JP4498069B2 - シート幅整合装置、シート処理装置、及び画像形成装置 - Google Patents

シート幅整合装置、シート処理装置、及び画像形成装置 Download PDF

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本発明は、シートの幅を揃える(シート搬送方向と交差する方向の整合をする)シート幅整合装置、特に、シートの浮き上がりを防止しながら整合するシート幅整合装置と、このシート幅整合装置を備えたシート処理装置、及びシート幅整合装置とシート処理装置とのいずれかの処理装置を装置本体に備えた画像形成装置とに関する。
従来、1対の整合部材としての横整合基準壁、及び横整合基準壁に対して接近離間するジョガーを有し、シートの両側からシートの幅整合をするシート幅整合装置が知られている。このシート幅整合装置は例えば、シートに画像を形成する画像形成装置の装置本体に備えられている場合がある。なお、幅とは、シート搬送方向に対して交差する方向のことをいう。
従来、シート幅整合装置は、ジョガーでシートの幅方向の整合をするとき、シートがジョガーに押されて積載手段としてのトレイから浮き上がって、確実に整合を行なうことができないことがあった。また、従来、シート幅整合装置は、シートが浮き上がった後、ジョガーの押し面からシートがすり抜けてシートの幅整合を行なうことができないこともあった。
そこで、第1従来例のシート幅整合装置は、シートの浮き上がり防止、シート側部のすり抜けを防止のための、シート側部を受け入れる断面コの字状の横整合基準壁及びジョガーを備えたものがある(特許文献1参照)。
第2従来例のシート幅整合装置は、シートの浮き上がり防止、シートのすり抜け防止のための、シートを覆う規制片をジョガーの上部に備えている(特許文献2参照)。この第2従来例のシート幅整合装置は、連続して送り込まれてくるシート同士の間隔を詰めてシート整合処理能率を高めた高速タイプになっている。このため、このシート幅整合装置は、ジョガーが先行シートの幅整合を行った後、シート搬送領域外に移動する途中において、後続のシートが送り込まれてきても、規制片の上端部に形成した傾斜面で先行シートの上に落とし込むことができるようになっている。また、この傾斜面は、ジョガーがシートから離れた待機位置にいるとき、シート搬送領域からはみ出て搬送されてきたシートを、受け止めて、シート搬送領域内に案内し、先行シート上に重なるようにする役目もしている。
特開2003−246525号公報 特開2000−219413号公報
ところで、第1従来例のシート幅整合装置は、ジョガーを断面コ字状に形成してあるため、シートを幅整合するとき、コの字の中を、シートをくぐらせるか、あるいは、ジョガーを一旦シート搬送領域外の待機位置に待機させた後、シートを上方から落下させて、再び、ジョガーをシートに接近させて、シート側部をコ字状の部分で受け入れて幅整合するようになっている。しかし、第1従来例のシート幅整合装置は、断面コ字状のジョガーでシートの幅整合をするようになっているので、シートがジョガーからすり抜けるようなことがないが、板状のジョガーと比較してジョガーを待機位置に退避させる退避時間、及び退避させる退避スペースが余計に必要であり、シート幅整合処理能率を向上、及び小型にするのが困難であった。
第2従来例のシート幅整合装置は、高速幅整合処理を行なうため、ジョガーがシート搬送領域外に退避する距離を短くする必要がある。そこで、規制片の幅方向の突出長さを短くする必要がある。しかし、規制片の突出長さを短くすると、シートのすり抜けを確実に防止することができなくなるという問題がある。
また、シートの幅整合処理能率の低い従来のシート幅整合装置を備えた画像形成装置は、画像形成装置全体としてのシート処理能率が低下するという問題があった。
本発明は、シートの浮き上がり防止、シートのすり抜け防止を損なうことなく、移動整合部材の移動距離を短くして、シートの幅整合処理能率を高めたシート幅整合装置を提供することを目的としている。
本発明は、シートの幅整合処理能率を高めたシート幅整合装置を備えて処理能率を高めたシート処理装置を提供することを目的としている。
本発明は、シートの幅整合処理能率を高めたシート幅整合装置を備えてシート処理能率を高めた画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のシート幅整合装置は、搬送されてきたシートが積載される積載手段と、前記積載手段に積載されたシートのシート搬送方向に沿った側部をシート搬送方向と交差する方向に押圧して整合する1対の整合部材と、前記1対の整合部材による整合動作時のシートの浮き上がりを防止する浮き上がり防止手段と、を備え、前記1対の整合部材のうち少なくとも一方は、前記積載手段上に搬送されるシートのシート搬送領域外の待機位置とシートを整合する整合位置との間を移動可能な移動整合部材であり、前記浮き上がり防止手段は、前記移動整合部材が前記待機位置にいるとき前記積載手段上に搬送されるシートのシート搬送領域外の、シートを受け入れる受け入れ位置にあり、前記移動整合部材が前記整合位置へ移動しているとき前記積載手段に積載されたシートと間隔を空けてシートの上方を覆い、前記1対の整合部材による整合動作時のシートの浮き上がりを防止する浮き防止位置に回動する回動部材を有している。
本発明のシート幅整合装置は、搬送されてきたシートが積載される積載手段と、前記積載手段に積載されたシートのシート搬送方向に沿った側部をシート搬送方向と交差する方向に押圧して整合する1対の整合部材と、前記1対の整合部材による整合動作時のシートの浮き上がりを防止する浮き上がり防止手段と、を備え、前記1対の整合部材のうち少なくとも一方は、前記積載手段上に搬送されたときのシートのシート搬送方向に沿った側部からシート搬送方向と交差する方向に離れた待機位置とシートを整合する整合位置との間を移動可能な移動整合部材であり、前記浮き上がり防止手段が、前記1対の整合部材による整合動作時の前記シートの浮き上がりを防止する浮き防止部材と、前記浮き防止部材の上方に設けられ、搬送されてきたシートの上面を案内する上ガイド部材と、を備え、前記上ガイド部材は、前記浮き防止部材の先端を前記上ガイド部材のガイド面から上方に突出させる先端逃がし部を有し、前記浮き防止部材は、前記上ガイド部材と前記移動整合部材との間に送り込まれてきた後続シートが通過できるよう前記先端逃がし部に先端を突出させた位置から回動可能に前記移動整合部材に設けられている。
上記目的を達成するため、本発明のシート処理装置は、搬送されたシートのシート搬送方向に沿った側部を整合するシート幅整合装置と、整合されたシートに処理を施すシート処理手段と、を備え、前記シート幅整合装置が上記いずれか1つのシート幅整合装置である。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、画像形成されたシートを搬送する搬送手段と、搬送されたシートに処理を施すシート処理装置と、を備え、前記シート処理装置が上記のシート処理装置である。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、画像形成されたシートを搬送する搬送手段と、搬送されたシートのシート搬送方向に沿った側部を整合するシート幅整合装置と、を備え、前記シート幅整合装置が上記いずれか1つのシート幅整合装置である。
本発明のシート幅整合装置は、移動整合部材がシートから離れた待機位置にいるときシートを受け入れ態勢になり、移動整合部材がシートを整合する整合位置へ移動しているときシートの浮き上がり防止態勢となる浮き上がり防止手段を備えているので、シートの幅整合時において、シートの浮き上がり防止機能、シートのすり抜け防止機能を損なうことなく、移動整合部材の待機位置をシートの近い位置に設定することができて、移動整合部材を退避させる時間と距離を従来よりも短縮することができ、シートの幅整合処理効率を高めることができるとともに、装置を小型にすることができる。
本発明のシート幅整合装置は、積載手段の上方に配設されてシートの浮き上がりを防止する浮き防止部材と、移動整合部材と浮き防止部材との間を埋め、かつ移動整合部材がシートを整合する位置へ移動しているとき送り込まれてきた後続シートが間を通過できるように回動可能に移動整合部材に設けられた回動部材とを備えているので、浮き防止部材によってシートの浮き上がり、すり抜けを防止して、移動整合部材の待機位置をシートの近い位置に設定することができて、移動整合部材を退避させる時間と距離を従来よりも短縮することができ、シートの幅整合効率を高めることができるとともに、装置を小型にすることができる。
本発明のシート処理装置は、シートの幅整合処理能率を高めたシート幅整合装置を備えているので、処理能率を高めることができる。
以下、本発明の実施形態のシート幅整合装置と、このシート幅整合装置を装置本体に備えたプリンタとを図に基づいて説明する。
本実施形態のシート幅整合装置は、重ねられたシートの幅を揃える(幅整合する)ようになっている。シート幅整合装置は、シートを取り扱うシート取扱装置において、重ねられたシートの幅整合をする必要がある場所に装備されるようになっている。シート取扱装置には、シートに画像を形成する画像形成装置、シートやシート束に孔をあける穿孔装置、シートやシート束を折り曲げる折り装置、シートやシート束を裁断する裁断装置等がある。また、画像形成装置には、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機等がある。したがって、本発明のシート幅整合装置は、プリンタのみに設けられるものでない。また、本発明の画像形成装置は、プリンタのみに限定されるものでない。
なお、本実施形態に記載されている、数値、材質、形状、その他相対位置などは、特に特定的記載がない限りはこの発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(プリンタ)
図1は、画像形成装置としてのプリンタの概略正面断面図である。
画像形成装置としてのプリンタ1は、シートの片面、あるいは両面に画像を形成するようになっている。プリンタ1は、装置本体1Aの上部にスキャナ部51と自動原稿給送部52とを重ねて有している。
給紙カセット2には、シートSが束状に積載されている。給紙ローラ3は、給紙カセット2からシートを送り出す。分離ローラ4a、4bは、給紙カセット2から送り出されたシートが重なっている場合、1枚ずつに分離して、搬送経路5に送り込む。搬送経路5,6は、シートを案内搬送する。レジストローラ対8は、搬送経路6から送られてきたシートの先端を回転停止している状態で受け止めてシートの斜行を直す。
一方、画像形成プロセスユニット(以下カートリッジ)9に設けてある画像形成手段としての感光ドラム10には、スキャナ14によって潜像を形成され、さらにその潜像を不図示のトナー現像器によって可視像化されてトナー像として形成されている。
レジストローラ対8は、斜行修正したシートを、トナー像の位置に合わせて、感光ドラム10の外周に送り込む。トナー像は、シートに転写されて、シートが加熱定着器11に送り込まれることによって、シートに転写される。定着排紙ローラ対12は、トナー像を定着されたシートを下流に搬送する。このとき、定着排紙センサ13は、シートを検知する。
プリンタ1の装置本体1Aの上部には、排紙処理装置40を設けてある。定着排紙ローラ対12を通過したシートは、シートの画像形成面を下にして案内する第1パス15、もしくは排紙処理装置40側に導く第2パス16に、切り替えフラッパ17によって選択的に案内される。第1パス15へ導かれたシートは、排紙ローラ対18によって、FDトレイ19に排出される。FD(フェイスダンウン)とは、画像形成面が下になっていることをいう。FD満載検知フラグ20は、FDトレイ19にシートが満載されたことを検知するようになっている。また、第2パス16へ導かれたシートは、排紙ローラ対21により、排紙処理装置40の入口ローラ対41に受け渡される。
次に、プリンタ1の装置本体1Aの上方に設けた画像読取部を説明する。画像読取部はスキャナ部51と自動原稿給送部(以下ADF)52とで構成されている。
ADF52は、原稿積載トレイ上に積載される複数枚の原稿を給送ローラ、分離パッドにより1枚ずつに分離して、原稿読取位置に送り込むようになっている。スキャナ部51は、停止したままで、原稿読取位置を通過する原稿記載情報を光学的に読み取るようになっている。また、ADF52は、スキャナ部51後方に設けた不図示のヒンジを中心に後方に開閉自在になっており、原稿台ガラス57上に原稿を載置する場合に開閉されるようになっている。
スキャナ部51は、原稿台ガラス57上に載置された原稿を光学キャリッジ58がガイド軸59に沿って水平方向に走査しながら原稿記載情報を読み取り、不図示のCCDで光電変換するようになっている。ADF52によって、原稿が原稿読取位置に送り込まれてくるときには、光学キャリッジ58は、所定の位置に停止して搬送中の原稿の記載情報を読み取るようになっている。
次に、プリンタ1の装置本体1Aの内部下方に設けた両面搬送路を説明する。加熱定着器11の下流に、定着排紙ローラ対12にニップするように両面加圧ころ70を設けてある。両面搬送路71は、両面加圧ころ70の下方に設けられて搬送路6に合流している。両面搬送路71には、両面第1搬送ローラ対72、両面第2搬送ローラ対74、両面搬送センサ73を設けてある。
シートが両面搬送路を搬送される動作を説明する。まず、シートは、一旦、切り替えフラッパ17により第1パス15に導かれる。そして、シートの後端が定着排紙ローラ対12を所定量通過した後、例えば、所定位置に達したときに排紙ローラ対18が逆転する。シートは、今まで後端であった部分を先端にして両面搬送路71に送り込まれる。すなわち、シートは、スイッチバック搬送されたことになり、表裏反転されたことになる。両面反転タイミングは、定着排紙センサ13によりシートの先端、または後端を検知することで決められる。両面搬送路71に進入、進行したシートは、所定のタイミングにより、再び、搬送路6に送り込まれて、再給紙される。そして、シートは、片方の面にもトナー画像を転写、定着されて、FDトレイ19に排出されるか、あるいは排紙処理装置40に送り込まれる。
次に、排紙処理装置40を説明する。
入口ローラ対41に受け取られたシートは、搬送パス42を通過し、中間ローラ対43によって中間積載部44を通過して、上下ローラ45a,45bで構成された排紙ローラ対45によって排紙トレイ46に排出積載される。
排紙処理装置40は、ステイプル整合するモードと、単一シートを排出するモードとに基づいた動作ができるようになっている。単一シート排出モードのときには、全ての、ローラ対41,43,45が回転して、シートが排紙トレイ46に順次排出される。満載検知フラグ47は、排紙トレイ46に積載されたシートが満載になったことを検知するようになっている。
一方、ステイプル整合モードのときには、排紙ローラ対45の上ローラ45aは、下ローラ45bから、所定のタイミングで不図示の機構により離れる。そして、排紙ローラ対45は、回転を停止する。この状態で、中間ローラ対43によって搬送されたシートは、押え部材48によって中間積載部44に一旦積載され、ジョガー49によって幅整合され、パドル50によって、縦整合される。ジョガー49は、後述するシート幅整合装置60の一部分である。
排紙処理装置40は、シート排出ごとに同一の整合動作を繰り返して、最終シートを整合後に、シート束をステープラHによって綴じる。その後、排出ローラ対45の上ローラ45aが下降して、排出ローラ対45がシート束を排出する。満載検知フラグ47は、不図示のリンク機構によって、排紙ローラ対45の上ローラ45aの離間動作に連動して、上方へ退避し、ジョガー49による整合中のシートへの負荷を与えないようにしている。
(第1実施形態のシート幅整合装置)
本発明の第1実施形態のシート幅整合装置を図1乃至図5に基づいて説明する。
第1実施形態のシート幅整合装置60は、排紙処理装置40に組み込まれている。なお、幅とは、シート搬送方向に対して交差する方向のことをいう。幅整合とは、シート搬送方向に沿ったシートの縁を揃えることである。
図2は、シート幅整合装置60が組み込まれた排紙処理装置40の斜視図である。シート幅整合装置60は、シートが積載される積載手段としての中間積載部44と、中間積載部44に積載されたシートのシート搬送方向に沿った側部を両側から整合する1対の整合部材としてのジョガー49及び横整合基準壁63と、ジョガー49がシートから離れた待機位置にいるときシートを受け入れ態勢(図5(a))になり、ジョガー49がシートを整合する整合位置へ移動しているときシートの浮き上がりを防止する態勢(図5(c))になる浮き上がり防止手段としての浮き上がり防止機構62(図5)等、を備えている。本実施形態においては移動整合部材としてのジョガー49と、整合基準となる横整合基準壁63を備えたシート幅整合装置60について説明するが、少なくとも一方が他方に接近してシート幅整合する機構であれば本発明は有効である。
図2に示した、排紙処理装置40は、加熱定着器11(図1)により排出されたシートSを、矢印A方向から受け取り、中間ローラ対43により中間積載部44上に排出した状態になっている。シートSは、複数の押え部材48(48a乃至48e)により、下方向に付勢されて、中間ローラ対43で後端まで排出された時点で確実に中間積載部44に落下させられる。シートが落下した状態で、ジョガー49は、図2、図5(a)に示すシート搬送領域(AR)外の待機位置に待機している。この状態で、パドル50が、図1において時計方向に回転して、シートを搬送方向と反対方向に引き戻して、中間ローラ対43の下にある縦整合基準壁61(図1、図3)にシートの後端を突き当てる。
排紙ローラ対45は、不図示のアクチュエータにより上、下ローラ45a、45bがともに回転するようになっている。また、排紙ローラ対45の上、下ローラ45a,45bは、互いに接触しない櫛歯ローラであり、シートに腰を付けながら排出するようになっている。さらに、排紙ローラ対45の上、下ローラ45a,45bは、整合処理中は、1枚目のシートの先端が中間積載部44を通過した後に、離間するようになっている。さらに、上ローラ45aは、排紙ローラ対45に連動して、下ローラ45bから離間するようになっている。排紙ローラ対45は、上ローラ45aが下ローラ45bから離れている間中、回転を停止している。図3は、上ローラ45aが下ローラ45bから離れた状態を示している。
次に、シートS(図2)は、ジョガー49が矢印B方向へ移動することで、横整合基準壁63にシートSの側面が突き当たるまでジョガー49に押される。その後、シートは、パドル50により矢印Aとは逆方向に搬送される。なお、ジョガー49には、支点64を中心に回動する回動部材としてのガイド部材65を設けてある。ガイド部材65は、ジョガー49の位置に応じて回動するようになっている。なお、その動作は、後に説明する。
図3は、図2の左側面図であり、シート幅整合装置を主体に示した図である。図3(a)は、シート幅整合装置60がジョガー49でシートの幅整合を開始するときの図である。このとき、ガイド部材65は略垂直状態になっている。図3(b)は、ジョガー49により先行シートS1が、横整合基準壁63(図2)に押し付けられて幅整合された後、後続シートS2の先端S2aが中間積載部44上に搬送されてきた状態を示す図である。このとき、ジョガー49及びガイド部材65の上方を後続シートS2が通過しているため、ガイド部材65は略水平状態になっている。略水平状態のときのガイド部材65の上面65aは、シートが搬送するために滑らかに形成されている。
次に、ジョガー49及びガイド部材65の上方を後続シートが通過する理由を説明する。
図4は、図3(b)の平面図であり、ジョガー49によって、整合された先行シートS1と、搬入されてくる後続シートS2の位置関係を説明するための図である。本実施形態のプリンタ1は、シートを搬送する搬送路の中心とシートの中心とを一致させてシートを搬送するセンター基準のプリンタのため、先行シートS1のようなシート搬入位置と、後続シートS2のようなシート幅整合位置が図4に示すように異なっている。
また、排紙処理装置40は、シートSが中間積載部44に確実に積載されてから、パドル50によって縦整合を実施し、その後、ジョガー49により幅整合をするようになっている。ジョガー49の移動量は、図4で示すシートを受け入れる待機位置αから破線で示したシートの幅整合をする整合位置βまで、本実施形態においては約32.5mmである。また、シートの斜行マージンを考慮し、シートが中間積載部44に着地すると仮定したシート搬入位置から幅方向外側に約5mmの位置を待機位置αとしている。
ジョガー49の移動スピード(整合スピード)は、処理能力(スループット)を高めるため高速であることが好ましい。しかし、整合性を高めるためには低速が好ましく、双方を満足する速度に抑えて(本実施形態においては約200mm/s)設定してある。プリンタ1のプロセススピードは、約170mm/sであり、設計上の最低シート間隔は約40mmである。シートが中間ローラ対43を通過した後、排紙トレイ46に着地して安定するまでの時間は、約50msである。最短シート間でシートが搬入されてくると、シート間は、40/170≒0.235s、ジョガー49が待機位置αから整合位置βに移動するのに必要な時間は、32.5/200≒0.163sである。これより、少なくとも、ジョガー49が待機位置αから整合位置βに移動するまでに要する最低時間は、50+163=213msであるため、ジョガー49が待機位置αに戻る前に、後続シートS2が、先行シートS1が搬入されてから235ms後にジョガー49の上を搬送されることになる。
図5において、ガイド部材65、レバー67、作動部材としてのカム68等は、浮き上がり防止機構62を構成している。ガイド部材65は、シートを受け入れる受け入れ位置(図5(a))とシートの浮き上がりを防止する浮き防止位置(図5(c)、(d))とに回動可能にジョガー49に設けられている。カム68は、ガイド部材65をジョガー49の移動にともなって受け入れ位置と浮き防止位置とに回動させるようになっている固定部材である。浮き上がり防止機構62は、ジョガー49がシートから離れた待機位置αにいるときガイド部材65が略垂直状態に回動してシートを受け入れる態勢になり、ジョガー49がシートを整合する整合位置βへ移動しているときガイド部材65がシートを覆うようにして略水平状態まで回動し、シートの浮き上がり、抜けを防止するようになっている。
次に、図5を用いて、ジョガー49のポジションと、先行シートS1、及び後続シートS2の位置関係、ならびにガイド部材65の動きを説明する。
図5(a)は、1枚目のシートSが破線の位置で中間ローラ対43(図3)によって搬入され、その後、押え部材48(図3)により、矢印C方向に落とされて中間積載部44へ着地した状態を示している。ジョガー49は、待機位置αに待機している。シートS1は、斜行しないで、中間積載部44に真っ直ぐに排出されたものと仮定する。このときの、シート搬送方向に沿ったシート側部S1aとジョガー49との隙間は約5mmである。ジョガー49が待機位置αに待機しているとき、ガイド部材65と一体のレバー67が中間積載部44に突設したカム68に押し当てられている。このため、ガイド部材65は、支点64を中心に回転させられて、起立している。
次に、図5(b)は、ジョガー49が待機位置αから矢印E方向に(横整合基準壁63(図2、図4)側に)約2mm移動したときの図である。このとき、レバー67がカム68から少し離れている。ガイド部材65には、不図示のばねによって矢印D方向に回転力が加わっている。このため、ガイド部材65とレバー67とが一体に矢印D方向に回転して、レバー67とカム68との当接が維持される。ガイド部材65は、シートS1の側部S1aを覆い始める。
図5(c)は、ジョガー49が幅整合位置βに移動して、横整合基準壁63(図2、図4)とで、シートの幅整合を完了した状態を示した図である。このとき、レバー67はカム68から完全に離れている。このため、ガイド部材65とレバー67とが一体にさらに矢印D方向に回転して、ガイド部材65がほぼ水平な状態で、ジョガー45の上端に受け止められてシート側部S1aから約10mmの範囲を覆っている。
図5に示すシートは、カールしていないが、実際には、加熱定着器11(図1)の熱でカールしているシートもある。特に、カールしたシートは、矢印E方向へ移動するジョガー49に押されて中間積載部44から浮き上がって、ジョガー49の上端部に乗り上がるおそれがある。しかし、本実施形態のシート幅整合装置60は、シートを覆うガイド部材65によって、シートの浮き上がり、乗り上がりを防止することができるので、整合不良になるのを防止して、整合精度を高めることができる。
図5(d)は、搬入されてきた後続シートS2が、ジョガー49及びガイド部材65の上方を通過している状態を示す図である。ガイド部材65はほぼ水平に保たれたままである。
図5(e)は、ジョガー49が待機位置αに戻る途中において、ガイド部材65が立ち上がり始めたときの図である。ジョガー49が待機位置αに戻る途中において、レバー67がカム68に当接する。ガイド部材65は、支点64を中心に不図示のばねに抗して、矢印F方向へ回動させられる。このため、ガイド部材65は、後続シートS2の下から抜け始める。
図5(f)は、後続シートS2が中間積載部44に着地した後の図である。ジョガー49は、待機位置αに戻っている。ガイド部材65は、起立状態になって、シートを受け入れられるようになっている。
図5(d)に示す状態から図5(f)に示す状態までにおいて、少なくとも、後続シートS2は、シートの着地を乱さないため、中間ローラ対43(図3)から完全に排出される前、つまりローラでシートが排出される前に完了する。
これにより、ジョガー49の移動量は、ガイド部材65の突出量約10mm分だけ、整合時間を短縮できて1シートあたり、10×2/200=0.1s短縮される。これによって、シート幅整合装置60は、ジョブの生産性を向上させることができる。
また、ガイド部材65は、シートの表面に対して交差する方向に回動するようになっているが、シートの表面に対して平行に回転するようになっていてもよい。すなわち、ガイド部材65は、水平回転するようにしてもよい。
(第2実施形態のシート幅整合装置)
本発明の第2実施形態のシート幅整合装置を図6乃至図9に基づいて説明する。
第2実施形態のシート幅整合装置160は、第1実施形態のシート幅整合装置60の代わりに排紙処理装置40に組み込めるようになっている。第2実施形態のシート幅整合装置160は、第1実施形態のシート幅整合装置60において、ジョガー149を別の構造にして、上ガイド100を新たに追加したことにおいて、別の構成になっている。第1実施形態のシート幅整合装置60と同一部分には、同一符号を付して、その部分の説明は省略する。
図6は、シート幅整合装置160が組み込まれた排紙処理装置40の斜視図である。シート幅整合装置160は、上方から送り込まれてくるシートが積載される積載手段としての中間積載部44と、少なくとも一方が他方に接近して、中間積載部44に積載されたシートのシート搬送方向に沿った側部を両側から整合する少なくとも一方が移動整合部材としてのジョガー149である1対の整合部材としてのジョガー149及び横整合基準壁63と、中間積載部44の上方に配設されて上方から送り込まれてくるシートを中間積載部44へ案内する上ガイド100と、ジョガー149と上ガイド100との間隙GP(図9参照)を埋め、かつジョガー149がシートを整合する位置へ移動しているとき送り込まれてきた後続シートS2が間隙GPを通過できるように回動可能にジョガー149に設けられたシートの浮き上がりを防止する浮き防止部材としてのサブジョガー104等を備えている。
図7は、図6の矢視G部分の拡大図である。ジョガー149の上部には、支点103を中心にシート搬送方向に沿って回動可能なサブジョガー104を設けてある。また、上ガイド100は、支点105を中心に排紙ローラ対45の離間動作に不図示のリンクによって連動して上下方向に回動するようになっている。図8に示すように排紙ローラ対45における上ローラ45aが下ローラ45bから離れているときには、排紙ローラ対45の上ローラ45aの外周45cが上ガイド100の下面100bから下に突出しないようになっている。
また、上ガイド100には、シート搬送方向に対して直角方向(幅方向)を向いた凹部としてのくぼみ106を形成してある。くぼみ106は、ジョガー149がシート搬送方向に対して直角な方向(幅方向)に移動する領域に形成されている。くぼみ106は、図8(a)に示すように、サブジョガー104の先端が、上ガイド100の基本通紙パスライン107より上方へ突出するように形成されている。また、ジョガー149の上面部108は、上ガイド100の上下動にかかわらず基本通紙パスライン107との間にシートが搬送可能な隙間を有するようにガイド形状、及び移動量が決められている。なお、図7では、上ガイド100の内部に隠れてしまうジョガー149を見やすくするためにガイド100に切欠部100aを形成してある。
図8は、図6の左側面図であり、シート幅整合装置を主体に示した図である。図8(a)は、シートS1が中間積載部44に積載され、パドル50、及びジョガー149によって横整合基準壁63(図2)へ整合された状態を示す図である。また、図8(b)は、後続シートS2が搬入されてきた状態を示す図である。ジョガー149及びサブジョガー104は、先行シートS1を整合直後、後続シートS2が、搬入されてくるとき、まだ、シート搬送領域内にいる。このため、後続シートS2は、ジョガー149の上部、及び上ガイド100の間隙GP(図9参照)を搬送パスとして搬送される。サブジョガー104は、図8(a)に示すように不図示のばねで付勢されて起き上がっており、搬送されてきたシートの先端によって、支点103を中心に時計方向に回転させられて、図8(b)に示すように倒される。これによって、サブジョガー104はシートの搬送を許容する。
次に、図9を用いて、ジョガー149のポジションと、先行シートS1及び後続シートS2との位置関係、ならびにサブジョガー104の動きを説明する。
図9(a)は、1枚目のシートSが破線の位置で中間ローラ対43(図3)によって搬入され、その後、押え部材48(図3)により、矢印K方向に落とされて中間積載部44へ着地した状態を示している。ジョガー149は、待機位置αに待機している。シートS1は、斜行しないで、中間積載部44に真っ直ぐに排出されたものと仮定する。このとき、シート搬送方向に沿ったシート側部S1aとジョガー149との隙間は約5mmである。サブジョガー104は、支点103(図7,8)を中心に回転して上方へ立ち上がっており、サブジョガー104の先端は上ガイド100のくぼみ部106に進入して上ガイド100の基本通紙パスライン107の上方へ突出している。
次に、図9(b)は、ジョガー149が待機位置αから矢印N方向に(横整合基準壁63(図2、図4)側に)約5mm移動したときの図である。このとき、ジョガー149が、シートSに接触して幅整合を開始する。
図9(c)は、ジョガー149が同方向へ移動して、横整合基準壁63(図2、図4)とで、シートの幅整合を完了した状態を示した図である。シートS1がジョガー149に押されて幅整合方向に移動しているとき、中間積載部44から浮き上がって、ジョガー149に乗り上がるおそれがある。しかし、ジョガー149がシートの幅整合動作しているとき、サブジョガー104の先端は、常時、上ガイド100のくぼみ部106に進入して上ガイド100の基本通紙パスライン107の上方へ突出している。このため、本実施形態のシート幅整合装置160は、上方へ突出したサブジョガー104によってジョガー149と上ガイド100との間隙を埋め、シートの乗り上がりを防止するので、整合不良を防止して、整合精度を高めることができる。なお、本実施形態においては上ガイド100を設け、サブジョガー104の先端がジョガー149と上ガイド100との間隙を埋めることでシートの乗り上がりを防止するようにしているが、上ガイドは必ずしも必須の構成ではなく、単にサブジョガー104を設けて高さ方向の整合可能範囲を拡げるだけでも充分な効果が期待できる。
図9に示すシートは、カールしていないが、実際には、加熱定着器11(図1)の熱でカールしているシートもある。カールしたシートであっても、サブジョガー104によってシートの乗り上がりを防止することができる。
図9(d)は、先行シートS1が幅整合された後、後続シートS2が搬入されて、ジョガー149及びサブジョガー104の上方を通過している状態を説明する図である。サブジョガー104は、ジョガー149がシート搬送領域内にいても、シートSaの先端に押されて、支点103を中心にシート搬送方向の下流側へ回動し、シートの通過を許容するようになっている。
図9(e)は、ジョガー149が待機位置αに戻る途中において、サブジョガー104が支点103を中心に不図示のばねによって、再び上方へ回動し、サブジョガー104の先端が上ガイド100のくぼみ部106に進入した状態を示す図である。本実施例においてはサブジョガー104の先端逃がし部として上ガイド100にくぼみ部106を設けたが、上ガイド100に切り欠き孔を設けても良い。また、上ガイドをシート搬送方向で上流側上ガイドと下流側ガイドに分割し、各ガイドの間隙をサブジョガー104の先端逃がし部としても良い。
図9(f)は、ジョガー149が待機位置αに戻り、後続シートS2が中間積載部44へ着地した後の状態を示す図である。本実施形態のシート幅整合装置160は、第1実施形態のシート幅整合装置60と比較して、シート搬送方向に対して交差する方向に回動するレバー67を使用しないで、シートに押されてシート搬送方向に回転するサブジョガー104を使用しているので、カム68を使用しない分だけ、第1実施形態のシート幅整合装置60よりも幅スペースを減らすことができ、装置を小型にすることができる。
以上説明した第2実施形態のシート幅整合装置160において、図11に示すように、シートS3が斜行マージン5mm以上に傾き、シート搬送領域ARより5mm離れたジョガー149の待機位置αよりも、さらに外側に送り込まれたとき、シートの幅整合を行なえないことがある。
そこで、シートがジョガー149の待機位置αよりはみ出ているか否かを、図10に示すように、検知手段としてのセンサ109をジョガー149に設けることによって検知することができる。すなわち、センサ109は、検知片としのサブジョガー104が符号104aで示す状態か、符号104bで示す状態かを検知するようになっている。
すなわち、ジョガー149が待機位置αにいるとき、センサ109が、サブジョガー104が符号104bの状態になっていることを検知したとき、シートは斜行してジョガー149の待機位置αよりも幅方向外側へはみ出ていることになる。
センサ109が斜行シートを検知したとき、シート幅整合装置160は、プリンタ1の装置本体1Aへ、画像形成停止信号、及び、シート搬送停止信号を送信する。これにより、多重JAM発生や、整合ミスを防止することができる。
なお、装置の幅を余計に取れる場合、外側にジョガー149がスライドできる距離をさらに増やすことが可能となり、斜行シートを検知したとき、ジョガー149を本来の待機位置αよりも外側に退避させ、斜行シートを確実に落下させてから整合させることで、整合ミスを防止することもできる。
また、斜行シートの検知は、第1実施形態におけるジョガー49においてもガイド部材65の先端に不図示のサブガイド部材とセンサを設けて同様にして行なうことができる。
また、以上のシート幅整合装置は、片側基準の幅整合装置であったが、少なくとも一方が他方に接近してシート幅整合する機構であれば良く、一対のジョガー49,149を両方とも移動自在に備えて、両側基準にした場合においても本発明を適用することができる。
本発明の第1実施形態の画像形成装置としてのプリンタの概略正面断面図である。 第1実施形態のシート幅整合装置が組み込まれた排紙処理装置の斜視図である。 図2の左側面図であり、シート幅整合装置を主体に示した図である。(a)は、シート幅整合装置がジョガーでシートの幅整合を開始するときの図である。b)は、ジョガーにより先行シートが、幅整合された後、後続シートがシート幅整合装置に搬送されてきた状態を示す図である。 図3(b)の平面図である。 ジョガーがシートを幅整合するときの動作説明用の図である。(a)は、ジョガーが待機位置にいて、シート幅整合装置にシートが送り込まれてきたときの図である。(b)は、ジョガーが待機位置から矢印E方向へ移動した図である。(c)は、ジョガーと幅整合基準壁とでシートの幅整合を完了した図である。(d)は、搬入されてきた後続シートが、ジョガー及びガイド部材の上方を通過している状態を示す図である。(e)は、ジョガーが待機位置に戻る途中において、ガイド部材が立ち上がり始めたときの図である。(f)は、後続シートが中間積載部に着地した後の図である。 第2実施形態のシート幅整合装置が組み込まれた排紙処理装置の斜視図である。 図6の矢視G部分の拡大図である。 図6の左側面図であり、シート幅整合装置を主体に示した図である。(a)は、シートが中間積載部に積載され、パドル、及びジョガーによって横整合基準壁へ整合された状態を示す図である。また、(b)は、後続シートが、搬入されてきた状態を示す図である。 ジョガーがシートを幅整合するときの動作説明用の図である。(a)は、ジョガーが待機位置にいて、シート幅整合装置にシートが送り込まれてきたときの図である。(b)は、ジョガーが待機位置から矢印N方向へ移動した図である。(c)は、ジョガーと幅整合基準壁とでシートの幅整合を完了した図である。(d)は、搬入されてきた後続シートが、ジョガー及びガイド部材の上方を通過している状態を示す図である。(e)は、ジョガーが待機位置に戻る途中において、ガイド部材が立ち上がったときの図である。(f)は、後続シートが中間積載部に着地した後の図である。 第2実施形態のジョガーにおいて、異なる形態のジョガーの正面図である。 図10に示すジョガーで斜行シートを検知するときの説明図である。
符号の説明
S1 先行シート
S1a 先行シートの側部
S2 後続シート
S2a 先端
GP ジョガー149と上ガイド100との間隙
1 プリンタ(画像形成装置)
1A プリンタ(画像形成装置)の装置本体
9 画像形成プロセスユニット
10 感光ドラム(画像形成手段)
40 排紙処理装置
44 中間積載部(積載手段)
49 ジョガー(移動整合部材、1対の整合部材)
62 浮き上がり防止機構(浮き上がり防止手段)
63 横整合基準壁(1対の整合部材)
64 支点
65 ガイド部材(回動部材)
65a 上面
67 レバー
68 カム(作動部材)
100 上ガイド
104 サブジョガー(回動部材、検知片、浮き防止部材
105 支点
106 くぼみ(先端逃がし部
107 基本給紙パスライン
108 ジョガーの上面部
109 センサ(検知手段)
149 第2実施形態のジョガー
160 第2実施形態のシート幅整合手段

Claims (11)

  1. 搬送されてきたシートが積載される積載手段と、
    前記積載手段に積載されたシートのシート搬送方向に沿った側部をシート搬送方向と交差する方向に押圧して整合する1対の整合部材と、
    前記1対の整合部材による整合動作時のシートの浮き上がりを防止する浮き上がり防止手段と、を備え、
    前記1対の整合部材のうち少なくとも一方は、前記積載手段上に搬送されるシートのシート搬送領域外の待機位置とシートを整合する整合位置との間を移動可能な移動整合部材であり、
    前記浮き上がり防止手段は、
    前記移動整合部材が前記待機位置にいるとき前記積載手段上に搬送されるシートのシート搬送領域外の、シートを受け入れる受け入れ位置にあり、前記移動整合部材が前記整合位置へ移動しているとき前記積載手段に積載されたシートと間隔を空けてシートの上方を覆い、前記1対の整合部材による整合動作時のシートの浮き上がりを防止する浮き防止位置に回動する回動部材を有している、
    ことを特徴とするシート幅整合装置。
  2. 前記回動部材を前記移動整合部材の移動にともなって前記受け入れ位置と前記浮き防止位置とに回動するようにする作動部材有している
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート幅整合装置。
  3. 前記回動部材が、シート搬送領域外で起立状態の前記受け入れ位置とシートと間隔を空けてシートの上方を覆う前記浮き防止位置との間を回動可能である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート幅整合装置。
  4. 前記回動部材が、前記受け入れ位置と前記浮き防止位置との間をシートの表面に対して平行に回動可能である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート幅整合装置。
  5. 搬送されてきたシートが積載される積載手段と、
    前記積載手段に積載されたシートのシート搬送方向に沿った側部をシート搬送方向と交差する方向に押圧して整合する1対の整合部材と、
    前記1対の整合部材による整合動作時のシートの浮き上がりを防止する浮き上がり防止手段と、を備え、
    前記1対の整合部材のうち少なくとも一方は、前記積載手段上に搬送されたときのシートのシート搬送方向に沿った側部からシート搬送方向と交差する方向に離れた待機位置とシートを整合する整合位置との間を移動可能な移動整合部材であり、
    前記浮き上がり防止手段が、前記1対の整合部材による整合動作時の前記シートの浮き上がりを防止する浮き防止部材と、前記浮き防止部材の上方に設けられ、搬送されてきたシートの上面を案内する上ガイド部材と、を備え、
    前記上ガイド部材は、前記浮き防止部材の先端を前記上ガイド部材のガイド面から上方に突出させる先端逃がし部を有し、
    前記浮き防止部材は、前記上ガイド部材と前記移動整合部材との間に送り込まれてきた後続シートが通過できるよう前記先端逃がし部に先端を突出させた位置から回動可能に前記移動整合部材に設けられている
    ことを特徴とするシート幅整合装置
  6. 前記浮き防止部材が、シート搬送方向に回転可能である
    ことを特徴とする請求項5に記載のシート幅整合装置。
  7. 前記移動整合部材が待機位置にいるとき、搬送されてきたシートが前記移動整合部材上に位置することを検知する検知手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート幅整合装置。
  8. 前記回動部材は、前記移動整合部材に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシート幅整合装置。
  9. 搬送されたシートのシート搬送方向に沿った側部を整合するシート幅整合装置と、
    整合されたシートに処理を施すシート処理手段と、を備え、
    前記シート幅整合装置が請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシート幅整合装置である
    ことを特徴とするシート処理装置。
  10. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    画像形成されたシートを搬送する搬送手段と、
    搬送されたシートに処理を施すシート処理装置と、を備え、
    前記シート処理装置が請求項9に記載のシート処理装置である
    ことを特徴とする画像形成装置。
  11. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    画像形成されたシートを搬送する搬送手段と、
    搬送されたシートのシート搬送方向に沿った側部を整合するシート幅整合装置と、を備え、
    前記シート幅整合装置が請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシート幅整合装置であることを特徴とする画像形成装置。
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