JP4499884B2 - Pwm出力回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パルス幅変調信号(PWM信号)の出力回路に係り、特に、周辺の回路の動作に影響を及ぼすノイズの抑圧を図ったものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の回路としては、例えば、車両の電子燃料噴射制御系において用いられるものがある。
すなわち、図2に示されたように、通常、電子制御式の車両には、エンジン等の動作制御を行う電子制御装置(以下「ECU」と言う)101が設けられると共に、このECU101と、燃料噴射制御装置102とが信号ケーブル54で接続され、ECU101側からは、車両のエンジンの動作状況に応じてパルス幅が変化されるパルス幅変調信号(以下「PWM信号」と言う)が出力され、信号ケーブル54を介して燃料噴射制御装置102へ入力されるようになっている。
燃料噴射制御装置102は、燃料噴射量の制御のための電磁弁(図2においては「ACT」と表記)53を有しており、この電磁弁53への駆動電流は、ECU101から出力された先のPWM信号のパルス幅に応じて設定されるものとなっている。すなわち、燃料噴射制御装置102に設けられた駆動回路(図2においては「DR」と表記)52は、ECU101から信号ケーブル54を介して入力されたPWM信号に応じた駆動電流を、図示されない燃料噴射制御装置102内の制御信号に応じて電磁弁53へ供給するようになっている。
図3には、より具体的な回路構成例が示されており、同図を参照しつつこの従来回路について概括的に説明すれば、この従来回路は、ベースに図示されないマイクロコンピュータ(以下「CPU」と言う)から、PWM信号が印加される出力トランジスタ1を有しており、ベースに印加された信号に応じて出力トランジスタ1がオン・オフされて、所定のレベルのPWM信号が出力されるようになっている。そして、このPWM信号は、信号ケーブル54を介して燃料噴射制御装置102内の駆動回路52の入力段に印加されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
かかる構成においては、駆動回路52をECU101内に装備して、電磁弁53の駆動電流を信号ケーブル54を介して供給する場合に比して、信号ケーブル54の電流容量が小さくて済み、そのためケーブルの軽量化を図ることができると共に、電磁弁53から駆動回路52へのフィードバック信号を伝送するためのケーブルが不要となり、部品等の配設のための空間の削減や、数量の削減が切望される車両においては、極めて好都合であるという利点がある。
しかしながら、その反面、信号ケーブル54を伝送されるPWM信号は、方形波信号であるため、高調波成分を多く含み、特に、繰り返し周期2KHz前後で、パルス振幅が5V前後で用いられる場合、車両メーカのシステムによっては、備え付けのラジオ受信機の中波帯にノイズを与えるという問題があった。
【0004】
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、周辺の電子回路の動作に影響を及ぼすようなノイズの発生が抑圧されたPWM出力回路を提供するものである。
本発明の他の目的は、出力波形の歪みのないPWM出力回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記発明の目的を達成するため、本発明に係るPWM出力回路は、
第1の装置と第2の装置とが信号ケーブルを介して接続され、前記第2の装置内で必要とされるパルス幅変調信号が、前記信号ケーブルを介して前記第1の装置から供給されるよう構成されたシステムにおける前記第1の装置内に設けられて、前記パルス幅変調信号を出力するPWM出力回路であって、
前記PWM出力回路は、出力トランジスタを有し、
前記出力トランジスタは、コレクタに第1の抵抗器を介して電源電圧が印加されると共に、当該コレクタには、他端が前記信号ケーブルへ接続される第2の抵抗器の一端が接続され、
前記第2の抵抗器には、ダイオードが、そのアノードが前記出力トランジスタのコレクタ側となるように並列接続されると共に、当該第2の抵抗器の他端とアースとの間には、コンデンサが接続され、
前記出力トランジスタのベース側には、スピードアップコンデンサが設けられて当該スピードアップコンデンサを介してパルス幅変調信号が印加される一方、
前記第1の抵抗器は、前記出力トランジスタが導通状態から非導通状態へ移行する際に、前記第2の抵抗器の他端とアースとの間に接続されたコンデンサへ流れる充電電流が所定以下となる抵抗値に設定されてなるものである。
また、第2の抵抗器は、前記出力トランジスタが非導通状態から導通状態へ移行する際に、前記第2の抵抗器の他端とアースとの間に接続されたコンデンサからの放電電流が、従来のほぼ1/5以下となる抵抗値に設定されてなるものとしても好適である。
【0006】
かかる構成においては、第1の抵抗器の抵抗値が、出力段のコンデンサへの充電電流が、周辺の電子回路の動作に影響を与えない大きさとなるような値に設定され、ノイズ発生の抑圧、低減がなされると共に、抵抗値の増大による出力トランジスタのいわゆるオン・オフの遅延が、そのベース側に設けられたスピードアップコンデンサにより補償されて、出力波形の歪みのない信頼性の高いPWM出力回路が提供されることとなるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図1及び図2を参照しつつ説明する。
なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。また、図3に示された従来回路と同一の構成要素については、同一の符号を付すこととする。
最初に、この発明の実施の形態におけるPWM出力回路が用いられる装置(システム)について図2を参照しつつ説明する。
この発明の実施の形態におけるPWM出力回路51により得られるパルス幅変調信号(以下「PWM信号」と言う)は、例えば、車両の電子燃料噴射制御系において、燃料噴射装置の噴射量を制御する電磁弁53の駆動を制御するために用いられるものである。
すなわち、車両の動作を電子制御するものにあっては、車両のエンジン等の動作制御のためのいわば中央処理装置としての機能を果たす通常、ECUと称される電子制御装置101(以下「ECU」と言う)が設けられており、後述するPWM出力回路51は、このECU101内に設けられている。
【0008】
一方、エンジンへの燃料噴射量を制御する燃料噴射制御装置102には、燃料の噴射量を制御する電磁弁53と、この電磁弁53の駆動電流を供給する駆動回路52が設けられている。そして、ECU101のPWM信号を発生するPWM出力回路51と、駆動回路52とは、信号ケーブル54により接続されており、この信号ケーブル54を介してPWM信号が駆動回路52へ入力されるようになっている。ここで、PWM信号のパルス幅は、ECU101の制御によって設定されるものとなっている。
そして、駆動回路52は、入力されたPWM信号のパルス幅に応じた電流を出力するようになっており、その出力タイミングは、燃料噴射制御装置102内部で発生された制御信号によって定まるようになっている。
【0009】
図1には、PWM出力回路51の具体的な回路構成例が示されており、以下、同図を参照しつつこのPWM出力回路51について説明する。
PWM出力回路51は、npn形の出力トランジスタ(図1においては「T1」と表記)1を中心に構成されたものとなっている。
すなわち、出力トランジスタ1は、第1の抵抗器(図1においては「R1」と表記)2を介してコレクタに所定の電源電圧Vccが印加されるようになっていると共に、コレクタは、第2の抵抗器(図1においては「R2」と表記)3を介して信号ケーブル54の一端に接続されている一方、そのエミッタは、アースに接続されたものとなっている。また、第2の抵抗器3には、ダイオード9が、出力トランジスタ1のコレクタとアノードが接続されるようにして並列接続されている。さらに、このダイオード9のカソードと第2の抵抗器3との接続点とアースとの間には、ノイズ除去用の出力バイパスコンデンサ8が接続されている。
【0010】
さらに、出力トランジスタ1のベースは、第3の抵抗器(図1においては「R3」と表記)4を介してECU101内のいわゆるCPU(図示せず)に接続されており、従来同様、CPUで生成されたPWM信号が印加されるようになっていると共に、ベースとアースとの間には、第5の抵抗器(図1においては「R5」と表記)6が接続されている。CPUから印加されるPWM信号は、例えば、論理値Highに対応するレベルが5V、論理値Lowに対応するレベルが零Vに設定されたものである。
また、スピードアップコンデンサ(図1においては「Cs」と表記)7と第4の抵抗器(図1においては「R4」と表記)5とが直列接続されて、スピードアップコンデンサ7がCPU側となるようにして、第3の抵抗器4に対して並列接続されている。
【0011】
一方、燃料噴射制御装置102内の駆動回路52の入力段においては、まず、入力信号の論理反転のためのインバータ回路11が設けられており、このインバータ回路11の入力端子が駆動回路用第1の抵抗器12を介して信号ケーブル54の他端と接続されたものとなっている。また、駆動回路用第1の抵抗器12の信号ケーブル54側の端部とアースとの間には、駆動回路用第2の抵抗器13と駆動回路用バイパスコンデンサ14がそれぞれ接続されたものとなっている。
【0012】
次に、上記構成における動作について説明する。
まず、回路定数の好適な具体例を示せば、第1の抵抗器2を、1KΩ、第2の抵抗器3を、2KΩ、第3の抵抗器4を、10KΩ、第4の抵抗器5を、510Ω、スピードアップコンデンサ7を、470pFと設定するのが好適である。
出力トランジスタ1は、図示されないCPUから第3の抵抗器4を介して印加されるPWM信号が5Vに立ち上がると、導通状態となり、そのコレクタ電位は、ほぼ零電位となるため、論理値Lowとして駆動回路52へ入力され、インバータ回路11により論理反転されて、インバータ回路11の出力は、出力トランジスタ1のベースと同様に論理値Highの状態となる。
一方、CPUから出力されたPWM信号が、5Vから零Vとなると、出力トランジスタ1は、導通状態から非導通状態となる。そして、このとき、出力トランジスタ1のコレクタ電位は、電源電圧Vcc近傍まで上昇し、駆動回路52のインバータ回路11の入力段もほぼ同電位となり、インバータ回路11の出力は、論理値Lowの状態となる。
ここで、出力トランジスタ1のコレクタ電位がVcc近傍まで立ち上がる際、出力バイパスコンデンサ8(及び駆動回路用バイパスコンデンサ14)は、電荷が放電された状態にあるため、この出力バイパスコンデンサ8(及び駆動回路用バイパスコンデンサ14)へ瞬時に充電電流Iが電源側から流入する。
この電流Iは、次のように求められる。
【0013】
I=(Vcc−VFD)/R1=(5.12−0.6)/1000=4.52mA
【0014】
なお、上記式中、VFDは、ダイオードの順方向電圧、R1は、第1の抵抗器2の抵抗値である。
【0015】
一方、これを従来と比較して見ると、まず、従来回路においては、例えば、第1の抵抗器2の従来の抵抗値は、200Ω、第2の抵抗器3の従来の抵抗値は、560Ω程度に、それぞれ設定されていた。
したがって、出力トランジスタ1が導通状態から非導通状態へ移行する際に、同様に流れる充電電流I´は、次のような大きさであった。
【0016】
I´=(Vcc−VFD)/R1=(5.12−0.6)/200=22.6mA
【0017】
すなわち、従来回路においては、出力トランジスタ1が導通状態から非導通状態となる際の電流変化が比較的大きく、先に従来技術で説明したように、その繰り返し周期とも相まって、車両に装備されているラジオ受信機の中波帯に対するノイズ源となっていた。
ところが、本発明の実施の形態においては、上述したように、出力トランジスタ1が導通状態から非導通状態へ移行する際の電流は、従来に比してほぼ1/5以下と非常に抑圧された大きさとなっているため、周囲の電子機器、特に、ラジオ受信機等に対してノイズ源となることが殆どない。
なお、第1の抵抗器1の抵抗値は、上述したようにして求まる出力バイパスコンデンサ8(及び駆動回路用バイパスコンデンサ14)の充電電流の大きさが、周辺の電子回路の動作に影響を与えない程度の大きさとなるように設定されるべきもので、具体的に如何なる値に設定するかは、実際に回路が設けられた環境条件や、ノイズの影響を受ける側の回路の具体的な構成等によって個々に異なるので、現実的には、それら個々の具体的な種々の条件を勘案して実験的に設定されるのが好適である。
また、第2の抵抗器3の抵抗値も、第1の抵抗器2と同様に従来よりも大となっているが、この第2の抵抗器3の抵抗値は、出力トランジスタ1が導通状態となった際に、出力バイパスコンデンサ8(及び駆動回路用バイパスコンデンサ14)の放電電流の大きさを規定するものである。したがって、第2の抵抗器3の抵抗値も、第1の抵抗器2の場合と同様に、放電電流の大きさが周辺の電子回路の動作に影響を与えないように設定されるべきものである。
【0018】
一方、第1の抵抗器2及び第2の抵抗器3の抵抗値が、従来に比して大凡5倍程度の大きさとなることで、出力バイパスコンデンサ8及び駆動回路用バイパスコンデンサ14と、第1及び第2の抵抗器2,3によるいわゆる時定数が大となり、信号ケーブル54を伝送するPWM信号の立ち上がり及び立ち下がりに遅延を生ずる(換言すれば、出力波形の歪みを生ずる)こととなる。このPWM信号の立ち上がり及び立ち下がりの遅延は、燃料噴射のタイミングの誤差、すなわち、燃料噴射量の誤差を招くこととなり好ましくないものである。
しかしながら、本発明の実施の形態におけるPWM出力回路においては、出力トランジスタ1のベース側に設けられたスピードアップコンデンサ7により、出力トランジスタ1の導通時及び非導通時の動作の加速化が図られるようになっているため、上述したような出力バイパスコンデンサ8及び駆動回路用バイパスコンデンサ14と、第1及び第2の抵抗器2,3によるいわゆる時定数の増大によるPWM信号の立ち上がり及び立ち下がりのタイミングの遅延が抑圧されることとなる。
【0019】
なお、上述した発明の実施の形態においては、ECU101により第1の装置が、燃料噴射制御装置102により第2の装置が、それぞれ実現されたものとなっている。
また、上述した発明の実施の形態においては、PWM出力回路が車両の燃料噴射制御に用いられる場合を前提として説明したが、このような場合に限定される必要がないことは勿論である。すなわち、PWM出力回路とPWM信号が入力されて用いられる箇所とが離れており、PWM信号がケーブルによって伝送されるような装置であれば、上述した発明の実施の形態同様な作用、効果を得ることができるものである。
【0020】
【発明の効果】
以上、述べたように、本発明によれば、出力トランジスタのコレクタ側の構成を、出力段のコンデンサの充電電流の大きさが、周辺の電子回路の動作に影響を与えない程度となるようにすると共に、出力トランジスタのベース側にスピードアップコンデンサを設けて、出力トランジスタのいわゆるオン・オフ動作の遅延が生じないようにしたので、周辺の電子回路の動作に影響を及ぼすノイズの発生が抑圧され、しかも、出力信号の立ち上がり及び立ち下がりに遅延のない信頼性の高いPWM出力回路が提供されるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるPWM出力回路の回路構成例を示す回路図である。
【図2】PWM出力回路が用いられる装置の構成例を示す構成図である。
【図3】従来のPWM出力回路の回路構成例を示す回路図である。
【符号の説明】
1…出力トランジスタ
7…スピードアップコンデンサ
51…PWM出力回路
52…駆動回路
53…電磁弁
54…信号ケーブル
101…ECU
102…燃料噴射制御装置
Claims (3)
- 第1の装置と第2の装置とが信号ケーブルを介して接続され、前記第2の装置内で必要とされるパルス幅変調信号が、前記信号ケーブルを介して前記第1の装置から供給されるよう構成されたシステムにおける前記第1の装置内に設けられて、前記パルス幅変調信号を出力するPWM出力回路であって、
前記PWM出力回路は、出力トランジスタを有し、
前記出力トランジスタは、コレクタに第1の抵抗器を介して電源電圧が印加されると共に、当該コレクタには、他端が前記信号ケーブルへ接続される第2の抵抗器の一端が接続され、
前記第2の抵抗器には、ダイオードが、そのアノードが前記出力トランジスタのコレクタ側となるように並列接続されると共に、当該第2の抵抗器の他端とアースとの間には、コンデンサが接続され、
前記出力トランジスタのベース側には、スピードアップコンデンサが設けられて当該スピードアップコンデンサを介してパルス幅変調信号が印加される一方、
前記第1の抵抗器は、前記出力トランジスタが導通状態から非導通状態へ移行する際に、前記第2の抵抗器の他端とアースとの間に接続されたコンデンサへ流れる充電電流が、従来のほぼ1/5以下となる抵抗値に設定されてなることを特徴とするPWM出力回路。 - 第1の装置と第2の装置とが信号ケーブルを介して接続され、前記第2の装置内で必要とされるパルス幅変調信号が、前記信号ケーブルを介して前記第1の装置から供給されるよう構成されたシステムにおける前記第1の装置内に設けられて、前記パルス幅変調信号を出力するPWM出力回路であって、
前記PWM出力回路は、出力トランジスタを有し、
前記出力トランジスタは、コレクタに第1の抵抗器を介して電源電圧が印加されると共に、当該コレクタは、第2の抵抗器を介して前記信号ケーブルの一端に接続され、前記第2の抵抗器には、ダイオードが、そのアノードが前記出力トランジスタのコレクタ側となるように並列接続され、前記信号ケーブルの一端とアースとの間には、コンデンサが接続され、前記出力トランジスタのベースには、第3の抵抗器の一端が接続され、当該第3の抵抗器の両端には、スピードアップコンデンサと第4の抵抗器とが直列接続された状態で並列接続され、前記第3の抵抗器の他端には、前記第1の装置内で生成された前記パルス幅変調信号が印加される一方、
前記第1の抵抗器は、前記出力トランジスタが導通状態から非導通状態へ移行する際に、前記信号ケーブルの一端とアースとの間に接続されたコンデンサへ流れる充電電流が、従来のほぼ1/5以下となる抵抗値に設定されてなることを特徴とするPWM出力回路。 - 出力トランジスタを有し、前記出力トランジスタがそのベースに印加されるパルス幅変調信号に応じて導通状態、非導通状態とされ、パルス幅変調信号が前記出力トランジスタのコレクタ側から外部へ出力されるよう構成されてなるPWM出力回路であって、
前記出力トランジスタは、コレクタに第1の抵抗器を介して電源電圧が印加されると共に、当該コレクタには、他端が外部への信号出力端子として外部の信号ケーブルへ接続される第2の抵抗器の一端が接続され、
前記第2の抵抗器には、ダイオードが、そのアノードが前記出力トランジスタのコレクタ側となるように並列接続されると共に、当該第2の抵抗器の他端とアースとの間には、コンデンサが接続され、
前記出力トランジスタのベース側には、スピードアップコンデンサが設けられる一方、
前記第1の抵抗器は、前記出力トランジスタが導通状態から非導通状態へ移行する際に、前記信号ケーブルの一端とアースとの間に接続されたコンデンサへ流れる充電電流が、従来のほぼ1/5以下となる抵抗値に設定されてなることを特徴とするPWM出力回路。
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