53の仕様を変更せず、かつ第1実施形態の赤外線送信回路部23および赤外線受信回路部25を使用しない少ない部品数により構成することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る第3実施形態のリモートコントロール変換アダプタ装置について説明する。
なお、第3実施形態は、そのブロック構成図およびタイムチャートが第1実施形態と同一であるために図示を省略する。
本発明の第3実施形態に係るリモートコントロール変換アダプタ装置は、アダプタが、信号を連続して送信する場合は周期約150msec間隔で送信する。連続で赤外線信号(IR)を送信中にアダプタは上記の無線信号(RF)を50msec以内で受信できなかった場合は連続送信をただちにやめる処理とする。
従って、この第3実施形態のリモートコントロール変換アダプタ装置においては、判定時間をRF送信機から同一の無線信号(RF)の送信データの2個分以上の長さとした。
これにより、この第3実施形態のリモートコントロール変換アダプタ装置においては、RF送信機からアダプタへ電波による信号を連続で送信している場合、途中でノイズ等によりアダプタが信号を読取れなくても一波形のみであれば途中で途切れずに動作させることができる。
なお、第1実施形態,第2実施形態,第3実施形態で使用したRF送信機に内蔵される無線送信回路部,マイコン,操作ボタン群等は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
10,50 リモートコントロール変換アダプタ装置
11 RF送信機(送信器)
13 照明器具(被制御対象物)
22 マイコン
23 赤外線送信回路部
53 制御部

Claims (3)

  1. 赤外線データ送信手段と、
    前記赤外線データ送信手段から赤外線信号を連続して送信するための連続赤外線データ送信手段とを備え、
    無線信号の単発の長さが赤外線信号の単発の長さよりも短くなるとき、かつ送信機から同一の無線電波の送信データを受信し、連続で同一の赤外線データ送信処理をしているときに、予め定められた判定時間以内に前記送信機から同一の無線電波の送信データが受信できなくなった場合は、前記赤外線信号を送信中でも送信を中断もしくは無効にするリモートコントロール変換アダプタ装置。
  2. 請求項1に記載のリモートコントロール変換アダプタ装置において、
    前記赤外線データ送信手段は、赤外線通信方式のデータを制御すべき被制御対象物の制御部が判別できる出力と略同等の出力波形に変調して送信するためのマイコン受信用であり、前記被制御対象物の前記制御部に接続したリモートコントロール変換アダプタ装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のリモートコントロール変換アダプタ装置において、
    前記判定時間は、前記送信機から同一の無線信号の送信データの2個分以上の長さとしたリモートコントロール変換アダプタ装置。
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