JP4496650B2 - 蒸気タービン - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
この発明は、静翼を保持すると共に動翼の外周部との対向部に蒸気用のシール体を取り付けた静翼ホルダを備える蒸気タービンに係わり、静翼ホルダの保守間隔の延長に好適な構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
蒸気タービンは高温・高圧の蒸気を静翼で膨張させて得られた高速の蒸気流を動翼に通流させることでタービンロータを回転させ動力を発生する装置であり、発電機の駆動源などとして使用されている。そうして、静翼と動翼とが組み合わされてなる翼段落を多段に備える蒸気タービンでは、少なくとも蒸気入口付近に位置して直径が相対的に短い静翼・動翼が用いられる高圧の翼段落部では、静翼は静翼ホルダに保持されることが一般である。このような蒸気タービンが備える高圧の翼段落部の従来例を、図2,図3を用いて説明する。ここで図2は従来例の蒸気タービンの蒸気入口付近の要部を示す側面断面図であり、図3は図2におけるP部の詳細断面図である。
【0003】
図2,図3において、9は、初段の翼段落5A,2段目の翼段落5Bおよび3段目の翼段落5Cのそれぞれの静翼71が環状翼列をなして取り付けられた静翼ホルダ8と、それぞれの静翼71と組み合わされ蒸気99の通流方向に関して静翼71の下流側に環状翼列をなして配設された動翼61と、ケーシング91とを備えた蒸気タービンである。動翼61はタービンロータ(図示せず)にその基部(図示せず)で取り付けられ、その外周部には凸条62が円弧状に形成されている。そうして、同一の翼段落5(以降、翼段落5A〜5Cを総称する場合にはこのように言う)に属して環状翼列をなす動翼61がそれぞれに持つ凸条62は、それぞれ毎に同一の円環の一部をなす関係で形成されている。また、動翼61の外周部の凸条62の両側の部分は、凸条62よりも凹んだ平坦部63,63となっている。
【0004】
静翼ホルダ8はその内周部に、それぞれの翼段落5の静翼71をその基部72で取り付けると共に、それぞれの翼段落5の動翼61の凸条62が形成されている外周部と対向し合う部位には、矩形状の断面形状を持つ凹溝81の複数がタービンロータの回転中心軸と同心の円環状に形成されている。シール体4は薄い(例えば、0.3mm前後程度)厚さでL字状の断面形状を持つ円環状に形成され、矩形状断面で円環状に形成された金属製のシール体用の押圧体(図示せず)を用いて凹溝81に押圧・装着されている。すなわちシール体4の基部はL字の横辺に対応する部位が押圧体により凹溝81の底部に押し当てられ、L字の横辺に対応する部位と連なるL字の縦辺に対応する部位は押圧体と共に凹溝81に埋設されている。
【0005】
それぞれの翼段落5の動翼61の外周部と対向し合って形成される凹溝81の個数はこの事例の場合には5個で、凸条62と対峙し合う部位に1個が、また、それぞれの平坦部63と対峙し合う部位には2個ずつが配設されている。そうして、凸条62と対峙し合う部位の凹溝81に取り付けられるシール体4の凹溝81からの突出長は、平坦部63と対峙し合う部位の凹溝81に取り付けられるシール体4の突出長よりも短い。すなわち、シール体4の先端部と凸条62およびシール体4の先端部と平坦部63との間隔長はほぼ同等に設定されている。このような構造により、シール体4は動翼61の外周部(凸条62,平坦部63が形成されている)との間で一種のラビリンスを形成し、この部位に、蒸気99の通流を抑制する流体抵抗部であるシール部を形成する。
【0006】
なお、静翼ホルダ8はシール体4や押圧体も含めて、蒸気タービン9の組み立て作業の必要から、半円状に2分割されている。そうして従来例の静翼ホルダ8およびシール体4の使用材料の一事例は、前者では一般的構造材である炭素鋳鋼材であり、後者ではステンレス鋼材である。なおまた、蒸気タービン9に対する前記説明において、それぞれの動翼61の外周部に形成する凸条62の個数は1個であり、また、シール体4の個数は凸条62と対峙し合う個数は1個で,平坦部63と対峙し合う個数は2個であるとしたが、これ等の個数は、適用される蒸気タービンの仕様が異なれば、その仕様に対応した最適な個数が選択されることを付言しておく。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来技術による蒸気タービン9は、静翼ホルダ8の内周部と動翼61の外周部との間に蒸気99に対するシール部を備えているので、この部位からの蒸気99のバイパスを防止することができている。しかしながら近年になり次記することが問題点として浮上するようになり、その解決が望まれている。すなわち、
(1)静翼ホルダ8は蒸気タービン9が発電機用などの大容量機である場合にはかなり大形になり、ステンレス鋼材などの耐食性金属材を用いては製造原価が高価になり過ぎることで、一般的構造材(炭素鋳鋼材など)を用いざるを得ない。一方、蒸気タービン9の構造上、静翼ホルダ8の内周部やシール体4には蒸気99が直接触れて通流する。これ等のため、蒸気99が硫黄などの腐食性成分や岩石の粒子を含む地熱蒸気の場合には、静翼ホルダ8の内周部やシール体4は地熱蒸気による腐食やエロージョンを受けてしだいに損傷し、前記シール部のシール機能がしだいに低下する。シール機能がある程度低下した場合には、静翼ホルダ8とシール体4に次記する処置を行ってシール機能を再生させる必要がある。
【0008】
すなわち、静翼ホルダ8に関しては5回前後程度まではその内周部を機械切削するなどによって補修し、この回数を越えると補修が限界になるので新品への交換を行う。また、シール体4は薄板製のためステンレス鋼材製であっても相対的に早く新品への交換時期を迎えるので、静翼ホルダ8の補修および交換毎に新品への交換を行うのが一般である。そうして、この蒸気99のシール部のシール機能の再生処置に伴う修理作業を行う毎に蒸気タービン9の運転を停止しなければならないことが、蒸気タービン9の連続運転の可能性に限界を与えることになるので大きな問題になっている。
【0009】
(2)前記(1)項の問題への対処策とし、一般的構造材製の静翼ホルダ8を用いて凹溝81を形成した後に、静翼ホルダ8の凹溝81を含む内周部の全面に溶射法により耐食性金属層を形成することが検討されている。しかし、この方法では耐食性金属層の可能な層厚がせいぜい1〔mm〕程度であるので、▲1▼シール体4の交換に伴い凹溝81部の追加加工が必要.▲2▼蒸気99からのエロージョン対する応分の膜強度をが必要.との要件を満足することができず、まだ実用化には成功していない。
【0010】
この発明は、前述の従来技術の問題点に鑑みなされ、その目的は、静翼ホルダの保守間隔を延長できる蒸気タービンを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明では、前述の目的は、
1)環状翼列をなす静翼とこの静翼と組み合わされ蒸気の通流方向に関して静翼の下流側に環状翼列をなして配設された動翼とでなる翼段落が、蒸気の通流方向に沿って多段に備えられた蒸気タービンであって、翼段落の前記静翼をその基部で保持すると共に,この翼段落に属する前記動翼の外周部と対向し合う部位に蒸気に対するシール体が取り付けられた静翼ホルダーを備える蒸気タービンにおいて、前記静翼ホルダーは、前記シール体が取り付けられる部位に切削加工により形成される断面形状がU字状の開先部と、前記開先部に耐食性金属層用の溶加材を用いて肉盛り溶接することで形成される耐食性金属材を用いた耐食性金属層と、前記耐食性金属層の形成後、該耐食性金属層を含む静翼ホルダーの内周部に切削加工を施す際に形成される前記シール体埋設用の凹溝と、を有し、前記溶加材は、棒状の形状を持つ溶接棒であり、前記開先部は、U字の両辺に対応するその両端部の少なくとも一方の端部が、前記肉盛り溶接時の溶接棒の保持角度に対応した傾斜角を有し、前記耐食性金属層は、前記シール体の前記静翼ホルダーに固定する部位を前記凹溝に埋設するのに充分で,しかも均等な厚さの層厚を持つこと
により達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下この発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。なお以下の説明では、図2,図3に示した従来例の蒸気タービンと同一部分には同じ符号を付しその説明を省略する。また以後の説明に用いる図中には、図2,図3で付した符号については、極力代表的な符号のみを記すようにしている。図1は、この発明の実施の形態の一例による蒸気タービンの図3と同等部位の詳細断面図である。
【0013】
図1において、1は、図2,図3に示した従来例による蒸気タービン9に対して、静翼ホルダ8に代えて静翼ホルダ2を用いるようにした蒸気タービンである。静翼ホルダ2は動翼61の外周部と対向し合っていて蒸気99のシール部が形成されるその内周部に、耐食性金属層3を形成していることが特長であり、耐食性金属層3を形成する部位には開先部21を形成する。開先部21は後記凹溝31を形成する部位の深さ(耐食性金属層3の層厚に相当)が一様なほぼU字状の断面形状を有し、このU字の両辺に対応するその両端部のそれぞれは外側に開く傾斜角を持つ。また、開先部21の深さ寸法は、シール体4の前記基部を埋設するのに充分な寸法に設定している。
【0014】
静翼ホルダ2の使用材料は従来例の静翼ホルダ8と同様に炭素鋳鋼であり、鋳造された静翼ホルダ2はまず荒引き加工を施したうえで、切削加工で開先部21を形成する。この開先部21には、耐食性金属材(例えば、ステンレス鋼材)を用いた耐食性金属層3を、溶加材として耐食性金属層用の溶接棒を用いた肉盛り溶接(盛り金溶接とも呼ばれる)法により形成する。そうして、この肉盛り溶接を行う場合には、多層溶接(オーバーレイ溶接とも呼ばれる)法を適用することが緻密で高品質な耐食性金属層3が得られることで好ましい。
【0015】
発明者らの検討によれば、開先部21の両端部の傾斜角度は、耐食性金属層3の形成時の溶接棒の保持角度に対応した角度、例えば、溶接棒の保持角度と同一値に設定することが、開先部21の前記両端部に接する部位(開先部21のU字状断面の底部の隅部を含む)にも良質な耐食性金属層を形成する上で重要である。このようにすることで、開先部21の前記両端部に接する部位であっても良質な耐食性金属層3が得られ、また、この部位から耐食性金属層3が剥離する問題も解消された。
【0016】
耐食性金属層3の形成後、耐食性金属層3を含む静翼ホルダ2の内周部に切削加工を施し、その際、耐食性金属層3の内周部側に凹溝31を、従来例の蒸気タービン9の凹溝81と同一の断面形状・寸法・個数とタービンロータの軸長方向の間隔とによって形成する。なお、凹溝31の深さ寸法は一事例によれば2mm前後である。これ等の凹溝31のそれぞれには、従来例の場合と全く同一にシール体4が装着される。なおまた、静翼ホルダ2が、蒸気タービン1の組み立て作業の必要から半円状に2分割されていることは、従来例の静翼ホルダ8と同様である。
【0017】
図1に示すこの発明の実施の形態の一例による蒸気タービン1では前述の構成としたので、蒸気99のシール部が形成される静翼ホルダ2の内周部は、耐食性金属層3によって蒸気99による腐食・エロージョンから保護される。したがって、シール部のシール機能の低下度合は従来例の場合と対比して大幅に緩和され、静翼ホルダ2の補修間隔が大幅に延長される。また、静翼ホルダ2が新品の交換に至るまでの補修回数は、従来例の場合に5回前後程度までであったものが、耐食性金属層3の層厚さ(一事例によれば、凹溝31の深さ寸法が2mm前後の場合に、10mm程度である)が十分に厚いことで格段に増加できる。なお、静翼ホルダ2の補修間隔が大幅に延長されても、シール体4がステンレス鋼材製のためにその新品への交換時期を静翼ホルダ2の補修時期に合わせることができる。
【0018】
この結果、この発明の蒸気タービン1では、蒸気99のシール部のシール機能の再生処置に伴う修理作業を行うための蒸気タービン1の運転停止の間隔を大幅に延長でき、また、静翼ホルダ2を新品に交換する大修理作業の頻度が格段に低減される。ところで、蒸気99の腐食・エロージョンに対する耐性の高い耐食性金属層3を得るには、耐食性金属層3の肉盛り溶接時に多層溶接法を適用することが必要であるが、それと共に、耐食性金属層3の層厚さをある程度厚く設定することが肝要である。耐食性金属層3ではその層厚をシール体4の前記基部を埋設するのに充分な寸法に設定していることが、腐食・エロージョンに対する高い耐性を得るのに役立っているものと考えられる。
【0019】
前述の説明では、静翼ホルダ2のU字状の断面形状を有する開先部21の、U字の両辺に対応するその両端部のそれぞれは外側に開く傾斜角(前記肉盛り溶接時の溶接棒の保持角度に対応した傾斜角)を持つとしてきた。しかしこの発明ではこれに限定されるものではなく、例えば、前記両端部の一方の端部のみに前記傾斜角を持たせることでもよい。この傾斜角を持たせる目的は、耐食性金属層3の肉盛り溶接法による形成時に、開先部21のU字状断面の底部の隅部にも良質な耐食性金属層を形成するためであるので、一方の端部のみに傾斜角を持たせてもこの目的を達成することができる。
【0020】
【発明の効果】
この発明による蒸気タービンでは、前記課題を解決するための手段の項で述べた構成とすることで、次記する効果を得られる。
▲1▼前記課題を解決するための手段の項の第(1)項,第(2)項による構成とすることで、蒸気のシール部が形成される静翼ホルダ2の内周部は、耐食性金属層3によって蒸気による腐食・エロージョンから保護され、静翼ホルダ2の保守間隔の大幅な延長が可能になる。また、
▲2▼前記課題を解決するための手段の項の第(3)項による構成とすることで、開先部21の両端部に接する部位の耐食性金属層3の品質が向上され、また、この部位での耐食性金属層3の剥離発生の問題が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の一例による蒸気タービンの図3と同等部位の詳細断面図
【図2】従来例の蒸気タービンの蒸気入口付近の要部を示す側面断面図
【図3】図3は図2におけるP部の詳細断面図
【符号の説明】
1 蒸気タービン
2 静翼ホルダ
21 開先部
3 耐食性金属層
31 凹溝
4 シール体
61 動翼
99 蒸気
Claims (1)
- 環状翼列をなす静翼とこの静翼と組み合わされ蒸気の通流方向に関して静翼の下流側に環状翼列をなして配設された動翼とでなる翼段落が、蒸気の通流方向に沿って多段に備えられた蒸気タービンであって、翼段落の前記静翼をその基部で保持すると共に,この翼段落に属する前記動翼の外周部と対向し合う部位に蒸気に対するシール体が取り付けられた静翼ホルダーを備える蒸気タービンにおいて、
前記静翼ホルダーは、
前記シール体が取り付けられる部位に切削加工により形成される断面形状がU字状の開先部と、
前記開先部に耐食性金属層用の溶加材を用いて肉盛り溶接することで形成される耐食性金属材を用いた耐食性金属層と、
前記耐食性金属層の形成後、該耐食性金属層を含む静翼ホルダーの内周部に切削加工を施す際に形成される前記シール体埋設用の凹溝と、を有し、
前記溶加材は、棒状の形状を持つ溶接棒であり、
前記開先部は、U字の両辺に対応するその両端部の少なくとも一方の端部が、前記肉盛り溶接時の溶接棒の保持角度に対応した傾斜角を有し、
前記耐食性金属層は、前記シール体の前記静翼ホルダーに固定する部位を前記凹溝に埋設するのに充分で,しかも均等な厚さの層厚を持つ
ことを特徴とする蒸気タービン。
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