JP4493220B2 - 縦枠と横枠との連結構造 - Google Patents

縦枠と横枠との連結構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軽量形鋼よりなる縦枠と横枠とを交差方向に連結するための連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、縦枠と横枠とを交差方向に連結する構造としては種々のものが知られている。
【0003】
例えば、枠材がアルミニウム合金からなる押出し成型材のものにあっては、図10に示されるように、横枠51にビスホール53,53を押出成形時に一体的に形成しておき、図9に示されるように、縦枠52に形成したビス貫通孔52aにビス54のネジ部を貫通し前記横枠51のビスホール53に螺入して連結する構造が知られている。
【0004】
しかし、前述の例に示す連結構造は、枠材が押出成型による枠材の場合には採用可能であるが、軽量型材、すなわち帯板から冷間でロール成形法(ロールフォーミング)により製造した形鋼の場合には採用できないという問題があった。
【0005】
そのため、特開2000−192607号公報では、図11に示されるように、横枠62の端部開口に、外面側に係合片64cが形成された枠用接続具64を嵌入して設けるとともに、縦枠63に対して係合孔63dを形成しておき、前記横枠62の端部開口に嵌入設置された枠用接続具64の係合片64cを前記縦枠63の係合孔63dに対して上方側からの落し込みによって係合させながら連結する縦枠と横枠との連結構造が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特開2000−192607号記載の連結構造においては、横枠と縦枠との連結に際して、枠用接続具64が必要とされるため、連結用部材の品数が増えてしまう。また、部材品数が増えれば、その分連結にも手間が掛かるとともに、材料費も余分に必要となって、コスト高になるという問題があった。
【0007】
そこで、本発明の主たる課題は、軽量形鋼からなる縦枠と横枠との連結に当たっても、押出成型枠材と同様に、ビスのみで前記横枠と縦枠との連結を可能とした連結構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明は、軽量形綱よりなる縦枠と横枠とを交差方向に連結するための連結構造であって、
前記縦枠および横枠の内の一方側の枠にビス貫通孔を形成する一方、
前記縦枠および横枠の内の他方側の枠の部材端部に対し、部材長手方向に所定の間隔をおいて列状に幅方向に沿う切込み線を形成するとともに、部材端縁と前記切込み線とに挟まれた連架部、および切込み線と切込み線とに挟まれた連架部を部材端側から順に、枠材の板面を境に一方側と他方側とに交互に略半円弧状に曲げ加工してビスホールを形成し、
前記縦枠および横枠の内の一方側の枠に形成された前記貫通孔から連結用ビスのネジ部を貫通するとともに、前記縦枠および横枠の内の他方側の枠に形成された前記ビスホールに前記ネジ部を螺入し連結したことを特徴とするものである。
【0009】
この場合において、前記ビスホールの各連架部は、略半円弧状の板面が同一内径となるように形成しても良いし、略半円弧状の板面がビスホールの深部側に向かって内径を狭めるようにテーパ状に形成するようにしてもよい。
【0010】
なお、前記「軽量形鋼」とは、帯板から冷間でロール成形法(ロールフォーミング)により製造した各種断面の形鋼を言い、断面形状としては例えば、みぞ形鋼、山形鋼、リップ溝形鋼、リップ山形鋼などのものがある。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は本発明に係る連結構造によって縦枠と横枠とを連結し枠フレーム2を構成した場合の平面図であり、図2は図1のII−II線矢視図、図3は図1のIII部拡大図、図4は横枠の側面図および底面図である。
【0012】
壁パネルは、耐水性、耐湿性および美観性など浴室壁面に要求される機能を備えた表面板1と、この表面板1の裏面側に接着される縦枠3A、3Bおよび横枠4A、4Bからなる方形状の枠フレーム2と、この枠フレーム2の内部において前記表面板1の裏面に接着される石膏ボードなどの断熱板(図1では図示せず)と、から構成されるパネルユニットである。
【0013】
前記縦枠3A、3Bおよび横枠4A、4Bは共に、図3等に示されるように、所定断面形状、図示例ではリップ溝形断面の軽量形鋼が使用され、ビス6,6…により相互に連結され、方形状の枠フレーム2が構成されている。
【0014】
縦枠3A、3Bには、図2に示されるように、枠端部にそれぞれビス貫通孔3a、3aが設けられており、これらビス貫通孔3a、3aを連結用ビス(以下、単にビスという。)6が貫通して、後述のビスホール5を有する横枠4A、4Bと接続される。なお、図示例では、補助横枠(図示せず)が必要になった場合に備えて、前記貫通孔3a、3aの内側位置に貫通孔3b、3b、…が形成されている。
【0015】
一方、前記横枠4A、4Bは、図4に示されるように、枠の両端部にそれぞれ前記ビス6のネジ部6aの長さ以上の区間に亘ってビスホール5が形成されている。
【0016】
前記ビスホール5は、詳細には図6に示されるように、部材長手方向に所定の間隔をおいて列状に幅方向に沿う切込み線5a、5a…を形成するとともに、部材端縁と前記切込み線5aとに挟まれた連架部5b、および切込み線5aと切込み線5aとに挟まれた連架部5c、5c…を部材端から順に、枠材の板面を境に一方側と他方側とに交互に略半円弧状に曲げ加工して形成されたビスホールである。
【0017】
このビスホール5は、押出し成形型材のように部材長手方向に連続したビスホールとはならないが、不連続ながらも前記連架部5b、5c…によって、部材長手方向に連続する擬似円形孔が形成され、ビスホールとして十分に機能し得るものとなる。
【0018】
前記ビスホール5の形成態様としては、図6に示されるように、前記ビスホール5の各連架部5b、5c…において、略半円弧状の板面が同一内径となるうに形成するようにしてもよいし、図7に示されるように、前記ビスホール5の各連架部5b、5c…において、略半円弧状の板面が深部側に向かって内径を狭めるようにテーパ状に形成するようにしてもよい。特に後者のように各連架部5b、5c…をテーパ状に形成した場合には、各連架部5b、5c…のビスホール5の深部がわ縁部がビス6のネジ山に刻入するようになり、ビス6の抜止めを図るようになる。
【0019】
壁パネルの組立に当たっては、図1および図3に示されるように、前記縦枠3A、3Bに形成された前記貫通孔3a、3aから連結用ビス6のネジ部6aを貫通させるとともに、前記横枠4A、4Bに形成された前記ビスホール5に前記ネジ部6aを螺入して連結し、方形状の枠フレーム2を完成させる。この枠フレーム2を表面板1の裏側に接着し、枠フレーム2の内部に断熱材7を接着剤により貼り合わせて組み立てを完了する。
【0020】
【発明の効果】
以上詳説のとおり本発明によれば、軽量形鋼からなる縦枠と横枠との連結に当たっても、押出成型枠材の場合と同様に、ビスのみで前記縦枠と横枠との連結が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る連結構造によって縦枠と横枠とを連結し枠フレーム2を構成した場合の平面図である。
【図2】縦枠3A(3B)の正面図(図1のII−II線矢視図)である。
【図3】縦枠3Aと横枠4Bとの連結構造を示す要部拡大図(図1のIII部拡大図)である。
【図4】横枠4A(4B)の(A)は側面図、(B)は底面図である。
【図5】横枠4A(4B)の正面図である。
【図6】ビスホール5部分の縦断面図である。
【図7】ビスホール5の他の形成態様を示す縦断面図である。
【図8】壁パネルの組立要領を示す分解図である。
【図9】従来の連結構造を示す縦断面図である。
【図10】その横枠51の断面図である。
【図11】従来の軽量形綱からなる縦枠と横枠との連結構造を示す要部正面図である。
【符号の説明】
1…表面板、2…枠フレーム、3A・3B…縦枠、4A・4B…横枠、5…ビスホール、5a…切込み線、5b・5c…連架部、6…連結用ビス、6a…ネジ部、7…断熱材

Claims (3)

  1. 軽量形綱よりなる縦枠と横枠とを交差方向に連結するための連結構造であって、
    前記縦枠および横枠の内の一方側の枠にビス貫通孔を形成する一方、
    前記縦枠および横枠の内の他方側の枠の部材端部に対し、部材長手方向に所定の間隔をおいて列状に幅方向に沿う切込み線を形成するとともに、部材端縁と前記切込み線とに挟まれた連架部、および切込み線と切込み線とに挟まれた連架部を部材端側から順に、枠材の板面を境に一方側と他方側とに交互に略半円弧状に曲げ加工してビスホールを形成し、
    前記縦枠および横枠の内の一方側の枠に形成された前記貫通孔から連結用ビスのネジ部を貫通するとともに、前記縦枠および横枠の内の他方側の枠に形成された前記ビスホールに前記ネジ部を螺入し連結したことを特徴とする縦枠と横枠との連結構造。
  2. 前記ビスホールの各連架部は、略半円弧状の板面が同一内径となるように形成されている請求項1記載の縦枠と横枠との連結構造。
  3. 前記ビスホールの各連架部は、略半円弧状の板面がビスホールの深部側に向かって内径を狭めるようにテーパ状に形成されている請求項1記載の縦枠と横枠との連結構造。
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