JP2003044346A - コンテンツ提供方法およびネットワーク接続装置 - Google Patents

コンテンツ提供方法およびネットワーク接続装置

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JP2003044346A
JP2003044346A JP2001228901A JP2001228901A JP2003044346A JP 2003044346 A JP2003044346 A JP 2003044346A JP 2001228901 A JP2001228901 A JP 2001228901A JP 2001228901 A JP2001228901 A JP 2001228901A JP 2003044346 A JP2003044346 A JP 2003044346A
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content
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network
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Hidesuke Mannami
秀祐 万浪
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワークトラフィックの増大を低減しつ
つ、クライアントからの要求頻度が高いコンテンツを、
クライアントに、高速に提供する。 【解決手段】制御部15は、WWWブラウザ装置3より
受け取ったコンテンツ要求にて指定されているURLに
アクセスしてHTMLドキュメントを入手し、該ドキュ
メント中にリンク設定されている格納場所を調べること
でコンテンツに含まれるデータを確認する。そして、確
認したデータがデータキャッシュ部14に蓄積されてい
るならば、これをデータキャッシュ部14から入手し、
蓄積されていないならば、前記格納場所にアクセスして
入手すると共に、入手したデータが所定の条件を満足す
る場合、これをデータキャッシュ部14にキャッシュす
る。それから、以上のようにして入手したドキュメント
およびデータを、WWWブラウザ装置2へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
してサーバに接続されているネットワーク接続装置を用
いて、クライアントにコンテンツを提供する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】クライアント端末が要求したコンテンツ
の提供を高速化する技術として、特開平11-4519
9号公報に記載の技術や、日経BP社の日経インターネ
ットテクノロジ、2000年4月号に記載のコンテンツ
・デリバリ・サービスと呼ばれている技術などがある。
【0003】特開平11-45199号公報に記載の技
術では、WWWサーバとWWWクライアントとの間に、
WWWサーバが保持するコンテンツをキャッシュするW
WWプロキシを設置する。WWWプロキシは、WWWク
ライアントからコンテンツ要求を受け取ると、要求され
たコンテンツが自身にキャッシュされているならば、前
記コンテンツをキャッシュから読み出してWWWクライ
アントに送信する。一方、要求されたコンテンツが自身
にキャッシュされていないならば、前記コンテンツ要求
をWWWサーバに転送して、WWWサーバからコンテン
ツを受け取り、これをWWWクライアントに送信すると
共にキャッシュする。
【0004】また、日経インターネットテクノロジ、2
000年4月号に記載の技術では、コンテンツ・デリバ
リ・サーバをネットワーク上に分散配置し、各コンテン
ツ・デリバリ・サーバに、WWWサーバが保持するコン
テンツのコピーを保持させておく。WWWサーバは、W
WWクライアントからコンテンツ要求を受け取ると、要
求されたコンテンツがWWWクライアントの近くに設置
したコンテンツ・デリバリ・サーバに保持されているか
否かを調べ、保持されているならば、コンテンツ要求を
このコンテンツ・デリバリ・サーバに転送する。そし
て、このコンテンツ・デリバリ・サーバに、要求された
コンテンツを、WWWクライアントへ送信させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平11-4519
9号公報に記載の技術では、WWWサーバに保持されて
いるコンテンツと、WWWプロキシにキャッシュされて
いるコンテンツとの同期を図る必要がある。ところで、
WWWにおいて、一般に、コンテンツは、文書記述言語
で記述されたドキュメントおよびこのドキュメント中に
格納場所がリンク設定されているデータを含んで構成さ
れる。このようなコンテンツの一部に変更があった場合
に、コンテンツ全体をWWWプロキシに再度キャッシュ
し直したのでは、ネットワークのトラフィックが増大す
る。
【0006】また、日経インターネットテクノロジ、2
000年4月号に記載の技術では、WWWサーバ側にて
予め定めておいた特定のコンテンツのコピーが、コンテ
ンツ・デリバリ・サーバに格納される。このため、WW
Wクライアントからの要求頻度の高いコンテンツが、必
ずしもコンテンツ・デリバリ・サーバに格納されている
とは限らない。
【0007】さらに、これらの従来技術では、同一のネ
ットワーク上に、WWWサーバ、WWWクライアント、
および、WWWプロキシまたはコンテンツ・デリバリ・
サーバが接続される構成を採用している。特開平11-
45199号公報に記載の技術において、WWWクライ
アントは、WWWプロキシを宛先としたコンテンツ要求
を送信し、WWWプロキシは、受け取ったコンテンツ要
求が対象とするコンテンツをキャッシュしていない場
合、このコンテンツ要求の宛先をWWWサーバに変更し
て、ネットワーク上に送信しなければならない。また、
日経インターネットテクノロジ、2000年4月号に記
載の技術において、WWWクライアントは、WWWサー
バを宛先としたコンテンツ要求を送信し、WWWサーバ
は、受け取ったコンテンツ要求が対象とするコンテンツ
がWWWクライアントの近くにあるコンテンツ・デリバ
リ・サーバに保持されている場合、このコンテンツ要求
の宛先をこのコンテンツ・デリバリ・サーバに変更し
て、ネットワーク上に送信しなければならない。つま
り、これらの従来技術では、WWWクライアントが送信
したコンテンツ要求が複数のサーバ間を転送されること
になり、このため、ネットワークトラフィックが増大す
る。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、本発明の目的は、ネットワークトラフィックの増
大を低減しつつ、クライアントからの要求頻度が高いコ
ンテンツを高速に提供することができるようにすること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、クライアント端末をネットワークに接
続するネットワーク接続装置を用いて、前記クライアン
ト端末に、前記ネットワーク上のサーバが保持するコン
テンツを提供する。
【0010】前記ネットワーク接続装置は、先ず、前記
クライアント端末よりコンテンツの格納場所の指定を含
むコンテンツ要求を受け取ると、前記ネットワークを介
して前記格納場所にアクセスし、前記コンテンツに含ま
れるデータ各々を確認する。そして、確認したデータ各
々について、前記ネットワーク接続装置内に設けられて
いるもしくは前記ネットワーク接続装置にローカル接続
されているキャッシュ部に蓄積されているならば、前記
キャッシュサーバから入手し、また、蓄積されていない
ならば、前記ネットワーク上の前記格納場所から入手す
ると共に、入手したデータのサイズおよび/または種別
が所定の条件を満足する場合に、これを前記キャッシュ
部に蓄積する。それから、入手したデータを前記クライ
アント端末へ送信する。
【0011】ここで、前記コンテンツが、文書記述言語
で記述されたドキュメントと、前記ドキュメント中に格
納場所がリンク設定されているデータとを含んで構成さ
れている場合、前記ネットワーク接続装置は、前記クラ
イアント端末より受け取ったコンテンツ要求にて指定さ
れている格納場所にアクセスして前記ドキュメントを入
手し、前記ドキュメント中にリンク設定されている格納
場所を調べることで、前記コンテンツに含まれるデータ
各々を確認する。そして、確認したデータ各々につい
て、前記キャッシュ部に蓄積されているならば、前記キ
ャッシュサーバから入手し、蓄積されていないならば、
前記ドキュメント中にリンク設定されているこのデータ
の格納場所にアクセスし入手すると共に、入手したデー
タのサイズおよび/または種別が所定の条件を満足する
場合に、これを前記キャッシュサーバに蓄積する。それ
から、以上のようにして入手したドキュメントおよびデ
ータを、前記クライアント端末へ送信する。
【0012】本発明では、クライアント端末から要求さ
れたコンテンツのデータがキャッシュ部に蓄積される。
したがって、キャッシュ部の資源を有効に利用しつつ、
クライアント端末からの要求頻度の高いコンテンツを、
より確実に高速提供することができる。
【0013】また、本発明では、ネットワーク上のサー
バが保持するコンテンツに含まれるデータのうち、サイ
ズおよび/または種別が所定の条件を満足するデータ、
例えば、サイズが所定値以上のデータや、種別がイメー
ジ、ビデオ、オーディオ等のメディアデータなどのみ
を、キャッシュ部に蓄積する。したがって、サイズが所
定値未満のデータやテキストデータなどの、コンテンツ
に含まれるデータのうち、比較的更新が頻繁に行なわれ
ることが予想されるデータは、キャッシュ部に蓄積され
ない。このため、WWWサーバに保持されているコンテ
ンツとキャッシュ部に蓄積されているそのキャッシュと
の同期を図るために生じるネットワークトラフィックの
増大を低減することができる。
【0014】さらに、本発明では、キャッシュ部を、ネ
ットワーク接続装置に、内蔵あるいはローカル接続して
いる。そして、クライアント端末が要求するコンテンツ
に含まれるデータのうち、キャッシュ部に蓄積されてい
ないデータのみを、ネットワークを介して、前記コンテ
ンツを格納するサーバにアクセスし入手するようにして
いる。したがって、クライアントが送信したコンテンツ
要求がネットワーク上の複数のサーバ間を転送され、こ
れにより、ネットワークトラフィックが増大するといっ
た事態を防止することができる。
【0015】なお、本発明において、前記ネットワーク
接続装置に、前記ドキュメント中に格納場所がリンク設
定されているデータが前記キャッシュ部に蓄積されてい
る場合でも、前記クライアント端末のユーザに対して予
め定められたルールが、前記キャッシュ部に蓄積されて
いるこのデータの利用を許可しない場合には、前記格納
場所にアクセスしてこれを入手させるようにしてもよ
い。
【0016】このようにすることで、クライアント端末
のユーザの条件(例えばサービス料金など)に応じて、
コンテンツ配信サービスの差別化を図ることができる。
【0017】また、本発明において、前記ネットワーク
接続装置に、前記キャッシュ部に蓄積されている各デー
タについて、現在時刻が所定時刻になった場合や操作者
より指示を受けた場合やキャッシュ部の空き容量が所定
サイズ以下になった場合などの所定のイベント発生時
に、前記ネットワークを介して、前記データの格納場所
にアクセスして前記データの属性情報を入手し、入手し
た属性情報と前記キャッシュ部に蓄積されている前記デ
ータの属性情報とを比較させるようにしてもよい。そし
て、比較の結果、両者が一致しない場合には、前記キャ
ッシュ部に蓄積されている前記データを削除させるよう
にしてもよい。あるいは、前記キャッシュ部に蓄積され
ている各データについて、前記データの前記キャッシュ
部からの読出し回数を計測させ、前記キャッシュ部に蓄
積されている各データのうち、前記キャッシュ部への蓄
積日数および前記キャッシュ部からの読出し回数より定
まる利用頻度が最も低いデータを、前記キャッシュ部か
ら削除させるようにしてもよい。
【0018】このように、サーバに保持されているコン
テンツとの同期がとれなくなったキャッシュや、クライ
アントからの要求頻度の低いコンテンツのキャッシュを
削除することで、キャッシュ部の資源をさらに有効に利
用することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施形態が適用された
コンテンツ提供システムの概略図である。
【0021】図1において、ISP(Internet Service
Provider)装置1は、電話回線5に接続されたWWW
ブラウザ装置3をインターネット4に接続する。これに
より、WWWブラウザ装置3は、インターネット4上の
WWWサーバ装置2が保持するコンテンツを閲覧するこ
とが可能となる。ここで、ISP装置1は、WWWサー
バ装置2が保持するコンテンツのデータをキャッシュす
る機能を有する。WWWブラウザ装置3が要求するコン
テンツのデータをキャッシュしている場合は、そのコン
テンツの格納場所からデータを入手してWWWブラウザ
装置3に送信するのに代えて、ISP装置1がキャッシ
ュしているデータをWWWブラウザ装置3に送信する。
【0022】次に、ISP装置1についてさらに詳細に
説明する。
【0023】なお、図1に示すその他の構成要素は、W
WWシステムにおいて従来より用いられている既存の装
置と同様であるので、その詳細な説明を省略する。
【0024】図2は、図1に示すISP装置1の概略構
成図である。
【0025】図示するように、ISP装置1は、インタ
ーネット4を介してWWWサーバ装置2と通信を行なう
ためのインターネットI/F(インターフェース)部1
1と、電話回線5を介してWWWブラウザ装置3と通信
を行なうための電話回線I/F部12と、キャッシュ利
用ルール記憶部13と、WWWサーバ装置2が保持する
コンテンツのデータをキャッシュするためのデータキャ
ッシュ部14と、上記の各部を統括的に制御する制御部
15と、を有する。
【0026】キャッシュ利用ルール記憶部13には、デ
ータキャッシュ部13にキャッシュされているデータの
利用を許可するか否かを定めるルールが記憶される。
【0027】図3は、キャッシュ利用ルール記憶部13
の登録内容例を示す図である。図示するように、キャッ
シュ利用ルール記憶部13には、各ルールにユニークに
割り当てられたルールNo(番号)131毎に、ルール
の内容132と、ルールが適用される各ユーザのID
(ここでは、WWWブラウザ装置3のユーザにISP装
置1の利用を許可するための認証情報)133とが登録
される。
【0028】なお、図3に示す例では、「キャッシュの
利用を全て拒否する」、「キャッシュの利用を1部拒否
する」および「キャッシュの利用をすべて許可する」の
3つのルールを適用する場合を示しているが、適用する
ルールの内容や数は、ISP装置1の運営者が、例えば
サービス料金などの条件に応じて適宜定めればよい。
【0029】データキャッシュ部14には、WWWサー
バ装置2が保持するコンテンツのデータの他に、これら
のデータの属性情報を管理するための属性情報管理テー
ブルが記憶される。
【0030】図4は、データキャッシュ部14に登録さ
れる属性情報管理データの登録内容例を示す図である。
図示するように、属性情報管理テーブルには、データキ
ャッシュ部14にキャッシュされているデータ毎にレコ
ードが登録される。レコードは、データのインターネッ
ト4上での格納場所を登録するためのフィールド141
と、データのファイル名を登録するためのフィールド1
42と、データの作成日時を登録するためのフィールド
143と、データのサイズを登録するためのフィールド
144と、データのデータキャッシュ部14へのキャッ
シュ日時を登録するためのフィールド145と、データ
のデータキャッシュ部14上での格納場所を登録するた
めのフィールド146と、データキャッシュ部14の利
用回数を登録するためのフィールド147とを有する。
【0031】制御部15は、電話回線IF部12を介し
てWWWブラウザ装置3よりインターネット4への接続
要求を受け取ると、例えば、WWWブラウザ装置3より
受け取った認証情報が、図示していない認証情報記憶部
に記憶されているか否かを調べることにより、ユーザ認
証を行なう。そして、認証が成立すると、電話回線IF
部12およびインターネットIF部11を制御して、こ
のWWWブラウザ装置3を、例えばPPP(Point to P
oint Protocol)によりインターネット4へ接続する。
【0032】また、制御部15は、インターネット4へ
接続中のWWWブラウザ装置3が要求するコンテンツの
データをデータキャッシュ部14にキャッシュしてお
り、且つ、キャッシュ利用ルール記憶部13に記憶され
ている、このWWWブラウザ装置3のユーザに適用され
るルールが、前記データに対するキャッシュの利用を許
可する場合、そのデータを、前記コンテンツの格納場所
から入手する代わりにデータキャッシュ部14から入手
し、このWWWブラウザ装置3に送信する。
【0033】上記構成のISP装置装置1は、例えば図
5に示すような、CPU71、メモリ72、ハードディ
スク装置等の外部記憶装置73、インターネット4や電
話回線を介して他の装置と通信を行なう通信装置74、
75、キーボードやポインティングデバイス等の入力装
置76、表示装置等の出力装置77、可搬性を有する記
憶媒体80から情報を読み取る読取装置78、および、
これらの装置71〜78間のデータ伝送を司るインター
フェース79を備えたコンピュータシステム上に構築す
ることができる。
【0034】ここで、図2に示す制御部15は、CPU
71がメモリ72上にロードされた所定のプログラムを
実行することによりプロセスなどとして具現化される。
この際、キャッシュ利用ルール記憶部13およびデータ
キャッシュ部14にはメモリ72や外部記憶装置73
が、そして、インターネットI/F部11、電話回線I/
F部12には通信装置74、75が使用される。また、
上記所定のプログラムは、外部記憶装置73から、ある
いは、読取装置78を介して記憶媒体80から、もしく
は、通信装置74、75を介してインターネット4や電
話回線5から、メモリ72上にロードされる。
【0035】なお、キャッシュ利用ルール記憶部13お
よびデータキャッシュ部14は、ISP装置装置1が構
築されたコンピュータシステムにローカル接続された、
別のコンピュータシステム上に構築するようにしてもよ
い。
【0036】以下、ISP装置1の動作について説明す
る。
【0037】本実施形態のISP装置1の動作には、W
WWブラウザ装置3へのコンテンツ提供処理と、データ
キャッシュ部114のキャッシュ管理処理とが含まれ
る。
【0038】先ず、コンテンツ提供処理について説明す
る。
【0039】図6は、ISP装置1のコンテンツ提供処
理の動作フローを示す図である。
【0040】先ず、制御部15は、ユーザ認証が成立し
インターネット4へ接続中のWWWブラウザ装置3よ
り、コンテンツの格納場所を示すURL(Uniform Reso
urce Locator)を宛先とするコンテンツ要求を受信する
と(S601)、ユーザ認証時に確認したこのWWWブ
ラウザ装置3のユーザIDと、キャッシュ利用ルール記
憶部13とを用いて、このユーザに適用されるルールを
特定する。
【0041】それから、制御部15は、コンテンツ要求
を送信したWWWブラウザ装置3のユーザに適用される
ルールが、キャッシュの利用を全て拒否するものである
か否かを判断する(S602)。キャッシュの利用を全
て拒否するものであるならば、制御部15は、このコン
テンツ要求をインターネット4上へ転送する(S60
3)と共に、このコンテンツ要求に応答して、このコン
テンツ要求の宛先URLより送られてきたコンテンツの
データを、このコンテンツ要求を送信したWWWブラウ
ザ装置3へ転送する(S604)。その後、S601へ
戻り、インターネット4へ接続中のWWWブラウザ装置
3より、コンテンツ要求が新たに送られてくるのを待
つ。
【0042】一方、S602において、適用されるルー
ルがキャッシュの利用を全て拒否するものでないなら
ば、制御部15は、このコンテンツ要求の宛先URLに
アクセスして、HTML(HyperText Markup Languag
e)ドキュメントを入手する(S605)。そして、入
手したHTMLドキュメントの記述内容を解析し、この
ドキュメント中にリンク設定されている格納場所であっ
て、WWWブラウザ装置3に、コンテンツのデータとし
て、このHTMLドキュメントと共に提供すべきメディ
アデータ(静止画、動画、オーディオなどのデータ)の
格納場所を1つ抽出する(S606)。
【0043】次に、制御部105は、データキャッシュ
部14に登録されている属性情報管理テーブルを参照
し、S606で抽出した格納場所のメディアデータがデ
ータキャッシュ部14にキャッシュされているか否かを
確認する(S607)。
【0044】一般に、格納場所のリンク設定は、リンク
するメディアデータがHTMLドキュメントと同じディ
レクトリ内にある場合は、ファイル名のみで行なわれ、
HTMLドキュメントを格納するディレクトリを親とす
る子あるいは孫ディレクトリ内にある場合は、そのデイ
レクトリへのパスとファイル名で行なわれる。そこで、
制御部105は、抽出したメディアデータの格納場所が
ファイル名のみの場合は、属性情報管理テーブルにおい
て、HTMLドキュメントの格納場所を示すURLがフ
ィールド141に登録され、前記ファイル名がフィール
ド142に登録されているレコードを検索する。また、
抽出したメディアデータの格納場所がパスとファイル名
からなる場合は、属性情報管理テーブルにおいて、HT
MLドキュメントの格納場所を示すURLおよび前記パ
スがフィールド141に登録され、前記ファイル名がフ
ィールド142に登録されているレコードを検索する。
【0045】S607での結果、S606で抽出した格
納場所のメディアデータがデータキャッシュ部14にキ
ャッシュされていないことが確認された場合、制御部1
5は、インターネット4を介して、HTMLドキュメン
トの格納場所を示すURLおよびS606で抽出した格
納場所(ファイル名あるいはパスおよびファイル名)に
より特定されるメディアデータを入手する(S60
8)。
【0046】次に、制御部15は、入手したメディアデ
ータが所定のキャッシュ条件を満足するか否かを判断す
る(S609)。入手したメディアデータが所定のキャ
ッシュ条件を満足していないと判断した場合、S611
へ移行する。所定のキャッシュ条件を満足していると判
断した場合は、入手したメディアデータをデータキャッ
シュ部14にキャッシュすると共に、データキャッシュ
部14内の属性情報管理テーブルに、このメディアデー
タの属性情報のレコードを追加する。そして、S606
で抽出したメディアデータの格納場所がファイル名のみ
の場合は、新たに追加したレコードのフィールド141
にS605で入手したHTMLドキュメントのURLを
登録し、フィールド142に前記ファイル名を登録す
る。前記格納場所がパスとファイル名からなる場合は、
フィールド141にS605で入手したHTMLドキュ
メントのURLおよび前記パスを登録し、フィールド1
42に前記ファイル名を登録する。また、フィールド1
43、フィールド144には、それぞれ、入手したメデ
ィアデータの作成日時、サイズを登録し、フィールド1
45、フィールド146には、それぞれ、入手したメデ
ィアデータのデータキャッシュ部14へのキャッシュ日
時、データキャッシュ部14上の格納場所を登録する。
そして、フィールド147には、利用回数「1」を登録
する。それから、S611に移行する。
【0047】ここで、キャッシュ条件とは、WWWサー
バ装置2より入手したデータをデータキャッシュ部14
にキャッシュするか否かを定める判断基準である。本実
施形態では、データサイズが所定値(例えば1Mbyte)
以上のメディアデータを、データキャッシュ部14にキ
ャッシュするように定めている。しかし、どのようなサ
イズおよび/または種別のデータをキャッシュするか否
かは、ISP装置1の運営者が任意に定めればよい。
【0048】一方、S607での結果、S606で抽出
した格納場所のメディアデータがデータキャッシュ部1
4にキャッシュされていることが確認された場合、制御
部15は、コンテンツ要求を送信したWWWブラウザ装
置3のユーザに適用されるルールがこのメディアデータ
のキャッシュ利用を許可しているか否かを判断する(S
613)。前記ユーザに適用されるルールがキャッシュ
の利用を全て許可するものである場合は、S606で抽
出した格納場所のメディアデータのキャッシュ利用を許
可するものと判断する。前記ユーザに適用されるルール
がキャッシュの利用を1部拒否するものである場合は、
S606で抽出した格納場所のメディアデータが前記ル
ールによりキャッシュ利用が拒否されるタイプのデータ
に該当するか否かを判断する。例えば、データサイズが
所定値(例えば5Mbyte)以上のメディアデータのキャ
ッシュ利用を拒否する旨がルールで定められている場合
は、S606で抽出した格納場所のメディアデータが前
記所定値以上であるか否かを調べる。また、例えば、デ
ータ種別が動画であるメディアデータのキャッシュ利用
を拒否する旨がルールで定められている場合は、S60
6で抽出した格納場所のメディアデータの種別が動画で
あるか否かを調べる。
【0049】S613において、コンテンツ要求を送信
したWWWブラウザ装置3のユーザに適用されるルール
が、S606で抽出した格納場所のメディアデータのキ
ャッシュ利用を拒否することを確認したならば、制御部
15は、インターネット4を介して、HTMLドキュメ
ントの格納場所を示すURLおよびS606で抽出した
格納場所(ファイル名あるいはパスおよびファイル名)
により特定されるメディアデータを入手する(S61
4)。それから、S611に移行する。
【0050】一方、S613において、コンテンツ要求
を送信したWWWブラウザ装置3のユーザに適用される
ルールが、S606で抽出した格納場所のメディアデー
タのキャッシュ利用を許可することを確認したならば、
制御部15は、このメディアデータをデータキャッシュ
部14から入手する(S615)と共に、属性情報管理
テーブル内のこのメディアデータの属性情報レコードの
フィールド147に登録されている利用回数を、1つイ
ンクリメントする(S616)。それから、S611に
移行する。
【0051】さて、S611において、制御部15は、
S605で入手したHTMLドキュメント中にリンク設
定されているメディアデータの格納場所を全て抽出した
か否かを調べる。全てを抽出したならば、以上の処理に
より入手したHTMLドキュメントおよびメディアデー
タを、コンテンツ要求を送信したWWWブラウザ装置3
へ送信する(S612)。その後、S601へ戻り、イ
ンターネット4へ接続中のWWWブラウザ装置3よりコ
ンテンツ要求が新たに送られてくるのを待つ。
【0052】次に、キャッシュ管理処理について説明す
る。
【0053】図7は、ISP装置1のキャッシュ管理処
理の動作フローを示す図である。
【0054】先ず、制御部15は、現在時刻が所定時刻
になった場合や、ISP装置1の操作者より指示を受け
た場合や、データキャッシュ部14の空き容量が所定サ
イズ以下になった場合などの、所定のイベントが発生す
ると(S701)、データキャッシュ部14の属性情報
管理テーブルから属性情報のレコードを1つ抽出する
(S702)。
【0055】次に、制御部15は、インターネット4を
介して、抽出したレコードのフィールド141に登録さ
れているインターネット4上の格納場所にアクセスし
て、フィールド142に登録されているファイル名のメ
ディアデータの属性情報(作成日時およびデータサイ
ズ)を入手する(S703)。
【0056】それから、制御部15は、入手した属性情
報と、抽出したレコードのフィールド143、144に
登録されている属性情報とが一致するか否かを調べる
(S704)。両者が一致するならば、S707へ移行
する。一致しないならば、このレコードのフィールド1
46に登録されているキャッシュ上の格納場所により特
定される、データキャッシュ部14内のキャッシュを削
除する(S705)と共に、このレコードを属性情報管
理テーブルから削除する(S706)。
【0057】制御部15は、属性情報管理テーブル内に
登録されている全てのレコード各々について、上記のS
703〜S707を繰り返す(S707)。
【0058】さて、制御部15は、属性情報管理テーブ
ル内に登録されている全てのレコード各々について上記
のS703〜S707を繰り返したならば、その結果、
データキャッシュ部14に所定サイズ以上の空き容量を
確保できたか否かを確認する(S708)。確保できた
ならば、S701へ戻り、新たに所定のイベントが発生
するのを待つ。
【0059】一方、S708において、データキャッシ
ュ部14に所定サイズ以上の空き容量を確保できていな
いならば、制御部15は、データキャッシュ部14の属
性情報管理テーブルから属性情報のレコードを全て抽出
する(S709)。それから、抽出した各レコードにつ
いて、現在時刻およびフィールド145に登録されてい
るキャッシュ日時より定まるデータキャッシュ部14へ
のキャッシュ期間と、フィールド147に登録されてい
る利用回数とを用いて、所定の単位時間当たりのキャッ
シュ利用回数つまり利用頻度を算出する(S710)。
【0060】次に、制御部15は、算出した利用頻度が
最も低いレコードのフィールド146に登録されている
キャッシュ上の格納場所により特定される、データキャ
ッシュ部14内のキャッシュを削除すると共に、このレ
コードを属性情報管理テーブルから削除する(S71
1)。
【0061】制御部15は、上記のS711を、データ
キャッシュ部14に所定サイズ以上の空き容量が確保さ
れるまで繰り返す(S712)。そして、空き容量を確
保できたならば、S701へ戻り、新たに所定のイベン
トが発生するのを待つ。
【0062】以上、本発明の一実施形態について説明し
た。
【0063】本実施形態では、WWWブラウザ装置3か
ら要求されたコンテンツのデータがデータキャッシュ部
14に蓄積される。したがって、データキャッシュ部1
4の資源を有効に利用しつつ、WWWブラウザ装置3か
らの要求頻度の高いコンテンツを、より確実に高速提供
することができる。
【0064】また、本実施形態では、WWWサーバ装置
2が保持するコンテンツに含まれるデータのうち、デー
タサイズが所定値以上のメディアデータ(静止画、動
画、オーディオなどのデータ)のみを、データキャッシ
ュ部14にキャッシュするようにしている。したがっ
て、テキストデータやデータサイズが所定値未満のメデ
ィアデータなどの、コンテンツに含まれるデータのう
ち、比較的更新が頻繁に行なわれることが予想されるデ
ータは、データキャッシュ部14にキャッシュされな
い。このため、WWWサーバ装置2に保持されているコ
ンテンツとデータキャッシュ部14内のそのキャッシュ
との同期を図るために生じるネットワークトラフィック
の増大を低減することができる。
【0065】さらに、本実施形態では、WWWブラウザ
装置2をインターネット4に接続するISP装置1に、
データキャッシュ部14を設けている。そして、WWW
ブラウザ装置2が要求するコンテンツに含まれるデータ
のうち、データキャッシュ部14にキャッシュされてい
ないデータのみを、インターネット4を介して、WWW
サーバ装置2にアクセスし入手するようにしている。し
たがって、WWWブラウザ装置3が送信したコンテンツ
要求が、インターネット4上の複数のWWWサーバ装置
2間を転送され、これにより、ネットワークトラフィッ
クが増大するといった事態を防止することができる。
【0066】また、本実施形態において、ISP装置1
は、HTMLドキュメント中に格納場所がリンク設定さ
れているメディアデータがデータキャッシュ部14にキ
ャッシュされている場合でも、このHTMLドキュメン
トを含むコンテンツを要求するWWWブラウザ装置3の
ユーザに対して予め定められたルールが、データキャッ
シュ部14にキャッシュされているこのデータの利用を
許可しない場合、インターネット4を介してこのデータ
の格納場所にアクセスし、これを入手するようにしてい
る。このため、WWWサーバ装置2のユーザの条件(例
えばサービス料金など)に応じて、コンテンツ配信サー
ビスの差別化を図ることができる。
【0067】また、本実施形態において、ISP装置1
は、データキャッシュ部14にキャッシュされている各
データについて、現在時刻が所定時刻になった場合やI
SP装置1の操作者より指示を受けた場合やデータキャ
ッシュ部14の空き容量が所定サイズ以下になった場合
などの所定のイベント発生時に、インターネット4を介
してこのデータの格納場所にアクセスし、このデータの
属性情報を入手して、入手した属性情報とデータキャッ
シュ部14の属性情報管理テーブルに登録されているこ
のデータの属性情報とを比較している。そして、両者が
一致しない場合には、データキャッシュ部14にキャッ
シュされているこのデータを削除していある。さらに、
ISP装置1は、データキャッシュ部14にキャッシュ
されている各データについてキャッシュ利用回数を計測
させ、データキャッシュ部14ににキャッシュされてい
る各データのうち、データキャッシュ部14への蓄積日
数およびキャッシュ利用回数より定まる利用頻度が最も
低いデータを、データキャッシュ部14から削除してい
る。
【0068】したがって、本実施形態によれば、WWW
サーバ装置2に保持されているコンテンツとの同期がと
れなくなったキャッシュや、WWWブラウザ装置3から
の要求頻度の低いコンテンツのキャッシュを削除するこ
とで、データキャッシュ部14の資源を有効に利用する
ことができる。
【0069】なお、本発明は、上記の実施形態に限定さ
れるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可
能である。
【0070】例えば、上記の実施形態では、本発明を、
インターネット4にWWWブラウザ装置3を接続するI
SP装置1に適用した場合を例にとり説明したが、本発
明は、コンテンツを保持するサーバが接続されたネット
ワークにクライアント端末を接続するネットワーク接続
装置に広く適用できる。
【0071】また、本発明においてクライアント端末に
提供するコンテンツは、上記の実施形態で説明したよう
な、文書記述言語で記述されたドキュメントおよびこの
ドキュメント中にリンク設定されているメディアデータ
からなるものに限定されない。複数のデータが1つのパ
ッケージに纏められた、様々なタイプのコンテンツに、
本発明は適用できる。この場合、サーバからドキュメン
トを入手して、このドキュメントを含むコンテンツに含
まれるデータを確認する代わりに、サーバからコンテン
ツに含まれる各データの属性情報を入手して、このコン
テンツに含まれるデータを確認するようにすればよい。
【0072】また、上記の実施形態のキャッシュ管理処
理(図7のフロー参照)において、データキャッシュ部
14への蓄積日数およびキャッシュ利用回数から利用頻
度を計算し、この利用頻度が最も低いデータを、データ
キャッシュ部14から削除するようにしているが、キャ
ッシュ利用回数が最も少ないデータをデータキャッシュ
部14から削除するようにしてもかまわない。ここで、
キャッシュ利用回数が最も少ないデータが複数ある場合
は、そのうち、キャッシュ日時が最も古いのデータを、
データキャッシュ部14から削除すればよい。
【0073】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ネット
ワークトラフィックの増大を低減しつつ、クライアント
からの要求頻度が高いコンテンツを、クライアントに、
高速に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が適用されたコンテンツ提
供システムの概略図である。
【図2】図1に示すISP装置1の概略構成図である。
【図3】図2に示すキャッシュ利用ルール記憶部13の
登録内容例を示す図である。
【図4】図2に示すデータキャッシュ部14に登録され
る属性情報管理データの登録内容例を示す図である。
【図5】図2に示すISP装置装置1のハードウエア構
成例を示す図である。
【図6】図2に示すISP装置1のコンテンツ提供処理
の動作フローを示す図である。
【図7】図2に示すISP装置1のキャッシュ管理処理
の動作フローを示す図である。
【符号の説明】
1…ISP装置、2…WWWサーバ装置、3…WWWブ
ラウザ装置、4…インターネット、5…電話回線、11
…インターネットI/F部、12…電話回線I/F部、1
3…キャッシュ利用ルール記憶部、14…データキャッ
シュ部、71…CPU、72…メモリ、73…外部記憶
装置、74、75…通信装置、76…入力装置、77…
出力装置、78…読取装置、79…インターフェース、
80…記憶媒体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クライアント端末をネットワークに接続す
    るネットワーク接続装置を用いて、前記クライアント端
    末に、前記ネットワーク上のサーバが保持するコンテン
    ツを提供するコンテンツ提供方法であって、 前記ネットワーク接続装置は、 前記クライアント端末よりコンテンツの格納場所の指定
    を含むコンテンツ要求を受け取ると、前記ネットワーク
    を介して前記格納場所にアクセスし、前記コンテンツに
    含まれるデータ各々を確認する第1のステップと、 前記第1のステップで確認したデータ各々について、前
    記ネットワーク接続装置内に設けられているもしくは前
    記ネットワーク接続装置にローカル接続されているキャ
    ッシュ部に蓄積されているならば、前記キャッシュ部か
    ら入手し、蓄積されていないならば、前記ネットワーク
    上の前記格納場所から入手すると共に、入手したデータ
    のサイズおよび/または種別が所定の条件を満足する場
    合に、これを前記キャッシュ部に蓄積する第2のステッ
    プと、 前記第2のステップで入手したデータを前記クライアン
    ト端末へ送信する第3のステップと、を行なうことを特
    徴とするコンテンツ提供方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のコンテンツ提供方法であっ
    て、 前記コンテンツは、文書記述言語で記述されたドキュメ
    ントと、前記ドキュメント中に格納場所がリンク設定さ
    れているデータとを含んで構成されており、 前記第1のステップは、 前記ネットワークを介して、前記クライアント端末より
    受け取ったコンテンツ要求にて指定されている格納場所
    にアクセスして前記ドキュメントを入手し、前記ドキュ
    メント中にリンク設定されている格納場所を調べること
    で、前記コンテンツに含まれるデータ各々を確認し、 前記第2のステップは、 前記第1のステップで確認したデータ各々について、前
    記キャッシュ部に蓄積されているならば、前記キャッシ
    ュ部から入手し、蓄積されていないならば、前記ネット
    ワークを介して前記ドキュメント中にリンク設定されて
    いるこのデータの格納場所にアクセスし入手すると共
    に、入手したデータのサイズおよび/または種別が所定
    の条件を満足する場合に、これを前記キャッシュ部に蓄
    積し、 前記第3のステップは、 前記第1のステップで入手したドキュメントおよび前記
    第2のステップで入手したデータを、前記クライアント
    端末へ送信することを特徴とするコンテンツ提供方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載のコンテンツ提供方法であっ
    て、 前記第2のステップは、 前記ドキュメント中に格納場所がリンク設定されている
    データが前記キャッシュ部に蓄積されている場合でも、
    前記クライアント端末のユーザに対して予め定められた
    ルールが、前記キャッシュ部に蓄積されているこのデー
    タの利用を許可しない場合には、前記格納場所にアクセ
    スしてこれを入手することを特徴とするコンテンツ提供
    方法。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載のコンテンツ提供方
    法であって、 前記ネットワーク接続装置は、 前記キャッシュ部に蓄積されている各データについて、
    所定のイベント発生時に、前記ネットワークを介して、
    前記データの格納場所にアクセスして前記データの属性
    情報を入手し、入手した属性情報と前記キャッシュ部に
    蓄積されている前記データの属性情報とを比較すると共
    に、前記比較の結果、両者が一致しない場合には、前記
    キャッシュ部に蓄積されている前記データを削除する第
    4のステップを、さらに行なうことを特徴とするコンテ
    ンツ提供方法。
  5. 【請求項5】請求項2、3または4記載のコンテンツ提
    供方法であって、 前記ネットワーク接続装置は、 前記キャッシュ部に蓄積されている各データについて、
    前記データの前記キャッシュ部からの読出し回数を計測
    する第5のステップと、 前記キャッシュ部に蓄積されている各データのうち、前
    記キャッシュ部への蓄積日数および前記キャッシュ部か
    らの読出し回数より定まる利用頻度が最も低いデータを
    前記キャッシュ部から削除する第6のステップをさらに
    行なうことを特徴とするコンテンツ提供方法。
  6. 【請求項6】クライアント端末をネットワークに接続
    し、前記クライアント端末に、前記ネットワーク上のサ
    ーバが保持するコンテンツを提供するネットワーク接続
    装置であって、 前記ネットワークを介して前記コンテンツサーバとデー
    タを送受するためのネットワークインターフェース部
    と、 前記クライアント端末とデータを送受するための端末イ
    ンターフェース部と、データを蓄積するためのキャッシ
    ュ部と、 前記ネットワークインターフェース部、前記端末インタ
    ーフェース部および前記キャッシュ部を統括的に制御す
    る制御部と、を有し、 前記制御部は、 前記クライアント端末よりコンテンツの格納場所の指定
    を含むコンテンツ要求を受け取ると、前記ネットワーク
    を介して前記格納場所にアクセスし、前記コンテンツに
    含まれるデータ各々を確認する処理と、 前記確認したデータ各々について、前記キャッシュ部に
    蓄積されているならば、前記キャッシュ部から入手し、
    蓄積されていないならば、前記ネットワーク上の前記格
    納場所から入手すると共に、入手したデータのサイズお
    よび/または種別が所定の条件を満足する場合に、これ
    を前記キャッシュ部に蓄積する処理と、 前記入手したデータを前記クライアント端末へ送信する
    処理と、を行なうことを特徴とするネットワーク接続装
    置。
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