JP2002026773A - Cdma用通信端末およびセルサーチ方法 - Google Patents
Cdma用通信端末およびセルサーチ方法Info
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- JP2002026773A JP2002026773A JP2000212690A JP2000212690A JP2002026773A JP 2002026773 A JP2002026773 A JP 2002026773A JP 2000212690 A JP2000212690 A JP 2000212690A JP 2000212690 A JP2000212690 A JP 2000212690A JP 2002026773 A JP2002026773 A JP 2002026773A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】スクランブルコードの誤検出を防止することに
よってセルサーチ時間を短縮することが可能なCDMA
用通信端末を提供する。 【解決手段】このCDMA用通信端末は、CDMA通信
において、少なくともフェージングによって信号レベル
が小さくなる期間の周期(ドップラー周期)を測定する
ためのAGC回路(自動利得制御回路)4と、そのAG
C回路4の測定結果に基づいてセルサーチ処理を中断す
る手段とを備えている。
よってセルサーチ時間を短縮することが可能なCDMA
用通信端末を提供する。 【解決手段】このCDMA用通信端末は、CDMA通信
において、少なくともフェージングによって信号レベル
が小さくなる期間の周期(ドップラー周期)を測定する
ためのAGC回路(自動利得制御回路)4と、そのAG
C回路4の測定結果に基づいてセルサーチ処理を中断す
る手段とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CDMA用通信
端末およびセルサーチ方法に関し、より特定的には、D
S−CDMAセルラー通信システムにおけるCDMA用
通信端末およびセルサーチ方法に関する。
端末およびセルサーチ方法に関し、より特定的には、D
S−CDMAセルラー通信システムにおけるCDMA用
通信端末およびセルサーチ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スペクトラム拡散技術によるデジ
タルセルラー電話の米国標準の一つとして、CDMA
(Code Division Multiple A
ccess)通信が知られている。このCDMA通信で
は、互いに直交する符号パターンを各ノードのチャネル
に割り当てる方式を用いる。このCDMA通信の一種と
して、DS−CDMA(Direct Sequenc
e−Code Division Multiple
Access)通信が知られている。
タルセルラー電話の米国標準の一つとして、CDMA
(Code Division Multiple A
ccess)通信が知られている。このCDMA通信で
は、互いに直交する符号パターンを各ノードのチャネル
に割り当てる方式を用いる。このCDMA通信の一種と
して、DS−CDMA(Direct Sequenc
e−Code Division Multiple
Access)通信が知られている。
【0003】このDS−CDMAセルラー通信システム
においては、移動局(通信端末)は、まず最初に、どの
基地局に電波を送ればよいかを探す作業を行う。この移
動局が接続セル(基地局)を検出する作業は、セルサー
チと呼ばれている。このセルサーチ処理の最終目的は、
その移動局が通信すべき基地局から何番のスクランブル
コードが出ているかを知ることである。
においては、移動局(通信端末)は、まず最初に、どの
基地局に電波を送ればよいかを探す作業を行う。この移
動局が接続セル(基地局)を検出する作業は、セルサー
チと呼ばれている。このセルサーチ処理の最終目的は、
その移動局が通信すべき基地局から何番のスクランブル
コードが出ているかを知ることである。
【0004】DS−CDMAセルラー通信システムのセ
ルサーチでは、まずスロット同期を行った後、フレーム
同期とコードグループ同定を行い、その後、スクランブ
ルコード同定を行う3段階の手順がある。ここで、セル
サーチ処理における一番大きな時間単位はフレームであ
り、その次に大きな時間単位がタイムスロットであり、
一番小さい時間単位がシンボルである。1フレーム中に
は、15個のタイムスロットが存在し、1タイムスロッ
ト中には、10個のシンボルが存在する。シンボル1個
で1ビットである。
ルサーチでは、まずスロット同期を行った後、フレーム
同期とコードグループ同定を行い、その後、スクランブ
ルコード同定を行う3段階の手順がある。ここで、セル
サーチ処理における一番大きな時間単位はフレームであ
り、その次に大きな時間単位がタイムスロットであり、
一番小さい時間単位がシンボルである。1フレーム中に
は、15個のタイムスロットが存在し、1タイムスロッ
ト中には、10個のシンボルが存在する。シンボル1個
で1ビットである。
【0005】上記した第1番目の処理であるスロット同
期では、各タイムスロットの先頭がどこかを検出する処
理を行う。また、第2番目の処理であるフレーム同期で
は、各フレームの先頭がどこかを検出する処理を行い、
コードグループ同定では、フレーム同期処理に基づいて
スクランブルコードグループを同定する処理を行う。ス
クランブルコードグループ内には8種類のスクランブル
コードが含まれている。第3番目の処理であるスクラン
ブルコード同定では、8種類のスクランブルコードの中
から1つのスクランブルコードを同定する処理を行う。
このスクランブルコード同定処理では、相関器を用いて
8種類のスクランブルコードについて相関を取り、一番
相関が大きいスクランブルコードを選択する。
期では、各タイムスロットの先頭がどこかを検出する処
理を行う。また、第2番目の処理であるフレーム同期で
は、各フレームの先頭がどこかを検出する処理を行い、
コードグループ同定では、フレーム同期処理に基づいて
スクランブルコードグループを同定する処理を行う。ス
クランブルコードグループ内には8種類のスクランブル
コードが含まれている。第3番目の処理であるスクラン
ブルコード同定では、8種類のスクランブルコードの中
から1つのスクランブルコードを同定する処理を行う。
このスクランブルコード同定処理では、相関器を用いて
8種類のスクランブルコードについて相関を取り、一番
相関が大きいスクランブルコードを選択する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のDS−CDMA
セルラー通信では、通信中にフェージングが生じ、これ
に起因して受信信号レベルが周期的に極めて小さくなる
場合があった。この場合には、セルサーチにおいて、第
2番目のフレーム同期およびコードグループ同定処理
と、第3番目のスクランブルコード同定処理において、
検出誤りの確率が大きくなるという不都合があった。こ
のように検出誤りが増加すると、上記第2番目および第
3番目のサーチ処理の繰り返しが発生するため、サーチ
時間が増大するという問題点があった。
セルラー通信では、通信中にフェージングが生じ、これ
に起因して受信信号レベルが周期的に極めて小さくなる
場合があった。この場合には、セルサーチにおいて、第
2番目のフレーム同期およびコードグループ同定処理
と、第3番目のスクランブルコード同定処理において、
検出誤りの確率が大きくなるという不都合があった。こ
のように検出誤りが増加すると、上記第2番目および第
3番目のサーチ処理の繰り返しが発生するため、サーチ
時間が増大するという問題点があった。
【0007】ここで、フェージングとは、遠方からの電
波を受信しているときに、受信電界強度が数ミリ秒から
数秒間の間隔で変動する現象をいう。特に、移動局が移
動した場合等のフェージング環境では、受信信号レベル
がほぼ周期的に変動するだけでなく、I(同相信号)お
よびQ(直交信号)の急激な位相回転、つまり、周波数
の変動が生じることが特徴である。図7は、CDMA通
信における同相信号(I)および直交信号(Q)の位相
を説明するための概念図である。また、図8は、フェー
ジングによる急激な位相変化を説明するための概略図で
ある。なお、位相回転とは、図7に示すθが回転するこ
とをいう。
波を受信しているときに、受信電界強度が数ミリ秒から
数秒間の間隔で変動する現象をいう。特に、移動局が移
動した場合等のフェージング環境では、受信信号レベル
がほぼ周期的に変動するだけでなく、I(同相信号)お
よびQ(直交信号)の急激な位相回転、つまり、周波数
の変動が生じることが特徴である。図7は、CDMA通
信における同相信号(I)および直交信号(Q)の位相
を説明するための概念図である。また、図8は、フェー
ジングによる急激な位相変化を説明するための概略図で
ある。なお、位相回転とは、図7に示すθが回転するこ
とをいう。
【0008】図8に示すような、急激な位相回転が起こ
ると、受信信号レベルが極めて小さくなる。このため、
被変調波から信号波を分離して取り出す復調の際に、復
調エラーが起きることになる。復調エラーが生じると、
セルサーチにおいて正しいスクランブルコード番号を得
るのが困難になるという問題点がある。
ると、受信信号レベルが極めて小さくなる。このため、
被変調波から信号波を分離して取り出す復調の際に、復
調エラーが起きることになる。復調エラーが生じると、
セルサーチにおいて正しいスクランブルコード番号を得
るのが困難になるという問題点がある。
【0009】特に、初期同期処理であるセルサーチの段
階では、位相回転を補償するAFC(Automati
c Frequency Control:自動周波数
制御)がまだ機能していない状態であるので、セルサー
チの時にフェージングをAFCによって補償するのは困
難である。
階では、位相回転を補償するAFC(Automati
c Frequency Control:自動周波数
制御)がまだ機能していない状態であるので、セルサー
チの時にフェージングをAFCによって補償するのは困
難である。
【0010】従来では、CDMA通信におけるセルサー
チの際の検出誤りを防止するために、種々の方法が提案
されている。たとえば、特開平10−308689号公
報には、セルサーチの処理時間(相関処理の演算をする
時間である加算処理時間)を長くすることによって、S
/N比を向上させて検出精度を向上させる技術が提案さ
れている。
チの際の検出誤りを防止するために、種々の方法が提案
されている。たとえば、特開平10−308689号公
報には、セルサーチの処理時間(相関処理の演算をする
時間である加算処理時間)を長くすることによって、S
/N比を向上させて検出精度を向上させる技術が提案さ
れている。
【0011】しかし、フェージングが発生している場合
に信号レベルが極小になる谷間では、信号レベルが0に
近い状態であるので、上記提案された技術のように、い
くら加算処理をしても、加算平均する効果が得られな
い。このため、フェージングが発生している場合には、
セルサーチの処理時間(加算処理時間)を長くしても、
S/N比がそれほど向上しないという問題点がある。そ
のため、上記の提案された技術では、フェージングが発
生している場合に検出精度を向上するのが困難であり、
その結果、フェージング時には、スクランブルコードの
誤検出が発生してしまうという問題点がある。
に信号レベルが極小になる谷間では、信号レベルが0に
近い状態であるので、上記提案された技術のように、い
くら加算処理をしても、加算平均する効果が得られな
い。このため、フェージングが発生している場合には、
セルサーチの処理時間(加算処理時間)を長くしても、
S/N比がそれほど向上しないという問題点がある。そ
のため、上記の提案された技術では、フェージングが発
生している場合に検出精度を向上するのが困難であり、
その結果、フェージング時には、スクランブルコードの
誤検出が発生してしまうという問題点がある。
【0012】上記のように、従来では、セルサーチ処理
において、フェージングが発生した場合に、スクランブ
ルコードが誤って検出されるのを有効に防止することは
困難であった。このため、サーチの繰り返しが発生し、
その結果、サーチ時間の増大を招くという問題点があっ
た。
において、フェージングが発生した場合に、スクランブ
ルコードが誤って検出されるのを有効に防止することは
困難であった。このため、サーチの繰り返しが発生し、
その結果、サーチ時間の増大を招くという問題点があっ
た。
【0013】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、この発明の一つの目的は、
セルサーチ処理の際にスクランブルコードが誤って検出
されるのを防止することによって、セルサーチ時間を短
縮することが可能なCDMA用通信端末を提供すること
である。
ためになされたものであり、この発明の一つの目的は、
セルサーチ処理の際にスクランブルコードが誤って検出
されるのを防止することによって、セルサーチ時間を短
縮することが可能なCDMA用通信端末を提供すること
である。
【0014】この発明のもう一つの目的は、部品点数を
増加させることなくスクランブルコードが誤って検出さ
れるのを有効に防止することが可能なCDMA用通信端
末を提供することである。
増加させることなくスクランブルコードが誤って検出さ
れるのを有効に防止することが可能なCDMA用通信端
末を提供することである。
【0015】この発明のさらにもう一つの目的は、セル
サーチの際にスクランブルコードが誤って検出されるの
を防止することによって、セルサーチ時間を短縮するこ
とが可能なCDMA用セルサーチ方法を提供することで
ある。
サーチの際にスクランブルコードが誤って検出されるの
を防止することによって、セルサーチ時間を短縮するこ
とが可能なCDMA用セルサーチ方法を提供することで
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1におけるCDM
A用通信端末は、CDMA通信において、少なくともフ
ェージングによるドップラー周期を測定する手段と、少
なくともドップラー周期の測定結果に基づいて、セルサ
ーチ処理を中断する手段とを備えている。ここで、フェ
ージングによるドップラー周期とは、フェージングによ
って受信信号レベルが小さくなる期間の周期を意味す
る。
A用通信端末は、CDMA通信において、少なくともフ
ェージングによるドップラー周期を測定する手段と、少
なくともドップラー周期の測定結果に基づいて、セルサ
ーチ処理を中断する手段とを備えている。ここで、フェ
ージングによるドップラー周期とは、フェージングによ
って受信信号レベルが小さくなる期間の周期を意味す
る。
【0017】請求項1では、上記のように、少なくとも
フェージングによるドップラー周期を測定する手段によ
りドップラー周期を測定することによって、この測定し
たドップラー周期に基づいて、受信信号レベルが小さく
なる期間を予測することができる。これにより、その予
測された受信信号レベルが小さくなる期間については、
セルサーチ処理を中断する手段によってセルサーチ処理
を行わないようにすることが可能となる。それにより、
セルサーチ処理の際に、スクランブルコードが誤って検
出されるのを有効に防止することができ、そのため、誤
検出の場合に必要なセルサーチ処理の繰り返しが不要と
なる。その結果、セルサーチ時間を短縮することができ
る。
フェージングによるドップラー周期を測定する手段によ
りドップラー周期を測定することによって、この測定し
たドップラー周期に基づいて、受信信号レベルが小さく
なる期間を予測することができる。これにより、その予
測された受信信号レベルが小さくなる期間については、
セルサーチ処理を中断する手段によってセルサーチ処理
を行わないようにすることが可能となる。それにより、
セルサーチ処理の際に、スクランブルコードが誤って検
出されるのを有効に防止することができ、そのため、誤
検出の場合に必要なセルサーチ処理の繰り返しが不要と
なる。その結果、セルサーチ時間を短縮することができ
る。
【0018】請求項2におけるCDMA用通信端末で
は、請求項1の構成において、少なくともフェージング
によるドップラー周期を測定する手段は、フェージング
によるドップラー周期と、フェージングによって受信信
号レベルが小さくなる期間とを測定する手段を含む。請
求項2では、このように、受信信号レベルが小さくなる
期間の周期(ドップラー周期)のみならず、受信信号レ
ベルが小さくなる期間も測定することによって、より正
確に受信信号レベルが小さくなる期間を予測することが
できる。
は、請求項1の構成において、少なくともフェージング
によるドップラー周期を測定する手段は、フェージング
によるドップラー周期と、フェージングによって受信信
号レベルが小さくなる期間とを測定する手段を含む。請
求項2では、このように、受信信号レベルが小さくなる
期間の周期(ドップラー周期)のみならず、受信信号レ
ベルが小さくなる期間も測定することによって、より正
確に受信信号レベルが小さくなる期間を予測することが
できる。
【0019】請求項3におけるCDMA用通信端末で
は、請求項1または2の構成において、少なくともフェ
ージングによるドップラー周期を測定する手段は、自動
利得制御装置を含む。請求項3では、このように、従来
からCDMA用通信端末に含まれる自動利得制御装置
を、ドップラー周期を測定する手段として流用すること
によって、部品点数を増加させることなく、容易にフェ
ージングによるドップラー周期を測定することができ
る。このため、CDMA用通信端末の回路構成を複雑化
させることなく、スクランブルコードの誤検出を有効に
防止することができる。
は、請求項1または2の構成において、少なくともフェ
ージングによるドップラー周期を測定する手段は、自動
利得制御装置を含む。請求項3では、このように、従来
からCDMA用通信端末に含まれる自動利得制御装置
を、ドップラー周期を測定する手段として流用すること
によって、部品点数を増加させることなく、容易にフェ
ージングによるドップラー周期を測定することができ
る。このため、CDMA用通信端末の回路構成を複雑化
させることなく、スクランブルコードの誤検出を有効に
防止することができる。
【0020】請求項4におけるCDMA用セルサーチ方
法は、CDMA通信において、少なくともフェージング
によるドップラー周期を測定するステップと、少なくと
もドップラー周期の測定結果に基づいて、セルサーチ処
理を中断するステップとを備えている。
法は、CDMA通信において、少なくともフェージング
によるドップラー周期を測定するステップと、少なくと
もドップラー周期の測定結果に基づいて、セルサーチ処
理を中断するステップとを備えている。
【0021】請求項4では、上記のように、少なくとも
フェージングによるドップラー周期を測定することによ
って、受信信号レベルが小さくなる期間を予測すること
ができる。これにより、その予測された受信信号レベル
が小さくなる期間については、セルサーチ処理を中断す
る手段によってセルサーチ処理を行わないようにするこ
とが可能となる。それにより、セルサーチ処理の際に、
スクランブルコードが誤って検出されるのを有効に防止
することができ、そのため、セルサーチ処理の繰り返し
が不要となる。その結果、セルサーチ時間を短縮するこ
とができる。
フェージングによるドップラー周期を測定することによ
って、受信信号レベルが小さくなる期間を予測すること
ができる。これにより、その予測された受信信号レベル
が小さくなる期間については、セルサーチ処理を中断す
る手段によってセルサーチ処理を行わないようにするこ
とが可能となる。それにより、セルサーチ処理の際に、
スクランブルコードが誤って検出されるのを有効に防止
することができ、そのため、セルサーチ処理の繰り返し
が不要となる。その結果、セルサーチ時間を短縮するこ
とができる。
【0022】請求項5におけるCDMA用セルサーチ方
法では、請求項4の構成において、少なくともフェージ
ングによるドップラー周期を測定するステップは、フェ
ージングによるドップラー周期と、フェージングによっ
て受信信号レベルが小さくなる期間とを測定するステッ
プを含み、セルサーチ処理を中断するステップは、測定
されたフェージングによるドップラー周期とフェージン
グによって受信信号レベルが小さくなる期間とに基づい
て、セルサーチ処理を中断するステップを含む。請求項
5では、このように、受信信号レベルが小さくなる期間
の周期(ドップラー周期)のみならず、受信信号レベル
が小さくなる期間も測定することによって、より正確に
受信信号レベルが小さくなる期間を予測することができ
る。
法では、請求項4の構成において、少なくともフェージ
ングによるドップラー周期を測定するステップは、フェ
ージングによるドップラー周期と、フェージングによっ
て受信信号レベルが小さくなる期間とを測定するステッ
プを含み、セルサーチ処理を中断するステップは、測定
されたフェージングによるドップラー周期とフェージン
グによって受信信号レベルが小さくなる期間とに基づい
て、セルサーチ処理を中断するステップを含む。請求項
5では、このように、受信信号レベルが小さくなる期間
の周期(ドップラー周期)のみならず、受信信号レベル
が小さくなる期間も測定することによって、より正確に
受信信号レベルが小さくなる期間を予測することができ
る。
【0023】請求項6におけるCDMA用セルサーチ方
法では、請求項4または5の構成において、セルサーチ
処理を中断するステップは、少なくともドップラー周期
の測定結果に基づいて、受信信号レベルが小さくなる期
間を予測するステップと、その予測された受信信号レベ
ルが小さくなる期間については、セルサーチ処理を中断
するステップとを含む。請求項6では、このように、受
信信号レベルが小さくなる期間を予測するとともに、そ
の予測された受信信号レベルが小さくなる期間に基づい
てセルサーチ処理を中断することによって、セルサーチ
処理の際にスクランブルコードが誤って検出されるのを
有効に防止することができる。その結果、セルサーチ時
間を短縮することができる。
法では、請求項4または5の構成において、セルサーチ
処理を中断するステップは、少なくともドップラー周期
の測定結果に基づいて、受信信号レベルが小さくなる期
間を予測するステップと、その予測された受信信号レベ
ルが小さくなる期間については、セルサーチ処理を中断
するステップとを含む。請求項6では、このように、受
信信号レベルが小さくなる期間を予測するとともに、そ
の予測された受信信号レベルが小さくなる期間に基づい
てセルサーチ処理を中断することによって、セルサーチ
処理の際にスクランブルコードが誤って検出されるのを
有効に防止することができる。その結果、セルサーチ時
間を短縮することができる。
【0024】請求項7におけるCDMA用セルサーチ方
法では、請求項4の構成において、少なくともドップラ
ー周期を測定するステップは、セルサーチ処理の開始前
に、自動利得制御装置の前段に位置するアンプのゲイン
を一定値に設定するステップと、自動利得制御装置の出
力値に基づいて、フェージングによるドップラー周期を
測定するステップと、測定されたフェージングによるド
ップラー周期を記憶するステップとを含む。また、セル
サーチ処理を中断するステップは、アンプを制御するよ
うに自動利得制御装置の接続を切り替えるステップと、
その後、セルサーチ処理を開始するとともに、記憶され
たドップラー周期に基づいて予測された受信信号レベル
が小さくなる期間については、セルサーチ処理を中断す
るステップとを含む。
法では、請求項4の構成において、少なくともドップラ
ー周期を測定するステップは、セルサーチ処理の開始前
に、自動利得制御装置の前段に位置するアンプのゲイン
を一定値に設定するステップと、自動利得制御装置の出
力値に基づいて、フェージングによるドップラー周期を
測定するステップと、測定されたフェージングによるド
ップラー周期を記憶するステップとを含む。また、セル
サーチ処理を中断するステップは、アンプを制御するよ
うに自動利得制御装置の接続を切り替えるステップと、
その後、セルサーチ処理を開始するとともに、記憶され
たドップラー周期に基づいて予測された受信信号レベル
が小さくなる期間については、セルサーチ処理を中断す
るステップとを含む。
【0025】請求項7では、このようにアンプのゲイン
を一定にすることによって、自動利得制御装置を用いて
容易にフェージングによるドップラー周期を測定するこ
とができる。そして、ドップラー周期の測定結果の出力
値に基づいて予測された受信信号レベルが小さくなる期
間については、セルサーチのスクランブルコードの同定
処理を中断することによって、スクランブルコードが誤
って検出されるのを有効に防止することができる。ま
た、受信信号レベルが小さくなる期間を予測するステッ
プの終了後に、自動利得制御装置の接続を切り替えるこ
とによって、自動利得制御装置を、ドップラー周期を検
出する構成から、通常のアンプを制御する構成に容易に
変更することができる。これにより部品点数を増加させ
ることなく、容易にスクランブルコードが誤って検出さ
れるのを防止することができる。
を一定にすることによって、自動利得制御装置を用いて
容易にフェージングによるドップラー周期を測定するこ
とができる。そして、ドップラー周期の測定結果の出力
値に基づいて予測された受信信号レベルが小さくなる期
間については、セルサーチのスクランブルコードの同定
処理を中断することによって、スクランブルコードが誤
って検出されるのを有効に防止することができる。ま
た、受信信号レベルが小さくなる期間を予測するステッ
プの終了後に、自動利得制御装置の接続を切り替えるこ
とによって、自動利得制御装置を、ドップラー周期を検
出する構成から、通常のアンプを制御する構成に容易に
変更することができる。これにより部品点数を増加させ
ることなく、容易にスクランブルコードが誤って検出さ
れるのを防止することができる。
【0026】請求項8におけるCDMA用セルサーチ方
法では、請求項5の構成において、少なくともドップラ
ー周期を測定するステップは、セルサーチ処理の開始前
に、自動利得制御装置の前段に位置するアンプのゲイン
を一定値に設定するステップと、自動利得制御装置の出
力値に基づいて、フェージングによるドップラー周期
と、フェージングによって受信信号レベルが小さくなる
期間とを測定するステップと、測定されたフェージング
によるドップラー周期とフェージングによって受信信号
レベルが小さくなる期間とを記憶するステップとを含
む。また、セルサーチ処理を中断するステップは、アン
プを制御するように自動利得制御装置の接続を切り替え
るステップと、その後、セルサーチ処理を開始するとと
もに、記憶されたドップラー周期とフェージングによっ
て受信信号レベルが小さくなる期間とに基づいて予測さ
れた受信信号レベルが小さくなる期間については、セル
サーチ処理を中断するステップとを含む。
法では、請求項5の構成において、少なくともドップラ
ー周期を測定するステップは、セルサーチ処理の開始前
に、自動利得制御装置の前段に位置するアンプのゲイン
を一定値に設定するステップと、自動利得制御装置の出
力値に基づいて、フェージングによるドップラー周期
と、フェージングによって受信信号レベルが小さくなる
期間とを測定するステップと、測定されたフェージング
によるドップラー周期とフェージングによって受信信号
レベルが小さくなる期間とを記憶するステップとを含
む。また、セルサーチ処理を中断するステップは、アン
プを制御するように自動利得制御装置の接続を切り替え
るステップと、その後、セルサーチ処理を開始するとと
もに、記憶されたドップラー周期とフェージングによっ
て受信信号レベルが小さくなる期間とに基づいて予測さ
れた受信信号レベルが小さくなる期間については、セル
サーチ処理を中断するステップとを含む。
【0027】請求項8では、このようにアンプのゲイン
を一定にすることによって、自動利得制御装置を用いて
容易にフェージングによるドップラー周期と受信信号レ
ベルが小さくなる期間とを測定することができる。そし
て、ドップラー周期と受信信号レベルが小さくなる期間
との測定結果の出力値に基づいて予測された受信信号レ
ベルが小さくなる期間については、セルサーチのスクラ
ンブルコードの同定処理を中断することによって、スク
ランブルコードが誤って検出されるのを有効に防止する
ことができる。また、受信信号レベルが小さくなる期間
を予測するステップの終了後に、自動利得制御装置の接
続を切り替えることによって、自動利得制御装置を、ド
ップラー周期と受信信号レベルが小さくなる期間とを検
出する構成から、通常のアンプを制御する構成に容易に
変更することができる。これにより部品点数を増加させ
ることなく、容易にスクランブルコードが誤って検出さ
れるのを防止することができる。さらに、受信信号レベ
ルが小さくなる期間の周期(ドップラー周期)のみなら
ず、受信信号レベルが小さくなる期間も測定することに
よって、より正確に受信信号レベルが小さくなる期間を
予測することができる。
を一定にすることによって、自動利得制御装置を用いて
容易にフェージングによるドップラー周期と受信信号レ
ベルが小さくなる期間とを測定することができる。そし
て、ドップラー周期と受信信号レベルが小さくなる期間
との測定結果の出力値に基づいて予測された受信信号レ
ベルが小さくなる期間については、セルサーチのスクラ
ンブルコードの同定処理を中断することによって、スク
ランブルコードが誤って検出されるのを有効に防止する
ことができる。また、受信信号レベルが小さくなる期間
を予測するステップの終了後に、自動利得制御装置の接
続を切り替えることによって、自動利得制御装置を、ド
ップラー周期と受信信号レベルが小さくなる期間とを検
出する構成から、通常のアンプを制御する構成に容易に
変更することができる。これにより部品点数を増加させ
ることなく、容易にスクランブルコードが誤って検出さ
れるのを防止することができる。さらに、受信信号レベ
ルが小さくなる期間の周期(ドップラー周期)のみなら
ず、受信信号レベルが小さくなる期間も測定することに
よって、より正確に受信信号レベルが小さくなる期間を
予測することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0029】図1は、本発明の一実施形態によるCDM
A用通信端末(移動局)のAGC(自動利得制御)回路
周辺におけるセルサーチ開始前の構成を示した概略図で
ある。図2は、図1に示したAGC回路の出力値と時間
との関係を示した相関図である。図3は、本実施形態に
よるCDMA用端末のAGC回路周辺におけるセルサー
チ時(通常動作の際)の構成を示した概略図である。図
4は、図3に示した構成における入力信号レベルと時間
との関係を示した相関図であり、図5は、図3に示した
構成におけるアンプ出力レベルと時間との関係を示した
相関図である。図6は、本実施形態によるセルサーチ方
法を説明するための概略図である。
A用通信端末(移動局)のAGC(自動利得制御)回路
周辺におけるセルサーチ開始前の構成を示した概略図で
ある。図2は、図1に示したAGC回路の出力値と時間
との関係を示した相関図である。図3は、本実施形態に
よるCDMA用端末のAGC回路周辺におけるセルサー
チ時(通常動作の際)の構成を示した概略図である。図
4は、図3に示した構成における入力信号レベルと時間
との関係を示した相関図であり、図5は、図3に示した
構成におけるアンプ出力レベルと時間との関係を示した
相関図である。図6は、本実施形態によるセルサーチ方
法を説明するための概略図である。
【0030】まず、図1を参照して、本実施形態による
CDMA用通信端末(移動局)のAGC回路周辺のセル
サーチ開始前の構成について説明する。アンテナ1は、
アンプ2に接続されており、アンプ2は、A/D変換器
3に接続されている。A/D変換器3は、AGC回路4
に接続されている。
CDMA用通信端末(移動局)のAGC回路周辺のセル
サーチ開始前の構成について説明する。アンテナ1は、
アンプ2に接続されており、アンプ2は、A/D変換器
3に接続されている。A/D変換器3は、AGC回路4
に接続されている。
【0031】ここで、本実施形態では、セルサーチ処理
の開始前には、AGC回路4の出力は、アンプ2に接続
されていない。なお、セルサーチ処理時の通常動作の際
には、図3に示すように、AGC回路4の出力はアンプ
2に接続されるように切り替えられる。
の開始前には、AGC回路4の出力は、アンプ2に接続
されていない。なお、セルサーチ処理時の通常動作の際
には、図3に示すように、AGC回路4の出力はアンプ
2に接続されるように切り替えられる。
【0032】ここで、AGC回路(自動利得制御回路)
4とは、一般には、無線受信機や増幅器(アンプ)の入
力に変動がある場合にも出力が常に一定になるように利
得を自動的に調整する装置をいう。本実施形態では、こ
のような機能を有するAGC回路4を、セルサーチ開始
前には、アンプ2に接続せずにAGC回路4の出力値の
みを検出する。そして、セルサーチ処理時の通常動作の
際には、上記した本来の機能を果たさせるために、AG
C回路4の出力を、利得を自動的に調節すべきアンプ2
に接続する。これにより、図4に示すような変動の大き
い入力信号の場合にも、図5に示すような、ほぼ一定の
アンプ出力を得ることができる。
4とは、一般には、無線受信機や増幅器(アンプ)の入
力に変動がある場合にも出力が常に一定になるように利
得を自動的に調整する装置をいう。本実施形態では、こ
のような機能を有するAGC回路4を、セルサーチ開始
前には、アンプ2に接続せずにAGC回路4の出力値の
みを検出する。そして、セルサーチ処理時の通常動作の
際には、上記した本来の機能を果たさせるために、AG
C回路4の出力を、利得を自動的に調節すべきアンプ2
に接続する。これにより、図4に示すような変動の大き
い入力信号の場合にも、図5に示すような、ほぼ一定の
アンプ出力を得ることができる。
【0033】以下、上記した構成を有するCDMA用通
信端末を用いたセルサーチ方法について詳細に説明す
る。
信端末を用いたセルサーチ方法について詳細に説明す
る。
【0034】本実施形態では、まずセルサーチ処理を開
始する前に、アンプ2のゲインをある一定値にしてお
き、AGC回路4のAGC出力値からフェージングの様
子(フェージングによるドップラー周期、信号レベル)
を知る。これは、アンプ2のゲインをある一定値にする
ことによって、受信レベルに応じてAGC回路4の出力
値が出力されることを利用している。
始する前に、アンプ2のゲインをある一定値にしてお
き、AGC回路4のAGC出力値からフェージングの様
子(フェージングによるドップラー周期、信号レベル)
を知る。これは、アンプ2のゲインをある一定値にする
ことによって、受信レベルに応じてAGC回路4の出力
値が出力されることを利用している。
【0035】すなわち、受信レベルが大きいときには、
AGC回路4のAGC制御出力値は小さい値になり、逆
に受信レベルが小さいときには、AGC制御出力値は大
きい値になる。この時間的な変化の様子を測定すると、
図2に示された波形が得られる。このAGC出力波形を
見ると、AGC出力値が大きいとき(受信レベルが小さ
いとき)の区間は一定の周期を有していることがわか
る。この周期を、フェージングによるドップラー周期ま
たはフェージング周期という。
AGC回路4のAGC制御出力値は小さい値になり、逆
に受信レベルが小さいときには、AGC制御出力値は大
きい値になる。この時間的な変化の様子を測定すると、
図2に示された波形が得られる。このAGC出力波形を
見ると、AGC出力値が大きいとき(受信レベルが小さ
いとき)の区間は一定の周期を有していることがわか
る。この周期を、フェージングによるドップラー周期ま
たはフェージング周期という。
【0036】つまり、AGC出力の極大値の間隔または
AGCの極小値の間隔がシステムクロックの何クロック
分であるかを検出することによりドップラー周期を測定
することによって、受信信号レベルが小さくなる期間を
予測することができる。このように測定したドップラー
周期(フェージング周期)をレジスタなどの記憶装置に
記憶する。
AGCの極小値の間隔がシステムクロックの何クロック
分であるかを検出することによりドップラー周期を測定
することによって、受信信号レベルが小さくなる期間を
予測することができる。このように測定したドップラー
周期(フェージング周期)をレジスタなどの記憶装置に
記憶する。
【0037】上記のようなドップラー周期の測定処理が
終了すれば、AGC回路4の接続を図3に示したよう
に、アンプ2を制御するような本来の接続に切り替え
る。そして、セルサーチを開始する。このAGC回路4
の接続を切り替えるタイミングは、受信信号レベルがフ
ェージングにより小さくなるとき、すなわち、受信信号
の急激な位相回転が生じるときである。
終了すれば、AGC回路4の接続を図3に示したよう
に、アンプ2を制御するような本来の接続に切り替え
る。そして、セルサーチを開始する。このAGC回路4
の接続を切り替えるタイミングは、受信信号レベルがフ
ェージングにより小さくなるとき、すなわち、受信信号
の急激な位相回転が生じるときである。
【0038】その後、切り替え直前の位置(受信信号レ
ベルがフェージングにより小さくなるときの位置)を起
点として、レジスタなどの記憶装置に記憶したドップラ
ー周期に基づいて、受信信号レベルがフェージングによ
り小さくなると予測される期間については、セルサーチ
処理を中断する。
ベルがフェージングにより小さくなるときの位置)を起
点として、レジスタなどの記憶装置に記憶したドップラ
ー周期に基づいて、受信信号レベルがフェージングによ
り小さくなると予測される期間については、セルサーチ
処理を中断する。
【0039】本実施形態によるDS−CDMAセルラー
通信システムにおけるセルサーチ方法では、従来と同
様、第1番目のスロット同期処理、第2番目のフレーム
同期処理およびコードグループ同定処理、3番目のスク
ランブルコード同定処理の3段階の手順でセルサーチ処
理が行われる。
通信システムにおけるセルサーチ方法では、従来と同
様、第1番目のスロット同期処理、第2番目のフレーム
同期処理およびコードグループ同定処理、3番目のスク
ランブルコード同定処理の3段階の手順でセルサーチ処
理が行われる。
【0040】すなわち、CDMA用通信端末(移動局)
は、初期同期を確立するために、まず、タイムスロット
タイミングを検出する。タイムスロットタイミングが検
出されると、次にスクランブルコードグループ検出部が
各タイムスロットの各パターン(16種類)を同定す
る。そして、これらのパターンの配列に基づいて、フレ
ーム同期をとる(フレームの先頭を検出する)ととも
に、8種類のスクランブルコードを含むスクランブルコ
ードグループを検出する。スクランブルコードグループ
が検出されると、スクランブルコード番号検出部がその
スクランブルコードグループの中から1つのスクランブ
ルコード番号を検出する。
は、初期同期を確立するために、まず、タイムスロット
タイミングを検出する。タイムスロットタイミングが検
出されると、次にスクランブルコードグループ検出部が
各タイムスロットの各パターン(16種類)を同定す
る。そして、これらのパターンの配列に基づいて、フレ
ーム同期をとる(フレームの先頭を検出する)ととも
に、8種類のスクランブルコードを含むスクランブルコ
ードグループを検出する。スクランブルコードグループ
が検出されると、スクランブルコード番号検出部がその
スクランブルコードグループの中から1つのスクランブ
ルコード番号を検出する。
【0041】ここで、上記したセルサーチ処理の中のス
クランブルコード同定処理について図6を参照して詳細
に説明する。
クランブルコード同定処理について図6を参照して詳細
に説明する。
【0042】スクランブルコード同定処理の前の処理で
検出されたコードグループには、スクランブルコードの
候補として8種類のパターンがある。これらの8種類の
コードパターンの中から正しいスクランブルコードをス
クランブルコード同定部によって同定する。本実施形態
では、このスクランブルコード同定処理において、一つ
の相関器を時分割で使用している。
検出されたコードグループには、スクランブルコードの
候補として8種類のパターンがある。これらの8種類の
コードパターンの中から正しいスクランブルコードをス
クランブルコード同定部によって同定する。本実施形態
では、このスクランブルコード同定処理において、一つ
の相関器を時分割で使用している。
【0043】つまり、前の処理で検出されたコードグル
ープの8種類のスクランブルコード候補を、図6に示す
ように、S(1)、S(2)、・・・、S(8)とす
る。スクランブルコード同定部において、最初にS
(1)のスクランブルコードを生成し、受信したCPI
CH(Common Pilot Channel:共
通パイロットチャンネル)信号との相関処理を行う。予
め決められた時間だけ相関処理を行った後、S(2)の
スクランブルコードを生成し、受信したCPICH信号
との相関処理を行う。同様の手順によって、S(3)か
らS(8)までの相関処理を行う。
ープの8種類のスクランブルコード候補を、図6に示す
ように、S(1)、S(2)、・・・、S(8)とす
る。スクランブルコード同定部において、最初にS
(1)のスクランブルコードを生成し、受信したCPI
CH(Common Pilot Channel:共
通パイロットチャンネル)信号との相関処理を行う。予
め決められた時間だけ相関処理を行った後、S(2)の
スクランブルコードを生成し、受信したCPICH信号
との相関処理を行う。同様の手順によって、S(3)か
らS(8)までの相関処理を行う。
【0044】なお、本実施形態では、各スクランブルコ
ードと、受信したCPICH信号との相関処理を行う時
間は、2シンボルである。
ードと、受信したCPICH信号との相関処理を行う時
間は、2シンボルである。
【0045】ここで、本実施形態では、レジスタなどの
記憶装置に記憶されたフェージングによるドップラー周
期に基づいて予測された信号レベルが小さくなる期間
(図6のS(4)の期間)については、相関処理は行わ
ない。なお、図6に示した場合は、信号レベルが小さく
なる期間が2シンボル以内の場合を想定しているので、
1つの期間(S(4)の期間)のみについて相関処理を
中断しているが、信号レベルが小さくなる期間が2シン
ボル以上の場合は、その期間の長さに応じた区間にわた
って相関処理を中断する。たとえば、2シンボル以上4
シンボル以内の場合には、2つの期間(4シンボル分)
にわたって、相関処理を中断する。そして、上記のよう
な処理を行って得られた、最大の相関を示すものが求め
るスクランブルコードとなる。
記憶装置に記憶されたフェージングによるドップラー周
期に基づいて予測された信号レベルが小さくなる期間
(図6のS(4)の期間)については、相関処理は行わ
ない。なお、図6に示した場合は、信号レベルが小さく
なる期間が2シンボル以内の場合を想定しているので、
1つの期間(S(4)の期間)のみについて相関処理を
中断しているが、信号レベルが小さくなる期間が2シン
ボル以上の場合は、その期間の長さに応じた区間にわた
って相関処理を中断する。たとえば、2シンボル以上4
シンボル以内の場合には、2つの期間(4シンボル分)
にわたって、相関処理を中断する。そして、上記のよう
な処理を行って得られた、最大の相関を示すものが求め
るスクランブルコードとなる。
【0046】上記のように、本実施形態によるセルサー
チ方法では、AGC回路4を用いてフェージングによる
ドップラー周期を測定することによって、受信信号レベ
ルが小さくなる期間を予測することができる。そして、
その予測された受信信号レベルが小さくなる期間には、
セルサーチ処理を中断することによって、セルサーチ処
理の際に、スクランブルコードが誤って検出されるのを
有効に防止することができる。それにより、スクランブ
ルコードが誤検出された場合に必要なセルサーチの繰り
返しが不要となり、その結果、セルサーチ時間を短縮す
ることができる。
チ方法では、AGC回路4を用いてフェージングによる
ドップラー周期を測定することによって、受信信号レベ
ルが小さくなる期間を予測することができる。そして、
その予測された受信信号レベルが小さくなる期間には、
セルサーチ処理を中断することによって、セルサーチ処
理の際に、スクランブルコードが誤って検出されるのを
有効に防止することができる。それにより、スクランブ
ルコードが誤検出された場合に必要なセルサーチの繰り
返しが不要となり、その結果、セルサーチ時間を短縮す
ることができる。
【0047】また、上記実施形態では、従来からCDM
A用通信端末に含まれているAGC回路4を、フェージ
ングによるドップラー周期を測定する手段として流用す
ることによって、部品点数を増加させることなく、容易
にドップラー周期を測定することができる。このため、
CDMA用通信端末の回路構成を複雑化させることな
く、スクランブルコードの誤検出を有効に防止すること
ができる。
A用通信端末に含まれているAGC回路4を、フェージ
ングによるドップラー周期を測定する手段として流用す
ることによって、部品点数を増加させることなく、容易
にドップラー周期を測定することができる。このため、
CDMA用通信端末の回路構成を複雑化させることな
く、スクランブルコードの誤検出を有効に防止すること
ができる。
【0048】また、セルサーチ処理は、搬送波同期およ
びクロック同期前に行われる初期同期処理である。この
ため、搬送波の位相ずれを伴ったままの状態で検出する
必要があること、初期同期処理ではいろいろな反射波
(マルチパス)を集めて合成することにより信号レベル
を上げるためのレイク合成が使えないこと、いろいろな
反射波(マルチパス)によって電力が分散されて逆拡散
後の信号成分が低いことなど、移動通信特有の厳しい環
境下でセルサーチ処理を行う必要がある。本実施形態で
は、このような移動通信特有の厳しい環境下において
も、セルサーチ時間を容易に短縮することができる。
びクロック同期前に行われる初期同期処理である。この
ため、搬送波の位相ずれを伴ったままの状態で検出する
必要があること、初期同期処理ではいろいろな反射波
(マルチパス)を集めて合成することにより信号レベル
を上げるためのレイク合成が使えないこと、いろいろな
反射波(マルチパス)によって電力が分散されて逆拡散
後の信号成分が低いことなど、移動通信特有の厳しい環
境下でセルサーチ処理を行う必要がある。本実施形態で
は、このような移動通信特有の厳しい環境下において
も、セルサーチ時間を容易に短縮することができる。
【0049】なお、今回開示された実施形態は、すべて
の点で例示であって制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明
ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請
求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が
含まれる。
の点で例示であって制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明
ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請
求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が
含まれる。
【0050】たとえば、上記実施形態では、フェージン
グによるドップラー周期のみに基づいて、受信信号レベ
ルが小さくなる期間を予測したが、本発明はこれに限ら
ず、フェージングによるドップラー周期に加えて、受信
信号レベルが小さくなる期間を測定して、それら両者に
基づいて、受信信号レベルが小さくなる期間を予測する
ようにしてもよい。このように、フェージングによるド
ップラー周期のみならず、受信信号レベルが小さくなる
期間も測定すれば、より正確に受信信号レベルが小さく
なる期間を予測することができる。
グによるドップラー周期のみに基づいて、受信信号レベ
ルが小さくなる期間を予測したが、本発明はこれに限ら
ず、フェージングによるドップラー周期に加えて、受信
信号レベルが小さくなる期間を測定して、それら両者に
基づいて、受信信号レベルが小さくなる期間を予測する
ようにしてもよい。このように、フェージングによるド
ップラー周期のみならず、受信信号レベルが小さくなる
期間も測定すれば、より正確に受信信号レベルが小さく
なる期間を予測することができる。
【0051】なお、受信信号レベルが小さくなる期間
は、AGC回路4の出力値にしきい値を設けておき、そ
のしきい値よりも大きい期間を測定することにより容易
に測定することができる。そして、このように測定した
受信信号レベルが小さくなる期間およびドップラー周期
をレジスタなどの記憶装置に記憶すればよい。
は、AGC回路4の出力値にしきい値を設けておき、そ
のしきい値よりも大きい期間を測定することにより容易
に測定することができる。そして、このように測定した
受信信号レベルが小さくなる期間およびドップラー周期
をレジスタなどの記憶装置に記憶すればよい。
【0052】また、上記実施形態では、8種類のスクラ
ンブルコードの中から正しいスクランブルコードを同定
する際に、一つの相関器を時分割で使用するようにした
が、本発明はこれに限らず、8個の相関器を並列に使用
してもよい。このようにすれば、一つの相関器を時分割
で使用する場合に比べて、回路規模は大きくなるが相関
処理時間を短縮することができる。
ンブルコードの中から正しいスクランブルコードを同定
する際に、一つの相関器を時分割で使用するようにした
が、本発明はこれに限らず、8個の相関器を並列に使用
してもよい。このようにすれば、一つの相関器を時分割
で使用する場合に比べて、回路規模は大きくなるが相関
処理時間を短縮することができる。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、セルサ
ーチ処理の際に、スクランブルコードが誤って検出され
るのを有効に防止することができるので、スクランブル
コードが誤検出された場合に必要なセルサーチの繰り返
しが不要となる。その結果、セルサーチ時間を短縮する
ことができる。
ーチ処理の際に、スクランブルコードが誤って検出され
るのを有効に防止することができるので、スクランブル
コードが誤検出された場合に必要なセルサーチの繰り返
しが不要となる。その結果、セルサーチ時間を短縮する
ことができる。
【図1】本発明の一実施形態によるCDMA用通信端末
のAGC回路周辺におけるセルサーチ開始前の回路構成
を示した概略図である。
のAGC回路周辺におけるセルサーチ開始前の回路構成
を示した概略図である。
【図2】図1に示したAGC回路の出力値と時間との関
係を示した相関図である。
係を示した相関図である。
【図3】本発明の一実施形態によるCDMA用通信端末
のAGC回路周辺におけるセルサーチ処理時の回路構成
を示した概略図である。
のAGC回路周辺におけるセルサーチ処理時の回路構成
を示した概略図である。
【図4】図3に示した構成における入力信号レベルと時
間との関係を示した相関図である。
間との関係を示した相関図である。
【図5】図3に示した構成におけるアンプ出力レベルと
時間との関係を示した相関図である。
時間との関係を示した相関図である。
【図6】本実施形態によるセルサーチ方法を説明するた
めの概略図である。
めの概略図である。
【図7】CDMA通信における同相信号(I)および直
交信号(Q)の位相を説明するための概念図である。
交信号(Q)の位相を説明するための概念図である。
【図8】フェージングによる急激な位相変化を説明する
ための概略図である。
ための概略図である。
1 アンテナ 2 アンプ 3 A/D変換器 4 AGC回路(自動利得制御回路)
Claims (8)
- 【請求項1】 CDMA通信において、少なくともフェ
ージングによるドップラー周期を測定する手段と、 少なくとも前記ドップラー周期の測定結果に基づいて、
セルサーチ処理を中断する手段とを備えた、CDMA用
通信端末。 - 【請求項2】 前記少なくともフェージングによるドッ
プラー周期を測定する手段は、 前記フェージングによるドップラー周期と、前記フェー
ジングによって受信信号レベルが小さくなる期間とを測
定する手段を含む、請求項1に記載のCDMA用通信端
末。 - 【請求項3】 前記少なくともフェージングによるドッ
プラー周期を測定する手段は、自動利得制御装置を含
む、請求項1または2に記載のCDMA用通信端末。 - 【請求項4】 CDMA通信において、少なくともフェ
ージングによるドップラー周期を測定するステップと、 少なくとも前記ドップラー周期の測定結果に基づいて、
セルサーチ処理を中断するステップとを備えた、CDM
A用セルサーチ方法。 - 【請求項5】 前記少なくともフェージングによるドッ
プラー周期を測定するステップは、 前記フェージングによるドップラー周期と、前記フェー
ジングによって受信信号レベルが小さくなる期間とを測
定するステップを含み、 前記セルサーチ処理を中断するステップは、 前記測定されたフェージングによるドップラー周期と前
記フェージングによって受信信号レベルが小さくなる期
間とに基づいて、セルサーチ処理を中断するステップを
含む、請求項4に記載のCDMA用セルサーチ方法。 - 【請求項6】 前記セルサーチ処理を中断するステップ
は、 少なくとも前記ドップラー周期の測定結果に基づいて、
受信信号レベルが小さくなる期間を予測するステップ
と、 前記予測された受信信号レベルが小さくなる期間につい
ては、セルサーチ処理を中断するステップとを含む、請
求項4または5に記載のCDMA用セルサーチ方法。 - 【請求項7】 前記少なくともドップラー周期を測定す
るステップは、 前記セルサーチ処理の開始前に、自動利得制御装置の前
段に位置するアンプのゲインを一定値に設定するステッ
プと、 前記自動利得制御装置の出力値に基づいて、前記フェー
ジングによるドップラー周期を測定するステップと、 前記測定されたフェージングによるドップラー周期を記
憶するステップとを含み、 前記セルサーチ処理を中断するステップは、 前記アンプを制御するように、前記自動利得制御装置の
接続を切り替えるステップと、 その後、前記セルサーチ処理を開始するとともに、前記
記憶されたドップラー周期に基づいて予測された受信信
号レベルが小さくなる期間については、前記セルサーチ
処理を中断するステップとを含む、請求項4に記載のC
DMA用セルサーチ方法。 - 【請求項8】 前記少なくともドップラー周期を測定す
るステップは、 前記セルサーチ処理の開始前に、自動利得制御装置の前
段に位置するアンプのゲインを一定値に設定するステッ
プと、 前記自動利得制御装置の出力値に基づいて、前記フェー
ジングによるドップラー周期と、前記フェージングによ
って受信信号レベルが小さくなる期間とを測定するステ
ップと、 前記測定されたフェージングによるドップラー周期と、
前記フェージングによって受信信号レベルが小さくなる
期間とを記憶するステップとを含み、 前記セルサーチ処理を中断するステップは、 前記アンプを制御するように、前記自動利得制御装置の
接続を切り替えるステップと、 その後、前記セルサーチ処理を開始するとともに、前記
記憶されたドップラー周期と前記フェージングによって
受信信号レベルが小さくなる期間とに基づいて予測され
た受信信号レベルが小さくなる期間については、前記セ
ルサーチ処理を中断するステップとを含む、請求項5に
記載のCDMA用セルサーチ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000212690A JP2002026773A (ja) | 2000-07-13 | 2000-07-13 | Cdma用通信端末およびセルサーチ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000212690A JP2002026773A (ja) | 2000-07-13 | 2000-07-13 | Cdma用通信端末およびセルサーチ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002026773A true JP2002026773A (ja) | 2002-01-25 |
Family
ID=18708574
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000212690A Pending JP2002026773A (ja) | 2000-07-13 | 2000-07-13 | Cdma用通信端末およびセルサーチ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002026773A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005534252A (ja) * | 2002-07-26 | 2005-11-10 | トムソン ライセンシング | スペクトル拡散受信器用多段自動利得制御 |
JP2009065302A (ja) * | 2007-09-05 | 2009-03-26 | Nec Corp | 周波数自動制御装置及びその方法並びにそれを用いた移動機 |
-
2000
- 2000-07-13 JP JP2000212690A patent/JP2002026773A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005534252A (ja) * | 2002-07-26 | 2005-11-10 | トムソン ライセンシング | スペクトル拡散受信器用多段自動利得制御 |
JP2009065302A (ja) * | 2007-09-05 | 2009-03-26 | Nec Corp | 周波数自動制御装置及びその方法並びにそれを用いた移動機 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060105 |
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A02 | Decision of refusal |
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