JP7106267B2 - シュラウドを改修するための方法およびブレード - Google Patents

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Description

本明細書に開示されている主題は、タービンエンジンに関する。より詳細には、本主題は、タービン部品の改修に関する。
ガスタービンにおいて、圧縮機は、加圧空気を1つ以上の燃焼器に供給し、そこで、空気は、高温燃焼ガスを生成するために燃料と混合されて燃焼される。これらのガスは、そこからエネルギーを取り出して圧縮機を駆動する機械的エネルギーの出力および動力を生成するタービンに向かって下流に流れる。時間の経過とともに、ブレードまたはノズルなどのタービン部品は、高温ガスの流れによって生じる高い温度および圧力を含む、タービン内の極端な状態に起因して疲労し得る。特に、タービンロータ上に配置されたブレードなどの特定のタービン部品は、保守または交換を必要とする疲労を受け得る。
疲労した領域の瑕疵位置に溶接または他の熱ベースの作業が利用される場合、補修処理は、局所領域をさらに疲労させ得る。したがって、摩耗および引き裂けに起因して生じる一部の瑕疵位置の補修は実行不可能である。これらの部品の交換は、特に、ロータホイール上のブレードなどのいくつかの部品で選択領域の疲労が生じる場合、多大な費用を要し得る。
米国特許第8807928号明細書
一態様によれば、翼形部の先端に配置された翼形部シュラウドを改修するための方法が提供される。翼形部シュラウドは、第1の端縁、第2の端縁、前縁、および後縁を有する。特定ステップは、第1の端縁の基準位置を特定する。基準位置は、フィレットの一部分を含む。シールレールは、翼形部シュラウドの半径方向外表面に沿って周方向に延在する。フィレットは、半径方向外表面に沿って延在し、シールレールに直接隣接して配置されている。形成ステップは、基準位置を除去するために翼形部シュラウドに溶接処理を行うことなくフィレットに複合リリーフカット(compound relief cut)を形成する。複合リリーフカットは、シールレールから第1の端縁に向かって延在する、第1の半径を有する第1の切削部と、第1の切削部の端部から第1の端縁まで延在する、第2の半径を有する第2の切削部とを有する。第2の半径は、第1の半径よりも大きい。翼形部シュラウドの改修は、複合リリーフカットの形成後に完了する。
別の態様によれば、ブレードは、翼形部軸線を有する翼形部を含む。シュラウドは、翼形部の先端に配置されており、シュラウドは、第1の端縁、第2の端縁、前縁、および後縁を有する。シールレールは、シュラウドの半径方向外表面に沿って周方向に延在する。フィレットは、シュラウドの半径方向外表面に沿って延在し、シールレールに直接隣接して配置されている。複合リリーフカットは、シュラウドの第1の端縁に形成されている。複合リリーフカットは、シールレールから第1の端縁に向かって延在する、第1の半径を有する第1の切削部と、第1の切削部の端部から第1の端縁まで延在する、第2の半径を有する第2の切削部とを有する。第2の半径は、第1の半径よりも大きい。
さらに別の態様によれば、タービンは、ロータと、ロータに連結されたブレードとを含む。ブレードは、翼形部軸線を有する翼形部を含む。シュラウドは、翼形部の先端に配置されており、シュラウドは、第1の端縁、第2の端縁、前縁、および後縁を有する。シールレールは、シュラウドの半径方向外表面に沿って周方向に延在する。フィレットは、シュラウドの半径方向外表面に沿って延在し、シールレールに直接隣接して配置されている。複合リリーフカットは、シュラウドの第1の端縁に形成されている。複合リリーフカットは、シールレールから第1の端縁に向かって延在する、第1の半径を有する第1の切削部と、第1の切削部の端部から第1の端縁まで延在する、第2の半径を有する第2の切削部とを有する。第2の半径は、第1の半径よりも大きい。
これらのおよび他の利点および特徴は、図面に関連して行われる以下の説明からより明らかとなる。
本発明として考えられている主題は、本明細書の最後にある特許請求の範囲において詳細に指摘され、明確に特許請求される。本発明の前述のおよび他の特徴および利点は、添付の図面に関連して行われる以下の詳細な説明から明らかとなる。
ガスタービンシステムの一実施形態の概略図を示す。 シュラウドを有するブレードの一実施形態の側面図を示す。 図2のブレードの上面図を示す。 傷を有するブレードまたは翼形部シュラウドの一実施形態の上面図を示す。 本発明の一態様による、傷を補修するためのリリーフカットを有する、図4に示す翼形部シュラウドの上面図を示す。 本発明の一態様による、図5に示すリリーフカット領域の拡大上面図を示す。 本発明の一態様による複合リリーフカットの概略図を示す。 本発明の一態様による、翼形部シュラウドを改修するための方法を示す。
詳細な説明では、例として図面を参照しながら利点および特徴と共に本発明の実施形態について説明する。
図1は、ガスタービンシステム(またはターボ機械)100の一実施形態の概略図である。システム100は、圧縮機102、燃焼器104、タービン106、シャフト(またはロータ)108、および燃料ノズル110を含む。システム100は、複数の圧縮機102、半径方向外側燃焼器104、タービン106、シャフト108、および燃料ノズル110を含んでもよい。図示のように、圧縮機102およびタービン106は、シャフト108によって連結されている。シャフト108は、単一のシャフト、またはシャフト108を形成するように互いに連結された複数のシャフトセグメントであってもよい。
一態様では、燃焼器104は、タービンシステムを作動させるために液体燃料および/または気体燃料(天然ガスもしくは水素リッチ合成ガスなど)を使用する。例えば、燃料ノズル110は、燃料供給源112および圧縮機102からの加圧空気と流体連通する。燃料ノズル110は、空気燃料混合気を生成して、空気燃料混合気を燃焼器104に放出し、これにより、燃焼を引き起こして高温の加圧排ガスを生成する。燃焼器104は、トランジションピースを介して高温の加圧排ガスをロータとステータのアセンブリに送って、ガスがノズルから出た後にタービンブレードに送られるときにタービン106を回転させる。タービン106内のロータに連結されたブレードの回転は、シャフト108を回転させ、これにより、空気が、圧縮機102に流れ込むときに圧縮される。
実施形態では、リリーフカットは、タービン内のブレード(またはノズル)のシュラウドに形成される。一実施形態では、シュラウドは、タービンブレード上に配置される。リリーフカットは、シュラウドを改修して、翼形部シュラウドの瑕疵または基準位置を除去するために形成される。一実施形態では、基準位置は、シュラウド上に確認された、亀裂などの傷または瑕疵である。瑕疵または基準位置は、タービンの運転中の極度の熱および圧力にさらされることによる疲労によって生じ得る。一実施形態では、リリーフカットは、シュラウドを溶接することなく形成され、これにより、溶接処理によってシュラウドに生じ得るさらなる疲労の発生を低減する。一実施形態では、リリーフカットは、構造的に安全な補修を翼形部シュラウドに提供し、リリーフカットの形成後の翼形部の再使用および再取り付けを可能にする。したがって、この補修処理は、翼形部の保守時の時間およびコストを節約する。
本明細書で使用される場合、「下流」および「上流」は、タービンを通る作動流体の流れに関する方向を示す用語である。したがって、「下流」という用語は、作動流体の流れの方向に概ね対応する方向を指し、「上流」という用語は、概ね作動流体の流れの方向と反対の方向を指す。さらに、「前縁」および「後縁」という用語は、作動流体の流れに関する部分の位置を示す。具体的には、翼形部の前縁は、翼形部の後縁より前に高温ガス流に接する。「半径方向」という用語は、基準部品または基準アセンブリの軸線または中心線に垂直な移動または位置を指す。これは、軸線に関して異なる半径方向位置にある部分を説明するのに有用であり得る。この場合、第1の構成要素が第2の構成要素よりも軸線の近くに位置する場合、本明細書では、第1の構成要素は第2の構成要素の「半径方向内側」にあると述べることができる。一方、第1の構成要素が第2の構成要素よりも軸線から遠くに位置する場合、本明細書では、第1の構成要素は第2の構成要素の「半径方向外側」または「外側」にあると述べることができる。「軸方向」という用語は、軸線に平行な移動または位置を指す。例えば、シャフト108の長手方向中心線は、タービンシステム100の軸方向軸線を規定する。最後に、「周方向」という用語は、軸線周りの移動または位置を指す。以下の解説は、主としてガスタービンに焦点を当てているが、述べられている概念は、ガスタービンに限定されず、蒸気タービンを含む任意の適切な回転機械に適用され得る。したがって、本明細書の解説は、ガスタービンの実施形態に関するが、蒸気タービンおよび他のターボ機械にも当てはまり得る。
図2は、ブレード200の側面図である。図3は、図2に示すブレード200の上面図である。実施形態では、複数のブレード200が、タービンエンジンシステム100などのタービン内のロータホイールに連結される。ブレード200は、翼形部202を含む。一実施形態では、翼形部202は、高温ガス流206のエネルギーをブレードの接線方向の運動に変換し、この結果、ブレードは、ブレードが取り付けられたロータを回転させる。翼形部202の頂部には、ブレード先端と周囲の固定構成要素(図示せず)の内面との間の隙間を通る高温ガス流206の通過を防止するためにシールレール204が設けられている。図示のように、シールレール204は、バケット先端に配置されたシュラウド208の半径方向外面(または半径方向外表面)214に沿って周方向に延在する。図示のように、シュラウド208は、半径方向外面214と半径方向内面(または半径方向内表面)216とを含む。ロータ上のブレードのアセンブリにおいて、シールレール204は、隣接するブレードの先端に設けられたシールレールと十分に整列するように翼形部202を越えて、ロータ上のブレード列の周りに周方向に延在し、これにより、流れがバケット列を迂回することを効果的に阻止して、空気流がブレード200の有効長さに送られざるを得ないようにする。運転中、ブレードおよびロータは、ロータ軸線212の周りを回転する。さらに、翼形部軸線210は、軸線212に対して概ね垂直に延び、翼形部202を長手方向に通っている。
実施形態では、シュラウド208は、翼形部202によってその中心の近くで支持された平板であり、その場合、シュラウド208は、タービンの運転中に高い温度および遠心荷重を受ける。その結果、シュラウド208の部分は、時間の経過とともに疲労する可能性があり、その場合、本明細書に記載の改修処理の実施形態は、ブレードシュラウドの瑕疵、傷、または基準位置などの疲労を補修する。
図4は、上で説明したように翼形部の先端に配置されたブレードシュラウド400の上面図を示す。ブレード(または翼形部)シュラウド400は、シュラウドを形作る前縁402、後縁404、第1の端縁406、および第2の端縁408を有する。シールレール412は、シュラウドの半径方向外表面414に沿って第1の端縁406から第2の端縁408まで周方向に延在する。ロータ用のブレード列アセンブリにおいて、第1の端縁406は、実質的に連続した周方向シールレールアセンブリをタービン段に設けるために、隣接するシュラウドの第2の端縁408に隣接して配置されるように構成される。周方向は、円の外周を概ね辿る経路(または円の外周の接線方向)として規定され、軸方向は、円の原点を通り(円が描かれているページに垂直であり)、半径方向は、円が描かれているページに平行であり、原点を始点として円上の任意の点に向かって直線的に外に延びる。周方向シールレールアセンブリは、高温ガス流(例えば、206)がブレード列を迂回するのを阻止し、これにより、流れは、ブレードの翼形部の有効長さに沿って送られる。
シールレール412は、シールレール412を支持するように半径方向外表面414に沿って延在するフィレット413を両側に有する。タービンの運転中、高い圧力および温度によって生じる疲労は、シュラウド400の傷、瑕疵、または基準位置410の形成をもたらし得る。一実施形態では、基準位置410は、シールレール412のフィレット413の近傍の亀裂である。このような場合、基準位置410が1つ以上のフィレット413またはシールレール412などの構造領域内またはその近傍にあれば、以下で説明するように、基準位置410を補修および除去するためにリリーフカットを使用することができる。リリーフカットは、シュラウドに溶接処理を行うことなく形成することができる。一方、溶接を使用して基準位置を補修する処理は、フィレット413などの、翼形部シュラウド400の材料構造領域に悪影響を及ぼし得る。シュラウド400はまた、その選択領域に硬質表面コーティング(または層)415を含んでもよい。硬質表面コーティング415は、溶射炭化クロム(または任意の他の適切な材料)などの耐摩耗性材料であってもよい。硬質表面層415は、隣接するシュラウド部分と接触し得る(または擦れ得る)、シュラウドの表面上に配置される。例えば、隣接する(または第2の)シュラウド(図示せず)は、第1のシュラウド(図示されている)の硬質表面層415と接触する第2の端縁408を有する。
図5は、本発明の一態様による、翼形部の先端に配置されたブレードシュラウド400の上面図を示す。シュラウド400は、シュラウドの端縁に形成された複合リリーフカット520を有する。リリーフカット520は、フィレット413および/またはシールレール412の端部に配置された硬質表面層415を通って延在してもよい。複合リリーフカットは、それぞれが異なる曲率半径を有する2つのセクションを有し、この構成は、部品の応力を低減し、部品の動作寿命を増加させる。
図6は、図5に示したようなリリーフカット領域の拡大図を示す。硬質表面層415は、シールレール412の端部に配置されているが、これは、複合リリーフカットが形成される前にフィレット413の端部に存在していることもある。複合リリーフカット520は、第1の端縁406の一部分に形成され、第1の切削部521および第2の切削部523からなり、第1の切削部は、第2の切削部に滑らかにつながっている。第1の切削部521は、シールレール412の位置または中に始点があり、シールレールから第1の端縁406の遠位端に向かって延在する。第1の切削部521は、第1の半径522を有する湾曲輪郭を有する。第2の切削部523は、第1の切削部521の端部を始点とし、第1の切削部から第1の端縁406まで延在する。第2の切削部523も、湾曲輪郭を有するが、第2の半径524を有する。第2の半径524は、第1の半径522よりも大きい。単なる例として、第1の半径522は、約0.100インチから約0.125インチであってもよく、第2の半径は、約0.125インチから約0.200インチであってもよい。「約」という用語は、述べられている値に10%の許容差を与えるものとして規定される。理解できるように、複合リリーフカット520は、互いに滑らかにつながった2つの異なる半径の切削部(または湾曲部)から形成される。第1の切削部521の端部は、第2の切削部523の始点である。
第2の切削部523の端部と隣接する第1の端縁部分406との間には角度が形成される。外角531は、この部分の外側に形成される角度であり、角度531は、優角である。優角は、180度より大きいが、360度より小さい。単なる一例として、優角531は、約181度から約225度であってもよいが、特定の用途では必要に応じて、任意の適切な優角が使用されてもよい。第2の切削部523の端部と隣接する第1の端縁部分406との間には、内角530も形成される。内角530は、この部分の内側に形成される角度であり、内角530は、鈍角である。鈍角は、180度より小さいが、90度より大きい。角度530と角度531の合計は、360度に等しい。単なる一例として、内角530は、約135度から約179度であってもよいが、特定の用途では必要に応じて、任意の適切な鈍角が使用されてもよい。さらに、複合リリーフカット520は、部分的に硬質表面層415に形成されてもよい。
図7は、複合リリーフカット520の概略図を示す。第1の切削部521は、シールレール412との平行線から約30度の弧を描いて延在する。例えば、第1の切削部521は、シールレールの始点から始まって、約30度の弧にわたって延在する。第2の切削部523は、第1の切削部の端部を始点とし、シールレールとの平行線からさらに約60度から約90度の弧を描いて延在する。複合リリーフカット520(第1の切削部および第2の切削部の両方を含む)は、シールレールとの平行線から約90度から約120度の弧を描いて延在する。しかしながら、第1の切削部および第2の切削部の両方に、任意の適切な度合いの円弧範囲が使用されてもよい。
図8は、本発明の一態様による、翼形部シュラウドを改修するための方法800を示す。方法800は、翼形部シュラウドの第1の端縁406の基準位置410を特定する特定ステップ810を含むことができる。基準位置は、フィレット413の一部分を含み得る。フィレット413は、半径方向外表面414に沿って延在し、また、翼形部シュラウドの半径方向外表面414に沿って周方向に延在するシールレールに直接隣接して配置されている。
形成ステップ820は、基準位置410を除去するために翼形部シュラウドに溶接処理を行うことなく、フィレット413に複合リリーフカット520を形成する。複合リリーフカット520は、グラインダ、ドリルビット、ルータ、または任意の他の適切な研磨工具もしくは切削工具を用いて形成されてもよい。複合リリーフカット520は、シールレール412から第1の端縁406に向かって延在する、第1の半径522を有する第1の切削部521と、第1の切削部521の端部から第1の端縁406まで延在する、第2の半径524を有する第2の切削部523とを有する。第2の半径524は、第1の半径522よりも大きい。さらに、形成ステップは、複合リリーフカットを形成するために硬質表面層を切削することを含んでもよい。翼形部シュラウドの改修は、複合リリーフカット520の形成後に完了し、翼形部シュラウドは、ステップ830で、リリーフカットの形成後にターボ機械に取り付けられてもよい。
本発明は、限られた数の実施形態に関して詳細に説明してきたが、本発明が、このような開示された実施形態に限定されないことは容易に理解されよう。それどころか、本発明は、これまでに説明していないが、本発明の精神および範囲に相応する無数の変形、変更、置換、または同等の構成を取り入れるために修正することができる。さらに、本発明の様々な実施形態について説明してきたが、本発明の態様が、説明した実施形態の一部しか含まなくてもよいことが理解されるべきである。したがって、本発明は、前述の説明によって限定されるものとして理解されるべきではなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
[実施態様1]
翼形部(202)の先端に配置された翼形部シュラウド(400)を改修するための方法(800)であって、前記翼形部シュラウド(400)が、第1の端縁(406)、第2の端縁(408)、前縁(402)、および後縁(404)を有し、前記方法(800)が、
前記翼形部シュラウド(400)の前記第1の端縁(406)の基準位置(410)を特定するステップ(810)であって、前記基準位置(410)が、フィレット(413)の一部分を含み、シールレール(412)が、前記翼形部シュラウド(400)の半径方向外表面(414)に沿って周方向に延在し、前記フィレット(413)が、前記半径方向外表面(414)に沿って延在し、前記シールレール(412)に直接隣接して配置されているステップ(810)と、
前記基準位置(410)を除去するために前記翼形部シュラウド(400)に溶接処理を行うことなく前記フィレット(413)に複合リリーフカット(520)を形成するステップ(820)であって、前記複合リリーフカット(520)が、前記シールレール(412)から前記第1の端縁(406)に向かって延在する、第1の半径(522)を有する第1の切削部(521)および前記第1の切削部(521)の端部から前記第1の端縁(406)まで延在する、第2の半径(524)を有する第2の切削部(523)を有し、前記第2の半径(524)が、前記第1の半径(522)よりも大きく、前記翼形部シュラウド(400)の改修が、前記複合リリーフカット(520)を形成するステップ(820)の後に完了するステップ(820)と
を含む方法(800)。
[実施態様2]
前記リリーフカット(520)を形成する前記ステップ(820)の後に前記翼形部シュラウド(400)をターボ機械(100)に取り付けるステップ(830)
をさらに含む、実施態様1に記載の方法(800)。
[実施態様3]
前記第2の切削部(523)の端部と前記第1の端縁(406)との間に形成される外角(531)が、優角である、実施態様1に記載の方法(800)。
[実施態様4]
前記第2の切削部(523)の端部と前記第1の端縁(406)との間に形成さる内角(530)が、鈍角である、実施態様1に記載の方法(800)。
[実施態様5]
前記第1の半径(522)が、約0.100インチから約0.125インチであり、前記第2の半径(524)が、約0.125インチから約0.200インチである、実施態様3に記載の方法(800)。
[実施態様6]
前記第1の切削部(521)が、前記シールレール(412)との平行線から約30度の弧を描いて延在する、実施態様3に記載の方法(800)。
[実施態様7]
前記第2の切削部(523)が、前記第1の切削部(521)の前記端部を始点とし、前記第2の切削部(523)が、前記シールレール(412)との平行線からさらに約60度から約90度の弧を描いて延在し、前記複合リリーフカット(520)が、前記シールレール(412)との平行線から約90度から約120度の弧を描いて延在する、実施態様6に記載の方法(800)。
[実施態様8]
前記複合リリーフカット(520)を形成する前記ステップ(820)の間に硬質表面層(415)を切削することをさらに含む、実施態様3に記載の方法(800)。
[実施態様9]
ブレード(200)であって、
翼形部軸線(210)を有する翼形部(202)と、
前記翼形部(202)の先端に配置されたシュラウド(400)であって、第1の端縁(406)、第2の端縁(408)、前縁(402)、および後縁(404)を有するシュラウド(400)と、
前記シュラウド(400)の半径方向外表面(414)に沿って周方向に延在するシールレール(412)と、
前記シュラウド(400)の前記半径方向外表面(414)に沿って延在し、前記シールレール(412)に直接隣接して配置されたフィレット(413)と、
前記シュラウド(400)の前記第1の端縁(406)に形成された複合リリーフカット(520)であって、前記複合リリーフカット(520)が、前記シールレール(412)から前記第1の端縁(406)に向かって延在する、第1の半径(522)を有する第1の切削部(521)と、前記第1の切削部(521)の端部から前記第1の端縁(406)まで延在する、第2の半径(524)を有する第2の切削部(523)とを有し、前記第2の半径(524)が、前記第1の半径(522)よりも大きい複合リリーフカット(520)と
を備えるブレード(200)。
[実施態様10]
前記第2の切削部(523)の端部と前記第1の端縁(406)との間に形成された外角(531)が優角であるか、または、前記第2の切削部(523)の端部と前記第1の端縁(406)との間に形成された内角(530)が鈍角である、実施態様9に記載のブレード(200)。
[実施態様11]
前記第1の半径(522)が、約0.100インチから約0.125インチであり、前記第2の半径(524)が、約0.125インチから約0.200インチである、実施態様10に記載のブレード(200)。
[実施態様12]
前記第1の切削部(521)が、前記シールレール(412)との平行線から約30度の弧を描いて延在する、実施態様10に記載のブレード(200)。
[実施態様13]
前記第2の切削部(523)が、前記第1の切削部(521)の前記端部を始点とし、前記第2の切削部(523)が、前記シールレール(412)との平行線からさらに約60度から約90度の弧を描いて延在し、前記複合リリーフカット(520)が、前記シールレール(412)との平行線から約90度から約120度の弧を描いて延在する、実施態様12に記載のブレード(200)。
[実施態様14]
前記第1の端縁(406)の一部分に硬質表面層(415)をさらに備え、前記複合リリーフカット(520)が、部分的に前記硬質表面層(415)に形成されている、実施態様13に記載のブレード(200)。
[実施態様15]
タービン(100)であって、
ロータ(108)と、
前記ロータ(108)に連結されたブレード(200)であって、
翼形部軸線(210)を有する翼形部(202)と、
前記翼形部(202)の先端に配置されたシュラウド(400)であって、第1の端縁(406)、第2の端縁(408)、前縁(402)、および後縁(404)を有するシュラウド(400)、
前記シュラウド(400)の半径方向外表面(414)に沿って周方向に延在するシールレール(412)、
前記シュラウド(400)の前記半径方向外表面(414)に沿って延在し、前記シールレール(412)に直接隣接して配置されたフィレット(413)、および
前記シュラウド(400)の前記第1の端縁(406)に形成された複合リリーフカット(520)であって、前記複合リリーフカット(520)が、前記シールレール(412)から前記第1の端縁(406)に向かって延在する、第1の半径(522)を有する第1の切削部(521)と、前記第1の切削部(521)の端部から前記第1の端縁(406)まで延在する、第2の半径(524)を有する第2の切削部(523)とを有し、前記第2の半径(524)が、前記第1の半径(522)よりも大きい複合リリーフカット(520)
を備えるブレード(200)と
を備えるタービン(100)
[実施態様16]
前記第2の切削部(523)の端部と前記第1の端縁(406)との間に形成された外角(531)が優角であるか、または、前記第2の切削部(523)の端部と前記第1の端縁(406)との間に形成された内角(530)が鈍角である、実施態様15に記載のタービン(100)。
[実施態様17]
前記第1の半径(522)が、約0.100インチから約0.125インチであり、前記第2の半径(524)が、約0.125インチから約0.200インチである、実施態様16に記載のタービン(100)。
[実施態様18]
前記第1の切削部(521)が、前記シールレール(412)との平行線から約30度の弧を描いて延在する、実施態様16に記載のタービン(100)。
[実施態様19]
前記第2の切削部(523)が、前記第1の切削部(521)の前記端部を始点とし、前記第2の切削部(523)が、前記シールレール(412)との平行線からさらに約60度から約90度の弧を描いて延在し、前記複合リリーフカット(520)が、前記シールレール(412)との平行線から約90度から約120度の弧を描いて延在する、実施態様18に記載のタービン(100)。
[実施態様20]
前記ブレード(200)が、前記タービン(100)の第3の段に配置されている、実施態様19に記載のタービン(100)。
100 ガスタービンシステム
102 圧縮機
104 燃焼器
106 タービン
108 シャフト
110 燃料ノズル
112 燃料供給源
200 ブレード
202 翼形部
204 シールレール
206 高温ガス流
208 シュラウド
210 翼形部軸線
212 ロータ軸線
214 半径方向外面
216 半径方向内面
400 ブレードシュラウド、翼形部シュラウド
402 前縁
404 後縁
406 第1の端縁
408 第2の端縁
410 基準位置
412 シールレール
413 フィレット
414 半径方向外面
415 硬質表面コーティング、硬質表面層
520 複合リリーフカット
521 第1の切削部
522 第1の半径
523 第2の切削部
524 第2の半径
530 内角
531 外角、優角
800 方法
810 特定ステップ
820 形成ステップ
830 ステップ

Claims (15)

  1. 翼形部(202)の先端に配置された翼形部シュラウド(400)を改修するための方法(800)であって、前記翼形部シュラウド(400)が、第1の端縁(406)、第2の端縁(408)、前縁(402)及び後縁(404)を有し、当該方法(800)が、
    前記翼形部シュラウド(400)の1の端縁(406)の基準位置(410)を特定するステップ(810)であって、前記基準位置(410)が、フィレット(413)の一部分を含み、シールレール(412)が、前記翼形部シュラウド(400)の半径方向外表面(414)に沿って周方向に延在し、前記フィレット(413)が、前記半径方向外表面(414)に沿って延在しかつ前記シールレール(412)に直接隣接して配置されているステップ(810)と、
    前記基準位置(410)を除去するために前記翼形部シュラウド(400)に溶接処理を行わずに前記フィレット(413)に複合リリーフカット(520)を形成するステップ(820)であって、前記複合リリーフカット(520)が、前記シールレール(412)から1の端縁(406)に向かって延在す第1の半径(522)を有する第1の切削部(521)及び第1の切削部(521)の端部から1の端縁(406)まで延在する第2の半径(524)を有する第2の切削部(523)を有し、2の半径(524)が1の半径(522)よりも大きい、ステップと
    を含んでおり、前記翼形部シュラウド(400)の改修が、前記複合リリーフカット(520)を形成するステップ(820)の後に完了する、方法(800)。
  2. 前記リリーフカット(520)を形成するステップ(820)の後に前記翼形部シュラウド(400)をターボ機械(100)に取り付けるステップ(830)
    をさらに含む、請求項1に記載の方法(800)。
  3. 2の切削部(523)の端部と1の端縁(406)との間で前記翼形部シュラウド(400)の外側に形成される外角(531)優角である、請求項1に記載の方法(800)。
  4. 2の切削部(523)の端部と1の端縁(406)との間で前記翼形部シュラウド(400)の内側に形成さる内角(530)鈍角である、請求項1に記載の方法(800)。
  5. 1の半径(522)が0.1インチ~0.125インチ(2.54mm~3.175mm)であり、2の半径(524)が0.125インチ~0.2インチ(3.17mm~5.08mm)である、請求項3に記載の方法(800)。
  6. 1の切削部(521)が、前記シールレール(412)との平行線から0度の弧を描いて延在する、請求項3に記載の方法(800)。
  7. 2の切削部(523)が、1の切削部(521)の端部を始点とし、2の切削部(523)が、前記シールレール(412)との平行線からさらに0度~90度の弧を描いて延在し、前記複合リリーフカット(520)が、前記シールレール(412)との平行線から0度~120度の弧を描いて延在する、請求項6に記載の方法(800)。
  8. 前記翼形部シュラウド(400)が、第1の端縁(406)の一部分に硬質表面層(415)をさらに備えており、当該方法(800)が、前記複合リリーフカット(520)を形成するステップ(820)の間に前記硬質表面層(415)を切削することをさらに含む、請求項3に記載の方法(800)。
  9. ブレード(200)であって、
    翼形部軸線(210)を有する翼形部(202)と、
    前記翼形部(202)の先端に配置されたシュラウド(400)であって、第1の端縁(406)、第2の端縁(408)、前縁(402)及び後縁(404)を有するシュラウド(400)と、
    前記シュラウド(400)の半径方向外表面(414)に沿って周方向に延在するシールレール(412)と、
    前記シュラウド(400)の半径方向外表面(414)に沿って延在し、前記シールレール(412)に直接隣接して配置されたフィレット(413)と、
    前記シュラウド(400)の第1の端縁(406)に形成された複合リリーフカット(520)であって、前記複合リリーフカット(520)が、前記シールレール(412)から第1の端縁(406)に向かって延在する第1の半径(522)を有する第1の切削部(521)と、第1の切削部(521)の端部から第1の端縁(406)まで延在する第2の半径(524)を有する第2の切削部(523)とを有し、第2の半径(524)が第1の半径(522)よりも大きい複合リリーフカット(520)と
    を備えるブレード(200)。
  10. 第2の切削部(523)の端部と第1の端縁(406)との間で前記翼形部シュラウド(400)の外側に形成され角(531)が優角であるか、或いは第2の切削部(523)の端部と第1の端縁(406)との間で前記翼形部シュラウド(400)の内側に形成され角(530)が鈍角である、請求項9に記載のブレード(200)。
  11. 1の半径(522)が0.1インチ~0.125インチ(2.54mm~3.175mm)であり、2の半径(524)が0.125インチ~0.2インチ(3.17mm~5.08mm)である、請求項10に記載のブレード(200)。
  12. 第1の切削部(521)が、前記シールレール(412)との平行線から0度の弧を描いて延在する、請求項10に記載のブレード(200)。
  13. 第2の切削部(523)が、第1の切削部(521)の端部を始点とし、第2の切削部(523)が、前記シールレール(412)との平行線からさらに0度~90度の弧を描いて延在し、前記複合リリーフカット(520)が、前記シールレール(412)との平行線から0度~120度の弧を描いて延在する、請求項12に記載のブレード(200)。
  14. 第1の端縁(406)の一部分に硬質表面層(415)をさらに備えており、前記複合リリーフカット(520)が、部分的に前記硬質表面層(415)に形成されている、請求項13に記載のブレード(200)。
  15. タービン(100)であって、当該タービン(100)が、
    ロータ(108)と、
    前記ロータ(108)に連結されたブレード(200)
    を備えており、前記ブレード(200)が、
    翼形部軸線(210)を有する翼形部(202)
    前記翼形部(202)の先端に配置されたシュラウド(400)であって、第1の端縁(406)、第2の端縁(408)、前縁(402)及び後縁(404)を有するシュラウド(400)、
    前記シュラウド(400)の半径方向外表面(414)に沿って周方向に延在するシールレール(412)、
    前記シュラウド(400)の半径方向外表面(414)に沿って延在し、前記シールレール(412)に直接隣接して配置されたフィレット(413)、及び
    前記シュラウド(400)の第1の端縁(406)に形成された複合リリーフカット(520)であって、前記複合リリーフカット(520)が、前記シールレール(412)から第1の端縁(406)に向かって延在する第1の半径(522)を有する第1の切削部(521)と、第1の切削部(521)の端部から第1の端縁(406)まで延在する第2の半径(524)を有する第2の切削部(523)とを有し、第2の半径(524)が、第1の半径(522)よりも大きい複合リリーフカット(520)
    を備えている、タービン(100)
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