JP4498898B2 - 無線通信システムに使用されるデータキャッシュ装置及び方法 - Google Patents

無線通信システムに使用されるデータキャッシュ装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4498898B2
JP4498898B2 JP2004343350A JP2004343350A JP4498898B2 JP 4498898 B2 JP4498898 B2 JP 4498898B2 JP 2004343350 A JP2004343350 A JP 2004343350A JP 2004343350 A JP2004343350 A JP 2004343350A JP 4498898 B2 JP4498898 B2 JP 4498898B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
mobile terminal
cache
rlc
connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004343350A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006155121A (ja
Inventor
一成 小林
智憲 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2004343350A priority Critical patent/JP4498898B2/ja
Priority to EP05251519A priority patent/EP1662751B1/en
Priority to DE602005012219T priority patent/DE602005012219D1/de
Priority to US11/082,961 priority patent/US7568071B2/en
Publication of JP2006155121A publication Critical patent/JP2006155121A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4498898B2 publication Critical patent/JP4498898B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/04Protocols specially adapted for terminals or networks with limited capabilities; specially adapted for terminal portability
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/2866Architectures; Arrangements
    • H04L67/2871Implementation details of single intermediate entities
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/50Network services
    • H04L67/56Provisioning of proxy services
    • H04L67/568Storing data temporarily at an intermediate stage, e.g. caching
    • H04L67/5682Policies or rules for updating, deleting or replacing the stored data

Description

本発明は、一般に無線通信の技術分野に関し、特に、無線通信システムに使用されるデータキャッシュ装置及び方法に関する。
無線通信システムにおけるサービス内容は、システム開発の進展と共に今後益々多様化してゆくことが予想される。単なる音声通信サービスだけでなく、静止画像及び動画像の配信サービスも行われつつある。こうした状況の中で、より高品質なサービス提供を実現するため、第3世代移動通信システムの標準化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)により、広帯域CDMA方式(W−CDMA)方式を基礎とする様々な規格が整備されている。
図1は、この種の無線通信システムの全体図を示す。無線通信システムは、移動端末102と、移動端末102と無線通信する基地局104と、複数の基地局104に有線接続された無線ネットワーク制御装置(RNC:Radio Network Controller)106と、複数の無線ネットワーク制御装置106に接続されたパケット交換機108と、パケット交換機108に接続されたゲートウエイ装置110と、ゲートウエイ装置110に接続されたウェブサーバ112とを有する。
移動端末102及び基地局104間のインターフェースはUuで表現される。基地局104及び無線ネットワーク制御装置106間のインターフェースはIubで表現される。無線ネットワーク制御装置106間のインターフェースはIurで表現される。無線ネットワーク制御装置106及びパケット交換機108間のインターフェースはIuで表現される。
図2は、このようなセルラ通信システムにおけるプロトコルスタックの一例を示す。図中、TCPは伝送制御プロトコル(Transmission Control Protocol)を表す。IPはインターネットプロトコル(Internet Protocol)を表す。RLCは無線リンクコントローラ(Radio Link Control)のレイヤを表す。MACは媒体アドレス制御(Media Access Control)のレイヤを表す。L1/L2は物理レイヤを表す。FPはフレームプロトコル(Frame Protocol)のレイヤを表す。GTP−Uは、GPRトンネリングプロトコル(GPRs Tunneling Protocol)を表す。USERは、ユーザ側で行われるユーザ固有の処理を表す。
図1の移動端末102が、パケット通信サービスにより、あるウェブサーバ112からデータを取得する場合には、概して次のような処理が行われる。先ず、無線チャネルでデータ伝送を行うためのRLCコネクション202が設定される。RLCプロトコルは、無線伝送路におけるデータ保証等を行うためのプロトコルであり、主に再送制御等を取り扱う。RLCプロトコルでは、再送型モード(AM:Acknowledge Mode)、非再送型モード(UM:Un−acknowledge Mode)及び透過型モード(TrM:Transparent Mode)の3つの動作モードが用意されている。実際にデータの再送が行われるのは、再送型モード(AM)で動作する場合である。更に、RLCプロトコルでは、例えば1人のユーザに対応する1つのプロトコルエンティティに対して、複数の論理チャネルが用意され、それらの論理チャネルを用いて、ユーザ毎に動作モードを使い分けることができる。
移動端末102及び無線ネットワーク制御装置106間にRLCコネクションが設定されると、移動端末102及びウェブサーバ112間にTCP/IPコネクション204が設定される。TCPプロトコルでは、RLCプロトコルと同様に、再送制御のようなデータ保証のための動作が取り扱われる。一般に、TCPプロトコルによる再送制御は、RLCプロトコルによる無線再送制御よりも、再送するデータサイズが大きく、簡易な手順で実行される。移動端末102及びウェブサーバ112間にTCP/IPコネクションが設定された後は、無線ネットワーク制御装置106は、移動端末102及びウェブサーバ112間のデータ伝送を単に中継する。この状況の下で、移動端末102は、ウェブサーバ112に、必要なデータを要求し、ウェブサーバ112はそれに応じてデータを配信する。
データの要求及びデータの配信は、図2にて「USER」として示される部分で行われ、具体的には、TCP/IP上で動作するHTTP(HyperText Transport Protocol)を利用して行われるのが一般的である。また、記述言語は、HTML(Hyperlink Text Markup Language)を使用するのが一般的であるが、cHTML(Compact HTML)、WML(Wireless Markup Language)その他の言語が使用されてもよい。
移動端末及びウェブサーバ間で提供されるデータ配信サービスは、今後サービス内容が多様化するにつれて益々需要が増え、データ量及び加入者数の増加と相俟ってネットワーク側又はサービス提供者側のデータ配信に関する処理負担は大きくなる。これに起因して、例えばデータ伝送が著しく遅延してしまうことが懸念される。この種の問題を解決する1つの方法は、ウェブサーバその他の設備を増設し、大量のアクセスに備えることであろう。しかしながら、新たな設備を増やすことは、サービス提供者側にとって負担となるだけでなく、通信料金の高額化のようなコスト面での不利益をユーザ側に与えることになりかねない。
一方、移動端末がウェブサービスからデータを受信する際に、中継ノードにデータキャッシュ機能があれば、ウェブサーバからの重複的なデータ伝送を回避することができ、ネットワーク側の負担軽減を図ることができるかもしれない。しかしながら、3GPPのような無線通信システムにデータキャッシュ機能を持たせる技術は未だ報告されていない。3GPP以外のシステムにおけるデータキャッシュについては、例えば特許文献1に記載されている。
特開2000−250803号公報
無線通信システムにおけるデータキャッシュを実現するために、このような従来のデータキャッシュの技術を、無線ネットワーク制御装置のような中継ノードに適用しようとしても不都合が生じる。上述したように、無線ネットワーク制御装置は、データを単に中継するに過ぎないので、そこを通過するデータは全てキャッシュメモリに記憶されることになる。移動端末との間でやりとりされるデータには、音声データやリアルタイムデータ(例えば、AVサービスで提供される)のように、以後再び利用される可能性がほとんどないものも多く含まれる。従って、一時記憶に相応しくないデータが大量に格納され、そのデータ管理負担も顕著に増えるので、そのような手法は現実的な解決策ではない。
更に、移動端末とウェブサーバとの間でやりとりされるデータの中には、秘匿性の高いものもある。そのようなデータを区別せずに一律にデータを記憶して再利用できるようにすることは、セキュリティの面から好ましくない。データキャッシュの要否を、HTMLのような使用言語の種別によって区別することも考えられるかもしれないが、それでは通信システムの利便性及び設計の自由度が減殺されてしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、無線通信システムにおいて効率的なデータキャッシュ機能を実現するデータキャッシュ装置及び方法を提供することである。
本発明の一形態によれば、移動端末から要求されたデータの属性を判別するデータ判別手段と、移動端末に提供したデータを一時記憶するキャッシュメモリと、データ判別手段の判別結果に応じて、前記キャッシュメモリ又は外部サーバから、必要なデータを取得するデータ要求処理手段とを備えるデータキャッシュ装置が使用される。前記データ判別手段は、RLCコネクション設定時に移動端末に設定された論理チャネルに基づいて、移動端末の通信が再送型モード(AM)で行われかつデータキャッシュ可能なデータが通信されることを確認することで、前記属性を判別する。前記データ要求処理手段は、要求されたデータを前記キャッシュメモリから検索する動作及び取得したデータを前記キャッシュメモリに格納する動作を行う。
本発明によれば、無線通信システムにおいて効率的なデータキャッシュ機能を実現することができる。
本発明の一態様によれば、無線ネットワーク制御装置において、移動端末から要求されたデータの属性が判別され、前記属性が所定の属性であった場合には、移動端末に過去に提供したデータを記憶するキャッシュメモリの中で、必要なデータが検索され、前記属性が所定の属性でなかった場合又は必要なデータが前記キャッシュメモリになかった場合には、必要なデータが外部サーバから取得され、前記キャッシュメモリ又は前記外部サーバから取得したデータが、移動端末に提供される。本発明の一態様によれば、前記キャッシュメモリは、所定の属性を有するデータのみを記憶する。本発明の一態様によれば、前記所定の属性が、前記移動端末とのRLC通信の設定時に決定される。
移動端末から要求されたデータの属性を判別し、判別結果に応じてデータキャッシュが行われるので、後に使用される可能性の高いデータのみを格納することができ、効率的なデータキャッシュ機能が提供される。これにより、安価で速やかに応答するデータ配信サービスを提供することが可能になる。また、設備投資を顕著に増やさずに、データ配信に関するサービス提供者側の処理負担を軽減することができる。更に、データの属性に応じてデータキャッシュが行われるので、秘匿性の高いデータがデータキャッシュされないようにすることもできる。使用言語でセキュリティの要否を区別せずに済むので、通信システムの利便性を更に向上させることができる。
本発明の一態様によれば、前記キャッシュメモリ又は外部サーバから、必要なデータを取得する動作が、TCP/IPレイヤで行われる。これにより、パケットデータの内容を判別し、取得要求されているデータが、データキャッシュに相応しいデータであるか否かを判別することができる。
本発明の一態様によれば、前記データの属性の判別が、RLCレイヤで行われる。
本発明の一態様によれば、前記移動端末及び当該データキャッシュ装置間のデータ再送手順が、RLCレイヤ又はTCP/IPレイヤで行われる。
本発明の一態様によれば、前記移動端末及び当該データキャッシュ装置間のデータ再送手順が、RLCレイヤ及びTCP/IPレイヤの双方で行われる。これにより、データ伝送の信頼性を高く維持することができる。
本発明の一態様によれば、前記移動端末及び当該データキャッシュ装置間のデータ再送手順が、無線通信環境に応じて、RLCレイヤ又はTCP/IPレイヤの一方で行われる。
本発明の一態様によれば、前記データ要求処理手段が、移動端末及び無線ネットワーク制御装置間の通信接続時に設定された通信条件を管理する通信条件管理手段を更に有する。本発明の一態様によれば、前記通信条件が、RLCプロトコルエンティティで使用される複数の論理チャネルによって設定される。これにより、移動端末毎に、データキャッシュの要否、セキュリティ保護の要否等を簡易に設定及び管理することができる。
本発明の一態様によれば、当該データキャッシュ装置が、無線ネットワーク制御装置に設けられる。これにより、本発明による機能を実現するための新たな設備投資を低く抑制することができる。
図3は、本発明の一実施例による無線ネットワーク制御装置(RNC)の機能ブロック図を示す。この機能ブロック図では、本発明に関連する主要な機能が概略的に描かれている。図中、太い実線はパケットデータの伝送経路を表し、細い実線は制御信号の伝送経路を表す。無線ネットワーク制御装置300(図1の106に対応する)は、移動端末側のインターフェース部(Iub)302と、RLC処理部310と、制御部320と、コネクション終端部330と、キャッシュ処理部340と、ウェブサーバ側とのインターフェース部(Iu)350とを含む。RLC処理部310は、RLCプロトコル処理部312と、ルーティング処理部314とを含む。制御部320は、コネクション情報管理部322と、コネクション制御部324とを含む。コネクション終端部330は、移動端末側終端部332と、ネットワーク側終端部334とを含む。キャッシュ処理部340は、データ保持部342と、データ管理部344とを含む。インターフェース部(Iu)350は、ルーティング処理部352を含む。制御部320及びコネクション終端部330は、「データ要求処理手段」に概ね対応させることができる。
移動端末側のインターフェース部(Iub)302は、無線ネットワーク制御装置300が基地局を通じて移動端末と通信を行うためのインターフェースである。このインターフェース部では、FPレイヤにおける処理のようなトランスポートレイヤ以下の処理を行う。このような処理を行うことで、例えば、移動端末から要求されたデータが、音声データであるか否か、パケットデータであるか否か等を判別することができる。音声データに関する処理は、不図示の従来と同様の要素により処理される。音声データ以外のパケットデータについて、本発明による処理がなされる。
RLC処理部310は、RLCレイヤにおける処理を行う。RLCプロトコル処理部312は、移動端末側からデータ要求を受信した際に、その移動端末との間で設定されいる論理チャネルのうち、どの論理チャネルが使用されているかを判別する。判別結果は、制御部320に与えられる。RLCプロトコルでは、通信する移動端末の各々に対応するプロトコルエンティティがそれぞれ処理を行い、処理内容は、論理チャネルが何であるかによって移動端末毎に設定される。論理チャネルの設定内容は、移動端末及び無線ネットワーク制御装置間のRLCコネクション設定時に決められる。
ルーティング処理部314は、移動端末が要求するパケットデータの属性に応じて、インターフェース部(Iu)350又はコネクション終端部330にアクセスする。概して、要求されているパケットがデータキャッシュされている可能性があれば、その要求は、コネクション終端部330にルーティングされ、そうでなければインターフェース部(Iu)350にルーティングされる。
図4は、ルーティング処理部314における設定内容を表すテーブルの一例を示す。図示されているように、ID#0の識別子を有する移動端末との間のRLCコネクションはRLC_ID#1で表され、そのコネクションでは、パケットデータの配信サービスが提供されており、データ取得要求はコネクション終端部330に転送されるべきことが示されている。ID#2の識別子を有する移動端末との間のRLCコネクションはRLC_ID#2で表され、そのコネクションでは、本発明によるデータキャッシュには無関係のデータ通信が行われており、受信したデータはインターフェース部(Iu)350に転送されるべきことが示される。
なお、本実施例では、複数の論理チャネルの設定内容に応じて、ルーティング処理部314のルーティング先が決定されているが、他の方法でルーティング先等が決定されてもよい。例えば、RRCプロトコルによるネゴシエーション手順によって、パケットデータのルーティング先が決定されてもよい。RLCプロトコル又はRRCプロトコルによるユーザ毎の設定内容は、「通信条件」に概ね対応させることができる。
一方、図3のRLC処理部310は、インターフェース部(Iu)350又はコネクション終端部330から、要求しているパケットデータを受信すると、コネクション情報管理部322で管理されている設定内容に従って、移動端末にそのパケットデータを転送する処理を行う。
制御部320は、無線ネットワーク制御装置300が行う通信(コネクション)に関する動作を制御する。コネクション情報管理部322は、移動端末との間で設定されているコネクションに関するパラメータを管理する。
図5は、コネクション情報管理部322で管理される情報の一例を示すテーブルである。図示されているように、移動端末毎にサービス種別及び論理チャネル(RLC使用チャネル)が管理されている。ID#0の識別子を有する移動端末は、パケットデータサービスを利用し、論理チャネル1(AMキャッシュあり),2(AMキャッシュなし)又は3(UM)を利用する可能性がある。論理チャネル1は、データキャッシュを行うことが可能なデータが通信されることを表す(そのようなデータとしては、例えば、公的なウェブページの画像データ等が挙げられる。)。論理チャネル2は、データキャッシュを行うべきでないデータが通信されることを表す(そのようなデータとしては、AVサービスによるリアルタイムデータや、パスワード入力後に表示される私的なウェブページの画像データ等が挙げられる。)。論理チャネル3は、再送制御を行なわずにデータが通信されることを表す。なお、論理チャネルと動作モードの対応関係は、移動端末毎に異なっていてもよい。ID#2の識別子を有する移動端末は、パケットデータ以外のデータ(例えば、音声データ)を通信しており、それがデータキャッシュに無関係なデータ通信(対象外)であることを示す。
図3のコネクション制御部324は、RLCプロトコル処理部312で判別された論理チャネルの種類と、コネクション情報管理部322で管理されている論理チャネルの対応関係とに基づいて、コネクション終端部330に指示を与える。指示内容は、主に、データキャッシュ処理部340を利用すべきか否かである。
コネクション終端部330は、無線ネットワーク制御装置300との間のコネクションの終端処理を行う。移動端末側終端部332は、移動端末と無線ネットワーク制御装置との間のIPコネクションの終端処理を行う。これにより、そのコネクションにおけるIPレイヤのパケットに附随するヘッダのような付加情報が解読及び更新(又は置換)される。ネットワーク側終端部334は、無線ネットワーク制御装置とウェブサーバとの間の終端処理を行う。これにより、そのコネクションにおけるIPレイヤのパケットに附随するヘッダのような付加情報が解読及び更新(又は置換)される。
キャッシュ処理部340は、データキャッシュに関する動作を行う。データ保持部342は、移動端末に提供したデータパケットを一時的に記憶する。記憶されているデータは、ウェブサーバから抽出されたデータであるのが一般的であるが、移動端末側から取得されたデータであってもよい。データ管理部344は、制御部320からの指示に応じて動作する。データ管理部344は、移動端末からのデータ要求を移動端末側終端部332から受信すると、データ保持部342を検索し、その有無を判別する。データ保持部342内にそのデータがあった場合は、その旨が報告され、発見されたデータが移動端末側終端部332に転送される。データが無かった場合は、データの取得要求がネットワーク側終端部334に転送される。或いは、データ管理部344がデータ取得要求をネットワーク側終端部334に転送してもよい。
一方、データ管理部334は、移動端末に提供されるデータをネットワーク側終端部334から受信すると、制御部320からの指示に従って、そのデータをデータ保持部342に格納する。このため、制御部320からの指示により、秘匿性の高いデータのような内容は格納されないが、公のデータは格納されるようにすることができる。より一般的には、ユーザ毎の通信設定内容に応じて、データ保持部342に格納されるデータの種類を決めることができる。
ウェブサーバ側とのインターフェース部(Iu)350は、無線ネットワーク制御装置がネットワーク側のノードと通信するためのインターフェースである。このインターフェース部もトランスポートレイヤ以下の処理を行う。ルーティング処理部352は、ルーティング処理部314又はネットワーク側終端部334からのデータ取得要求をウェブサーバ側に送信する。また、ルーティング処理部352は、ウェブサーバから取得したパケットデータの属性に応じて、ルーティング処理部314又はコネクション終端部330にアクセスする。概して、取得したパケットがデータキャッシュする可能性がある場合は、そのデータは、コネクション終端部330にルーティングされ、そうでなければルーティング処理部314にルーティングされる。
図6は、ルーティング処理部352における設定内容のテーブルを示す。図示されているように、ID#0の識別子を有する移動端末との間のIPコネクションはCon_ID#0で示され、そのコネクションでは、パケットデータの配信サービスが提供されており、取得したデータはコネクション終端部330に転送されるべきことが示されている。ID#2の識別子を有する移動端末との間のRLCコネクションはCon_ID#2で示され、そのコネクションでは、本発明によるデータキャッシュには無関係のデータ通信が行われており、受信したデータはRLC処理部310に転送されるべきことが示される。
図7は、本発明の一実施例におけるプロトコルスタックを示す。図2に示される従来のプロトコルスタックとは異なり、本実施例では、無線ネットワーク制御装置にてTCP/IPレイヤの機能が用意されている。この機能は、主に、図3の制御部320、コネクション終端部330及びキャッシュ処理部340にて行われる。
図8は、本発明の一実施例による動作を示すフローチャート(その1)を示す。以下では、移動端末102がウェブサーバ112に格納されているデータと同じデータを取得するまでの動作が説明される。
ステップ802に示されるように、先ず、移動端末102及び無線ネットワーク制御装置300の間でRLCコネクションが設定される。このコネクションは、移動端末102と基地局104の間の無線リンクと、基地局104と無線ネットワーク制御装置300の間の有線リンクとを含む。ステップ804では、RLCコネクションの設定に応答して、移動端末102及び無線ネットワーク制御装置300の間でIPコネクションが設定される。ステップ806では、RLCコネクションの設定に応答して、無線ネットワーク制御装置300とウェブサーバ112との間でIPコネクションが設定される。ステップ802,804,806の各コネクションは、図7にて双方向矢印で示される3つのコネクションにそれぞれ対応する。
ステップ808では、RLCコネクションで設定された論理チャネルの内容に基づいて、制御部320は、RLC処理部310内のルーティング処理部314のルーティング先を設定する。無線ネットワーク制御装置300は、インターフェース部(Iub)302及びRLC処理部310により、移動端末からのデータ取得要求を適切なエンティティに配信する。
ステップ810では、無線ネットワーク制御装置300が移動端末102からデータ取得要求を受信し、データ取得要求を表すパケットについて、使用されている論理チャネルの種類の判別や、RLCレイヤにおける終端処理(ヘッダの解読及び付け替え等)が行われる。判別された論理チャネル(受信RLCチャネル)が何であるかは、制御部320に通知される。
ステップ812では、データ取得要求を表すパケットがルーティング処理部314に転送され、図4に示されるような所定の転送先に、そのパケットが転送される。図示の例では、移動端末のデータ取得要求が、コネクション終端部330の移動端末側終端部332にルーティングされる。
ステップ814では、制御部320が、受信RLCチャネルに基づいて、データキャッシュの使用の可否を判別する。例えば、要求されたデータが公のウェブページのようなデータであったならば、データキャッシュを利用してもよい旨の判別結果が通知される。要求されたデータが秘匿性の高いデータであったならば、データキャッシュを利用すべきでない又は使用できないので、否定的な判別結果が通知される。データキャッシュが利用可能であると判別されると、取得されるべきデータの検索依頼が、コネクション終端部330の移動端末側終端部332から、キャッシュ処理部340のデータ管理部344になされる。
図9のステップ902では、検索対象のデータがキャッシュ処理部340内のデータ保持部342に格納されているか否かが判別される。検索結果はコネクション終端部330の移動端末側終端部332に通知される。検索対象のデータが存在した場合は、ステップ904における処理が行われる。
ステップ904では、コネクション終端部330の移動端末側終端部332が、検索対象のデータを抽出してRLC処理部310に送付し、そのデータは、移動端末102に向けて送信される。ステップ902において、検索対象のデータが存在しなかった場合は、ステップ906における処理が行われる。
ステップ906では、コネクション終端部330内の移動端末側終端部332に転送されたデータ取得要求が、ネットワーク側終端部334に転送され、インターフェース部350を介してウエブサーバに向けて送信される。このデータ取得要求に応じて、ウエブサーバ112はデータを返送する。コネクション終端部330のネトワーク側終端部334は、ウェブサーバ112からのデータを受信すると、それを移動端末側終端部332に送付する。以後、取得されたデータは、RLC処理部310及びインターフェース部302を経て移動端末102に向けて送信される。一方、ネットワーク側終端部334は、ウエブサーバ112から受信したデータをデータ管理部344に送付する。データ管理部344は、受信したデータをデータ保持部342に格納する。この場合における格納動作は、制御部320の指示の下に行われてもよい。例えば、ウエブサーバから受信したデータが秘匿性の高いデータである場合に、それが全く格納されないようにしてもよい。或いは、ウエブサーバから受信したデータが秘匿性の高いデータであっても、それが一応データ保持部342に格納され、制御部320からの指示内容に応じて、以後のアクセスの許否が決定されてもよい(例えば、アクセスの許否を決定する特権が設定されてもよい。)。
なお、図9では、コネクション終端部330が移動端末102に向けてデータを配信した後に、データキャッシュの処理がなされるように図示されているが、その順序は逆でもよいし、同時でもよい。
ステップ908は、ステップ814において、データキャッシュが利用可能でないと判別された場合に行われる。コネクション終端部330内の移動端末側終端部332に転送されたデータ取得要求は、ネットワーク側終端部334に転送され、インターフェース部350を介してウエブサーバに向けて送信される。このデータ取得要求に応じて、ウエブサーバ112はデータを返送する。コネクション終端部330のネトワーク側終端部334は、ウェブサーバ112からのデータを受信すると、それを移動端末側終端部332に送付する。以後、取得されたデータは、RLC処理部310及びインターフェース部302を経て移動端末102に向けて送信される。ステップ906の場合とは異なり、この場合は、ウエブサーバ112から受信したデータは、データキャッシュされない。
このように、本実施例によれば、無線通信システムに適切なデータキャッシュ機能を備えることができる。
上述したように、RLCコネクションでもTCP/IPコネクションでも再送制御が行われ、データ伝送が保証される。概して、RLCコネクションでは、再送されるデータサイズが小さく、再送手順が比較的煩雑である。できるだけ少ないリソースを利用して無線リンクにおけるデータの再送が行われるようにするためである。一方、TCP/IPコネクションでは、再送されるデータサイズが比較的大きく、再送手順は比較的簡易である。従って、図7に示されるようなプロトコルスタックの通信システムでは、いくつかの再送制御法が考えられる。
図10(A)〜(D)には、移動端末(MS)と、無線ネットワーク制御装置(RNC)と、ウェブサーバとの間の、可能な通信プロトコルの組合せが図示されている。図中、太線は再送制御の行われる通信を示し、細線は再送制御の行われない通信を示す。図10(D)の破線は、後述されるように、何れか一方又は双方で再送制御が行われることを示す。図10(A)では、移動端末(MS)と無線ネットワーク制御装置(RNC)の間のRLCコネクションではAMモードが設定され、その間のIPコネクションではUDP/IPモードが設定されている。無線ネットワーク制御装置(RNC)とウェブサーバとの間のIPコネクションは、TCP/IPコネクションであり、これは、図10(A)〜(D)の全ての通信に共通する。従って、移動端末(MS)及び無線ネットワーク制御装置(RNC)間の再送制御法が以下に説明される。
図10(A)に示される例では、データの再送制御は、RLCコネクション及びTCP/IPコネクションで行われる。UDP/IPコネクションでは、再送制御の機能はサポートされていない。RLCプロトコルによる再送では、再送のデータサイズが小さく、データの伝送効率がよい。従って、エラーレートが高く、通信帯域(リソース)が制限されているような状況では、図10(A)に示されるような再送制御が行われることが望ましい。
図10(B)に示される例では、移動端末(MS)と無線ネットワーク制御装置(RNC)の間のRLCコネクションではAMモードが設定され、その間のIPコネクションではTCP/IPモードが設定されている。この例では、移動端末(MS)及び無線ネットワーク制御装置(RNC)の間で、RLCプロトコルによるデータ再送単位の小さな再送制御に加えて、TCP/IPプロトコルによるデータ再送単位の大きな再送制御も行われる。この例では、再送データ単位及び再送手順の異なる再送制御が2重に行われるので、通信の信頼性を高めることができる。このような動作は、エラーレートが高く、劣悪な通信環境にて行われる通信に特に有利である。
図10(C)に示される例では、移動端末(MS)と無線ネットワーク制御装置(RNC)の間のRLCコネクションではUMモードが設定され、その間のIPコネクションではTCP/IPモードが設定されている。この例では、RLCプロトコルによる再送制御は行われず、再送制御は専らTCP/IPプロトコルにより行われる。エラーレートが少ない通信環境では、複雑な制御手順を要するRLCプロトコルよりも、TCP/IPプロトコルにより再送制御を簡易に行った方が有利な場合もある。
例えば、移動端末及び基地局(図10には図示せず)の間の通信が、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA:High Speed Downlink Packet Access)方式で行われるものとする。この場合、移動端末及び基地局間では、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid Automatic Repeat Request)と呼ばれる専用の再送制御プロトコルが使用され、高い信頼性でデータが保証される。その結果、無線ネットワーク制御装置(RNC)の側から見れば、見かけ上、エラーレートが非常に少ない通信環境であるように見える。このような場合には、基地局及び無線ネットワーク制御装置(RNC)間では、TCP/IPプロトコルを採用し、簡易な再送制御を行うことが望ましい。
図10(D)に示される例では、移動端末(MS)と無線ネットワーク制御装置(RNC)の間のRLCコネクションではAMモード又はUMモードが設定され、その間のIPコネクションではTCP/IPモードが設定される。この例では、通信状況に応じて、図10(B)の方法又は図10(C)の方法が使用される。通信環境が良好であれば、図10(C)のように、RLCコネクションではUMモードの通信が行われ、再送制御は専らTCP/IPプロトコルによって行われる。一方、通信環境が悪い場合には、AMモードのRLCコネクションによる再送制御と、TCP/IPプロトコルによる再送制御の両者が2重に行われる。これにより、通信環境に応じて適切な再送制御を行うことができる。
以下、本発明により教示される手段が例示的に列挙される。
(付記1)
移動端末から要求されたデータの属性を判別するデータ判別手段と、
移動端末に提供したデータを一時記憶するキャッシュメモリと、
データ判別手段の判別結果に応じて、前記キャッシュメモリ又は外部サーバから、必要なデータを取得するデータ要求処理手段と、
を備え、前記データ要求処理手段は、要求されたデータを前記キャッシュメモリから検索する動作及び取得したデータを前記キャッシュメモリに格納する動作を行う
ことを特徴とするデータキャッシュ装置。
(付記2)
前記キャッシュメモリは、所定の属性を有するデータのみを記憶する
ことを特徴とする付記1記載のデータキャッシュ装置。
(付記3)
前記所定の属性が、前記移動端末とのRLC通信の設定時に決定される
ことを特徴とする付記2記載のデータキャッシュ装置。
(付記4)
前記キャッシュメモリ又は外部サーバから、必要なデータを取得する動作が、TCP/IPレイヤで行われる
ことを特徴とする付記1記載のデータキャッシュ装置。
(付記5)
前記データの属性の判別が、RLCレイヤで行われる
ことを特徴とする付記1記載のデータキャッシュ装置。
(付記6)
前記移動端末及び当該データキャッシュ装置間のデータ再送手順が、RLCレイヤ又はTCP/IPレイヤで行われる
ことを特徴とする付記1記載のデータキャッシュ装置。
(付記7)
前記移動端末及び当該データキャッシュ装置間のデータ再送手順が、RLCレイヤ及びTCP/IPレイヤの双方で行われる
ことを特徴とする付記1記載のデータキャッシュ装置。
(付記8)
前記移動端末及び当該データキャッシュ装置間のデータ再送手順が、無線通信環境に応じて、RLCレイヤ又はTCP/IPレイヤの一方で行われる
ことを特徴とする付記1記載のデータキャッシュ装置。
(付記9)
前記データ要求処理手段が、移動端末及び無線ネットワーク制御装置間の通信接続時に設定された通信条件を管理する通信条件管理手段
を更に有することを特徴とする付記1記載のデータキャッシュ装置。
(付記10)
前記通信条件が、RLCプロトコルエンティティで使用される複数の論理チャネルによって設定される
ことを特徴とする付記9記載のデータキャッシュ装置。
(付記11)
当該データキャッシュ装置が、無線ネットワーク制御装置に設けられる
ことを特徴とする付記1記載のデータキャッシュ装置。
(付記12)
無線ネットワーク制御装置において、
移動端末から要求されたデータの属性を判別し、
前記属性が所定の属性であった場合には、移動端末に過去に提供したデータを記憶するキャッシュメモリの中で、必要なデータを検索し、
前記属性が所定の属性でなかった場合又は必要なデータが前記キャッシュメモリになかった場合に、必要なデータを外部サーバから取得し、
前記キャッシュメモリ又は前記外部サーバから取得したデータを、移動端末に提供する
ことを特徴とする方法。
無線通信システムの全体図を示す。 従来の通信システムにおけるプロトコルスタックを示す図である。 本発明の一実施例による無線ネットワーク制御装置を示す図である。 ルーティング処理に使用されるテーブルを示す図である。 移動端末毎のコネクション情報を管理するためのテーブルを示す図である。 ルーティング処理に使用されるテーブルを示す図である。 本発明の一実施例におけるプロトコルスタックを示す図である。 本発明の一実施例による動作を示すフローチャート(その1)を示す。 本発明の一実施例による動作を示すフローチャート(その2)を示す。 本発明の一実施例による再送制御の動作モードを示す図である。
符号の説明
102 移動端末; 104 基地局; 106 無線ネットワーク制御装置; 108 パケット交換機; 110 ゲートウエー装置; 112 ウェブサーバ;
302 インターフェース部; 310 RLC処理部; 312 RLCプロトコル処理部; 314 ルーティング処理部; 320 制御部; 322 コネクション情報管理部; 324 コネクション制御部; 330 コネクション終端部; 332 移動端末終端部; 334 ネットワーク側終端部; 340 キャッシュ処理部; 342 データ保持部; 344 データ管理部; 350 インターフェース部; 352 ルーティング処理部

Claims (8)

  1. 移動端末から要求されたデータの属性を判別するデータ判別手段と、
    移動端末に提供したデータを一時記憶するキャッシュメモリと、
    データ判別手段の判別結果に応じて、前記キャッシュメモリ又は外部サーバから、必要なデータを取得するデータ要求処理手段と
    を備え、前記データ判別手段は、RLCコネクション設定時に移動端末に設定された論理チャネルに基づいて、移動端末の通信が再送型モード(AM)で行われかつデータキャッシュ可能なデータが通信されることを確認することで、前記属性を判別し、
    前記データ要求処理手段は、要求されたデータを前記キャッシュメモリから検索する動作及び取得したデータを前記キャッシュメモリに格納する動作を行う
    ことを特徴とするデータキャッシュ装置。
  2. 前記キャッシュメモリは、所定の属性を有するデータのみを記憶する
    ことを特徴とする請求項1記載のデータキャッシュ装置。
  3. 前記キャッシュメモリ又は外部サーバから、必要なデータを取得する動作が、TCP/IPレイヤで行われる
    ことを特徴とする請求項1記載のデータキャッシュ装置。
  4. 前記移動端末及び当該データキャッシュ装置間のデータ再送手順が、RLCレイヤ及びTCP/IPレイヤの双方で行われる
    ことを特徴とする請求項1記載のデータキャッシュ装置。
  5. 前記移動端末及び当該データキャッシュ装置間のデータ再送手順が、無線通信環境に応じて、RLCレイヤ又はTCP/IPレイヤの一方で行われる
    ことを特徴とする請求項1記載のデータキャッシュ装置。
  6. 前記データ要求処理手段が、移動端末及び無線ネットワーク制御装置間の通信接続時に設定された通信条件を管理する通信条件管理手段
    を更に有することを特徴とする請求項1記載のデータキャッシュ装置。
  7. 当該データキャッシュ装置が、無線ネットワーク制御装置に設けられる
    ことを特徴とする請求項1記載のデータキャッシュ装置。
  8. 無線ネットワーク制御装置において使用される方法であって、
    移動端末から要求されたデータの属性を判別するステップと、
    前記属性が所定の属性であった場合には、移動端末に過去に提供したデータを記憶するキャッシュメモリの中で、必要なデータを検索するステップと、
    前記属性が所定の属性でなかった場合又は必要なデータが前記キャッシュメモリになかった場合に、必要なデータを外部サーバから取得するステップと
    前記キャッシュメモリ又は前記外部サーバから取得したデータを、移動端末に提供するステップと
    を有し、前記判別するステップは、RLCコネクション設定時に移動端末に設定された論理チャネルに基づいて、移動端末の通信が再送型モード(AM)で行われかつデータキャッシュ可能なデータが通信されることを確認することで、前記属性が所定の属性であるか否かを判別する
    ことを特徴とする方法。
JP2004343350A 2004-11-29 2004-11-29 無線通信システムに使用されるデータキャッシュ装置及び方法 Expired - Fee Related JP4498898B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004343350A JP4498898B2 (ja) 2004-11-29 2004-11-29 無線通信システムに使用されるデータキャッシュ装置及び方法
EP05251519A EP1662751B1 (en) 2004-11-29 2005-03-14 A data-cache apparatus and a data cache method used by a radio communications system
DE602005012219T DE602005012219D1 (de) 2004-11-29 2005-03-14 Eine Daten-Zwischenspeicher-Vorrichtung und ein Daten-Zwischenspeicher-Verfahren zur Verwendung durch ein Mobilfunk-Kommunikationssystem
US11/082,961 US7568071B2 (en) 2004-11-29 2005-03-18 Data-cache apparatus and a data-cache method used by a radio communications system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004343350A JP4498898B2 (ja) 2004-11-29 2004-11-29 無線通信システムに使用されるデータキャッシュ装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006155121A JP2006155121A (ja) 2006-06-15
JP4498898B2 true JP4498898B2 (ja) 2010-07-07

Family

ID=34940573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004343350A Expired - Fee Related JP4498898B2 (ja) 2004-11-29 2004-11-29 無線通信システムに使用されるデータキャッシュ装置及び方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7568071B2 (ja)
EP (1) EP1662751B1 (ja)
JP (1) JP4498898B2 (ja)
DE (1) DE602005012219D1 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2329385A4 (en) 2008-08-06 2016-09-14 Movik Networks CALLING CONTENT IN THE RADIO ACCESS NETWORK (RAN)
US9208104B2 (en) 2008-08-28 2015-12-08 Citrix Systems, Inc. Content replacement and refresh policy implementation for a content distribution network
US8271610B2 (en) 2008-08-28 2012-09-18 Sycamore Networks, Inc. Distributed content caching solution for a mobile wireless network
US8208430B2 (en) * 2008-12-23 2012-06-26 Movik Networks Transparent interaction with multi-layer protocols via selective bridging and proxying
EP2391953A4 (en) 2009-01-30 2012-08-08 Movik Networks APPLICATION, USE AND WIRELESS CONNECTING TRANSPORT NETWORK PLANNER
US9043467B2 (en) 2009-01-30 2015-05-26 Movik Networks Adaptive chunked and content-aware pacing of multi-media delivery over HTTP transport and network controlled bit rate selection
ES2366403B1 (es) * 2009-09-16 2012-09-13 Vodafone España S.A.U. Método y elemento de red para facilitar contenido de difusión a un terminal móvil.
WO2011057292A1 (en) * 2009-11-09 2011-05-12 Movik Networks, Inc. Burst packet scheduler for improved ran efficiency in umts/hspa networks
US20110202634A1 (en) * 2010-02-12 2011-08-18 Surya Kumar Kovvali Charging-invariant and origin-server-friendly transit caching in mobile networks
US8799480B2 (en) * 2010-07-19 2014-08-05 Movik Networks Content pre-fetching and CDN assist methods in a wireless mobile network
US8565076B2 (en) 2010-09-24 2013-10-22 Movik Networks Destination learning and mobility detection in transit network device in LTE and UMTS radio access networks
JP5717862B2 (ja) * 2010-10-22 2015-05-13 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションInternational Business Machines Corporation 無線アクセス・ネットワークにおける遠隔課金サービスを伴うコンテンツ・キャッシング
US9560155B2 (en) * 2010-10-22 2017-01-31 International Business Machines Corporation Ensuring content filtering through a specialized tier of proxy caches at the base station
EP2764722A1 (en) * 2011-09-20 2014-08-13 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (PUBL) Methods and network nodes for controlling usage of caching in a telecommunications system
WO2013118365A1 (ja) * 2012-02-09 2013-08-15 日本電気株式会社 通信制御装置、通信制御方法および記録媒体
US8868066B2 (en) 2012-12-20 2014-10-21 Nokia Siemens Networks Oy Efficient cache selection for content delivery networks and user equipments
US9256539B2 (en) 2013-03-07 2016-02-09 Lenovo Enterprise Solutions (Singapore) Pte. Ltd. Sharing cache in a computing system
KR102129481B1 (ko) * 2013-06-27 2020-07-02 에스케이텔레콤 주식회사 컨텐츠 전송 시스템에서 데이터 처리를 위한 장치 및 이를 위한 방법
CA2950326C (en) 2014-05-28 2019-04-23 Huawei Technologies Co., Ltd. Protocol stack adaptation method and apparatus

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1091562A (ja) * 1996-09-13 1998-04-10 Nec Corp 情報サーバシステム
JP2001067311A (ja) * 1999-08-27 2001-03-16 Mitsubishi Electric Corp 情報提供システム
JP2002271442A (ja) * 2001-03-07 2002-09-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd Rlc通信装置及びrlc通信型判定処理方法
JP2003044346A (ja) * 2001-07-30 2003-02-14 Hitachi Ltd コンテンツ提供方法およびネットワーク接続装置
JP2003196144A (ja) * 2001-12-27 2003-07-11 Fuji Electric Co Ltd キャッシュサーバのキャッシュ制御方法
JP2003242019A (ja) * 2002-02-15 2003-08-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> キャッシュ方法および装置
JP2003274445A (ja) * 2002-03-13 2003-09-26 Yuji Oie 無線パケット通信装置および無線パケット通信方法
JP2006514817A (ja) * 2003-04-01 2006-05-11 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 無線通信システムのためのエラー処理装置及び方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3333656B2 (ja) 1995-02-08 2002-10-15 株式会社リコー 無線lanシステム
JP3764291B2 (ja) 1999-03-02 2006-04-05 株式会社東芝 情報配信システム、移動計算機、情報サーバ装置、キャッシュサーバ装置及び先読みキャッシュ処理方法
JP4299911B2 (ja) 1999-03-24 2009-07-22 株式会社東芝 情報転送システム
US6658463B1 (en) * 1999-06-10 2003-12-02 Hughes Electronics Corporation Satellite multicast performance enhancing multicast HTTP proxy system and method
TW571599B (en) * 1999-09-27 2004-01-11 Qualcomm Inc Method and system for querying attributes in a cellular communications system
US6871236B2 (en) * 2001-01-26 2005-03-22 Microsoft Corporation Caching transformed content in a mobile gateway
ATE523042T1 (de) * 2002-09-23 2011-09-15 Lg Electronics Inc Bereitstellung von multimedia-rundsende- und multicast-diensten (mbms)
WO2006046296A1 (ja) * 2004-10-28 2006-05-04 Fujitsu Limited 移動無線通信端末及び通信制御方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1091562A (ja) * 1996-09-13 1998-04-10 Nec Corp 情報サーバシステム
JP2001067311A (ja) * 1999-08-27 2001-03-16 Mitsubishi Electric Corp 情報提供システム
JP2002271442A (ja) * 2001-03-07 2002-09-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd Rlc通信装置及びrlc通信型判定処理方法
JP2003044346A (ja) * 2001-07-30 2003-02-14 Hitachi Ltd コンテンツ提供方法およびネットワーク接続装置
JP2003196144A (ja) * 2001-12-27 2003-07-11 Fuji Electric Co Ltd キャッシュサーバのキャッシュ制御方法
JP2003242019A (ja) * 2002-02-15 2003-08-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> キャッシュ方法および装置
JP2003274445A (ja) * 2002-03-13 2003-09-26 Yuji Oie 無線パケット通信装置および無線パケット通信方法
JP2006514817A (ja) * 2003-04-01 2006-05-11 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 無線通信システムのためのエラー処理装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20060117139A1 (en) 2006-06-01
DE602005012219D1 (de) 2009-02-26
EP1662751A1 (en) 2006-05-31
EP1662751B1 (en) 2009-01-07
JP2006155121A (ja) 2006-06-15
US7568071B2 (en) 2009-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4498898B2 (ja) 無線通信システムに使用されるデータキャッシュ装置及び方法
JP3802420B2 (ja) パケット交換データ伝送におけるデータ・パケット番号付加方式
US7609687B2 (en) Home agent apparatus, mobile router communication system, and communication method
EP1507353B1 (en) Transmission/reception of data flows with different QoS requirements
JP2613017B2 (ja) データ伝送方法及び装置
KR101051595B1 (ko) Rlc 윈도우 사이즈 재구성
JP4652358B2 (ja) パケット交換データ伝送におけるデータ・パケット番号付加方式
US9282011B2 (en) Network communication
RU2461147C2 (ru) Способ обработки радиопротокола в системе подвижной связи и передатчик подвижной связи
AU753693B2 (en) Method and device for configuring a link
JP3712977B2 (ja) パケット交換データ伝送におけるデータパケット番号付け
JP5163658B2 (ja) 無線通信システム、基地局装置、ゲートウェイ装置、無線通信方法
Taferner et al. Wireless internet access over GSM and UMTS
JP2009533985A (ja) 移動性管理のための擬似配線
US20050007994A1 (en) Mobile IP data communication system
JPH11163946A (ja) ゲートウェイ装置、無線基地局装置、ルータ装置および無線端末装置
TW200917765A (en) Method and apparatus for supporting uplink protocol changes
US10742768B2 (en) Relaying system and method of transmitting IP address of client to server using encapsulation protocol
JP2005526448A (ja) 無線装置間でのip通信用技術
WO2007025454A1 (fr) Methode et systeme de retransmission de donnees avec abaissement de couche dans une communication sans fil
KR100604531B1 (ko) 이동 통신 시스템의 무선 패킷 데이터 서비스 방법
KR101688835B1 (ko) 광대역 무선 접속 시스템에서 트래픽 오프로드를 위한 장치 및 방법
KR20050082785A (ko) 이동 통신 단말기와 유선 통신 서버간의 데이터 통신 방법및 시스템
KR102003739B1 (ko) 액세스 노드에 의한 애플리케이션 호스팅 방법 및 장치
WO2020166396A1 (ja) 基地局装置、移動局装置および通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100406

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100414

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4498898

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees