JP4492739B2 - 通信装置、方法及びプログラム - Google Patents
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Description
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以下、本発明による通信装置及び方法の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。第1の実施形態の通信装置(チャンネル選択情報通信装置)は、IPマルチキャスト放送の受信端末に設けられ、チャンネルの選択情報を送信するものである。
図1は、第1の実施形態に係るチャンネル選択情報通信装置を含む、IPマルチキャスト放送システムの構成を示すブロック図である。
次に、以上のような構成を有するIPマルチキャスト放送システム100の動作、特に、視聴情報の収集に関係する動作を説明する。
以上では、送信待ち時間を乱数を用いて決定する場合を示したが、当該端末101に特有な情報(MACアドレス、IPアドレス、電話番号など)を利用して送信待ち時間を決定するようにしても良い。例えば、IPアドレスの下位側2桁の番号の1.2倍の数を送信待ち時間とするようにしても良い。下位側2桁が「34」であれば、34×1.2=40.8(秒)が送信待ち時間となる。
上記第1の実施形態によれば、乱数などに基づいて決定した送信待ち時間を待ってチャンネル情報を送信させるようにしたので、多くの視聴者が一斉にチャンネルを変更するような視聴チャンネルの偏りが発生しても、視聴情報受信サーバへの送信が時間的に分散され、視聴情報の収集をより正確に実行させることができる。
次に、本発明による通信装置及び方法の第2の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。第2の実施形態の通信装置(チャンネル選択情報通信装置)は、IPマルチキャスト受信端末をも収容している、宅内のホームゲートウェイ装置に設けられ、チャンネルの選択情報を送信するものである。
図8は、第2の実施形態に係るチャンネル選択情報通信装置を含む、IPマルチキャスト放送システムの構成を示すブロック図であり、第1の実施形態に係る図1との同一、対応部分には同一符号を付して示している。
次に、以上のような構成を有するIPマルチキャスト放送システム800の動作、特に、視聴情報の収集に関係する動作を説明する。
上記第2の実施形態によれば、乱数などに基づいて決定した送信待ち時間を待ってマルチキャスト情報を送信させるようにしたので、多くの視聴者が一斉にチャンネルを変更するような視聴チャンネルの偏りが発生しても、視聴情報受信サーバへの送信が時間的に分散され、視聴情報の収集をより正確に実行させることができる。
上記各実施形態の説明においても、種々変形実施形態に言及したが、さらに、以下に例示するような変形実施形態を挙げることができる。
Claims (17)
- 放送信号の送信元に対応するアドレスを格納する格納手段と、
当該通信装置と他の通信装置とを識別する識別情報であって当該通信装置が有する識別情報から待ち時間を生成し、又は、乱数を利用して待ち時間を生成する時間生成手段と、
第1装置にて選択された放送信号の情報を、選択情報として受信する選択情報受信手段と、
上記格納手段より上記選択情報に対応するアドレスを取り出し、当該アドレスを含む放送信号の要求信号を、放送サーバに接続されるネットワークに送信する第1送信手段と、
上記ネットワークから到来した上記選択情報に対応する放送信号を上記第1装置に伝送する放送信号受信手段と、
上記選択情報を、上記選択情報を収集する収集サーバに送信する第2送信手段と、
上記選択情報受信手段が、上記待ち時間の非計測中に上記第1装置から上記選択情報を受信した場合に、上記待ち時間を計測する計測手段とを備え、
上記収集サーバへの宛先情報は全て又は一部が定期的又は不定期に変わるものであり、
上記第2送信手段は、
上記放送信号を視聴するユーザを上記ネットワーク側で認証させる際に、上記収集サーバへの宛先情報を取得しておき、
上記選択情報の受信によって上記計測手段が上記待ち時間の計測を開始してから上記待ち時間の経過後に、取得しておいた宛先情報を用いて、上記収集サーバに、送信元アドレスをダミーデータとして、上記計測開始のトリガとなった上記選択情報を送信する
ことを特徴とする通信装置。 - 上記選択情報受信手段が、上記計測手段による上記待ち時間の計測開始のトリガとなった選択情報の受信後であって、上記待ち時間の経過前に他の選択情報を受信した場合に、
上記第2送信手段は、上記待ち時間の経過後に、計測開始のトリガとなった選択情報と、待ち時間の計測中に上記選択情報受信手段が受信した他の選択情報とをまとめて、送信元アドレスをダミーデータとして、上記収集サーバに送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 上記選択情報受信手段が、上記第1装置から、上記第1装置にて選択された上記第1選択情報を受信し、第2装置から、当該第2装置にて選択された第2選択情報を受信する場合に、
上記放送信号受信手段が、
上記ネットワークから到来した上記第1選択情報に対応する上記第1放送信号を、上記第1装置に伝送し、
上記ネットワークから到来した上記第2選択情報に対応する上記第2放送信号を、上記第2装置に伝送する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。 - 当該通信装置が、ホームゲートウェイであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の通信装置。
- 放送信号の送信元に対応するアドレスを格納する格納手段と、
当該通信装置と他の通信装置とを識別する識別情報であって当該通信装置が有する識別情報から待ち時間を生成し、又は、乱数を利用して待ち時間を生成する時間生成手段と、
当該通信装置のユーザにて選択された放送信号の情報を、選択情報として受信する選択情報受信手段と、
上記格納手段より上記選択情報に対応するアドレスを取り出し、当該アドレスを含む放送信号の要求信号を、放送サーバに接続されるネットワークに送信する第1送信手段と、
上記ネットワークから到来した上記選択情報に対応する放送信号を受信する放送信号受信手段と、
上記選択情報を、上記選択情報を収集する収集サーバに送信する第2送信手段と、
上記選択情報受信手段が、上記待ち時間の非計測中に上記選択情報を受信した場合に、上記待ち時間を計測する計測手段とを備え、
上記収集サーバへの宛先情報は全て又は一部が定期的又は不定期に変わるものであり、
上記第2送信手段は、
上記放送信号を視聴するユーザを上記ネットワーク側で認証させる際に、上記収集サーバへの宛先情報を取得しておき、
上記選択情報の受信によって上記計測手段が上記待ち時間の計測を開始してから上記待ち時間の経過後に、取得しておいた宛先情報を用いて、上記収集サーバに、送信元アドレスをダミーデータとして、上記計測開始のトリガとなった上記選択情報を送信する
ことを特徴とする通信装置。 - 上記選択情報受信手段が、上記計測手段による上記待ち時間の計測開始のトリガとなった選択情報の受信後であって、上記待ち時間の経過前に他の選択情報を受信した場合に、
上記第2送信手段は、上記待ち時間の経過後に、計測開始のトリガとなった選択情報と、待ち時間の計測中に上記選択情報受信手段が受信した他の選択情報とをまとめて、送信元アドレスをダミーデータとして、上記収集サーバに送信する
ことを特徴とする請求項5に記載の通信装置。 - 当該通信装置が、IPマルチキャスト受信端末であることを特徴とする請求項5又は6に記載の通信装置。
- 通信装置が実行する通信方法において、
上記通信装置は、格納手段、時間生成手段、選択情報受信手段、第1送信手段、放送信号受信手段、第2送信手段及び計測手段とを備え、
放送信号の送信元に対応するアドレスを格納する、上記格納手段が実行する格納ステップと、
当該通信装置と他の通信装置とを識別する識別情報であって当該通信装置が有する識別情報から待ち時間を生成し、又は、乱数を利用して待ち時間を生成する、上記時間生成手段が実行する時間生成ステップと、
第1装置にて選択された放送信号の情報を、選択情報として受信する、上記選択情報受信手段が実行する選択情報受信ステップと、
上記格納手段より上記選択情報に対応するアドレスを取り出し、当該アドレスを含む放送信号の要求信号を、放送サーバに接続されるネットワークに送信する、上記第1送信手段が実行する第1送信ステップと、
上記ネットワークから到来した上記選択情報に対応する放送信号を上記第1装置に伝送する、上記放送信号受信手段が実行する放送信号受信ステップと、
上記選択情報を、上記選択情報を収集する収集サーバに送信する、上記第2送信手段が実行する第2送信ステップと、
上記選択情報受信手段が、上記待ち時間の非計測中に上記第1装置から上記選択情報を受信した場合に、上記待ち時間を計測する、上記計測手段が実行する計測ステップとを含み、
上記収集サーバへの宛先情報は全て又は一部が定期的又は不定期に変わるものであり、
上記第2送信ステップでは、
上記放送信号を視聴するユーザを上記ネットワーク側で認証させる際に、上記収集サーバへの宛先情報を取得しておき、
上記選択情報の受信によって上記計測手段が上記待ち時間の計測を開始してから上記待ち時間の経過後に、取得しておいた宛先情報を用いて、上記収集サーバに、送信元アドレスをダミーデータとして、上記計測開始のトリガとなった上記選択情報を送信する
ことを特徴とする通信方法。 - 上記選択情報受信ステップで、上記計測ステップによる上記待ち時間の計測開始のトリガとなった選択情報の受信後であって、上記待ち時間の経過前に他の選択情報を受信した場合に、
上記第2送信ステップで、上記待ち時間の経過後に、計測開始のトリガとなった選択情報と、待ち時間の計測中に上記選択情報受信手段が受信した他の選択情報とをまとめて、送信元アドレスをダミーデータとして、上記収集サーバに送信する
ことを特徴とする請求項8に記載の通信方法。 - 上記選択情報受信ステップが、上記第1装置から、上記第1装置にて選択された上記第1選択情報を受信し、第2装置から、第2装置にて選択された第2選択情報を受信する場合に、
上記放送信号受信ステップは、
上記ネットワークから到来した上記第1選択情報に対応する上記第1放送信号を、上記第1装置に伝送し、
上記ネットワークから到来した上記第2選択情報に対応する上記第2放送信号を、上記第2装置に伝送する
ことを特徴とする請求項8又は9に記載の通信方法。 - 通信装置が実行する通信方法において、
上記通信装置は、格納手段、時間生成手段、選択情報受信手段、第1送信手段、放送信号受信手段、第2送信手段及び計測手段とを備え、
放送信号の送信元に対応するアドレスを格納する、上記格納手段が実行する格納ステップと、
当該通信装置と他の通信装置とを識別する識別情報であって当該通信装置が有する識別情報から待ち時間を生成し、又は、乱数を利用して待ち時間を生成する、上記時間生成手段が実行する時間生成ステップと、
当該通信装置のユーザにて選択された放送信号の情報を、選択情報として受信する、上記選択情報受信手段が実行する選択情報受信ステップと、
上記格納手段より上記選択情報に対応するアドレスを取り出し、当該アドレスを含む放送信号の要求信号を、放送サーバに接続されるネットワークに送信する、上記第1送信手段が実行する第1送信ステップと、
上記ネットワークから到来した上記選択情報に対応する放送信号を受信する、上記放送信号受信手段が実行する放送信号受信ステップと、
上記選択情報を、上記選択情報を収集する収集サーバに送信する、上記第2送信手段が実行する第2送信ステップと、
上記選択情報受信手段が、上記待ち時間の非計測中に上記選択情報を受信した場合に、上記待ち時間を計測する、上記計測手段が実行する計測ステップとを含み、
上記収集サーバへの宛先情報は全て又は一部が定期的又は不定期に変わるものであり、
上記第2送信ステップでは、
上記放送信号を視聴するユーザを上記ネットワーク側で認証させる際に、上記収集サーバへの宛先情報を取得しておき、
上記選択情報の受信によって上記計測手段が上記待ち時間の計測を開始してから上記待ち時間の経過後に、取得しておいた宛先情報を用いて、上記収集サーバに、送信元アドレスをダミーデータとして、上記計測開始のトリガとなった上記選択情報を送信する
ことを特徴とする通信方法。 - 上記選択情報受信ステップで、上記計測ステップによる上記待ち時間の計測開始のトリガとなった選択情報の受信後であって、上記待ち時間の経過前に他の選択情報を受信した場合に、
上記第2送信ステップで、上記待ち時間の経過後に、計測開始のトリガとなった選択情報と、待ち時間の計測中に上記選択情報受信手段が受信した他の選択情報とをまとめて、送信元アドレスをダミーデータとして、上記収集サーバに送信する
ことを特徴とする請求項11に記載の通信方法。 - 通信装置に搭載されているコンピュータを、
放送信号の送信元に対応するアドレスを格納する格納手段と、
当該通信装置と他の通信装置とを識別する識別情報であって当該通信装置が有する識別情報から待ち時間を生成し、又は、乱数を利用して待ち時間を生成する時間生成手段と、
第1装置にて選択された放送信号の情報を、選択情報として受信する選択情報受信手段と、
上記格納手段より上記選択情報に対応するアドレスを取り出し、当該アドレスを含む放送信号の要求信号を、放送サーバに接続されるネットワークに送信する第1送信手段と、
上記ネットワークから到来した上記選択情報に対応する放送信号を上記第1装置に伝送する放送信号受信手段と、
上記選択情報受信手段が、上記待ち時間の非計測中に上記第1装置から上記選択情報を受信した場合に、上記待ち時間を計測する計測手段と、
上記放送信号を視聴するユーザを上記ネットワーク側で認証させる際に、全て又は一部が定期的又は不定期に変わる収集サーバへの宛先情報を取得しておき、上記選択情報の受信によって上記計測手段が上記待ち時間の計測を開始してから上記待ち時間の経過後に、取得しておいた宛先情報を用いて、上記選択情報を収集する上記収集サーバに、送信元アドレスをダミーデータとして、上記計測開始のトリガとなった上記選択情報を送信する第2送信手段と
して機能させることを特徴とする通信プログラム。 - 上記選択情報受信手段としての機能部が、上記計測手段による上記待ち時間の計測開始のトリガとなった選択情報の受信後であって、上記待ち時間の経過前に他の選択情報を受信した場合に、
上記第2送信手段としての機能部が、上記待ち時間の経過後に、計測開始のトリガとなった選択情報と、待ち時間の計測中に上記選択情報受信手段が受信した他の選択情報とをまとめて、送信元アドレスをダミーデータとして、上記収集サーバに送信する
ことを特徴とする請求項13に記載の通信プログラム。 - 上記選択情報受信手段としての機能部が、上記第1装置から、上記第1装置にて選択された上記第1選択情報を受信し、第2装置から、第2装置にて選択された第2選択情報を受信する場合に、
上記放送信号受信手段としての機能部は、
上記ネットワークから到来した上記第1選択情報に対応する上記第1放送信号を、上記第1装置に伝送し、
上記ネットワークから到来した上記第2選択情報に対応する上記第2放送信号を、上記第2装置に伝送する
ことを特徴とする請求項13又は14に記載の通信プログラム。 - 通信装置に搭載されているコンピュータを、
放送信号の送信元に対応するアドレスを格納する格納手段と、
当該通信装置と他の通信装置とを識別する識別情報であって当該通信装置が有する識別情報から待ち時間を生成し、又は、乱数を利用して待ち時間を生成する時間生成手段と、
当該通信装置のユーザにて選択された放送信号の情報を、選択情報として受信する選択情報受信手段と、
上記格納手段より上記選択情報に対応するアドレスを取り出し、当該アドレスを含む放送信号の要求信号を、放送サーバに接続されるネットワークに送信する第1送信手段と、
上記ネットワークから到来した上記選択情報に対応する放送信号を受信する放送信号受信手段と、
上記選択情報受信手段が、上記待ち時間の非計測中に上記選択情報を受信した場合に、上記待ち時間を計測する計測手段と、
上記放送信号を視聴するユーザを上記ネットワーク側で認証させる際に、全て又は一部が定期的又は不定期に変わる収集サーバへの宛先情報を取得しておき、上記選択情報の受信によって上記計測手段が上記待ち時間の計測を開始してから上記待ち時間の経過後に、取得しておいた宛先情報を用いて、上記選択情報を収集する上記収集サーバに、送信元アドレスをダミーデータとして、上記計測開始のトリガとなった上記選択情報を送信する第2送信手段と
して機能させることを特徴とする通信プログラム。 - 上記選択情報受信手段としての機能部が、上記計測手段による上記待ち時間の計測開始のトリガとなった選択情報の受信後であって、上記待ち時間の経過前に他の選択情報を受信した場合に、
上記第2送信手段としての機能部が、上記待ち時間の経過後に、計測開始のトリガとなった選択情報と、待ち時間の計測中に上記選択情報受信手段が受信した他の選択情報とをまとめて、送信元アドレスをダミーデータとして、上記収集サーバに送信する
ことを特徴とする請求項16に記載の通信プログラム。
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