JP4498134B2 - スペクトル拡散受信器用多段自動利得制御 - Google Patents

スペクトル拡散受信器用多段自動利得制御 Download PDF

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    • H04L27/08Amplitude regulation arrangements

Description

本開示は、スペクトル拡散通信に関し、特に、スペクトル拡散受信器の多段自動利得制御を備える方法と装置に関する。
通常の通信システムでは、利得は受信信号の電力レベルを調節するのに用いられる。通信の受信器の利得機能は増幅器利得を算定するのに用いるエラーを発生させる。この利得処理は受信信号を既知でかつ一定の電力レベルに至らせることを意図するものである。
残念ながら、移動体の環境におけるチャネル状態は非常に急速に変動するものであり、例えば、広帯域符号分割多元アクセス(「WCDMA」)システムなどの、スペクトル拡散システムにおける信号対雑音比(「SNR」)レベルは低いものである。通常のシステムは単一の利得ループを、予期される動作条件に基づいた妥協策によって、実現する。したがって、高速利得ループは、急な変動のトラッキングを行うことができるものであり得る一方、概して雑音を有するものであるという欠点を有する。対照的に、低速利得ループは、雑音を平均化させることができるものであり得る一方、概して、急なチャネル変動に追随することができるものでないという欠点を有する。
スペクトル拡散システムにおいて、急な変動のトラッキングを、雑音を平均化させながら、行うことができる、利得の解決策が必要である。
従来技術のこれら並びに別の欠点及び短所はスペクトル拡散受信器用多段自動利得制御を備える装置と方法によって解決される。
スペクトル拡散通信において自動利得制御を行う装置は、スペクトル拡散受信器用自動利得制御装置を含み、該スペクトル拡散受信器用自動利得制御装置は、受信信号強度表示子、受信信号強度表示子と通信するアナログ増幅器、アナログ増幅器と通信するアナログ・ディジタル変換器、アナログ・ディジタル変換器と通信するディジタル自動利得制御ループ、及びディジタル自動利得制御ループと通信してディジタル利得を示す信号をアナログ増幅器に備えるディジタル・アナログ変換器を有する。
スペクトル拡散通信における自動利得制御を行う、相当する方法は、アナログ信号を受信する工程、受信アナログ信号の強度を測定する工程、第1アナログ利得を測定強度に一致させて導き出す工程、導き出された第1アナログ利得をアナログ増幅器に適用する工程、第2アナログ利得をパイロット・チャネル信号から自動利得制御ループ内で導き出す工程、ディジタル利得をパイロット・チャネル信号から自動利得制御ループ内で導き出す工程、及び第2アナログ利得とディジタル利得とを示す自動利得制御信号をアナログ増幅器に印加する工程を含む。
本開示の、これら並びに別の特徴、特性及び効果は、以下の例示的実施例の記載で、添付図面とともに検討する対象であるもの、から明らかになるものである。
本開示は、例示的図面による、スペクトル拡散受信器用多段自動利得制御を備える方法と装置を教示するものである。
本開示はスペクトル拡散通信に関し、特に、スペクトル拡散受信器の多段自動制御を備える方法と装置に関する。本開示の実施例はスペクトル拡散通信システムにおいて利用可能なハンドヘルド型セルラ・デバイスを含む。
通信の受信器の自動利得制御(「AGC」)機能は1つ又は複数の増幅器の利得を算定するのに用いるエラーを発生させる。このAGC処理は受信信号を既知でかつ一定の電力レベルに至らせるものである。移動体の環境におけるチャネル状態は非常に急速に変動するものであり、例えば、広帯域符号分割多元アクセス(「WCDMA」)システムなどの、スペクトル拡散システムにおける信号対雑音比(「SNR」)レベルは低いものである。したがって、高速AGCループは、急な変動のトラッキングを行うことができる一方、雑音を有するものでもある。対照的に、低速AGCループは、雑音を平均化させる一方、急なチャネル変動に追随することができないものである。両方の状況に対処するよう、本開示のAGCストラテジは多段制御ループを備える。これらのループはスペクトル拡散通信システムにおいて利用可能な信号に基づくものである。本開示のストラテジは、例えば、WCDMA標準の要求事項を満たすスペクトル拡散システムを含む、何れかのスペクトル拡散システムにおいて利用可能である。
本開示の実施例はアナログ増幅器を用いてAGC利得を調節するアナログ増幅器を用いる。単一の増幅器か、数段によって構成される増幅器であり得る、この増幅器の利得を導き出すのに用いるエラーはいくつかの位置で測定される。本明細書及び特許請求の範囲の原文におけるAGCの「analog」又は「digital」の語は、関連する利得の調節がアナログ領域において行われるか、ディジタル領域において行われるかを表すものである。
図1に表すように、スペクトル拡散通信システム100は、例えば、移動体セルラ電話の実施形態などの、スペクトル拡散通信デバイス110を含む。通信デバイス110は各々、基地局112にスペクトル拡散無線リンクを介した通信で接続される。各基地局112は、同様に、セルラ・ネットワーク114との通信で接続される。例えば、セルラ・サービス・プロバイダにあるサーバなどの、コンピュータ・サーバ116は、セルラ・ネットワーク114との通信で接続される。したがって、通信経路が各セルラ通信デバイス110とコンピュータ・サーバ116との間で形成される。
図2に移れば、スペクトル拡散通信装置は、参照数字200によって概括的に示される。通信装置200は、例えば、本開示の実施例による移動体セルラ電話において実施し得る。通信装置200は、システム・バス204と通信する少なくとも1つのプロセッサすなわち中央処理装置(「CPU」)202を含む。読み取り専用メモリ(「ROM」)206、ランダム・アクセス・メモリ(「RAM」)208、ディスプレイ・アダプタ210、入力/出力(「I/O」)アダプタ212、及びユーザ・インタフェース・アダプタもシステム・バス204と通信する。
ディスプレイ装置216はシステム・バス204とディスプレイ・アダプタ210を介して通信し、キーパッド222はシステム・バス204とユーザ・インタフェース・アダプタ214を介して通信する。上記装置200は更に、システム・バス204と、I/Oアダプタ212、又は当業者が分かる別の適切な手段、を介して通信する無線通信デバイス228を含む。
当該技術分野における当業者によって、本明細書及び特許請求の範囲における教示に基づいて、認識されるように、通信装置200の別の実施例が考えられる。例えば、別の実施例はプロセッサ202上にあるレジスタにおけるデータ若しくはプログラム・コードの一部又は全部を記憶し得る。
次に図3に移れば、サービス・プロバイダ・コンピュータ・サーバを参照数字300によって概括的に示す。サーバ300はシステム・バス304と通信する少なくとも1つのプロセッサ又はCPU302を含む。ROM306、RAM308、ディスプレイ・アダプタ310、I/Oアダプタ312、及びユーザ・インタフェース314もシステム・バス304と通信する。
ディスプレイ装置316はシステム・バス304とディスプレイ・アダプタ310を介して通信する。磁気若しくは光のディスク記憶装置又はデータベースなどの、データ記憶装置318は、システム・バス104とI/Oアダプタ312を介して通信する。マウス320、キーボード322、及び眼球トラッキング・デバイス324もシステム・バス304とユーザ・インタフェース・アダプタ314を介して通信する。
サーバ300は更に、システム・バス304、又は当業者が分かる別の適切な手段、を介して通信する通信アダプタ328を含む。通信アダプタ328は、例えば、サーバ300とネットワークとの間でデータを交換することを可能にする。
当業者によって本明細書及び特許請求の範囲における教示に基づいて認識されるように、例えば、プロセッサ・チップ302上に位置するレジスタにおけるコンピュータ・プログラム・コードの一部又は全部を実施するものなどの、サービス・プロバイダ・コンピュータ・サーバ300の別の実施例が考えられる。本明細書及び特許請求の範囲記載の開示に教示されていることによって、当業者はサーバ300の構成要素の種々の別の構成と実現方法とを、本開示の範囲と趣旨の範囲内に収まるよう実施しながら、考案するものである。
図4に表すように、多段自動利得制御(「AGC」)のブロック図は概括的に参照数字400によって示される。AGC400は図1のシステム100の広域符号分割多元アクセス(「WCDMA」)の実施形態の図2のハンドヘルド型装置200において利用可能である。
AGC400はアナログ部分410とディジタル部分412とを含む。アナログ部分410は受信信号強度表示子(「RSSI」)416及びアナログ増幅器418と通信するアナログ受信器414を含む。RSSI416は増幅器418と通信してアナログ利得を示す信号を増幅器に備える。増幅器418はアナログ・ディジタル変換器(「A/D」)420と通信し、アナログ・ディジタル変換器は、同様に、乗算器422と通信する。乗算器422は1次同期化チャネル(「SCH」)相関器424、2次SCH相関器426及び逆スクランブル器428の各々と通信する。
1次SCH相関器424は多重化装置(「MUX」)430及び1次SCH同期化装置432の各々と通信する。1次SCH同期化装置432は2次SCH同期化装置434と制御可能な通信を行う。2次SCH相関器も2次SCH同期化装置434と通信する。2次SCH同期化装置434はスクランブル符号判定器436と制御可能な通信を行う。この符号判定器436は逆スクランブル器428及びMUX430の各々と通信する。逆スクランブル器428は共通パイロット・チャネル(「CPICH」)相関器438と通信し、この共通パイロット・チャネル相関器は同様に、MUX430及び判定器436各々と通信する。
MUX430は、シンボル(256チップ)毎に更新する高速ディジタルAGC利得と、スロット(2560チップすなわち10シンボル)毎に更新する低速アナログAGC利得との各々と通信する。高速利得440は乗算器422と通信する。ディジタル・アナログ変換器(「D/A」)444と通信する低速利得442は、同様に、アナログ増幅器418と通信する。
図5に移れば、自動利得制御算定装置で、図4の高速利得440及び/又は低速利得442のものなどは、概括的に参照数字500によって示す。算定装置500は図4のCPICH相関器438又は1次SCH相関器424の出力の絶対値を取る絶対値関数510を含む。絶対値関数510は1/Nインバータ512と通信し、この1/Nインバータは、同様に、加算器514の正の入力と通信する。加算器514の出力はレジスタ516と通信し、レジスタ516はその出力を加算器514の別の正の入力に戻す。
レジスタ516の出力も加算器518の負の入力と通信し、加算器518はNシンボル毎に更新する。ピーク基準レベル装置520は加算器518の正の入力と通信する。加算器の出力は低速2次ループ・フィルタ522と通信する。低速2次ループ・フィルタ522は、例えば、SLOW_GAIN_MINからSLOW_GAIN_MAXまで、などの、選択範囲外の利得のクリッピングを行うクリッパ524と通信する。クリッパ524は、同様に、加算器526の正の入力と通信する。
絶対値関数510は更に、加算器528の負の入力と通信し、加算器はシンボル毎に更新する。ピーク基準レベル装置520は更に、加算器528と通信する。加算器528の出力は、エラーを「+/−DELTA」に量子化する、エラー量子化器530と通信する。量子化器530は、同様に、加算器532と通信する。加算器532の出力はレジスタ534に通信で結合され、レジスタ534は、同様に、クリッパ536に結合される。クリッパ536は利得を、FAST_GAIN_MINからFAST_GAIN_MAXまで、などの選定範囲に制限する。クリッパ526は加算器526の別の正の入力と通信し、加算器526は、同様に、AGC利得を示す信号を生成する。
当業者によって認識されるように、上記のエラー算定アーキテクチャは例示的なものであり、別の種類のエラー算定アーキテクチャも本開示に示す全般的なAGCアーキテクチャとともに用い得る。例えば、公知の、リーク積分器を高速利得の算定に用い得るものであり、この積分器はその利得の値を低速でリークし、この値を、例えば、1などの、何らかの既知値に戻すものである。これによって高速利得の値を何らかの大きな、正又は負の値に留める代わりに集中させることが助力される。利得が減衰するにつれて、低速ループ利得は補正するよう変動する。
次に図6に移れば、参照数字600によって概括的に示す、流れ図を、図1のシステムの広帯域符号分割多元アクセス(「WCDMA」)の自動利得制御(「AGC」)ストラテジについて表す。開始ブロック610は制御を実行機能ブロック612に移し、この実行機能ブロックはアナログ受信信号強度表示子(「RSSI」)AGCを後続動作と並行して連続して実行する一方で、利得がアナログ増幅器に送出される。ブロック612は制御を判定ブロック614に移し、この判定ブロックはアナログRSSI AGCが信号をA/D変換器の範囲内にクリッピングを行うことなしで至らせたか否かを判定する。そうでない場合には、制御はもう一度機能ブロック612に移される。さもなければ、クリップされていない信号がA/Dの範囲内にある場合には、制御は機能ブロック616に移って低速アナログAGCを、1次SCHを用いて、フレーム毎に、利得をアナログ増幅器に送出する間に、行う。
ブロック616は判定ブロック618に制御を移して受信器がSCHに同期化されて、スクランブル符号を見出したか否かを判定する。そうでない場合には、制御はもう一度機能ブロック616に移る。さもなければ、2つの並行処理が開始される。並行処理620では、高速ディジタルAGCがエラーをCPICHからシンボル毎に、利得がディジタル乗算器に送出される間に、導き出すものである。並行処理622では、低速のアナログAGCがエラーをCPICHからスロット毎に、この利得がアナログ増幅器に送出される間に、導き出すよう切り替わる。
当業者によって認識されるように、このAGCストラテジの教示はWCDMA標準に準拠するアプリケーションに限定されるものでなく、何れかのスペクトル拡散システムに適用し得る。したがって、一般的なスペクトル拡散アプリケーションとWCDMAスペクトル拡散アプリケーションとのAGCストラテジは以下の工程によって要約される:
アナログRSSI AGCは受信器の動作中、常に実行される。エラーはアナログRSSIブロックから導き出され、利得はアナログ増幅器に送出される。
低速アナログAGCはそのエラーをパイロットから導き出し、更新はスロット毎に(Nシンボル毎に)行われる。利得はアナログ増幅器に送出される。
高速ディジタルAGCは低速アナログAGCと同時に実行される。高速ディジタルAGCは更に、そのエラーをパイロットから導き出し、更新はシンボル毎に(すなわち、Nシンボル毎に)行われ、Nはシンボルの拡散率である。高速ディジタルAGCからの利得はディジタル乗算器に送出されて利得を高速で更新することを可能にする。
WCDMA実施形態用に最適化されたAGCストラテジは以下の通りである:
アナログRSSI AGCは受信器の動作中、常に実行される。エラーはアナログRSSIブロックから導き出され、利得はアナログ増幅器に送出される。
低速アナログAGCは当初、エラーを、信号を15スロットのフレーム毎に平均化させることによって、導き出し、エラーをフレーム毎に1度、算定する。低速アナログAGCブロックからの利得はアナログ増幅器に送出される。
同時に、受信器はSCHチャネルに同期化し、タイミング同期を、現行セルにおいて用いられるスクランブル符号とともに、判定する。
スクランブル符号が判定されると、CPICHパイロット・チャネルの逆スクランブルが行われる。
低速アナログAGCはそのエラーをCPICHから導き出すよう切り替わり、更に、更新がスロットすなわち2560チップ毎に行われる。利得はなお、アナログ増幅器に送出される。
高速ディジタルAGCは、CPICHが復号化された後にオン状態になり、低速アナログAGCと同時に実行される。高速ディジタルAGCは更に、そのエラーをCPICHから導き出し、更新はシンボルすなわち256チップ毎に行われる。高速ディジタルAGCからの利得はディジタル乗算器に送出されて高速利得更新を可能にする。
図7に表すように、図6に示す、WCDMA実施形態のAGCストラテジのタイミング図は参照数字700によって概括的に示す。タイムライン710は図700の上部の左から右に延びている。同期化動作は、1次SCH同期化712と、1次SCH同期化に後続する2次SCH同期化714とスクランブル符号判定716とを含む。SYNC_FLAGがフレーム境界上でスクランブル符号判定716後にアサートされ、その場合にはCPICHが利用可能となる。アナログRSSI AGCエラー算定は一次SCH同期化712前に開始される。ここでは、粗いRSSI AGC720がエラーをアナログRSSIから導き出す。信号が概ね、A/D変換器の範囲内にくると、低速AGC722はエラーをフレーム毎にSYNC_FLAGがアサートされるまで導き出し、その後低速AGC724がスロット毎に導き出される。高速AGCエラー算定726はSYNC_FLAGがアサートされるまで開始されるものでないが、その後はシンボル毎に導き出される。
図8に移れば、時間に対する自動利得制御利得を表すグラフを参照数字800によって概括的に示す。図810は低速利得ループを示し、高速利得ループを低速利得ループと合成したものを図812によって示す。このようにして、この例示的グラフ800は、低速AGCがどのようにして、低速の変動を大きな動的範囲によって、高速AGCが小さな動的範囲に及んで高速にてトラッキングする一方で、トラッキングするかを表す。本開示の実施例は、低速AGCと高速AGCとを、図812に表すように、向上させた特性を伴って、一体化している。
動作上、アナログの受信信号強度表示子(「RSSI」)AGCはもっぱらアナログ領域において動作するのに用いられる。エラーはRSSIブロックからの電力を既知の基準レベルと比較することによって導き出される。スペクトル拡散信号の特性が理由で、これは単に、所望の信号に干渉信号と雑音を加えたものを含む、受信信号全体のスケーリングを行うものであるので、上記信号を集めたものはA/D変換器の範囲内に収まることになる。アナログRSSI AGCは所望の信号を既知の基準レベルに至らせるものでない一方、単に、受信信号全体を基準レベルまで調節するので、当該信号はA/D変換器でクリップされたり、歪ませられたりするものでない。このアナログRSSI AGCは連続して動作する。
WCDMAシステムでは、受信器が当初、それに対してチューニングし得るのは、1次同期化チャネル(「SCH」)のみである。この1次同期化チャネルはその拡散符号が全ての移動体端末によってシステム全体の至る所で分かっているその唯一の信号である。受信器はそれ自体を1次SCHに同期化させてチップ、シンボルとスロットの同期化を判定する。この処理が行われる間に、低速アナログAGCが動作する。この低速ループはそのエラーを、受信信号と1次SCHとの相関を取る相関器の出力から、導き出す。強い基準信号を得るよう、更には、受信器がなお、1次SCHに完全に同期化されていない理由で、低速アナログAGCは1次SCH相関器の出力を15スロットすなわち1フレームにおよんで平均化させ、ピークの高さを見出す。このピークの高さと理想的なピークの高さとの間の差異が導き出される。1次SCHは、例えば、ユニバーサル移動体通信システム(「UMTS」)WCDMA標準については、各2560チップのうち、256のみの非ゼロのチップを含み、1スロットは2560チップである。したがって、これは連続して用いることが可能でない、疎である信号であるが、受信器がこの処理段で処理の対象とすることを要する唯一のものである。プロセッサはフレーム全体からのデータを検査するが、これはタイミング情報が未だ何らないのでピーク位置が分からないからであり、かつ、スロットが、単一シンボルで、雑音を平均化させるのに十分でないもの、しか含むものでないからである。低速アナログACループによって導き出された利得はアナログ増幅器に送出される。
この低速アナログAGC処理は引き続き、実行され、受信器は、1次SCHに同期化されると、2次SCHに同期化されてフレーム同期化を取得し、現行セルが用いるスクランブル符号を判定する。受信器は、スクランブル符号を判定すると、更にCPICHパイロット信号の逆スクランブルを行い、このCPICHパイロット信号に行われるスクランブルはセル毎に異なるものである。各スロットの最初の256チップについてのみオン状態にある1次SCHと違って、CPICHは常にオン状態にあり、エラーを連続して導き出すのに用い得る。
CPICHパイロットは2つのAGCループを導き出すのに用いられる。低速アナログAGCループはそのエラーを1次SCHから導き出すことから、そのエラーを、CPICHをスロット全体すなわち2560チップにわたって平均化させることによって、導き出すことに切り替える。算定される利得は、大きな動的範囲を有することになるが、これは適応の遅いループである。このループは所望の信号の平均電力を低速でトラッキングするのに用いる。このループからの利得は引き続き、アナログ増幅器に送出される。
第2のループは高速ディジタルAGCループであり、これもそのエラーをCPICHから導き出す。しかしながら、このループが高速の変動をトラッキングすることを可能にするよう、このループはそのエラーをシンボル毎、すなわち256チップ毎、に算定する。これによってこのループがより速く更新を行うことが可能になる。利得の動的範囲は低速アナログ・ループのものよりも小さく、ループ・フィルタにエラーを通す代わりに、高速ディジタルAGC利得に対する各更新は+Δと−Δとの何れかに、本好適実施例における当該エラーの符号によって、量子化される。別の実施例で、例えば、通常の2次ループ・フィルタにエラーを通すものなどが考えられる。このようにして、本好適実施例では、高速ディジタルAGC利得には、シンボル毎のΔだけの、増加と減少との何れかが生じる。この利得はディジタル乗算器に送出され、このディジタル乗算器は、ループがディジタルであるので、更新が高速にて行われることが可能になる。このループは受信信号の強度における急な変動のトラッキングを行うのに用いる。
このようにして、本開示は、広帯域符号分割多元アクセス(「WCDMA」)標準に準拠したものを含む、スペクトル拡散通信受信器用の、多段でかつ複数ループの自動利得制御(「AGC」)のストラテジとアーキテクチャとを教示するものである。本開示の実施例は何れかのスペクトル拡散システムに用い得ることは当業者によって分かるものである。特に、実施例は、WCDMA標準と符号分割多元アクセス「cdma2000」標準とに準拠した3Gセルラ受信器に用いることが想定される。
本開示のこれら並びに別の特性及び効果は、当業者によって本明細書及び特許請求の範囲に基づいて容易に把握し得る。本開示の教示はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、特定用途向プロセッサ、又はそれらの組み合わせの種々の形態で実現し得ることとする。
本開示の教示は好ましくは、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせとして実現し得る。更に、ソフトウェアは好ましくは、プログラム記憶装置上で目に見える形で実施されるアプリケーション・プログラムとして実現される。アプリケーション・プログラムは何れかの適切なアーキテクチャを備えるマシンにアップロードし得るものであり、かつ、このマシンによって実行し得る。好ましくは、このマシンは1つ又は複数の中央処理装置(「CPU」)、ランダム・アクセス・メモリ(「RAM」)、及び入出力(「I/O」)インタフェースなどの、ハードウェアを有するコンピュータ・プラットフォーム上で実現される。コンピュータ・プラットフォームは更に、オペレーティング・システム及びマイクロ命令コードを含み得る。本明細書並びに特許請求の範囲記載の種々の処理及び機能は、マイクロ命令コードの一部とアプリケーション・プログラムの一部との何れか、又はそれらの何れかの組み合わせで、CPUで実行し得るもの、であり得る。更に、別のデータ機構装置と出力装置など、の種々の別の周辺装置をコンピュータ・プラットフォームに接続し得る。
更に、添付図面に表す、構成するシステム構成部分と工程との一部をソフトウェアで実現し得るので、システム構成部分間又は処理機能ブロック間の実際の接続は本開示がそれにおいてプログラム化されるその方法によってかわってくることとする。本明細書及び特許請求の範囲の教示によって、当業者は本開示のこれら並びに同様な実現形態又は構成を考案することができるものである。
当業者によって本明細書及び特許請求の範囲の教示に基づいて認識されるように、別の実施例が考えられる。本明細書及び特許請求の範囲記載の開示の教示によって、当業者は当該システムの種々の別の構成と実現形態とを、本開示の範囲及び趣旨の範囲内で実施しながら、考案するものである。
上記説明用実施例を本明細書及び特許請求の範囲に添付図面を参照しながら記載したが、本開示はまさにそれらの実施例に限定されるものでなく、種々の変更及び修正をこれらの実施例において当業者によって本開示の範囲又は趣旨から逸脱することなく行い得ることとする。そのような変更及び修正は全て、本特許請求の範囲において示す本開示の範囲内に含むことが意図されている。
本開示の説明用実施例によるスペクトル拡散通信システムを表すブロック図である。 図1のスペクトル拡散通信システムによって利用可能なハンドヘルド型スペクトル拡散通信装置を表すブロック図である。 図1のスペクトル拡散通信システムによって利用可能なサービス・プロバイダ・コンピュータ・サーバを表すブロック図である。 図1のスペクトル拡散通信システムの広帯域符号分割多元アクセスの実施形態用の図2のハンドヘルド型スペクトル拡散通信装置において利用可能な多段自動利得制御を表すブロック図である。 図4の自動利得制御の計算ブロックを表すブロック図である。 図1のスペクトル拡散通信システムの広帯域符号分割多重アクセスの実施形態用の図4及び5のブロック図によって利用可能な自動利得制御ストラテジを表す流れ図である。 図6に示す自動利得制御ストラテジを表すタイミング図である。 図6による、低速利得ループと、高速利得ループと低速利得ループとを合成したもの、とについての、自動利得制御を時間に対して表す図である。

Claims (23)

  1. スペクトル拡散受信器の利得を制御する方法であって:
    アナログ信号を受信する工程;
    該受信アナログ信号の強度を測定する工程;
    第1アナログ利得を該測定強度に一致させて導き出す工程;
    該導き出した第1アナログ利得をアナログ増幅器に適用する工程であって、該アナログ増幅器は、アナログ・ディジタル変換器及びディジタル・アナログ変換器と信号通信する工程
    第2アナログ利得をパイロット・チャネル信号からアナログ自動利得制御ループ内で導き出す工程;
    ディジタル利得を該パイロット・チャネル信号からディジタル自動利得制御ループ内で導き出す工程;及び
    該第2アナログ利得を示す自動利得制御信号を該アナログ増幅器に印加し、該ディジタル利得を該アナログ・ディジタル変換器の出力と乗算する工程;
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 請求項1記載の方法であって、該ディジタル利得が該第2アナログ利得と同時に導き出されることを特徴とする方法。
  3. 請求項1記載の方法であって、該ディジタル利得が該第2アナログ利得よりも頻繁に導き出されることを特徴とする方法。
  4. 請求項1記載の方法であって、該第2アナログ利得がスロット毎に1度導き出されることを特徴とする方法。
  5. 請求項1記載の方法であって、該ディジタル利得がシンボル毎に1度導き出されることを特徴とする方法。
  6. 請求項1記載の方法であって、更に:
    更新を高速で行うよう、該自動利得制御ループの入力に印加される該ディジタル利得をディジタル形式で乗算する工程;
    を備えることを特徴とする方法。
  7. 請求項1記載の方法であって、更に:
    該第2アナログ利得を当初、該パイロット・チャネル信号を各フレームにわたって平均化させ、該利得をフレーム毎に1度再計算することによって、導き出す工程;
    該受信器を同期化チャネルに同期化させる工程と、タイミング同期化と、現行セルのスクランブル符号とを判定する工程とを同時に行う工程;
    パイロット・チャネルの逆スクランブルを行う工程;及び
    該第2アナログ利得を導き出す工程を、平均化させることから、該第2アナログ利得のエラーを該パイロット・チャネルから導き出し、かつ、スロット毎に1度更新することに、切り替える工程;
    を備えることを特徴とする方法。
  8. 請求項7記載の方法であって、各フレームが15のスロットを備えることを特徴とする方法。
  9. 請求項1記載の方法であって、該第1アナログ利得を導き出す工程が:
    該受信信号全体を、スケーリングしてアナログ・ディジタル変換器の動的範囲内に収まるようにすることを、受信信号強度を示すアナログ信号を用いることによって、行う工程:
    を備えることを特徴とする方法。
  10. 請求項1記載の方法であって、該第2アナログ利得を導き出す工程が:
    エラー信号をフレームごとに1次同期化チャネルを用いて導き出す工程:
    を備えることを特徴とする方法。
  11. 請求項1記載の方法であって、該第2アナログ利得と該ディジタル利得とのうちの少なくとも一方が、該受信器が同期化チャネルに同期化された後に、導き出されることを特徴とする方法。
  12. 請求項11記載の方法であって、更に:
    該第2アナログ利得をスロットごとに更新することと、該ディジタル利得をシンボル毎に更新することとを、共通パイロット・チャネルから導き出されたエラーによって、同時に行う工程;
    を備えることを特徴とする方法。
  13. 請求項1記載の方法であって、該第2アナログ利得は幅の広い動的範囲に相当するがトラッキングを比較的遅く行い、該ディジタル利得は該幅の広い動的範囲よりも幅が小さい動的範囲に相当するが、トラッキングを比較的速く行うことを特徴とする方法。
  14. 請求項1記載の方法であって、該第1アナログ利得が繰り返し、該受信器の動作中に更新されることを特徴とする方法。
  15. 請求項1記載の方法であって、該第2アナログ利得が当初、該信号を15スロットの各フレームにわたって平均化させ、該利得をフレーム毎に1度算定することによって、導き出されることを特徴とする方法。
  16. 請求項1記載の方法であって、更に:
    該受信器を同期化チャネルに同期化させる工程;及び
    タイミング同期化と、現行セルにおいて用いられるスクランブル符号、とを判定する工程;
    を備えることを特徴とする方法。
  17. 請求項16記載の方法であって、更に:
    共通パイロット・チャネル信号の該スクランブル符号による逆スクランブルを行う工程;
    を備えることを特徴とする方法。
  18. 請求項17記載の方法であって、更に:
    該第2アナログ利得をスロット毎に1度、該共通パイロット・チャネル信号から導き出すよう切り替える工程;
    を備えることを特徴とする方法。
  19. 請求項18記載の方法であって、更に:
    該ディジタル利得をシンボル毎に1度、該共通パイロット・チャネル信号から導き出す工程;
    を備えることを特徴とする方法。
  20. スペクトル拡散受信器の利得を制御するシステムであって:
    アナログ信号を受信する受信器手段;
    該受信アナログ信号の強度を測定する測定手段;
    第1アナログ利得を該測定強度に一致させて導き出す第1アナログ導出手段;
    該導き出した第1アナログ利得をアナログ増幅器に適用する第1アナログ適用手段であって、該アナログ増幅器は、アナログ・ディジタル変換器及びディジタル・アナログ変換器と信号通信する手段
    第2アナログ利得をパイロット・チャネル信号からアナログ自動利得制御ループ内で導き出す第2アナログ導出手段;
    ディジタル利得を該パイロット・チャネル信号からディジタル自動利得制御ループ内で導き出すディジタル導出手段;及び
    該第2アナログ利得を示す自動利得制御信号を該アナログ増幅器に印加し、該ディジタル利得を該アナログ・ディジタル変換器の出力と乗算する自動利得制御印加手段;
    を備えることを特徴とするシステム。
  21. 請求項20記載のシステムであって、更に:
    更新を高速で行うよう、該自動利得制御ループの入力に印加される該ディジタル利得をディジタル形式で乗算するディジタル乗算手段;
    を備えることを特徴とするシステム。
  22. 請求項20記載のシステムであって、更に:
    該第2アナログ利得を、該パイロット・チャネル信号を各フレームにわたって平均化させ、該利得をフレーム毎に1度再計算することによって、導き出す第2アナログ導出手段;
    該受信器を同期化チャネルに同期化させる工程と、タイミング同期化と、現行セルのスクランブル符号とを判定する工程とを同時に行う同期化手段;
    パイロット・チャネルの逆スクランブルを行う逆スクランブル手段;及び
    該第2アナログ利得の導出を、平均化させることから、該第2アナログ利得のエラーを該パイロット・チャネルから導き出し、かつ、スロット毎に1度更新することに、切り替える切り替え手段;
    を備えることを特徴とするシステム。
  23. 請求項20記載のシステムであって、更に:
    該第2アナログ利得をスロット毎に更新する工程と、該ディジタル利得をシンボル毎に更新する工程とを、共通パイロット・チャネルから導き出されたエラーによって、同時に行う更新手段;
    を備えることを特徴とするシステム。
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